JP4848808B2 - 鍵盤装置 - Google Patents

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本発明は、電子オルガン、電子ピアノなどの鍵盤楽器に用いられる鍵盤装置に関する。
従来から、下記特許文献1,2に示されているように、樹脂で成形した複数の鍵の後端部を鍵フレームに固定した鍵盤装置はよく知られている。この鍵盤装置は、例えば、図12の分解斜視図、図13の斜視図および図14の側面図に示すように、複数の鍵ユニット1〜3をそれらの後端部にて鍵フレーム4に固定するようにしている。鍵ユニット1は、C鍵、E鍵、G鍵およびB鍵を有する樹脂の一体成型品である。鍵ユニット2は、D鍵、F鍵およびA鍵を有する樹脂の一体成型品である。鍵ユニット3は、C#鍵、D#鍵、F#鍵、G#およびA#鍵を有する樹脂の一体成型品である。各鍵ユニット1〜3は、押鍵操作される鍵本体部5aの後方に水平薄肉部5bを設けた複数の鍵5の後端部を、横方向に延設された連結部5cにそれぞれ接続するように構成されている。そして、各鍵ユニット1〜3の連結部5cを上下に重ねて、各連結部5cを複数のねじ6を用いて鍵フレーム4に固定している。
特許第2814886号公報 特許第2628656号公報
前記のように構成した鍵5を鍵盤楽器に組み込んだ状態では、図15Aに示すように、鍵フレーム側に設けられて上方に突出した鍵ガイド7が鍵本体部5aの下面側の凹部に侵入して、鍵5の押鍵時には、鍵本体部5aが鍵ガイド7に沿って下方に変位する。各鍵ユニット1〜3が、図15Aに示すように、精度よく成型されていて変形していない場合には問題ない。しかし、成型後の収縮などによって鍵5が反り、鍵5に変形が発生していると、例えば図15Bに示すように図示左の鍵5が曲がっていると、鍵ガイド7を鍵本体部5aの下面凹部に侵入させる際に、図15Cに示すように、図示左の鍵5における鍵本体部5aの下面凹部(図示X1部)は鍵ガイド7によって矢印方向の歪力Fを受ける。この歪力Fは、図示左の鍵5の鍵本体部5a、水平薄肉部5bおよび連結部5cを介して、他の鍵5に伝達され、他の鍵5の鍵本体部5aを図示矢印方向に変形させようとする。したがって、他の鍵本体部5aの下面凹部(図示X2部)と鍵ガイド7との間に比較的大きな摩擦力が発生して、図示左の鍵5に加えて、他の鍵5の押鍵および離鍵の操作感覚が悪化、すなわち鍵の正常な機能が発揮されないという問題がある。
また、前記事態を回避するために、前記特許文献2には、鍵本体部5aと水平薄肉部5bとの間または水平薄肉部5bと連結部5cとの間に垂直薄肉部を設けることも提案されている。この場合、垂直薄肉部の変形により、前記図示左の鍵5における力Fを小さく抑えるとともに、他の鍵5への力Fの伝達が回避される。しかし、このような構成では、鍵5の前後方向の長さが、垂直薄肉部の前後方向の長さ分だけ大きくなってしまうという問題がある。
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、鍵の前後方向の長さを大きくすることなく、鍵の正常な機能が発揮されるようにした鍵盤装置を提供することにある。
本発明の鍵盤装置の基本的な構成は、押鍵操作される鍵本体部、および鍵本体部の後方に一体的に形成されて変形により鍵本体部の上下方向の揺動を許容する薄肉部からそれぞれなる複数の鍵と、複数の鍵を後端部にて支持する鍵フレームとを備え、横方向に延設された長尺状の固定部材により複数の鍵の後端部をそれぞれ鍵フレーム上に共通に挟み込んで、複数の鍵の後端部をそれぞれ独立に鍵フレームに取り付けたことにある。
これによれば、複数の鍵はそれぞれ独立に鍵フレームに取り付けられているので、上述した従来技術のように、成型後の歪、反りなどの変形による一つの鍵の歪力が他の鍵には影響しなくなる。また、各鍵は一つずつ独立して成型されるので、従来の複数の鍵を一体成形した鍵ユニットの場合と比べて、変形の頻度を少なくすることができる。さらに、鍵が変形している場合であっても、変形した一つの鍵のみを交換すればよい。その結果、上記本発明の特徴によれば、鍵盤装置において、鍵の前後方向の長さを大きくすることなく、鍵の正常な機能を簡単に期待できるようになる。
そして、本発明の特徴は、前記鍵盤装置において、複数の鍵にそれらの薄肉部の後方に一体的に厚肉部をそれぞれ設け、かつ鍵フレームおよび厚肉部のうちのいずれか一方に突起を設けるとともに他方に孔を設けて、孔に対して突起を上下方向の軸線周りに回転可能に勘合させるようにしたことにある。これによれば、鍵を鍵フレームに組み付ける際の位置決めを簡単に行うことができる。さらに、鍵が水平面内にてその後端部を中心に回転可能になり、上述した従来例のように鍵が横方向に多少変形していても、前記変形を吸収した状態で鍵を鍵フレームに取り付けることができる。また、鍵フレーム側に突起を設けた場合には、この突起を厚肉部の厚さよりも長くし、厚肉部の孔を上下に貫通する孔で構成し、かつ固定部材にも突起が勘合する孔を設け、突起を厚肉部を貫通させるとともに、固定部材に設けた孔にも勘合させるようにするとよい。これによれば、鍵および鍵フレームに加えて固定部材の位置決めも確実に行われるようになる。
また、本発明の他の特徴は、前記鍵盤装置において、鍵フレームおよび薄肉部のうちのいずれか一方に突起を設けるとともに他方に孔を設けて、孔に対して突起を上下方向の軸線周りに回転可能に勘合させるようにしたことにある。これによれば、前記場合と同様に、鍵を鍵フレームに組み付ける際の位置決めを簡単に行うことができるとともに、前記のような厚肉部を設けた場合の薄肉部と厚肉部との境界における応力の発生を回避できる。さらに、鍵が水平面内にてその後端部を中心に回転可能になり、上述した従来例のように鍵が横方向に多少変形していても、前記変形を吸収した状態で鍵を鍵フレームに取り付けることができる。また、この場合も、鍵フレーム側に突起を設けた場合には、この突起を薄肉部の厚さよりも長くし、薄肉部の孔を上下に貫通する孔で構成し、かつ固定部材にも突起が勘合する孔を設け、突起を薄肉部を貫通させるとともに、固定部材に設けた孔にも勘合させるようにするとよい。これによれば、鍵および鍵フレームに加えて固定部材の位置決めも確実に行われるようになる。
また、本発明の他の特徴は、前記鍵盤装置において、複数の鍵に、それらの薄肉部の後方に一体的に厚肉部をそれぞれ設け、かつ固定部材および厚肉部のうちのいずれか一方に突起を設けるとともに他方に孔を設けて、孔に対して突起を上下方向の軸線周りに回転可能に勘合させるようにしたことにある。これによれば、鍵を固定部材に組み付ける際の位置決めを簡単に行うことができる。さらに、鍵が水平面内にてその後端部を中心に回転可能になり、上述した従来例のように鍵が横方向に多少変形していても、前記変形を吸収した状態で鍵を鍵フレームに取り付けることができる。また、固定部材側に突起を設けた場合には、この突起を厚肉部の厚さよりも長くし、厚肉部の孔を上下に貫通する孔で構成し、かつ鍵フレームにも突起が勘合する孔を設け、突起を厚肉部を貫通させるとともに、鍵フレームに設けた孔にも勘合させるようにするとよい。これによれば、鍵および固定部材に加えて鍵フレームの位置決めも確実に行われるようになる。
また、本発明の他の特徴は、前記鍵盤装置において、固定部材および薄肉部のうちのいずれか一方に突起を設けるとともに他方に孔を設けて、孔に対して突起を上下方向の軸線周りに回転可能に勘合させるようにしたことにある。これによれば、前記場合と同様に、鍵を固定部材に組み付ける際の位置決めを簡単に行うことができるとともに、前記のような厚肉部を設けた場合の薄肉部と厚肉部との境界における応力の発生を回避できる。さらに、鍵が水平面内にてその後端部を中心に回転可能になり、上述した従来例のように鍵が横方向に多少変形していても、前記変形を吸収した状態で鍵を鍵フレームに取り付けることができる。また、この場合も、固定部材側に突起を設けた場合には、この突起を薄肉部の厚さよりも長くし、薄肉部の孔を上下に貫通する孔で構成し、かつ鍵フレームにも突起が勘合する孔を設け、突起を薄肉部を貫通させるとともに、鍵フレームに設けた孔にも勘合させるようにするとよい。これによれば、鍵および固定部材に加えて固定部材の位置決めも確実に行われるようになる。
さらに、本発明の他の特徴は、前記突起および孔を設けた鍵盤装置において、突起の外周面と孔の内周面とが全周の一部にて近接して対向するとともに他部にて離間して対向するように突起および孔を形成し、かつ孔の内周面に近接して対向する突起の外周面の一部および突起の外周面に近接して対向する孔の内周面の一部のうちで、少なくとも一方の一部の横断面形状を円弧状に形成したことにある。これによれば、前述のような鍵の回転により、鍵の横方向の変形を鍵フレームへの取り付け時に吸収できるとともに、突起の外周面と孔の内周面とが全周の一部のみで近接して対向するので、鍵を鍵フレームに組み付け易くもなる。さらに、この円弧の中心と、突起が孔に対して上下方向の軸線周りに回転する際の回転中心とを一致させるようにするとよい。これによれば、鍵の水平面内の回転時に、近接して対向する突起の外周面と孔の内周面と間の隙間を一定に維持できて、突起と孔との隙間以上の鍵後端部のぶれが無くなる。
a.第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態について図面を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る鍵盤装置の分解斜視図である。図2は、同鍵盤装置の斜視図である。図3は、同鍵盤装置の側面図である。この鍵盤装置は、複数の鍵10と、鍵フレーム20と、固定部材30とを備えている。なお、黒鍵は、隣接する2つの白鍵10間に位置し、後述する白鍵10と同様な取り付け構造を有し、後述する白鍵10の取り付け方法と同様な方法により鍵フレーム20に取り付けられる。ただし、図1〜3においては、複数の鍵10として黒鍵を省略して、白鍵のみを示している。また、前記図1〜3および後述する他の図面においては、鍵フレーム20の前部分および鍵フレーム20上に設けられた鍵ガイドも省略されている。
各鍵10は、樹脂によって一体成型された鍵本体部11、薄肉部12および厚肉部13からなる。鍵本体部11は、演奏者によって押鍵操作される部位であり、前後方向に延設されて、下面に凹部を形成している。鍵10の鍵フレーム20への組み付け時には、前記下面の凹部に、鍵フレーム20側に設けた図示しない鍵ガイドが侵入して、鍵本体部11の横方向への変位が規制される。薄肉部12は、上下方向に薄い厚みを有し、かつ鍵本体部11の後端面の幅と同じまたは若干狭い幅を有する薄板状に成型されて、鍵本体部11の後端面から後方に延設されている。この薄肉部12は、鍵10の鍵フレーム20への取り付け時に、弾性変形により鍵本体部11の上下方向の揺動を許容する。厚肉部13は、薄肉部12よりも上下方向に厚く、鍵本体部11の後端面の幅とほぼ同じ幅を有する直方体状に成型されて、薄肉部12の後方に設けられている。
厚肉部13には、上下方向に貫通する孔14が形成されている。この孔14の形状について詳しく説明する。図4は、一つの鍵10を鍵フレーム20に取り付けた状態を、固定部材30を省略して示す平面図である。図5は、図4のA部の拡大図である。孔14は、上下方向には、いずれの位置においても同一の横断面形状を有する。そして、孔14の横断面形状は、相対向する前後方向位置にて互いに平行な一対の直線部14aを有するとともに、相対向する左右方向位置にてそれぞれ同一半径の一対の円弧部14bを有する長円形状である。左右両円弧部14bの中心は同一、すなわち一つの円の対向する一対の円周部分である。
鍵フレーム20は、金属または樹脂により、横方向に長尺状に一体成型されている。この鍵フレーム20は、段部を境に上段部21および下段部22を有する。上段部21および下段部22の上面は水平である。上段部21の上面には、一体形成された突起23が設けられている。なお、この突起23を鍵フレーム20とは別途形成して、上段部21の上段部21に固着するようにしてもよい。また、上段部21には、横方向に適当な間隔をおいて、複数のねじ孔24が設けられている。
突起23の形状について詳しく説明しておく。前述した図5に示すように、突起23は、上下方向には、いずれの位置においても同一の横断面形状を有するほぼ十文字状に形成されている。十文字状の横断面形状の前後方向の両先端部23aは、それぞれ同一の半径の円弧形状であり、極めて僅かな隙間を隔てて直線部14aに対向している。特に、前後両先端部23aの円弧の中心は同一、すなわち一つの円の対向する一対の円周部分である。そして、この円弧の直径は、孔14の直線部14a,14b間の距離に等しい。さらに、鍵10を鍵フレーム20に組み付けた状態では、前後両先端部23aの円弧の各中心は、鍵10に設けた孔14の左右両円弧部14bの中心と同じである。十文字状の横断面形状の左右方向の両先端部23bも、それぞれ同一の半径の円弧形状であり、極めて僅かな隙間を隔てて円弧部14bに対向している。ただし、両先端部23bの円弧の半径は、両先端部23aの円弧の半径よりも小さい。
固定部材30も、金属または樹脂により、横方向に長尺状に一体成型されている。固定部材30の縦断面形状はほぼT字状をしており、前側の下部には、鍵10の厚肉部13が収容されるようになっている。また、固定部材30には、前記鍵フレーム20のねじ孔24に対応する位置に、複数のねじ31を貫通させるための複数の貫通孔32が設けられている。なお、図3においては、ねじ31を省略して示している。
上記のような構成の鍵盤装置においては、鍵フレーム20の上段部21の突起23を各鍵10の厚肉部13の孔14内に侵入させるようにして、複数の鍵10の厚肉部13をそれぞれ鍵フレーム20の上段部21に組み付けて、複数の鍵10を鍵フレーム20上に配列する。また、鍵10を鍵フレーム20に組み付ける際には、鍵10の鍵本体部11の下面凹部に、鍵フレーム20上に設けた図示しない鍵ガイドを侵入させる。そして、複数の鍵10の厚肉部13に上方から固定部材30を押し当て、その後に、複数のねじ31を貫通させて鍵フレーム20のねじ孔24にねじ込む。これにより、複数の鍵10の後端部すなわち厚肉部13が、固定部材30により鍵フレーム20上にそれぞれ挟み込まれて固定される。その結果、複数の鍵10を鍵フレーム20に取り付けた鍵盤装置が完成する。
この鍵盤装置によれば、複数の鍵10はそれぞれ独立に鍵フレーム20に取り付けられているので、成型後の歪、反りなどの変形による一つの鍵10の歪力が他の鍵10には影響しなくなる。また、各鍵10は一つずつ独立して成型されるので、従来の複数の鍵を一体成型した鍵ユニットの場合と比べて、不良の頻度を少なくすることができる。さらに、鍵10が変形した場合であっても、変形した一つの鍵10のみを交換すればよい。したがって、鍵10の前後方向の長さを大きくすることなく、鍵の正常な機能を簡単に期待できるようになる。
また、鍵フレーム20の突起23を鍵10の孔14に勘合させるようにしたので、鍵10を鍵フレーム20に組み付ける際の位置決めを簡単に行うことができる。また、孔14内に突起23を侵入させた状態では、突起23の前後方向および横方向の先端部23a,23bのみが、孔14の直線部14aおよび円弧部14bに近接して対向し、他の部分に関しては、突起23の外周面は孔14の内周面に対して離間して対向する。したがって、鍵10を鍵フレーム20に組み付け易くなるとともに、突起23の孔14内の垂直軸周りの回転により、鍵10の横方向の変形を鍵フレーム20への取り付け時に吸収できる。また、孔14の左右両円弧部14bの中心と、突起23の前後両先端部23aの円弧の中心とは同じであるので、突起23の孔14内の垂直軸周りの回転時にも、突起23の前後方向および横方向の先端部23a,23bと、孔14の直線部14aおよび円弧部14bとの隙間を一定に維持されて、突起23と孔14との隙間以上の鍵10の後端部のぶれを無くすことができる。
b.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態に係る鍵盤装置について説明する。図6は、同第2実施形態に係る鍵盤装置を一つの鍵についてのみ示す分解斜視図である。図7は、同鍵盤装置の側面図である。この鍵盤装置は、上記第1実施形態の突起23および孔14の配置に関してのみ変更され、他の構成については上記第1実施形態と同じである。なお、これらの図6および図7においては、上記第1実施形態のねじ31、貫通孔32およびねじ孔24は、省略されている。
この第2実施形態においては、突起15が鍵10の厚肉部13の下面から突出するように設けられている。この場合、突起15は、鍵10と一体的に樹脂により成型され、横断面形状を含む突起の15の立体形状は上記第1実施形態の突起23と同じである。孔25が、鍵フレーム20における上段部21の前記突起23位置に、上下に貫通するように設けられている。孔25の横断面形状も、上記第1実施形態の孔14の横断面形状と同じである。
このように構成した鍵盤装置においては、その組み立て時に、各鍵10の厚肉部13に設けた突起15を鍵フレーム20の上段部21の孔25内に侵入させるようにして、複数の鍵10の厚肉部13をそれぞれ鍵フレーム20の上段部21に組み付けて、複数の鍵10を鍵フレーム20上に配列する。その他の組み立て方法に関しては、上記第1実施形態の場合と同様である。このような第2実施形態に係る鍵盤装置においては、上記第1実施形態に係る鍵盤装置に対して、突起15と孔25との関係を相対的に変更しただけであるので、上記第1実施形態と同様な効果が期待される。
c.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態に係る鍵盤装置について説明する。図8は、同第3実施形態に係る鍵盤装置を一つの鍵についてのみ示す分解斜視図である。図9は、同鍵盤装置の側面図である。この鍵盤装置は、上記第1実施形態の厚肉部13を省略して、薄肉部16に孔17を直接形成したものである。この場合、薄肉部16は、上記第1実施形態の厚肉部13の前後方向の長さだけ、上記第1実施形態の薄肉部12よりも長く形成されている。また、この薄肉部16には、上記第1実施形態の孔14と同じ前後方向位置にて、孔17が形成されている。なお、この孔17の横断面形状は上記第1実施形態の孔14の横断面形状と同じである。
また、鍵フレーム20の上段部21に設けた突起26の高さは、上記第1実施形態の突起23の高さよりも低く、薄肉部16の厚さと同じである。なお、突起6の横断面形状は、上記第1実施形態の突起26の横断面形状と同じである。また、この第3実施形態においては、固定部材30の前部分の厚みが、上記第1実施形態の固定部材30の厚みよりも、上記第1実施形態の厚肉部13の厚みから薄肉部16の厚み(上記第1実施形態の薄肉部12の厚みと同じ)だけ厚く構成されている。他の構成については上記第1実施形態と同じである。なお、これらの図8および図9においても、上記第1実施形態のねじ31、貫通孔32およびねじ孔24は、省略されている。
このように構成した鍵盤装置においては、その組み立て時に、鍵フレーム20の上段部21の突起26を鍵10の薄肉部16の孔17に侵入させるようにして、複数の鍵10の薄肉部16の先端部分をそれぞれ鍵フレーム20の上段部21に組み付けて、複数の鍵10を鍵フレーム20上に配列する。その他の組み立て方法に関しては、上記第1実施形態の場合と同様である。したがって、このような第3実施形態に係る鍵盤装置においても、上記第1実施形態と同様な効果が期待される。また、この第3実施形態に係る鍵盤装置においては、上記第1および第2実施形態の厚肉部13を省略したので、厚肉部13を設けた場合の薄肉部12と厚肉部13との境界における応力の発生を回避できる。
d.第4実施形態
次に、本発明の第4実施形態に係る鍵盤装置について説明する。図10は、同第4実施形態に係る鍵盤装置を一つの鍵についてのみ示す分解斜視図である。図11は、同鍵盤装置の側面図である。この鍵盤装置は、上記第3実施形態の突起26および孔17の配置に関してのみ変更され、他の構成については上記第3実施形態と同じである。なお、これらの図10および図11においても、上記第1実施形態のねじ31、貫通孔32およびねじ孔24は、省略されている。
この第4実施形態においては、突起18が鍵10の薄肉部16の下面から突出するように設けられている。この場合、突起15は、鍵10と一体的に樹脂により構成され、その横断面形状は上記第3実施形態の突起26と同じである。ただし、突起18の高さは、上記第3実施形態の突起26よりも高い方が好ましい。孔27が、鍵フレーム20における上段部21の前記突起26位置に、上下に貫通するように設けられている。孔27の横断面形状も、上記第3実施形態の孔17の横断面形状と同じである。
このように構成した鍵盤装置においては、その組み立て時に、各鍵10の薄肉部16に設けた突起18を鍵フレーム20の上段部21の孔27内に侵入させるようにして、複数の鍵10の薄肉部16をそれぞれ鍵フレーム20の上段部21に組み付けて、複数の鍵10を鍵フレーム20上に配列する。その他の組み立て方法に関しては、上記第3実施形態の場合と同様である。このような第4実施形態に係る鍵盤装置においては、上記第3実施形態に係る鍵盤装置に対して、突起15と孔25との関係を相対的に変更しただけであるので、上記第3実施形態と同様な効果が期待される。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記第1ないし第4実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記第1ないし第4実施形態では、孔14,25,17,27の横断面形状を長円状にするとともに、突起23,15,26,18の横断面形状を十文字状に形成した。しかし、孔14,25,17,27および突起23,15,26,18の形状は、これらに限らず、鍵10の水平面内の角度を自由に設定でき、かつ前後左右方向の位置決めを規定できるものであれば、他の形状であってもよい。例えば、突起23,15,26,18の横断面形状は、円形、星形などであってもよい。孔14,25,17,27の横断面形状は、円形、楕円形などであってもよい。
また、上記第1実施形態では、鍵フレーム20側に設けた突起23を鍵10側に設けた孔14のみに勘合させた。しかし、これに代え、鍵フレーム20側に設けた突起23を固定部材30にも勘合させるようにするとよい。この場合、突起23を厚肉部13の厚さよりも長くし、かつ固定部材30の対応する位置にも突起23が勘合する孔を設けておき、突起23を厚肉部13の孔14を貫通させるとともに、固定部材30に設けた孔にも勘合させるようにするとよい。これによれば、鍵10および鍵フレーム20に加えて固定部材30の位置決めも確実に行われるようになる。
また、上記第3実施形態では、鍵フレーム20側に設けた突起26を鍵10側に設けた孔17のみに勘合させた。しかし、これに代え、鍵フレーム20側に設けた突起23を固定部材30にも勘合させるようにするとよい。この場合、突起26を薄肉部16の厚さよりも長くし、かつ固定部材30の対応する位置にも突起26が勘合する孔を設けておき、突起26を薄肉部16の孔17を貫通させるとともに、固定部材30に設けた孔にも勘合させるようにするとよい。これによれば、鍵10および鍵フレーム20に加えて固定部材30の位置決めも確実に行われるようになる。
また、上記第1ないし第4実施形態においては、突起23,15,26,18と孔14,25,17,27との勘合により、鍵10と鍵フレーム20との位置決めするようにした。しかし、これに代えて、鍵10と固定部材30とを突起の孔への勘合により位置決めするように、上記第1ないし第4実施形態を変形してもよい。上記第1実施形態の変形例においては、鍵フレーム20側に設けた突起23を固定部材30の下面の対応する位置に設けるようにする。また、上記第2実施形態の変形例においては、鍵10の厚肉部15の下面に設けた突起15に代えまたは加えて突起15と同様な突起を厚肉部13の上面に設ける。そして、鍵フレーム20側に設けた孔25と同様な孔を固定部材30の対応する位置に設けるようにする。上記第3実施形態の変形例においては、鍵フレーム20側に設けた突起26を固定部材30の下面の対応する位置に設けるようにする。また、上記第4実施形態の変形例においては、鍵10の薄肉部16の下面に設けた突起18に代えまたは加えて突起18と同様な突起を薄肉部16の上面に設ける。そして、鍵フレーム20側に設けた孔27と同様な孔を固定部材30の対応する位置に設けるようにする。
そして、このように構成された変形例においては、鍵盤装置の組み立て時において、鍵10、鍵フレーム20および固定部材30の上下関係を適宜逆さにして、鍵10を固定部材30上に組付け、その後に、鍵フレーム20を上方から載置する。そして、鍵フレーム20側からねじを用いて鍵フレーム20を鍵10上に固定するようにするとよい。したがって、この場合には、固定部材30側にねじ孔を形成しておくとともに、鍵フレーム20側にねじが貫通する貫通孔を設けておくとよい。これによっても、上記実施形態と同様な効果が期待される。
さらに、前記第1および第3実施形態の変形例のように、固定部材30側に突起を設けた場合には、この突起を鍵フレーム20にも勘合させるようにしてもよい。第1実施形態の変形例においては、固定部材30側に設けた突起を、厚肉部13の厚さよりも長くし、かつ鍵フレーム20にも突起が勘合する孔を設け、突起を厚肉部13を貫通させるとともに、鍵フレーム20に設けた孔にも勘合させるようにするとよい。また、第3実施形態の変形例においては、固定部材30側に設けた突起を、薄肉部17の厚さよりも長くし、かつ鍵フレーム20にも突起が勘合する孔を設け、突起を薄肉部16を貫通させるとともに、鍵フレーム20に設けた孔にも勘合させるようにするとよい。
さらに、上記第1ないし第4実施形態では、固定部材30を鍵フレーム20の上段部21にねじ31により固定するようにした。しかし、固定部材30を鍵フレーム20の上段部21に、接着剤、ビスの圧入などにより固定するようにしてもよい。
第1実施形態に係る鍵盤装置の分解斜視図である。 第1実施形態に係る鍵盤装置の斜視図である。 第1実施形態に係る鍵盤装置の側面図である。 第1実施形態に係り、一つの鍵を鍵フレームに取り付けた状態を、固定部材を省略して示す平面図である。 図4のA部の拡大図である。 第2実施形態に係る鍵盤装置を一つの鍵についてのみ示す分解斜視図である。 第2実施形態に係る鍵盤装置の側面図である。 第3実施形態に係る鍵盤装置を一つの鍵についてのみ示す分解斜視図である。 第3実施形態に係る鍵盤装置の側面図である。 第4実施形態に係る鍵盤装置を一つの鍵についてのみ示す分解斜視図である。 第4実施形態に係る鍵盤装置の側面図である。 従来の鍵盤装置の分解斜視図である。 従来の鍵盤装置の斜視図である。 従来の鍵盤装置の側面図である。 従来の鍵盤装置における変形していない鍵ユニットの平面図である。 従来の鍵盤装置における変形した鍵ユニットの平面図である。 従来の鍵盤装置の欠点を説明するための変形した鍵ユニットの組み付け状態を示す平面図である。
符号の説明
10…鍵、11…鍵本体部、12,16…薄肉部、13…厚肉部、14,17,25,27…孔、20…鍵フレーム、15,18,23,26…突起、30…固定部材、31…ねじ

Claims (5)

  1. 押鍵操作される鍵本体部、および前記鍵本体部の後方に一体的に形成されて変形により前記鍵本体部の上下方向の揺動を許容する薄肉部からそれぞれなる複数の鍵と、
    前記複数の鍵を後端部にて支持する鍵フレームとを備え、
    横方向に延設された長尺状の固定部材により前記複数の鍵の後端部をそれぞれ前記鍵フレーム上に共通に挟み込んで、前記複数の鍵の後端部をそれぞれ独立に前記鍵フレームに取り付けた鍵盤装置において、
    前記複数の鍵に、それらの薄肉部の後方に一体的に厚肉部をそれぞれ設け、かつ
    前記鍵フレームおよび前記厚肉部のうちのいずれか一方に突起を設けるとともに他方に孔を設けて、
    前記孔に対して前記突起を上下方向の軸線周りに回転可能に勘合させるようにしたことを特徴とする鍵盤装置。
  2. 押鍵操作される鍵本体部、および前記鍵本体部の後方に一体的に形成されて変形により前記鍵本体部の上下方向の揺動を許容する薄肉部からそれぞれなる複数の鍵と、
    前記複数の鍵を後端部にて支持する鍵フレームとを備え、
    横方向に延設された長尺状の固定部材により前記複数の鍵の後端部をそれぞれ前記鍵フレーム上に共通に挟み込んで、前記複数の鍵の後端部をそれぞれ独立に前記鍵フレームに取り付けた鍵盤装置において、
    前記鍵フレームおよび前記薄肉部のうちのいずれか一方に突起を設けるとともに他方に孔を設けて、
    前記孔に対して前記突起を上下方向の軸線周りに回転可能に勘合させるようにしたことを特徴とする鍵盤装置。
  3. 押鍵操作される鍵本体部、および前記鍵本体部の後方に一体的に形成されて変形により前記鍵本体部の上下方向の揺動を許容する薄肉部からそれぞれなる複数の鍵と、
    前記複数の鍵を後端部にて支持する鍵フレームとを備え、
    横方向に延設された長尺状の固定部材により前記複数の鍵の後端部をそれぞれ前記鍵フレーム上に共通に挟み込んで、前記複数の鍵の後端部をそれぞれ独立に前記鍵フレームに取り付けた鍵盤装置において、
    前記複数の鍵に、それらの薄肉部の後方に一体的に厚肉部をそれぞれ設け、かつ
    前記固定部材および前記厚肉部のうちのいずれか一方に突起を設けるとともに他方に孔を設けて、
    前記孔に対して前記突起を上下方向の軸線周りに回転可能に勘合させるようにしたことを特徴とする鍵盤装置。
  4. 押鍵操作される鍵本体部、および前記鍵本体部の後方に一体的に形成されて変形により前記鍵本体部の上下方向の揺動を許容する薄肉部からそれぞれなる複数の鍵と、
    前記複数の鍵を後端部にて支持する鍵フレームとを備え、
    横方向に延設された長尺状の固定部材により前記複数の鍵の後端部をそれぞれ前記鍵フレーム上に共通に挟み込んで、前記複数の鍵の後端部をそれぞれ独立に前記鍵フレームに取り付けた鍵盤装置において、
    前記固定部材および前記薄肉部のうちのいずれか一方に突起を設けるとともに他方に孔を設けて、
    前記孔に対して前記突起を上下方向の軸線周りに回転可能に勘合させるようにしたことを特徴とする鍵盤装置。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれか一つに記載した鍵盤装置において、
    前記突起の外周面と前記孔の内周面とが全周の一部にて近接して対向するとともに他部にて離間して対向するように前記突起および前記孔を形成し、かつ
    前記孔の内周面に近接して対向する前記突起の外周面の一部および前記突起の外周面に近接して対向する前記孔の内周面の一部のうちで、少なくとも一方の一部の横断面形状を円弧状に形成したことを特徴とする鍵盤装置。
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