JP4849507B2 - 自己始動式同期電動機 - Google Patents

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Description

本発明は、自己始動式同期電動機に関するものである。
従来の自己始動式同期電動機としては、特開2001−73948号公報(特許文献1)に示されたものがある。この特許文献1の自己始動式同期電動機は、固定子鉄心及びこの固定子鉄心に巻回された巻線を有する固定子と、固定子の内側に固定子内径より若干小さい外径を有して配置された回転子とを備えている。この回転子は、回転子鉄心と、回転子鉄心の外周部に円周状に配置して埋設された多数の導体バーと、導体バーの両端に設けられて導体バーと共に籠形導体を形成するエンドリング(短絡環)と、導体バーより内周側に位置して回転子鉄心に埋設された複数の永久磁石とを備える。そして、導体バーとエンドリングとはアルミダイカストで一体に成形されている。
一方、従来の誘導電動機の回転子の製造方法としては、例えば特開2002−291211号公報(特許文献2)及び特開2003−289655号公報(特許文献3)に記載されている方法がある。
前記特許文献2では、珪素鋼板を積層した回転子鉄心に、アルミニューム材の導体バーとアルミニューム製のエンドリングとによってかご型導体を構成するように、導体バーとエンドリングとを摩擦攪拌により接合するようになっている。この製造方法は、導体バーとエンドリングとをアルミダイキャストする製造方法に比べ、導体バーおよびエンドリングに鋳巣が発生しないため、回転子のバランスおよび電気的性能を良好とすることができる。
前記特許文献3では、回転子鉄心(ロータ鉄心)に、銅材の導体バーと銅材のエンドリングとによってかご型導体を構成するように、導体バーとエンドリングとを摩擦攪拌により接合するようになっている。この製造方法は、固有抵抗値の低い銅材の導体バーおよびエンドリングを使用しているため、2次電流の抵抗を低減でき、回転子(ロータ)の損失を低減することができる。
特開2001−73948号公報 特開2002−291211号公報 特開2003−289655号公報
しかし、特許文献1の自己始動式同期電動機では、導体バーとエンドリングとをアルミダイカストで一体に成形するため、そのアルミダイカスト時にアルミニューム材の融点(660℃)以上の温度が永久磁石に加えられることとなり、永久磁石が劣化するということが分かった。
また、特許文献1の自己始動式同期電動機では、導体バーとエンドリングとがアルミ製であるため、二次導体の抵抗値はアルミ材の比抵抗と導体バーの断面積、長さによって決まり、また、これにより二次導体の内周側に埋設する永久磁石の位置、大きさが決まってしまい、これ以上の効率向上を図ることが難しかった。設計的には、永久磁石を回転子の外周側に配置することにより、永久磁石の表面積を大きくでき、効率向上が図れる。また、アルミニュームより比抵抗の小さい銅材を用いて銅ダイキャストで二次導体を製作しようとすると、銅材の融点は1083℃と極めて高く、永久磁石の劣化をさらに促進してしまうという問題が発生する。
一方、特許文献2及び特許文献3に開示された電動機は、自己始動式同期電動機ではなく誘導電動機であり、自己始動式同期電動機へ適用する場合に生ずる前記課題を示唆する記載もなかった。
本発明の目的は、回転子に用いる永久磁石の劣化を防止すると共に効率の高い自己始動式同期電動機を得ることにある。
前述の目的を達成するために本発明は、固定子鉄心及びこの固定子鉄心に巻回された巻線を有する固定子と、前記固定子の内側に固定子内径より若干小さい外径を有して配置された回転子とを備え、前記回転子は、回転子鉄心と、前記回転子鉄心の外周部に全周にわたって埋設された多数の導体バーと、前記導体バーの両側に設けられ、導体バーと共に籠形導体を形成するエンドリングと、前記導体バーより内周側に位置して前記回転子鉄心のスロットに埋設された複数の永久磁石とを備える自己始動式同期電動機において、前記永久磁石及び前記導体バーを埋設した回転子鉄心を前記エンドリングの間に当該エンドリングにより当該永久磁石の両端面をカバーするように挟持した状態で、前記導体バーと前記エンドリングとは摩擦攪拌接合によって電気的及び機械的に接合されており、前記エンドリングの厚みを変えてバランスウェイト部を一体に成形しているものである。
係る本発明におけるより好ましい具体的構成例は次の通りである。
(1)前記導体バーを前記回転子鉄心の外周面に開口して形成された蟻溝状スロット及び前記エンドリングの外周面に形成された蟻溝状穴に埋設された状態で、前記エンドリングと前記導体バーと前記エンドリングの外周面側から摩擦攪拌接合されていること。
(2)前記導体バーと前記エンドリングの一方と前記バランスウェイトと銅ダイカストで一体に成形されており、前記導体バーの遊端部銅または銅合金製の他方の前記エンドリングに摩擦攪拌接合によって電気的及び機械的に接合されていること。
本発明によれば、回転子に用いる永久磁石の劣化を防止できると共に、効率の高い自己始動式同期電動機を得ることできる。
以下、本発明の複数の実施形態について図を用いて説明する。各実施形態の図における同一符号は同一物または相当物を示す。なお、それぞれの実施形態の構成を必要に応じて適宜に組み合わせることにより、さらに効果的なものとすることができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の自己始動式同期電動機及びその製造方法並びに圧縮機を図1から図4を用いて説明する。
先ず、本実施形態の圧縮機10の全体に関して図1を参照しながら説明する。図1は本発明の第1実施形態の自己始動式同期電動機を搭載した圧縮機の縦断面図である。
密閉容器7は、固定スクロール1、旋回スクロール2及びフレーム3等からなる圧縮機構部9と、固定子21、回転子22等からなる自己始動式同期電動機8と、これらの摺動部に供給される潤滑油(図示せず)とを内部に収納した密閉構造になっている。圧縮機構部9と自己始動式同期電動機8とは上下に配置されている。密閉容器7は、圧縮機構部9の吐出穴1cを通して吐出される圧縮流体(本実施形態では空気調和機の冷凍サイクル用として用いられる冷媒のガス)による高圧に耐えられるようになっている。
圧縮機10を構成する固定スクロール1は、円板状に形成された鏡板1aと、この鏡板1aに渦巻き状に立設されたラップ部1bとを備えて構成されている。鏡板1aの中央部には吐出穴1cが形成されている。そして、固定スクロール1は、ボルト等によりフレーム3に固定されている。固定スクロール1と一体となったフレーム3は溶接手段等により密閉容器7に固定されている。
旋回スクロール2は、円板状の鏡板2aと、この鏡板2aに渦巻き状に立設されたラップ部2bと、鏡板2aの背面中央に設けられたボス部2cとを備えて構成されている。そして、旋回スクロール2は、固定スクロール1に対向して組み合わされて配置され、フレーム3内に旋回可能に設けられている。
自己始動式同期電動機8の回転子22に固定された駆動軸6は、フレーム3に軸受4を介して回転自在に支持され、固定スクロール1の軸線と同軸となっている。この駆動軸6の先端には、駆動軸6の軸線に対して偏心されたクランク6aが設けられている。このクランク6aには、旋回軸受を介して旋回スクロール2のボス部2cが回転可能に取り付けられている。このとき、旋回スクロール2は軸線が固定スクロール1の軸線に対して所定距離だけ偏心した状態となっており、駆動軸6が回転することによって旋回スクロール2が旋回運動する。
旋回スクロール2の旋回運動により、両ラップ部1b、2b間に形成される複数の三日月形状の圧縮室は、中央部に移動して連続的に容積が縮小され、中央部に至って吐出穴1cに連通されると共に相互に連通されるように構成されている。
吸入口7aは、圧縮される作動流体の吸込み部を構成し、最外周の圧縮室と連通するように構成されている。また、吐出穴1cは、圧縮された作動流体の吐出部を構成し、固定スクロール1の鏡板1aの中心部に穿設して構成されている。吐出口7bは、圧縮された作動流体の密閉容器7外への吐出部を構成し、密閉容器7内から外部に突出するように構成されている。
自己始動式同期電動機8に通電されて駆動軸6が回転駆動されると、駆動軸6のクランク6aが偏心回転され、このクランク6aの偏心回転が旋回軸受を介して旋回スクロール2に伝えられる。この結果、旋回スクロール2は、固定スクロール1の軸線を中心に、所定距離の旋回半径をもって旋回運動される。
この旋回スクロール2の旋回運動によって、各ラップ部1b、2bの間にできる圧縮室は中央に移動するに従い連続的に縮小し、吸入口7aから吸入された作動流体が順次圧縮され、所定圧力に圧縮された作動流体が吐出穴1cから密閉容器7内に吐出される。吐出された作動流体は固定子8a、回転子8bの周囲を通り密閉容器7内全体に満たされる。密閉容器7内の作動流体は吐出口7bを通して密閉容器7外の冷凍サイクルに導かれる。
次に、自己始動式同期電動機8の構成に関して図1から図4を参照しながら説明する。図2は図1の圧縮機10に搭載された自己始動式同期電動機8の回転子22の断面図、図3は図2のA−A断面図、図4は図2の回転子の製造方法を示す斜視図である。なお、図2から図4はバランスウェイト22eを装着する以前の回転子22を示す。
自己始動式同期電動機8は、固定子鉄心21a及びこの固定子鉄心21aに巻回された巻線21bを有する固定子21と、固定子21の内側に固定子内径より若干小さい外径を有して配置された回転子22とを備えて構成されている。この自己始動式同期電動機8では、その始動時は二次かご型導体により誘導電動機として動作し、同期速度付近で同期速度に引き込まれ同期速度で運転するものである。
回転子22は、回転子鉄心22aと、回転子鉄心22の外周部に全周にわたって埋設された多数の導体バー22bと、導体バー22bの両側に設けられ、導体バー22bと共に籠形導体を形成するエンドリング22cと、導体バー22bより内周側に位置して回転子鉄心22aに埋設された複数の永久磁石22d(例えば、ネオジム系磁石)と、エンドリング22cに取り付けられたバランスウェイト22eと、を備えて構成されている。
回転子鉄心22aは、積層鉄心で構成され、外周部に全周にわたって導体バー22bを埋設するための円形スロット22a1が等間隔に多数形成されている。この円形スロット22a1は、回転子鉄心22aの両面に開口されている。
導体バー22bは、外径が円形スロット22a1の径と実質的に同一の円柱状のアルミ材で構成され、回転子鉄心22aと両側のエンドリング22cとを足し合わせた寸法にほぼ等しい長さで製作される。この導体バー22bは、回転子鉄心22aの円形スロット22a1内に貫通して埋設されると共に、エンドリング22cの円形穴22c1を貫通して埋設される。
エンドリング22cは、その外径が回転子鉄心22aの外径と同一に形成されると共に、全周にわたって回転子鉄心22aの円形スロット22a1に対応するように円形穴22c1が形成される。エンドリング22cの穴は、回転子鉄心22aのスロットと同一形状に形成されているので、導体バー22bを単純な同一径のものを用いることができ、長い棒材より切断して簡単に安価に製作することができる。なお、導体バー22bの両端部を先細にし、エンドリング22cの円形穴22c1の径を回転子鉄心22aの円形スロット22a1の径より小さくして、組み立て性を優先するようにしてもよい。
永久磁石22dは、円弧状に形成されて、円周状に配置された多数の導体バー22bの内側に近接して環状に配置される。これにより、永久磁石22dの磁力を強力なものとすることができ、電動機能力を増大することができる。本実施形態では、円弧状の4個の永久磁石22dが環状に配置されている。また、永久磁石22dは、回転子鉄心22aの円弧状スロット22a2に埋設され、両端面が回転子鉄心22aより露出されるが、エンドリング22cでカバーされる。
バランスウェイト22eは、電動機に加わるアンバランスをバランスさせるためのものであり、鉄材で製作される。このバランスウェイト22eは、エンドリング22c及び回転子鉄心22aと同じ外径に形成されると共に、一方のエンドリング22cの表面に装着される。
次に、自己始動式同期電動機8の製造方法に関して図1から図4を参照しながら説明する。
まず、回転子鉄心22aの円形スロット22a1及び円弧状スロット22a2に導体バー22b及び永久磁石22dを埋設する。この時、永久磁石22dの両端面は回転子鉄心22aの両端面と同一面を構成し、導体バー22bの両端部は回転子鉄心22aの両端面より突出するように埋設する。
次いで、エンドリング22cの穴に導体バー22bの両側の突出部を埋設するように、回転子鉄心22aの両側にエンドリング22cを重ねて、エンドリング22cの間に回転子鉄心22aを挟持した状態とする。この時、永久磁石22dの両端面はエンドリング22cに当接されてカバーされた状態となり、一方、導体バー22bの両端面は、エンドリング22cの表面と同一面となり、エンドリング22cの穴より露出される。
なお、回転子鉄心22aの円弧状スロット22a2に永久磁石22dのみを埋設した後、エンドリング22cを回転子鉄心22aに重ねた状態で、導体バー22bをエンドリング22cの穴及び回転子鉄心22aの円形スロット22a1に埋設するようにしてもよい。
次いで、図4に示すように、接合ツール23を用いて導体バー22bとエンドリング22cとを摩擦攪拌接合し、かご型導体とする。即ち、接合ツール23の先端部はアルミ材より硬い金属材(例えばモリブデン)からなる棒状の回転ツールであり、高速で回転する接合ツール23を導体バー22bとエンドリング22cとの接合部に押付けながら、導体バー22bの円周に沿って移動させる(換言すれば、導体バー22bの中心付近を回転子22の中心に対して同心に移動させる)。接合ツール23と導体バー22b及びエンドリング22cとの摩擦により発生する熱により、接合付近の温度が導体バー22b及びエンドリング22cの融点660℃以上に上昇され、導体バー22b及びエンドリング22cの接合部が軟化されて塑性流動される。接合ツール23を取り去って冷却することにより、導体バー22b及びエンドリング22cが攪拌されて接合される。係る製造方法によれば、接合部を局部的に温度上昇させることができるので、永久磁石22dの劣化を防止することができる。
係る摩擦攪拌接合を両側のエンドリング22cに対して行った後、図1に示すように、バランスウェイト22eをエンドリング22cに重ねて装着する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図5を用いて説明する。図5は本発明の第2実施形態の自己始動式同期電動機の製造方法の斜視工程図である。この第2実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。
この第2実施形態では、先ず、図5(a)に示すように、導体バー22bとエンドリング22cの一方とをあらかじめ一体化する。次いで、図5(b)に示すように、この一体化したものの導体バー22bを回転子鉄心22aの円形スロット22a1に通し、その遊端部を回転子鉄心22aの端面から突出させ、エンドリング22cの円形スロット22c1に導体バー22bの突出した部分を埋設する。次いで、図5(c)に示すように、接合ツール23を用いて、その接合部を第1実施形態と同様に摩擦攪拌接合することにより、導体バー22bとエンドリング22cとを電気的及び機械的に接合する。
この第2実施形態によれば、導体バー22bとエンドリング22cの一方とをあらかじめ一体化するので、摩擦攪拌接合での加工が1回で済むため、生産工数を減少し、生産効率を向上することができる。
なお、導体バー22bとエンドリング22cの一方とをあらかじめ一体化する方法としては、永久磁石22dを劣化することなく、アルミダイカストまたはアルミ鍛造によることができる。この場合、アルミダイカストの方が電動機における使用実績が豊富で、信頼性の面から好ましい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図6を用いて説明する。図6は本発明の第3実施形態の自己始動式同期電動機の製造方法を示す斜視工程図である。この第3実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。
この第3実施形態では、導体バー22b及びエンドリング22cを銅または銅合金で製作すると共に、バランスウェイト部22eを銅ダイカストや銅鍛造でエンドリング22cに一体に成形するようにしている。そして、2種類の長さの導体バー22bを用意して、として、エンドリング22cにおけるバランスウェイト部22eを有する部分及び有しない部分の表面に導体バー22bの端面を同一面で露出し、図6に示すように、接合ツール23によりエンドリング22cと導体バー22bとを接合する。バランスウェイト部22eにおける段差は、接合ツール23の高さを制御することにより、吸収可能である。
この第3実施形態によれば、二次かご型導体がアルミニュームより比抵抗の低い銅材で形成されるため、二次かご型導体の損失が減少し、電動機効率を向上できる。特に、自己始動式同期電動機8では、その始動時は二次かご型導体により誘導電動機として動作し、同期速度付近で同期速度に引き込まれ同期速度で運転するものであるが、二次かご型導体の径を同じままで、アルミ材から銅材に変えることにより二次抵抗が小さくなるため、同期速度付近でのトルクが大きくなり、同期速度への引き込み性が良くなるという利点が生まれる。また、二次かご型導体の抵抗値をアルミと同じになるに銅材の導体バー22bの径を細くすることにより、永久磁石22dを挿入する円弧状スロット22a2を回転子22の外周部へ寄せることが可能となり、永久磁石22dの表面積を広くでき、電動機の効率も向上できる。また、エンドリング22cをアルミ材から銅材に変えることにより、エンドリング22cの軸方向長さを短くすることができ、電動機を小型化することが可能になる。
また、自己始動式同期電動機8は、回転軸6を介して負荷と繋いで運転をする時には、負荷の回転重心が電動機の回転軸中心とずれ、回転バランスが破壊され、電動機の振動や騒音などが生じ、正常な性能が発揮できなくなることがある。このため、回転子22の径方向のトータルモーメントがゼロになるように、バランスウェイト22eを設けることが必要である。第1実施形態では、比重の軽いアルミ材のエンドリング22cが使用されるため、図1に示すようにエンドリング22cとバランスウェイト22eとを別部材で製作する必要があった。
この第3実施形態では、エンドリング22cに銅材を用いているので、エンドリング22cとバランスウェイト22eとの共用して一体に成形することが可能である。これによって、エンドリング22cとバランスウェイト22eとを一工程で製作することができるので、生産工数を減少し、生産効率を向上することができる。ここで、銅材は鉄材よりも比重が重いため、アルミ材及び鉄材のバランスウェイト22eを用いる場合に比較して、小型化することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図7を用いて説明する。図7は本発明の第4実施形態の自己始動式同期電動機の製造方法を示す斜視工程図である。この第4実施形態は、次に述べる点で第3実施形態と相違するものであり、その他の点については第3実施形態と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。
この第4実施形態では、導体バー22bとエンドリング22cの一方とバランスウェイト22eとを銅ダイカストで一体に成形し、導体バー22bの遊端部を銅または銅合金製の他方のエンドリング22cに摩擦攪拌接合によって電気的及び機械的に接合するようにしたものである。
この第4実施形態よれば、第2実施形態と第3実施形態との効果を合わせ奏することができ、生産性の格段の向上を図ることができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について図8及び図9を用いて説明する。図は本発明の第5実施形態の自己始動式同期電動機の回転子の断面図、図は図のB−B断面図である。この第5実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。
この第5実施形態では、導体バー22bを回転子鉄心22aの外周面に開口して形成された蟻溝状スロット22a1及びエンドリング22cの外周面に形成された蟻溝状穴22c1に埋設された状態で、エンドリング22cと導体バー22bとをエンドリング22cの外周面側から摩擦攪拌接合するようにしている。
この第5実施形態によれば、導体バー22bを外周部に寄せることができ、これに伴って永久磁石22dを挿入する円弧状スロット22a2を回転子22の外周部へ寄せることが可能となり、永久磁石22dの表面積を格段に広くでき、電動機の効率も大幅に向上できる。
本発明の第1実施形態の自己始動式同期電動機を搭載した圧縮機の縦断面図である。 図1の圧縮機に搭載された自己始動式同期電動機の回転子の断面図である。 図2のA−A断面図である。 図2の回転子の製造方法を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態の自己始動式同期電動機の製造方法の斜視工程図である。 本発明の第3実施形態の自己始動式同期電動機の製造方法を示す斜視工程図である。 本発明の第4実施形態の自己始動式同期電動機の製造方法を示す斜視工程図である。 本発明の第5実施形態の自己始動式同期電動機の回転子の断面図である。 図7のB−B断面図である。
符号の説明
1…固定スクロール、1a…鏡板、1b…ラップ部、1c…吐出穴、2…旋回スクロール、2a…鏡板、2b…ラップ部、2c…ボス部、3…フレーム、4…軸受、6…回転軸、6a…クランク、7…密閉容器、7a…吸入口、7b…吐出口、8…自己始動式同期電動機、9…圧縮機構部、10…圧縮機、21…固定子、22…回転子、22a…回転子鉄心、22a1…円形スロット、22a2…円弧状スロット、22b…導体バー、22c…エンドリング、22c1…円形穴、22d…永久磁石、22e…バランスウェイト、23…接合ツール。

Claims (3)

  1. 固定子鉄心及びこの固定子鉄心に巻回された巻線を有する固定子と、前記固定子の内側に固定子内径より若干小さい外径を有して配置された回転子とを備え、前記回転子は、回転子鉄心と、前記回転子鉄心の外周部に全周にわたって埋設された多数の導体バーと、前記導体バーの両側に設けられ、導体バーと共に籠形導体を形成するエンドリングと、前記導体バーより内周側に位置して前記回転子鉄心のスロットに埋設された複数の永久磁石とを備える自己始動式同期電動機において、
    前記永久磁石及び前記導体バーを埋設した回転子鉄心を前記エンドリングの間に当該エンドリングにより当該永久磁石の両端面をカバーするように挟持した状態で、前記導体バーと前記エンドリングとは摩擦攪拌接合によって電気的及び機械的に接合されており、
    前記エンドリングの厚みを変えてバランスウェイト部を一体に成形している
    ことを特徴とする自己始動式同期電動機。
  2. 前記請求項1の自己始動式同期電動機において、前記導体バーを前記回転子鉄心の外周面に開口して形成された蟻溝状スロット及び前記エンドリングの外周面に形成された蟻溝状穴に埋設された状態で、前記エンドリングと前記導体バーとは前記エンドリングの外周面側から摩擦攪拌接合されていることを特徴とする自己始動式同期電動機。
  3. 前記請求項1の自己始動式同期電動機において、前記導体バーと前記エンドリングの一方と前記バランスウェイトとは銅ダイカストで一体に成形されており、前記導体バーの遊端部は銅または銅合金製の他方の前記エンドリングに摩擦攪拌接合によって電気的及び機械的に接合されていることを特徴とする自己始動式同期電動機。
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