JP4848711B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、温度検知手段と通信手段が配置された被加熱物を使用して自動調理を行なうことができる加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器には、温度検知手段と通信手段が配置された被加熱物と加熱調理器本体に設置された通信手段が被加熱物の温度情報を通信し、その温度情報を使用して自動調理を行なうものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図4は、従来の加熱調理器の構成図である。図4において、被加熱物である調理容器101は温度検知手段102と被加熱物通信手段103を備え、調理容器101の底面は加熱調理器本体104の上部にある調理容器載置部105と接している。
調理容器載置部105の下部に調理容器101を加熱するための加熱手段106と被加熱物通信手段103と通信するための加熱調理器通信手段107があり、制御手段108は加熱手段106の出力を制御すると共に、調理容器101の温度を被加熱物通信手段103と加熱調理器通信手段107を介し得ることができる。
これにより、制御手段108は調理容器101の温度を元に加熱手段106の出力を制御し、調理容器101の温度を制御することができる。
加熱調理器本体104は使用者の操作を受け付け、使用者に現在の加熱調理器の状態を表示する操作表示手段109と使用者に報知したい内容を報知する報知手段110を備えている。
制御手段108には調理シーケンスや各種閾値を記憶している記憶手段111があり、調理容器101の温度を元に記憶手段111に記憶された調理シーケンスを実行し、自動調理を行なうことができる。
特表2003−529184号公報
しかしながら、被加熱物通信手段が通信範囲の境界付近に置かれ自動調理をスタートさ
せたときに環境変動により通信範囲が狭くなることで通信が途絶え、自動調理が継続できなくなるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、通信を継続できる加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、取っ手を有する被加熱物と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の出力を制御する制御手段と、前記被加熱物に配置され温度を検知する温度検知手段と、磁界を発生させるアンテナを有し前記温度検知手段の検知結果を加熱調理器本体に設置された電磁誘導式通信手段である加熱調理器通信手段と前記取っ手に設けられ前記磁界を受け電圧を発生させるコイルを有し前記加熱調理器通信手段との相対位置が通信範囲内にあると前記加熱調理器通信手段を介して前記制御手段と通信する被加熱物通信手段と、前記取っ手に設けられ前記加熱調理器通信手段と前記被加熱物通信手段との相対位置を前記コイルに発生する電圧値を読み取り閾値と比較して検知する相対位置検知手段と、前記取っ手に設けられ前記相対位置検知手段の検知結果を報知する被加熱物報知手段と、を備え、前記相対位置検知手段は、前記被加熱物通信手段が前記通信範囲の真ん中にある場合と前記通信範囲の境界付近にある場合とを区別して前記被加熱物報知手段により報知することとしたものである。
これによって、使用者に通信範囲の境界付近に被加熱物を置かれることを防ぐことができる。
本発明の加熱調理器は、加熱調理器通信手段と被加熱物通信手段の相対位置を検知し、表示することにより使用者に通信範囲の境界付近に置かれることを防ぐことで、通信が途絶えることなく自動調理を継続できる加熱調理器を提供することができる。
第1の発明は、取っ手を有する被加熱物と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の出力を制御する制御手段と、前記被加熱物に配置され温度を検知する温度検知手段と、磁界を発生させるアンテナを有し前記温度検知手段の検知結果を加熱調理器本体に設置された電磁誘導式通信手段である加熱調理器通信手段と、前記取っ手に設けられ前記磁界を受け電圧を発生させるコイルを有し前記加熱調理器通信手段との相対位置が通信範囲内にあると前記加熱調理器通信手段を介して前記制御手段と通信する被加熱物通信手段と、前記取っ手に設けられ前記加熱調理器通信手段と前記被加熱物通信手段との相対位置を前記コイルに発生する電圧値を読み取り閾値と比較して検知する相対位置検知手段と、前記取っ手に設けられ前記相対位置検知手段の検知結果を報知する被加熱物報知手段と、を備え、前記相対位置検知手段は、前記被加熱物通信手段が前記通信範囲の真ん中にある場合と前記通信範囲の境界付近にある場合とを区別して前記被加熱物報知手段により報知するとすることにより、使用者が被加熱物を設置する際になるべく通信範囲の真ん中よりに設置することをあらかじめ伝えておき、実際に被加熱物を設置する際には被加熱物通信手段と加熱調理器通信手段の相対位置情報の表示・報知を行い、使用者が通信範囲の真ん中よりに被加熱物を設置することを促すことができるので、温度変化などの環境変動により通信範囲が変化した際にも通信を継続できる範囲に納まる可能性を高めることができる加熱調理器を提供することができる。また、加熱調理器通信手段が磁界を発生させるアンテナを備え、被加熱物通信手段は前記磁界を受け電圧を発生させるコイルを備え、相対位置検知手段は前記コイルに発生する電圧値を読み取ることにより、赤外センサのような新たな距離計測用デバイスを付け加えること無しに、安価な抵抗やダイオードを付け加えることにより、相対位置検知手段を構成することができ、被加熱物を設置する際には被加
熱物通信手段と加熱調理器通信手段の相対位置情報の表示・報知を行い、使用者が通信範囲の真ん中よりに被加熱物を設置することを促すことができるので、温度変化などの環境変動により通信範囲が変化した際にも通信を継続できる範囲に納まる可能性を高めることができる加熱調理器を提供することができる。また、被加熱物の取っ手に被加熱物報知手段を備えることにより、使用者は取っ手を持って被加熱物を移動させるため取っ手に相対位置を表す表示部があれば使用者は目線を変えることなく通信範囲の真ん中よりに被加熱物通信手段を設置することが容易になる加熱調理器を提供することができる。
第2の発明は、取っ手を有する被加熱物と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の出力を制御する制御手段と、前記被加熱物に配置され温度を検知する温度検知手段と、磁界を発生させるアンテナを有し前記温度検知手段の検知結果を加熱調理器本体に設置された電磁誘導式通信手段である加熱調理器通信手段と、前記取っ手に設けられ前記磁界を受け電圧を発生させるコイルを有し前記加熱調理器通信手段との相対位置が通信範囲内にあると前記加熱調理器通信手段を介して前記制御手段と通信する被加熱物通信手段と、前記取っ手に設けられ前記加熱調理器通信手段と前記被加熱物通信手段との相対位置を検知する相対位置検知手段と、前記加熱調理本体に設けられ前記相対位置検知手段の検知結果を報知する加熱調理器報知手段と、を備え、前記相対位置検知手段は、前記被加熱物通信手段が前記通信範囲の真ん中にある場合と前記通信範囲の境界付近にある場合とを区別して前記加熱調理器報知手段により報知するとすることにより、使用者が被加熱物を設置する際になるべく通信範囲の真ん中よりに設置することをあらかじめ伝えておき、実際に被加熱物を設置する際には被加熱物通信手段と加熱調理器通信手段の相対位置情報の表示・報知を行い、使用者が通信範囲の真ん中よりに被加熱物を設置することを促すことができるので、温度変化などの環境変動により通信範囲が変化した際にも通信を継続できる範囲に納まる可能性を高めることができる加熱調理器を提供することができる。また、加熱調理器通信手段が磁界を発生させるアンテナを備え、被加熱物通信手段は前記磁界を受け電圧を発生させるコイルを備え、相対位置検知手段は前記コイルに発生する電圧値を読み取ることにより、赤外センサのような新たな距離計測用デバイスを付け加えること無しに、安価な抵抗やダイオードを付け加えることにより、相対位置検知手段を構成することができ、被加熱物を設置する際には被加熱物通信手段と加熱調理器通信手段の相対位置情報の表示・報知を行い、使用者が通信範囲の真ん中よりに被加熱物を設置することを促すことができるので、温度変化などの環境変動により通信範囲が変化した際にも通信を継続できる範囲に納まる可能性を高めることができる加熱調理器を提供することができる。
の発明は、特に第1の発明の被加熱物報知手段が表示素子を備え、相対位置検知手段は、被加熱物通信手段が通信範囲の真ん中にある場合と通信範囲の境界付近にある場合とを前記表示素子により色により区別して表示できるようにすることで、あらかじめ通信範囲の真ん中よりの色を決めておけば、使用者が被加熱物を設置する際に色がリアルタイムに変化することで真ん中よりに設置することが容易になる加熱調理器を提供することができる。
の発明は、特に第2の発明の加熱調理器報知手段は表示素子を備え、相対位置検知手段は、被加熱物通信手段が通信範囲の真ん中にある場合と通信範囲の境界付近にある場合とを前記表示素子により色により区別して表示できるようにすることで、加熱調理器通信手段の通信範囲の近くか、通信範囲を表すマークそのものの色を変化させることができ、使用者は目線を変えることなく通信範囲の真ん中よりに設置することが容易になる加熱調理器を提供することができる。
の発明は、特に第2または第の発明の加熱調理器報知手段は、被加熱物を載置する調理容器載置部の表面に加熱調理器通信手段の通信範囲を示す通信範囲が印刷された通
信範囲印の外周を光らせるとすることにより、よりわかりやすい表示を行なうことができる加熱調理器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の構成図を示すものである。図1(b)は本発明の実施の形態1における被加熱物通信手段の構成図を示すものである。本実施の形態では加熱調理器を誘導式加熱調理器として説明する。なお、本実施の形態では加熱調理器を誘導式加熱調理器として説明するが、ガスやハロゲンヒータなどを使用した調理器でも良い。
図1(a)において、被加熱物である調理容器1は温度検知手段2と被加熱物通信手段3を備え、温度検知手段2は調理容器1の底板内部に設置されており、接続線4により調理容器1の底板内部から取っ手5内部に設置されている被加熱物通信手段3に接続されている。被加熱物通信手段3と通信を行なうための加熱調理器通信手段6は加熱調理器本体7の上方且つ調理容器載置部8の下部に設置されている。
なお、本実施の形態では温度検知手段2を調理容器1の底板内部に設置しているが、調理容器1の温度を検知できればこれに限られるものではない。また、被加熱物通信手段3は取っ手5内部に設置しているが、被加熱物通信手段3用に新たな構成部品を用意し調理容器1に取り付けても良い。
本実施の形態では温度検知手段2をRTDセンサで構成し、被加熱物通信手段3を電磁誘導式のRFIDタグにより構成し、加熱調理器通信手段6はRFIDアンテナ6aとRFIDリーダ回路6bで構成する。RFIDアンテナ6aが電磁波を出力するとRFIDタグで電気エネルギーに変換されRFIDタグ上のICが動作する。RFIDタグはRTDセンサの値を読み取り、温度データを送信する。制御手段9はRFIDリーダ回路6bを制御し、温度データを読み取ることができる。
被加熱物通信手段3はRFIDアンテナ6aと被加熱物通信手段3の相対位置を検知する相対位置検知手段3aを備え、その検知結果を報知する被加熱物報知手段3bを備える。
なお、本実施の形態では温度検知手段2にRTDセンサを用いる構成にて説明を行なうが、サーミスタなど他の温度検知用センサを用いて構成しても良い。
調理容器載置部8の下部に調理容器1を加熱するための加熱手段10が配置されている。本実施の形態では加熱手段10に加熱コイルを用い、加熱制御手段11に高周波電流発生回路を用いる。加熱制御手段11は制御手段9により制御される。
本実施の形態における制御手段9はマイコンを用いて実現する。制御手段9は自動調理を行なうための調理シーケンスなどを記憶する記憶手段12と時間を計時する計時手段13を備えている。
操作表示手段14は加熱調理器の操作を行なうためのスイッチと加熱調理器の状態を表示するためのLCDやLEDから構成される。報知手段15は使用者に加熱調理器の状態を報知するためのものであり、ブザーにより構成される。なお、本実施の形態では報知手段15をブザーとして説明するが、音声などを報知できるスピーカ、アンプと音声情報か
ら構成するものとしてもよい。
次に、図2を用いて被加熱物通信手段3について詳しく説明する。図2(a)は本実施の形態における被加熱物通信手段3の等価回路図である。また、図2(b)は被加熱物の構成図である。
被加熱物RFIDアンテナ6aが出力する電磁界に被加熱物通信手段3が入るとコイル3cに電流が流れ、電圧が発生する。整流器3dにより整流された電圧VAはレギュレータ3eにより一定電圧にされ、IC3fの電源電圧Vddとなる。本実施の形態ではレギュレータ3eにより作られる電源電圧Vddを5Vとする。なお、本実施の形態では電源電圧を5Vとしたが、IC3fが動作すればこれに限られるものではない。
相対位置検知手段3aは整流器3dにより整流された電圧VAの大きさを相対位置とし検知する。電圧VAの分圧をIC3fがよみとり、A/D変換を行ったデータをあらかじめ記憶しておいた閾値と比較することにより相対位置とする。
被加熱物報知手段3bは赤と緑のLEDからなり、IC3fはそれぞれPWM出力により赤色LEDと緑色LEDの輝度を制御することができる。電圧VAの分圧が大きいときは緑、小さいときは赤に近づくようにP0及びP1の出力を制御する。これにより、色の変化によって相対位置を表示することができる。
被加熱物報知手段3bは図2(b)のように調理容器1の取っ手5に配置することにより、使用者が調理容器1を加熱調理器に設置し、被加熱物通信手段3を通信範囲内にセットするのに取っ手5を見ながら行えるので、真ん中よりに併せやすくなる。
なお、本実施の形態では被加熱物放置手段3bはLEDを用いて色により相対位置を表示するものとしたが、ブザーを備え、相対位置に応じて音の音色を変化させるものとしてもよいし、音の大きさを変化させるものとしてもよい。また、音声ICとスピーカを備え、音声により報知してもよい。
また、本実施の形態ではLEDの色に緑と赤を使用するとしたが、相対位置を表現することができれば緑と赤に限られるものではないし、2色に限られるものではない。
次に、図3を用いて操作表示手段14について詳しく説明する。なお、図1と同じ構成のものは同じ符号を付し、説明を省略する。
図3(a)は本実施の形態における加熱調理器の斜視図である。図3(b)は操作表示手段14の構成図である。
加熱調理器通信手段6の通信範囲を示す通信範囲印6cが調理容器載置部8の表面に印刷されており、使用者に通信範囲がわかるようになっている。
表示手段14aはLCDで構成されており加熱手段10の設定を表示する。操作手段14bは入切スイッチであり、加熱手段10の出力をON/OFFすることができる。
加熱調理器通信手段6はRFIDタグ付のレシピカードの内容を通信して読み取ることができる。自動スイッチ14cを押すと加熱調理器通信手段6は読み取りモードになり、レシピカードを読み取るために出力をONにする。
本実施の形態ではレシピカードを読み取るかまたは自動スイッチが押されてから10秒
間経過するまで出力をONにする。10秒間経過してもレシピカードが加熱調理器通信手段6に読み取られない場合は出力をOFFにする。
自動スイッチ14cが押され、レシピカードが読み取られると制御手段9は読み取ったレシピカード内の調理シーケンスを記憶手段12に記憶し、表示手段14aの「自動」の右横に読み取ったレシピカードの番号を表示する。
被加熱物通信手段3が通信範囲内にあるかないかを表示する通信状態LED14dは被加熱物通信手段3が通信範囲内にあると緑色、通信範囲内にないと赤色を表示する。なお、本実施の形態では緑色と赤色を表示するとしたが、被加熱物通信手段3が通信範囲内にあるかないかを表現できればこれに限られるものではない。
被加熱物通信手段3が通信範囲内にあると、入切スイッチ14bにより自動調理をスタートすることができる。自動調理中は第1所定時間毎に温度データを通信し、制御手段9は記憶手段12に記憶されている調理シーケンスに基づいて加熱手段制御手段11に制御信号を送り加熱手段10を制御する。
自動調理中に被加熱物通信手段3が通信範囲から外れると通信状態LED14dを赤色に点灯し、表示手段14aに通信範囲から外れていることを意味する「エラー1」を表示し、報知手段15を0.5秒ON/0.5秒OFFを通信範囲から外れている間繰り返し、使用者に被加熱物通信手段3が通信範囲内に設置されていないため自動調理を一旦停止していることを伝える。
なお、本実施の形態では使用者に被加熱物通信手段3が通信範囲内に設置されていないことを伝えるのに「エラー1」を表示し、報知手段15を0.5秒ON/0.5秒OFFを繰り返すとしたが上記内容が伝わればこれに限られるものではない。
自動調理中に通信範囲から外れているときに制御手段9は調理シーケンスに基づき加熱手段10をOFFにするか、一定温度に被加熱物の底温度を一定に保つように加熱手段10を制御する。また、調理シーケンスに基づき第2所定時間連続で通信範囲から外れているときには表示手段14aに自動調理を継続できないことを意味する「エラー2」を表示し、報知手段15を0.5秒ON/0.5秒OFFを1秒おきに3回繰り返し、加熱を停止する。「エラー2」表示は次に何かのキーを操作されるまでは表示を継続する。
なお、本実施の形態では使用者に自動調理を継続できないことを伝えるのに「エラー2」を表示し、報知手段15を0.5秒ON/0.5秒OFFを1秒おきに3回繰り返すとしたが上記内容が伝わればこれに限られるものではない。
自動調理中に通信範囲から外れており、第2所定時間内に使用者により被加熱物通信手段3が通信範囲になるように設置されると通信状態LED14dを緑色に点灯し、「エラー1」の表示と報知手段15をOFFにし、自動調理を継続する。
以上のように、本実施の形態では、被加熱物通信手段3を設置する際に相対位置情報を表示・報知することで、通信範囲の真ん中よりに設置を促し、通信を継続している間に環境変動などにより通信範囲が狭くなったとしても通信を継続できる範囲に収まる可能性を高めることができる加熱調理器を提供することができる。
(実施の形態2)
以下、本実施の形態2について説明する。なお、本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同じなので異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1と同じ機能については同
じ符号を付しその説明は省略する。
被加熱物通信手段3は相対位置検知手段3bの検知結果を制御手段9へ送信可能とし、図3(b)の通信状態LED14dを加熱調理器報知手段とし、相対位置情報を赤から緑の間の色を出力するように制御する。なお、本実施の形態では加熱調理器報知手段としてLED14dを用いて説明したが、LEDとアクリルを使用し、通信範囲印6cの円周を光らせることで、よりわかりやすい表示を行なうことができる。
なお、報知手段15を加熱調理器報知手段とし、ブザーの音により相対位置情報を報知してもよい。本実施の形態では被加熱物通信手段3が通信範囲の真ん中に近づくにつれてON/OFFの周期を短くするように制御する。
このように、加熱調理器を構成することで、被加熱物通信手段3を設置する際に相対位置情報を表示・報知することで、通信範囲の真ん中よりに設置を促し、通信を継続している間に環境変動などにより通信範囲が狭くなったとしても通信を継続できる範囲に収まる可能性を高めることができる加熱調理器を提供することができる。
以上のように、本発明に係る加熱調理器は、加熱調理器通信手段と被加熱物通信手段の相対位置を検知し、表示することにより使用者に通信範囲の境界付近に置かれることを防ぐことで、通信が途絶えることなく自動調理を継続できるため、自動調理を行なうことができる加熱調理器の用途としては有用である。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の構成図 本発明の実施の形態1における被加熱物通信手段の構成図 本発明の実施の形態1、2における加熱調理器及び操作表示部の構成図 従来例の構成図
2 温度検知手段
3 被加熱物通信手段
6 加熱調理器通信手段
9 制御手段
10 加熱手段

Claims (5)

  1. 取っ手を有する被加熱物と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の出力を制御する制御手段と、前記被加熱物に配置され温度を検知する温度検知手段と、磁界を発生させるアンテナを有し前記温度検知手段の検知結果を加熱調理器本体に設置された電磁誘導式通信手段である加熱調理器通信手段と、前記取っ手に設けられ前記磁界を受け電圧を発生させるコイルを有し前記加熱調理器通信手段との相対位置が通信範囲内にあると前記加熱調理器通信手段を介して前記制御手段と通信する被加熱物通信手段と、前記取っ手に設けられ前記加熱調理器通信手段と前記被加熱物通信手段との相対位置を前記コイルに発生する電圧値を読み取り閾値と比較して検知する相対位置検知手段と、前記取っ手に設けられ前記相対位置検知手段の検知結果を報知する被加熱物報知手段と、を備え、前記相対位置検知手段は、前記被加熱物通信手段が前記通信範囲の真ん中にある場合と前記通信範囲の境界付近にある場合とを区別して前記被加熱物報知手段により報知する加熱調理器。
  2. 取っ手を有する被加熱物と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の出力を制御する制御手段と、前記被加熱物に配置され温度を検知する温度検知手段と、磁界を発生させるアンテナを有し前記温度検知手段の検知結果を加熱調理器本体に設置された電磁誘導式通信手段である加熱調理器通信手段と、前記取っ手に設けられ前記磁界を受け電圧を発生させるコイルを有し前記加熱調理器通信手段との相対位置が通信範囲内にあると前記加熱調理器通信手段を介して前記制御手段と通信する被加熱物通信手段と、前記取っ手に設けられ前記加熱調理器通信手段と前記被加熱物通信手段との相対位置を前記コイルに発生する電圧値を読み取り閾値と比較して検知する相対位置検知手段と、前記加熱調理本体に設けられ前記相対位置検知手段の検知結果を報知する加熱調理器報知手段と、を備え、前記相対位置検知手段は、前記被加熱物通信手段が前記通信範囲の真ん中にある場合と前記通信範囲の境界付近にある場合とを区別して前記加熱調理器報知手段により報知る加熱調理器。
  3. 被加熱物報知手段は表示素子を備え、相対位置検知手段は、被加熱物通信手段が通信範囲の真ん中にある場合と通信範囲の境界付近にある場合とを前記表示素子により色により区別して表示する請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 加熱調理器報知手段は表示素子を備え、相対位置検知手段は、被加熱物通信手段が通信範囲の真ん中にある場合と通信範囲の境界付近にある場合とを前記表示素子により色により区別して表示する請求項2に記載の加熱調理器。
  5. 加熱調理器報知手段は、被加熱物を載置する調理容器載置部の表面に加熱調理器通信手段の通信範囲を示す通信範囲が印刷された通信範囲印の外周を光らせる請求項2または4に記載の加熱調理器。
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