JP4842660B2 - ブレードケース - Google Patents

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本発明は、切削ブレードを収容するブレードケースに関するものである。
半導体ウェーハのダイシング等に用いる切削ブレードは、アルミニウム等で形成された円形基台の中心部に、切削装置を構成するスピンドルを挿通させるための貫通孔が形成され、円形基台の外周に、ダイヤモンド等の砥粒をニッケルメッキ等により固定した厚さが15〜30μm程の切り刃部を備えた構成となっている。切り刃部には欠けや摩耗が生じるため、切削ブレードは、消耗品として流通している。また、切り刃部は破損しやすいため、切削ブレードは、個々にブレードケースに収容された状態で搬送される(例えば特許文献1参照)。
特開平8−323545号公報
しかし、ブレードケースを複数まとめて搬送し、納品等する場合は、複数のブレードケースを重ねることになるが、上記特許文献1のブレードケースを単に重ねただけでは、重なり合ったブレードケース同士は固定されない。したがって、搬送のためにブレードケースをまとめて収納するための包装ケース等が必要となり、不経済であるという問題がある。
また、包装ケース内に収容するブレードケースの数が最大収容数に満たない場合は、包装ケース内でブレードケース同士が衝突し、ブレードケースに収容された切削ブレードの切り刃部が破損等して品質を低下させるおそれがある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、包装ケースを用いなくても、複数のブレードケースを安定した状態で搬送できるようにすることである。
本発明は、切削ブレードを収容するブレード収容室と、ブレード収容室にヒンジを介して連結される蓋体と、ブレード収容室と蓋体とを閉状態に維持するストッパーとから構成されるブレードケースに関するもので、蓋体の上面には、凸状の係合レールによって構成され、上方に積層されるブレードケースを不動状態で連結する連結部が形成され、ブレード収容室の下面には、係合レールに係合する係合凹部によって構成され、その下方に積層されるブレードケースに不動状態で連結される被連結部が形成され、係合凹部は、ブレードケースをスライドさせて係合レールと係合凹部とを係合させるように一方向に開口した開口部を備え、係合凹部の側面には、側面から水平方向に突出した一対の抜け止め突起が形成され、係合レールの側壁には、抜け止め突起に係止される係止部が形成され、係合レールは、係合レールの基部に向けて幅が狭まる形状に形成され、係合凹部は、係合レールの形状に対応して係合凹部の底面に向けて幅が広がる形状に形成される
本発明では、積層されるブレードケース同士が、連結部と被連結部との連結によって不動状態で固定されるため、複数のブレードケースを収容する包装ケースがなくても、安定した状態で搬送することができる。また、任意の数のブレードケースを固定することができ、包装ケース内でブレードケース同士が衝突することもない。
連結部が係合レールによって構成され、被連結部が係合レールに係合する係合凹部によって構成され、係合凹部は、ブレードケースをスライドさせて係合レールと係合凹部とを係合させるように一方向に開口した開口部を備え、係合凹部の側面には、側面から水平方向に突出した一対の抜け止め突起が形成され、係合レールの側壁には、抜け止め突起に係止される係止部が形成されるため、ブレードケースをスライドさせながら係合レールと係合凹部とを係合させることにより、ブレードケース同士を固定することができ、積層が容易となる。
係合レールが、係合レールの基部に向けて幅が狭まる形状に形成され、係合凹部が、係合レールの形状に対応して凹部の底面に向けて幅が広がる形状に形成されるため、ブレードケースがより安定した状態で固定される。
図1に示すブレードケース1は、切削ブレード6を収容するブレード収容室2と、ヒンジ4を介してブレード収容室2に連結される蓋体3とを備えている。図示の例におけるブレードケース1は、全体が透明または半透明のプラスチック等で形成されている。
図1に示すように、ブレード収容室2に収容される切削ブレード6は、アルミニウム等で形成された円形基台60と、円形基台60の中心部に形成され切削装置のスピンドルが挿入される貫通孔61と、円形基台60の外周に固定された切り刃部62とから構成される。切り刃部62は、ダイヤモンド等の砥粒をニッケルメッキ等によって固めて形成されている。
図1に示すように、ブレードケース1を構成するブレード収容室2の内部側には、底面20の周囲に立設された壁部21と、壁部21から内側に窪ませた窪み部22と、窪み部22から外周側に突出した係止突起23と、底面20から上方に突出して形成され切削ブレード6の貫通孔61に遊嵌する円柱状の凸部24と、凸部24の周囲において底面20から上方に突出して切削ブレード6の円形基台60を下方から受け止める円環状の受け止め部25とを備えている。壁部21には、後述する蓋体3の壁部31を係止する段差部21aを備えている。また、ヒンジ4側には、上方に突出した矩形凸部40が形成されている。
図2に示すように、ブレード収容室2の下面2aにおいては、中央部からヒンジ4に向けて開口する開口部26に連通する係合凹部27が形成されている。係合凹部27には、内部側に形成された凸部24(図1参照)に対応する円穴28が形成されている。更に、係合凹部27の側面27aには、側面27aから水平方向に突出した一対の抜け止め突起29が形成されている。
図1に示すように、ヒンジ4を介してブレード収容室2と連結された蓋体3の内部は、天井面30と、その周囲に立設された壁部31と、天井面30の中央部に形成された凹部32と、壁部31から内側に突出して形成された係合突起33とから構成される。
図2に示すように、蓋体3の上面3aには、内側に形成された凹部32に対応する凸状の係合レール34が形成されている。係合レール34の側壁には、ブレード収容室2の抜け止め突起29に係止される係止部35が形成されている。また、ブレード収容室2に形成された矩形凸部40に対応する位置には切り欠き41が形成されている。
図3に示すように、ブレード収容室2と蓋体3とを閉状態とする際には、蓋体3をたたみ、係止突起23に係合突起33を係止させる。こうすることにより、図4に示すように、係止突起23と係合突起33とが係止された部分がストッパー5になり、ストッパー5によってブレード収容室2と蓋体3とが閉状態に維持される。すなわち、ブレード収容室2を構成する係止突起23と蓋部3を構成する係合突起33とで、ブレード収容室2と蓋体3とを閉状態に維持するストッパー5が構成される。閉状態では、矩形凸部40が切り欠き41に収容される。一方、閉状態から蓋体3を開いて開状態とする場合は、矩形凸部40を親指等で押さえると、円滑に閉状態を解除して、蓋体3を持ち上げることができる。
図5に示すように、蓋体3の外側に形成された係合レール34の側壁34aは、係合レール34の基部に向けて、すなわちブレード収容室2に向けて、幅が狭くなっていく傾斜面を形成して係止部35が形成されており、これに対応して、図6に示すように、ブレード収容室2に形成された係合凹部27の側面27aは、凹部27の底面に向けて、すなわち蓋体3に向けて、幅が広がっていく傾斜面を形成して抜け止め突起29が形成されている。すなわち、係合レール34は、係合レール34の基部に向けて幅が狭まる形状に形成され、係合凹部27は、係合レール34の形状に対応して係合凹部27の底面に向けて幅が広がる形状に形成されている。なお、係合レール34の側壁34a及び係合凹部27の側面27aを構成する傾斜面は、湾曲して形成されていてもよい。
複数のブレードケース1を高さ方向に積層させるには、図7に示すように、上方に積層されるブレードケース1aの背面側(ヒンジ4側)を、下方のブレードケース1bの正面側からスライドさせていく。3つ以上のブレードケースを積層させる場合も同様である。
そして、図8に示すように、ブレードケース1a、1b、1c、1dとブレードケースを積層させていくと、下方のブレードケースの蓋部3を構成する係合レール34が、上方のブレードケースの係合凹部27に係合する。
係合レール34の係止部35が、係合凹部27の抜け止め突起29に支持されるため、上下に隣り合うブレードケースが、図7における上下方向及び左右方向に固定された状態となり、上下方向及び左右方向に互いに抜けることがない。また、図2に示した抜け止め突起29の係止突起23側の端部29aが、係止部35の係合突起33側の端部を切り欠いて形成された爪部35aと係合し、図8における前後方向、すなわち紙面に対する垂直方向にも抜けにくい状態となって固定され、ブレードケース同士の不動状態が維持される。すなわち、係合レール34が、上方に積層されるブレードケースを不動状態で連結する連結部となり、係合凹部27は、下方に積層されるブレードケースに不動状態で連結される被連結部となる。
このように、積層されたブレードケース同士が互いに固定され、不動状態が維持されるため、包装ケース等を用いなくても、複数のブレードケースが固定された状態で搬送することができる。また、固定するブレードケースの数は任意であり、包装ケースに収容しなくても、ブレードケース同士が衝突して収容された切削ブレードが破損するということもない。
なお、図2に示した開口部26が開口する方向は、図示の例には限定されず、ブレードケース1をスライドさせて係合レール34と係合凹部27とを係合させることができるように、いずれか一方向に開口していればよい。開口部が形成される場所により、ブレードケースを積層させる際のスライド方向が異なることになる。
また、上記の例では、連結部を構成する係合レール34の側壁34a及び被連結部を構成する係合凹部27の側面27aが斜面となって係止部35及び抜け止め突起29が形成されている場合について説明したが、図9に示すように、連結部を構成する係合レール340の上面が、図9における左右にオーバーハング状態となった形状に形成され、被連結部を構成する係合凹部270が、その係合レール340の形状に対応する形状に形成され、係止部及び抜け止め突起を形成してもよい。
開状態のブレードケースの内部側を示す斜視図である。 開状態のブレードケースの外部側を示す斜視図である。 蓋部の動作を示す説明図である。 閉状態のブレードケースを示す斜視図である。 ブレードケースの正面図である。 図1のA−A線断面図である。 ブレードケースをスライドさせて積層する状態を示す斜視図である。 ブレードケースを積層した状態を示す断面図である。 第二の例におけるブレードケースを積層した状態を簡略化して示す説明図である。
1、1a、1b、1c、1d:ブレードケース
2:ブレード収容室
20:底面 21:壁部 22:窪み部 23:係止突起 24:凸部
25:受け止め部 26:開口部
27、270:係合凹部
27a:側面
28:円穴 29:抜け止め突起
3:蓋体
30:天井部 31:壁部 32:凹部 33:係合突起
34、340:係合レール
34a:側壁
35:係止部
4:ヒンジ
5:ストッパー
6:切削ブレード
60:円形基台 61:貫通孔 62:切り刃部

Claims (1)

  1. 切削ブレードを収容するブレード収容室と、該ブレード収容室にヒンジを介して連結される蓋体と、該ブレード収容室と該蓋体とを閉状態に維持するストッパーとから構成されるブレードケースにおいて、
    該蓋体の上面には、凸状の係合レールによって構成され、上方に積層されるブレードケースを不動状態で連結する連結部が形成され、
    該ブレード収容室の下面には、該係合レールに係合する係合凹部によって構成され、その下方に積層されるブレードケースに不動状態で連結される被連結部が形成され、
    該係合凹部は、該ブレードケースをスライドさせて該係合レールと該係合凹部とを係合させるように一方向に開口した開口部を備え、
    該係合凹部の側面には、該側面から水平方向に突出した一対の抜け止め突起が形成され、
    該係合レールの側壁には、該抜け止め突起に係止される係止部が形成され、
    該係合レールは、該係合レールの基部に向けて幅が狭まる形状に形成され、該係合凹部は、該係合レールの形状に対応して該係合凹部の底面に向けて幅が広がる形状に形成される
    ブレードケース。
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