JP4843402B2 - ディスクケースの小冊子保持部材 - Google Patents

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本発明は、ディスクケースに挿入される小冊子等を保持する際、冊子の厚さによって挟持力を調節することができる小冊子等の保持部材を設けたディスクケースに関する。
コンパクトディスク(CD)やディーブイディー(DVD)のディスクケースには、ディスクの解説や情報等が書かれた小冊子が挿入されている。
従来のディスクケースに用いられている保持部材としては、幅の決まった断面がコの字型の保持部材や冊子を挟み上方から押付けるクリップ状の保持部材が用いられている。
小冊子は、ディスクと異なり記載容量に制限がないため、必要に応じて様々な記載が成されている。このため、特に情報記載が必要のない場合は、一枚の紙のみが挿入されることもあるが、記載情報が多い場合は冊子に厚みがあることもある。
従来のコの字型の保持部材では、幅が固定されているため、挿入する小冊子等の厚さが薄い場合には、すり抜けて落ちやすいという欠点があった。また、幅が決まっているため、厚みのある場合は逆に挿入し難く、且つ取り出しにくいという欠点があった。そのため、小冊子等が無理に挿入されることにより冊子に保持跡が付いたり破れてしまうこともあった。
また、クリップ型の保持部材では、ある程度挿入される小冊子の厚さに合わせて調節できるものの、一般的に汎用できるように、押止力の強い保持部材が設けられている。このため、紙が一枚の場合は押止力が強すぎ、紙に跡が残り易く、厚みのある小冊子等を挿入する場合も取り出し難く、クリップ跡が残り易いという欠点があった。
また、近年では他の商品と差別化を図るために、ディスクのみならず、ディスクと供に挿入される情報冊子にも特典を付けることも多くなっている。購入者は冊子等に傷が付かないよう大切に扱おうとするが、何度も取り出しを繰り返す間に冊子等に跡がついてしまうことがあり、冊子に合った挟持力をもつ保持部の開発が望まれていた。
特表2006−513941号
本件発明は、上記問題点を解消するために、挿入する小冊子等の厚さによって挟持力が調節できる保持部材を設けたディスクケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係るディスクケースの小冊子保持部材は、コンパクトディスク(CD)やディーブイディー(DVD)を収納保持するトレイと収納蓋体とからなるディスクケースにおいて、ディスクケースに設けられる小冊子等を保持する保持部材が、第1保持部と第2保持部とからなり、第1保持部がディスクケースに挿入する小冊子等の厚みによって挟持力を調節できるように断面を円弧型の皿形に形成し、皿形状の最下部が収納蓋体裏面および/またはディスクトレイの底面に接触しない少し浮いた位置に設けるとともに、第2保持部が断面を円弧型の皿形に形成し、皿形の最下部が収納蓋体裏面および/またはディスクトレイの底面と軽く接触する位置に設けられたことを特徴とするディスクケースの小冊子保持部材である。
また、前記保持部材は、収納蓋体および/またはディスクトレイに垂直に立設された支持柱から収納蓋体および/またはディスクトレイに水平に伸延した支持腕の先端に形成された内部がくり抜かれた皿形の第1保持部材と、該くり抜かれた第1保持部材の内側の空間に形成された同型の皿形の第2保持部材と、から構成されていることを特徴とするディスクケースの小冊子保持部材である。
本発明に係る小冊子等の保持部材は、上記詳述した通りの構成であるので、以下のような効果を奏する、
1.第一保持部によって厚みのある冊子を保持(挟持)し、また第二保持部によって薄い紙等を保持(挟持)することができ、挿入する冊子等の厚さによって挟持力が調節できる。押圧力が自動的に調節されるので便利である。また、厚さに合わせて力調節ができるため、冊子等に保持部材の跡が残らない。
保持部材が皿形で縁が上方を向いており、冊子等の挿入や取り出し作業がスムースである。また、丸みを帯びた下面によりソフトに押さえることができる。
2.内部に第二保持部を有した保持部の二重構造により、場所をとらず使い易い。また、二つの保持部が一体的に取り付けられており、コストもかからない。水平に伸びた腕により挟持部分が程よい位置に設定され、適切な保持(挟持)力が確保できる。
冊子等が薄い場合は、冊子等への接地面積の少ない第二保持部による軽い押止力で冊子等に跡が付くのを防ぐことができる。また、厚みがある場合は第二保持部が第一保持部の内部に格納され、二つの保持部により強い挟持力を発揮することができる。
以下に本発明に係る小冊子保持部材を図面にしたがって詳細に説明する。
図1は本発明の保持部材の側面図であり、図2は本発明の保持部材の平面図である。
図1に示す本発明の小冊子保持部材を詳説する。
本発明の保持部材10は、支持柱20と、支持腕22と、第一保持部24と、第二保持部26とから構成される。
支持柱20は、ディスクケースの収納蓋体および/またはディスクトレイから垂直に立設された板状の柱材であり、先端に設けられた保持部を支える役割を果たす。保持部材10の取付位置は、ディスクケースの内側であれば、収納蓋体の裏面であっても、ディスクが収納される側であるディスクトレイの底面であってもよい。また、小冊子等が複数あるばあいは収納蓋体とディスクトレイの両方に設けることも可能である。
支持腕22は、支持柱20の上部から収納蓋体および/またはディスクトレイに水平に伸びた腕部材で、保持部の取付材となる。支持腕22は支持柱20から冊子等を挟む側に伸延している。
第一保持部24は、厚めの冊子等を保持する部分である。支持腕22から冊子等を挿し込む側に延設されており、断面が円弧型の皿形に形成されている。側面から見た皿形の最下部はディスクトレイの底面または蓋体の裏面から少し浮いた位置に設けられている。
第一保持部24は厚い冊子等を保持するのに適している。
第二保持部26は比較的薄い冊子等を保持する部分である。第二保持部26は、図2に示すように第一保持部の内側に設けられており、断面が円弧型の皿形に形成されている。皿形の最下部は収納蓋体裏面および/またはディスクトレイの底面に軽く接触するように成形されている。
第二保持部は紙や薄い冊子等を保持するのに適している。
図面に示す実施例では、第二保持部材26は、第一保持部24の中央に舌形にくり抜かれた部分を設け、舌の先端が後方(支持柱側)に向くように形成されている。また、側面からみると第一保持部となる皿形の下に、下方に向かって突き出した弾性のある押さえ舌部を設けたような形状をしている。この形状により第一保持部24と第二保持部26が一体的に形成されるとともに、厚い冊子を挿入する側と同じ側が挿入口側となるので薄いシートであっても問題なく挟持することが可能となる。
保持部材10は、挿入される冊子等の大きさ、形状または数量に合わせてディスクケースの内部に一から複数個設置される。設置される位置は特に特定されず、冊子の端部を適宜に挟持・保持できる位置であればよい。
保持部材10は、通常ディスクが収納されておらず、スペースが確保し易い蓋体のケース内部側に設けられるが、トレイに充分なスペースがある場合や冊子等が小さい場合や視覚効果を出すためなど、状況に応じてディスクが収納されるディスクトレイの底面側に設けられることもある。
保持部材10は柔軟性のある樹脂素材で形成されている。収納蓋体やディスクトレイと一体成形することも可能である。
保持部材10に挿入される冊子等は、ディスクケースの大きさや記載される情報量にあわせて一枚の紙や小冊子であったり、ケースの大きさと略同じである冊子であっても可能である。ディスクケースに挿入され、保持部材10によって挟持できるものであればよい。厚さが厚いものであっても、また一方、一枚だけの紙体であっても、自在に挟持することが可能で簡単に落下することはない。
本発明の保持部材に厚さの薄い紙が挿入・保持される場合の挟持・保持構造を詳説する。
まず、図1の矢印に示されるように、紙を保持部24・26側から支持柱20側へ向かって挿入する。このとき、保持部は皿形をしているため、縁が上方を向いており、紙が捲れることなく挿し込み易くなっている。紙が一枚から数枚の薄い場合は、支持柱が立設されている底面32に皿形の最下面が接している第二保持部26により保持される。図1に示すように、第二保持部26は円弧型に形成された第一保持部24の下方から、さらに下方底面に向かって窪んだ皿形状をしている。挿入された薄紙は、第一保持部24に触れることなく第二保持部26の円弧の下面に当接し、保持される。
第二保持部26は最下面が底面に軽く接触しているため、紙が一枚の場合でも保持部材から抜け落ちることはない。
また、挟持部の面積が小さく形成されているため、挟持力も強すぎず、円弧状の丸みを帯びた面によりソフトな力で保持できる。そのため、紙に保持部材の跡が残ることがない。
本発明の保持部材に厚みのある冊子が挿入・保持される場合の挟持・保持構造を詳説する。紙を挿入する場合と同様に冊子は保持部24・26側から支持柱20側へ向かって挿入される。第一保持部24は皿形をしているため縁が上方を向いており、第二保持部26は第一保持部24の下方から支持柱20側へ向かって突出しているので挿し込み易くなっている。冊子が厚い場合は、厚みにより第二保持部26が第一保持部24の位置まで持ち上がり内部に格納される。そのため、二つの保持部によって保持される状態となる。
第一保持部24は最下面が底面32から浮いた位置に設けられており、厚みがある場合に適している。第二保持部26は弾性のある樹脂素材により形成されており、無理なく第一保持部26の位置まで持ち上げられる。第一保持部および第二保持部の二つの保持部が使用されているため保持力も強く、冊子が収納位置からから抜け落ちることもない。また、第一保持部24と第二保持部26によって形成される接地面は円弧状の丸みを帯びた面であるため、ソフトな力で保持される。そのため、冊子に押止跡が残ることもなく適切な保持力が確保できる。
本発明の保持部材の側面図 本発明の保持部材の平面図
符号の説明
10 保持部材
20 支持柱
22 支持腕
24 第一保持部
26 第二保持部
30 紙
32 ディスクトレイ底面

Claims (2)

  1. コンパクトディスク(CD)やディーブイディー(DVD)を収納保持するトレイと収納蓋体とからなるディスクケースにおいて、ディスクケースに設けられる小冊子等を保持する保持部材が、第1保持部と第2保持部とからなり、第1保持部がディスクケースに挿入する小冊子等の厚みによって挟持力を調節できるように、断面を円弧型の皿形に形成し、皿形状の最下部が収納蓋体裏面および/またはディスクトレイの底面に接触しない少し浮いた位置に設けるとともに、第2保持部が断面を円弧型の皿形に形成し、皿形の最下部が収納蓋体裏面および/またはディスクトレイの底面と軽く接触する位置に設けられたことを特徴とするディスクケースの小冊子保持部材
  2. 前記保持部材は、収納蓋体および/またはディスクトレイに垂直に立設された支持柱から収納蓋体および/またはディスクトレイに水平に伸延した支持腕の先端に形成された内部がくり抜かれた皿形の第1保持部材と、該くり抜かれた第1保持部材の内側の空間に形成された同型の皿形の第2保持部材と、から構成されていることを特徴とする請求項1記載のディスクケースの小冊子保持部材
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