JP4844981B2 - 液滴分離器システム - Google Patents

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Description

本発明は、フローダクトに設置され、フローダクトを流れる媒体から液体および/または固体粒子を分離するために使われる液滴分離器システムに関する。
このシステムは、フレームに、ボトムプレートと、カバープレートと、フローダクトの底壁より低くフレームの底端に位置し液体/固体を集め排出するために用いられるトラフエリアと、キャップエリア、側部エリア、並びに、互いに平行に配置されフレームにより保持される複数の液滴分離器翼形とを備える。
この液滴分離器システムは知られており、概ね、満足なかたちで使われている。しかしながら、(翼形自体は、分離能力に関して、高い流速、高い衝撃圧力に 適合させているが)特に、高い流速において、もしくは、高い衝撃圧力において 、斯かる液滴分離器システムの問題が、使われているフレームシステムにより発生し得る。前記した問題は特に、トラフエリアに集められた液体、もしくは、同様の固体の液滴同伴が極めて高い流速により生じ得るので、下部フレーム端部のトラフエリアによって引き起こされる。このような液滴同伴を避けるため、トラフエリアは、既に、フローダクト底壁より下に配置されているので、層流状態により、トラフエリアは流れる媒体にまったく接触されないはずである。しかしながら実際のところ、流体の或る一部は、トラフエリアに流入し、トラフエリアの端部でトラフエリアから再度現れ、これに相応する上向きの流れにより、前述した液滴同伴が生じる。従って、前述したようなものとしての液滴分離器翼形は、分離能力に関しては、上記の高い流速に適合しているが、分離能力は全体的に、流体によって再度吸収される液体または固体粒子により減少させられる、もしくは、更には分離能力の一部が消滅させられる。
従って、このような高速な応用により、分離能力は、もはや、主として特別な分離翼形の形態に左右されるのではなく、液滴分離器システムの全体的構造、例えば、液滴分離器システムにおけるトラフエリアの配置もしくは設計などに左右される。
トラフエリアからの前記のような液滴同伴の問題を避けるためには、寸法を大きくし、これにより、液滴分離器システムをフローダクトより下方に突出させ(トラフエリアの高さ)、トラフエリア内の液体/固体のレベルの、フローダクトの底壁までの距離を、拡大すれば良い。しかしながら、これには、液滴分離器システムもしくはそのフレームを、特に大きく設計する必要があり、それが、材料コストの増大と、空間の必要性の増加とをひきおこすという欠点がある。
更に、前記フレームは、カバープレートにより形成されるキャップエリアと側部エリアとを有する。これらのエリアも、フローダクトの横断面よりも突出している。これらのエリアにおける、どちらかにおいても、高速の流れがこれらのエリアに流入する場合問題発生特に漏れの問題が発生し得る。これによっても、液滴分離器システムの分離能力が低減される。
本発明の目的は、全体的に、特に高い分離能力と、比較的小さなサイズとを特徴とする、前述した類の液滴分離器システムを提供することである。
本発明によればこの目的は、フレームが、フロー(流れ)を偏向させるおよび/またはフローの抵抗を増加させるため及び/または流れの速度を減少させるための少なくともひとつの装置であって、フレームのトラフエリア、キャップエリア、および/または、側部エリアの中におよび/またはそれらのエリアに隣接して配置されるものを含むという態様による前述した類の液滴分離器システムによって達成される。
本発明による解決手段が実行されることにより、液滴分離器翼形の実際の分離能力さえもが液滴分離システムの全体的形態の問題により減少させられることが阻止される。即ち、本発明による手段により、この液滴分離器システムの容認されるべき流速が高くなる。本発明によれば、流れを偏向させ、流れの抵抗を増大させ、もしくは、流れの速度を減少させるための、少なくともひとつの装置が設けられ、この装置が、少なくともひとつの問題のエリア、即ち、トラフエリア、キャップエリア、もしくは、側部エリアの中に、もしくは、それらエリアに隣接して配置される。流れを偏向させるために設けられる装置は、フローダクトの横断面によって予め決定される流れが出来る限り遠くへ偏向されることにより、流れが、問題のエリアに流入せず、それらのエリアで液滴同伴や漏れが発生しないという効果を持つ。これは、フローダクトの横断面によって予め決定される流れの横断面が、問題のエリアから逸らされる、もしくは、液滴分離器システムへの流入部位が狭められ、これにより、流れのうちのどの部分も、問題のエリアに流入し得ないことを意味する。
別の発明的手段は、流れ抵抗の増大に関する。好ましくは、この装置は問題のエリア(トラフエリア、キャップエリア、もしくは、側部エリア)自体に設け、これらのエリアに流入するフロー部分に対して築堤効果を生じるとともに、この方法によって、このエリアにおける流速を減少させ、液滴同伴や漏れを阻止する。
更に別の手段は、流速を減少させるための装置の配設に関する。この装置もおおむね、流速もしくは速度ピークを減少させ、これにより、液滴同伴もしくは漏れの流れを阻止するという目的を有している。好ましくは、この装置は液滴分離器システムの入口側端部に配置されこのエリアにおけるフロー偏向により生じる速度ピークを減少させる。
既に述べたように、本発明に従って構成された液滴分離器システムは、上記引用した各問題が高速度の流速と、高い衝撃圧力を伴うシステムにより高い度合いで発生するので、これらのシステムに特に適している。本発明によれば、それ自体としては良好な液滴分離器の分離能力さえもがシステムにおける前述した問題によって減少させられることを、抑止できる。そのような本願発明が特にふさわしい応用場面はたとえば燃焼エンジン、特に、ディーゼルエンジンであり、更には、コンプレッサーや、その他多数の応用分野、特に、化学、天然ガスなどの領域である。本発明による解決法によって、液滴分離器システムにふさわしい高速分離器や高い能力の分離器を備えることに成功する。
液滴分離器翼形自体は、本発明にとって決定的なものではない。公知のいずれかの翼形が利用可能である。但しそれは、高速や高能力のケースに適していること、つまり、液滴分離器翼形の分離性能低下によって本発明によって得られる利点を消滅させはしないものであることが望ましい。
本発明の望ましい実施例に従い、流体抵抗を増大させるための装置は、トラフエリア、キャップエリア、および/または、側部エリアの中に及び/またはそれらエリアに隣接して配置されるリブとして形成される。望ましくは、このリブは、問題のエリア自体、特に、トラフエリアの中に配置される。これにより、トラフに流入する高速流体部分は、「堤防」で囲まれるので、液滴同伴が発生しないかもしくは低減させられる。従って、フローを妨げるもしくはフロー抵抗を増大させることにより、流速が問題の領域から減少させられ、それにより、液滴同伴が避けられる。更に、リブ前方のエリアにおいて、一層良好な分離が、この堤による囲い込み効果によって得られる。また、漏れの流れが避けられ、問題の速度ピークが排除される。
リブが、キャップエリアや、側部エリアに配置された場合も、前記同様の効果が得られる。
本発明のもうひとつの望ましい実施例は、フロー偏向のための装置がトラフエリア、キャップエリア、及び/または、側部エリアの中及び/またはこれらエリアに隣接して配置される楔として形成されることを特徴としている。「楔」により、横断面の連続的な限定を意味している。望ましくは、この楔は、フローダクトと液滴分離器システムとの間の移行部分に設ける。これにより、フロー偏向が生じ、問題のエリアに高速の流れが直接にもたらされない。問題のもしくは肝要なエリアにおいて生じ得る速度ピークは、これにより、程度が下がるかもしくは減少させられる。望ましくは、この楔は、液滴分離器システムのトラフエリアに隣接して配置して、フローダクトから来るフローの上方向に向けられた偏向を生じ、且つ、この方法によって、トラフエリアへの急激な流れ込みも阻止する。これにより、トラフエリアがおおきくフローの外側に位置することになり液滴同伴が生じないということが達成される。
本発明の更に別の実施例によれば、流速を減らすための装置が、トラフエリア、キャップエリア、および/または側部エリアの中および/またはこれらエリアに隣接して配置される穴開きプレートとして、形成される。望ましくは、この穴開きプレートも、フローダクトと液滴分離器システムとの間の移行部分に位置させる。これにより、ガス流は、肝要なエリアにおける速度ピークを避ける、もしくは、液滴分離器システム前方に不均一な分配として存在するピークを均等化させるというかたちで変化させる。更に、(例えば設けられた楔による)フローの「 新規発明的な」偏向によって生じる速度ピークの減少が得られる。従って、穴開 きプレートは、楔に隣接して配置され、これによっても、楔を介してフロー偏向により生じる速度ピークを均等化する。楔がトラフエリアに隣接して配置される場合、穴開きプレートは楔より上方に配置されることが望ましい。
応用場面に応じて、フローの偏向、フローの抵抗の増大、フローの速度の減少のための、前述の三つの本発明装置は、組み合わせて、最適化すべきである。その最適化は、個々の特別な条件を考慮して実証的な試験により達成し得る。従って例えば、分離した物質の液滴同伴を避けるためにトラフエリアに単一のリブを設けることでもすでに十分であるが、望ましくは、このリブを、トラフエリアに隣接して設けた楔と組み合わせて、且つ、楔の上方に設ける穴開きプレートと組み合わせて用いる。楔は、フローの偏向を発生させ、それにより、フローのうちの小さな部分のみがトラフエリアに流入し得る。楔の上方に配置した穴開きプレートは、偏向により生み出された速度ピークを減少させ、リブは、液滴同伴となり得るトラフエリアからのなおも存在する上方向の流れを妨げる。
当然ながら、フロー偏向、フロー抵抗の増大、フロー速度の減少のための複数の装置が、例えば、複数のリブ、複数の楔、複数の穴開きプレートというように、同時に存在しても良い。
リブがトラフエリア内に設けられる場合、リブがトラフエリアを二つのコンパートメントに分割するが、各コンパートメントには個別の出口を持たせることが望ましい。
望ましくは、フロー抵抗を増大させるための装置、特には、リブは、フレームの下流側半分に配置される。これにより、分離が、フレームの前方部分、即ち、上流側部分において、与えられた堤防によるフロー囲い込みにより、大きく行われる。(これにより、フレームの下流側の半分は解放される。) これにより、フレームの下流側の半分におけるフローの上方向成分は、回避される。これは、このことによりこの肝要なエリアにおいて液滴分離器システムの分離能力を低減するような何らの液滴同伴も生じないので、特に重要である。
斯かる液滴同伴を避けるための別の手段は、トラフエリアに設ける少なくとも一つの出口が流れ方向において捕獲ノーズの後ろに位置するように構成された捕獲ノーズを有する液滴分離器翼形を備えた液滴分離器システムから成る。これにより、(出口が流れ方向において捕獲ノーズの後ろに位置しているので)捕獲ノーズ(捕獲ポケット)のエリアに存在する最大の衝撃圧力が出口部に進入できないという効果となる。従って、フローの状態に対して不利な効果を持つような、そして、液滴同伴を生じるような、強い上向きのフローは何ら生じない。
望ましくは、前記出口は、捕獲ノーズのすぐ後ろに位置させ、最大の分離の部位と前記出口との距離を出来るだけ短くする。
前述したように、所望の実施例は、リブがトラフエリアを個別の出口を備えた二つの仕切り室に分割するという態様を特徴とする。この実施例において、実際上、流れ方向におけるリブの後ろに設ける出口は、液滴分離器翼形の捕獲ノーズの後ろに位置させる。この方法により確実に、肝要なエリアにおいて、即ち、リブの後ろの流れ方向において、(出口を、流れ方向における捕獲ノーズ下方の最 大の衝撃圧力のエリアから捕獲ノーズの後ろの部位へ偏移させているので)出口 から、何ら液滴同伴が生じない。
本発明によれば、フローを偏向させる及び/またはフローの抵抗を増大させるおよび/またはフローの速度を減少させるための装置を、液滴分離器翼形エリアに、もしくは、そのエリア前方、または、後方に配置してよい。実際上、フロー抵抗を増大させるための装置(リブ)は、液滴分離器翼形エリア内に位置させ、一方、フロー偏向装置、フロー速度減少装置(楔、穴開きプレート)は、液滴分離器翼形エリア前方に配置することが望ましい。但し、それは、これらの装置が、流れ方向における実際の液滴分離器翼形エリアの後ろにも配置され得ることを排除しない。
望ましくは、フローを偏向させるための装置は、楔として形成される。別の実施例に拠れば、この装置は、閉じたプレートとして形成される。この実施例は、特に良好な取り付け性を確保する。
穴開きプレートの設計に関し、穴開きプレートは、特に程度の高い速度減少が穴開きプレートの下部エリアで発生し、速度減少が、段々ともしくは連続的に上方に沿って低下していくという態様で形成してよい。これは、穴開きプレートが、プレート下部から上部へ渡って穴直径が増大する穴を有するという事実により達成できる。別の実施例に拠れば、異なるサイズの穴を有する複数の穴開きプレートを一枚ずつ上へ上へと並べて取り付ける。この場合、最小の穴を持つ穴開きプレートを下に配置することが望ましい。
リブの設計に関し、リブを櫛状に形成し、櫛の歯が液滴分離器翼形間の空間に下方から入り込みこれを実質的にふさぐという実施例が特にふさわしい。別の実施例としてリブは、液滴分離器翼形に取り付ける分離器翼形中間空間のためのブロック部材により形成される。このブロック部材は、液滴分離器翼形への接当面を備えるために、角度を持たせて形成してよい。この接当面は翼形へ溶接もしくは接着させてよい。個々の翼形の間の中間空間もしくはダクトがすべての実施例において実質的に封鎖されることは、必須である。
更に別の実施例に拠れば、リブは、まっすぐな連続的なプレートとして形成され、液滴分離器翼形は、溝を設けて、その液滴分離器プレートに嵌める。
以上のことから、本発明の教示により、実際の液滴分離器翼形の範囲外の、フロー偏向機能のいくつかの可能性が与えられる。これらは、例えば船舶用ディーゼルエンジン、大型のディーゼルエンジン、発電所用ディーゼルエンジンとともに使われる高能力の分離器とともに用いることが望ましい。
前記の設けられる手段は、液滴分離器システムのフレームにおけるトラフエリア、キャップエリア、および/または、側部エリアの中に、および/または、これらエリアに隣接して使用される。
以下、本発明を、図面を参照しながら実例により詳細に説明する。図において、
図1は、フローダクトの一部に、隣接する液滴分離器システムを備えた、概略 の垂直方向断面図である。
図2は、図1の液滴分離器システムを備えたフローダクトの水平方向断面図で ある。
図3は、液滴分離器システムの別の実施例のフローダクトの水平方向断面図である。
図4は、リブの特別な実施例の概略平面図である。
図5は、リブの別の実施例の概略正面図である。
図6は、更に別の実施例に基づくリブの概略側面図である。
図1は、液体を伴うガス媒体が流れるフローダクト1の一部を示す。「流れ」の方向は矢印で示している。フローダクト1は、液滴分離器システム2につながり、媒体内に存在する液体を分離することが目的である。この液滴分離器システム2は(図2に示した)二枚の側壁12、上部キャップエリア7、下部トラフエリア4を有するフレーム11から成る。キャップエリア7は、フローダクト1より上方に位置し、一方、トラフエリア4は、フローダクトより下方に位置している。複数の鉛直に且つ平行に配置される「液滴分離器翼形」3が、フレーム11内部に配置される。この液滴分離器翼形は、公知の構造のラメラ(薄膜)分離器翼形である。液滴分離器翼形はここでは詳細に描いていない。液滴分離器翼形は公知であるから、更なる詳細は語る必要は無い。液滴の分離は、液滴が翼形に沿って流れ落ちトラフエリア4に集められるラメラ翼形によ って得られるフロー偏向により達成される。トラフエリア4は、底板2に、スロット状の出口6を有し、集められる液体は、出口6を通って、出口下方に設けられている液排出のための溝5に到る。
図1及び図2に示した液滴分離器システムは、設計の都合上、実質的に三つの、問題のエリアを有しており、この三つのエリアは、特にダクトを流れる媒体の極めて高い流速により分離の問題を生じ得る、すなわち、液滴分離器翼形により達成される高流速のための良好且つ適当な分離能力をまたも減少させ得る。これは、側壁12に隣接して配置されるトラフエリア4、キャップエリア7、側部エリア13に関係する。高速で流れるガス流の一部分がこれらのエリアに入った場合、全体として分離能力の減少を生じる液滴同伴や「漏れの流れ」が発生させられる可能性がある。
これらの問題を避けるために、楔状のフロー偏向装置8フローダクトの下部エリアのフローダクト1と液滴分離器システム2の間の移行部分に設ける。この楔状フロー偏向装置が、流れを上方に偏向させ、流れの一部分がトラフエリア4に流入することを阻止する。穴開きプレート10は、楔状装置8の上方に設けられ、フロー偏向により発生させられる流れ速度ピークを減少させる役目を果たす。従って、穴開きプレート10も、液滴分離システムを流れる流体の、ここでは短縮される横断面に対して流速を均等化させる。更に、トラフエリア4に、リブ9を設ける。このリブ9は、トラフエリアをほぼ中央で分割し、トラフエリアの底板から上方へ、楔状偏向装置8の高さまで突出している。このリブ9は、装置8及び10に関わらず、トラフエリア4へ急激に流れ込むフローの一部分の流速を増加させる役目を果たす。従って、これにより、トラフエリア4に集められる液体を同伴し得る高速の上向きの流れは発生し得なくなるという効果を、リブ9は有する。同様のリブが、キャップエリア7にも設けられ、フレームのカバープレートから、ほぼ中央から下方へ、フローダクト1の横 断面へ短い距離のびている。このリブは、キャップエリアにおける相応の堤防目的を有している。
従って、(液滴分離器翼形自体により達成されるフロー偏向とは別の)大いに均一な、出口での流れが、備わった手段により得られる。その理由は、流れの一部分のトラフエリア及びキャップエリアへの流入が大きく回避されるからである。この実施例によれば、液滴分離器システムの側部13には特別な手段は設けない。但し、当然ながら、側部13も、前記のトラフエリア、キャップエリアと同様に処置し得る。
図3は、液滴分離器システムの別の実施例についての、フローダクトを含んだ水平方向断面図である。以下の説明においては、図1及び図2に示した液滴分離器システムと相違するパーツのみを説明する。
図3に示した液滴分離器システムにおいて、フレーム11は、図1及び2の実施例と同様に形成されており、同じく、二枚の側壁12、上部キャップエリア、下部トラフエリア4を有している。フレーム11に、公知の構造のラメラ(薄膜)分離器である複数の鉛直及び平行に配置する液滴分離器翼形3を配置する。この液滴分離器翼形は、概略的に示してあるが、ラメラ状に形成されている。個々の波形の山の部分に、捕獲ノーズ14を有している。捕獲ノーズ14は流れの方向に対抗して開き方が大きくなり、捕獲ポケットが形成される。捕獲ノーズを備えたこの翼形は、知られているので、この翼形の作用は詳細に説明する必要はないであろう。
ラメラ翼形によって達成されるフローの偏向により、液滴の分離が現実化され、液滴は翼形に沿って流れ落ちて、トラフエリア4に集められる。最も強い分離が、捕獲ノーズ14もしくは捕獲ポケットのエリア内で起きる。その理由は、ここに最大の衝撃圧力が存在するからである。
またこの実施例により、リブ9がトラフエリア4に設けられる。このリブは、図1及び2の実施例のリブと同様に形成される。しかしながら、図1及び2の実施例とは違い、この実施例のリブは、フレームの中央には配置されず、フレームにおける下流側の半分に配置される。このリブによって得られる流れ抵抗の上昇により、どのような場合も、下流エリア、即ち、流れ方法におけるリブ背後のエリアにおいて結果的に液滴同伴を生じる可能性のある上方向の流れが生じることを避けられる。
この効果は、このエリアに配置される排出溝15が捕獲ノーズ14のすぐ下に配置されるのではなく、流れ方向における捕獲ノーズの後ろに位置するという態様により更に増大される。この態様において、排出溝15は、最高の衝撃圧力のエリアから偏移させることにより、これによっても、液滴同伴を避けることが支援される。
(リブ9から見て)上流エリアに配置される排出溝16は、このエリアのほぼ中央に配置され、そこに配置される捕獲ノーズ14の下に設ける。フローの排出溝への急激な流れ込みは、最大の分離が生じるこのエリアで許される。液滴がこのエリアで同伴した場合でも以後のエリアで分離される。
図4及び図5は、リブ9の別の実施例を示している。図4に示した実施例に拠れば、リブは、複数のブロック部材17により形成され、液滴分離器翼形3に取り付けられて、液滴分離器の間もしくはダクト間の中間スペースを遮蔽する。ブロック部材は、角度を持って形成され、液滴分離器翼形の一方の面に接当する。この面は、翼形に溶接もしくは接着して良い。
図5に概略的に示した実施例に拠れば、リブ18は、一体的に形成され、櫛形状を持ち、歯部分19は上方に伸びて液滴分離器翼形の間のダクト部分に入る。リブ18は、液滴分離器システムのフレームに固定しても良い。
図6に示した実施例に拠れば、リブ9は、まっすぐな連続的なプレートとして形成され、一方、液滴分離器翼形3には細長い溝を設け、前記プレートに嵌める。
最後に、液滴分離器翼形は、望ましくは、トラフエリア4の底まで伸びるという態様にもご留意いただきたい。
フローダクトの一部に、隣接する液滴分離器システムを備えた、概略の垂直方向断面図である。 図1の液滴分離器システムを備えたフローダクトの水平方向断面図である。 液滴分離器システムの別の実施例のフローダクトの水平方向断面図である。 リブの特別な実施例の概略平面図である。 リブの別の実施例の概略正面図である。 更に別の実施例に基づくリブの概略側面図である。

Claims (13)

  1. 液滴分離器システムであって、フローダクトに配設され、フローダクト(1)を流れる媒体から液体及び/または固体粒子を分離する役目を果たし、フレーム(11)によって構成される前記液滴分離器システムが、液体/固体の収集及び排出の役割を果たすもので、フローダクト(1)の底壁より低く配置される下部トラフエリア(4)と、上部キャップエリア(7)と、側部エリア(13)と、互いに平行に配置されフレーム(11)により保持される複数の翼形薄膜分離器(3)とを備え、フロー抵抗増大させるリブ(9)が、フレーム(11)の下部トラフエリア(4)を、個別の出口(6)を備えた二つの仕切り室に分割することを特徴とする前記液滴分離器システム。
  2. 請求項1に記載の液滴分離器システムであって、リブ(9)が、櫛状(18)に形成され、櫛の歯(19)が翼形薄膜分離器(3)間の中間空間に下方から入り込みこれを実質的にふさぐことを特徴とする前記液滴分離器システム。
  3. 請求項1に記載の液滴分離器システムであって、リブ(9)は、複数のブロック部材(17)により形成され、翼形薄膜分離器(3)間に取り付けて、液滴分離器の間もしくはフローダクト(1)間の中間スペースを遮蔽することを特徴とする前記液滴分離器システム。
  4. 請求項1に記載の液滴分離器システムであって、リブ(9)が、溝を設けた翼形薄膜分離器(3)が嵌るまっすぐな連続的なプレートとして形成されることを特徴とする前記液滴分離器システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の液滴分離器システムであって、リブ(9)が、下部トラフエリア(4)中央より下流側に配置されることを特徴とする前記液滴分離器システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の液滴分離器システムであって、捕獲ノーズ(14)を備えた翼形薄膜分離器(3)を含み、下部トラフエリア(4)が、流れ方向における捕獲ノーズ(14)の後ろに配置される少なくともひとつの出口(15)を有することを特徴とする前記液滴分離器システム。
  7. 請求項に記載の液滴分離器システムであって、出口(15)が捕獲ノーズ(14)のすぐ後ろに配置されることを特徴とする前記液滴分離器システム。
  8. 請求項6または7に記載の液滴分離器システムであって、流れ方向におけるリブ(9)の後ろに配置される出口(15)が捕獲ノーズ(14)の後ろに配置されることを特徴とする前記液滴分離器システム。
  9. 請求項に記載の液滴分離器システムであって、楔形フロー偏向装置(8)が、フローダクト(1)と液滴分離器システム(2)との間の移行部位に配置されることを特徴とする前記液滴分離器システム。
  10. 請求項9に記載の液滴分離器システムであって、穴開きプレート(10)が、楔形フロー偏向装置(8)に隣接して配置されることを特徴とする前記液滴分離器システム。
  11. 請求項9に記載の液滴分離器システムであって、楔形フロー偏向装置(8)が、閉鎖プレートとして形成されることを特徴とする前記液滴分離器システム。
  12. 請求項10に記載の液滴分離器システムであって、穴開きプレート(10)が、下部から上部へかけて穴直径が増大する穴を含んでいることを特徴とする前記液滴分離器システム。
  13. 請求項10に記載の液滴分離器システムであって、異なるサイズの穴を有する複数の穴開きプレート(10)を、最小の穴を持つ穴開きプレート(10)を下にして一枚ずつ上へと並べて取り付けることを特徴とする前記液滴分離器システム。
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