JP4837914B2 - デュアルバンド耐曲げ性光導波路 - Google Patents

デュアルバンド耐曲げ性光導波路 Download PDF

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Description

本発明は、1300〜1620nmの波長帯において動作する低下井戸光導波路に関する。特に、本発明は、一般的な長距離電気通信ファイバーなどの大きなモードフィールド径ファイバーを整合させるモードフィールド径(MFD)を有したまま、最小の曲げ損失を有する、強い曲げ環境において動作することが可能な単一モードファイバーのデュアル波長帯設計に関する。
光ファイバーは、電気通信データが全世界で接続されている主要回線の一部を形成する。光ファイバーは典型的には、クラッディングによって同心円状に囲まれたコア領域を備える。「ダブルクラッド」設計として周知のいくつかのファイバー設計は、内側クラッディングを有し、次に外側クラッディングによって囲まれたコア領域を囲む。外側クラッディングは同様に外部媒体によって囲まれる。
このようなダブルクラッド導波路設計のパラメータは通常、以下の通りである。
従属パラメータ
MFD 動作モードフィールド径
λ 動作波長
λc 第2モードカットオフ波長
独立パラメータ
co コア領域の単一有効(屈折率)ステップ近似から形成されたコア半径
ic 内側クラッディング半径
W 内側クラッディング領域の単一有効ステップ近似から形成された内側クラッディング幅(ric−rco
oc 外側クラッディング半径
co コア領域の単一有効ステップ近似から形成されたコア屈折率
ic 内側クラッディング領域の単一のステップ近似から形成された内側クラッディング屈折率
oc 外側クラッディング屈折率
ext 外部媒体屈折率
+Δ=(nco−noc)/noc
−Δ=(nic−noc)/noc
ΔTot=|(+Δ)|+|(−Δ)|
光信号が光ファイバー中を移動するとき、信号は、材料の効果と導波路の効果との両方のために、減衰される。導波路の効果は、光学曲げ損失、マイクロベンド損失およびマクロベンド損失の2つのカテゴリーを包含する。
光ファイバー電気通信産業の初期に、最初の大規模商用システムは、1300nmの動作波長λにおいて動作するように設計されたが、その理由は、それがシリカファイバーの比較的低い光学吸収損失および非常に低い色分散の領域であるからである。その1300nmの波長範囲で動作する光検知器および半導体レーザー光源を製造するための技術が開発された。1300nmにおいて動作するように設計された光ファイバーを含有する何千マイルもの埋設および海中ケーブルが設置された。
しかしながら、シリカファイバーの本質的光学吸収損失は1550nmにおいてさらにより低いことが周知であった。このより低い損失は、光路に沿って信号を増幅および増強するために必要とされた遠隔から電力供給される埋設または海中中継局の数を低減するので、長距離の電気通信回線において大きな利点である。最終的に、1550nmにおいて動作する光源および検知器が開発され、この動作波長に基づいたファイバーシステムが設置され始めた。
一般に、光ファイバーシステムを確立する時の最も大きな経費の1つは、ケーブルを埋設または設置することである。1550nmのシステムへの今後の切り替えを予想して、ファイバー供給元は、コーニング(Corning)SMF−28TM単一モードファイバーなど、1300nmまたは1550nmの両方において動作することができる電気通信光ファイバーを製造し始めた。このファイバーは、1300nm〜1550nmのデュアルバンド帯において8.2マイクロメータの代表的なコア直径および9〜10ミクロンのMFDを有する。このファイバーは、0.0035の外側クラッディングよりも大きな(正規化または相対的)コア屈折率(+Δ=(nco−noc)/noc)を有する有効ステップインデックスコアによる「整合クラッド」設計として周知である。
最初の光ファイバー電気通信システムは、電話会社の1つの電話局から別の電話局までの「長距離の」適用に限定されていた。最近の傾向は、電話局から外へ光ファイバー(fiber optics)を延ばし、商業ビルの「構内まで光ファイバーで接続」および「デスクトップまで光ファイバーで接続」、および住宅地域の「近所まで光ファイバーで接続」、そして最終的に「家庭まで光ファイバーで接続」を提供することである。この傾向の実施の1つの例は、米国特許第5,757,997号明細書など、いくつかの特許に示されるように、ミネソタ州、セントポールの3Mカンパニー(3M Company(St.Paul,MN))によって製造された、ボリション(Volition)TMVF−45光ファイバーコネクタと構内「配線」システムである。このシステムのコネクタ設計は、2つの光ファイバー間の接合力および確実なアラインメントを提供する曲がった無被覆光ファイバー端のスプリング力に依存する。
これらのようなコネクタの光学損失を最小にするために、両方のファイバーが同じ波長において動作し且つその波長においてほぼ同じモードフィールド径(MFD)を有するように設計されることは重要である。このようなコネクタについては、長距離ケーブルのために2つの光ファイバーを溶融接合する時に実施できるようにコアドーパントの高温拡散によって2つのファイバー端のMFDを調節することは実用的ではない(例えば、EP1094346 A1号明細書を参照のこと)。
長距離電気通信のファイバーは典型的には、大きな多ファイバケーブル中で比較的真っ直ぐに維持され、従って、ファイバー設計の臨界曲げ半径(典型的には25mm〜12.5mmの範囲)を超えることによる光のマクロベンド損失から保護される。小さな単一または二重光ファイバー・ケーブルを備えることがある商業ビルまたは住宅用ビル中に設置された光ファイバーシステムについては、壁内の引き回しと光ファイバーの壁引出しをコンピュータまたは他の装置に接続することができるジャンパケーブルとの両方のために、より小さな半径の曲げに(光学的および機械的に)ファイバーが耐えることが非常に望ましい。又、ボリションTMVF−45光ファイバーコネクタにおいて用いられた光ファイバー端に生じた曲がりは、標準単一モード電気通信ファイバーが用いられる時に光学損失の原因になる場合がある。
上に記載したように、光学曲げ損失の2つのカテゴリーは、マイクロベンド損失およびマクロベンド損失である。ファイバーの長さが曲線に曲げられる時にマクロベンド損失が生じ、一部の光がファイバーのクラッディング中にコアから放射されて減損される。マイクロベンド損失は、ファイバーの表面に加えられた集中的な圧力または応力の結果として生じる。ファイバーに局部的圧力および応力点がかかる時、例えば、ファイバーが(研摩紙など)粗いテクスチャー化表面に対して押し付けられる場合、マイクロベンド損失が生じる。ファイバーの外面が隆起点に対して押し付けられるとき、非常に硬質であるコーティングは、これらの応力をコアに伝達し、散乱損失をもたらす場合がある。マイクロベンド損失は通常、ファイバーの長さが短いためにごくわずかである。
ガラスファイバーの表面に比較的軟質の低弾性率内側コーティングを提供することによって、かかる応力を低減させてもよい。しかしながら、単一モードファイバーをコネクタ内の別のファイバーと正確に整列するために、通常、このようなコーティングをファイバー端から除去する。次いで、剥離されたファイバー端は、摩耗および湿分のため、折損する可能性がある。
この問題に対する1つの解決は、米国再発行特許第36,146号明細書に記載されているように、ガラスコア、ガラスクラッディング、ポリマークラッディング(GGPファイバー)構造を有するファイバーである。本出願において、共通の発明者の米国特許第5,381,504号明細書または同再発行第36,146号明細書、および米国特許出願第09/973,635号明細書(「小径の強力光ファイバー(“Small Diameter, High Strength Optical Fiber”)」)、米国特許出願第09/721,397号明細書、「高湿度/高温環境における改良された強度を有する光ファイバー(“Optical Fiber With Improved Strength In High Humidity/High Temperature Environments”)」、1999年11月23日に出願された米国仮出願60/167,359号明細書、東レ社(Toray Industries,Inc.)の米国特許第5,644,670号明細書、または昭和電線電纜株式会社(Showa Electric Wire & Cable Co.,Ltd.)の米国特許第6,269,210 B1号明細書において特許請求されたコーティング材料の何れかとして「GGP」コーティングを定義する。
これらのコーティング材料は典型的には、55以上のショアーD硬度、または室温において50kg/mm2〜250kg/mm2のヤング弾性率を有し、それらは光ファイバーの最外側ガラス表面に強固に付着する。それらは典型的には、それらの外面が光ファイバーのコアと十分に同心状であるように適用され、GGP被覆ファイバーが代表的な光ファイバー機械コネクタ中に配置されて第2のファイバーに光学的に接続されるとき、光学損失は、GGP被覆光ファイバーと同じ外径を有する無被覆ファイバーを使用する似た接続についてほど著しく大きくない。「GGP3」コーティングは、1999年11月23日に出願された米国仮出願60/167,359号明細書に基づいた、共通の発明者の米国特許出願第09/721,397号明細書、「高湿度/高温環境において改良された強度を有する光ファイバー」に開示されたGGP3.1およびGGP3.2を包含するように定義される。これらの材料は概して、加水分解してHFまたはフッ化物イオンを放出しないヨードニウムメチド塩などの光開始剤で硬化された紫外線硬化性組成物である上記の定義によるGGPコーティングである。GGP3.2Mコーティングは、ヨードニウムメチド光開始剤を更に含有する、米国特許出願第09/721,397号明細書に開示されるような調合物GGP3.2によるGGP3コーティングとして定義される。
GGPファイバーにおいて、光ファイバーのガラス部分は標準125マイクロメータ外径より小さく、粘着性で非常に同心状、比較的硬質のポリマー層を付加して、結線作業(connectorization)のために同心性を維持したまま標準125マイクロメータの直径までファイバーの直径をもたらす。前記構造体を低弾性率コーティング中でケーブル接続してマイクロベンド損失を最小にするが、低弾性率コーティングを結線作業のために剥離除去するとき、ファイバーの外側ガラス表面は露出または損傷されない。
又、GGPコーティングは、引掻きや、湿分による機械的強度の低下からのガラス表面の保護を提供する。「ボリションTM」単一モード製品において用いられた現在のファイバーは、コーニングのSMF−28製品と相互接続するように設計され、すなわち、それは同じ第2モードカットオフ特性(<1260nm)、同じモードフィールド径(1300nmにおいて9.2ミクロンおよび1550nmにおいて10.4ミクロン)および似た減衰(<0.55dB/km)を有する。主な相違は、この「ボリションTM」ファイバーが100ミクロンのガラス径と、標準コネクタフェルールに適合させて標準ファイバーに結合するための、125ミクロンの剥離ファイバー直径をもたらす「永久」一次コーティングを含めた3つのコーティングとを有することである。SMF−28ファイバーは、125ミクロンのガラス径の上に2つの可剥性コーティングを有する。SMF−28ファイバー上のこれらの非永久コーティングが除去されると、外側ガラスファイバーの表面は水および機械的摩耗の分解作用を受けやすいが、「ボリションTM」ファイバーはその「永久」一次コーティングによって保護されたままである。しかしながら、SMF−28ファイバーは、超低減衰のために設計され、長距離電気通信ネットワークにおいて中継器/増幅器の必要を最小にするように設計された。SMF−28に整合させることによって加えられた制限条件は、整合クラッドSMF−28設計の高いMFDに本質的な、得られた好ましくない曲げ性能である。
低減衰が基本的な駆動機構ではない比較的短距離の適用についても、SMF28設計は、より長い波長においてファイバーの耐曲げ性に望ましくない下限−1インチの最小直径、をもうける。SMF−28にモード整合される整合クラッド屈折率ファイバーがVF45コネクタによって提供されるような強い曲げの適用においてかなり低い損失をもたらす場合があるが、それは、単一波長−1300nmまたは1550nmのどちらか−に限定されており、好ましくは、非常に注意深く制御された第2モードカットオフ波長を有し、必要な強いモード閉じ込めを提供する。SMF−28と、上記のボリションTMファイバーとは、1300nmにおいて十分な耐曲げ性を提供するが、1550nmにおいては提供しない。
良好な曲げ損失を有する1550nmの帯域においてだけSMF−28にモード整合される別の整合クラッドファイバー設計が可能であるが、それは製造の見地からそれほど望ましくなく、将来の交換/アップグレードに対する融通性を小さくする。
最も厳しい曲げ損失の要求条件を有する光ファイバーには、光ファイバー誘導ミサイル(FOG−M)、軍用テザード武器(tethered weapons)の適用がある。ここでは、画像化データをオペレータに戻し、又、誘導信号をミサイルに搬送する光ファイバーが、小さなスプールまたはボビンに保管される。スプールに保管されたファイバーの多くの湾曲部の曲がりに加えて、ミサイルが発射される時にミサイルに取付けられたファイバーがスプールを出る決定的な地点において極端な曲がりがある。テザード武器の適用において用いられたファイバーの設計は、小さなMFD(1550nmにおいて〜4−7マイクロメータ)を有するファイバーを設計することによって、光信号をファイバーコア中に非常に強く閉じ込めたままにすることに力を注いでいる。いくつかの設計は、より広い範囲の動作波長を提供するコアの周りの低下屈折率井戸を備える(いわゆる「W」ファイバー)。高整合クラッド屈折率設計はまた、単一波長において動作するように設計される場合、適度な耐曲げ性を提供することができる。低下井戸、小さなMFDファイバーの例が、米国特許第4,838,643号明細書および同5,032,001号明細書に記載されている。
これらのファイバーは、低い曲げ損失の要求条件を満たすが、それらの小さなMFDのために、低コストの、大きな(>8.0ミクロン)MFD電気通信ファイバーへの結線作業に不適当である。これらのファイバーのデュアル波長型は、最も小さいMFD、従って、最も大きいMFD不整合を有し、関連コネクタ損失のため、本発明のファイバーの所期の適用に不適当である。これらのファイバーは、多数のプラグ接続式/取り外しの適用の選択項目ではない、MFDの不整合を除くために溶融接合または熱処理され得るにすぎない。
一般に、マクロベンドまたは他の外的影響によってそれほど影響されない、より強く閉じ込められた光学モードを両方が示すので、比較的小さいMFDを有するファイバー設計は、所定の波長において比較的高いNAを有する。MFD、マクロベンド損失、および第2モードカットオフ波長の間の関係が、米国特許第5,608,832号明細書、同5,278,931号明細書、およびそれらの中の文献に記載されている。
従って、1300nmまたは1550nmのどちらかにおいて動作可能であり、コーニングSMF−28TM単一モードファイバーなどの電気通信ファイバーのモードフィールド径とほぼ整合するモードフィールド径を有することができ、2分の1インチ(または12mm)より小さい曲げ半径を有する長い曲げに機械的および光学的に耐えることができる、構内配線用および前記構内配線に装置を接続するために用いられるパッチケーブル用の光ファイバーが必要とされている。パッチコードファイバーは1300nmまたは1550nmのどちらかで作動するのが好ましい。それらが接続される特定場所の通信システムは、特に、これらがコーニングSMF−28TMなどのファイバーをベースとしている場合、いずれかの(または両方の)波長において動作することができる。又、新しい光ファイバーを配設せずに1300nmのコーニングSMF−28TMシステムを1550nmのシステムにアップグレードすることができ、アップグレードの一部としてすべての新しいパッチコードを購入することは望ましくない。
本発明によるファイバーは、大きいMFD(1550nmにおいて>9マイクロメータ)設計において強い耐曲げ性を提供し、それは、最小の接続損失を有する他の大きいMFDのファイバーにそれらを溶融接続するかまたは機械的に接続することを可能にする。
本発明による光導波路は、屈折率ncoおよび半径rcoを有するコアと、屈折率nicおよび外半径ricを有する、前記コアを横方向に囲む内側クラッディングと、屈折率nocを有する、前記内側クラッディングを横方向に囲む外側クラッディングと、狭い低下井戸と、を含み、nco>noc>nicである。低下井戸内側クラッド半径ricの、コア半径rcoに対する比の範囲が2.4〜3.0である。前記導波路は、0.0014〜0.0021の+Δ、−0.0021〜−0.0034の−Δ、0.0043〜0.0049のΔTotを有する。
典型的な実施態様の1つにおいて、光導波路が、2.7の低下井戸の、コア直径に対する比、0.0019の+Δ、−0.0028の−Δ、0.0047のΔTotを有する。本発明による導波路の典型的なコア直径は10〜12マイクロメータである。典型的な動作波長範囲が1300〜1550nmであり、第2モードカットオフ波長が1300nmより小さい。典型的なMFDは、1300nmにおいて測定した時に8.8〜9.6ミクロン、1550nmにおいて測定した時に9.6〜11.2ミクロンである。
本発明による典型的なファイバーの曲げ損失が1300nmにおいて0.635cmの90度曲げで測定した時に0.05dB以下であり、1550nmにおいて0.635cmの−90度曲げで測定した時に0.2dB以下である。別の典型的な実施態様が、1550nmにおいて0.635cmの90度曲げで測定した時に0.2dB以下の曲げ損失を示す。さらに別の典型的な実施態様が、1620nmにおいて0.635cmの90度曲げで測定した時に0.3dB以下の曲げ損失を有する。
特定の典型的な実施態様において、光導波路は、ガラスコアおよびクラッディングを有し、導波路がさらに、ガラス導波路の外面に永久接着された硬質ポリマーを含有する。このような硬質ポリマーの別の組成物が、GGP、GGP3、およびGGP 3.2Mを含有する。前記導波路が硬質ポリマーをコートする軟質ポリマー材料をさらに含有してもよく、そこにおいて、軟質ポリマー材料が、デソライト(Desolite)3471−3−14、デソライト3471−1−152A、およびシンエツ(Shin−Etsu)OF−206から選択されたコーティングを含んでもよい。
典型的な実施態様の内側クラッディングはフルオロケイ酸塩、ホウケイ酸塩、フルオロケイ酸リン、ホウケイ酸リン、フルオロケイ酸ゲルマニウムまたはホウケイ酸ゲルマニウム組成物を含有してもよい。
光導波路は、単一モードデュアルバンド光ファイバーなどの光ファイバーであってもよい。本発明による導波路を備える光デバイスもまた考察される。
上に記載したように、SMF−28ファイバーの低減衰設計は、強い曲げの適用において大きな曲げ損失をもたらす。本発明は、1300および1550nm帯域の両方においてSMF−28にモード整合され、1300および1550nmの両方において良好な曲げ損失を有する、光ファイバーなどの光導波路に関する。
図1が、本発明によって構成された光ファイバー10を示す。光ファイバー10が、保護コーティング20およびバッファ30を備える。光ファイバー10がコア12、内側クラッディング14、および外側クラッディング16をさらに備える。コア12、内側クラッディング14、および外側クラッディング16は、典型的にはガラスで構成されるが、又、どんな適した材料で構成されてもよい。クラッディング14および16が、フルオロポリマー、フルオロエラストマー、およびシリコーンなど、ガラス以外の材料から構成されてもよい。1つの付加的なガラス層18が、ガラスコアおよびクラッディングを同心円状に囲む。層18は、一般に石英ガラスを含む、初期プリフォーム管から圧潰された原支持材料である。
保護コーティング20は以下に記載したGGPコーティングであり、層18を囲む。
バッファ30が、例示した特定の実施態様において内側弾性層22および外側硬質層24を備える光ファイバー10を長手方向に密封する。内側弾性層22が光ファイバー10にマイクロベンド損失に対する保護を提供するが、外側硬質層24が、下にある層を摩耗および機械的損傷から保護する。
図2が、本発明による光ファイバー10の実施態様の直径に沿う屈折率プロファイルをグラフで示す。図3が、同じファイバーの曲げ半径の関数としての減衰対波長のグラフである。光ファイバー10は、円筒状断面を有する単一モード非被覆光ファイバーである。本発明の他の実施態様が、マルチモードファイバー、コーティングを有するファイバー、および本技術分野において周知の異なった断面の幾何学的形状を有するファイバーを含めてもよいことは理解されるはずである。
光ファイバー10が、屈折率ncoを有する材料で構成されている、第1の横断寸法または直径2rcoを有するコア12を備える。幅W、(ric−rco)、内側クラッディングまたはバリア半径ricおよび屈折率nicを有する内側クラッディング14が、コア12を横方向に囲む。屈折率nocを有する外側クラッディング16が、内側クラッディング14を横方向に囲む。
光ファイバーを囲む空気または他の外部媒体またはクラッディングの屈折率がnextとして示される。
代表的な整合クラッドファイバーと異なり、光ファイバー10は低下内側クラッディング構成を有する。図2から理解できるように、ファイバー10についてはコアncoの屈折率は、外側クラッディングnocの屈折率より大きい絶対値を有する。そして次に、外側クラッディングの屈折率は内側クラッディングの屈折率nicより大きい絶対値を有する。したがって、nco>noc>nic
coとnicとnocとnicとの間の差が幅Wおよび深さΔn−の屈折率プロファイル低下井戸をもたらし、Δn−=noc−nicである。ncoとnocとの間の差がΔn+として定義され、Δn+=nco−nocである。コア屈折率プロファイル、Δnの全高は、nco−nic=Δn−+Δn+に等しい。正規化された屈折率デルタの式は、
+Δ=(nco−noc)/noc
−Δ=(nic−noc)/nocおよびΔTot=|(+Δ)|+|(−Δ)|
であり、上式中、ncoがコアの有効ステップインデックスであり、nicが内側クラッディング(低下井戸または堀)の屈折率であり、nocが外側クラッディングの屈折率である。
実験データ
実施例1
本発明による光ファイバーの典型的な実施態様の1つは、以下の材料の組成を有する。
コア 低濃度にドープされたケイ酸ゲルマニウムガラス(2.5モル%のGeO2
内側クラッディング フルオロケイ酸リン(約0.1モル%のP25および3.4モル%のF)
外側クラッディング 溶融シリカ(100モル%)
上に記載した材料の組成を有するプリフォームを、19×25mmの溶融シリカ管を使用して改良化学蒸着(MCVD)法を用いて製造するために、最初に、SiCl4、POCl3、およびSiF4をそれぞれ、700、100および110の標準cc/分のフローで18のクラッディング層を蒸着した。この後に、SiCl4およびGeCl4のそれぞれ、164および92標準cc/分からなる10のコア層を蒸着し、その後、2回の圧潰工程および1回のシール工程を実施し、16.2mmのプリフォーム径をもたらした。25.4mmの最終プリフォーム径を得るために22×25および24×30mmの溶融シリカ管を用いて2回の過圧潰が必要とされた。次に、このプリフォームを24.9mmの最終径にミル加工した。過圧潰およびミル加工前のこのプリフォームの屈折率プロファイルを図2に示す。プリフォームを圧伸する前に過圧潰し、光ファイバーとして圧伸した。
この実施例において、硬質永久ポリマーコーティングを125.0ミクロンの径にガラス部分の外面に配置する。第2の比較的軟質のコーティングを、紫外線硬化性の一次コーティングの上におよそ180ミクロンの径に適用する。この比較的軟質のコーティング層のために用いられる代表的な材料には、60120、イリノイ州、エルギンのセントチャールズ通り1122のDSMデソテック社(DSM Desotech,Inc.(1122 St.Charles St.,Elgin, IL))から入手可能なデソライト3471−3−152Aまたはデソライト3471−3−14、または日本、100−0004、東京都千代田区大手町2丁目、6−1の信越化学工業株式社から入手可能なシン−エツOF−206などを挙げることができる。第3の比較的硬質のコーティングが第2のコーティングの上に適用されて耐久的な外側コーティングを提供する。この比較的硬質のコーティングとして使用するための代表的な材料には、DSMデソテック社から入手可能なデソライト3471−2−136、デソライト3471−3−14などを挙げることができる。(デソライト3471−3−14は、単一コートの適用のために用いることができる中硬度の材料として記載されている。)本願と同一の譲受人に譲渡された米国再発行特許第36,146号明細書および米国特許出願第09/721,397号明細書および同09/973,635号明細書には、様々な可能なコーティング組成物が記載されている。比較的軟質の第2のコーティングが、光を搬送するコアにミクロ応力を伝えるのではなくミクロ応力点に緩衝をもたらすことによって、マイクロベンド損失を低減させるのを助ける。
外側の2つのコーティングは、永久接着された一次コーティングから容易に剥離され、125.0ミクロンの被覆径を有する保護されたファイバー端をもたらす。剥離されたファイバー端が標準125ミクロンコネクタフェルールに適合するようにこの径が制御される。
前記ファイバーは次の特性を有した。
a.)クラッド/コア径比が2.6である。
b.)0.0019の+Δ
c.)−0.0028の−Δ
d.)0.0047のΔTot
曲げ損失を測定する手順は、EIA/TIA−455−62−A(FOTP 62)工業標準試験方法に示された指針に従った。基本的に、ファイバーの曲げ損失を測定するために、特定の半径、予め決めた数の湾曲部を有するマンドレルの周りにファイバーを巻き付け、次いで、直線構造と曲がった構造との同じファイバーの間の伝送における差を測定した。
この設計により、次の性質を有するファイバーが得られた。
カットオフ波長=1220nm
MFD@1300nm=8.9ミクロン
MFD@1550nm=9.8ミクロン
曲げ損失(0.635cm 90°)<0.05dB@1300nm
曲げ損失(0.635cm 90°)=0.13dB@1550nm
曲げ損失(0.635cm −90°)=0.21dB@1600nm。
実施例2
本発明による似た設計を有する光ファイバーの第2の試料を圧伸し、測定した。
a.)クラッド/コア径比が2.4である。
b.)0.0014の+Δ
c.)−0.0028の−Δ
d.)0.0042のΔTot
この設計により、次の性質を有するファイバーが得られた。
カットオフ波長=1225nm
MFD@1300nm=9.4ミクロン
MFD@1550nm=10.4ミクロン
曲げ損失(0.635cm 90°)<0.05dB@1300nm
曲げ損失(0.635cm 90°)=0.20dB@1550nm
曲げ損失(0.635cm 90°)=0.25dB@1600nm。
ファイバーを圧伸する前にファイバープリフォームのついて実施された測定から屈折率デルタ値をとった。633nmにおいてHe−Neレーザーによって測定を実施した。これらのファイバーの外側クラッディングの屈折率は高純度のシリカと本質的に同じであり、それは計算のために633nmにおいて1.458であるとされた。
実施例3
本発明による光ファイバーの曲げ性能を、2つの単純な、単一波長整合クラッド、整合モードフィールド径設計と比較した。
Figure 0004837914
しかしながら、上記の表に見られるように、ミネソタ州、セントポールの3Mカンパニー(3M Company(St.Paul,Minnesota))から入手可能なボリションTMタイプの単一モードファイバーが、1300nmにおいて動作するとき、0.95cm(3/8インチ)の曲げ半径の90度曲げ(これからは0.95cm(3/8インチ)の90度曲げと称される)において十分な性能をもたらすことがわかったが、しかしながら、曲げ損失が1550nmにおいて0.7dBに増加した。0.635cm(1/4インチ)の90度曲げの状態において、1550nmでの曲げ損失が3dBに増加したが、それは光の強度の半分を失うことに等しい。
試験用ファイバー45(TF45ファイバーと呼ばれる)は、ボリションおよびSMF−28ファイバーより長い第2モードカットオフを有すると共に、従って、より長い1550nmの波長において単一モード化されるにすぎない本発明によるモード整合された、整合クラッドファイバーである。この125ミクロン径のガラスファイバーは、0.95cmの90°での曲げ損失0.05dBを示すことができたが、もう少し強く0.635cm(1/4インチ)の90°曲げでは、曲げ損失は、第2モードカットオフの正確な値に応じて0.06〜0.50dBに変化した。より低い損失0.06dBの場合、カットオフは1500nmであったが、より高い0.5dBの損失の場合、カットオフは1400nmであった。この実施例は、より強い曲げの適用については、これらの整合クラッド設計のカットオフ波長が0.2dBより小さい損失を維持するようによく制御される必要があることを示す。
実施例4
本発明による典型的な低下井戸設計を98ミクロンのガラス径に圧伸した。図4は、得られたファイバーの屈折率プロファイルを示す。前記ファイバーは、125ミクロンの外径の永久硬質ポリマー(1.0ミクロンのコア/クラッド同心性の誤差)と全径250ミクロンとなる2つの可剥性コーティングとを有した。内側可剥性コーティング層のために用いた代表的な材料には、シリコーンまたはデソライト3471−3−152A、デソライト3471−3−14、またはシン−エツOF−206などのアクリレート材料がある。外側可剥性コーティングとして使用するための代表的な材料には、デソライト3471−2−136などのアクリレートまたはウレタン−アクリレート光ファイバーコーティング材料がある。
前記ファイバーは次の特性を有した。
a.)クラッド/コア径比が2.4である。
b.)0.0016の+Δ
c.)−0.0029の−Δ
d.)0.0045のΔTot
前記ファイバーは次の特性を有した。
Figure 0004837914
このファイバーは、デュアルバンドの、強い曲げの適用のために必要とされた全ての望ましい特性を示した。デュアルバンドは、1300〜1620nmの波長としてここでは定義される。この考察の目的のために、強い曲げは、1/4インチ(0.635cm)の半径での90度曲げとして定義される。
導波路の仕様は相互依存的であることがわかったので、デュアル波長動作のための許容範囲の設計を可能にする広範囲の許容範囲の深さ、幅、コアおよび内側クラッド屈折率がある。一連の実施態様において、低下井戸クラッド対コア径比は2.4〜3.0の範囲であり、+Δが0.0014〜0.0021の範囲であり、−Δが−0.0021〜−0.0034の範囲である。しかしながら、ΔTotが0.0043〜0.0049の範囲である。
1つの特定の実施態様において、低下井戸クラッド対コア径比は2.7であり、+Δが0.0019であり、−Δが0.0028であり、ΔTotが0.0047である。
さらに別の特定の実施態様において、+Δが0.0014であり、−Δが0.0033であり、ΔTotがまた0.0047であるが、前記ファイバーが2.4の低下井戸クラッド径対コア径比を有した。
光導波路製造の当業者は、本発明において開示された屈折率プロファイルを達成するいろいろな化学組成物を容易に確認することができる。本発明による改良された化学蒸着プリフォームを製造するために用いられた組成物は、フルオロケイ酸リン低下井戸内側クラッディングおよびケイ酸ゲルマニウムコアを含有した。図2に示した実施態様において、コアの等価ステップインデックスはシリカよりも0.0027高く、低下井戸はシリカよりも0.0040低かった。他の設計は、コアにリンを使用してガラスを軟化させて圧潰をより容易にする。
別の実施態様において、コアは、リン、ゲルマニウム、アルミニウム、ランタンまたはそれらの組合せなどのいろいろな屈折率増加ドーパント酸化物を含有してもよい。同様に、コアに用いられた組成物などの屈折率促進剤とともにフッ素および/またはホウ素またはこれらの組合せを用いることによって、低下クラッドを得ることができた。この多成分ガラスが、より大きな損失をもたらすことがあるが、(ブラッググレーティング(Bragg gratings)を作製するための)感光性またはシフトされた分散特性などの他の望ましいファイバーの性質を得るのに有用であることがある。
全性能を変化させることなく、シリカの屈折率とほとんど整合する外側クラッディングを付加することができる。他の可能性としては、基本カットオフ対波長の特性を「柔らげる」結果をもたらすことができる部分低下外側クラッディングがある。
本発明による光ファイバーは、コーニングのSMF−28などの標準的な、大きなMFDのファイバーに接続された時に必要以上の機械的応力、曲げによる光学損失、または機械的接続損失をもたらすことなく強い曲げに耐える能力(例えば、0.25インチまたは0.635cmの半径)を有する。最適化設計は、1300nmおよび1550nmの一般的な電気通信動作波長帯の両方においてこの性能を提供することができる。特殊ファイバー構造は、ファイバーに機械的に過度に応力をかけることなくもっと強い曲げを可能にすると共に3Mの特殊精密永久コーティング技術と組み合わせることができる比較的小さいガラス径を備え(いわゆる「GGP」ファイバー)、80〜100ミクロンから125ミクロンまでのガラス径を形成する。これは、125ミクロン径のガラスファイバー用に設計された一般に入手可能な機械コネクタを用いてファイバーを接続することが可能である。
本発明のファイバー設計は、1つのファイバーを最小の曲げ損失で1300nm〜1550nmで動作させ、さらに、両方の電気通信伝送波長においてSMF−28にモード整合させる広いスペクトル範囲にわたり良好なモード閉じ込めを提供し、低損失の機械的相互接続をもたらす。特殊低下井戸設計は明らかに、整合クラッド設計より耐曲げ性があり、標準ファイバーにモード整合させるための最新技術の進歩を提供し、いわゆる「ファイバー配線ボード(fiber−on−the−board)」などの多くの適用に有用である。用語「ファイバー配線ボード」は、本願と同一の譲受人に譲渡された米国特許第5,902,435号明細書および同6,390,690号明細書に開示されているように、電子回路ボードおよびバックプレーン上で引き回された光ファイバーに関する。
前記ガラス設計のデュアル波長帯の性質を「永久」精密塗布一次コーティング技術と組み合わせることにより、ファイバー配線ボードと1300〜1550nmでの適用(0.8インチ(2.03cm)径の曲げが必要とされるVF−45TMパッチコードコネクタなど)との両方に使用可能なファイバーが得られる。本発明の別の可能性のある適用は、家庭まで光ファイバーで接続することであり、そこにおいて、簡易機械的接続および相互接続の利点が重要である。
当業者は、本発明がいろいろな光学設計において用いられてもよく、本発明によるファイバーがいろいろな光デバイスにおいて用いられてもよいことを理解するであろう。本発明は、典型的な好ましい実施態様に対して記載されたが、本発明は、本発明の範囲から逸脱せずに他の特定の形で具体化されてもよい。したがって、本願明細書中に記載および示された実施態様は例示的であるにすぎず、本発明の範囲を限定すると考えられるべきではないことは理解されるはずである。他の変型ならびに改良が、本発明の範囲に従って実施されてもよい。
本発明による導波路の断面の等角投影図である。 本発明による光ファイバーの第2の実施態様の直径に沿う実屈折率プロファイルを示すグラフである。 図2に示したプロファイルを有するファイバーの曲げ半径の関数としての減衰対波長のグラフである。 本発明による光ファイバーのプリフォームの別の実施態様の直径に沿う実屈折率プロファイルを示すグラフである。

Claims (8)

  1. a)屈折率ncoおよび半径rcoを有するコアと、
    b)屈折率nicおよび外半径ricを有する、前記コアを横方向に囲む内側クラッディングと、
    c)屈折率nocを有する、前記内側クラッディングを横方向に囲む外側クラッディングと、
    d)狭い低下井戸と、を含み、nco>noc>nicであり、
    e)低下井戸内側クラッド半径ricの、コア半径rcoに対する比の範囲が2.4〜3.0であり、
    f)0.0014〜0.0019の+Δ〔尚、+Δ=(nco−noc)/nocである。〕、
    g)−0.0028〜−0.0029の−Δ〔尚、−Δ=(nic−noc)/nocである。〕、および
    h)0.0042〜0.0048のΔTot〔尚、ΔTot=|(+Δ)|+|(−Δ)|である。〕を含む、光導波路。
  2. 単一モードデュアルバンド光ファイバーである、請求項1に記載の光導波路。
  3. 前記コアが10〜12マイクロメータの直径を有する、請求項1に記載の光導波路。
  4. 1300〜1550nmの動作波長範囲および1300nmより小さい第2モードカットオフ波長を有する、請求項1に記載の光導波路。
  5. 1300nmにおいて測定した時に8.8〜9.6ミクロンのMFDを有する、請求項1に記載の光導波路。
  6. 1550nmにおいて測定した時に9.6〜11.2ミクロンのMFDを有する、請求項1に記載の光導波路。
  7. 1300nmにおいて半径0.635cmの90度曲げで測定した時に0.05dB以下の曲げ損失を有し、1550nmにおいて半径0.635cmの−90度曲げで測定した時に0.2dB以下の曲げ損失を有する、請求項1に記載の光導波路。
  8. 請求項1に記載の光導波路を備える光デバイス。
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