JP4839659B2 - Icタグ処理装置及び処理方法 - Google Patents

Icタグ処理装置及び処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4839659B2
JP4839659B2 JP2005109391A JP2005109391A JP4839659B2 JP 4839659 B2 JP4839659 B2 JP 4839659B2 JP 2005109391 A JP2005109391 A JP 2005109391A JP 2005109391 A JP2005109391 A JP 2005109391A JP 4839659 B2 JP4839659 B2 JP 4839659B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
electronic information
reading
writing
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005109391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006293450A (ja
Inventor
武司 玉田
将浩 椎木
弘司 徳庵
宏二 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2005109391A priority Critical patent/JP4839659B2/ja
Publication of JP2006293450A publication Critical patent/JP2006293450A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4839659B2 publication Critical patent/JP4839659B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明はICタグ処理装置及び処理方法に関し、特に搬送媒体の上に装着されて搬送されるICタグに対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行なうICタグ処理装置及び処理方法に関する。
記憶装置と通信装置、及びアンテナを備えた無線通信素子は、非接触で電子情報の書込み/読取りを行なうことができる半導体素子で、RF−ID素子などと呼ばれており、クレジットカードなど各種ICカードなどに内蔵され使用されているが、最近は、各種商品に付けるラベルなどにも上記した無線通信素子を装着してその商品に関する各種情報を電子的に記録させておき、必要に応じて記録情報を読み出して商品管理などに使用することが提案されている。
無線通信素子(以下、ICタグという)に電子情報を記録させるためには、搬送される記録紙などの搬送媒体の上にICタグを接着その他の手段で装着し、この搬送媒体を電子情報の読取り及び書込みを行なう読取/書込装置(以下、R/W装置という)を備えたICタグ処理装置を通過させ、R/W装置のアンテナとICタグのアンテナを経由して電子情報の送受信を行い、非接触の状態でICタグに対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行なうものが知られている。
この場合、電子情報の読取り及び/又は書込みを1個のR/W装置で行なうときは、電子情報の読取り及び/又は書込み時間が制約されるため、データ量が大きい電子情報の場合は、電子情報の読取り及び/又は書込みが完了せず、動作が中断してしまう場合がある。このため記録装置に複数のR/W装置を配置し、記録すべき電子情報は予め複数個に分割して複数のR/W装置に割り当てておき、ICタグがそれぞれのR/W装置の通信可能エリアを通過するときに、そのR/W装置に割り当てられた電子情報の読取り及び/又は書込むように構成されているものがある(特許文献1参照)。
また、非接触でICタグに電子情報の読取り及び書込みを行なうR/W装置では、搬送媒体の上のICタグの位置に応じてR/W装置のアンテナの位置を手動で調整する必要があったが、搬送媒体に印字を行なうキャレッジにアンテナを設け、アンテナを記録媒体の搬送方向に直交する方向に走査し、アンテナをICタグの位置に合わせて電子情報の読取り及び/又は書込みを行うものが提案されている(特許文献2参照)。
さらに、回転機構を備えた装置の回転部にワイヤレス通信機能とセンサ機能を備えた無線機器を設け、回転部と非回転部との間で電磁誘導による誘導起電力を発生させて無線機器に電力を供給し、通信機能とセンサ機能を作動させる回転式の無線機器が提案されている(特許文献3参照)。
特開2004−082432号公報。 特開2003−300356号公報。 特開2004−135154号公報。
上記した従来の無線通信機能を備えたICタグでは、搬送される搬送媒体に装着されたICタグに対して通信を行なうとき、ICタグと電子情報の読取り及び書込みを行なうR/W装置との相対位置が刻々と変化している状態で通信を行なうことになるから、通信状態が安定せず、通信エラーが発生する場合があった。
また、R/W装置の通信可能範囲と記録媒体の搬送速度とにより送受信可能な電子情報のデータ容量が決定されてしまうため、データ容量の大きい電子情報を記録するICタグは、取り扱うことができない等の不都合があった。
前記した特許文献1には、データ容量の大きい電子情報を分割して扱うことで、データ容量の大きい電子情報も取り扱い可能であることが開示されているにしても、開示された手段ではICタグとR/W装置との相対位置が刻々と変化するから、通信状態が安定せず通信エラーが発生する場合があるという不都合は解決されていない。
この発明は、上記した課題を解決し、少くとも通信を行なう間はICタグとR/W装置との相対位置が変化しない安定した無線通信環境の下でICタグとR/W装置との間で通信を行い、電子情報の読取り及び/又は書込みができるICタグ処理装置及び処理方法を提供することを目的とする。
この発明は、上記課題を解決するもので、請求項1の発明は、記憶装置と無線通信装置を備えたICタグに対して電子情報の読取り及び書込みを行うICタグ処理装置であって、搬送媒体上に装着された前記ICタグを搬送する搬送装置と、前記ICタグに対して電子情報の読取り及び書込みを行なう読取/書込装置と、制御装置とを備え、前記制御装置は、搬送されるICタグと前記読取/書込装置とを非接触に維持しつつ、搬送されるICタグに対して前記読取/書込装置を、前記ICタグの搬送方向に沿って追従移動させながら安定した通信環境の下でICタグに対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行ない、前記読取/書込装置は、ICタグが搬送される搬送媒体に対して非接触で循環移動する移動装置に取り付けられ、前記制御装置は、ICタグの移動速度に前記読取/書込装置が追従移動するように制御することを特徴とするICタグ処理装置である。
請求項の発明は、記憶装置と無線通信装置を備えたICタグに対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行うICタグ処理方法であって、搬送媒体上に装着された前記ICタグを所定方向に搬送するステップと、搬送されるICタグと読取/書込装置とを非接触に維持しつつ、搬送されるICタグに対して前記読取/書込装置を、前記ICタグの搬送方向に沿って追従移動させながら安定した通信環境の下でICタグに対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行なうステップとを備えており、前記読取/書込装置は、ICタグが搬送される搬送媒体に対して非接触で循環移動する移動装置に取り付けられ、前記電子情報の読取り及び/又は書込みを行なうステップでは、ICタグの移動速度に前記読取/書込装置が追従移動するように制御されることを特徴とするICタグ処理方法である。
以上詳細に説明したとおり、請求項1の発明は、記憶装置と無線通信装置を備えたICタグに対して電子情報の読取り及び書込みを行なうことを特徴とするICタグ処理装置であって、搬送されるICタグと読取/書込装置とを非接触に維持しつつ、搬送されるICタグに対して前記読取/書込装置を、前記ICタグの搬送方向に沿って追従移動させながら安定した通信環境の下で通信を行ない、ICタグに対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行なうものであり、前記読取/書込装置は、ICタグが搬送される搬送媒体に対して非接触で循環移動する移動装置に取り付けられ、ICタグの移動速度に前記読取/書込装置が追従移動するように制御される
また、請求項の発明は、記憶装置と無線通信装置を備えたICタグに対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行うICタグ処理方法であって、搬送媒体上に装着された前記ICタグを所定方向に搬送させ、搬送されるICタグと読取/書込装置とを非接触に維持しつつ、この搬送されるICタグに対して前記読取/書込装置を、前記ICタグの搬送方向に沿って追従移動させながら安定した通信環境の下でICタグに対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行なうものであり、前記読取/書込装置は、ICタグが搬送される搬送媒体に対して非接触で循環移動する移動装置に取り付けられ、ICタグの移動速度に前記読取/書込装置が追従移動するように制御される
これら上記した構成により、少くとも通信を行なう間はICタグとR/W装置との相対位置が変化せず、安定した無線通信環境を確保することができるから、ICタグに対して高速で信頼性の高い電子情報の読取り及び/又は書込みを行うことができる。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、ICタグが装着された搬送媒体の正面図である。後述する無線通信素子(以下、ICタグという)11が、搬送媒体12の移動方向である矢印a方向に沿って一定のピッチp1で装着されている。搬送媒体12は、例えばラベルプリンタなどに使用される連続用紙やその他の記録用紙などであって、搬送媒体12の上に所望の文字等の可視情報を印刷し、後述するICタグ処理装置によりICタグ11に所望の電子情報を記録した後、所定の長さに、例えば図1において鎖線12aの位置で裁断して、商品等に取り付けるICタグ11が装着されたラベルAが完成する。なお、ここではラベルとしたが、カード、タグ、下げ札など類似のものが含まれることは言うまでもない。
また、搬送媒体12は、本実施の形態の例に限定されず、ICタグ11を装着可能なものであればなんでもよい。例えば、連続用紙でなく、カットシートであってもよい。
なお、図1において、ICタグ11の外形線はICタグとそのアンテナ領域を示すもので、ICタグのアンテナの電界強度が、後述する読取/書込装置(以下、R/W装置という)14とそのアンテナ15との間で正常に交信できる所定の信号レベル以上の領域(以下、有効領域という)を示している。また、以下の説明では「ICタグ」という用語にはそのアンテナを含むものとし、ICタグ11の外形線はICタグとそのアンテナ領域が示されているものとする。
図2は、ICタグ11に対して電子情報の読取り及び書込みを行なうICタグ処理装置10の構成を説明する正面図である。搬送媒体12は搬送用モータ17で駆動される搬送ローラ対18、19により矢印a方向に一定速度で移動するように構成され、搬送媒体12の搬送路に接近してICタグ11の先端位置を検出する位置検出センサ24が配置されている。
搬送媒体12が矢印a方向に一定速度で移動すると、その上に一定のピッチp1で装着されているICタグ11も矢印a方向に一定速度で移動し、ICタグ11の先端位置は搬送媒体の搬送路に接近して配置されている位置検出センサ24により検出される。
搬送媒体12のICタグ11が装着されている側には、搬送媒体12から離れた位置にICタグ処理装置10が配置されており、ICタグ処理装置10の内部には、ICタグ11に電子情報の読取り/書込みを行なうR/W装置14及びアンテナ15が、後述する移動装置20に取り付けられている。
ICタグ11は、非接触で電子情報の読取り及び書込みを行なうことができる半導体素子であって、電子情報を記憶する記憶装置のほか無線通信装置とアンテナとを備えた無線通信素子から構成され、R/W装置14との間で無線通信により電子情報の読取り及び書込みを行なう。
R/W装置14は、後述するICタグ処理装置10の制御装置30の入力手段、例えばICタグ処理装置10に接続されたコンピュータ(PC)28、或いは操作パネル29(図4参照)などの入力装置から書込むべき電子情報が入力され、入力された電子情報を無線通信によりICタグ11に書込み、またICタグ11から電子情報を読取る装置であって、入力された電子情報に所要の信号処理を行い、R/W装置14に接続されているアンテナ15に出力し、また、ICタグ11から出力された電子情報をアンテナ15で受信し、コンピュータ(PC)28などに出力するように構成されている。
また、R/W装置14は、搬送媒体12の矢印a方向の移動により移動するICタグ11との通信が正常に行なわれるよう、移動するICタグ11に追従して一定距離だけ移動する移動装置20のアーム22に装着されている。
図3は、移動装置20の構成を説明する平面図である。移動装置20は搬送媒体12から離れて配置されたパルスモータ23と、回転軸21を備えたアーム22とから構成され、アーム22にはR/W装置14が取付けられている。アーム22は、後述する制御装置により制御されるパルスモータ23の回転軸21に固定されている。アーム22は回転軸21の回転により搬送媒体12の上を非接触で一定角度だけ回転(実線で示す初期位置から鎖線で示す位置に回転)するが、後述するように、この回転の間、R/W装置14はICタグ11との間で無線通信によりICタグ11に対し電子情報の読取り/書込みを行い、通信終了後はアーム22は初期位置に復帰するように制御される。
後述する制御装置30は、位置検出センサ24によりICタグ11の先端位置が検出されると、ICタグ11の検出時点と、搬送媒体12の矢印a方向の移動速度(既知の速度)と、R/W装置14のアンテナ15の有効領域とICタグ11のアンテナの有効領域との情報(既知の情報)に基づいて、両者のアンテナの有効領域が重なり正常な通信が行えるタイミングを演算し、また、パルスモータ23によるアーム22の回転開始のタイミングを演算決定する。
ICタグ11の先端位置の検出時点から、先に演算決定された時間が経過してアーム22の回転開始時点に達すると、搬送媒体12の矢印a方向の移動、即ちICタグ11の矢印a方向の移動にR/W装置14が追従するようにパルスモータ23を制御してアーム22を回転させながら、R/W装置14とICタグ11との間で無線通信を行い、ICタグ11に対し電子情報の読取り及び/又は書込みを行う。
アーム22の最大回転角度θは、R/W装置14のアンテナ15の有効領域とICタグ11のアンテナの有効領域とが重なり、正常な無線通信が可能な領域の角度である。アーム22の回転が終了した時、或いはR/W装置14とICタグ11との間での無線通信が終了した時は、パルスモータ23を逆回転させアーム22を初期位置に復帰させる。
図4は、ICタグ処理装置10の制御を行なう制御装置30のブロック図である。制御装置30はCPU31を中心に構成され、CPU31の入出力ポートには、制御用ソフトウエアを格納するROM25、RAM26、EEPROM27、位置検出センサ24、書込むべき電子情報が出力されるコンピュータ(PC)28、操作パネル29が接続される。この他、制御対象機器であるR/W装置14、搬送用モータ17、及びパルスモータ23が接続される。
図5は、上記制御装置30で実行される制御動作を説明するフローチャートである。なお、ここで説明する制御動作は、例示としてICタグへ電子情報を書込む場合の制御動作を示したが、ICタグから電子情報を読取る場合の制御動作も、電子情報の書込みと読取りの相違だけで制御動作は略同様であるから、説明を省略する。
制御動作が開始されると、制御動作の開始信号に基づいて搬送用モータ17をONとして搬送媒体12を駆動してICタグ11の搬送を開始する(ステップP11)。位置検出センサ24によるICタグ11の先端位置の検出を待ち(ステップP12)、検出されたときは位置情報を出力する。
一方、図示しない外部のコンピュータ(PC)から入力された電子情報、或いは操作パネル28等から制御装置30に入力された電子情報に基づいて、ICタグ11に書込むべき情報の編集と情報容量などを設定する(ステップP13)。
設定された電子情報と、位置検出センサ24から出力されたICタグ11の位置情報、及び予め設定されているICタグ11の移動速度(搬送媒体の搬送速度に同じ)に関する情報に基づいて、R/W装置14とICタグ11との間の通信開始のタイミングと通信時間を演算する(ステップP14)。
さらに、前記通信開始のタイミングに関する情報に基づいてパルスモータ23を作動させ、ICタグ11の移動にR/W装置14が追従するようにアーム22を回転させると共に(ステップP15)、R/W装置14とICタグ11との間で無線通信を開始し、先に設定されている電子情報のICタグ11への書き込みを開始する(ステップP16)。
通信予定時間の経過又は電子情報の書き込み終了を示す信号の着信を待ち(ステップP17)、通信予定時間が経過したとき又は情報の書込み終了を示す信号の着信があったときは、次のICタグ11への電子情報の書き込みのため、パルスモータ23を逆回転してアーム22を駆動し、R/W装置14を初期位置に戻す(ステップP18)。
予め設定されていた予定個数のICタグへの電子情報の書き込みが終了したか否かを判定し(ステップP19)、書き込みが終了していないときはステップP12に戻り、次に搬送されるICタグの処理を開始する。ステップP19の判定で、所定個数のICタグへの電子情報の書き込みが終了したときは、所定の終了処理(搬送モータの停止、アームの初期位置への復帰、パルスモータの停止等)を実行し(ステップP20)、ICタグ11への電子情報の書込み処理を終了する。
ここで、R/W装置14による電子情報の書込み可能時間について検討する。まず、電子情報の書込み可能範囲は、R/W装置14のアンテナ15の電界強度とICタグ11のアンテナの電界強度との信号レベルがいずれも所定レベル以上の有効領域が重複する範囲に限られる。具体的には、図3において、ICタグ11が位置R1から位置R2まで距離Lだけ搬送される範囲と、アーム22がICタグ11に追従移動して実線で示す初期位置から鎖線で示す回転終了位置までの範囲で、両者のアンテナの有効領域が重なるとすれば、この範囲が電子情報の書込み可能範囲となる。
従って、ICタグ11が位置R1から位置R2まで距離Lだけ搬送される時間が、R/W装置14による電子情報の書込み可能時間Tとなる。搬送媒体12の搬送速度をVf とすると、電子情報の書込み可能時間Tは、以下の式(1)の通りとなる。
T=L/Vf ・・・・・・・・・・・・・(1)
ICタグ処理装置の設計では、およその電子情報の量を決定して搬送媒体12の搬送速度Vf や、R/W装置14を取り付けるアーム22の寸法、回転軸の位置、アーム上のR/W装置の取り付け位置を決定し、電子情報の量に見合った情報の書込み可能時間を確保するものとするが、電子情報が予想を越えて大量となり、電子情報の書込み可能時間Tを大きくしたいときは、距離Lを大きくするか搬送速度Vf を小さくすればよいが、距離LはICタグ処理装置の構成から決定されて変更が困難であるから、このような場合は搬送速度Vf を小さく設定すればよい。
以上、R/W装置14による電子情報の書込み可能時間を説明したが、R/W装置14による電子情報の読取り時間についても、略同様の考え方で推定することができる。
電子情報の読取り可能範囲は、R/W装置14のアンテナ15の電界強度とICタグ11のアンテナの電界強度との信号レベルがいずれも所定レベル以上の有効領域が重複する範囲に限られる。具体的には、図3において、ICタグ11が位置R1から位置R2まで距離Lだけ搬送される範囲と、アーム22がICタグ11に追従移動して実線で示す初期位置から鎖線で示す回転終了位置までの範囲で、両者のアンテナの有効領域が重なるとすれば、この範囲が電子情報の読取り可能範囲となる。
[第2の実施の形態]
図6は、第2の実施の形態のICタグ処理装置40の構成を説明する正面図で、先に説明した第1の実施の形態のものと同一部材には同一符号を付して詳細な説明を省略し、相違点を説明する。
無線通信素子であるICタグ11は、第1の実施の形態のものと同様に、搬送媒体12の上に一定のピッチp1で装着されており、ICタグ11は搬送媒体12の移動により矢印a方向に一定速度で移動するように構成され、搬送されるICタグ11の先端位置は、位置検出センサ24により検出されるように構成されている。
R/W装置14及びアンテナ15は、駆動ローラ32及び従動ローラ33の間に架設された搬送ベルト34の上に、一定のピッチp2で複数個(図6に示す構成では6個)取り付けられており、パルスモータ35により駆動される搬送ベルト34により、R/W装置14及びアンテナ15は矢印b方向に移動するように構成されている。
R/W装置14へ書込むべき電子情報を入力する手段、及びR/W装置14から読取られた電子情報を出力する手段としては、駆動ローラ32に対向する位置にR/W装置14に接触する接触子39が配置されており、R/W装置14がこの部分を通過するとき、接触子39を介して図示されていない制御装置から書込むべき電子情報が入力され、R/W装置14の内部の記憶装置に格納される。書込むべき電子情報が内部の記憶装置に格納されたR/W装置14は、搬送されるR/W装置14のアンテナ15の有効領域が搬送されるICタグ11のアンテナの有効領域と重なったとき、ICタグ11との間で無線通信を行い、ICタグ11に対して電子情報の書込みを行う。
また、R/W装置14は、搬送されるR/W装置14のアンテナ15の有効領域が搬送されるICタグ11のアンテナの有効領域と重なったとき、ICタグ11との間で無線通信を行い、ICタグ11に記憶されている電子情報を読取り、R/W装置14の内部の記憶装置に格納する。そしてR/W装置14が接触子39の部分を通過するとき、内部の記憶装置に格納された電子情報は、接触子39を介して図示されていない制御装置に出力される。
ICタグ11の搬送媒体12上の取付けピッチp1と、R/W装置14のアンテナ15の搬送ベルト34上の取付けピッチp2とが一致しているときは、搬送ベルト34の矢印b方向の移動速度をICタグ11が装着された搬送媒体の矢印a方向の移動速度と同一速度になるようにパルスモータ35の回転速度を調整することで、格別の支障なしに連続してICタグ11に対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行うことができる。
しかし、ICタグ11の取付けピッチp1とR/W装置14のピッチp2とが一致していない場合は、R/W装置14のアンテナ15の有効範囲がICタグ11のアンテナの有効範囲の外に出て正常に電子情報の読取り及び/又は書込みができなくなったり、既に、電子情報が書込まれている先行するICタグに再度電子情報を書込む可能性や、電子情報の書込みができないICタグが発生する可能性が生じる。電子情報の読取りの場合も、一旦読取った電子情報を再度読取ったり、読取りができないICタグが発生する可能性が生じる。
この対策としては、ICタグ11がR/W装置14と平行して搬送される時だけ、R/W装置14のアンテナ15の向きを調整し、両者間で正常に通信できるように調整することで解決することができる。
また、R/W装置14の矢印b方向の移動速度を調整することでも解決することができる。即ち、搬送媒体の矢印a方向の移動で搬送されるICタグ11の先端位置が位置検出センサ24で検出されると、そのICタグ(以下、説明のため11aとする)に接近しつつあるR/W装置14を情報書込みのR/W装置(以下、説明のため14aとする)として選択し、ICタグ(11a)のアンテナの有効領域とR/W装置(14a)のアンテナの有効領域とが重なるようにパルスモータ35の回転速度を変更し、両者間で正常に通信できるように調整することで解決することができる。なお、先行するICタグ11は既に電子情報の書込み(又は読取り)が終了しているものとする。
この場合、R/W装置14の矢印b方向の移動速度Vr は、以下の式(2)で表すことができる。
Vr =(p2×Vs )/p1・・・・・・・・・(2)
但し、Vr :R/W装置の矢印b方向の移動速度
Vs :搬送媒体の矢印a方向の移動速度
p1:ICタグの取付けピッチ
p2 R/W装置の取付けピッチ
この構成によれば、電子情報の読取り及び/又は書込みが終了した後、R/W装置を初期位置に復帰させる必要がなく、搬送媒体上のICタグの取付けピッチを狭くすることができ、高速で連続してICタグへの電子情報の読取り及び/又は書込みが可能となる。また、搬送媒体の幅方向(搬送方向と直交する方向)に複数のICタグを取り付けることも可能で、同時に多数のICタグへの電子情報の読取り及び書込みが可能となる。
[第3の実施の形態]
図7は、第3の実施の形態のICタグ処理装置50の構成を説明する正面図で、先に説明した第1、第2の実施の形態のものと同一部材には同一符号を付して詳細な説明を省略し、相違点を説明する。
無線通信素子であるICタグ11は、第1の実施の形態のものと同様に、搬送媒体12の上に搬送媒体12の移動方向である矢印a方向に沿って一定のピッチp1で装着されており、ICタグ11は矢印a方向に一定速度で移動するように構成され、搬送されるICタグ11の先端位置は、位置検出センサ24により検出されるように構成されている。
R/W装置14及びアンテナ15は、駆動ローラ32及び従動ローラ33の間に架設された搬送ベルト34の上に、一定のピッチp2で複数個(図7に示す構成では6個)取り付けられており、パルスモータ35により駆動される搬送ベルト34により、R/W装置14及びアンテナ15は矢印b方向に移動するように構成されている。
ICタグ11の搬送媒体12上の取付けピッチp1と、R/W装置14のアンテナ15の搬送ベルト34上の取付けピッチp2とが一致しているときは、搬送ベルト34の矢印b方向の移動速度をICタグ11が装着された搬送媒体の矢印a方向の移動速度と同一速度になるようにパルスモータ35の回転速度を調整することで、格別の支障なしに連続してICタグ11に対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行うことができる。
ICタグ11の搬送媒体12上の取付けピッチp1と、R/W装置14のアンテナ15の搬送ベルト34上の取付けピッチp2とが一致していない場合の対策は、第2の実施の形態で説明した手段と同様の手段、即ち、ICタグ11がR/W装置14と平行して搬送される時だけ、R/W装置14のアンテナ15の向きを調整したり、R/W装置14の矢印b方向の移動速度を調整することで解決する。その詳細は、第2の実施の形態で説明したので、ここでは説明を省略する。
第3の実施の形態のICタグ処理装置50においては、R/W装置14により読取られた電子情報を制御装置のコンピュータ(PC)へ出力する手段、及び制御装置のコンピュータ(PC)からR/W装置14に書込むべき電子情報を入力する手段として、無線通信手段を使用する。
即ち、ICタグ処理装置50には、制御装置のコンピュータ(PC)から入力され、或いは操作パネルなどから入力された書込むべき電子情報に所要の処理を行うと共に一時記憶する記憶装置を備えた記憶処理装置36と、R/W装置14との間で無線通信により情報を伝送する無線通信装置37、及び本体アンテナ38が設けられている。記憶処理装置36、無線通信装置37、及び本体アンテナ38は、R/W装置14により読取られた電子情報を制御装置のコンピュータ(PC)へ出力する手段としても使用される。
記憶処理装置36は、制御装置のコンピュータ(PC)、或いは操作パネルなどから入力された書込むべき電子情報に所要の処理を行うと共に一時記憶しておき、R/W装置14が本体アンテナ38の付近を通過するとき、一時記憶された電子情報を無線通信装置37、本体アンテナ38、R/W装置14のアンテナ15を経由してR/W装置14へ伝送し、R/W装置14の記憶装置に格納する。
書込むべき電子情報が入力されたR/W装置14は、搬送されるR/W装置14のアンテナ15の有効領域と搬送されるICタグ11のアンテナの有効領域とが重なったとき、ICタグ11との間で無線通信を行い、ICタグ11に電子情報を書込む。
また、R/W装置14は、R/W装置14のアンテナ15の有効領域が搬送されるICタグ11のアンテナの有効領域と重なったとき、ICタグ11との間で無線通信を行い、ICタグ11から電子情報を読取り、R/W装置14の記憶装置に格納する。そして、R/W装置14は、R/W装置14が本体アンテナ38の付近を通過するとき、R/W装置14の記憶装置に格納されていた電子情報を、R/W装置14のアンテナ15、本体アンテナ38、無線通信装置37を経由して記憶処理装置36へ伝送し、読取られた電子情報を制御装置のコンピュータ(PC)に出力する。
[第4の実施の形態]
図8は、第4の実施の形態のICタグ処理装置60の構成を説明する正面図で、先に説明した第1、第2、第3の実施の形態のものと同一部材には同一符号を付して詳細な説明を省略し、相違点を説明する。
無線通信素子であるICタグ11は、第1の実施の形態のものと同様に、搬送媒体12の上に搬送媒体12の移動方向である矢印a方向に沿って一定のピッチp1で装着されており、ICタグ11は矢印a方向に一定速度で移動するように構成され、搬送されるICタグ11の先端位置は、位置検出センサ24により検出されるように構成されている。
第4の実施の形態のR/W装置14は、それ自体に取付けられた第1アンテナ15aのほか、保持体16に取付けられた第2アンテナ15bとの2つのアンテナを備えており、R/W装置14の第1アンテナ15aと保持体16の第2アンテナ15bとは、搬送ベルト34上に取付けピッチp2で複数個(図8に示す構成では、R/W装置14、第1アンテナ15a、第2アンテナ15bは、それぞれ3個)取付けられており、パルスモータ35により駆動される搬送ベルト34により、R/W装置14及びアンテナ15a、保持体16及び第2アンテナ15bは、矢印b方向に移動するように構成されている。
ICタグ11の搬送媒体12上の取付けピッチp1と、R/W装置14のアンテナ15a及び15bの搬送ベルト34上の取付けピッチp2とが一致しているときは、搬送ベルト34の矢印b方向の移動速度をICタグ11が装着された搬送媒体の矢印a方向の移動速度と同一速度になるようにパルスモータ35の回転速度を調整することで、格別の支障なしに連続してICタグ11に対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行うことができる。
ICタグ11の搬送媒体12上の取付けピッチp1と、R/W装置14の第1アンテナ15a及び第2アンテナ15bの搬送ベルト34上の取付けピッチp2とが一致していない場合の対策は、第2の実施の形態で説明した手段と同様の手段、即ち、ICタグ11がR/W装置14と平行して搬送される時だけ、R/W装置14のアンテナ15a、15bの向きを調整したり、或いはR/W装置14の矢印b方向の移動速度を調整することで解決する。その詳細は、第2の実施の形態で説明したので、ここでは説明を省略する。
第4の実施の形態のICタグ処理装置60においても、R/W装置14により読取られた電子情報を制御装置のコンピュータ(PC)へ出力する手段、及び制御装置のコンピュータ(PC)からR/W装置14に書込むべき電子情報を入力する手段として、無線通信手段を使用する。
即ち、ICタグ処理装置60には、制御装置のコンピュータ(PC)から入力され、或いは操作パネルなどから入力された書込むべき電子情報に所要の処理を行うと共に一時記憶する記憶装置を備えた記憶処理装置36と、R/W装置14との間で無線通信により情報を伝送する無線通信装置37、及び本体アンテナ38が設けられている。記憶処理装置36、無線通信装置37、及び本体アンテナ38は、R/W装置14により読取られた電子情報を制御装置のコンピュータ(PC)へ出力する手段としても使用される。
ICタグへの電子情報の書込みについて説明する。記憶処理装置36は、制御装置のコンピュータ(PC)、或いは操作パネルなどから入力された書込むべき第1の電子情報、第2の電子情報に所要の処理を行うと共に一時記憶しておくものとする。また、R/W装置14の記憶装置は、アンテナ15a、15bに対応して第1及び第2の2つの記憶領域を備えているものとする。
R/W装置14が本体アンテナ38の付近を通過するとき、記憶処理装置36に一時記憶されていた第1及び第2の電子情報は、無線通信装置37、本体アンテナ38、R/W装置14のアンテナ15a又は15bを経由してR/W装置14へ伝送され、R/W装置14の記憶装置に格納される。即ち、書込むべき第1の電子情報がR/W装置14の記憶装置の第1の記憶領域に、第2の電子情報が第2の記憶領域に格納される。なお、第1、第2の電子情報は同一内容であっても、異なる内容であってもかまわない。
搬送されるR/W装置14のアンテナ15aの有効領域が先に搬送されるICタグ11のアンテナの有効領域と重なったとき、先に搬送されるICタグ11との間で無線通信が行なわれ、第1の電子情報が先に搬送されるICタグ11に書込まれる。
また、R/W装置14のアンテナ15bの有効領域が後から搬送されるICタグ11のアンテナの有効領域と重なったとき、後から搬送されるICタグ11との間で無線通信が行なわれ、第2の電子情報が後から搬送されるICタグ11に書込まれる。
ICタグからの電子情報の読取りについて説明する。前記したように、R/W装置14の記憶装置は、アンテナ15a、15bに対応して第1及び第2の2つの記憶領域を備えている。搬送されるR/W装置14のアンテナ15aの有効領域が先に搬送されるICタグ11のアンテナの有効領域と重なったとき、先に搬送されるICタグ11との間で無線通信が行なわれ、先に搬送されるICタグ11の第1の電子情報が読取られてR/W装置14の記憶装置の第1の記憶領域に格納される。
また、R/W装置14のアンテナ15bの有効領域が後から搬送されるICタグ11のアンテナの有効領域と重なったとき、後から搬送されるICタグ11との間で無線通信が行なわれ、後から搬送されるICタグ11の第2の電子情報が読取られてR/W装置14の記憶装置の第2の記憶領域に格納される。
そして、R/W装置14が本体アンテナ38の付近を通過するとき、R/W装置14の記憶装置の第1の記憶領域に格納されている第1電子情報がアンテナ15a、本体アンテナ38、無線通信装置37を経由して記憶処理装置36へ伝送されて記憶処理装置36に一時記憶される。また、第2の記憶領域に格納されている第2電子情報がアンテナ15b、本体アンテナ38、無線通信装置37を経由して記憶処理装置36へ伝送されて記憶処理装置36に一時記憶される。一時記憶された第1及び第2電子情報は、制御装置のコンピュータ(PC)に出力される。
上記した構成では、第1アンテナ15a及び第2アンテナ15bの2つのアンテナを1個のR/W装置14に接続し、搬送されるICタグの位置に応じて、2つのアンテナを切換えて電子情報の読取り及び/又は書込みを行う構成を示したが、R/W装置に接続されるアンテナの数は2つに限られるものではなく、3又はそれ以上であっても可能である。このとき、R/W装置の記憶装置はアンテナの数に対応した数の記憶領域を設けるものとする。
上記した構成により、R/W装置の設置数を減らすことが可能となり、また、同時に複数のICタグに対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行うことができるから、製造コストを低減できるばかりでなく、処理速度を高めることができる。
記憶装置と無線通信装置を備えたICタグに対して電子情報の読取り及び書込みを行うICタグ処理装置であって、搬送されるICタグに対して読取/書込装置(R/W装置)を追従移動させて通信を行うとき、所定の信号強度範囲にあるときに電子情報の読取り及び/又は書込みを行うので、高速で信頼性の高いICタグ処理装置を提供することができる。
第1の実施の形態のICタグが装着された搬送媒体の正面図。 第1の実施の形態のICタグ処理装置の構成を説明する正面図。 第1の実施の形態のR/W装置の移動装置を説明する平面図。 第1の実施の形態のICタグ処理装置の制御を行なう制御装置のブロック図。 第1の実施の形態の制御装置で実行される制御動作を説明するフローチャート。 第2の実施の形態のICタグ処理装置の構成を説明する正面図。 第3の実施の形態のICタグ処理装置の構成を説明する正面図。 第4の実施の形態のICタグ処理装置の構成を説明する正面図。
符号の説明
10、40、50、60 ICタグ処理装置
11 ICタグ(無線通信素子)
12 搬送媒体
12a 鎖線(ラベルの裁断線)
14 R/W装置(読取/書込装置)
15 アンテナ
15a、15b アンテナ
16 保持体
17 搬送用モータ
18、19 搬送ローラ対
20 移動装置
21 回転軸
22 アーム
23 パルスモータ
24 位置検出センサ
25 ROM
26 RAM
27 EEPROM
28 コンピュータ(PC)
29 操作パネル
30 制御装置
31 CPU
32 駆動ローラ
33 従動ローラ
34 搬送ベルト
35 パルスモータ
36 記憶処理装置
37 無線通信装置
38 本体アンテナ
39 接触子

Claims (2)

  1. 記憶装置と無線通信装置を備えたICタグに対して電子情報の読取り及び書込みを行うICタグ処理装置であって、
    搬送媒体上に装着された前記ICタグを搬送する搬送装置と、
    前記ICタグに対して電子情報の読取り及び書込みを行なう読取/書込装置と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、搬送されるICタグと前記読取/書込装置とを非接触に維持しつつ、搬送されるICタグに対して前記読取/書込装置を、前記ICタグの搬送方向に沿って追従移動させながら安定した通信環境の下でICタグに対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行ない、
    前記読取/書込装置は、ICタグが搬送される搬送媒体に対して非接触で循環移動する移動装置に取り付けられ、前記制御装置は、ICタグの移動速度に前記読取/書込装置が追従移動するように制御すること
    を特徴とするICタグ処理装置。
  2. 記憶装置と無線通信装置を備えたICタグに対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行うICタグ処理方法であって、
    搬送媒体上に装着された前記ICタグを所定方向に搬送するステップと、
    搬送されるICタグと読取/書込装置とを非接触に維持しつつ、搬送されるICタグに対して前記読取/書込装置を、前記ICタグの搬送方向に沿って追従移動させながら安定した通信環境の下でICタグに対して電子情報の読取り及び/又は書込みを行なうステップと
    を備えており、
    前記読取/書込装置は、ICタグが搬送される搬送媒体に対して非接触で循環移動する移動装置に取り付けられ、
    前記電子情報の読取り及び/又は書込みを行なうステップでは、ICタグの移動速度に前記読取/書込装置が追従移動するように制御されること
    を特徴とするICタグ処理方法。
JP2005109391A 2005-04-06 2005-04-06 Icタグ処理装置及び処理方法 Expired - Fee Related JP4839659B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005109391A JP4839659B2 (ja) 2005-04-06 2005-04-06 Icタグ処理装置及び処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005109391A JP4839659B2 (ja) 2005-04-06 2005-04-06 Icタグ処理装置及び処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006293450A JP2006293450A (ja) 2006-10-26
JP4839659B2 true JP4839659B2 (ja) 2011-12-21

Family

ID=37413995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005109391A Expired - Fee Related JP4839659B2 (ja) 2005-04-06 2005-04-06 Icタグ処理装置及び処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4839659B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4799050B2 (ja) * 2005-05-31 2011-10-19 株式会社サトー 印字装置
JP2007047955A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Brother Ind Ltd 無線タグ情報通信装置
JP2014071560A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Nec Embedded Products Ltd 記録装置、記録方法およびプログラム
CN106771702B (zh) * 2016-11-14 2019-03-19 公安部第三研究所 一种移动状态下的rfid标签抗介质干扰性能测试系统及方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000090214A (ja) * 1998-09-10 2000-03-31 Toshiba Corp 無線情報処理装置
JP3506979B2 (ja) * 1999-11-25 2004-03-15 京セラケミカル株式会社 データキャリアシステム
JP3953389B2 (ja) * 2002-08-26 2007-08-08 キヤノンファインテック株式会社 記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006293450A (ja) 2006-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006302181A (ja) Icタグ処理装置及び処理方法、並びにプリンタ
JP4504053B2 (ja) 非接触idタグ書き込み装置
US10241492B2 (en) Label processing apparatus
JP7009242B2 (ja) データ書込装置
JP4839659B2 (ja) Icタグ処理装置及び処理方法
JP2006318078A (ja) 無線タグ検出システムおよび無線タグの検出方法
JP6132800B2 (ja) Icタグ発行装置
US20190009580A1 (en) Media unit leveling assembly for media processing devices
JP4484834B2 (ja) 粘着テープ印刷装置
JP2006293461A (ja) Icタグ処理装置及び処理方法
EP3790108A1 (en) Antenna and rfid tag issuing apparatus
JP4949992B2 (ja) プリンタ
JP2022012248A (ja) Rfidタグ通信装置
US20120224223A1 (en) Printer and data writing method in the printer
US20150178527A1 (en) Rfid tag issuing device
JP4844373B2 (ja) 用紙搬送装置
JP6124830B2 (ja) Icタグ発行装置及びicタグ発行方法
JP2005107991A (ja) プリンタ装置
JP4014852B2 (ja) 非接触icライタ搭載記録装置
WO2015068435A1 (ja) Rfidタグの読書き方法および読書き装置
JP7075920B2 (ja) Icタグ発行方法及びicタグ発行装置
CN111746160B (zh) 卡片搬运装置
JP2006209375A (ja) 印刷装置
JP6231930B2 (ja) Icタグ発行装置
JP6462031B2 (ja) Icタグ発行方法およびicタグ発行装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080319

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110204

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110422

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110816

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees