JP4844290B2 - 誤接続検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は無停電電源装置(以下、単にUPSと言うこともある。)等の電源装置の交流電源端子に対する誤接続検出装置に関する。
情報化社会の発展に伴い、停電の許されない負荷が増加している。このような負荷に対して、無停電で電力を供給するために商用電源と負荷の間にバッテリを備えた無停電電源装置(UPS)が接続される。
ところで、負荷の容量増大に伴い、無停電電源装置単体では電源容量が足りなくなり、複数台の無停電電源装置を並列に接続したい場合がある。この様な場合において、追加した無停電電源装置の交流電源端子に対する誤接続が生じると、複数台の無停電電源装置の並列運転が不可能になるおそれがある。例えば、無停電電源装置の出力段のインバータが無停電電源装置の入力接続導体の電圧位相を基準に駆動される場合において誤接続が生じると、複数台のインバータの並列運転が不可能になる。
上記の誤接続による問題は、無停電電源装置に対して並列的にバイパス給電装置が設けられている場合においても生じる。また、上記問題は複数台の無停電電源装置に対してそれぞれバイパス給電装置が設けられている場合においても生じる。
また、常時商用給電装置と無停電電源装置との両方を設け、商用交流電源の停電時に無停電電源装置から負荷に電力を供給する場合にも上記の誤接続による問題は生じる。
三相交流電源に対する誤接続を検出するために、R−S相間電圧により作動する第1のホトカプラと、R−T相間電圧により作動する第2のホトカプラとを設け、第1及び第2のホトカプラの出力に基づいて誤接続を検出する方法が実開平3−106838号公報(特許文献1)に開示されている。しかし、この特許文献は、複数の電源装置の誤接続を同時に検出することができない。
また、三相交流電源に対して無停電電源装置を接続した時に生じる相順誤接続を検出する方法が知られている。この相順誤接続検出方法では、三相交流電圧を方形波に整形し、第1、第2、及び第3相交流電圧に対応する方形波が三相交流の特定位相角において論理の1か又は論理の0かに基づいて相順が正常か異常かを検出する。しかし、この相順誤接続検出方法では三相交流の相回転の誤接続を検出することができない。
実開平3−106838号公報
従って、本発明が解決しようとする課題は、従来方法によって複数の電源装置の交流電源端子に対する誤接続の容易な検出が不可能なことであり、本発明の目的は、交流入力電源端子に対する複数の電源装置の誤接続を比較的簡単な構成で検出することができる誤接続検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、三相交流電源端子に複数の電源装置の入力接続導体を接続した時に誤接続が生じているか否かを検出する誤接続検出装置であって、
前記複数の電源装置の前記入力接続導体における選択された相(例えばR相)又は線間(例えばR―S間)の交流入力即ち交流入力電圧又は交流入力電流をそれぞれ検出するための複数の交流入力検出手段と、
前記複数の交流入力検出手段にそれぞれ接続され且つ前記複数の交流入力検出手段から得られたそれぞれの交流入力検出信号が所定値を横切る時にパルスをそれぞれ発生する機能を有している複数のパルス発生回路と、
前記複数のパルス発生回路の出力端子を共通に接続するための共通接続導体と、
前記共通接続導体に接続され且つ前記複数のパルス発生回路から同時にパルスが発生した時には1個のパルスを検出し、前記複数のパルス発生回路から異なる時間にパルスが発生した時には複数個のパルスを検出するパルス検出回路と、
前記パルス検出回路に接続され且つ前記交流入力の所定周期中に前記パルス検出回路で検出したパルスの個数が所定数よりも多いか否かを判定し、パルスの個数が前記所定数よりも多い時に誤接続を示す信号を出力する誤接続判定手段と
を備えていることを特徴とする誤接続検出装置に係わるものである。
なお、請求項2に示すように、前記パルス検出回路は、前記複数の電源装置に対応して設けられ且つ前記共通接続導体にそれぞれ接続された複数のパルス検出回路から成り、前記誤接続判定手段は前記複数のパルス検出回路にそれぞれ接続された複数の誤接続判定手段から成ることが望ましい。
また、請求項3に示すように、前記パルス発生回路は、前記交流入力検出手段に接続され且つゼロクロス検出機能とゼロクロス検出を示すパルスを形成する機能とを有しているゼロクロス検出及びパルス形成回路と、前記ゼロクロス検出及びパルス形成回路に接続された発光素子と、前記発光素子に光結合された受光素子と、直流電源端子に接続された第1の主端子と前記共通接続導体に接続された第2の主端子と前記受光素子に接続された制御端子とを有し、前記受光素子から得られた出力に応答して導通する制御素子とから成ることが望ましい。
また、請求項4に示すように、前記パルス検出回路は、前記共通接続導体とグランドとの間に接続されたパルス検出用発光素子と、前記パルス検出用発光素子に光結合され且つグランドに接続された第1の主端子と抵抗を介して直流電源に接続された第2の主端子とを有するパルス検出用受光素子と、前記パルス検出用受光素子の前記第2の主端子と前記抵抗との間に接続されたパルス検出用出力導体とから成ることが望ましい。
また、請求項5に示すように、前記誤接続判定手段は、前記交流入力の所定周期を示すクロックを発生するクロック発生器と、前記パルス検出回路の前記パルス検出用出力導体に接続された入力端子と前記クロック発生器に接続されたリセット端子とを有し、前記所定周期中に前記入力端子に入力したパルスを計数するカウンタと、前記カウンタが所定数を計数した時に誤接続を示す信号を出力する出力手段とから成ることが望ましい。
また、請求項6に示すように、前記複数の電源装置は、複数の無停電電源装置であることが望ましい。
また、請求項7に示すように、三相交流電源端子に複数の無停電電源装置の入力接続導体を接続した時に誤接続が生じているか否かを検出する第1の誤接続検出装置と三相交流電源端子に複数のバイパス供給装置の入力接続導体を接続した時に誤接続が生じているか否かを検出する第2の誤接続検出装置とを有し、前記第1及び第2の誤接続検出装置のそれぞれは、複数の交流入力検出手段と、前記複数の交流入力検出手段にそれぞれ接続され且つ前記複数の交流入力検出手段から得られたそれぞれの交流入力検出信号が所定値を横切る時にパルスをそれぞれ発生する機能を有している複数のパルス発生回路と、前記複数のパルス発生回路の出力端子を共通に接続するための共通接続導体と、前記共通接続導体に接続され且つ前記複数のパルス発生回路から同時にパルスが発生した時には1個のパルスを検出し、前記複数のパルス発生回路から異なる時間にパルスが発生した時には複数個のパルスを検出するパルス検出回路と、前記パルス検出回路に接続され且つ前記交流入力の所定周期中に前記パルス検出回路で検出したパルスの個数が所定数よりも多いか否かを判定し、パルスの個数が前記所定数よりも多い時に誤接続を示す信号を出力する誤接続判定手段とを備え、前記第1の誤接続検出装置の前記複数の交流入力検出手段は前記複数の無停電電源装置の前記入力接続導体における選択された相又は線間の交流入力をそれぞれ検出するために前記複数の無停電電源装置の前記入力接続導体に接続され、前記第2の誤接続検出装置の前記複数の交流入力検出手段は前記複数のバイパス供給装置の前記入力接続導体における選択された相又は線間の交流入力をそれぞれ検出するために前記複数のバイパス供給装置の前記入力接続導体に接続されていることが望ましい。
また、請求項8に示すように、誤接続検出装置は、三相交流電源端子に複数の電源装置の入力接続導体を接続した時に相順の誤接続が生じているか否かを検出する複数の相順誤接続検出手段と、相回転の誤接続が生じているか否かを検出する複数の相回転誤接続検出手段と、前記相順誤接続検出手段から相順が正常であることを示す信号が発生し且つ前記相回転誤接続検出手段から相回転が正常であることを示す信号が発生している時に正常接続を示す信号を発生し、前記相順誤接続検出手段から相順が異常であることを示す信号が発生している時又は前記相回転誤接続検出手段から相回転が異常であることを示す信号が発生している時に誤接続を示す信号を発生する複数の誤接続判定手段とを備え、前記相回転誤接続検出手段が、前記複数の電源装置の前記入力接続導体におけるにおける選択された相(例えばR相)又は線間(例えばR―S間)の交流入力をそれぞれ検出するための複数の交流入力検出手段と、前記複数の交流入力検出手段にそれぞれ接続され且つ前記複数の交流入力検出手段から得られたそれぞれの交流入力検出信号が所定値を横切る時にパルスをそれぞれ発生する機能を有している複数のパルス発生回路と、前記複数のパルス発生回路の出力端子を共通に接続するための共通接続導体と、前記共通接続導体に接続され且つ前記複数のパルス発生回路から同時にパルスが発生した時には1個のパルスを検出し、前記複数のパルス発生回路から異なる時間にパルスが発生した時には複数個のパルスを検出する複数のパルス検出回路と、前記複数のパルス検出回路にそれぞれ接続され且つ前記交流入力の所定周期中にそれぞれのパルス検出回路で検出したパルスの個数が所定数よりも多いか否かをそれぞれ判定し、パルスの個数が前記所定数よりも多い時に相回転誤接続を示す信号を出力する複数の相回転誤接続判定手段とを備えていることが望ましい。
本発明においては、複数の入力検出手段から得られる選択された相又は線間の交流入力検出信号が所定値(例えばゼロ)を横切るときにパルスを発生する機能を有している複数のパルス発生回路が設けられ、複数のパルス発生回路の出力端子が共通接続導体で相互に接続され、更に、共通接続導体にパルス検出回路が接続されている。従って、パルス検出回路は、複数のパルス発生回路から同時にパルスが発生した時には1つのパルスを検出し、複数のパルス発生回路から異なる時間にパルスが発生した時には複数のパルスを検出する。即ち、もし、複数の電源装置の全てが正常接続されていれば、複数のパルス発生回路から同時にパルスが発生するので、パルス検出回路は1個のパルスを検出する。もし、複数の電源装置の1つにおいて相回転誤接続が発生しているか、又は選択された相又は線間に対応する入力接続導体の誤接続が発生している場合には、複数のパルス発生回路から異なる時間位置でパルスが発生するので、パルス検出回路は複数個のパルスを検出する。従って、検出パルスの個数で異常(誤接続)を知ることができる。よって、本発明によれば複数の電源装置の交流電源端子に対する異なる接続即ち誤接続を共通接続導体を使用して容易に検出することが可能になる。
次に、図1〜図11を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1に示す電力供給装置は、UPS用R相、S相及びT相電源端子1R、1S、1Tと、バイパス給電用R相、S相、及びT相電源端子2R、2S、2Tと、第1及び第2の電源装置3a、3bと、R相、S相、及びT相出力端子4R、4S、4Tとを有し、共通の負荷5に第1及び第2の電源装置3a、3bの両方で電力を供給するように構成されている。
UPS用R相、S相、及びT相電源端子1R、1S、1T及びバイパス給電用R相、S相、及びT相電源端子2R、2S、2Tは、図示が省略されている三相商用交流電源に接続され、互いに120度の位相差を有する三相交流電圧を供給する。
第1の電源装置3aに含まれている第1の無停電電源装置即ち第1のUPS6は、第1のUPS用R相、S相、及びT相入力接続導体7R、7S、7TによってUPS用R相、S相、及びT相電源端子1R、1S、1Tに接続されている。第1のUPS6から導出されている第1のUPS用R相、S相、及びT相出力導体8R、8S、8Tは、スイッチ9を介してR相、S相、及びT相出力端子4R、4S、4Tに接続されている。
第2の電源装置3bに含まれている第2の無停電電源装置即ち第2のUPS10は、第2のUPS用R相、S相、及びT相入力接続導体11R、11S、11TによってUPS用R相、S相、及びT相電源端子1R、1S、1Tに接続されている。第2のUPS10から導出された第2のUPS用R相、S相、及びT相出力導体12R、12S、12Tはスイッチ16を介してR相、S相、及びT相出力端子4R、4S、4Tに接続されている。従って、第2のUPS10は第1のUPS6に対して並列に接続されている。
第1及び第2のUPS6、10は、互いに同一形成されており、例えば図2に示すようにAC−DC変換器13、蓄電池14及びDC−AC変換器(インバータ)15とで構成される。AC−DC変換器13は三相交流電圧を直流電圧に変換する周知の回路であって、力率改善機能を有するAC−DC変換スイッチング回路13aと、このAC−DC変換スイッチング回路13aの制御バス13cで結合されたAC−DC変換制御回路13bと、入力電流検出手段13dとから成る。AC−DC変換スイッチング回路13aのR相、S相、及びT相入力導体13R、13S、13Tは、図1の第1又は第2のUPS用R相、S相、及びT相入力接続導体7R、7S、7T又は11R、11S、11Tを介してUPS用R相、S相、及びT相電源端子1R、1S、1Tに接続される。入力電流検出手段13d及びR相、S相、及びT相入力導体13R、13S、13Tに接続されたAC−DC変換制御回路13bはAC−DC変換スイッチング回路13aを制御するための制御信号を形成する。DC−AC変換器15は、DC−AC変換スイッチング回路15aと、このDC−AC変換スイッチング回路15aにバス15cで結合されたDC−AC変換制御回路15bとから成る。AC−DC変換スイッチング回路13aと蓄電池14とに接続されたDC−AC変換スイッチング回路15aは、AC−DC変換スイッチング回路13aから得られた直流電圧又は蓄電池14の直流電圧を三相交流電圧に変換する周知のインバータ回路から成る。DC−AC変換スイッチング回路15aのR相、S相、及びT相出力導体15R、15S、15Tは図1の第1のUPS用出力導体8R、8S、8T、又は第2のUPS用出力導体12R、12S、12Tに接続される。DC−AC変換制御回路15bはインバータ制御回路と呼ぶこともできるものであって、DC−AC変換スイッチング回路15aから図1のUPS用R相、S相、及びT相電源端子1R、1S、1Tにおける三相交流電圧に同期した三相交流電圧を得るためにR相、S相、及びT相入力導体13R、13S、13Tに接続され且つR相、S相、及びT相出力導体15R、15S、15Tにも接続されている。R相、S相、及びT相入力導体13R、13S、13Tから検出された信号はDC−AC変換制御信号を形成するための基準信号として使用される。なお、DC−AC変換器15はインバータとして周知であるので、この詳しい説明は省略する。
AC−DC変換スイッチング回路13aとDC−AC変換スイッチング回路15aとの両方に接続された蓄電池14はAC−DC変換スイッチング回路13aから出力された直流電圧で充電され、停電時にDC−AC変換スイッチング回路15aに直流電圧を供給する。なお、第1及び第2のUPS6,10は図2の回路に限定されるものではなく、無停電電源機能を有するものであればどのような回路であってもよい。
第1の電源装置3aは、第1のUPS6の故障又は検査の時に電力供給を継続するための第1のバイパス給電装置として第1のバイパス用R相、S相、及びT相入力接続導体19R、19S、19Tと、第1のバイパススイッチ20と、第1のバイパス用R相、S相、及びT相出力導体21R、21S、21Tとを有する。第1のバイパス用R相、S相、及びT相入力接続導体19R、19S、19Tはバイパス給電用R相、S相、及びT相電源端子2R、2S、2Tに接続されている。第1のバイパススイッチ20は第1のバイパス用R相、S相、及びT相入力接続導体19R、19S、19Tと第1のバイパス用R相、S相、及びT相出力導体21R、21S、21Tとの間に接続されている。第1のバイパス用R相、S相、及びT相出力導体21R、21S、21Tは共通のR相、S相、及びT相出力端子4R、4S、4Tに接続されている。UPS用R相、S相、及びT相電源端子1R、1S、1Tとバイパス給電用R相、S相、及びT相電源端子2R、2S、2Tは共通の三相交流電源に接続されているので、第1のバイパススイッチ20等から成る第1のバイパス給電装置は、第1のUPS6に対して並列に接続されている。図1の第1のバイパススイッチ20は、第1のUPS6の出力段のスイッチ9がオフ状態の時にのみオン状態になり、第2のR相、S相、及びT相電源端子2R、2S、2Tから負荷5への電力供給回路を形成する。
第2の電源装置3bは、第2のUPS10の故障又は検査の時に電力供給を継続するための第2のバイパス給電装置として第2のバイパス用R相、S相、及びT相入力接続導体22R、22S、22Tと、第2のバイパススイッチ23と、第2のバイパス用R相、S相、及びT相出力導体24R、24S、24Tとを有する。第2のバイパス用R相、S相、及びT相入力接続導体22R、22S、22Tはバイパス給電用R相、S相、及びT相電源端子2R、2S、2Tに接続されている。第2のバイパススイッチ23は第2のバイパス用R相、S相、及びT相入力接続導体22R、22S、22Tと第2のバイパス用R相、S相、及びT相出力導体24R、24S、24Tとの間に接続されている。第2のバイパス用R相、S相、及びT相出力導体24R、24S、24Tは共通のR相、S相、及びT相出力端子4R、4S、4Tに接続されている。第2のバイパススイッチ23等から成る第2のバイパス給電装置は、第2のUPS10に対して並列に接続されている。図1の第2のバイパススイッチ23は、第2のUPS10の出力段のスイッチ16がオフ状態の時にのみオン状態になり、第2のR相、S相、及びT相電源端子2R、2S、2Tから負荷5への電力供給回路を形成する。
図1にはUPS用R相、S相、及びT相電源端子1R、1S、1Tに対して第1及び第2のUPS用R相、S相、及びT相入力接続導体7R、7S、7T及び11R、11S、11Tが正確に接続され、バイパス給電用R相、S相、及びT相電源端子2R、2S、2Tに対して第1及び第2のバイパス用R相、S相、及びT相入力接続導体19R、19S、19T及び22R、22S、22Tが正確に接続された状態が示されている。一般的には、先に第1のUPS用R相、S相、及びT相入力接続導体7R、7S、7TがUPS用電源端子1R、1S、1Tに接続され、第1のバイパス用R相、S相、及びT相入力接続導体19R、19S、19Tがバイパス給電用R相、S相、及びT相電源端子2R、2S、2Tに接続される。これ等のみを接続する場合は、接続導体の数がさほど多くないので誤接続の発生確率が比較的小さい。しかし、負荷5の電力容量の増大に伴い第2のUPS10及び第2のバイパス給電装置を増設する場合には配線が複雑になり、誤接続の発生確率が比較的大きくなる。この誤接続を容易に検出するために図1の電力供給装置は、第1及び第2のUPS誤接続検出回路25,26と、第1及び第2のバイパス誤接続検出回路27,28と、第1及び第2の共通接続導体29,30とを備えている。
第1及び第2のUPS誤接続検出回路25、26及び第1及び第2のバイパス誤接続検出回路27,28は互いに同一に形成されており、第1、第2、第3及び第4の端子a、b、c、dをそれぞれ有している。第1のUPS誤接続検出回路25の第1、第2及び第3の端子a、b、cは第1のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体7R、7S,7Tに接続され、第4の端子dは第1の共通接続導体29に接続されている。第2のUPS誤接続検出回路26の第1、第2及び第3の端子a、b、cは第2のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体11R、11S,11Tに接続され、第4の端子dは第1の共通接続導体29に接続されている。第1のバイパス誤接続検出回路27の第1、第2及び第3の端子a、b、cは第1のバイパス用R相、S相及びT相入力接続導体19R、19S,19Tに接続され、第4の端子dは第2の共通接続導体30に接続されている。第2のバイパス誤接続検出回路28の第1、第2及び第3の端子a、b、cは第2のバイパス用R相、S相及びT相入力接続導体22R、22S,22Tに接続され、第4の端子dは第2の共通接続導体30に接続されている。
図3に第1及び第2のUPS誤接続検出回路25、26と第1の共通接続導体29が示されている。第1及び第2のUPS誤接続検出回路25、26の内部の回路構成は互いに同一であるので、同一の回路要素に同一の参照数字が付され、両者が添字a、bで区別されている。
第1及び第2のUPS誤接続検出回路25、26は大別して交流入力検出手段31a、31bと、パルス発生回路32a、32bと、パルス検出回路33a、33bと、相回転誤接続判定手段34a、34bと、相順誤接続判定手段60a、60bと、論理回路61a,61bと、報知器35a、35bとから成る。なお、相回転誤接続の検出のみが要求される時には、相順誤接続判定手段60a、60bと論理回路61a,61bとを省いて相回転誤接続判定手段34a、34bを報知器35a、35bに直接に接続することもできる。
第1及び第2の交流入力検出手段31a、31bは、第1又は第2のUPS用R相、S相、及びT相入力接続導体7R、7S、7T又は11R、11S、11Tから選択されたR相の交流電圧、即ち第1及び第2のUPS用R相入力接続導体7R、11Rの相電圧を検出するためのものであって、降圧及び電気的絶縁機能を有するトランス36a、36bから成る。トランス36a、36bの1次巻線37a、37bの一端はそれぞれの第1の端子aに接続され、他端はグランドに接続されている。トランス36a、36bの2次巻線38a、38bは次段のパルス発生回路32a、32bに接続されている。なお、第1及び第2の交流入力検出手段31a、31bを第1及び第2のUPS用R相入力接続導体7R、11Rの相電圧を検出するように構成する代わりに、第1及び第2のUPS用S相入力接続導体7S、11Sの相電圧、又は第1及び第2のUPS用T相入力接続導体7T、11Tの相電圧、又は第1及び第2のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体7R、7S、7T及び11R、11S、11Tにおける所定の線間電圧を検出するように構成することもできる。また、第1及び第2のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体7R、7S、7T及び11R、11S、11Tに流れる電流が正弦波の場合には、電流検出手段によって例えば第1のUPS用R相入力接続導体7Rの電流、及び第2のUPS用R相入力接続導体11Rの電流を検出し、これを交流入力検出信号とすることができる。
パルス発生回路32a、32bは、ゼロクロス検出及びパルス形成回路39a,39bを有している。ゼロクロス検出及びパルス形成回路39a、39bは交流入力検出手段31a、31bで検出された正弦波の交流入力検出信号V1,V2が所定値としてのゼロを横切ったことを検出し、且つ所定幅のパルスを形成するためのものであって、例えば図4に示すように比較器40とパルス形成回路41とで構成される。図4では比較器40の正入力端子が図3の交流入力検出手段31a又は31bに接続され、負入力端子がグランドに接続されている。従って、交流入力検出信号の正の半波期間に高レベル電圧の出力を発生する。勿論、正の半波期間に低レベル電圧の出力を発生するように比較器40を形成することもできる。比較器40に接続されたパルス形成回路41は、比較器40の出力が低レベルから高レベルに転換した時点に応答して交流入力検出信号の周期よりも十分に短いパルス幅を有するパルスを形成するものであって、例えば単安定マルチバイブレータ等で構成される。
図6に第1のUPS6の第1のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体7R、7S、7TがUPS用電源端子1R、1S、1Tに正常に接続され且つ第2のUPS10の第2のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体11R、11S、11TがUPS用電源端子1R、1S、1Tに正常に接続された場合の図3の各部の状態が示されている。図7に第1のUPS6の第1のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体7R、7S、7TがUPS用電源端子1R、1S、1Tに正常に接続され且つ第2のUPS10の第2のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体11R、11S、11TがUPS用電源端子1S、1T、1Rに接続された場合(異常接続の場合)の図3の各部の状態が示されている。即ち、図7には第1のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体7R、7S、7TがR,S,Tの相回転となるように正常に接続され、第2のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体11R、11S、11TがS,T,Rの相回転となるように異常に接続された場合(相回転誤接続の場合)が示されている。なお、相回転誤接続とは、第1のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体7R、7S、7Tの三相電圧と第2のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体11R、11S、11Tの三相電圧との回転位相が異なる接続を言う。第1のUPS誤接続検出回路25のゼロクロス検出及びパルス形成回路39aに入力する第1のUPS交流入力検出信号V1と第2のUPS誤接続検出回路26のゼロクロス検出及びパルス形成回路39bに入力する第2のUPS交流入力検出信号V2とが図6(A)に示すように同相の場合には、第1及び第2のUPS交流入力検出信号V1、V2がゼロを横切るt0時点で各ゼロクロス検出パルス及びパルス形成回路39a、39bから図6(B)(C)に示すように同一幅の第1及び第2のパルスVp1、Vp2が同時に発生する。この実施例では、第1及び第2のUPS交流入力検出信号V1、V2の負の半波から正の半波への転換時即ち正弦波の0度の時にのみ第1及び第2のパルスVp1、Vp2を発生させているが、正の半波から負の半波に横切る時点即ち正弦波の180度の時に第1及び第2のパルスVp1、Vp2を発生させるように変形すること、又は第1及び第2のUPS交流入力検出信号V1、V2の0度と180度との両方で第1及び第2のパルスVp1、Vp2を発生させるように変形することもできる。また、図4に示す比較器40の負入力端子の基準をゼロにする代わりに、ゼロ以外の所定基準値を与え、所定基準値を第1及び第2のUPS交流入力検出信号V1、V2が横切った時に第1及び第2のパルスVp1、Vp2を発生させるように変形することもできる。
もし、図1において第2のUPS用R相入力接続導体11Rが誤ってUPS用T相電源端子1Tに接続され、第2のUPS用S相入力接続導体11Sが誤ってUPS用R相電源端子1Rに接続され、第2のUPS用T相入力接続導体11Tが誤ってUPS用S相電源端子1Sに接続されると、図3の第2のUPS交流入力検出信号V2は、図7(A)に示すように第1のUPS交流入力検出信号V1に対して120度の位相差を有する。従って、図7(B)に示す第1のパルスVp1はt0時点(0度)で発生するが、図7(C)に示す第2のパルスVp2はt1時点(120度)で発生する。本発明では、第1及び第2のパルスVp1、Vp2が異なる時間位置で発生した時に相回転誤接続状態にあることを示す信号を出力する。
図3のパルス発生回路32a、32bは、ゼロクロス検出及びパルス形成回路39a、39bの他に電気的絶縁されたパルス伝送路を形成するためにLEDから成る発光素子40a、40bと、各発光素子40a、40bに光結合されたホトトランジスタから成る受光素子41a、41bと、電流制限抵抗42a、42b、43a、43bと、パルス出力用トランジスタ44a、44bと、逆流阻止用ダイオード45a、45bとを有する。発光素子40a、40bはゼロクロス検出及びパルス形成回路39a、39bの出力端子とグランドとの間に抵抗42a、42bを介して接続され、図6(B)(C)又は図7(B)(C)に示す第1及び第2のパルスVp1、Vp2に対応する光パルスを発生する。パルス出力用トランジスタ44a、44bはpnpトランジスタからなり、このエミッタは直流電源端子46a、46bに接続され、このベースは抵抗43a、43bと受光素子41a、41bとを介してグランドに接続され、このコレクタは逆流阻止用ダイオード45a、45bを介してパルス検出回路33a、33bに接続されている。なお、第1のUPS誤接続検出回路25のパルス出力用トランジスタ44aのコレクタは、逆流阻止用ダイオード45aを介して第1のUPS誤接続検出回路25のパルス検出回路33aに接続されていると共に第1の共通接続導体29を介して第2のUPS誤接続検出回路26のパルス検出回路33bにも接続されている。同様に第2のUPS誤接続検出回路26のパルス出力用トランジスタ44bのコレクタは、逆流阻止用ダイオード45bを介して第2のUPS誤接続検出回路26のパルス検出回路33bに接続されていると共に第1の共通接続導体29を介して第1のUPS誤接続検出回路25のパルス検出回路33aにも接続されている。
パルス検出回路33a、33bは、2つのパルス発生回路32a、32bの出力パルスの両方に応答するものであって、電流制限抵抗47a、47bと、LEDから成る発光素子48a、48bと、ホトトランジスタから成る受光素子49a、49bと、コレクタ抵抗50a、50bとから成る。第1のUPS誤接続検出回路25の発光素子48aのアノードは第1のUPS誤接続検出回路25の電流制限用抵抗47aと逆流阻止用ダイオード45aとパルス出力用トランジスタ44aとを介して直流電源端子46aに接続されていると共に、電流制限抵抗47aと第1の共通接続導体29と第2のUPS誤接続検出回路26の逆流阻止用ダイオード45bとパルス出力用トランジスタ44bとを介して直流電源端子46bにも接続されている。同様に、第2のUPS誤接続検出回路26の発光素子48bのアノードは、第2のUPS誤接続検出回路26の電流制限用抵抗47bと逆流阻止用ダイオード45bとパルス出力用トランジスタ44bとを介して直流電源端子46bに接続されていると共に、電流制限用抵抗47bと第1の共通接続導体29と第1のUPS誤接続検出回路25の逆流阻止用ダイオード45aとパルス出力用トランジスタ44aとを介して直流電源端子46aにも接続されている。発光素子48a、48bのカソードはグランドに接続されている。従って、2つの発光素子48a、48bに図6(D)又は図7(D)に示すように同時に同一の電流パルスIp1、Ip2が供給される。
図6に示すように第1及び第2のパルスVp1、Vp2が同時に発生する時には、各発光素子48a、48bに2つのパルス出力用トランジスタ44a、44bを介して同時に同一の値を有する電流パルスIp1、Ip2が供給されるので、各発光素子48a、48bは正弦波電圧の1周期Ts中に1つの光パルスを出力する。図7に示すように第1及び第2のパルスVp1、Vp2が異なる時間に発生する時には、各発光素子48a、48bに第1及び第2のパルスVp1、Vp2に対応した2つの電流パルスIp1、Ip2が供給され、正弦波電圧の1周期Tsに2つの光パルスを出力する。
パルス検出回路33a、33bの発光素子48a、48bに光結合された受光素子49a、49bのコレクタは抵抗50a、50bを介して直流電源端子51a、51bに接続され、エミッタはグランドに接続されている。受光素子49a、49bと抵抗50a、50bとの相互接続点にパルス出力導体52a、52bが接続されている。受光素子49a、49bは発光素子48a、48bの光パルスに応答して抵抗値が低下するので、パルス出力導体52a、52bの電位は、図6(D)又は図7(D)の電流パルスIp1、Ip2の発生期間に対応して低レベルになる。従って、パルス出力導体52a、52bには、負論理に従うパルスが得られる。第1及び第2のUPS誤接続検出回路25,26のパルス検出回路33a、33bは互いに同一動作するので、何れか一方を省くこともできる。しかし、相回転誤接続判定と相順誤接続判定との両方を同時に行う時には両方のパルス検出回路33a、33bを設けることが望ましい。
相回転誤接続判定手段34a、34bは、図7に示すようにパルス検出回路33a、33bから正弦波電圧の1周期Ts中に得られるパルスの個数によって相回転誤接続の有無を判定するものである。各相回転誤接続判定手段34a、34bは、例えば、図5に示すようにカウンタ53とクロック発生器54と計数値判定手段55とで構成されている。カウンタ53の入力端子56は図3のパルス出力導体52a又は52bに接続される。カウンタ53のリセット端子57はクロック発生器54に接続されている。クロック発生器54は、図6(E)及び図7(E)に示すように正弦波の1周期Tsに1個の割合でクロックパルスを発生する。カウンタ53はクロックパルスに応答してリセット状態になり、正弦波の1周期Ts中に入力するパルスを計数し、この計数結果を出力端子58に送出する。カウンタ53の出力端子58に接続された計数値判定手段55は、カウンタ53がクロックパルスでリセットされる直前の計数値が1か否かを判定し、計数値が1を示している時には図6(F)に示すように正常接続を示す高レベル信号Hを保持して出力し、計数値が1を示していない時即ち2を示している時には図7(F)に示すように誤接続を示す低レベル信号Lを保持して出力する。この計数値判定手段55は周知のディジタル比較器で構成することができる。なお、カウンタ53と計数値判定手段55とを一体化することもできる。
誤接続判定手段として機能するAND回路61a,61bの一方の入力端子に相回転誤接続判定手段34a、34bが接続され、他方の入力端子に相順誤接続判定手段60a,60bが接続されている。AND回路61a,61bは、相順誤接続判定手段60a,60bから相順が正常であることを示す信号が発生し且つ相回転誤接続判定手段34a、34bから相回転が正常であることを示す信号が発生している時に正常接続を示す高レベル信号を発生し、相順誤接続判定手段60a,60bから相順が異常であることを示す低レベル信号が発生している時又は相回転誤接続判定手段34a、34bから相回転が異常であることを示す低レベル信号が発生している時に誤接続を示す低レベル信号を発生する。なお、AND回路61a,61bの代わりにこれと同様な機能を有する別な論理回路を設けることができる。
AND回路61a、61bに接続された報知器35a、35bはAND回路61a、61bから発生する誤接続判定結果を示す低レベル信号に応答して鳴るブザーから成り、誤接続判定結果を音によって作業者に知らせる。なお、報知器35a、35bを、LED等の光学的表示器で構成すること、又はブザーと光学的表示器との組合せで構成すること、又は音声報知器で構成するもできる。また、報知器35a、35bを正常接続の時に正常を示す報知出力を発生し、誤接続の時には無報知とすることもできる。また、正常接続と誤接続との両方を報知することもできる。
相順誤接続判定手段60a,60bは第1のUPS6と第2のUPS10とが例えば逆相状態のような相順誤接続を検出するものであり、互いに同一に構成されており、例えば図8に示すように第1、第2及び第3の入力端子62,63,64と、波形整形手段としての第1、第2及び第3の比較器65,66,67と、第1、第2及び第3のスイッチS1,S2,S3から成る抽出回路68と、抽出制御信号形成回路69と、NOT回路(否定回路)70と、AND回路71と、保持回路72と、出力端子73とを有する。第1、第2及び第3の入力端子62,63,64は、図3では図示を簡略化するために省略されているラインを介して図3の第1、第2及び第3の端子a,b、cに接続され、図1の第1のUSP用R相、S相及びT相入力接続導体7R、7S、7Tの各相電圧、又は第2のUSP用R相、S相及びT相入力接続導体11R、11S、11Tの各相電圧Va,Vb,Vcを受け入れる。
R相、S相、T相電圧Vr,Vs,Vtを供給するUPS用R相、S相、T相電源端子1R、1S、1Tに対して第1のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体7R、7S、7T、又は第2のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体11R、11S、11Tが正常に接続されている時には、図9(A)に示すように相順誤接続判定手段60a,60bの第1、第2及び第3の入力端子62,63,64にR相、S相、T相電圧Vr,Vs,Vtの正常な相順で相電圧Va,Vb,Vcが入力する。第1、第2及び第3の比較器65,66,67の一方の入力端子は第1、第2及び第3の入力端子62,63,64に接続され、他方の入力端子はグランドに接続されているので、図9(A)に示す正弦波から成る各相電圧Va,Vb,Vcは図9(B)(C)(D)に示す3つの方形波V65,V66,V67に整形される。3つの方形波V65,V66,V67は120度の位相差を有して正しい相順(R―S―T)で発生する。抽出回路68の第1、第2及び第3のスイッチS1,S2,S3は第1、第2及び第3の比較器65,66,67の出力ラインに直列に接続されている。従って、第1、第2及び第3のスイッチS1,S2,S3がオンの期間に第1、第2及び第3の比較器65,66,67の出力が抽出される。抽出制御信号形成回路69は第1の入力端子62に接続されており、図9及び図10のt0〜t1に示す所定区間(正弦波の0〜60度区間)を示す抽出制御信号V69を図9(E)及び図10図(E)に示すように形成し、この抽出制御信号V69によって第1、第2及び第3のスイッチS1,S2,S3をオン制御する。AND回路71の第1の入力端子は第1のスイッチS1を介して第1の比較器65に接続され、この第2の入力端子はNOT回路70と第2のスイッチS2を介して第2の比較器66に接続され、この第3の入力端子は第3のスイッチS3を介して第3の比較器67に接続されている。なお、NOT回路70を第2の比較器66と第2のスイッチS2との間に配置することもできる。また、NOT回路70を設ける代わりに第2の比較器66から反転出力を得ることができるように第2の比較器66を変形することもできる。保持回路72はAND回路71に接続され、AND回路71の出力を所定時間だけ保持して相順判定信号V72を出力端子73に送出する。
図9に示すようにUPS用R相、S相、T相電源端子1R、1S、1Tに対して第1のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体7R、7S、7T、又は第2のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体11R、11S、11Tが接続されている時は、正常な位相順序(R−S−T)であつて、図9(E)の抽出制御信号V69が高レベルの期間t0〜t1においてAND回路71の出力が高レベルとなり、且つ保持回路72から得られる相順判定信号V72も図9(F)に示すように正常を示す高レベルとなる。これに対し、UPS用R相、S相、T相電源端子1R、1S、1Tに対して第1のUPS用T相、S相及びR相入力接続導体7T、7S、7R、又は第2のUPS用T相、S相及びR相入力接続導体11T、11S、11Rが接続されている時、即ち異常位相順序(T−S−R)の時には、図9(E)の抽出制御信号V69が高レベルの期間t0〜t1においてAND回路71の出力が低レベルとなり、且つ保持回路72から得られる相順判定信号V72も図10(F)に示すように異常を示す低レベルとなる。相順誤接続判定手段60a,60bから得られる相順判定信号V72が異常を示す低レベルの時には、図3のAND回路61a,61bの出力も異常を示す低レベルとなる。従って、図3のAND回路61a,61bの出力は、相回転誤接続の時と相順誤接続の時とのいずれにおいても誤接続を示す低レベル信号を出力する。
図7には第2のUPS10がS−T−Rの相回転に誤接続された状態が示され、図10に第2のUPS10がT−S−Rの相順序に誤接続(逆相誤接続)された状態が示されているが、これ以外の誤接続においても図7及び図10と同様に誤接続を検出することができる。
第1及び第2のバイパス誤接続検出回路27、28は、既に説明したように図3に示す第1及び第2のUPS誤接続検出回路25、26と同一に構成されている。従って、第1のバイパス用R相、S相及びT相入力接続導体19R、19S、19T又は第2のバイパス用R相、S相及びT相入力接続導体22R、22S、22Tのバイアス用R相、S相及びT相電源端子2R、2S、2Tに対する誤接続は、第1又は第2のUPS用R相、S相及びT相入力接続導体7R、7S、7T又は11R、11S、11Tの誤接続と同様に検出することができる。
本実施例は次の効果を有する。
(1) 第1及び第2のUPS誤接続検出回路25、26が第1の共通接続導体29によって相互に接続されていることによって第1及び第2のUPS6,10の相回転誤接続の有無、又は第1又は第2のUPS用R相入力接続導体7R、11Rの誤接続の有無を同時に検出することができる。従って、第1及び第2のUPS6,10の誤接続の検出が容易になる。
(2) 第1及び第2のバイパス誤接続検出回路27、28が第2の共通接続導体30によって相互に接続されていることによって第1及び第2のバイパススイッチ20、23を含む第1及び第2のバイパス給電装置の相回転誤接続の有無、又は第1又は第2のバイパス用R相入力接続導体19R、22Rの誤接続の有無を同時に検出することができる。従って、第1及び第2のバイパス給電装置の誤接続の検出が容易になる。
(3) 第1及び第2のUPS誤接続検出回路25、26が互いに同一に形成され、且つ第1及び第2のバイパス誤接続検出回路27、28が互いに同一に形成され、且つ第1及び第2のUPS誤接続検出回路25、26と第1及び第2のバイアス誤接続検出回路27、28とが互いに同一に形成されているので、各誤接続検出回路25〜28のコストの低減を図ることができる。
(4)負荷容量の増大に容易に対処するために第1及び第2のUPS6,10に対して第1及び第2のバイパス給電装置が個別に設けられ、これ等の接続が複雑になっているが、第1及び第2のUPS誤接続検出回路25、26と第1及び第2のバイパス誤接続検出回路27、28とが設けられているので、それぞれの誤接続を容易に判定することができる。
図11に示す変形された電力供給装置は、図1からバイパスR相、S相及びT相電源端子2R、2S、2Tを省き、UPS用R相、S相、及びT相電源端子1R、1S、1Tに対して第1及び第2のバイパス用R相、S相及びT相入力接続導体19R、19S、19T及び22R、22S、22Tを接続し、この他は図1と同一に構成したものである。即ち、図11に示す変形された電力供給装置は、第1及び第2のUPS6,10のための入力接続導体7R、7S、7T、11R、11S、11Tを接続する三相交流電源端子と第1及び第2のバイパス給電装置の入力接続導体19R、19S、19T、22R、22S、22Tを接続する三相交流電源端子とを独立に設けずに、UPS用R相、S相、及びT相電源端子1R、1S、1Tを、第1及び第2のバイパス給電装置の入力接続導体19R、19S、19T、22R、22S、22Tを接続する三相交流電源端子として兼用し、この他は図1と同一に構成したものである。
図11に示す実施例2においても図1と同様に入力接続導体7R、7S、7T、11R、11S、11T、19R、19S、19T、22R、22S、22Tの誤接続が生じるおそれがあるが、この誤接続の有無を図1の実施例1と同様に検出することができる。
本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば次の変形が可能なものである。
(1) 3台以上のUPSを並列接続する場合にも本発明に従う誤接続検出装置を使用することができる。この場合には誤接続検出回路25、26と同様なものをUPSに合わせて3個以上設け、これ等を第1の共通接続導体29で相互に接続する。
(2) 3個以上のUPSのそれぞれにバイパス給電装置を設けると共に3個以上のバイパス誤接続検出回路を設けることができる。3個以上のバイパス誤接続検出回路は図1の第2の共通接続導体30と同様なもので相互に接続する。
(3) 図1からバイパス給電装置及びバイパス誤接続検出回路27、28を省き、第1及び第2のUPS6、10のみで負荷5に電力を供給することもできる。
(4) 第1及び第2のUPS6、10に対して個別にバイパス給電装置を設けずに、第1及び第2のUPS6、10に対してまとめて1つのバイパス給電装置を設けることもできる。
(5)第1のUPS6が既設で、第2のUPS10を追加する時、又は第1及び第2のUPS6、10が同時に設置され、第1のUPS6のみで警報を鳴らす時等において、図3のパルス検出回路33b、相回転誤接続判定手段34b、報知器35bを省くことができる。
(6)1つのUPS6と1つのバイパス給電装置との組み合わせの電源装置において、UPS誤接続検出回路25の第4の端子dとバイパス誤接続検出回路27の第4の端子dとを共通接続導体で相互に接続し、第1のUPS6とバイパス給電装置との誤接続を同時に検出することができる。
(7)相順誤接続判定手段60a,60bを省き、相回転誤接続判定手段34a,34bを直接に報知器35a,35bに接続することもできる。この場合には相回転誤接続の検出と、第1及び第2のUPS用R相入力接続導体7R,11R,第1及び第2のバイパス用R相入力接続導体19R,22Rの誤接続の検出が可能になる。
(8)ゼロクロス検出及びパルス形成回路39a,39bに所定の線間電圧を入力させることができる。
本発明の実施例1に従う電力供給装置を示すブロック図である。 図1のUPSを詳しく示す回路図である。 図1のUPS誤接続検出回路を詳しく示す回路図である。 図3のゼロクロス検出及びパルス形成回路を詳しく示す回路図である。 図3の相回転誤接続判定手段を詳しく示す回路図である。 第1及び第2のUPSの正常接続時の図3の各部の状態を示す波形図である。 第2のUPSの誤接続が生じた時の図3の各部の状態を示す波形図である。 図3の相順誤接続判定手段を詳しく示す回路図である。 第1及び第2のUPSの正常接続時の図8の各部の状態を示す波形図である。 第2のUPSの相順誤接続が生じた時の図8の各部の状態を示す波形図である。 実施例2の電力供給装置を示すブロック図である。
符号の説明
1R、1S、1T UPS用R相、S相、T相電源端子
2R、2S、2T バイパス給電用R相、S相、T相電源端子
3a 第1の電源装置
3b 第2の電源装置
4R、4S、4T R相、S相及びT相出力端子
5 負荷
6 第1のUPS
7R、7S、7T R相、S相及びT相入力接続導体
8R、8S、8T 出力導体
25,26 第1及び第2のUPS誤接続検出回路
27,28 第1及び第2のバイパス誤接続検出回路
29,30 第1及び第2の共通接続導体

Claims (8)

  1. 三相交流電源端子に複数の電源装置の入力接続導体を接続した時に誤接続が生じているか否かを検出する誤接続検出装置であって、
    前記複数の電源装置の前記入力接続導体における選択された相又は線間の交流入力をそれぞれ検出するための複数の交流入力検出手段と、
    前記複数の交流入力検出手段にそれぞれ接続され且つ前記複数の交流入力検出手段から得られたそれぞれの交流入力検出信号が所定値を横切る時にパルスをそれぞれ発生する機能を有している複数のパルス発生回路と、
    前記複数のパルス発生回路の出力端子を共通に接続するための共通接続導体と、
    前記共通接続導体に接続され且つ前記複数のパルス発生回路から同時にパルスが発生した時には1個のパルスを検出し、前記複数のパルス発生回路から異なる時間にパルスが発生した時には複数個のパルスを検出するパルス検出回路と、
    前記パルス検出回路に接続され且つ前記交流入力の所定周期中に前記パルス検出回路で検出したパルスの個数が所定数よりも多いか否かを判定し、パルスの個数が前記所定数よりも多い時に誤接続を示す信号を出力する誤接続判定手段と
    を備えていることを特徴とする誤接続検出装置。
  2. 前記パルス検出回路は、前記複数の電源装置に対応して設けられ且つ前記共通接続導体にそれぞれ接続された複数のパルス検出回路から成り、前記誤接続判定手段は前記複数のパルス検出回路にそれぞれ接続された複数の誤接続判定手段から成ることを特徴とする請求項1記載の誤接続検出装置。
  3. 前記パルス発生回路は、
    前記交流入力検出手段に接続され且つゼロクロス検出機能とゼロクロス検出を示すパルスを形成する機能とを有しているゼロクロス検出及びパルス形成回路と、
    前記ゼロクロス検出及びパルス形成回路に接続された発光素子と、
    前記発光素子に光結合された受光素子と、
    直流電源端子に接続された第1の主端子と前記共通接続導体に接続された第2の主端子と前記受光素子に接続された制御端子とを有し、前記受光素子から得られた出力に応答して導通する制御素子と
    から成ることを特徴とする請求項1又は2記載の誤接続検出装置。
  4. 前記パルス検出回路は、前記共通接続導体とグランドとの間に接続されたパルス検出用発光素子と、前記パルス検出用発光素子に光結合され且つグランドに接続された第1の主端子と抵抗を介して直流電源に接続された第2の主端子とを有するパルス検出用受光素子と、
    前記パルス検出用受光素子の前記第2の主端子と前記抵抗との間に接続されたパルス検出用出力導体と
    から成ることを特徴する請求項3記載の誤接続検出装置。
  5. 前記誤接続判定手段は、
    前記交流入力の所定周期を示すクロックを発生するクロック発生器と、
    前記パルス検出回路の前記パルス検出用出力導体に接続された入力端子と前記クロック発生器に接続されたリセット端子とを有し、前記所定周期中に前記入力端子に入力したパルスを計数するカウンタと、
    前記カウンタが所定数を計数した時に誤接続を示す信号を出力する出力手段と、
    から成ることを特徴とする請求項4記載の誤接続検出装置。
  6. 前記複数の電源装置は、複数の無停電電源装置であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の誤接続検出装置。
  7. 三相交流電源端子に複数の無停電電源装置の入力接続導体を接続した時に誤接続が生じているか否かを検出する第1の誤接続検出装置と三相交流電源端子に複数のバイパス供給装置の入力接続導体を接続した時に誤接続が生じているか否かを検出する第2の誤接続検出装置とを有し、
    前記第1及び第2の誤接続検出装置のそれぞれは、複数の交流入力検出手段と、前記複数の交流入力検出手段にそれぞれ接続され且つ前記複数の交流入力検出手段から得られたそれぞれの交流入力検出信号が所定値を横切る時にパルスをそれぞれ発生する機能を有している複数のパルス発生回路と、前記複数のパルス発生回路の出力端子を共通に接続するための共通接続導体と、前記共通接続導体に接続され且つ前記複数のパルス発生回路から同時にパルスが発生した時には1個のパルスを検出し、前記複数のパルス発生回路から異なる時間にパルスが発生した時には複数個のパルスを検出するパルス検出回路と、前記パルス検出回路に接続され且つ前記交流入力の所定周期中に前記パルス検出回路で検出したパルスの個数が所定数よりも多いか否かを判定し、パルスの個数が前記所定数よりも多い時に誤接続を示す信号を出力する誤接続判定手段とを備え、
    前記第1の誤接続検出装置の前記複数の交流入力検出手段は前記複数の無停電電源装置の前記入力接続導体における選択された相又は線間の交流入力をそれぞれ検出するために前記複数の無停電電源装置の前記入力接続導体に接続され、
    前記第2の誤接続検出装置の前記複数の交流入力検出手段は前記複数のバイパス供給装置の前記入力接続導体における選択された相又は線間の交流入力をそれぞれ検出するために前記複数のバイパス供給装置の前記入力接続導体に接続されていることを特徴とする誤接続検出装置。
  8. 三相交流電源端子に複数の電源装置の入力接続導体を接続した時に相順の誤接続が生じているか否かを検出する複数の相順誤接続検出手段と、相回転の誤接続が生じているか否かを検出する複数の相回転誤接続検出手段と、前記相順誤接続検出手段から相順が正常であることを示す信号が発生し且つ前記相回転誤接続検出手段から相回転が正常であることを示す信号が発生している時に正常接続を示す信号を発生し、前記相順誤接続検出手段から相順が異常であることを示す信号が発生している時又は前記相回転誤接続検出手段から相回転が異常であることを示す信号が発生している時に誤接続を示す信号を発生する複数の誤接続判定手段とを備えた誤接続検出装置であって、前記相回転誤接続検出手段が、
    前記複数の電源装置の前記入力接続導体における選択された相又は線間の交流入力をそれぞれ検出するための複数の交流入力検出手段と、
    前記複数の交流入力検出手段にそれぞれ接続され且つ前記複数の交流入力検出手段から得られたそれぞれの交流入力検出信号が所定値を横切る時にパルスをそれぞれ発生する機能を有している複数のパルス発生回路と、
    前記複数のパルス発生回路の出力端子を共通に接続するための共通接続導体と、
    前記共通接続導体に接続され且つ前記複数のパルス発生回路から同時にパルスが発生した時には1個のパルスを検出し、前記複数のパルス発生回路から異なる時間にパルスが発生した時には複数個のパルスを検出する複数のパルス検出回路と、
    前記複数のパルス検出回路にそれぞれ接続され且つ前記交流入力の所定周期中にそれぞれのパルス検出回路で検出したパルスの個数が所定数よりも多いか否かをそれぞれ判定し、パルスの個数が前記所定数よりも多い時に相回転誤接続を示す信号を出力する複数の相回転誤接続判定手段と
    を備えていることを特徴とする誤接続検出装置。
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