JP4848912B2 - 真偽判定装置、真偽判定方法、真偽判定プログラム、非晶質合金部材の作製方法 - Google Patents
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Description
(非晶質合金群A)
Zr 50 Hf 10 Cu 30 Al 10
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Cu 60 Ti 10 Zr 30
Ni 51 Nb 20 Zr 9 Ti 9 Co 8 Cu 3
Fe 70 B 20 Nb 6 Si 4
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Ti 50 Cu 20 Zr 4 Ni 20 Si 4 B 2
Zr 65 Pd 10 Cu 10 Al 15
Al 20 La 65 Cu 7.5 Ni 3.8 CO 3.7
Mg 65 Cu 25 Y 10
Mg 65 Y 10 Cu 20 Al 5
(非晶質合金群A)
Zr 50 Hf 10 Cu 30 Al 10
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Cu 60 Ti 10 Zr 30
Ni 51 Nb 20 Zr 9 Ti 9 Co 8 Cu 3
Fe 70 B 20 Nb 6 Si 4
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Ti 50 Cu 20 Zr 4 Ni 20 Si 4 B 2
Zr 65 Pd 10 Cu 10 Al 15
Al 20 La 65 Cu 7.5 Ni 3.8 CO 3.7
Mg 65 Cu 25 Y 10
Mg 65 Y 10 Cu 20 Al 5
(非晶質合金群A)
Zr 50 Hf 10 Cu 30 Al 10
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Cu 60 Ti 10 Zr 30
Ni 51 Nb 20 Zr 9 Ti 9 Co 8 Cu 3
Fe 70 B 20 Nb 6 Si 4
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Ti 50 Cu 20 Zr 4 Ni 20 Si 4 B 2
Zr 65 Pd 10 Cu 10 Al 15
Al 20 La 65 Cu 7.5 Ni 3.8 CO 3.7
Mg 65 Cu 25 Y 10
Mg 65 Y 10 Cu 20 Al 5
(非晶質合金群A)
Zr 50 Hf 10 Cu 30 Al 10
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Cu 60 Ti 10 Zr 30
Ni 51 Nb 20 Zr 9 Ti 9 Co 8 Cu 3
Fe 70 B 20 Nb 6 Si 4
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Ti 50 Cu 20 Zr 4 Ni 20 Si 4 B 2
Zr 65 Pd 10 Cu 10 Al 15
Al 20 La 65 Cu 7.5 Ni 3.8 CO 3.7
Mg 65 Cu 25 Y 10
Mg 65 Y 10 Cu 20 Al 5
図1に示すように、本実施の形態に係る非晶質合金部材34の表面には、中心線平均粗さRa0.1μm以上1000μm以下である凹凸領域34Aが形成されている。なお、「非晶質合金部材の表面」とは、非晶質合金部材34の使用形態における表裏とは関係なく、外界に曝されている部分を示す。
なお、この凹凸領域34Aは、詳細は後述するが、非晶質合金部材の作成方法によって制作者側により意図的に形成される。
また、一般に非晶質合金の製造には急速な冷却が必要とされるが、上述のようなΔTxが30K以上である非晶質合金は、冷却速度10K/s程度の冷却速度で溶湯から容易に非晶質単相からなるバルク材を得ることができ、非常に安定で製造し易い。また、その凝固表面はやはり極めて平滑であり、金型表面のミクロンオーダーの研磨傷でさえも忠実に再現する転写性を持っている。
このため上記Zr−TM−Al系及びHf−TM−Al系非晶質合金を用いれば、極めて加工が容易であり、これらの非晶質合金によって構成される非晶質合金部材が低応力で複雑な形状であっても、容易に成形することができる。
なお、本実施の形態に係る非晶質合金部材34を構成する非晶質合金としては、下記非晶質合金群Aに示される非晶質合金から選択される非晶質合金が用いられる。
(非晶質合金群A)
Zr 50 Hf 10 Cu 30 Al 10
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Cu 60 Ti 10 Zr 30
Ni 51 Nb 20 Zr 9 Ti 9 Co 8 Cu 3
Fe 70 B 20 Nb 6 Si 4
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Ti 50 Cu 20 Zr 4 Ni 20 Si 4 B 2
Zr 65 Pd 10 Cu 10 Al 15
Al 20 La 65 Cu 7.5 Ni 3.8 CO 3.7
Mg 65 Cu 25 Y 10
Mg 65 Y 10 Cu 20 Al 5
この凹凸形状領域24Aの形成方法としては、上述のように同一環境及び同一条件でも同一形状を作製することが困難な方法であればよく、例えば、鋳造用金型20の凹部24への、プレス等による打痕加工、バイトなどによる切削加工、放電加工、研磨研粒を用いたブラスト加工等を用いることができる。
このため、各凹凸形状領域24Aの形状及び特徴は、凹凸形状領域24Aの形成された鋳造用金型20毎に固有のものとなる。
この溶湯28は、上記非晶質合金を製造するため溶湯であって、前記一般式に示されるような合金成分を調整して溶融することによって調整することができる。
この溶湯28は、第2の金型26に設けられた図示を省略するランナから通孔49に投入される。
これらの清浄化処理は、溶湯中の非金属介在物、酸化物等の異物による欠陥や、溶湯に溶け込んだガスによる欠陥を防ぐために実施されることが好ましい。溶湯のフィルタリングに関しては、特開平6−57432号、特開平3−162530号、特開平5−140659号、特開平4−231425号、特開平4−276031号、特開平5−311261号、特開平6−136466号の各公報等に記載されている。また、溶湯の脱ガスに関しては、特開平5−51659号公報、実開平5−49148号公報等に記載されている。
また、非晶質合金には、過冷却液体領域が存在するために凝固収縮を考慮する必要がなく、またアモルファスであるため表面が滑らかになる。このため、鋳造用金型20の凹凸形状領域24Aの表面状態を高精度に再現することができる。
連続鋳造法としては、単ロール法、双ロール法(ハンター法)、3C法に代表される冷却ロールを用いる方法、双ベルト法(ハズレー法)、アルスイスキャスターII型に代表される冷却ベルトや冷却ブロックを用いる方法が挙げられる。
鍛造技術としては、鍛造用金型を用いる型鍛造方法を用いることができ、素材の変形抵抗を減少させるために再結晶温度以上の高温に加熱して成型する熱間鍛造、再結晶温度以下の常温で成型する冷間鍛造、及び半凝固状態で加圧する溶湯鍛造の何れを用いても良い。
この凹凸形状領域60Aの形成方法としては、上記凹凸形状領域24Aと同様に、上述のように同一環境及び同一条件でも同一形状を作製することが困難な方法であればよく、例えば、鍛造用金型60表面への、プレス等による打痕加工、バイト等による切削加工、放電加工、研磨研粒を用いたブラスト加工等を用いることができる。
このため、各凹凸形状領域60Aの形状及び特徴は、凹凸形状領域60Aの形成された鍛造用金型60毎に固有のものとなる。
このような非晶質合金基板35は、上記図2を用いて説明した非晶質合金部材34の作製において、鋳造用金型20として、凹部24全領域を中心線平均粗さRaが0.01μm以下となるように鏡面加工された鋳造用金型を用意し、この鋳造用金型を用いて上記鋳造技術と同様にして鋳造を行うことにより作製することができる。
この非晶質合金基板35の加熱と同時に、鍛造用金型60を、非晶質合金基板35を構成する非晶質合金の過冷却液体温度領域ΔTx(ΔTx(過冷却液体温度領域)=Tx(非晶質合金の結晶化温度)−Tg(ガラス転移点))に加熱することが好ましい。
この状態で、鍛造用金型60により非晶質合金基板35へ一定の圧力を所定時間加える。
なお、冷間鍛造における圧力レベル及び圧力時間は、塑性変形可能となるように調整すればよい。
このため、同一の鋳造用金型20または鍛造用金型60を用いれば、製造者側は、金型(鋳造用金型20、及び鍛造用金型60)毎に、同一の特徴を有する凹凸領域34Aの形成された非晶質合金部材34を量産することができる。
上記鋳造技術や鍛造技術により作製した非晶質合金部材34を、酸素または窒素を含む雰囲気下において、その非晶質合金部材34を構成する材料の等温変態曲線(TTT曲線)のアモルファス領域内の温度及び時間で熱処理することにより、上記非晶質合金部材34の表面に、非晶質合金部材34を構成する少なくとも一種の構成元素のセラミック化により形成された酸化物及び窒化物の何れか一方または双方からなるセラミック成分を主体とするセラミック系硬質層を硬化膜として形成することができる。
このため、非晶質合金部材34上に形成された凹凸領域34Aを、硬質膜を形成しない場合に比べてさらに摩耗から保護することができる。
なお、この真偽判定プログラムは、真偽判定装置10において真偽判定を行うためのプログラムである。また、この基準特徴情報登録プログラムは、基準登録情報の登録時に実行されるプログラムである。
このようにすれば、同一の金型を用いて作製した非晶質合金部材34毎に、真偽を判定するための基準となる基準特徴情報をメモリ86に記憶することができる。
例えば、上記基準領域50として32×32ドット(約2mm×2mm)の領域を定める場合には、図9(B)に示すように、基準領域50より大きく、且つ基準領域50を含む領域を照合領域(例えば、64×64ドット(約4mm×4mm))52として読み取る。
本実施形態に係る真偽判定処理では、詳細は後述するが、照合領域52のデータから基準領域50と同サイズの領域(演算対象領域)に相当するデータを取り出し、該データとメモリ86に記憶されている基準特徴情報との相関値を演算することを、演算対象領域の位置を移動させながら繰り返す。このため、ステップ208では照合領域内におけるデータ取出位置(演算対象領域の位置)を初期化する。
このように、照合領域52内で基準領域50と同サイズの領域を1ドットずつ移動させて、各移動毎に基準領域50と同サイズの照合データ各々について、上記の演算を行うことにより、基準画像のドット数をm×n、照合画像のドット数をM×Nとすると、単一の照合画像当たり(M―m+1)×(N−n+1)個の相関値が得られる。
本実施形態では基準領域50が32×32ドット、照合領域52が64×64ドットであるので、相関値の演算が(64−32+1)×(64−32+1)=1089回行われ、1089個の相関値が得られることになる。
異なる表面形状の凹凸領域34Aを読み取った場合には、相関値の最大値は非常に低い値となり、相関値の分布についても、ピーク部分を含めて全体的に相関値が低い値を示し、相関値の最大値のノーマライズド・スコアも非常に低い値となる。
本実施の形態の真偽判定装置では、これらFRR及びFARを低減するために、真偽判定のための閾値として、相関値の最大値の閾値及び相関値の最大値のノーマライズド・スコアの閾値各々を、同一の非晶質合金部材34の凹凸領域34Aの基準領域50を含む照合領域52を位置及び向きのずれなく読み取った場合と、異なる表面形状の凹凸領域34Aの基準領域50を含む照合領域52を読み取った場合と、の中間値に定める。
この閾値は、予めメモリ86に記憶すればよい。
従って、簡易な構成で容易に真偽を判定することができる。
このため、製造時のバラツキにより同一の金型から作製した非晶質合金部材34の凹凸領域34Aの形状にバラツキが発生することを抑制することができるので、同一の金型を用いて作成された複数の判定対象となる非晶質合金部材34各々について、同一の真偽判定結果を得ることができる。このため、精度良く真偽判定を行うことができる。
このコンピュータにより実行可能なプログラム50としては、真偽判定処理装置10で用いた基準特徴情報登録プログラム及び真偽判定プログラムをコンピュータ55により実行可能なコードに変換して用いればよい。
記憶媒体52とは、コンピュータ55のハードウェア資源に備えられている読取装置54に対して、プログラムの記述内容に応じて、磁気、光、電気等のエネルギーの変化状態を引き起こし、それに対応する信号の形式で読取装置54にプログラムの記述内容を伝達できるものである。
mponent Interc onnect/Interface)バスなどの外部バス66にデータや信号を授受可能に接続されている。
これらのキーボード60、マウス等のポインティングデバイス65、ディスプレイ58、各種データを記憶するためのHDD(Hard Disk Drive)62、読取装置54、接続ポート66、通信部70、読取部14、及びデータ出力部56は、インターフェース68、外部バス66、ブリッジ64、及びホストバス71を介して、CPU62に信号授受可能に接続されている。
ディスプレイ58は、液晶表示装置またはCRT(Cathode Ray Tube)などから成り、各種情報をテキストやイメージ情報として表示するデバイスであり、上記真偽判定装置10の表示部19と同等の機能を有する。
JIS B 0651の方法に基づき、非晶質合金部材の表面の凹凸領域について、JIS−B−0601に規定される測定長さ12.5mm、カットオフ値2.5mmで測定した時の中心線平均粗さを、三次元表面粗さ測定器(SE−30K、小坂研究所社製)を使用して測定した。
[鋳造用金型の作製]
鋳造用金型として、SKD61からなる、図2(A)に示す形状の鋳造用金型20を用意した。
40mm×20mmの凹凸形状領域24Aを形成した。この凹凸形状領域24Aの中心線平均粗さRaを計測したところ、中心線平均粗さRa=3.0μmであった。
なお、この第2の金型26としては、鋳造用金型20と同一の材料により構成され、鋳造用金型20と型締めされることによりキャビティ37を形成可能に加工された金型を用いた。
図12(A)及び図12(B)に示されるように、鋳造用金型20に形成した凹凸形状領域(図12(A)参照)と、作製した非晶質合金部材の凹凸領域(図12(B)参照)と、は、凹凸形状によって示される模様が鏡像反転していることがわかる。このため、非晶質合金部材の表面に、鋳造用金型20の凹凸形状領域が精度良く転写されているといえる。
図13に示すように、上記作製した鋳造用金型20の凹凸形状領域と、この鋳造用金型20を用いて作製した非晶質合金部材の凹凸領域と、の転写時に接していた領域の表面粗さRyは、略同一の値が得られていることから、鋳造用金型20の凹凸形状領域が非晶質合金部材へ、サブミクロンオーダまで精度良く転写されているといえる。
この真偽判定テストとして、FRR(:False Rejection Rate(真物を偽物と誤判定する確率))確認のための実験と、FAR(:False Acceptance Rate(偽物を真物と誤判定する確率))確認のための実験と、を行った。
上記メモリ86に登録した基準登録情報は144個であり、この144個の基準登録情報と、真偽判定対象の非晶質合金部材70枚各々上の144箇所各々の照合領域を読み取ることによって得られる判定対象特徴情報各々と、に基づいて真偽判定を行った。
このため、FRR確認のための実験においては、144(箇所)×70(枚)=10080(回)、すなわち10080回の真偽判定テストを行い、そのうちの何回について、偽物と誤判定したかを評価した。
上記メモリ86に登録した基準登録情報144個の内の任意の1個を、基準登録情報としてメモリ86に残し、その他の143個の基準登録情報はメモリ86から削除した。
これにより、上記基準特徴情報採取用の非晶質合金部材(1枚)上の、上記設定した144箇所の基準領域の内の1箇所の基準領域の濃淡情報が、基準特徴情報としてメモリ86に登録された状態となった。
すなわち、基準特徴情報採取用の非晶質合金部材上の、144箇所の領域の内の1箇所の領域が基準領域として設定され、真偽判定対象の非晶質合金部材70枚上の144箇所の領域の内の、この基準領域として設定した領域に対応する領域以外の143箇所が照合領域として設定された。つまり、この143箇所は、「真物」と認識してはならない箇所である。なお、上記基準領域として設定した領域に対応する領域とは、鋳造用金型20を用いた非晶質合金部材作製時に、該基準領域と同一位置に位置した領域を示している。
このため、FAR確認のための実験においては、70(枚)×143(箇所)×144(箇所)、すなわち1441440回の真偽判定テストを行い、そのうちの何回について真物と誤判定したかを評価した。
・撮像素子32Bによる読取解像度 600dpi
・読取部14による読取りの階調を8ビットグレイスケール
・基準領域のサイズ:32ドット×32ドット
・照合領域のサイズ:64ドット×64ドット
・相関値の最大値の閾値:0.3
・相関値の最大値のノーマライズド・スコアの閾値:5
・光源30B:白色LED
・撮像素子32B:CCD
実施例1において、非晶質合金部材を構成する非晶質合金として、
一般式(1) M100−nTMn、の組成を有する合金として、
Fe44Ni28Si4B20Nb4の組成を有する合金を、1400℃で溶融することにより溶湯を調整した以外は、実施例1と同様にして凹凸領域の形成された非晶質合金部材を作製し、実施例1と同様にして真偽判定テストを行った。
実施例1において、非晶質合金部材を構成する非晶質合金として、
一般式(2) CupTiqM1100-p-qの組成を有する合金として、
Cu60Ti10Zr30の組成を有する合金を、1200℃で溶融することにより溶湯を調整した以外は、実施例1と同様にして凹凸領域の形成された非晶質合金部材を作製し、実施例1と同様にして真偽判定テストを行った。
実施例1において、非晶質合金部材を構成する非晶質合金として、
一般式(3) Ni100-s-t-u Nbs(Zr, Hf)t M2uの組成を有する合金として
Ni51Nb20Zr9Ti9Co8Cu3の組成を有する合金を、1300℃で溶融することにより溶湯を調整した以外は、実施例1と同様にして凹凸領域の形成された非晶質合金部材を作製し、実施例1と同様にして真偽判定テストを行った。
実施例1において、非晶質合金部材を構成する非晶質合金として、
一般式(4) Fe100-x-yM3xM4yの組成を有する合金として、
Fe70B20Nb6Si4の組成を有する合金を、1400℃で溶融することにより溶湯を調整した以外は、実施例1と同様にして凹凸領域の形成された非晶質合金部材を作製し、実施例1と同様にして真偽判定テストを行った。
実施例1において、非晶質合金部材を構成する非晶質合金として、
一般式(5) (Fe1-z(Co,Ni)z) 100-x-yM3xM4yの組成を有する合金として、Fe44Ni28Si4B20Nb4の組成を有する合金を、1400℃で溶融することにより溶湯を調整した以外は、実施例1と同様にして凹凸領域の形成された非晶質合金部材を作製し、実施例1と同様にして真偽判定テストを行った。
実施例1において、非晶質合金部材を構成する非晶質合金として、
一般式(7) Ti100-i-j-kCuiM7jM8kの組成を有する合金として、
Ti50Cu20Zr4Ni20Si4B2の組成を有する合金を、1200℃で溶融することにより溶湯を調整した以外は、実施例1と同様にして凹凸領域の形成された非晶質合金部材を作製し、実施例1と同様にして真偽判定テストを行った。
実施例1において、非晶質合金部材を構成する非晶質合金として、
一般式(8) M1 aM2 bLncM3 dM4 eM5 fの組成を有する合金として、
Zr65Pd10Cu10Al15の組成を有する合金を、1200℃で溶融することにより溶湯を調整した以外は、実施例1と同様にして凹凸領域の形成された非晶質合金部材を作製し、実施例1と同様にして真偽判定テストを行った。
実施例1において、非晶質合金部材を構成する非晶質合金として、
一般式(9) Al100-g-h-iLngM6 hM3 iの組成を有する合金として、
Al20La65Cu7.5Ni3.8CO3.7の組成を有する合金を、700℃で溶融することにより溶湯を調整した以外は、実施例1と同様にして凹凸領域の形成された非晶質合金部材を作製し、実施例1と同様にして真偽判定テストを行った。
実施例1において、非晶質合金部材を構成する非晶質合金として
一般式(12) Mg100-q-sM7 qM9 sの組成を有する合金として、
Mg65Cu25Y10の組成を有する合金を、700℃で溶融することにより溶湯を調整した以外は、実施例1と同様にして凹凸領域の形成された非晶質合金部材を作製し、実施例1と同様にして真偽判定テストを行った。
実施例1において、非晶質合金部材を構成する非晶質合金として
一般式(13) Mg100-q-r-sM7 qM8 rM9 sの組成を有する合金として、
Mg65Y10Cu20Al5の組成を有する合金を、700℃で溶融することにより溶湯を調整した以外は、実施例1と同様にして凹凸領域の形成された非晶質合金部材を作製し、実施例1と同様にして真偽判定テストを行った。
実施例1において、鋳造用金型20の凹部24に、四角錐状のダイヤモンド針(明石製作所社製、商品名:微小硬度計MVK−EIII)を用いて、ダイヤモンド針により鋳造用金型20に押付けることによって、鋳造用金型20の凹部24に複数の圧痕を形成することにより、鋳造用金型20に凹凸形状領域を形成した以外は、実施例1と同様にして凹凸領域の形成された非晶質合金部材を作製し、実施例1と同様にして真偽判定テストを行った。
実施例1において、下記鋳造用金型を用いた以外は、実施例1と同様にして非晶質合金部材を作成し、実施例1と同様にして真偽判定テストを行った。
鋳造用金型として、高速度工具鋼(ハイス鋼:SKH51)からなる、図2(A)に示す形状の鋳造用金型20を用意した。
実施例1で用いた鋳造用金型20に換えて、凹部24を鏡面加工(Ra=0.01μm)された鋳造用金型20を用い、実施例8で用いた溶湯を用いて非晶質合金基板を作製した。
この凹凸形状領域24Aの中心線平均粗さRaを計測したところ、中心線平均粗さRa=1.0μmであった。
・非晶質合金基板を、この非晶質合金基板を構成する非晶質合金のガラス転移温度(Tg)410℃以上であり、この非晶質合金の結晶化温度(Tx)490℃未満である、420℃、450℃にそれぞれ加熱。
・鍛造用金型20から非晶質合金基板への圧力:10MPa
・圧力印加時間:加熱温度420℃、450℃に対して、それぞれ15分、2分以内。
実施例1において、非晶質合金部材を構成する材料として、非晶質合金に換えて、鋳造用アルミ合金ADC12を、700℃で溶融することにより溶湯を調整した以外は、実施例1と同様にして凹凸領域の形成された非晶質合金部材を作製し、実施例1と同様にして真偽判定テストを行った。
なお、相関値の最大値の閾値、及び相関値の最大値のノーマライズド・スコアの閾値は、実施例1と同一とした。
14 読取部
18 判定部
20 鋳造用金型
34A 凹凸領域
34 非晶質合金部材
60 鍛造用金型
Claims (5)
- 表面に中心線平均粗さRaが0.1μm以上1000μm以下である凹凸領域を有すると共に、少なくとも該凹凸領域が下記非晶質合金群Aに示される非晶質合金から選択され且つ体積率50%以上100%以下の非晶質相を有する非晶質合金を含んで構成され、前記凹凸領域が表面に中心線平均粗さRaが0.1μm以上1000μm以下である凹凸形状領域を有する金型を用いて作製された、真偽判定基準となる非晶質合金部材の、前記凹凸領域の特徴を示す基準特徴情報を予め記憶する記憶手段と、
真偽判定対象となる、表面に中心線平均粗さRaが0.1μm以上1000μm以下である凹凸領域を有すると共に少なくとも該凹凸領域が体積率50%以上100%以下の非晶質相を有する非晶質合金を含んで構成される非晶質合金部材の、前記凹凸領域の特徴を示す判定対象特徴情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって前記判定対象特徴情報が読み取られたときに、該判定対象特徴情報と、前記基準特徴情報と、を比較し、比較結果に基づいて前記真偽判定対象の非晶質合金部材が真であるか否かを判別する判別手段と、
を備えた真偽判定装置。
(非晶質合金群A)
Zr 50 Hf 10 Cu 30 Al 10
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Cu 60 Ti 10 Zr 30
Ni 51 Nb 20 Zr 9 Ti 9 Co 8 Cu 3
Fe 70 B 20 Nb 6 Si 4
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Ti 50 Cu 20 Zr 4 Ni 20 Si 4 B 2
Zr 65 Pd 10 Cu 10 Al 15
Al 20 La 65 Cu 7.5 Ni 3.8 CO 3.7
Mg 65 Cu 25 Y 10
Mg 65 Y 10 Cu 20 Al 5 - 表面に中心線平均粗さRaが0.1μm以上1000μm以下である凹凸領域を有すると共に、少なくとも該凹凸領域が下記非晶質合金群Aに示される非晶質合金から選択され且つ体積率50%以上100%以下の非晶質相を有する非晶質合金を含んで構成され、前記凹凸領域が表面に中心線平均粗さRaが0.1μm以上1000μm以下である凹凸形状領域を有する金型を用いて作製された、真偽判定基準となる非晶質合金部材の、前記凹凸領域の特徴を示す基準特徴情報を予め記憶する記憶工程と、
真偽判定対象となる、表面に中心線平均粗さRaが0.1μm以上1000μm以下である凹凸領域を有すると共に少なくとも該凹凸領域が体積率50%以上100%以下の非晶質相を有する非晶質合金を含んで構成される非晶質合金部材の、前記凹凸領域の特徴を示す判定対象特徴情報を読み取る読取工程と、
前記読取工程によって前記判定対象特徴情報が読み取られたときに、該判定対象特徴情報と、前記基準特徴情報と、を比較し、比較結果に基づいて前記真偽判定対象の非晶質合金部材が真であるか否かを判別する判別工程と、
を備えた真偽判定方法。
(非晶質合金群A)
Zr 50 Hf 10 Cu 30 Al 10
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Cu 60 Ti 10 Zr 30
Ni 51 Nb 20 Zr 9 Ti 9 Co 8 Cu 3
Fe 70 B 20 Nb 6 Si 4
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Ti 50 Cu 20 Zr 4 Ni 20 Si 4 B 2
Zr 65 Pd 10 Cu 10 Al 15
Al 20 La 65 Cu 7.5 Ni 3.8 CO 3.7
Mg 65 Cu 25 Y 10
Mg 65 Y 10 Cu 20 Al 5 - 表面に中心線平均粗さRaが0.1μm以上1000μm以下である凹凸領域を有すると共に、少なくとも該凹凸領域が下記非晶質合金群Aに示される非晶質合金から選択され且つ体積率50%以上100%以下の非晶質相を有する非晶質合金を含んで構成され、前記凹凸領域が表面に中心線平均粗さRaが0.1μm以上1000μm以下である凹凸形状領域を有する金型を用いて作製された、真偽判定基準となる非晶質合金部材の、前記凹凸領域の特徴を示す基準特徴情報を予め記憶する記憶ステップと、
真偽判定対象となる、表面に中心線平均粗さRaが0.1μm以上1000μm以下である凹凸領域を有すると共に少なくとも該凹凸領域が体積率50%以上100%以下の非晶質相を有する非晶質合金を含んで構成される非晶質合金部材の、前記凹凸領域の特徴を示す判定対象特徴情報を読み取る読取ステップと、
前記読取ステップによって前記判定対象特徴情報が読み取られたときに、該判定対象特徴情報と、前記基準特徴情報と、を比較し、比較結果に基づいて前記真偽判定対象の非晶質合金部材が真であるか否かを判別する判別ステップと、
を有する処理をコンピュータに実行させるための真偽判定プログラム。
(非晶質合金群A)
Zr 50 Hf 10 Cu 30 Al 10
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Cu 60 Ti 10 Zr 30
Ni 51 Nb 20 Zr 9 Ti 9 Co 8 Cu 3
Fe 70 B 20 Nb 6 Si 4
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Ti 50 Cu 20 Zr 4 Ni 20 Si 4 B 2
Zr 65 Pd 10 Cu 10 Al 15
Al 20 La 65 Cu 7.5 Ni 3.8 CO 3.7
Mg 65 Cu 25 Y 10
Mg 65 Y 10 Cu 20 Al 5 - 表面に中心線平均粗さRaが0.1μm以上1000μm以下である凹凸形状領域を有する鍛造用金型の該凹凸形状領域が形成された領域を、下記非晶質合金群Aに示される非晶質合金から選択され且つ体積率50%以上100%以下の非晶質相を有する非晶質合金からなる領域を有し中心線平均粗さRaが0.01μm以下の非晶質合金基板の該非晶質合金からなる領域に対向させた後に、該鍛造用金型により該非晶質合金基板へ圧力を加えて該非晶質合金基板の少なくとも一部を塑性変形することにより非晶質合金部材を作製する塑性加工工程を有する非晶質合金部材の作製方法。
(非晶質合金群A)
Zr 50 Hf 10 Cu 30 Al 10
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Cu 60 Ti 10 Zr 30
Ni 51 Nb 20 Zr 9 Ti 9 Co 8 Cu 3
Fe 70 B 20 Nb 6 Si 4
Fe 44 Ni 28 Si 4 B 20 Nb 4
Ti 50 Cu 20 Zr 4 Ni 20 Si 4 B 2
Zr 65 Pd 10 Cu 10 Al 15
Al 20 La 65 Cu 7.5 Ni 3.8 CO 3.7
Mg 65 Cu 25 Y 10
Mg 65 Y 10 Cu 20 Al 5 - 前記鍛造用金型の前記凹凸形状領域の中心線平均粗さRaが0.1μm以上100μm以下であることを特徴とする請求項4に記載の非晶質合金部材の作製方法。
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