JP3258738B2 - 発光ダイオード表示装置 - Google Patents

発光ダイオード表示装置

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JP3258738B2
JP3258738B2 JP925593A JP925593A JP3258738B2 JP 3258738 B2 JP3258738 B2 JP 3258738B2 JP 925593 A JP925593 A JP 925593A JP 925593 A JP925593 A JP 925593A JP 3258738 B2 JP3258738 B2 JP 3258738B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湾曲した基板を用いた発
光ダイオード表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、湾曲した基板上に発光ダイオード
を載置された発光ダイオード表示装置が、例えば本出願
人により実願平3−38539号にて出願されている。
これを図5の断面図に従って説明する。基板41は絶縁
基板上に導電パターンが形成されたものであり、側面か
ら見ると略円弧状に湾曲されている。発光ダイオード4
2が基板41上にマトリクス状に整列して載置され配線
されている。樹脂からなる支持体43は湾曲して成型さ
れ、支持体43のボス44が基板41の孔に貫通した後
に熱溶着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして上述の発光ダ
イオード表示装置に於て、元は平板である基板41は支
持体43の表面に沿って強制的に湾曲されて熱溶着され
ているので、基板41には元に戻ろうとする応力が常に
加わっている。更に基板41と支持体43はこの熱溶着
部による点のみの固定である。従って、熱溶着部はこわ
れ易いので、基板41は支持体43から外れ易い。また
熱溶着部を設けるスペースが要るので、発光ダイオード
42同士のピッチを小さくできないので精微な表示がで
きない。また、基板41が接着剤にて支持体43に固定
されると、基板41は発光ダイオード42からの発熱に
より、接着剤が劣化し基板41が外れ易い。
【0004】更にこの装置では、各発光ダイオード42
を仕切るものがないので、個々の発光ダイオード42か
ら放出された光が全体的に拡がり、各放出光による個々
の表示が不明瞭となる。故に、本発明は基板の固定が確
実であり、かつ個々の発光ダイオードから放出された光
が独立して表示される発光ダイオード表示装置を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、外周と内周が共に湾曲した側部に複数の
透孔が形成された反射枠と、反射枠の側部の内周側に湾
曲して略当接する基板と、反射枠の複数の透孔に位置す
る様に基板の外周側に載置された複数の発光ダイオード
と、基板の内周側に略当接しかつ反射枠に固定された支
持体とを設けるものである。
【0006】
【作用】本発明は上述の様に、基板の外周側を反射枠の
側部の内周側に略当接させ、基板の内周側を支持体に略
当接させるので、基板は両面から保持されるから、基板
の固定は確実となる。更に、基板上の個々の発光ダイオ
ードは反射枠の透孔によりそれぞれ仕切られるので、個
々の発光ダイオードからの光が独立して放出される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1の正面図と図2
のAA断面図と図3のBB断面図と図4の裏面図に従い
説明する。これらの図に於て、反射枠1は例えばノリル
樹脂にて成型されたものであり、肉厚が約2.5mmで
あり、その側部2が例えば外周R40mm、内周R3
7.5mmの円弧状になる様に中空状に形成されてい
る。側部2に略直角に連なって壁部3、4が形成され、
その壁部3、4にそれぞれ略直角に連なってフランジ
5、6が形成されている。壁部3の所定の位置とそれに
連なるフランジ5にかけて窓部7、8が形成され、壁部
4の所定の位置とそれに連なるフランジ6にかけて窓部
9、10が形成されている。フランジ5にボス部11、
12と孔部13が形成され、フランジ6にボス部14、
15と孔部16が形成されている。壁部3、4の中心近
傍の内面に、それぞれフランジ5、6に略直角方向にリ
ブ17、18が形成されている。側部2の内面には、フ
ランジ5、6に略直角方向にボス19、20が形成され
ている。
【0008】側部2には複数の透孔21がマトリクス状
に、例えば17行、19列に形成されている。この透孔
21を図2の様に横から見ると、ある行の透孔21の中
心と側部2の円弧の中心22を結ぶ線と、隣の行の透孔
21の中心と円弧の中心22を結ぶ線がなす角度が例え
ば5°になる様に配列されている。そして全ての透孔2
1は、図2で言えば水平の方向、すなわちフランジ6に
略直交する方向に形成されている。この方向に揃える方
が反射枠1を成型し易いからである。またこの方向に揃
えることによって、中心線BBの近くに位置する透孔2
1の深さが、上または下の行の透孔21の深さより浅く
形成できる。その結果、中心線BBの近くの方が、側部
2の内周付近に配置される発光ダイオードと側部2の外
周までの距離が比較的短くなるので、中心線BB近くの
発光ダイオードの輝度が上がる。
【0009】透孔21を図1の様に正面から見ると、マ
トリクス状に配列された透孔21の左右の中心線AAに
対して、1列隣の列に位置する透孔21同士の中心を結
ぶ線は例えばR1800mmの円弧状にあり、中心線A
Aから離れた列の透孔21同士の中心を結ぶ線は、中心
線AAに離れるに従い小さい円弧状にある。例えば、中
心線AAに対して9列目の透孔21同士の中心を結ぶ線
はR400mmの円弧である。この様な透孔21の配列
をする事により、上端近く及び下端近くの透孔21の整
列した左右方向の長さより、中心(BB線)近くの透孔
21の整列した左右長さを大きくすることができる。ま
た中心(BB線)に位置する透孔21の孔径を例えば3
mmとし、中心より上または下に離れるに従って、その
行に位置する透孔21の孔径を小さくする。例えば中心
線BBに対して8行目の上または下に位置する行にある
透孔21の孔径は2.3mmである。この様に上または
下の行の透孔21より、中心線BBに近い行の透孔21
の孔径を大きくしかつ整列した左右の長さを大きくする
のは、中心線BB近くの放出光の輝度が上がり、行毎に
スクロール点灯した時に、あたかも表示された数字また
は模様が回転している様に見え、表示品質を向上させる
ためである。
【0010】基板23はガラス繊維入りエポキシ樹脂か
らなる絶縁基板上に銅箔からなる導電パターンが形成さ
れ、厚さが約0.3mmである。基板23は反射枠1の
リブ17、18に対応する位置にそれぞれ切欠24、2
5が形成され、反射枠1のボス19、20に対応する位
置にそれぞれ孔26、27が形成されている。
【0011】発光ダイオード28、29は例えば燐化ガ
リウムからなり、それぞれ波長700nmの赤色、波長
555nmの緑色を発光し、大きさは共に約300μm
の立方体である。発光ダイオード28、29は基板23
の導電パターン上に導電性接着剤を介して固定され、他
の導電パターンに配線されている。発光ダイオード2
8、29が載置された基板23は元は平板であるが、反
射枠1のリブ17、18に基板の切欠部24、25が位
置合せされ、中心付近に力が加えられ、反射枠1の側部
2の内周に沿って保持されている。この様にリブ17、
18により、基板23の切欠部24、25が案内される
ので、側部2の内周に発光ダイオード28と29が近づ
く様に基板23を押し込んだ時に、発光ダイオード2
8、29が所定の位置からずれて側部2に接触し、損傷
されることがない。更に、基板23の孔26、27に側
部2のボス19、20が挿入され位置決めされるので、
基板23は側部2の所定の位置に正確に保持されること
ができる。上述の様に、基板23は側部2の内周側に湾
曲して略当接して保持され、基板23の外周側に載置さ
れた発光ダイオード28、29は反射枠1の透孔21の
内部に正確に収納されている。
【0012】支持体30は例えばノリル樹脂を成型した
ものであり、肉厚が約2mmであり正面から見て、略平
板状の基部31上に縦方向に3個の支持部32と横方向
に3個の補強部33を形成されたものである。基部31
には複数の放熱用の孔31aが形成されている。支持部
32と補強部33は格子状に互いに連なっている。支持
部32は基板23の内周側に略当接する様に、例えばR
37.2mmの円弧状に形成されている。上述の様に、
基板23は湾曲した外周側が反射枠1の側部2の内周に
当接し、その内周側が支持部32の外周側に当接するこ
とにより保持されている。基部31の4個所には、弾力
性のある様に断面が略逆U字状の爪34が形成され、そ
の先端には下に行く程厚くなる突起部35が形成されて
いる。この爪34は反射枠1に設けられた窓部7、8、
9、10に係合されている。すなわち、突起部35が窓
部7、8近くのフランジ5の部分および窓部9、10近
くのフランジ6の部分に係合されている。支持体30を
取出す時には、この突起部35に中心方向の力を加えれ
ば断面が略逆U字状の爪34が縮むので係合が解ける。
【0013】上述の部品により本実施例の発光ダイオー
ド表示装置は完成されるが、望ましくはシート36とカ
バー37が設けられると良い。シート36は例えば肉厚
0.25mmの透明なポリカーポネート樹脂からなり、
外周側にはシボ加工が施されている。内周側は反射枠1
の側部2の外周に接している。カバー37は例えば、肉
厚約2mmの透明なアクリル樹脂からなり、その内周は
シート36の外周に接している。カバー37の4個所に
形成された孔38に、反射枠1に形成されたボス部1
1、12、14、15が挿入されている。カバー37の
2個所に形成されたボス部39と、反射枠1に形成され
た孔部13、16がビスにて固定されている。
【0014】次に、この発光ダイオード表示装置の動作
を説明する。図1の正面図に於て、17行、19列のド
ットを例えば、縦3個と横3個の合計9個の数字表示に
分ける。そして上の1行目から下の行までの発光ダイオ
ード28、29の1方の電極に順に走査電圧を印加し、
この発光ダイオードの他方の電極に順次データ信号電圧
を印加する。この様に駆動すると、3個の数字があたか
もドラムが上から下へ回っている立体的イメージを人間
に与える。これはゲーム機等に用いられる。また発光ダ
イオード28のみを点灯させて赤色のみの表示と、発光
ダイオード29のみを点灯させて緑色のみの表示と、両
方の発光ダイオード28、29を点灯させて橙色の表示
をさせることができる。また、発光ダイオード28、2
9の上方に設けられたシート36の表面に形成されたシ
ボ加工による凹凸により、通常は人間の目の位置に設定
される中心線BB付近で表示色が明るく見えるので、表
示品質が向上する。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述の様に、基板の外周側を反
射枠の側部の内周に略当接させ、基板の内周側を支持体
と略当接させるので、湾曲した基板はその湾曲に沿って
両面から保持されるから、基板の固定が確実となる。ま
た従来の様に基板を固定するために、発光ダイオード同
士の間に熱溶着部やビスが要らないので、発光ダイオー
ド同士のピッチが小さくでき、精微な表示ができる。そ
して、基板上の個々の発光ダイオードは反射枠の透孔に
よりそれぞれ仕切られるので、個々の発光ダイオードか
らの光が独立して放出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る発光ダイオード表示装置
の正面図である。
【図2】図1のAA断面図である。
【図3】図1のBB断面図である。
【図4】本実施例に係る発光ダイオード表示装置の裏面
図である。
【図5】従来の発光ダイオード表示装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 反射枠 21 透孔 23 基板 28、29 発光ダイオード 30 支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/30 - 9/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周と内周が共に湾曲した側部に複数の
    透孔が形成された反射枠と、その反射枠の側部の内周側
    に湾曲して略当接する基板と、前記反射枠の複数の透孔
    に位置する様に前記基板の外周側に載置された複数の発
    光ダイオードと、前記基板の内周側に略当接しかつ前記
    反射枠に固定された支持体を具備した事を特徴とする発
    光ダイオード表示装置。
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