JPH0916107A - 電光表示ユニット - Google Patents

電光表示ユニット

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JPH0916107A
JPH0916107A JP8060918A JP6091896A JPH0916107A JP H0916107 A JPH0916107 A JP H0916107A JP 8060918 A JP8060918 A JP 8060918A JP 6091896 A JP6091896 A JP 6091896A JP H0916107 A JPH0916107 A JP H0916107A
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JP
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light emitting
emitting elements
display unit
along
reflector
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JP8060918A
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English (en)
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勝幸 ▲すくも▼田
Katsuyuki Sukumoda
Tatsuya Okonogi
達也 小此木
Yukio Yoshikawa
幸雄 吉川
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Nidec Copal Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/36Seals between parts of vessels; Seals for leading-in conductors; Leading-in conductors
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F9/00Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements
    • G09F9/30Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements
    • G09F9/33Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements being semiconductor devices, e.g. diodes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの湾曲面方向に沿うように複数分の電光
表示ユニットを隣接して併設しても、表示の品位を下げ
ることのない電光表示ユニットの提供。 【解決手段】複数分が隣接状態で併設されて電光表示用
に使用される電光表示ユニット1であって、フレーム基
部10と、ドットマトリクス分を表示するための発光素
子3が縦横にマトリクス状に実装され湾曲面に沿って変
形する可撓性を有する実装基盤2と、熱伝導性と電気絶
縁性とを兼ね備えた熱伝導性絶縁体4を介して実装基盤
2を密着状態で湾曲面に沿うように固定するとともに各
発光素子3から発生する熱の放熱を行う湾曲部材8と、
各発光素子3を所定駆動するために実装基盤2に対して
接続される駆動回路基盤6とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の電光表示用
に使用される電光表示ユニットに係り、特に平面以外の
表示面上における電光表示のために例えば水平面に沿う
ように併設されて使用される電光表示ユニットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】各種の公共施設や、鉄道乃至道路施設に
おいて所望の情報を連続して固定的に表示するか、また
はスクロールしつつ表示するようにした電光掲示盤が普
及している。これらの電光掲示盤によれば、平面の表示
面上に漢字の表示ができるようにするために、例えば縦
横方向に16ドット分以上を配置した電光表示ユニット
を所望の個数分準備しておき、これらを互いに隙間なく
併設するようにして電光掲示盤の平坦な表示面を構成す
るようにしている。
【0003】一方、各種の大型公共施設における大型電
光掲示盤において、色の3原色の混合により天然色を表
示できるようにした装置が実用化されているが、このよ
うな大型電光掲示盤においても、例えば縦横に平面表示
部を有した電光表示ユニットを所望の個数分準備してお
き、これらを互いに隙間なく併設するようにして電光掲
示盤の平坦な表示面を構成するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
電光表示ユニットは平面の表示面を構成するためのもの
であるので、例えば円環状になる湾曲表示面に使用した
場合には併設されるユニット間に隙間Sがだらしなく空
いてしまうので表示品位が下がることになる。
【0005】即ち、図15の従来の電光表示ユニットを
半径Rに沿う凸上の円弧上に配した平面図において、各
ユニット毎に駆動回路106を一体構成した各電光表示
ユニット101を図示のように円弧面に沿うように配置
した場合には、各電光表示ユニット101の表示面がフ
ラットであることから、接合面間に隙間Sができてしま
うことから、表示単位の間に余計な間隔ができてしま
い、表示品位を下げてしまう。また、図示のように、視
野角度Aが小さくなる問題点と、特に半径Rが小さい場
合において顕著に表示品位が顕著に下がる問題点があ
る。
【0006】また、図示はしないが、電光表示ユニット
を半径Rに沿う凹状の円弧上に配した場合には、表示単
位の間に余計な間隔ができることはないが、表示面が平
面であるので全体的には表示品位を下げる問題がある。
【0007】一方、上記の大型電光掲示盤においても、
平面からなる表示部を有した電光表示ユニットを所望の
個数分互いに隙間なく併設するようにしているので、湾
曲して配置した場合には表示品位を下げる問題があり、
特に湾曲の半径Rが小さい場合に顕著に表示品位が下が
ることから、未だ湾曲した表示面を具備する大型電光掲
示盤は本格的には実用化されていない。
【0008】したがって、本発明の電光表示ユニットは
上記の各問題点に鑑みてなされたものであり、所定半径
から凸状または凹状に湾曲した円弧状の湾曲面を形成す
るように、少なくとも一つの面方向に沿うように複数分
の電光表示ユニットを隣接して併設して所望の情報を電
光表示する際に、表示の品位を下げることなく、かつ視
野角度を大きくした視認性に優れる電光表示ユニットの
提供を目的とする。
【0009】また、半径10センチ以上の凸状または凹
状に湾曲した円形の湾曲面を形成するように、少なくと
も一つの面方向に沿うように複数分の電光表示ユニット
を隣接して併設して、表示の品位を下げることなく、漢
字情報を含む所望の情報を360度の視野角度で電光表
示でき、かつレフレクタを含む各構成部品を安価に製造
することができる電光表示ユニットの提供を目的とす
る。
【0010】また、大型電光掲示盤において、異なる色
の発光素子による混色による色再現を効果的に表示で
き、表示の品位を下げることなく、かつ視野角度を大き
くした視認性に優れる電光表示ユニットの提供を目的と
する。
【0011】そして、所定半径から凸状または凹状に湾
曲した円弧状の湾曲面を形成するように、少なくとも一
つの面方向に沿うように複数分の電光表示ユニットを隣
接して併設して所望の情報を電光表示する際に、表示の
品位を下げることなく、視野角度を大きくすることで視
認性に優れ、かつ構成部品を安価に製造でき、しかも製
造コストを下げることのできる電光表示ユニットの提供
を目的としている。
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の電光表示ユニットは、凹
状または凸状の二次曲面の表示面を形成するために複数
分が隣接状態で併設されて使用される電光表示ユニット
であって、フレーム基部と、所定ドットマトリクス分の
電光表示のための発光素子を実装した実装基板と、前記
二次曲面を有するとともに前記フレーム基部に固定され
る湾曲部材と、前記発光素子の発光制御を行うために前
記フレーム基部に固定される回路基板とを具備すること
を特徴としている。
【0012】また、半径が10センチメートル以上の円
形状の内外周面の湾曲面を形成するように少なくとも一
つの面方向に沿うように複数分が隣接状態で併設されて
電光表示用に使用される電光表示ユニットであって、フ
レーム基部と、少なくとも漢字表示ができるドットマト
リクス数分の発光素子を縦横に等しくマトリクス状に実
装するとともに、前記湾曲面に沿って変形する可撓性を
有する実装基板と、熱伝導性と電気絶縁性とを兼ね備え
たシリコン樹脂層またはシリコンラバー製シートを介し
て前記実装基板を密着状態で前記湾曲面に沿うように固
定するとともに、前記回路基板を固定するための平面状
の固定部を有し、かつ前記各発光素子から発生する熱の
放熱を行うアルミ板製の湾曲部材と、前記各発光素子を
所定駆動するために前記実装基板に対して接続される回
路基板と、前記実装基板上に実装された各発光素子に対
応して設けられる凹面状の反射面を有したレフレクタを
前記実装基板上に固定する固定手段を備えてなり、前記
実装基板の前記面方向に沿う全長を整数で分割した幅寸
法で前記リフレクタを分割構成して、前記反射面が成形
金型においてアンダーになることを防止して所定樹脂材
料を使用して射出成形される前記レフレクタとを具備す
ることを特徴としている。
【0013】また、所定半径から凸状または凹状に湾曲
した円弧状又は円形状の湾曲面を形成するように少なく
とも一つの面方向に沿うように複数分が縦横に隣接状態
で併設されて多色表示面を構成してなる電光表示用に使
用される電光表示ユニットであって、所定の表示単位の
ドットマトリクス分を表示するとともに所定色の発光の
ための発光素子が縦横にマトリクス状に実装されるとと
もに、前記湾曲面に沿って変形する可撓性を有する実装
基板と、熱伝導性と電気絶縁性とを兼ね備えた熱伝導性
絶縁層または熱伝導性絶縁体を介して前記実装基板を密
着状態で前記湾曲面に沿うように固定するとともに、前
記各発光素子から発生する熱の放熱を行う湾曲部材と、
前記各発光素子を所定駆動するために前記実装基板に対
して接続される回路基板と、前記発光素子は各ドットに
おいて色の異なる複数分が実装されてなり、前記面方向
に略直交する上下部位において、前記発光素子を接続す
るワイヤが反対方向に指向させて2個分を実装するか、
前記面方向に対する斜め上下部位において、前記発光素
子を接続するワイヤが互いに前記面方向に沿うように向
き合うように指向させて、2個分を実装するか、前記面
方向に略直交する上下部位において、前記発光素子を接
続するワイヤが反対方向に指向するようにして夫々2個
分を実装するか、前記面方向に対する斜め上下部位にお
いて、前記発光素子を接続するワイヤが互いに前記面方
向に略直交する向きに指向するようにして、2個分を実
装するか、前記面方向に略直交する上下部位において、
前記発光素子の夫々2個分を実装し、前記面方向に対す
る斜め上下部位において、前記発光素子を接続するワイ
ヤが互いに前記面方向に対して斜めに指向するようにし
て実装するか、あるいは、前記面方向に略直交する上下
部位において、前記発光素子の夫々2個分を実装し、前
記発光素子を接続するワイヤが互いに前記面方向に沿う
ように対向させて指向するように前記実装基板上に実装
することで色の混合を行うようにしたことを特徴として
いる。
【0014】また、凹状または凸状の二次曲面の表示面
を形成するために複数分が隣接状態で併設されて使用さ
れる電光表示ユニットであって、フレーム基部と、所定
ドットマトリクス分の電光表示のための発光素子を、縦
横に実装するとともに、前記二次曲面に沿って変形する
可撓性を有する実装基板と、前記発光素子の放熱を行う
ために、熱伝導性と電気絶縁性とを兼ね備えた熱伝導性
絶縁層または熱伝導性絶縁体を介して前記実装基板を密
着状態で固定する前記前記二次曲面を有するとともに前
記フレーム基部に固定される湾曲部材と、前記各発光素
子を所定駆動するために前記実装基板に接続されるとと
もに前記フレーム基部に固定される回路基板と、前記発
光素子に夫々対応する反射面を有するレフレクタを所定
樹脂材料を使用して射出成形するために、前記二次曲面
の曲面方向に沿う寸法を整数で分割した幅寸法で分割し
た単位構成にして、前記反射面が成形金型においてアン
ダーになることを防止するととに、前記単位構成を連結
する連結部を介して一体成形される前記レフレクタとを
具備することを特徴としている。
【0015】そして、凹状または凸状の多角形の表示面
を形成するために各辺に対応する複数分が隣接状態で併
設されて使用される電光表示ユニットであって、フレー
ム基部と、所定ドットマトリクス分の電光表示のための
発光素子を、縦横に実装するとともに、前記各辺に沿っ
て変形する可撓性を有する実装基板と、前記発光素子の
放熱を行うために、熱伝導性と電気絶縁性とを兼ね備え
た熱伝導性絶縁層または熱伝導性絶縁体を介して前記実
装基板を密着状態で固定する前記表示面を有する湾曲部
材と、前記各発光素子を所定駆動するために前記実装基
板に接続されるとともに前記フレーム基部に固定される
回路基板と、前記発光素子に夫々対応する反射面を有す
るレフレクタを所定樹脂材料を使用して射出成形するた
めに、前記各辺の幅寸法で分割した単位構成にして、前
記反射面が成形金型においてアンダーになることを防止
するととに、前記単位構成を連結する連結部を介して一
体成形される前記レフレクタとを具備することを特徴と
している。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て説明する。
【0017】図1は各実施形態に略共通する電光表示ユ
ニットの平面図である。また、図2は各実施形態に略共
通する電光表示ユニットの側面図である。図3は図1と
図2に図示の電光表示ユニットの立体分解図であって、
図4は図2のX‐X線矢視断面図である。
【0018】先ず、図1において、電光表示ユニット1
は例えばn個分を円形に配設するために、2πR÷n=
L(式1)から求まる幅寸法Lを有している。
【0019】したがって、例えば1個で16ドットマト
リクス分の漢字表示ができ、円弧に沿う幅寸法L(但
し、電光表示ユニット1の多くは正方形であるので縦寸
法も同様にLとなる)が96ミリメートルの電光表示ユ
ニット1を、合計で16個分使用して1周分の360の
視野角度で表示できるようにするためには、上記の式1
から求まるR=Ln÷2π(式2)から半径Rが求ま
り、実際の値は244.6ミリメートルとなり、直径で
約50センチの適度な電光掲示盤を完成できる。
【0020】このようにして完成した電光掲示盤を店舗
内における表示のために天井から吊設したり、あるいは
中心から柱を設けるようにして適宜設置する。
【0021】また、各電光表示ユニット1の幅寸法Lは
適宜設定可能であり、上記寸法に限定されないことは言
うまでもなく、さらにまた、上記の360度分の視野角
度に限定されず、例えば180度、270度等に設定す
ることにより壁面に対して直接取り付けることもできる
ことは勿論である。
【0022】さて、図1と図3において、半径Rに沿う
円環状の外周面の円弧状の湾曲面を形成するために、後
述する発光素子からの発熱を発散する熱伝導性に優れる
アルミ金属板(例えば、日本工業規格のA5052)で
あって板厚が3ミリ前後の湾曲部材8に対して、ガラス
入りエポキシ樹脂等から構成されて適度な屈曲性を備え
る厚さ1ミリ前後の実装基板2が、電気絶縁性とを兼ね
備えたシリコンラバー製シート4を介して半径Rの湾曲
面に沿うように固定されることを基本にしている。また
は、このシリコンラバー製シート4に代えて、湾曲部材
8側に1から2ミリ程度の厚さにシリコンラバー層を予
め形成しておいても良い。
【0023】一方、実装基板2上に実装された高輝度L
ED素子3に対応して設けられる凹面状の反射面14f
を有したレフレクタ14は、実装基板2上に固定される
とともに表面においてフィルター15を平らな状態で貼
設するために、レフレクタ14には座グリ孔14bが4
箇所分形成されており、ネジ20により実装基板2とシ
リコンラバー製シート4とを介在して湾曲部材8に形成
されたネジタップ部8fに対して螺合するようにしてい
る。フィルター15には光透過用の透明部15a以外が
印刷等により黒色等で印刷形成されており、各ドットを
透明穴部15aから鮮やかに浮き上がらせるようにして
いる。
【0024】また、実装基板2の幅寸法Lを4分割した
幅寸法である24ミリでレフレクタ15を分割して構成
しているが、これは反射面14fが成形金型においてア
ンダーになることを防止する理由と、共通部品を使用す
ることで成形金型を極力小型にできるようにすることに
よる。
【0025】このために、図5の(a)凸面状のレフレ
クタの横断面図とともに示した成形金型の固定型202
と移動型201の様子を示した要部断面図において、レ
フレクタ14は実装基板2上の発光素子に対応した位置
に対応して開口部14gとこの開口部14gに連続して
図示のように形成される略放物線状の反射面14fが図
示のように4列分形成されている。これらの反射面14
fは、固定型202と移動型201が成形後に型開きの
ために図中の矢印方向に移動される際に、所謂アンダー
部とならないような形状で夫々が構成されている。この
結果、固定型202と移動型201の接合面であるパー
ティング線PLから型開きして成形品を外部に取り出す
際に、金型を図示の上下方向に移動するのみで成形品を
得ることができるようにしている。
【0026】また、後述する案内凸部14aであって湾
曲部材8に対して取り付ける際の案内部となる部位もア
ンダー部ができないように成形される。
【0027】これと同様に凹面状のレフレクタ140も
成形される。即ち、図5(b)の凹面状のレフレクタの
横断面図とともに示した成形金型の固定型202と移動
型201の様子を示した要部断面図において、レフレク
タ140は実装基板2上の発光素子に対応した位置に対
応して開口部140gとこの開口部140gに連続して
形成される略放物線状の反射面140fが図示のように
4列分が形成されている。これらの反射面140fは、
固定型202と移動型201が成形後に型開きのために
図中の矢印方向に移動される際に、所謂アンダー部とな
らないような形状で夫々が構成されている。
【0028】以上のようにレフレクタ14、140を形
成することにより、金型を必要最少限度にできる。ま
た、このようにして成形されるレフレクタ14、140
は白色の耐熱性樹脂材料もしくは成形後にアルミ蒸着な
どによる鏡面処理を行ったものが使用されて反射面14
f,140fにおける十分な全反射を確保してフィルタ
ー15に向けて発光できるようにしている。
【0029】再度、図1において、湾曲部材8にはコネ
クタ9を実装した回路基板6を固定するためのフレーム
10をネジ20(例えば、バネワッシャーと平ワッシャ
ーとネジを一体的にしたセムスネジ)で固定するための
平面状の固定部8aが前記湾曲面とともにプレス加工で
形成されており、このフレーム10に対して湾曲部材8
からの熱を伝導して放熱孔10b等から放熱する一方、
取付けネジ孔10aにより本体装置に固定可能にしてい
る。
【0030】また、図2において、未説明部分に限定し
て述べると、フレーム10にはネジタップ加工した取付
け用タブ10cが四隅に一体形成されており、回路基板
6を固定できるようにする一方、上記の実装基板2と駆
動回路の間には接続ピン12が設けられており、端部1
2aを実装基板2のスルーホールにおいて挿通した後に
ハンダ付けして電気的導通を図るようにしている。
【0031】続いて、図3において、未説明部分に限定
して述べると、回路基板6の四隅にはネジ20を挿通す
る貫通孔6bが穿設されている。また、湾曲部材8には
長孔8cが穿設されており、実装基板2にハンダ付けさ
れた複数の接続ピン12が図示のように長孔8cに挿通
されて回路基板6のスルーホール6aにまで届くように
している。
【0032】一方、シリコンラバー製シート4には逃げ
溝部4dと逃げ孔部4aと逃げ長孔部4cとが夫々穿設
されており、レフレクタの案内凸部14aと接続ピン1
4と小ネジ120を通過させるようにしている。
【0033】また、発光素子3を表面実装している実装
基板2には図示のように逃げ孔2d、2aとが穿設され
ており、レフレクタ14の座グリ孔14bに挿入されて
から湾曲部材8のネジタップ部8fに螺合される小ネジ
120を通過させるようにして、実装基板2を共締めす
ることで、本来は平面状態を保持する実装基板2が湾曲
部材の湾曲面に密着するようにして固定するようにして
いる。
【0034】以上のようにして、実装基板2は概固定さ
れるが、その両縁部はしっかりと固定されない場合があ
るので、バネ鋼から加工されるクリップ7が図4に示す
ように設けられる。即ち、長孔8cに一端7bがまた実
装基板2上に他端7aが掛止するようにしてクリップ7
のバネ力により浮き上がりを防止している。
【0035】以上のようにして構成される電光表示ユニ
ット1を少なくとも漢字表示ができるドットマトリクス
数分の発光素子を、縦横に等しくマトリクス状に実装す
ることで図6に示すように、視野角度Aを大きくするこ
とができる。また、凹面状の曲面で配置した場合には、
自然な表示品位を実現できる。
【0036】以上は、単色表示を基本としていたが、近
年になり高輝度LED素子3はRGBの各色を再現でき
るようになり、大型電光表示装置において採用されてい
るが、これらの混色を自然に行うためには配置が重要で
ある。
【0037】図7は、発光素子の実装状態の一部を破断
して示した平面図である。先ず、図7において、所定の
表示単位のドットマトリクス分を表示する発光素子は各
ドット表示単位において色の異なる複数分が実装されて
おり、図7(a)において上方向に略直交する面方向に
略直交する上下部位において、発光素子3を接続するた
めに所謂ワイヤボンデングされるワイヤが反対方向に指
向させて2個分を実装している。
【0038】また、図7(b)において、面方向に対す
る斜め上下部位において、発光素子3を接続するワイヤ
が互いに前記面方向に沿うように向き合うように指向さ
せて2個分を実装している。
【0039】図7(c)において、面方向に略直交する
上下部位において、発光素子3を接続するワイヤが反対
方向に指向するようにして夫々2個分を実装している。
【0040】また、図7(d)において、面方向に対す
る斜め上下部位において、発光素子3を接続するワイヤ
が互いに面方向に略直交する向きに指向するようにして
2個分を実装している。
【0041】また、図7(e)において、面方向に略直
交する上下部位において、発光素子の夫々2個分を実装
し、面方向に対する斜め上下部位において、発光素子3
を接続するワイヤが互いに前記面方向に対して斜めに指
向するようにして実装している。
【0042】図7(f)において、面方向に略直交する
上下部位において、発光素子3の夫々2個分を実装し、
発光素子3を接続するワイヤが互いに面方向に沿うよう
に対向させて指向するように実装基板2上に実装するこ
とで色の混合を行うようにしている。
【0043】尚、以上説明した各構成において、各色の
減法混色が行われて所望の色再現を湾曲面において行う
ことができる。また、上記説明によれば発光素子に高輝
度LED素子3を使用することを述べたが此れに限定さ
れず、各種発光体を使用することができる。また、表示
内容としては漢字情報の他に各種の画像情報があり、そ
の表示内容な用途に応じて適宜決定されることは勿論で
ある。
【0044】次に、図8は上記の実装基板2に十分な可
撓性のフレキシブル基板2を使用した場合を示した要部
断面図である。先ず、図8(a)において、基板2はポ
リイミド樹脂系等のフレキシブル部を有する複合基板か
らなり、その上に発光素子3を実装してからシリコンシ
ート4を介してアルミ板80に固定する様子が示されて
いる。このように構成することでより簡略かつ安価に構
成できるようになる。また、図8(b)はポリイミド樹
脂系等のフレキシブル基板とシリコンシートの一体積層
体の上に発光素子3を実装してから、裏側にアルミ板8
0を固定している様子を示している。さらに、図8
(c)に図示したように、ポリイミド樹脂系等のフレキ
シブル基板2とシリコンシート4の一体積層体の上に発
光素子3を実装してから上記の湾曲部材に沿うように設
けても良い。
【0045】さらに、図9は凸面状のレフレクタの横断
面図とともに示した成形金型の固定型202と移動型2
01の様子を示した要部断面図である。また、図10
は、図9に図示の成形金型から成形されたレフレクタ1
4を発光面の裏側から見た平面図である。
【0046】先ず、図9において、レフレクタ14は上
記の実装基板2上の発光素子に対応した位置に対応して
開口部14gとこの開口部14gに連続して図示のよう
に形成される略放物線状の反射面14fを図示のように
4列分設けた単位であって、簡単には曲げることのでき
ない1単位の4セット分が、容易に曲げることのできる
連結部14kを介して連結するように一体成形されてい
る。このように4個分を一体成形することで、組立工程
の作業性を向上できるようにしている。
【0047】このように一体形成されるレフレクタ14
の反射面14fは、固定型202と移動型201が成形
後に型開きのために図中の矢印方向に移動される際に、
所謂アンダー部とならないような形状で夫々が構成され
ている。この結果、固定型202と移動型201の接合
面であるパーティング線PLから型開きして成形品を外
部に取り出す際に、金型を図示の上下方向に移動するの
みで成形品を得ることができるようにし、かつ上述の案
内凸部14aについても8箇所分が同時に一体成形され
るようにしている。尚、連結部14kは不図示のゲート
からキャビティC内に注入される溶融樹脂の流れを配慮
すると、図示のように長手方向に沿うように連続形成す
ると都合が良いが、必ずしも連続形成する必要はなく所
定ピッチで間欠的に設けるようにしても良く、この場合
には、簡単に連結部14kにおいて曲げるようにでき
る。
【0048】さらに、図10を参照して、レフレクタ1
4は白色ポリプロピレン、ACS、ABS樹脂に塩素を
添加した樹脂材料、耐熱性と反射率の良い白色ポリカー
ボネイト樹脂が用いられる。ここで、上記のように曲げ
られる部分は連結部14kのみであることから、この連
結部14kのみを他の部分とは異なる樹脂を局部的に注
入するようにした、例えば2色成形金型により一体成形
することで、成形条件の自由度をより確保できるように
なる。または、耐熱シートを連結部14kの成形部位に
相当するキャビティ内において予めセットするようにし
ても良い。
【0049】図11(a)は、図9による樹脂成形で得
られたレフレクタ14を固定する様子を示した断面図で
ある。また、図11(b)は要部拡大断面図である。
【0050】本図において、レフレクタ14を(a)に
図示のように曲げる前に、LED素子を予め実装してあ
る実装基板2の逃げ穴2dに対して案内凸部14aが全
て嵌合する状態にする。この後に、シリコンラバー製シ
ート4を介在させてから湾曲部材8の位置合わせ用の後
述する凸部8kと案内溝8dを使用して位置決めしつ
つ、湾曲部材8の湾曲面に沿うように連結部14kで折
れ曲がるようにして曲げてから、セルフタップネジの皿
ネジ120で湾曲部材8のネジタップ部8fにネジ止め
固定する。以上で、固定作業が終了する。
【0051】図12(a)は、湾曲部材8の平面図、
(b)は側面図である。本図において、既に説明済みの
構成には同一符号を付して説明を割愛して、未説明部分
に限定して述べると、湾曲面の中央部位には上下関係を
規定し、さらに位置決めのために使用される凸部8k−
1、2、3が図示の位置に夫々プレス半抜き加工されて
いる。また、フレーム10に対する取り付け面は図示の
ように2段半抜きプレス加工されており、急激な形状加
工による割れ発生等のないようにしている。また、ネジ
タップ部8fは湾曲面に形成されるのでネジ加工が困難
であるので、バカ穴であり、上記のセルフタップネジの
皿ネジ120が回転される際にネジ山加工がされるよう
にしている。
【0052】次に、図13(a)は、フレーム10の正
面図、(b)はX‐X矢視図であって、本図においても
既に説明済みの構成には同一符号を付して説明を割愛し
て述べると、ドライブ回路基板6をネジ止めするための
タブ10cには予めネジタップ加工がされており、基板
6をネジ止めする際に、不要な外力が作用しないように
して、実装部品に対する外力が極力作用しないように配
慮している。
【0053】また、取り付けネジ孔10aは図示のよう
にフレーム10の上下左右側面において夫々加工形成さ
れており、上下方向の取付けを容易にする一方、多段式
の表示システムを構成し易くするために、両側面におい
て半抜きプレス加工した突起部とメスネジ孔を加工して
ある。
【0054】最後に、図14は、他のレフレクタ14、
140の側面図を示したものであって、(a)は上記の
湾曲部材8が多角形から構成される場合に使用されるレ
フレクタ14を示しており、図示のように案内凸部14
aを一体形成する面はフラット面となっており、発光面
のみ湾曲するように連結部14kを介して一体形成され
る。また、図14(b)は、湾曲部材8が多角形から構
成される場合のレフレクタ14を示しており、図示のよ
うに案内凸部14aを一体形成する面と発光面の相当と
もフラット面から形成されている。そして、図14
(c)は、湾曲部材8が凹状に湾曲する場合に使用され
るレフレクタ140を示しており、図示のように案内凸
部14aを一体形成する面はフラット面となっており、
発光面のみ凹状に湾曲するように連結部140kを介し
て一体形成される。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、所
定半径から凸状または凹状に湾曲した円弧状の湾曲面を
形成するように、少なくとも一つの面方向に沿うように
複数分の電光表示ユニットを隣接して併設して所望の情
報を電光表示する際に、表示の品位を下げることなく、
かつ視野角度を大きくした視認性に優れる電光表示ユニ
ットを提供することができる。
【0056】また、半径10センチ以上の凸状または凹
状に湾曲した円環状の湾曲面を形成するように、少なく
とも一つの面方向に沿うように複数分の電光表示ユニッ
トを隣接して併設して漢字情報を含む所望の情報を電光
表示する際に、表示の品位を下げることなく、かつ視野
角度を大きくした視認性に優れ、レフレクタ他の構成部
品を安価に構成できる電光表示ユニットを提供すること
ができる。
【0057】そして、各種の大型公共施設における大型
電光掲示盤において、発光色の混合による色再現を効果
的に表示でき、表示の品位を下げることなく、かつ視野
角度を大きくした視認性に優れる電光表示ユニットを提
供することができる。
【0058】また、所定半径から凸状または凹状に湾曲
した円弧状の湾曲面を形成するように少なくとも一つの
面方向に沿うように電光表示ユニットの複数分を隣接し
て併設し、所望の情報を電光表示することで、例えば3
60度のいかなる方向からも視認できる電光表示ユニッ
トを提供することができる。
【0059】また、大型電光掲示盤において、各ドット
において異なる色の発光素子を適宜隣接して配置するこ
とにより、各発光素子の混色による色再現が効果的に実
現でき、かつ視野角度を大きくできる電光表示ユニット
を提供することができる。
【0060】そして、所定半径から凸状または凹状に湾
曲した円弧状の湾曲面を形成するように、少なくとも一
つの面方向に沿うように複数分の電光表示ユニットを隣
接して併設して所望の情報を電光表示する際に、表示の
品位を下げることなく、視野角度を大きくすることで視
認性に優れ、かつ構成部品を安価に製造でき、しかも製
造コストを下げることのできる電光表示ユニットを提供
することができる。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】 各実施形態に略共通する電光表示ユニットの
平面図である。
【図2】 各実施形態に略共通する電光表示ユニットの
側面図である。
【図3】 各実施形態に略共通する電光表示ユニットの
立体分解図である。
【図4】 図2のX‐X線矢視断面図である。
【図5】(a)凸状のレフレクタの横断面図である。
(b)凹面状のレフレクタの横断面図である。
【図6】(a)凸状の電光表示ユニットの使用状態を示
した模式図、(b)凹面状の電光表示ユニットの使用状
態を示した模式図である。
【図7】 発光素子の実装状態の一部を破断して示した
平面図である。
【図8】 他の実施形態にかかる実装状態図である。
【図9】 成形金型とともに示したレフレクタの横断面
図である。
【図10】 レフレクタ14を裏面側から見た平面図で
ある。
【図11】(a)レフレクタ14の使用状態を示した横
断面図、(b)レフレクタの要部断面図である。
【図12】 湾曲部材8の正面図である。
【図13】 本体フレーム10の正面図である。
【図14】 他のレフレクタの一部を破断して示した側
面図である。
【図15】 従来の電光表示ユニットを半径Rに沿う凸
上の円弧上に配した平面図である。
【符号の説明】
1 電光表示ユニット 2 基板(実装基板) 3 LED素子(発光素子) 4 シリコンラバーシート(熱伝導性絶縁体) 6 駆動回路基板 7 クリップ 8 湾曲部材 9 コネクタ 10本体フレーム(フレーム基部) 12接続ピン 14レフレクタ 15フィルター 120小ネジ(固定手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹状または凸状の二次曲面の表示面を形
    成するために複数分が隣接状態で併設されて使用される
    電光表示ユニットであって、 フレーム基部と、 所定ドットマトリクス分の電光表示のための発光素子を
    実装した実装基板と、 前記二次曲面を有するとともに前記フレーム基部に固定
    される湾曲部材と、 前記発光素子の発光制御を行うために前記フレーム基部
    に固定される回路基板とを具備することを特徴とする電
    光表示ユニット。
  2. 【請求項2】 前記表示面を所定半径から凸状または凹
    状に湾曲した円弧状の湾曲面を形成するように、少なく
    とも一つの面方向に沿うように複数分が隣接状態で併設
    され、前記所定ドットマトリクス分を表示するために前
    記発光素子が縦横にマトリクス状に実装されるととも
    に、前記二次曲面に沿って変形する可撓性を有する実装
    基板と、 熱伝導性と電気絶縁性とを兼ね備えた熱伝導性絶縁層ま
    たは熱伝導性絶縁体を介して前記実装基板を密着状態で
    前記二次曲面に沿うように固定するとともに、前記各発
    光素子から発生する熱の放熱を行う湾曲部材と、 前記各発光素子を所定駆動するために前記実装基板に対
    して接続される前記回路基板と、 を具備することを特徴とする請求項1に記載の電光表示
    ユニット。
  3. 【請求項3】 前記熱伝導性絶縁層または熱伝導性絶縁
    体は前記二次曲面上に塗設されるシリコン樹脂層または
    敷設されるシリコンラバー製シートであり、 また前記湾曲部材は所定個数分が併設されたときに半径
    が10センチメートル以上の円環状の外周面の一部をな
    すとともに板厚さが2ミリメートル以上の熱伝導板から
    形成され、かつ前記回路基板を固定するための固定部を
    形成することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の電光表示ユニット。
  4. 【請求項4】 前記実装基板上に実装された各発光素子
    に対応して設けられる凹面状の反射面を有したレフレク
    タを前記実装基板上に固定する固定手段を備えてなり、 前記実装基板の前記二次曲面に沿う全長を整数で分割し
    た幅寸法で前記リフレクタを分割構成して、前記反射面
    が成形金型においてアンダーになることを防止して所定
    樹脂材料を使用して前記レフレクタを射出成形すること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記
    載の電光表示ユニット。
  5. 【請求項5】 半径が10センチメートル以上の円形状
    の内外周面の湾曲面を形成するように少なくとも一つの
    面方向に沿うように複数分が隣接状態で併設されて電光
    表示用に使用される電光表示ユニットであって、 フレーム基部と、 少なくとも漢字表示ができるドットマトリクス数分の発
    光素子を縦横に等しくマトリクス状に実装するととも
    に、前記湾曲面に沿って変形する可撓性を有する実装基
    板と、 熱伝導性と電気絶縁性とを兼ね備えたシリコン樹脂層ま
    たはシリコンラバー製シートを介して前記実装基板を密
    着状態で前記湾曲面に沿うように固定するとともに、前
    記回路基板を固定するための平面状の固定部を有し、か
    つ前記各発光素子から発生する熱の放熱を行うアルミ板
    製の湾曲部材と、 前記各発光素子を所定駆動するために前記実装基板に対
    して接続される回路基板と、 前記実装基板上に実装された各発光素子に対応して設け
    られる凹面状の反射面を有したレフレクタを前記実装基
    板上に固定する固定手段を備えてなり、 前記実装基板の前記面方向に沿う全長を整数で分割した
    幅寸法で前記リフレクタを分割構成して、前記反射面が
    成形金型においてアンダーになることを防止して所定樹
    脂材料を使用して射出成形される前記レフレクタと、 を具備することを特徴とする電光表示ユニット。
  6. 【請求項6】 所定半径から凸状または凹状に湾曲した
    円弧状又は円形状の湾曲面を形成するように少なくとも
    一つの面方向に沿うように複数分が縦横に隣接状態で併
    設されて多色表示面を構成してなる電光表示用に使用さ
    れる電光表示ユニットであって、 所定の表示単位のドットマトリクス分を表示するととも
    に所定色の発光のための発光素子が縦横にマトリクス状
    に実装されるとともに、前記湾曲面に沿って変形する可
    撓性を有する実装基板と、 熱伝導性と電気絶縁性とを兼ね備えた熱伝導性絶縁層ま
    たは熱伝導性絶縁体を介して前記実装基板を密着状態で
    前記湾曲面に沿うように固定するとともに、前記各発光
    素子から発生する熱の放熱を行う湾曲部材と、 前記各発光素子を所定駆動するために前記実装基板に対
    して接続される回路基板と、 前記発光素子は各ドットにおいて色の異なる複数分が実
    装されてなり、 前記面方向に略直交する上下部位において、前記発光素
    子を接続するワイヤが反対方向に指向させて2個分を実
    装するか、 前記面方向に対する斜め上下部位において、前記発光素
    子を接続するワイヤが互いに前記面方向に沿うように向
    き合うように指向させて、2個分を実装するか、 前記面方向に略直交する上下部位において、前記発光素
    子を接続するワイヤが反対方向に指向するようにして夫
    々2個分を実装するか、 前記面方向に対する斜め上下部位において、前記発光素
    子を接続するワイヤが互いに前記面方向に略直交する向
    きに指向するようにして、2個分を実装するか、 前記面方向に略直交する上下部位において、前記発光素
    子の夫々2個分を実装し、前記面方向に対する斜め上下
    部位において、前記発光素子を接続するワイヤが互いに
    前記面方向に対して斜めに指向するようにして実装する
    かあるいは、前記面方向に略直交する上下部位におい
    て、前記発光素子の夫々2個分を実装し、前記発光素子
    を接続するワイヤが互いに前記面方向に沿うように対向
    させて指向するように前記実装基板上に実装することで
    色の混合を行うようにしたことを特徴とする電光表示ユ
    ニット。
  7. 【請求項7】 凹状または凸状の二次曲面の表示面を形
    成するために複数分が隣接状態で併設されて使用される
    電光表示ユニットであって、 フレーム基部と、 所定ドットマトリクス分の電光表示のための発光素子
    を、縦横に実装するとともに、前記二次曲面に沿って変
    形する可撓性を有する実装基板と、 前記発光素子の放熱を行うために、熱伝導性と電気絶縁
    性とを兼ね備えた熱伝導性絶縁層または熱伝導性絶縁体
    を介して前記実装基板を密着状態で固定する前記前記二
    次曲面を有するとともに前記フレーム基部に固定される
    湾曲部材と、 前記各発光素子を所定駆動するために前記実装基板に接
    続されるとともに前記フレーム基部に固定される回路基
    板と、 前記発光素子に夫々対応する反射面を有するレフレクタ
    を所定樹脂材料を使用して射出成形するために、前記二
    次曲面の曲面方向に沿う寸法を整数で分割した幅寸法で
    分割した単位構成にして、前記反射面が成形金型におい
    てアンダーになることを防止するととに、前記単位構成
    を連結する連結部を介して一体成形される前記レフレク
    タとを具備することを特徴とする電光表示ユニット。
  8. 【請求項8】 前記連結部は前記所定樹脂材料と同一ま
    たは異なる樹脂材料から成形されることを特徴とする請
    求項7に記載の電光表示ユニット。
  9. 【請求項9】 前記レフレクタは前記湾曲部材に形成さ
    れた位置決め部に対して嵌合する案内凸部と、固定ネジ
    用の孔部とが一体成形されることを特徴とする請求項7
    に記載の電光表示ユニット。
  10. 【請求項10】 凹状または凸状の多角形の表示面を形
    成するために各辺に対応する複数分が隣接状態で併設さ
    れて使用される電光表示ユニットであって、 フレーム基部と、 所定ドットマトリクス分の電光表示のための発光素子
    を、縦横に実装するとともに、前記各辺に沿って変形す
    る可撓性を有する実装基板と、 前記発光素子の放熱を行うために、熱伝導性と電気絶縁
    性とを兼ね備えた熱伝導性絶縁層または熱伝導性絶縁体
    を介して前記実装基板を密着状態で固定する前記表示面
    を有する湾曲部材と、 前記各発光素子を所定駆動するために前記実装基板に接
    続されるとともに前記フレーム基部に固定される回路基
    板と、 前記発光素子に夫々対応する反射面を有するレフレクタ
    を所定樹脂材料を使用して射出成形するために、前記各
    辺の幅寸法で分割した単位構成にして、前記反射面が成
    形金型においてアンダーになることを防止するととに、
    前記単位構成を連結する連結部を介して一体成形される
    前記レフレクタとを具備することを特徴とする電光表示
    ユニット。
JP8060918A 1995-04-28 1996-03-18 電光表示ユニット Pending JPH0916107A (ja)

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JP7-105248 1995-04-28
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