JP2004028773A - 誤配線検知装置 - Google Patents

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Akio Yoshizaki
吉崎 昭男
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Abstract

【課題】配電系統における誤配線の検知を安全かつ容易に行えるようにする。
【解決手段】誤配線検知装置として、検知対象の配電系統の電圧波形を検知し対応する第1の信号を形成する検知部と、該第1の信号を、基準の配電系統の電圧波形に基づき形成された第2の信号と比較し該比較結果から誤配線を判定する判定部とを備えた構成とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は受配電系統または送配電系統における誤配線を検知する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば受配電系統において誤配線があると、負荷のアンバランスが発生し、力率の低下によって電力損失が増大し、場合によっては短絡事故等を招くこともある。このため、従来は、誤配線の事前チェックとして、(1)配電系統図等図面によりチェックする、(2)基準回路からチェック対象回路までの実配線を目視によりチェックする、(3)基準回路とチェック対象回路との間のケーブルの片端を短絡し、他端で導通チェックを行う、などを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のチェック技術では、信頼性が高い安全なチェックを行うことが難しく、例えば、(1)の方法では、配線と相内容との関係が記号や配線名等で図面に示されていない場合には、チェックが不可能であるし、また、図示されていて図面上の確認ができたとしても、あくまでも図面上の確認に過ぎず、実配線において誤った配線がされていた場合にはこれをチェックすることができない。(2)の方法では、配線が埋設されていたり、天井配線されていたり、結束されていたり、他のケーブルといっしょに配線されている等の場合には、チェックが困難である。特に、高圧配線の場合などは、地絡事故の危険性の点から、活線に接触することができないことが多いため、特に困難である。(3)の方法では、チェックを行うとき停電状態にする必要がある上、さらに、基準回路とチェック対象回路との間のケーブルに負荷が接続されている場合には、該負荷を通じて導通状態となることがあり、正確なチェックができないことも多い。このため、該負荷を切り離す必要があり、煩雑な操作を伴うことになる。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、誤配線検知技術において、正確なチェックを安全かつ容易に行えるようにすることである。
本発明の目的は、かかる課題点を解決できる技術の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題点を解決するために、本発明では、基本的に、受配電系統または送配電系統における誤配線を検知する誤配線検知装置において、検知対象の配電系統から得た信号を、基準の信号と比較し、配電系統の誤配線を検知する。具体的には、誤配線検知装置として、(1)検知対象の配電系統の電圧波形を検知し、対応する第1の信号を形成する検知部と、該第1の信号を、基準の配電系統の電圧波形に基づき形成された第2の信号と比較し、該比較結果から誤配線を判定する判定部とを備えた構成とする。(2)検知対象の配電系統の電圧波形を検知し、対応する第1の信号を形成する第1の検知部(該当実施例:符号4、4’)と、基準の配電系統の電圧波形を検知し、対応する第2の信号を形成する第2の検知部(該当実施例:符号3、3’、18)と、上記第1の信号を上記第2の信号と比較し、上記検知対象の配電系統における誤配線を判定する判定部(該当実施例:符号5、5’、19、22)とを備えた構成とする。(3)検知対象の配電系統の電圧波形を検知し、A/D変換して、対応する第1のデジタル信号を形成する検知部(該当実施例:符号4’)と、上記第1のデジタル信号を、基準の第2のデジタル信号と比較し、上記検知対象の配電系統における誤配線を判定する判定部(該当実施例:符号5’)とを備えた構成とする。(4)検知対象の配電系統の電圧波形を検知し、A/D変換して、対応する第1のデジタル信号を形成する第1の検知部(該当実施例:符号4’)と、基準の配電系統の電圧波形を検知し、A/D変換して、対応する第2のデジタル信号を形成する第2の検知部(該当実施例:符号3’)と、上記第1のデジタル信号を上記第2のデジタル信号と比較し、上記検知対象の配電系統における誤配線を判定する判定部(該当実施例:符号5’)とを備えた構成とする。(5)検知対象の配電系統から得られる第1の信号を、基準の配電系統から得られる第2の信号、または予め記憶された基準情報から得られる第2の信号と比較する手段(該当実施例:符号5、5’、19、22)を備え、該比較結果に基づき誤配線を検知する構成とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
図1〜図3は、本発明の第1の実施例の説明図である。図1は配電系統図、図2は誤配線検知系のブロック図、図3は、図2の誤配線検知系における検知波形例図である。
本実施例は、誤配線チェックの基準となる信号を、受配電系統側において形成する場合の構成例である。
図1において、1は基準の受配電系統、2は、誤配線検知対象の受配電系統、3は、基準の受配電系統1の電圧波形を検知し対応する信号を形成する検知部(以下、基準電圧検知部という)、4は、誤配線検知対象の受配電系統2の電圧波形を検知し対応する信号を形成する検知部(以下、対象電圧検知部という)、5は、基準電圧検知部3の出力と対象電圧検知部4の出力とを比較し該比較結果に基づき誤配線の判定を行う判定部である。かかる構成において、基準電圧検知部3と対象電圧検知部4はいずれも、3相の線間電圧を検知し、それぞれの線間電圧に基づき対応する矩形状波形の信号を形成する。判定部5では、基準電圧検知部3から出力される矩形状波形信号と、対象電圧検知部4から出力される矩形状波形信号とを比較し合致性を判定する。
【0006】
図2は、図1における誤配線検知系のブロック図である。
図2において、U、V、Wは基準の受配電系統の相線、P、Q、Rは配線チェック対象の受配電系統の相線、3は基準電圧検知部、4は対象電圧検知部、5は判定部、6は、基準の受配電系統の相線U、V、Wから線間電圧を取り込み、変圧して基準電圧検知部3側に供給するための第1の変圧器、7は、誤配線検知等配線チェック対象の受配電系統の相線P、Q、Rから線間電圧を取り込み、変圧して対象電圧検知部4側に供給するための第2の変圧器、8は、基準電圧検知部3内において基準の線間電圧が入力される第1の入力部、9は、同じく基準電圧検知部3内において入力された3相の線間電圧を検知し、それぞれの線間電圧に基づき対応する矩形状波形信号を形成する第1の検知用信号形成部、10は、該形成された矩形状波形信号を外部に出力する第1の出力部、11は、対象電圧検知部4内において検知対象の線間電圧が入力される第2の入力部、12は、同じく対象電圧検知部4内において入力された3相の線間電圧を検知し、それぞれの線間電圧に基づき対応する矩形状波形信号を形成する第2の検知用信号形成部、13は、該形成された矩形状波形信号を外部に出力する第2の出力部、14は、判定部5内において基準電圧検知部3側からの矩形状波形信号と対象電圧検知部4側からの矩形状波形信号とが入力される第3の入力部、15は、同じく判定部5内において該両矩形状波形信号を比較し合致性を判別する比較部、16は、該判別結果を、例えば、波形、対応表、タイミングチャートなどで表示する表示部である。かかる構成において、基準電圧検知部3内の第1の検知用信号形成部9では、相線U、V、Wからの3相の線間電圧それぞれの波形のゼロクロス点に基づき対応する矩形状波形信号を形成する。また、対象電圧検知部4内の第2の検知用信号形成部12では、相線P、Q、Rからの3相の線間電圧それぞれの波形のゼロクロス点に基づき対応する矩形状波形信号を形成する。また、判定部5内の比較部15では、基準電圧検知部3側から入力される矩形状波形信号を基準にして、対象電圧検知部4側からの矩形状波形信号をこれと比較する。合致性の判別結果としては、相線P、Q、Rからの3相線間電圧のそれぞれが、相線U、V、Wからの3相線間電圧のいずれに該当するか、相線P、Q、Rの配線に誤配線はないか、誤配線がある場合は、相線P、Q、Rの配線のうちいずれが誤っているか等を求めるようになっている。表示部16では、該判別結果を表示する。基準電圧検知部3側からの矩形状波形信号や対象電圧検知部4側からの矩形状波形信号は、判定部5側に対し、有線または無線により伝送される。
【0007】
図3は、図2の誤配線検知系における検知波形の例を示す。(a)は、基準電圧検知部3内の信号波形の例、(b)は対象電圧検知部4内の信号波形の例を示す。
図3(a)において、(1)は、第1の入力部8に入力される3相の線間電圧(UV間電圧、VW間電圧、WU間電圧)の入力波形、(2)は、第1の検知用信号形成部9で、上記3相の線間電圧(UV間電圧、VW間電圧、WU間電圧)の波形に基づき形成される矩形状波形信号である。また、図3(b)において、(1)は、第2の入力部11に入力される3相の線間電圧(PQ間電圧、QR間電圧、RP間電圧)の入力波形、(2)は、第2の検知用信号形成部12で、上記3相の線間電圧(PQ間電圧、QR間電圧、RP間電圧)の波形に基づき形成される矩形状波形信号である。(a)、(b)のいずれにおいても、(2)の矩形状波形信号は、(1)の線間電圧波形のゼロクロス点に基づいて形成され、本実施例では、(1)の線間電圧波形が正極の場合は、(2)の矩形状波形信号も正極の信号とされる。上記図2の判定部5における比較部15では、上記(b)の(2)の矩形状波形信号を上記(a)の(2)の矩形状波形信号と比較し、該(b)の(2)の矩形状波形信号の、該(a)の(2)の矩形状波形信号に対する合致性から、相線P、Q、Rの誤配線等を判別する。本実施例では、(b)の(2)のPQ間電圧に対応する矩形状波形信号は、(a)の(2)のUV間電圧に対応する矩形状波形信号と合致し、(b)の(2)のQR間電圧に対応する矩形状波形信号は、(a)の(2)のVW間電圧に対応する矩形状波形信号と合致し、(b)の(2)のRP間電圧に対応する矩形状波形信号は、(a)の(2)のWU間電圧に対応する矩形状波形信号と合致している。このため、PQ間電圧はUV間電圧に対応し、QR間電圧はVW間電圧に対応し、RP間電圧はWU間電圧に対応する。すなわち、PはUに対応し、QはVに対応し、RはWに対応する。この結果、チェック対象の受配電系統における配線は、基準の受配電系統の相順と同じ相順となっており、誤配線はないと判断される。判定部5内の比較部15では該合致性を判別結果として出力し、表示部16においてこれを表示する。
【0008】
上記第1の実施例によれば、受配電系統において、正確な誤配線チェックを安全かつ容易に行うことができる。また、配線チェックを容易に行えることで、例えば、電力需要側における個々の相負荷バランス等が向上し、力率の改善、電力損失の低減等が可能となり、全体としても省エネルギー化が実現される。また、相を特定できないことに起因して発生する接地短絡事故なども未然に防ぐことができる。さらには、電力会社等電力供給側においても、送電ポイントや、電力需要側の末端回路などまでにわたり、相の整合性をとれるようになり、この結果、送配電の品質向上、安全性確保、平準化等が可能となる。
【0009】
図4は、本発明の第2の実施例の説明図で、誤配線検知系のブロック図を示す。
本実施例は、基準電圧検知部、対象電圧検知部のそれぞれにおいて、入力された線間電圧に対応する矩形状波形信号は形成せず、該入力された線間電圧をサンプリングしてデジタル信号に変換し、出力する場合の構成例である。本実施例の場合も、基準電圧検知部は受配電系統に設けるものとする。
図4において、U、V、Wは基準の受配電系統の相線、P、Q、Rは配線チェック対象の受配電系統の相線、3’は基準電圧検知部、4’は対象電圧検知部、5’は判定部、6は、基準の受配電系統の相線U、V、Wから線間電圧を取り込み、変圧して基準電圧検知部3’側に供給するための第1の変圧器、7は、誤配線検知等配線チェック対象の受配電系統の相線P、Q、Rから線間電圧を取り込み、変圧して対象電圧検知部4’側に供給するための第2の変圧器、8は、基準電圧検知部3’内において基準の線間電圧が入力される第1の入力部、31は、入力された基準の線間電圧をA/D変換すなわちサンプリング後デジタル信号化する第1のA/D変換部、10’は、該A/D変換された信号を外部に出力する第1の出力部、11は、対象電圧検知部4’内において検知対象の線間電圧が入力される第2の入力部、32は、入力された検知対象の線間電圧をA/D変換すなわちサンプリング後デジタル信号化する第2のA/D変換部、13’は、該A/D変換された信号を外部に出力する第2の出力部、14’は、判定部5’内において基準電圧検知部3’側からのデジタル信号と対象電圧検知部4’側からのデジタル信号とが入力される第3の入力部、15’は、同じく判定部5’内において両デジタル信号を比較し合致性を判別する比較部、16’は、該判別結果を表示する表示部である。かかる構成において、判定部5’内の比較部15’では、基準電圧検知部3’側からのデジタル信号を基準にして、対象電圧検知部4’側からのデジタル信号をこれと比較する。上記合致性の判別結果としては、上記第1の実施例の場合と同様、相線P、Q、Rからの3相線間電圧のそれぞれが、相線U、V、Wからの3相線間電圧のいずれに該当するか、相線P、Q、Rの配線に誤配線はないか、誤配線がある場合は、相線P、Q、Rの配線のうちいずれが誤っているか等を求める。
【0010】
上記第2の実施例によっても、受配電系統において、正確な誤配線チェックを安全かつ容易に行うことができる。また、上記第1の実施例の場合と同様、相負荷バランス等が向上し、力率の改善、電力損失の低減等が可能となる。また、接地短絡事故なども未然に防ぐことができるし、電力会社等電力供給側においても、送配電の品質向上、安全性確保、平準化等が可能となる。
【0011】
図5〜図7は、本発明の第3の実施例の説明図である。図5は配電系統図、図6は誤配線検知系のブロック図、図7は、図6の誤配線検知系における検知波形例図である。
本実施例は、基準の電圧波形を検知する基準電圧検知部を電力会社等が管理する送配電系統側に設けた場合の構成例である。
図5において、17は、基準となる電力会社等送電側における配電系統(送配電系統)、2は、誤配線検知対象の配電系統(受配電系統)、18は、基準の送配電系統17の電圧波形を検知し対応する信号を形成する基準電圧検知部、4は、誤配線検知対象の受配電系統2の電圧波形を検知し対応する信号を形成する対象電圧検知部、19は、基準電圧検知部18の出力と対象電圧検知部4の出力とを比較し該比較結果に基づき誤配線の判定を行う判定部である。本実施例の場合も、かかる構成において、基準電圧検知部18と対象電圧検知部4はいずれも、3相の線間電圧を検知し、それぞれの線間電圧に基づき対応する矩形状波形の信号を形成する。判定部19では、基準電圧検知部18から出力される矩形状波形信号と、対象電圧検知部4から出力される矩形状波形信号とを比較し合致性を判定する。
【0012】
図6は、図5における誤配線検知系のブロック図である。
図6において、U、V、Wは基準の送配電系統の相線、P、Q、Rは配線チェック対象の受配電系統の相線、18は基準電圧検知部、4は対象電圧検知部、19は判定部、6は、基準の送配電系統の相線U、V、Wから線間電圧を取り込み、変圧して基準電圧検知部18側に供給するための第1の変圧器、7は、誤配線検知等配線チェック対象の受配電系統の相線P、Q、Rから線間電圧を取り込み、変圧して対象電圧検知部4側に供給するための第2の変圧器、8’’は、基準電圧検知部18内において基準の線間電圧が入力される第1の入力部、9’’は、同じく基準電圧検知部18内において入力された3相の線間電圧を検知し、それぞれの線間電圧に基づき対応する矩形状波形信号を形成する第1の検知用信号形成部、10’’は、該形成された矩形状波形信号を外部に出力する第1の出力部、11は、対象電圧検知部4内において検知対象の線間電圧が入力される第2の入力部、12は、同じく対象電圧検知部4内において入力された3相の線間電圧を検知し、それぞれの線間電圧に基づき対応する矩形状波形信号を形成する第2の検知用信号形成部、13は、該形成された矩形状波形信号を外部に出力する第2の出力部、14’’は、判定部19内において基準電圧検知部18側からの矩形状波形信号と対象電圧検知部4側からの矩形状波形信号とが入力される第3の入力部、15’’は、同じく判定部19内において両矩形状波形信号を比較し合致性を判別する比較部、16’’は、該判別結果を表示する表示部である。かかる構成において、基準電圧検知部18内の第1の検知用信号形成部9’’では、相線U、V、Wからの3相の線間電圧それぞれの波形のゼロクロス点に基づき対応した矩形状波形信号を形成する。また、対象電圧検知部4内の第2の検知用信号形成部12では、相線P、Q、Rからの3相の線間電圧それぞれの波形のゼロクロス点に基づき対応した矩形状波形信号を形成する。また、判定部19内の比較部15’’では、基準電圧検知部18側からの矩形状波形信号を基準にして、対象電圧検知部4側からの矩形状波形信号をこれと比較する。合致性の判別結果としては、相線P、Q、Rからの3相線間電圧のそれぞれが、相線U、V、Wからの3相線間電圧のいずれに該当するか、相線P、Q、Rの配線に誤配線はないか、誤配線がある場合は、相線P、Q、Rの配線のうちいずれが誤っているか等を求めるようになっている。表示部16’’では、かかる判別結果を表示する。基準電圧検知部18側からの矩形状波形信号や対象電圧検知部4側からの矩形状波形信号は、判定部19側に対し、有線方式または無線方式により伝送される。
【0013】
図7は、図6の誤配線検知系における検知波形例を示す図である。(a)は、基準電圧検知部18内の信号波形例、(b)は対象電圧検知部4内の信号波形例を示す。
図7(a)において、(1)は、第1の入力部8’’に入力される3相の線間電圧(U間電圧、V間電圧、W間電圧)の入力波形、(2)は、第1の検知用信号形成部9’’において、上記3相の線間電圧(U間電圧、V間電圧、W間電圧)の波形に基づき形成される矩形状波形信号である。また、図7(b)において、(1)は、第2の入力部11に入力される3相の線間電圧(PQ間電圧、QR間電圧、RP間電圧)の入力波形、(2)は、第2の検知用信号形成部12において、上記3相の線間電圧(PQ間電圧、QR間電圧、RP間電圧)の波形に基づき形成される矩形状波形信号である。(a)、(b)のいずれにおいても、(2)の矩形状波形信号は、(1)の線間電圧波形のゼロクロス点に基づいて形成され、本実施例の場合も、(1)の線間電圧波形が正極の場合は、(2)の矩形状波形信号も正極の信号とされる。上記図2の判定部19における比較部15’’では、上記(b)の(2)の矩形状波形信号を、上記(a)の(2)の矩形状波形信号と比較し、該(b)の(2)の矩形状波形信号の、該(a)の(2)の矩形状波形信号に対する合致性から、相線P、Q、Rの誤配線等を判別する。本例では、(b)の(2)のPQ間電圧に対応する矩形状波形信号は、(a)の(2)のU間電圧に対応する矩形状波形信号と合致し、(b)の(2)のQR間電圧に対応する矩形状波形信号は、(a)の(2)のV間電圧に対応する矩形状波形信号と合致し、(b)の(2)のRP間電圧に対応する矩形状波形信号は、(a)の(2)のW間電圧に対応する矩形状波形信号と合致しているため、PQ間電圧はU間電圧に対応し、QR間電圧はV間電圧に対応し、RP間電圧はW間電圧に対応する。すなわち、PはUに対応し、QはVに対応し、RはWに対応している。この結果、チェック対象の受配電系統における配線は、基準の送配電系統の相順と同じ相順となっており、誤配線にはなっていないことになる。判定部19の比較部15’’では該合致性を判別結果として出力し、表示部16’’がこれを表示する。
【0014】
上記第3の実施例によれば、受配電系統において、正確な誤配線チェックを安全かつ容易に行うことができる。また、上記第1、第2の実施例の場合と同様、相負荷バランス等が向上し、力率の改善、電力損失の低減等が可能となる。接地短絡事故などを未然に防ぐこともできるし、電力会社等電力供給側において、送配電の品質向上、安全性確保、平準化等も可能となる。
【0015】
図8、図9は、本発明の第4の実施例の説明図である。図8は誤配線検知系のブロック図、図9は、図8の誤配線検知系における検知波形例図である。
本実施例は、誤配線チェックを行う判定部として、誤配線として相順の誤りを検知したときには、該相順を該判定部内で仮想的に正しく入替えることができるようにした場合の構成例である。本実施例も、誤配線チェックの基準となる信号は、受配電系統側において形成するものとする。
図8において、U、V、Wは基準の受配電系統の相線、P、Q、Rは配線チェック対象の受配電系統の相線、3は基準電圧検知部、4は対象電圧検知部、22は判定部、6は、基準の受配電系統の相線U、V、Wから線間電圧を取り込み、変圧して基準電圧検知部3側に供給するための第1の変圧器、7は、誤配線検知等配線チェック対象の受配電系統の相線P、Q、Rから線間電圧を取り込み、変圧して対象電圧検知部4側に供給するための第2の変圧器、8は、基準電圧検知部3内において基準の線間電圧が入力される第1の入力部、9は、同じく基準電圧検知部3内において入力された3相の線間電圧を検知し、それぞれの線間電圧に基づき対応する矩形状波形信号を形成する第1の検知用信号形成部、10は、該形成された矩形状波形信号を外部に出力する第1の出力部、11は、対象電圧検知部4内において検知対象の線間電圧が入力される第2の入力部、12は、同じく対象電圧検知部4内において入力された3相の線間電圧を検知し、それぞれの線間電圧に基づき対応する矩形状波形信号を形成する第2の検知用信号形成部、13は、該形成された矩形状波形信号を外部に出力する第2の出力部、14は、判定部22内において基準電圧検知部3側からの矩形状波形信号と対象電圧検知部4側からの矩形状波形信号とが入力される第3の入力部、15は、同じく判定部22内において両矩形状波形信号を比較し合致性を判別する比較部、23は、相数、相順、結線構造などを設定し、対応した信号を出力する設定部、24は、比較部15で判別した誤配線を、該設定部23からの出力信号に基づき、正しい配線に仮想的に入替処理する処理部、16は、該判別結果を、対応表、波形、タイミングチャートなどで表示する表示部である。かかる構成において、基準電圧検知部3内の第1の検知用信号形成部9では、相線U、V、Wからの3相の線間電圧それぞれの波形のゼロクロス点に基づき対応した矩形状波形信号を形成する。また、対象電圧検知部4内の第2の検知用信号形成部12では、相線P、Q、Rからの3相の線間電圧それぞれの波形のゼロクロス点に基づき対応した矩形状波形信号を形成する。また、判定部22内の比較部15では、基準電圧検知部3側からの矩形状波形信号を基準にして、対象電圧検知部4側からの矩形状波形信号をこれと比較する。表示部16では、かかる判別結果を表示する。基準電圧検知部3側からの矩形状波形信号や対象電圧検知部4側からの矩形状波形信号は、判定部22側に対し、有線または無線により伝送される。
【0016】
図9は、図8の誤配線検知系における検知波形例を示す図である。(a)は、基準電圧検知部3内の信号波形例、(b)は対象電圧検知部4内の信号波形例を示す。
図9(a)において、(1)は、第1の入力部8に入力される3相の線間電圧(UV間電圧、VW間電圧、WU間電圧)の入力波形、(2)は、第1の検知用信号形成部9で、上記3相の線間電圧(UV間電圧、VW間電圧、WU間電圧)の波形に基づき形成される矩形状波形信号である。また、図9(b)において、(1)は、第2の入力部11に入力される3相の線間電圧(PQ間電圧、QR間電圧、RP間電圧)の入力波形、(2)は、第2の検知用信号形成部12で、上記3相の線間電圧(PQ間電圧、QR間電圧、RP間電圧)の波形に基づき形成される矩形状波形信号である。本実施例の場合も、(a)、(b)のいずれにおいても、(2)の矩形状波形信号は、(1)の線間電圧波形のゼロクロス点に基づいて形成され、(1)の線間電圧波形が正極の場合は、(2)の矩形状波形信号も正極の信号とされる。上記図8の判定部22における比較部15では、上記(b)の(2)の矩形状波形信号を上記(a)の(2)の矩形状波形信号と比較し、合致性を判別する。本例では、(b)の(2)のPQ間電圧に対応する矩形状波形信号は、(a)の(2)のWU間電圧に対応する矩形状波形信号と合致し、(b)の(2)のQR間電圧に対応する矩形状波形信号は、(a)の(2)のUV間電圧に対応する矩形状波形信号と合致し、(b)の(2)のRP間電圧に対応する矩形状波形信号は、(a)の(2)のVW間電圧に対応する矩形状波形信号と合致している。このため、PQ間電圧はWU間電圧に対応し、QR間電圧はUV間電圧に対応し、RP間電圧はVW間電圧に対応する。すなわち、PはWに対応し、QはUに対応し、RはVに対応している。この結果、チェック対象の受配電系統における配線は、基準の受配電系統の相順とは異なった相順となっており、誤配線であると判別される。該判別結果は比較部15から出力され、処理部24に入力される。処理部24では、設定部23からの出力信号により、正しい相順に仮想的に入替処理する。該処理結果は表示部16において表示される。これによって、誤った相順をどう修正すればよいかが容易に判明する。
【0017】
上記第4の実施例によれば、受配電系統において、正確な誤配線チェックを安全かつ容易に行うことができる。特に、判定部22では誤った配線の修正についても表示されるため、誤配線の修正が容易となる。また、上記第1、第2、第3の実施例の場合と同様、力率の改善、電力損失の低減等が可能となる。また、接地短絡事故なども未然に防ぐことができるし、電力会社等電力供給側においても、送配電の品質向上、安全性確保、平準化等が可能となる。
なお、上記図8に示す構成において、判定部22における設定部23と処理部24は、基準電圧検知部3または対象電圧検知部4における相数、相順、結線構造などを新たに設定して入替えることができる構成としてもよい。
【0018】
図10は、上記各実施例における表示部16、16’、16’’における表示の説明図である。(a)は、基準電圧検知部3、3’、18や対象電圧検知部4、4’からの信号であって、正弦波状波形信号25の表示例、(b)は、基準電圧検知部3、3’、18や対象電圧検知部4、4’からの信号であって、矩形状波形信号26の表示例、(c)は、判定部5、5’、19、22内における判定結果としてのベクトル27の表示例である。
【0019】
なお、上記各実施例構成における判定部での判別結果を、該判定部の第3の入力部から、対象電圧検知部の第2の出力部にフィードバックし、これによって、例えば相順を該対象電圧検知部内で入替えるようにしてもよい。また、基準電圧検知部、対象電圧検知部などを送配電系統側に設け、送配電系統側において誤配線の検知を行う構成としてもよい。また、上記第2の実施例における上記基準電圧検知部3’、または、該基準電圧検知部3’及び対象電圧検知部4’を送配電系統側に設けてもよい。また、検知用信号形成部では、ゼロクロス点を通過した時点のトリガ波形を検知用信号として形成してもよい。また、上記各実施例では、3相3線式の場合につき説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、単相2線式、単相3線式、3相4線式等であってもよい。また、判定部に入力する信号の相数は、複数相に限らず、1相であってもよい。さらに、上記各実施例では、判定部での比較の基準とする基準信号を、基準となる配電系統の電圧から生成する構成としているが、この他、該基準信号は、メモリ等に予め記憶しておいたものを読み出して用いるようにしてもよい。また、上記実施例では、基準電圧検知部や対象電圧検知部において、検知用信号形成部により、ゼロクロス点に基づく矩形状波形信号を形成したり、A/D変換部により、デジタル信号を形成したりしているが、本発明は、これにも限定されず、該基準電圧検知部や該対象電圧検知部において、ゼロクロス点に基づく矩形状波形信号の形成や、デジタル信号化などを行わず、例えば、それぞれの入力部に入力された電圧波形のままの信号を出力して判定部側に入力し、該判定部において該信号間の合致性を判定するようにしてもよい。配電系統から取り込んだ電圧波形のままの信号を判定部側に入力する場合、基準電圧検知部や対象電圧検知部を通さずに、判定部の入力部に直接に配電系統からの信号を入力する構成としてもよい。
【0020】
また、特許請求の範囲に記載の発明に関連した発明で、上記実施例に記載してある発明としては、受配電系統または送配電系統の誤配線を検知する誤配線検知装置であって、(1)検知対象の配電系統の電圧波形のゼロクロス点に基づき対応する第1の信号を形成し、基準の配電系統の電圧波形のゼロクロス点に基づき対応する第2の信号を形成する検知部と、上記第1の信号を上記第2の信号と比較し上記検知対象の配電系統における誤配線を判定する判定部とを備えるもの、(2)検知対象の配電系統の電圧波形が、基準の配電系統の電圧波形のいずれに対応するかを判定する判定手段を有するもの、(3)検知対象の配電系統の電圧波形を検知しA/D変換して得たデジタル信号を、基準のデジタル信号と比較し、該検知対象の配電系統における誤配線を検知するように構成された手段を備えるもの、(4)検知対象の配電系統から得られる第1の信号を、基準の第2の信号と比較して誤配線を検知するように構成された手段を備えるもの、(5)検知対象の配電系統の電圧波形を検知して第1の信号を形成し、該第1の信号を、基準の配電系統の電圧波形を検知して得た第2の信号と比較し、該第1の信号の該第2の信号との合致性により誤配線を検知するように構成された手段を備えるもの、(6)検知対象の配電系統の電圧波形を検知しA/D変換して第1のデジタル信号を形成し、該第1のデジタル信号を、基準の配電系統の電圧波形を検知しA/D変換して得た第2のデジタル信号と比較し、該第1のデジタル信号の該第2のデジタル信号との合致性により誤配線を検知するように構成された手段を備えるもの、等がある。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、配電系統において、正確な誤配線チェックを安全かつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の説明図であって配電系統を示す図である。
【図2】図1における誤配線検知系のブロック図である。
【図3】図2の誤配線検知系における検知波形例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例の説明図で、誤配線検知系のブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施例の説明図であって配電系統を示す図である。
【図6】図5における誤配線検知系のブロック図である。
【図7】図6の誤配線検知系における検知波形例を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施例の説明図であって誤配線検知系のブロック図である。
【図9】図8の誤配線検知系における検知波形例を示す図である。
【図10】表示部における表示例を示す図である。
【符号の説明】
1…基準の受配電系統、 2…誤配線検知対象の受配電系統、 3、3’、18…基準電圧検知部、 4、4’…対象電圧検知部、 5、5’、19、22…判定部、 23…設定部、 24…処理部、 U、V、W、U、V、W…基準の配電系統の相線、 P、Q、R…チェック対象の配電系統の相線、 6…第1の変圧器、 7…第2の変圧器、 8、8’’…第1の入力部、 9、9’’…第1の検知用信号形成部、 10、10’、10’’…第1の出力部、 11…第2の入力部、 12…第2の検知用信号形成部、 13、13’…第2の出力部、 14、14’、14’’…第3の入力部、 15、15’、15’’…比較部、 16、16’、16’’…表示部、 17…基準の送配電系統、 31、32…A/D変換部。

Claims (5)

  1. 受配電系統または送配電系統の誤配線を検知する誤配線検知装置であって、
    検知対象の配電系統の電圧波形を検知し、対応する第1の信号を形成する検知部と、
    上記第1の信号を、基準の配電系統の電圧波形に基づき形成された第2の信号と比較し、該比較結果から誤配線を判定する判定部と、
    を備えた構成を特徴とする誤配線検知装置。
  2. 受配電系統または送配電系統の誤配線を検知する誤配線検知装置であって、
    検知対象の配電系統の電圧波形を検知し、対応する第1の信号を形成する第1の検知部と、
    基準の配電系統の電圧波形を検知し、対応する第2の信号を形成する第2の検知部と、
    上記第1の信号を上記第2の信号と比較し、上記検知対象の配電系統における誤配線を判定する判定部と、
    を備えた構成を特徴とする誤配線検知装置。
  3. 受配電系統または送配電系統の誤配線を検知する誤配線検知装置であって、
    検知対象の配電系統の電圧波形を検知し、A/D変換して、対応する第1のデジタル信号を形成する検知部と、
    上記第1のデジタル信号を、基準の第2のデジタル信号と比較し、上記検知対象の配電系統における誤配線を判定する判定部と、
    を備えた構成を特徴とする誤配線検知装置。
  4. 受配電系統または送配電系統の誤配線を検知する誤配線検知装置であって、
    検知対象の配電系統の電圧波形を検知し、A/D変換して、対応する第1のデジタル信号を形成する第1の検知部と、
    基準の配電系統の電圧波形を検知し、A/D変換して、対応する第2のデジタル信号を形成する第2の検知部と、
    上記第1のデジタル信号を上記第2のデジタル信号と比較し、上記検知対象の配電系統における誤配線を判定する判定部と、
    を備えた構成を特徴とする誤配線検知装置。
  5. 受配電系統または送配電系統の誤配線を検知する誤配線検知装置であって、
    検知対象の配電系統から得られる第1の信号を、基準の配電系統から得られる第2の信号、または予め記憶された基準情報から得られる第2の信号と比較する手段を備え、該比較結果に基づき誤配線を検知することを特徴とする誤配線検知装置。
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