JP4861181B2 - 標準的なシングルモードファイバに対する、高性能指数の分散補償ファイバおよび当該分散補償ファイバを使用する伝送システム - Google Patents

標準的なシングルモードファイバに対する、高性能指数の分散補償ファイバおよび当該分散補償ファイバを使用する伝送システム Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバに関し、特に分散補償光ファイバおよび当該ファイバを使用するシステムに関する。
技術背景
高ビット伝送速度に対する需要の増大は、分散効果を制御し且つ最小にすることができる光伝送システムに対する大きな需要をもたらす。光伝送システムは、10Gbit/秒でかなりの量の残留分散を許容することができるが、これらのシステムは、約40Gbit/秒の高伝送速度では、不要な信号歪みをもたらさずには僅かな量の残留分散しか許容することができない、ということが一般的な光伝送システムの解析によって示されている。従って、対象の全波長域にわたった、かかる高ビットレート光伝送システムにおいて分散を正確に制御することは最重要性を有している。さらに、分散制御は、転送速度が増大するにつれて益々重要になってくる。分散を正確に制御するための必要性に加えて、伝送速度が40Gbit/秒に近付くにつれて、伝送ファイバの分散勾配を補償することも望ましい。
標準的なシングルモード光ファイバを補償するために必要とされる分散および分散勾配値を得るために、さまざまな解決策が提案されている。1つの好ましい方法は、分散補償モジュールにおいて分散補償ファイバを内蔵することを含み、伝送ファイバの累積分散は、ファイバ端がアクセス可能である、ファイバスパンの端で補償される。かかるモジュールは、スプールまたはリール上に巻き付けられた分散補償ファイバのの長さを含む。
コーニング社(Corning Incorporatd of Corning, New York)によって製造販売されている、例えばSMF−28(登録商標)のような標準的なシングルモードファイバを補償するために使用される分散補償ファイバの一例は、米国特許出願第2003/0053780号に説明されている。1550nmで約100km長の標準的なシングルモード伝送ファイバを補償するために、この分散補償ファイバの比較的短い長さだけが必要とされる、
分散補償モジュールにおける2つの重要なパラメータは、性能指数(FOM)および挿入損失(IL)である。伝送ファイバの分散を補償するために必要とされる分散補償ファイバの長さが長くなるにつれて、その結果導入される減衰が増し、挿入損失が大きくなる。概して、ILに対する主成分は、分散補償ファイバ自体の減衰である。FOMは、1550nmでの分散の絶対値を1550nmでのファイバ減衰で割った比である。FOM値は、標準的なシングルモードファイバを含むスパンの累積システム分散を補償するために分散補償ファイバを付加することによって、どの程度の損失が生じたかについての基準であるので、大きいFOM値が望ましい。
従って、ファイバが、システムにおける累積分散を補償しながらより小さい損失をもたらすように、さらに大きいFOMとより小さいILを有し、標準的なシングルモードファイバのスパンにおいて分散を補償するための分散補償ファイバに対する必要性がある。
<定義>
以下の定義および専門用語は、当技術分野で一般に使用されている。
屈折率プロファイル−屈折率プロファイルは、屈折率(Δ%)と光ファイバの半径(μm)との間の関係である。(光ファイバの半径は、光ファイバの中心線から測定される。)
分割したコア−分割したコアは、物理コアにおいて、第1および第2の部分のような多数の部分を有するものであり、例えば中央コア部,モート部(moat segment)およびリング部のうちのいずれか2つを含む。各部分は、それぞれの屈折率プロファイルを有し、その中に最小および最大の屈折率を有する。
実効面積−実効面積は、下記の式[1]のように定義される。
式1
Figure 0004861181
式[1]において、積分範囲はゼロから∞であり、Eは、1550nmで測定されるような伝搬光に関連した電界である。
相対屈折率パーセントΔ%−Δ%は、下記の式[2]によって定義される、屈折率の相対量を示す。
式2
Figure 0004861181
式[2]において、Δ%はクラッド層の屈折率に対して測定される、屈折率プロファイル部分の最大の(モート部の場合には最小)屈折率である。
アルファプロファイル−アルファプロファイルは、Δ(b)%で表される、中央コアの屈折率プロファイルを指し、bは半径であり、下記の式[3]で表される。
式3
Figure 0004861181
式[3]において、b0はコアの屈折率プロファイルの最大点であり、b1はΔ(b)%がゼロで且つbがb以下のbiからbf以下のbまでの範囲である点である。Δ%は前述のように定義され、biはアルファプロファイルの起点であり、bfはアルファプロファイルの終点であり、アルファは実数である指数である。
ピンアレイ曲げ損失(pin array macro-bending)試験−この試験は、光ファイバの相対抵抗を曲げ損失と比較して試験するために使用される。この試験を行うために、光ファイバが、誘導曲げ損失が生じないように配置されるとき、減衰損失が1550nmで測定される。その後、この光ファイバはピンアレイ周囲に編み込まれ、再び同一波長で減衰が測定される。曲げによって引き起こされる損失は、2つの減衰測定間の差異(dB)である。ピンアレイは、1列に配置された10個の円柱状のピン一式であり、平面上に固定垂直位置で保持される。ピン間隔は、中心間で5mmである。ピン直径は0.67mmである。光ファイバは、隣接するピンの両側を通ることとなる。試験中に、光ファイバをピンの周囲部分に一致させるのに十分な張力を受けた状態で、光ファイバは配される。
水平荷重試験(lateral load test)−水平荷重試験は、光ファイバのマイクロベンディング抵抗の測定を与える。この試験において、光ファイバの所定の長さが、2つの平板間に配される。ワイヤメッシュNo.70は、平板の1つに取り付けられる。既知の長さの光ファイバが平板の間に挟まれ、平板が30ニュートンの力で共にプレスされている間に、参照減衰が測定される。その後、70ニュートンの力が平板に加えられ、減衰の増加およびdB/mが測定される。この減衰の増加が、光ファイバの水平荷重減衰(dB/m)である。
本発明の実施例によると、分散補償光ファイバは、正の相対屈折率(Δ1)およびコア外半径(r1)を有する中央コア部と、負の相対屈折率(Δ2)およびモート外半径(r2)を有し、前記中央コア部を取り囲むモート部と、前記モート部を取り囲むリング部と、を有する屈折率プロファイルを含んで与えられ、前記リング部は、正の相対屈折率(Δ3),前記リング部の中心に対するリング中心半径(r3)および前記モート部の相対屈折率(Δ3)の高さの2分の1で測定されるリング幅(Wr)と、を有し、0.4μmより大きいリングオフセット(Xo)で、前記モート外半径(r2)からオフセットされており、Xo=r3−r2−Wr/2であることを特徴とする。本発明による分散補償光ファイバの屈折率プロファイルは、1550nmで−0.56ps/nm2/kmより大きく−0.36ps/nm2/km未満の全分散勾配と、1550nmで−145ps/nm/kmより大きく−120ps/nm/km未満の全分散と、をもたらすことを特徴とする。
本発明のさらなる実施例によると、分散補償ファイバは、1550nmでの全分散を、1550nmでの全分散勾配で割った値として定義されるカッパを含むことが好ましく、当該カッパは、約240nmから335nmの間であるが、250nmから320nmの間であることがより好ましく、約275nmから300nmの間であることがさらにより好ましい。本発明の実施例による分散補償光ファイバは、1550nmでの全分散の絶対値を1550nmでの減衰で割った値として定義される性能指数(FOM)も含み、この性能指数は、240ps/nm/dBより大きいことが好ましいが、260ps/nm/dBより大きいことがより好ましく、275ps/nm/dBより大きいことがさらにより好ましく、幾つかの実施例においては、300ps/nm/dBより大きい。
本発明の実施例によると、本明細書に説明される分散補償光ファイバは、光伝送システムに含まれることが好ましく且つ1550nmで約14ps/nm/kmから21ps/nm/kmの間の分散補償を有する、標準的なシングルモード伝送ファイバに光学的に接続されており、1525nmから1570nmの間の伝送波長域内の全波長に対して、光伝送システムは、前記標準的なシングルモード伝送ファイバの100kmにつき±15ps/nm未満の残留分散を示すが、標準的なシングルモード伝送ファイバの100kmにつき±10ps/nm未満であることがより好ましく、幾つかの実施例に対しては、標準的なシングルモード伝送ファイバの100kmにつき±6ps/nm未満である。本発明による分散補償ファイバは、分散補償モジュールに含まれることが好ましい。
本発明のさらなる実施例によると、分散補償光ファイバは、1.5%から2.1%の間の相対屈折率(Δ1)および1.40μmから1.9μmの間の外半径(r1)を有する中央コア部と、−0.3%から−0.5%の間の相対屈折率(Δ2)および3.9μmから5.3μmの間のモートの外半径(r2)を有し、前記中央コア部を取り囲むモート部と、
前記モート部を取り囲むリング部と、を有する屈折率プロファイルを含み、前記リング部は、0.24%から0.54%の間の相対屈折率(Δ3),5.5μmから7.7μmの間である、前記リング部の中心に対するリング中心半径(r3)および前記中央コア部の相対屈折率(Δ3)の2分の1で測定されるリング幅(Wr)と、を有し、0.40μmより大きいリングオフセット(Xo)で、前記モートの外半径(r2)からオフセットされており、Xo=r3−r2−Wr/2であり、前記屈折率プロファイルは、1550nmの波長で−145ps/nm/kmより大きく−120ps/nm/km未満の全分散と、1550nmの波長で−0.55ps/nm2/kmより大きく−0.40ps/nm2/km未満の全分散勾配と、当該1550nmでの全分散を当該1550nmでの全分散勾配で割った値として定義され、250nmから320nmの間であるカッパと、をもたらすことを特徴とする。
本発明のさらなる機能および利点は、以下の詳細な説明に説明され、部分的に、詳細な説明から当業者に容易に明らかでありまたは添付の図面と同様に、以下の詳細な説明および特許請求の範囲を含み、本明細書に説明されているように本発明を実行することによって認識されるであろう。
前述の概要および以下の詳細な説明の両方は、ともに本発明の実施例を示し、特許請求の範囲にあるような本発明の性質および特徴を理解するための概要または枠組みを与えることを意図している、ということが理解されるべきである。添付図面は、本発明のさらなる理解を与えるために含まれ、本明細書に取り入れられ且つ本明細書の一部分を構成している。図面は、本発明のさまざまな実施例を示しており、詳細な説明とともに本発明の原理および動作を説明するのに役立っている。
好ましい実施例の詳細な説明
ここで、本発明の好ましい実施例に対して詳細に言及がなされ、その実例は、添付の図面および表において示されるであろう。可能ならいつでも、同一の参照番号が、同一部または類似部を示すために図面を通して使用されるであろう。
本発明による一群の分散補償光導波路ファイバは、図1,図4〜図8および図13〜図14を参照して示され且つ説明されており、概して参照番号20で示されている。本明細書で説明され且つ開示されている分散補償ファイバ20は、概して分割したコア構造を有する。分割した部分の各々(例えば中央コア,モートおよびリング)が説明され、屈折率プロファイル,相対屈折率パーセント(Δ1,Δ2,Δ3),代表半径(r1,r2,r3),リング幅WrおよびリングXoで定義されている。さまざまな部分に対する半径は、光ファイバの縦軸中心線CLから測定される。
図1および図4〜図8を参照すると、本発明による分散補償ファイバ20は、物理コア21および当該コアを取り囲むクラッド層30を含み、クラッド層30はコアを取り囲み、屈折率ncを有する。本発明によると、本明細書における一群の分散補償ファイバ20の分割したコア21は、中央コア部22,モート部(moat segment)24および環状リング部26をさらに含む。中央コア部22は、ファイバの中心線に最も近く、外半径r1およびアルファプロファイルを有している。モート部24は中央コア部22に接触して取り囲み且つ外半径r2を有している。環状リング部26は、モート部24に接触して取り囲み且つ中心半径r3,半値幅(half height width)Wrおよびオフセット寸法Xoを有している。環状クラッド層30(シリカ添加されていないことが好ましい)は、リング部26を取り囲み且つ当該リング部と接触している。クラッド層30は、約62.5μmの外半径を有することが好ましい。(しかし、多様な屈折率プロットが、明確にするために約10μmで切り捨てられて示されている。)ファイバ20の最も外側のガラス部分は、保護用UV硬化性ポリマーコーティング34で被覆されて約250μmの外径にすることが好ましい。コーティング34は、従来と同じように、軟係数(softer-modulus)の内側一次コーティングおよび硬係数(harder-modulus)の外側二次コーティングを有する、2つの係数を有するアクリレートコーティングであることが好ましい。
本発明による分散補償ファイバ20の第1実施例に対する相対屈折率プロファイルが、図4に示されている。図4のプロファイルの変形が示されており、本明細書における特許請求の範囲の一群のファイバを説明するのに役立っている。図4は、分散補償ファイバの半径(μm)に対して示された相対屈折率(%)を示している。さらに、図4は、デルタΔ1,Δ2,Δ3,代表半径r1,r2,r3,ro,ri,リング幅WrおよびオフセットXoに対して使用される決まり事を示している。同じ決まり事は、図5〜図8に示される例b〜e,図15〜図19に示される例f〜jおよび図13〜図14に示される例1〜2に対する相対屈折率プロファイルの特性を示すために使用されており、明確にするために本明細書中で繰り返さないものとする。
一群の分散補償ファイバ20の中央コア部22は、相対屈折率パーセントΔ1%を有し、このΔ1%は、1.0%より大きく3.0%未満であることが好ましいが、1.5%より大きく2.1%未満であることがより好ましく、1.7%より大きく2.0%未満であることがさらにより好ましく、約1.7%から1.9%の範囲内にあることが最も好ましい。さらに、中央コアは、5.0未満のアルファαでアルファプロファイルを有するが、αは3.0未満であることが好ましく、約2.0であることが最も好ましい。さらに、中央コア部22は、外半径r1を有し、r1は1.4μmと1.9μmの間にあることが好ましく、約1.50から1.8μmの範囲内にあることがより好ましく、1.61μmと1.71μmの間の範囲にあることが最も好ましい。中央コア部22の外半径r1は、中央コア部22の屈折率プロファイルの下向き線と横軸伸長線27との交点で測定され且つ当該交点によって定義される。横軸伸長線27は、クラッド層30の屈折率に対応しており且つ当該屈折率から伸長したものである。クラッド層30は、純粋石英から作られていることが好ましい。中央コア部22の屈折率プロファイルは、その屈折率を上げるように純粋石英を十分な量のゲルマニウムとともに添加することによって形成されることが好ましく、その結果、所望のΔ1%およびαを与えるようになることが好ましい。
分散補償ファイバ20の環状モート部24は、中央コア部22を取り囲み且つ中央コア部22と接触しており、負の最小相対屈折率パーセントΔ2%を有する。Δ2%は、−0.3%よりもさらに負であることが好ましく、約−0.3%から−0.5%の範囲内にあることがより好ましい。さらに、モート部24は、約2.4から約3.5の間である、r2−r1で定義される幅を有する。モート部24の外半径r2は、モート部24とリング部26との交点で測定される。特に、外半径r2は、モート部24のプロファイルの上向き線と横軸27との交点で測定され且つ当該交点で定義される。横軸27は、クラッド層30(純粋石英であることが好ましい)の屈折率に対応している。モート部の外半径r2は、約3.9μmから5.3μmの間に定められることが好ましいが、ファイバの中心線から4.4μmから4.9μmの間であることがより好ましい。モート部24は、クラッド層30に対してその屈折率を減じるのに十分な量で、シリカをフッ素とともに添加することによって形成され、モート部の所望の屈折率Δ2%を得ることが好ましい。従って、屈折率を下げる、他の適当なガラス改質材(glass modifier)も使用され得る。
モート部24を取り囲んでいるのは、分散補償ファイバ20の環状リング部26である。高屈折率のリング部26は、約0.20%から0.60%の間にある相対屈折率Δ3%を有しているが、Δ3%は、約0.24%から0.54%の間の範囲内にあることがより好ましい。リング部26は、半値幅Wrを有し、Wrはサイドポイントからサイドポイントまで測定され、約0.8μmから約2.2μmまでの範囲内にあることがより好ましい。半値幅Wrは、ファイバの中心線から幅Wrのニ分点28cまでで測定される中心点半径r3を有している。r3は、約5.5μmから約7.7μmの間にあることが好ましいが、6.1μmから7.0μmの間にあることがより好ましい。リング幅Wrは、r0−r1に等しく、r0は中心線CLから半分の高さの点28bまでの寸法であり、同様に、riは、ファイバ中心線CLから半分の高さの点28aまでの寸法である。半分の高さの点28a,28bは、リング部26の上向き線および下向き線上の、Δ値がΔ3%の1/2に等しい点で測定され且つ当該点として定義される。リング部26は、クラッド層30に対して、リング部の添加量を上げるために十分なゲルマニウムを添加することによって形成され、所望のリングプロファイルおよび相対屈折率Δ3%を与えることが好ましい。本発明によると、リング部26(Wrの位置で定義される)は、モート部24の端から距離Xoでオフセットされる。分散補償ファイバ20に対するオフセット寸法Xoは、Xo=r3−r2−Wr/2の関係によって定義される。モート部24の端からのリング部のオフセットXoは、0.4μmより大きいことが好ましいが、0.75μmより大きいことがより好ましく、0.9μmより大きいことがさらにより好ましく、0.75μmから2.0μmの間であることが最も好ましい。幾つかの実施例において、ファイバの中心の方に向かって、リング部24はクラッド層30のレベルを少し上回ったデルタ%(通常は大体0.05%から0.2%の間である。)を有する部分26aを含む。図5に示されるように、状況に応じて部分26aは、クラッド層30とほぼ同じ屈折率であり得る。
クラッド層30は、リング部26を取り囲み且つリング部と隣接しており、約0%の相対屈折率パーセントΔc%および約62.5μmの外半径を有する。クラッド層30は、純粋で非ドープの石英ガラスから作られることが好ましい。しかし、本明細書で説明された相対屈折率が実現されるならば、クラッド層30は、僅かにドープ量を上下し得る、ということが理解されるべきである。
分散補償ファイバ20の多様な実施例が、本発明に基づいて本明細書で説明されており、各々は、中央のコア半径r1をモート部の外半径r2で割った値として定義される、コア/モートの比を有しており、当該比は0.4未満である。コア/モートの比は、0.39未満であることがより好ましく、約0.33から0.39の間であることが最も好ましい。さらに、モート部の外半径r2をリングの中心半径r3で割った値として定義される、モート/リングの比は、約0.66から0.72の間であることが好ましい。
さらに、本明細書に説明される、本発明の実施例による分散補償ファイバ20は、標準的なシングルモード光ファイバを含むシステムにおいて使用されるときに、累積分散の優れた分散補償を許容するようになされた約1550nmの波長で所望の光学的性質を示す。本明細書に説明される実施例による分散補償ファイバ20は、−145ps/nm/kmより大きく−120ps/nm/km未満の全分散を有することが好ましいが、1550nmで−132ps/nm/kmより大きく−120ps/nm/km未満であることがより好ましい。1550nmでの全分散勾配は、−0.36ps/nm2/km未満であることが好ましい。幾つかの実施例においては、−0.40ps/nm2/km未満であるが、−0.56ps/nm2/kmより大きく−0.36ps/nm2/km未満の範囲にあることがより好ましく、−0.55ps/nm2/kmより大きく−0.40ps/nm2/km未満の範囲にあることがさらにより好ましく、−0.47ps/nm2/kmより大きく−0.41ps/nm2/km未満の範囲にあることが最も好ましい。
1550nmでの全分散を1550nmでの全分散勾配で割った値として定義される、ファイバ20に対する好ましいカッパは、約200nmより大きいことが好ましいが、240nmより大きいことがより好ましく、1550nmで約240nmから335nmの間であることがさらにより好ましい。より好ましい範囲は、1550nmで250nmから320nmの間であり、1550nmで約275nmから300nmの間であることが最も好ましい。ファイバ20の実効面積は、1550nmで約19.0μm2以上であることが好ましいが、1550nmで約20.0μm2以上であることがより好ましく、1550nmでのモードフィールド径は、4.8μmより大きいことが好ましい。
1550nmでのファイバ20の、計算された水平荷重の曲げ損失(lateral load bend loss)は、約5.0dB/m以下であることが好ましいが、約3.0dB/m以下であることがより好ましい。ファイバ20によって示される、ピンアレイの計算された曲げ損失は、1550nmで約40dB未満であり、幾つかの実施例においては、1550nmで30dB未満である。本発明の分散補償ファイバ20は、約1700nm未満であるLP02モードおよび約1750nm未満であるLP11モードの好ましい理論的な遮断波長を、さらに示す。
以下の表1は、本発明の実施例による分散補償ファイバの幾つかの実施例に対する、設計された(計算された)光学的性質を示している。
Figure 0004861181
以下の表2は、本発明の実施例による分散補償ファイバの例a〜eを含み、所望の動作範囲内に光学的性質を与える、一群の屈折率プロファイルの物理的構造をさらに定義する。
Figure 0004861181
図9〜図11は、分散補償ファイバの例a〜eに対する、特定の光学パラメータのプロットを示している。特にこれらのプロットは、分散補償ファイバの例a〜eに対して、少なくとも、1525nmから1570nmまでの延長C波長域(extended C wavelength band)にわたる全分散(図9を参照)、少なくとも、1525nmから1570nmまでの延長C波長域にわたった全分散勾配(図10を参照)および少なくとも、1525nmから1570nmまでの延長C波長域にわたるカッパ(図11を参照)をそれぞれ含む。1525nmから1570nmまでの波長域は、概して延長C帯域として言及され、本発明による分散補償ファイバを使用するシステムに対する動作についての好ましい波長域である。しかし、本発明による分散補償ファイバは、例えばC帯域(1525nmから1565nmまで)のような、他の波長域においても使用され得る。
本発明の実施例による分散補償ファイバ20のさらなる例は、以下の表3および表4を参照して説明される。
Figure 0004861181
以下の表4は、本発明のさらなる実施例による分散補償ファイバの例f〜j(図15〜図19に示されている)を含み、所望の動作範囲内に光学的性質を与える、一群の屈折率プロファイルの物理的構造をさらに定義する。屈折率プロファイルの例f〜j(図15〜図19に示されている)は、図4に示された屈折率プロファイルにおいて示される決まり事を使用して説明される。
Figure 0004861181
<実験例>
本発明による分散補償ファイバ20の幾つかの例は、実際に製造され且つ試験された。実験例1および2の光学的性質は、以下の表5に示されており、その屈折率プロファイルは、図13および図14にそれぞれ示されている。
Figure 0004861181
図2および図3は、本明細書に説明されている、本発明の実施例による分散補償ファイバ20を使用する光伝送システム32,32aを示している。システム32,32aは、光信号送信器40および送信器40に光学的に結合し且つこの送信器40と光通信する伝送ファイバ36を含む。伝送ファイバ36は、コーニング社から入手できる、例えばSMF−28(登録商標)のような標準的なシングルモードファイバであることが好ましい。この標準的なシングルモード伝送ファイバ36は、例えば、1550nmで正の全分散および正の全分散勾配を有する。特に、システム32,32aに利用される伝送ファイバ36は、1550nmで約14から21ps/nm/kmの間の全分散を有することが好ましい(公称値で、1550nmで約16.7ps/nm/km)。システム32,32aにおける伝送ファイバ36の分散勾配は、約0.044から0.067ps/nm2/kmの間であることが好ましく(公称値で、約0.06ps/nm2/km)、1550nmでのカッパは、約250nmから350nmの間であることが好ましい(公称値で約278nm)。伝送ファイバ36は、ステップインデックス分布を有し、約1300nmから1325nmの間のゼロ分散波長λ0,約0.34%から0.38%の間のコアのデルタ%および1550nmで約70μm2より大きい実効面積を有することが好ましい。
分散補償ファイバ20は、伝送ファイバ36に光学的に結合しており且つ1または2以上の増幅器(または増幅段)42に光学的に結合していることも好ましい。分散補償ファイバ20は、分散補償ファイバ20によりもたらされた負の全分散が、伝送ファイバ36のスパンの累積分散を実質的に補償するために十分な量であるように選択される。「実質的に補償する」ということは、分散補償が、分散補償ファイバ20の終端(および伝送ファイバ36の長さを含むスパンの終端)での分散がほぼゼロになされるような大きさであることを意味している。「実質的に補償する」は、例えば動作波長域内の波長で、スパンの分散が意図的に僅かに下回ってまたは越えて補償される状況をも含む。図2は、送信器40と受信器44との間に接続され且つ光学的に結合されている、シングルファイバのスパン(伝送ファイバ36および分散補償ファイバ20を含む)を示している。その一方、システム32aは、中継器42への連結および伝送ファイバ36bのもう1つのファイバ長を含み、システムが複数のスパンを含むようになっている。伝送システムは、例えばコネクタおよびカプラ等の他の従来の光学部品をも含み得る。
本発明によると、分散補償ファイバ20は、ファイバをスプールまたはリール上に巻き付けることによっておよび/またはファイバをエンクロージャでパッケージすることによって、分散補償モジュール中に含まれ得る。状況に応じて、分散補償ファイバ20は、伝送に連続的に連結してケーブル配線されて縦方向に配置され(スプール上への巻き付けとは対照的である)、その結果、全体的なスパン長に寄与し得る。図2および図3に示されるように、Xは、それぞれのシステム構成要素を光学的に結合する接合部またはコネクタを暗示するものである。
認識されるべきであることには、本発明による分散補償ファイバ20のさらなる負分散は、伝送ファイバ36のファイバ長において累積した分散を補償するために、より短い分散補償ファイバの使用を可能にする。このことは、さらなる負分散を有することに対して減衰が小さくなるので、ファイバの性能指数FOMが大きくなるというさらなる利点を有する。本発明による一群の分散補償ファイバ20に関して、1550nmでの全分散を1550nmでの減衰で割った絶対値として定義されるFOMは、1550nmで約240ps/nm/dBより大きい絶対値を有することが好ましいが、260ps/nm/dBより大きいことがより好ましく、1550nmで275ps/nm/dBより大きいことがさらにより好ましく、幾つかの実施例においては、1550nmで約300ps/nm/dBより大きいことが好ましい。同様に、分散補償ファイバが分散補償モジュール中に含まれるときに、高分散値はILを減少させる効果がある。従って、モジュールのコストおよびサイズは、有利に低減し、全体的なシステムの減衰も低減する。
一例として、本発明による分散補償ファイバ20の約10〜15kmのファイバ長は、100kmの上述の伝送ファイバ36の蓄積分散を補償し得る。さらに、所望の動作波長域(1525nmから1570nm)にわたった、かかるシステムに対する残留分散の大きさは、伝送ファイバ36の100kmにつき+/−15ps/nmであり、本明細書に説明される実施例の幾つかに対しては、伝送ファイバ36の100kmにつき+/−10ps/nm未満である。以下の表6は、1525nmから1570nmまでの波長域にわたる、システムの残留分散の大きさを示している。明らかであるように、本発明による分散補償ファイバ20は、動作波長域(少なくとも1525nm〜1565nm)にわたって、システムの残留分散の大きさを最小にするためのユーティリティを有する。
Figure 0004861181
図12は、100km長の標準的なシングルモード伝送ファイバ36に対する、計算された残留分散(ps/nm)のプロットを示しており、当該シングルモード伝送ファイバ36は、1550nmで約16.7ps/nm/kmの分散および1550nmで約0.06ps/nm2/kmの分散勾配を有し、さまざまな例(a〜e)の分散補償ファイバ20と光学的に結合している。以上のように、システムに対する残留分散は、100km長の標準的なシングルモード伝送ファイバに対して、1525nmから1570nmまでの波長域にわたって+/−15ps/km未満であるが、1525nmから1570nmまでの波長域にわたって+/−10ps/km未満であることがより好ましい。幾つかの例(例えばa,bおよびc)に関して、1525nmから1570nmまでの波長域にわたって100km長の伝送ファイバ36に対して、+/−6ps/nm以下である。従って、本発明による分散補償ファイバは、動作波長範囲にわたって優れた分散補償を提供するものである、ということが認識されるべきである。
製作方法に関しては、分散補償ファイバ20は、VAD法(vapor axial deposition),内付けCVD法(MCVD,modified chemical vapor deposition),プラズマ化学蒸着(PCVD)および外付け溶着(OVD,outside vapor deposition)を含む多様な方法(但し、これらに限定されるものではない)によって作成され得る。さまざまな変更および変形が、本発明の範囲から逸脱することなく本発明になされることができるということが、当業者に明らかであろう。従って、本発明の変更および変形が、添付の特許請求の範囲内およびそれらの均等物の範囲内にあるならば、本発明は、その変更および変形を包含するものである、ということが意図されている。
本発明の実施例による分散補償ファイバの部分断面等角図である。 本発明の実施例による分散補償ファイバを使用する光伝送システムの概略図である。 本発明の実施例による分散補償ファイバを使用する光伝送システムの概略図である。 本発明による分散補償ファイバの第1実施例の屈折率プロファイル(デルタ%対半径(μm))のプロットである。 本発明による分散補償ファイバの幾つかの実施例(例b〜e)に対する、別の屈折率プロファイルのプロットである。 本発明による分散補償ファイバの幾つかの実施例(例b〜e)に対する、別の屈折率プロファイルのプロットである。 本発明による分散補償ファイバの幾つかの実施例(例b〜e)に対する、別の屈折率プロファイルのプロットである。 本発明による分散補償ファイバの幾つかの実施例(例b〜e)に対する、別の屈折率プロファイルのプロットである。 本発明の実施例による分散補償ファイバの例a〜eに対する、全分散(ps/nm/km)対波長(nm)のグラフである。 本発明の実施例による分散補償ファイバの例a〜eに対する、全分散勾配ps/nm2/km)対波長(nm)のグラフである。 本発明の実施例による分散補償ファイバの例a〜eに対する、カッパ(nm)対波長(nm)のグラフである。 本発明の実施例による分散補償ファイバの例a〜eに対する、残留分散(ps/nm)対波長(nm)のグラフである。 本発明の実施例による実験ファイバの例1〜2に対する、デルタ%対半径(μm)の屈折率プロットである。 本発明の実施例による実験ファイバの例1〜2に対する、デルタ%対半径(μm)の屈折率プロットである。 本発明による分散補償ファイバの幾つかの実施例(例f〜j)に対する、別の屈折率プロファイルのプロットである。 本発明による分散補償ファイバの幾つかの実施例(例f〜j)に対する、別の屈折率プロファイルのプロットである。 本発明による分散補償ファイバの幾つかの実施例(例f〜j)に対する、別の屈折率プロファイルのプロットである。 本発明による分散補償ファイバの幾つかの実施例(例f〜j)に対する、別の屈折率プロファイルのプロットである。 本発明による分散補償ファイバの幾つかの実施例(例f〜j)に対する、別の屈折率プロファイルのプロットである。

Claims (7)

  1. 分散補償光ファイバであって、
    1.72%から1.92%の相対屈折率(Δ)および1.62μmから1.72μmのコア外半径(r)を有する中央コア部と、
    −0.35%から−0.46%の相対屈折率(Δ)および4.32μmから4.84μmのモート外半径(r)を有し、前記中央コア部を取り囲むモート部と、
    0.27%から0.49%の相対屈折率(Δ )を有し、前記モート部を取り囲むリング部と、を有し、
    前記リング部の中央までのリング半径(rは、6.18μmから7.00μmであり、リング幅(W )は、前記リング部の相対屈折率(Δ)の高さの2分の1で測定され、前記リング幅(W )は、0.92μm以上で2.04μm以下であり、前記リング部は、0.75μmより大きいリングオフセット(X)で、前記モート外半径(r)からオフセットされており、
    前記光ファイバは、前記リング部を取り囲むクラッド層をさらに有し、前記相対屈折率は前記クラッド層の屈折率に対する相対屈折率であり、
    =r−r−W/2であり、
    前記屈折率プロファイルは、1550nmで−0.51ps/nm/km以上で−0.4ps/nm/km以下の全分散勾配と、1550nmで−141ps/nm/
    km以上で−121ps/nm/km以下の全分散と、当該1550nmにおける全分散を当該1550nmにおける分散勾配で割ったものとして定義され、250nmから318nmのカッパと、をもたらし、
    前記光ファイバは、1550nmでの全分散の絶対値を1550nmでの減衰で割った値として定義され、267ps/nm/dB以上で309ps/nm/dB以下の絶対値を有する性能指数(FOM)をさらに含むことを特徴とする分散補償光ファイバ。
  2. 当該1550nmでの全分散勾配は、−0.47ps/nm /kmより大きく−0.41ps/nm /km未満であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  3. 当該1550nmでの全分散は、−132ps/nm/kmより大きく−121ps/nm/km以下であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  4. 全分散が−123.3ps/nm/km以下であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  5. 請求項1に記載の分散補償光ファイバを含む分散補償モジュール。
  6. 光ファイバ伝送システムであって、
    1550nmで14ps/nm/kmから21ps/nm/kmの間の全分散を有する、標準的なシングルモード伝送ファイバと、
    前記標準的なシングルモード伝送ファイバに光学的に結合した、請求項1に記載の分散補償ファイバと、
    を含み、1525nmから1570nmの間の伝送波長域内の全波長に対して、前記伝送システムは、前記標準的なシングルモード伝送ファイバの100kmにつき±15ps/nm未満の残留分散を示すことを特徴とする光ファイバ伝送システム。
  7. 前記残留分散は、前記標準的なシングルモード伝送ファイバの100kmにつき±10ps/nm未満であることを特徴とする請求項6に記載の光ファイバ伝送システム。
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