JP4843697B2 - 血圧計 - Google Patents

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Description

本発明は、アームにより生体を挟持する血圧計に関するものである。
高齢化が進み、成人の生活習慣病への対応が社会的に大きな課題となっている。特に高血圧に関連する疾患の場合、長期の血圧データの収集が非常に重要である点が認識されている。このような観点から、血圧を始めとした各種の生体情報の測定装置が開発されている。従来は、測定部位を全周的に取り巻く構造で加圧する血圧計のみで対応面のみが加圧する構造の血圧計はなかった。
従来の外耳部で生体情報を測定する技術には、外耳道又は外耳中の他の部位に、挿入され、常時装着する患者モニタ装置がある(例えば、特許文献1参照。)。この装置は、脈拍、脈波、心電、体温、動脈血酸素飽和度、及び血圧などを生体内へ放射した赤外光、可視光の散乱光の受光量から計算するものである。しかし、この装置は、耳への固定手段がなく、安定に生体情報を測定できない。また、血圧の具体的な測定方法が明示されていない。
また、耳は複雑な形状(例えば、非特許文献2、3参照。)をしているが、従来の装置は外耳道に装着するものである。このため、固定が困難であった。
一方、血圧の測定に関しては、血管の脈動波形による血圧測定装置は、他の方式であるカフ振動法や容積補償法などによる血圧測定装置(例えば、非特許文献1参照。)と並んで、有力な血圧の測定方法として認められている。
なお、本願では、耳介の名称は非特許文献2、3による。また、耳介の表側とは、耳介の耳道のある面をいい、耳介の裏側とは耳介の耳道のない面をいう。
特開平9−122083号公報
山越 憲一、戸川 達男 : 「生体センサと計測装置」日本エム・イー学会編/ME教科書シリーズ A−1、39頁〜52頁 Sobotta 図説人体解剖学第1巻(監訳者:岡本道雄)、p.126、(株)医学書院、1996年10月1日発行 Sobotta 図説人体解剖学第1巻(監訳者:岡本道雄)、p.127、(株)医学書院、1996年10月1日発行
日常活動の中での測定や常に血圧計を装着した状態で一定間隔や連続して血圧を測定することが困難であるため、生体情報測定装置の保持方法が課題であった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、常時装着が可能でありかつ装着が容易な血圧計を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、生体を加圧する加圧力を検出する圧力センサと、前記圧力センサの検出する部位での脈波を検出する脈波センサと、生体を加圧する少なくとも1つの加圧部と、を少なくとも2つの端部を有するアームに備える。アームの形状は、V字型、U字型、C字型、コの字型、W字型、E字型であり、生体の一部の挟持に適した形状となっている。このように、生体への装着に適した形状のアームに、圧力センサと、脈波センサと、加圧部と、を備えることにより、常時装着が可能でありかつ装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。
特に、耳介は痛点が少ないので、細かな凹凸の多い耳介への装着に適したアームの形状にすることで、血圧計を常時装着する被検者の負担を軽減することが可能になる。さらに、耳介は被服等によって覆われることの少ない部位であるので、装着が容易である。このように、生体の突起部、特に耳介の突起部への装着に適した形状のアームに、圧力センサと、脈波センサと、加圧部と、を備えることにより、常時装着が可能でありかつ装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。
本発明に係る血圧計は、少なくとも2つの構造体が1つの接続部又は1つの支軸を介して接続された、少なくとも2つの端部で耳介の突起部を挟持するV字型構造のアームと、前記アームのいずれかの端部から前記耳介の突起部機械的に加圧する少なくとも1つの加圧部と、前記加圧部の前記耳介の突起部を加圧する加圧力を、圧電センサを用いて前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの圧力センサと、前記耳介の突起部での脈波を前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの脈波センサと、を備え、前記2つの構造体は、それぞれの端部が、前記接続部又は前記支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることを特徴とする。
このように、2つの構造体のそれぞれの端部が接続部又は支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることによって、接続部又は支軸を用いてアームの開き角やアーム間の距離を可変することが可能になる。これにより、アームを一時的に広げて装着することができるので、より装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。また、被検者による装着時のゆとりの調整を可能にすれば、血圧計を常時装着する被検者の負担をさらに軽減することができる。
本発明に係る血圧計は、少なくとも2つの構造体が1つの接続部又は1つの支軸を介して接続された、少なくとも2つの端部で耳介の突起部を挟持するU字型構造のアームと、前記アームのいずれかの端部から前記耳介の突起部機械的に加圧する少なくとも1つの加圧部と、前記加圧部の前記耳介の突起部を加圧する加圧力を、圧電センサを用いて前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの圧力センサと、前記耳介の突起部での脈波を前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの脈波センサと、を備え、前記2つの構造体は、それぞれの端部が、前記接続部又は前記支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることを特徴とする。
このように、2つの構造体のそれぞれの端部が接続部又は支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることによって、接続部又は支軸を用いてアームの開き角やアーム間の距離を可変することが可能になる。これにより、アームを一時的に広げて装着することができるので、より装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。また、被検者による装着時のゆとりの調整が可能になるので、血圧計を常時装着する被検者の負担をさらに軽減することができる。
本発明に係る血圧計は、少なくとも2つの構造体が1つの接続部又は1つの支軸を介して接続された、少なくとも2つの端部で耳介の突起部を挟持するC字型構造のアームと、前記アームのいずれかの端面から前記耳介の突起部機械的に加圧する少なくとも1つの加圧部と、前記加圧部の前記耳介の突起部を加圧する加圧力を、圧電センサを用いて前記アームのいずれかの端面から検出する少なくとも1つの圧力センサと、前記耳介の突起部での脈波を前記アームのいずれかの端面から検出する少なくとも1つの脈波センサと、を備え、前記2つの構造体は、それぞれの端部が、前記接続部又は前記支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることを特徴とする。
このように、2つの構造体のそれぞれの端部が接続部又は支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることによって、接続部又は支軸を用いてアームの開き角やアーム間の距離を可変することが可能になる。これにより、アームを一時的に広げて装着することができるので、より装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。また、被検者による装着時のゆとりの調整が可能になるので、血圧計を常時装着する被検者の負担をさらに軽減することができる。
本発明に係る血圧計は、少なくとも2つの構造体が1つの接続部又は1つの支軸を介して接続された、少なくとも2つの端部で耳介の突起部を挟持するコの字型構造のアームと、前記アームのいずれかの端部から前記耳介の突起部機械的に加圧する少なくとも1つの加圧部と、前記加圧部の前記耳介の突起部を加圧する加圧力を、圧電センサを用いて前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの圧力センサと、前記耳介の突起部での脈波を前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの脈波センサと、を備え、前記2つの構造体は、それぞれの端部が、前記接続部又は前記支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることを特徴とする。
このように、2つの構造体のそれぞれの端部が接続部又は支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることによって、接続部又は支軸を用いてアームの開き角やアーム間の距離を可変することが可能になる。これにより、アームを一時的に広げて装着することができるので、より装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。また、被検者による装着時のゆとりの調整が可能になるので、血圧計を常時装着する被検者の負担をさらに軽減することができる。
本発明に係る血圧計は、V字型構造体の両端と2つのI字型構造体の端部とがV字型構造体の両端にある2つの接続部又は2つの支軸を介して接続された、少なくとも2つの端部で耳介の突起部を挟持するW字型構造のアームと、前記アームの2つの端部又は前記端部に対向する中間点のいずれかから前記耳介の突起部機械的に加圧する少なくとも1つの加圧部と、前記加圧部の前記耳介の突起部を加圧する加圧力を、圧電センサを用いて前記アームの2つの端部又は前記端部に対向する中間点のいずれかから検出する少なくとも1つの圧力センサと、前記耳介の突起部での脈波を前記アームの2つの端部又は前記端部に対向する中間点のいずれかから検出する少なくとも1つの脈波センサと、を備え、前記2つの構造体は、それぞれの端部が、前記接続部又は前記支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることを特徴とする。
このように、2つの構造体のそれぞれの端部が接続部又は支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることによって、接続部又は支軸を用いてアームの開き角やアーム間の距離を可変することが可能になる。これにより、アームを一時的に広げて装着することができるので、より装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。また、被検者による装着時のゆとりの調整が可能になるので、血圧計を常時装着する被検者の負担をさらに軽減することができる。
本発明に係る血圧計は、角隅に2つの接続部又は2つの支軸を有するコの字型構造体の前記角隅の中間と1つのI字型構造体の端部とが接続された、少なくとも3つの端部で耳介の突起部を挟持するE字型構造のアームと、前記アームのいずれかの端部から前記耳介の突起部機械的に加圧する少なくとも1つの加圧部と、前記加圧部の前記耳介の突起部を加圧する加圧力を、圧電センサを用いて前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの圧力センサと、前記耳介の突起部での脈波を前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの脈波センサと、を備え、前記2つの構造体は、それぞれの端部が、前記接続部又は前記支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることを特徴とする。
このように、2つの構造体のそれぞれの端部が接続部又は支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることによって、接続部又は支軸を用いてアームの開き角やアーム間の距離を可変することが可能になる。これにより、アームを一時的に広げて装着することができるので、より装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。また、被検者による装着時のゆとりの調整が可能になるので、血圧計を常時装着する被検者の負担をさらに軽減することができる。
前記接続部は、前記アームの開き角度が調整できる接続角度調整機構を備えることが好ましい。
アームの開き角度が調整できる接続角度調整機構を備えることによって、アームの開き角を可変することが可能になる。これにより、アームを一時的に広げて装着することができるので、より装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。また、被検者による装着時のゆとりの調整が可能になるので、血圧計を常時装着する被検者の負担をさらに軽減することができる。
前記支軸は、前記アームの開き角度が調整できる開き角度調整機構を少なくとも1つ備えることが好ましい。
アームの開き角度が調整できる開き角度調整機構を備えることによって、アームの開き角を可変することが可能になる。これにより、アームを一時的に広げて装着することができるので、より装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。また、被検者による装着時のゆとりの調整が可能になるので、血圧計を常時装着する被検者の負担をさらに軽減することができる。
前記支軸は、長さが調整できる長さ調整機構を備えることが好ましい。
支軸に長さが調整できる長さ調整機構を備えることによって、アーム間の距離を可変することが可能になる。これにより、アームを一時的に広げて装着することができるので、より装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。また、被検者による装着時のゆとりの調整が可能になるので、血圧計を常時装着する被検者の負担をさらに軽減することができる。
前記圧力センサ、前記脈波センサ又は前記加圧部のいずれかは、アームの対向する部位との距離が調整できる距離調整機構を備えることが好ましい。
前記圧力センサ、前記脈波センサ又は前記加圧部のいずれかが、アームの対向する部位との距離が調整できる距離調整機構を備えることによって、生体を挟持する圧力センサ、脈波センサ、加圧部のアームとの距離を、常時装着又は血圧測定に適した距離に微調整することが可能になる。これにより、血圧測定の精度を向上しかつより被検者への負担が少ない血圧計を提供することが可能になる。
前記圧力センサ、前記脈波センサ又は前記加圧部は、方向が可変できる方向調整機構を備えることが好ましい。
前記圧力センサ、前記脈波センサ又は前記加圧部が、方向が可変できる方向調整機構を備えることによって、圧力センサ、脈波センサ又は加圧部を被検部の形状に合わせた角度で装着することが可能になる。これにより、より装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。また、被検部との接触面積を増やすことができるので、血圧計を常時装着する被検者の負担をさらに軽減することができる。
前記圧力センサ、前記脈波センサ又は前記加圧部のいずれかを支えるアームの部位は、アームの長軸方向に延長できる延長機構を備えることが好ましい。
前記圧力センサ、前記脈波センサ又は前記加圧部のいずれかを支えるアームの部位が、アームの長軸方向に延長できる延長機構を備えることによって、圧力センサ、脈波センサ又は加圧部を被検部の形状に合わせた位置に装着することが可能になる。これにより、より装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。また、被検者による装着時のゆとりの調整が可能になるので、血圧計を常時装着する被検者の負担をさらに軽減することができる。
前記アームは、人体の耳介への固定機構をさらに備えることが好ましい。
前記アームが、耳介への固定機構をさらに備えることによって、アームが装着される部位すなわち脈波センサを装着する部位を固定することが可能になる。これにより、着脱してもほぼ同じ部位で血圧が測定できるので、血圧計の精度を向上することが可能になる。
本発明により、2つの構造体のそれぞれの端部が接続部又は支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることによって、接続部又は支軸を用いてアームの開き角やアーム間の距離を可変することが可能であるため、常時装着が可能でありかつ装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。
実施形態1に係る血圧計の一例を示す模式図である。 実施形態1に係る他形態のアームを有する血圧計の模式図であり、(a)は第2アーム、(b)は第3アームの例を示す。 実施形態2に係る血圧計の一例を示す模式図である。 実施形態2に係る他形態のアームを有する血圧計の模式図であり、(a)は第5アーム、(b)は第6アームの例を示す。 実施形態3に係る血圧計の一例を示す模式図である。 実施形態3に係る他形態のアームを有する血圧計の模式図であり、(a)は第8アーム、(b)は第9アームの例を示す。 実施形態4に係る血圧計の一例を示す模式図である。 実施形態4に係る他形態のアームを有する血圧計の模式図であり、(a)は第11アーム、(b)は第12アームの例を示す。 実施形態5に係る血圧計の一例を示す模式図である。 実施形態5に係る他形態のアームを有する血圧計の模式図であり、(a)は第14アーム、(b)は第15アームの例を示す。 実施形態6に係る血圧計の一例を示す模式図である。 実施形態6に係る他形態のアームを有する血圧計の模式図であり、(a)は第17アーム、(b)は第18アームの例を示す。 本発明に係る第19アームの模式図である。 本発明に係る第20アームを有する血圧計の模式図である。 本発明に係る第21アームを有する血圧計を人体の耳介へ装着した際の概観図である。
以下、本発明について図面の参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれらの記載に限定して解釈されない。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る血圧計を示す模式図である。実施形態1の血圧計は、アーム11のいずれかの端部61から生体を加圧する少なくとも1つの加圧部53と、加圧部53の生体を加圧する加圧力をアーム11のいずれかの端部61から検出する少なくとも1つの圧力センサ51と、圧力センサ51の検出する生体の部位での脈波をアーム11のいずれかの端部62から検出する少なくとも1つの脈波センサ52と、を備える。脈波センサ52は、加圧部53の加圧する生体の部位での脈波をアーム11のいずれかの端部から検出するものでもよい。
図1では、圧力センサ51は、端部61に配置されているが、端部62に配置されてもよいし、端部61及び62に配置されてもよい。脈波センサ52は、端部62に配置されているが、端部61に配置されてもよいし、端部61及び62に配置されてもよい。加圧部53は、端部61に配置されているが、端部62に配置されてもよいし、端部61及び62に配置されてもよい。
アーム11は、第1アームの形態であり、生体の一部を端部61及び62によって挟持するV字型形状をした一体の構造体である。材質としては、金、銀、ステンレス等の金属、樹脂、皮革、木、ゴム、シリコン、が例示できる。屈折部分が弾性を有し、記憶されている形状に戻ることが好ましい。また、生体に直接触れるものなので、表面が柔軟であることが好ましく、例えば、表面に、繊維や、皮、樹脂、ゴムを配してもよい。
図2は、他形態のアームを有する血圧計の模式図であり、(a)は第2アーム、(b)は第3アームの例を示す。第2アームは、少なくとも2つの構造体21a、21bが1つの接続部35を介して接続された、少なくとも2つの端部61、62を有するV字型構造のアームとなっている。第3アームは、少なくとも2つの構造体21a、21bが1つの支軸36を介して接続された、少なくとも2つの端部61、62を有するV字型構造のアームとなっている。構造体21a及び21bは、例えば、棒状、円柱状、円筒状、角柱状の等のI字型構造体を含む。材質は前述のアーム11と同様のものを用いることができる。ただし、屈曲しなくてもよいので、硬い材質を用いることができる。接続部35及び支軸36は、構造体21a、21bの端部を互いに接続することのできるものである。接続部35及び支軸36の接続機構は限定するものではなく、可動機構が備わっていてもよい。このように、接続部又は支軸を介して接続することによって、接続部又は支軸を用いてアームの開き角やアーム間の距離を可変することが可能になる。
実施形態1に係る血圧計の動作について説明する。加圧部53が、端部61及び62によって挟まれた生体の一部(被検部)に圧力を印加し、被検部に流れる血流を停止させる。圧力センサ51はこのときの被検部に印加された圧力を検出する。加圧部53は徐々に印加する圧力を低減し、この圧力の低下の過程における加圧部位での脈波を脈波センサ52によって検出する。以上により、血圧を測定することができる。なお、圧力センサ51は、加圧部53にかかる圧力を検出してもよい。また、加圧部53が徐々に圧力を増加し、この圧力の増加の過程における脈波を脈波センサ52によって検出してもよい。
なお、アームが一体構造である場合は、部品点数を削減することができるので、小型化及び軽量化を図ることができる。このように、生体の突起部、特に耳介の突起部への装着に適した形状のV字型構造のアームに、圧力センサと、脈波センサと、加圧部と、を備えることにより、常時装着が可能でありかつ装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。さらに、アームがV字型であることにより、容易に製造をすることが可能となる。
(実施形態2)
図3は、実施形態2に係る血圧計の一例を示す模式図である。実施形態2の血圧計は、少なくとも2つの端部を有するU字型一体構造のアーム12と、アーム12のいずれかの端部61から生体を加圧する少なくとも1つの加圧部53と、加圧部53の生体を加圧する加圧力をアーム12のいずれかの端部61から検出する少なくとも1つの圧力センサ51と、圧力センサ51の検出する生体の部位での脈波をアーム12のいずれかの端部62から検出する少なくとも1つの脈波センサ52と、を備える。脈波センサ52は、加圧部53の加圧する生体の部位での脈波をアーム12のいずれかの端部から検出するものでもよい。
図3では、圧力センサ51は、端部61に配置されているが、端部62に配置されてもよいし、端部61及び62に配置されてもよい。脈波センサ52は、端部62に配置されているが、端部61に配置されてもよいし、端部61及び62に配置されてもよい。加圧部53は、端部61に配置されているが、端部62に配置されてもよいし、端部61及び62に配置されてもよい。
アーム12は、第4アームの形態であり、生体の一部を端部61及び62によって挟持するU字型形状をした一体の構造体である。材質としては、金、銀、ステンレス等の金属、樹脂、皮革、木、ゴム、シリコン、が例示できる。湾曲部分が弾性を有し、記憶されている形状に戻ることが好ましい。また、生体に直接触れるものなので、表面が柔軟であることが好ましく、例えば、表面に、繊維や、皮、樹脂、ゴムを配してもよい。
図4は、他形態のアームを有する血圧計の模式図であり、(a)は第5アーム、(b)は第6アームの例を示す。第5アームは、少なくとも2つの構造体23、24が1つの接続部35を介して接続された、少なくとも2つの端部61、62を有するU字型構造のアームとなっている。第3アームは、少なくとも2つの構造体23、24が1つの支軸36を介して接続された、少なくとも2つの端部61、62を有するU字型構造のアームとなっている。構造体23、24は、端部が湾曲したI字型形状をした構造体である。接続部35又は支軸36は、構造体23、24の湾曲した側の端部を互いに接続することのできるものである。接続部35及び支軸36の接続機構は限定するものではなく、可動機構が備わっていてもよい。このように、接続部又は支軸を介して接続することによって、接続部又は支軸を用いてアームの開き角やアーム間の距離を可変することが可能になる。
実施形態2の血圧計の動作は、前述の実施形態1の血圧計と同様である。なお、アームが一体構造である場合は、部品点数を削減することができるので、小型化及び軽量化を図ることができる。このように、生体の突起部、特に耳介の突起部への装着に適した形状のU字型構造のアームに、圧力センサと、脈波センサと、加圧部と、を備えることにより、常時装着が可能でありかつ装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。
(実施形態3)
図5は、実施形態3に係る血圧計の一例を示す模式図である。実施形態3の血圧計は、少なくとも2つの端面を有するC字型一体構造のアーム13と、アーム13のいずれかの端面63から生体を加圧する少なくとも1つの加圧部53と、加圧部53の生体を加圧する加圧力をアーム13のいずれかの端面63から検出する少なくとも1つの圧力センサ51と、圧力センサ51の検出する生体の部位での脈波をアーム13のいずれかの端面64から検出する少なくとも1つの脈波センサ52と、を備える。脈波センサ52は、加圧部53の加圧する生体の部位での脈波をアーム13のいずれかの端面から検出するものでもよい。
図5では、圧力センサ51は、端面63に配置されているが、端面64に配置されてもよいし、端面63及び端面64に配置されてもよい。脈波センサ52は、端面64に配置されているが、端面63に配置されてもよいし、端面63及び端面64に配置されてもよい。加圧部53は、端面63に配置されているが、端面64に配置されてもよいし、端面63及び62に配置されてもよい。
アーム13は、第7アームの形態であり、生体の一部を端面63及び端面64によって挟持するC字型形状をした一体の構造体である。材質としては、金、銀、ステンレス等の金属、樹脂、皮革、木、ゴム、シリコン、が例示できる。湾曲部分が弾性を有し、記憶されている形状に戻ることが好ましい。また、生体に直接触れるものなので、表面が柔軟であることが好ましく、例えば、表面に、繊維や、皮、樹脂、ゴムを配してもよい。
図6は、他形態のアームを有する血圧計の模式図であり、(a)は第8アーム、(b)は第9アームの例を示す。第8アームは、少なくとも2つの構造体25、26が1つの接続部35を介して接続された、少なくとも2つの端面63、64を有するC字型構造のアームとなっている。第9アームは、少なくとも2つの構造体25、26が1つの支軸36を介して接続された、少なくとも2つの端面63、64を有するC字型構造のアームとなっている。構造体25、26は、湾曲した弓状の構造体である。材質は、前述の実施形態1のアーム11と同様のものを用いることができる。接続部35又は支軸36は、構造体25、26の端部を互いに接続することのできるものである。接続部35及び支軸36の接続機構は限定するものではなく、可動機構が備わっていてもよい。このように、接続部又は支軸を介して接続することによって、接続部又は支軸を用いてアームの開き角やアーム間の距離を可変することが可能になる。
実施形態3の血圧計の動作は、前述の実施形態1と同様であるが、加圧部53が挟持する部分で異なる。実施形態1では端部61及び62によって生体の一部(被検部)を挟持するが、本実施形態では、端面63及び64によって挟持する。
なお、アームが一体構造である場合は、部品点数を削減することができるので、小型化及び軽量化を図ることができる。このように、生体の突起部、特に耳介の突起部への装着に適した形状のC字型構造のアームに、圧力センサと、脈波センサと、加圧部と、を備えることにより、常時装着が可能でありかつ装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。
(実施形態4)
図7は、実施形態4に係る血圧計の一例を示す模式図である。実施形態4の血圧計は、少なくとも2つの端部61、62を有するコの字型一体構造のアーム14と、アーム14のいずれかの端部61から生体を加圧する少なくとも1つの加圧部53と、加圧部53の生体を加圧する加圧力をアーム14のいずれかの端部61から検出する少なくとも1つの圧力センサ51と、圧力センサ51の検出する生体の部位での脈波をアーム14のいずれかの端部62から検出する少なくとも1つの脈波センサ52と、を備える。脈波センサ52は、加圧部53の加圧する生体の部位での脈波をアーム14のいずれかの端部から検出するものでもよい。
図7では、圧力センサ51は、端部61に配置されているが、端部62に配置されてもよいし、端部61及び62に配置されてもよい。脈波センサ52は、端部62に配置されているが、端部61に配置されてもよいし、端部61及び62に配置されてもよい。加圧部53は、端部61に配置されているが、端部62に配置されてもよいし、端部61及び62に配置されてもよい。
アーム14は、第10アームの形態であり、生体の一部を端部61及び62によって挟持するコの字型形状をした一体の構造体である。材質としては、金、銀、ステンレス等の金属、樹脂、皮革、木、ゴム、シリコン、が例示できる。屈曲部分が弾性を有し、記憶されている形状に戻ることが好ましい。また、生体に直接触れるものなので、表面が柔軟であることが好ましく、例えば、表面に、繊維や、皮、樹脂、ゴムを配してもよい。
図8は、他形態のアームを有する血圧計の模式図であり、(a)は第11アーム、(b)は第12アームの例を示す。第11アームは、少なくとも2つの構造体27、28が1つの接続部35を介して接続された、少なくとも2つの端部61、62を有するコの字型構造のアームとなっている。第12アームは、少なくとも2つの構造体27、28が1つの支軸36を介して接続された、少なくとも2つの端部61、62を有するコの字型構造のアームとなっている。構造体27、28は、少なくとも一部が屈曲したL字形状の構造体である。図8では、それぞれ1箇所のみが屈曲しているが、2箇所以上が屈曲していてもよい。構造体27、28の材質は、前述の実施形態1のアーム11と同様のものを用いることができる。接続部35又は支軸36は、構造体27、28の端部を互いに接続することのできるものである。接続部35及び支軸36の接続機構は限定するものではなく、可動機構が備わっていてもよい。このように、接続部又は支軸を介して接続することによって、接続部又は支軸を用いてアームの開き角やアーム間の距離を可変することが可能になる。
実施形態4の血圧計の動作は、前述の実施形態1の血圧計と同様である。
なお、アームが一体構造である場合は、部品点数を削減することができるので、小型化及び軽量化を図ることができる。このように、生体の突起部、特に耳介の突起部への装着に適した形状のコの字型構造のアームに、圧力センサと、脈波センサと、加圧部と、を備えることにより、常時装着が可能でありかつ装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。
(実施形態5)
図9は、実施形態5に係る血圧計の一例を示す模式図である。実施形態5の血圧計は、少なくとも2つの端部を有するW字型一体構造のアーム15と、アーム15の2つの端部61、62又は端部61、62に対向する中間点65、66のいずれかである端部61及び中間点66から生体を加圧する少なくとも1つの加圧部53と、加圧部53の生体を加圧する加圧力をアーム15の2つの端部61、62又は端部61、62に対向する中間点65、66のいずれかである端部61及び中間点66から検出する少なくとも1つの圧力センサ51と、圧力センサ51の検出する生体の部位での脈波をアーム15の2つの端部61、62又は端部61、62に対向する中間点65、66のいずれかである端部62及び中間点65から検出する少なくとも1つの脈波センサ52と、を備える。脈波センサ52は、加圧部53の加圧する生体の部位での脈波をアーム15のいずれかの端部から検出するものでもよい。
図9では、圧力センサ51及び加圧部53は、端部61及び中間点66に配置されているが、同じ端部又は中間点に配置されなくてもよい。また圧力センサ51及び加圧部53は、端部61、62又は中間点65、66のいずれかでもよいし、端部62及び中間点65でもよいし、中間点65及び66でもよいし、端部61、62及び中間点65、66の全てでもよい。脈波センサ52は、端部62及び中間点65に配置されているが、端部61、62又は中間点65、66のいずれかでもよいし、端部61及び中間点66でもよいし、中間点65及び66でもよいし、端部61、62及び中間点65、66の全てでもよい。
アーム15は、第13アームの形態であり、生体の一部を端部61と中間点65とによって、生体の他の一部を端部62と中間点66とによって挟持するW字型形状をした一体の構造体である。材質としては、金、銀、ステンレス等の金属、樹脂、皮革、木、ゴム、シリコン、が例示できる。屈曲部分が弾性を有し、記憶されている形状に戻ることが好ましい。また、生体に直接触れるものなので、表面が柔軟であることが好ましく、例えば、表面に、繊維や、皮、樹脂、ゴムを配してもよい。
図10は、他形態のアームを有する血圧計の模式図であり、(a)は第14アーム、(b)は第15アームの例を示す。第14アームは、V字型構造体29の両端68、69と2つのI字型構造体22a、22bの端部71、72とがV字型構造体29の両端68、69にある2つの接続部35、37を介して接続された、少なくとも2つの端部61、62を有するW字型構造のアームとなっている。第15アームは、V字型構造体29の両端68、69と2つのI字型構造体22a、22bの端部71、72とがV字型構造体29の両端68、69にある2つの支軸36、38を介して接続された、少なくとも2つの端部61、62を有するW字型構造のアームとなっている。なお、第14アーム及び第15アームのI字型構造体22aは端部61及び71を有し、第14アーム及び第15アームのI字型構造体22bは端部62及び72を有する。
図10に示したI字型構造体22a及び22bは、例えば、I字と類似の形状をした、棒状、円柱状、円筒状、角柱状の構造体を含む。V字型構造体29は、例えば、V字と類似の形状をした、棒状、円柱状、円筒状、角柱状の構造体を含む。I字型構造体22a、22b及びV字型構造体29の材質は、前述の実施形態1のアーム11と同様のものを用いることができる。接続部35及び支軸36は、I字型構造体22aの端部71と、V字型構造体29の端部68とを接続することのできるものである。接続部37及び支軸38は、I字型構造体22bの端部72と、V字型構造体29の端部69とを接続することのできるものである。接続部35及び支軸36の接続機構は限定するものではなく、可動機構が備わっていてもよい。このように、接続部又は支軸を介して接続することによって、接続部又は支軸を用いてアームの開き角やアーム間の距離を可変することが可能になる。
実施形態5の血圧計の動作について説明する。加圧部53aが、端部61及び中間点65によって挟まれた生体の一部(被検部)に圧力を印加し、被検部に流れる血流を停止させる。また加圧部53bが、端部62及び中間点66によって挟まれた生体の一部(被検部)に圧力を印加し、被検部に流れる血流を停止させる。圧力センサ51aは端部61及び中間点65によって挟まれた被検部に印加された圧力を検出する。圧力センサ51bは端部62及び中間点66によって挟まれた被検部に印加された圧力を検出する。加圧部53aは徐々に印加する圧力を低減し、この圧力の低下の過程における加圧部位での脈波を脈波センサ52aによって検出する。加圧部53bは徐々に印加する圧力を低減し、この圧力の低下の過程における加圧部位での脈波を脈波センサ52bによって検出する。なお、圧力センサ51a、51bは、加圧部53a、53bにかかる圧力を検出してもよい。また、加圧部53a、53bが徐々に圧力を増加し、この圧力の増加の過程における脈波を脈波センサ52a、52bによって検出してもよい。
このように、生体の突起部、特に耳介の突起部への装着に適した形状のW字型構造のアームに、圧力センサと、脈波センサと、加圧部と、を備えることにより、常時装着が可能でありかつ装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。実施形態5では、生体の2箇所で同時に生体情報を測定することができるので、端部61と中間点65とで血圧を測定し、端部62と中間点53とで他の生体情報を測定することもできる。また、アームが一体構造である場合は、部品点数を削減することができるので、小型化及び軽量化を図ることができる。
(実施形態6)
図11は、実施形態6に係る血圧計の一例を示す模式図である。実施形態6の血圧計は、少なくとも3つの端部を有するE字型一体構造のアーム16と、アーム16のいずれかの端部61、67bから生体を加圧する少なくとも1つの加圧部53と、加圧部53の生体を加圧する加圧力をアーム16のいずれかの端部61、67bから検出する少なくとも1つの圧力センサ51と、圧力センサ51の検出する生体の部位での脈波をアームのいずれかの端部62、67aから検出する少なくとも1つの脈波センサ52と、を備える。脈波センサ52は、加圧部53の加圧する生体の部位での脈波をアーム16のいずれかの端部から検出するものでもよい。
図11では、圧力センサ51a、51b及び加圧部53a、53bは、端部61及び端部67bに配置されているが、同じ端部に配置されなくてもよい。また圧力センサ51a、51b及び加圧部53a、53bは、端部61、62又は端部67a、67bのいずれかでもよいし、端部67a及び端部62でもよいし、端部67a及び67bでもよいし、端部61、62、67a、67b、の全てでもよい。脈波センサ52a、52bは、端部62及び67aに配置されているが、端部61、62、67a、67bのいずれかでもよいし、端部61及び67bでもよいし、端部67a、67bでもよいし、端部61、62、67a、67bの全てでもよい。
アーム16は、第16アームの形態であり、生体の一部を端部61と端部67aとによって、生体の他の一部を端部62と端部67bとによって挟持するE字型形状をした一体の構造体である。材質としては、金、銀、ステンレス等の金属、樹脂、皮革、木、ゴム、シリコン、が例示できる。屈曲部分が弾性を有し、記憶されている形状に戻ることが好ましい。E字型形状の屈曲部の開き角は限定しない。また、生体に直接触れるものなので、表面が柔軟であることが好ましく、例えば、表面に、繊維や、皮、樹脂、ゴムを配してもよい。
図12は、他形態のアームを有する血圧計の模式図であり、(a)は第17アーム、(b)は第18アームの例を示す。第17アームは、角隅に2つの接続部35及び37を有するコの字型構造体30の角隅の中間と1つのI字型構造体22dの端部とが接続された、少なくとも3つの端部を有するE字型構造のアームとなっている。第18アームは、角隅に2つの支軸36、38を有するコの字型構造体30の角隅の中間と1つのI字型構造体22dの端部とが接続された、少なくとも3つの端部を有するE字型構造のアームとなっている。ここで、コの字型構造体30は、一端が端部61となり、他端が接続されるI字型構造体22aと、両端が接続されるI字型構造体22bと、一端が接続され、他端が端部62となるI字型構造体22cと、を順に含む。I字型構造体22bの中間点にI字型構造体22dの一端が接続されている。I字型構造体22dの他端が端部67であり、端部61に対向する端部67の側面が端部67a、端部62に対向する端部67の側面が端部67bとなっている。
図12に示したI字型構造体22a−22dは、例えば、I字と類似の形状をした、棒状、円柱状、円筒状、角柱状のものを含む。I字型構造体22a−22dの材質は前述のアーム11と同様のものを用いることができる。接続部35及び支軸36、接続部37及び支軸38は、コの字型構造体30の角隅でI字型構造体22aとI字型構造体22b及びI字型構造体22bとI字型構造体22cとを接続することのできるものである。なお、I字型構造体22bとI字型構造体22dとの接続部分は限定するものでなく、一体化されていてもよい。接続部35、37及び支軸36、38の接続機構は限定しない。接続部35及び支軸36の接続機構は限定するものではなく、可動機構が備わっていてもよい。このように、接続部又は支軸を介して接続することによって、接続部又は支軸を用いてアームの開き角やアーム間の距離を可変することが可能になる。
実施形態6の血圧計の動作について説明する。加圧部53aが、端部61及び端部67aによって挟まれた生体の一部(被検部)に圧力を印加し、被検部に流れる血流を停止させる。また加圧部53bが、端部62及び端部67bによって挟まれた生体の一部(被検部)に圧力を印加し、被検部に流れる血流を停止させる。圧力センサ51aは端部61及び端部67aによって挟まれた被検部に印加された圧力を検出する。圧力センサ51bは端部62及び端部67bによって挟まれた被検部に印加された圧力を検出する。加圧部53aは徐々に印加する圧力を低減し、この圧力の低下の過程における加圧部位での脈波を脈波センサ52aによって検出する。加圧部53bは徐々に印加する圧力を低減し、この圧力の低下の過程における加圧部位での脈波を脈波センサ52bによって検出する。なお、圧力センサ51a、51bは、加圧部53a、53bにかかる圧力を検出してもよい。また、加圧部53a、53bが徐々に圧力を増加し、この圧力の増加の過程における脈波を脈波センサ52a、52bによって検出してもよい。
このように、生体の突起部、特に耳介の突起部への装着に適した形状のE字型構造のアームに、圧力センサと、脈波センサと、加圧部と、を備えることにより、常時装着が可能でありかつ装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。実施形態6では、生体の2箇所で同時に生体情報を測定することができるので、端部61と中間点67aとで血圧を測定し、端部62と中間点67bとで他の生体情報を測定することもできる。また、アームが一体構造である場合は、部品点数を削減することができるので、小型化及び軽量化を図ることができる。
実施形態1から実施形態6の構造体21、23、24、25、26、27、28、I字型構造体22a−22d、V字型構造体29、コの字型構造体30の材質としては、アーム11と同様のものが用いることができ、さらにガラス、セラミックを含んでもよい。また、生体に直接触れるものなので、表面が柔軟であることが好ましく、例えば、表面に、繊維や、皮、樹脂、ゴムを配してもよい。
実施形態1から実施形態6に含まれる接続部35、37の構造は限定しない。各構造体を一体化するものを含み、可動部が備わっていてもよい。図13は、第19アームの模式図である。第19アームは、前述の実施形態1で説明した第2アームの開き角度Aが調整できる接続角度調整機構(不図示)を備えている。接続角度調整機構は限定するものではなく、例えば、1つの回転軸を中心に回転可能な接続角度調整機構(不図示)を含む。このような接続角度調整機構を備えることにより、例えば構造体21aを接続部35に固定し、接続部35を中心に構造体21bを方向Kに回転させることにより、構造体21aと構造体21bとの開き角度Aを調整することが可能になる。なお、構造体21aと構造体12bのどちらもが接続部35を中心に回転可能であってもよい。このように、アームの開き角度が調整できる接続角度調整機構を備えることによって、アームの開き角を可変することが可能になる。なお、図13では第2アームを用いて説明したが、これに限定されるものではなく、前述の第5アーム、第8アーム、第11アーム、第14アーム、第17アームのいずれであってもよい。
実施形態1から実施形態6に含まれる支軸36、38の構造は限定しない。各構造体を一体化するものを含み、可動部が備わっていてもよい。図14は第20アームを有する血圧計の模式図である。第20アームは、前述の実施形態1で説明した第3アームの開き角度Aが調整できる開き角度調整機構81を少なくとも1つ備えている。開き角度調整機構81は限定するものではなく、例えば、構造体21a及び21bによって形成される平面に垂直な方向を中心に方向Kに回転し、支軸36との角度Bを可変する開き角度調整機構81を含む。このような開き角度調整機構81を構造体21bと支軸36との接続部に備えることにより、例えば構造体21aを支軸36に固定し、構造体21bを支軸36の回転軸を中心に回転させることにより、構造体21aと構造体21bとの開き角度Aを調整することが可能になる。なお、構造体21aと支軸36との角度Cを可変するものであってもよい。構造体21a及び21bのどちらもが回転可能であってもよい。このように、アームの開き角度が調整できる開き角度調整機構を備えることによって、アームの開き角を可変することが可能になる。
さらに、第20アームは、前述の実施形態1で説明した第3アームの支軸36に、さらに長さDが調整できる長さ調整機構84を含む。長さ調整機構84は、構造体21a及び21bの中間であれば、いずれの位置に設けてもよい。その構造は限定するものではなく、例えば、伸縮可能な棒状体と該棒状体を固定可能な枠体とで構成されていてもよい。支軸に長さが調整できる長さ調整機構を備えることによって、アーム間の距離を可変することが可能になる。
さらに、第20アームは、前述の実施形態1で説明した第3アームの圧力センサ51、脈波センサ52又は加圧部53のいずれかは、アームを構成する構造体21a、21bの対向する部位との距離が調整できる距離調整機構(不図示)を含む。図14では、加圧部53と構造体21aとの距離E、脈波センサ52と構造体21bとの距離Fが調整できる例が示されている。距離調整機構は限定するものではなく、例えば前述の長さ調整機構と同様のものであってもよい。図14では脈波センサ52と加圧部53とのみが調整できる例を示したが、これに限定されるものではなく、圧力センサ51が構造体21a又は21bのいずれかに直接接続されており、構造体との距離を調整できるようにしてもよい。このように、圧力センサ、脈波センサ又は加圧部のいずれかが、アームの対向する部位との距離が調整できる距離調整機構を備えることによって、脈波センサ52と加圧部53との距離を可変することが可能になるので、生体を挟持する圧力センサ51、脈波センサ52、加圧部53のアームとの距離を、常時装着又は血圧測定に適した距離に微調整することが可能になる。これにより、血圧測定の精度を向上しかつより被検者への負担が少ない血圧計を提供することが可能になる。
さらに、第20アームは、前述の実施形態1で説明した第3アームの圧力センサ51、脈波センサ52又は加圧部53は、方向が可変できる方向調整機構(不図示)を含む。図14では、構造体21aに対する加圧部53の方向Gと、構造体21bに対する脈波センサ52の方向Hが可変である例を示した。方向調整機構は限定するものではなく、例えば、前述の接続角度調整機構と同様の機構でもよい。このように、圧力センサ、脈波センサ又は加圧部が、方向が可変できる方向調整機構を備えることによって、圧力センサ、脈波センサ又は加圧部を被検部の形状に合わせた角度で装着することが可能になる。これにより、より装着が容易な血圧計を提供することが可能になる。また、方向が可変であることにより被検部との接触面積を増やすことができるので、血圧計を常時装着する被検者の負担をさらに軽減することができる。
さらに、第20アームは、前述の実施形態1で説明した第3アームの圧力センサ51、脈波センサ52又は加圧部53のいずれかを支えるアームの部位である端部61、62は、アームの長軸方向である方向I及び方向Jに延長できる延長機構85を含む。延長機構85は、端部61、62をアームの長軸方向である方向I、Jに延長し、圧力センサ51、脈波センサ52又は加圧部53を方向I及び方向Jに移動させることができる。延長機構85は、端部61、62を伸縮できるものであってもよい。延長機構85は限定するものではなく、例えば、伸縮可能な棒状体と該棒状体を固定可能な枠体とで構成されていてもよい。
なお、図14に示した上記第20アームは、第3アームに限定するものではない。第1アームでもよいし、第2アーム、第4アーム、第5アーム、第6アーム、第7アーム、第8アーム、第9アーム、第10アーム、第11アーム、第12アーム、第13アーム、第14アーム、第15アーム、第16アーム、第17アーム、第18アームのいずれであってもよい。
さらに、第1アームから第20アームは、それぞれ組み合わせることもできる。例えば、第1アームと第4アーム、第4アームと第4アームなどである。なお、第1アームと第1アームの組み合わせでは、第14アーム又は第15アームのようにしてもよい。
図15は、第21アームを有する血圧計91を人体の耳介101へ装着した際の概観図である。第21アームは、前述の第1アームから第20アームに、さらに人体の耳介101への固定機構82を備えている。図に示した血圧計83は、前述の第1アームから第20アームを備える血圧計であり、血圧計83に備わるアームと固定機構82とでアーム21が構成される。なお、図15では耳介の周囲に固定可能な半円形の環状体の例を示したが、固定機構82は限定するものではない。例えば、耳介を挟持するものでもよいし、耳介の窪みに固定するものでもよい。このように、前述の第1アームから第20アームが、耳介への固定機構82をさらに備えることによって、圧力センサ、脈波センサ又は加圧部が装着される部位を固定することが可能になる。これにより、着脱してもほぼ同じ部位で血圧が測定できるので、血圧測定の精度を向上することが可能になる。
実施形態1から実施形態6に含まれる加圧部53は、圧力を印加するものであり、例えば、空気圧により圧力を印加するカフが例示できる。また、水圧、油圧により圧力を印加するものでもよい。また、電磁的、機械的に圧力を印加するものでもよい。
実施形態1から実施形態6に含まれる圧力センサ51は、圧力を検出できるものである。圧力の検出方法は限定するものではなく、例えば歪みゲージ式(圧電センサ)、ブルドル管が例示できる。ただし、生体に装着するものなので、安全性の高い構成となっていることが好ましい。また、圧力センサ51の一部はアームと別体としてもよい。例えば、加圧部53としてカフを利用する場合、加圧部53を構成するカフの内気を中空パイプで導き、アームと別体となった検出装置でカフの内気の圧力を検出してもよい。
実施形態1から実施形態6に含まれる脈波センサ52は、圧力センサ51の検出する生体の部位での脈波又は加圧部53の加圧する生体の部位の脈波を検出するものである。例えば、光電変換測定により血流を検出するものが例示できる。光電変換測定による血流検出には、ドップラー効果によるもののほか、透過型、反射型のものがある。また、圧力又は振動による圧脈を検出するものでもよい。また、コロトコフ音を検出することによるものでもよい。
脈波センサ52が、各端部又は各中間点によって挟まれた生体の一部(被検部)を光電変換測定により脈波を検出して血圧を測定する例について説明する。脈波センサに備わる発光素子の発光する光を被検部に入射させた入射光が血管により散乱され、その散乱光が脈波センサに備わる受光素子で受光される。被検部内の血管は、心臓の鼓動に応じて脈動しており、散乱光はこの脈動に対応した血管の容積の変化を受けて受光素子により受光される。受光素子により受光された散乱光を光電気変換することにより、血管の脈動に対応する脈波を検出することができる。なお、血管からの散乱光ではなく、血管の中の血球による散乱光を受光してもよい。この場合、血管の中の血球は、心臓の鼓動に応じて脈動しており、散乱光はこの脈動に対応したドップラー効果による光周波数の変化を受けている。この光周波数の変化を、ドップラーレーザ又は超音波ドップラセンサで受光して、脈波を検出してもよい。
本発明の血圧計は検知部の種類により脈拍、血圧、血流などを継続的に測定する生体情報測定装置として応用できるので、医療目的ばかりでなく健康管理又は美容目的としての用途にも適用できる。
11−16、21a、21b、21c、21d、22−30:アーム
21、23、24、25、26、27、28:構造体
22a、22b、22c、22d:I字型構造体
29:V字型構造体
30:コの字型構造体
35、37、39:接続部
36、38、40:支軸
51、51a、51b:圧力センサ
52、52a、52b:脈波センサ
53、53a、53b:圧力部
61、62、67:アームの端部
63、64:アームの端面
65、66:アームの中間点
81:開き角度調整機構
82:耳介への固定機構
83、91:血圧計
84:長さ調整機構
85:延長機構
101:人体の耳介
A:アームの角度
B、C:アームと支軸のなす角度
D:支軸の長さ
E、F:脈波センサ又は加圧部とアームとの距離
G、H:脈波センサ又は加圧部とアームのなす角度
I、J:アームの伸びる方向
K:アームの回転方向

Claims (13)

  1. 少なくとも2つの構造体が1つの接続部又は1つの支軸を介して接続された、少なくとも2つの端部で耳介の突起部を挟持するV字型構造のアームと、
    前記アームのいずれかの端部から前記耳介の突起部機械的に加圧する少なくとも1つの加圧部と、
    前記加圧部の前記耳介の突起部を加圧する加圧力を、圧電センサを用いて前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの圧力センサと、
    前記耳介の突起部での脈波を前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの脈波センサと、を備え、
    前記2つの構造体は、それぞれの端部が、前記接続部又は前記支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることを特徴とする血圧計。
  2. 少なくとも2つの構造体が1つの接続部又は1つの支軸を介して接続された、少なくとも2つの端部で耳介の突起部を挟持するU字型構造のアームと、
    前記アームのいずれかの端部から前記耳介の突起部機械的に加圧する少なくとも1つの加圧部と、
    前記加圧部の前記耳介の突起部を加圧する加圧力を、圧電センサを用いて前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの圧力センサと、
    前記耳介の突起部での脈波を前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの脈波センサと、を備え、
    前記2つの構造体は、それぞれの端部が、前記接続部又は前記支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることを特徴とする血圧計。
  3. 少なくとも2つの構造体が1つの接続部又は1つの支軸を介して接続された、少なくとも2つの端部で耳介の突起部を挟持するC字型構造のアームと、
    前記アームのいずれかの端面から前記耳介の突起部機械的に加圧する少なくとも1つの加圧部と、
    前記加圧部の前記耳介の突起部を加圧する加圧力を、圧電センサを用いて前記アームのいずれかの端面から検出する少なくとも1つの圧力センサと、
    前記耳介の突起部での脈波を前記アームのいずれかの端面から検出する少なくとも1つの脈波センサと、を備え、
    前記2つの構造体は、それぞれの端部が、前記接続部又は前記支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることを特徴とする血圧計。
  4. 少なくとも2つの構造体が1つの接続部又は1つの支軸を介して接続された、少なくとも2つの端部で耳介の突起部を挟持するコの字型構造のアームと、
    前記アームのいずれかの端部から前記耳介の突起部機械的に加圧する少なくとも1つの加圧部と、
    前記加圧部の前記耳介の突起部を加圧する加圧力を、圧電センサを用いて前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの圧力センサと、
    前記耳介の突起部での脈波を前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの脈波センサと、を備え、
    前記2つの構造体は、それぞれの端部が、前記接続部又は前記支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることを特徴とする血圧計。
  5. V字型構造体の両端と2つのI字型構造体の端部とがV字型構造体の両端にある2つの接続部又は2つの支軸を介して接続された、少なくとも2つの端部で耳介の突起部を挟持するW字型構造のアームと、
    前記アームの2つの端部又は前記端部に対向する中間点のいずれかから前記耳介の突起部機械的に加圧する少なくとも1つの加圧部と、
    前記加圧部の前記耳介の突起部を加圧する加圧力を、圧電センサを用いて前記アームの2つの端部又は前記端部に対向する中間点のいずれかから検出する少なくとも1つの圧力センサと、
    前記耳介の突起部での脈波を前記アームの2つの端部又は前記端部に対向する中間点のいずれかから検出する少なくとも1つの脈波センサと、を備え、
    前記2つの構造体は、それぞれの端部が、前記接続部又は前記支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることを特徴とする血圧計。
  6. 角隅に2つの接続部又は2つの支軸を有するコの字型構造体の前記角隅の中間と1つのI字型構造体の端部とが接続された、少なくとも3つの端部で耳介の突起部を挟持するE字型構造のアームと、
    前記アームのいずれかの端部から前記耳介の突起部機械的に加圧する少なくとも1つの加圧部と、
    前記加圧部の前記耳介の突起部を加圧する加圧力を、圧電センサを用いて前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの圧力センサと、
    前記耳介の突起部での脈波を前記アームのいずれかの端部から検出する少なくとも1つの脈波センサと、を備え、
    前記2つの構造体は、それぞれの端部が、前記接続部又は前記支軸の長軸方向の異なる2点で接続されていることを特徴とする血圧計。
  7. 前記接続部は、前記アームの開き角度が調整できる接続角度調整機構を備えることを特徴とする請求項1から6に記載のいずれかの血圧計。
  8. 前記支軸は、前記アームの開き角度が調整できる開き角度調整機構を少なくとも1つ備えることを特徴とする請求項1から7に記載のいずれかの血圧計。
  9. 前記支軸は、長さが調整できる長さ調整機構を備えることを特徴とする請求項1から8に記載のいずれかの血圧計。
  10. 前記圧力センサ、前記脈波センサ又は前記加圧部のいずれかは、アームの対向する部位との距離が調整できる距離調整機構を備えることを特徴とする請求項1から9に記載のいずれかの血圧計。
  11. 前記圧力センサ、前記脈波センサ又は前記加圧部は、方向が可変できる方向調整機構を備えることを特徴とする請求項1から10に記載のいずれかの血圧計。
  12. 前記圧力センサ、前記脈波センサ又は前記加圧部のいずれかを支えるアームの部位は、アームの長軸方向に延長できる延長機構を備えることを特徴とする請求項1から11に記載のいずれかの血圧計。
  13. 前記アームは、人体の耳介への固定機構をさらに備えることを特徴とする請求項1から12に記載のいずれかの血圧計。
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