JP4837760B2 - 自走式ドラムスクリーン - Google Patents

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Description

本発明は、例えば土、泥等の付着性のある高水分、高粘性の物質等の篩い分けに適した自走式ドラムスクリーンに関するものである。
従来、いわゆる自走式スクリーンとしては、振動篩或いはトロンメルを用いた装置が提案されている。
これはクローラを具備したフレーム上に振動篩装置、動力装置、排出コンベア等を搭載し、クローラにより自走可能としたものである(特許文献2,3)。
特開2002−113422号 特開2005−305226号 特表平9−512210号 特開2005−342583号
ところで、上記従来の振動篩或いはトロンメルでは、各篩分け装置の構成上、粒度範囲の広い被処理物に対応し難く、トロンメルでは使用する網の破損等が生じ易く、自走式としても対応し得る被処理物が限定されていた。
特に、付着性、凝集性のある高水分、高粘性の物質(例えば土、泥等)を含む物質の篩分けについては対応し難いという課題があった。
土、泥等の付着性のある高水分、高粘性の物質等の篩分けにはドラムスクリーンが適しているが、ドラムスクリーン全体を回転する必要があるため、一般にドラムスクリーンの回転駆動系が大型化し、定置型として使用され、自走式クローラのフレームに搭載するには適していなかった(特許文献1,4)。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、円筒形スクリーンの駆動系等の構造を改良することにより、円筒形スクリーン自体の小型化を実現し、これによりクローラを有する車体フレーム上に搭載可能とした自走式ドラムスクリーンを実現することを目的とする。
また、本発明は小型自走式の円筒形スクリーンでありながら、リング状部材を有するロッド被覆管をロッドに装着可能とし、四角形状の篩い目を形成し得て高品質な製品を選別可能な自走式ドラムスクリーンを実現することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、
第1に、自走可能なクローラを具備した車体フレームの略中央部に、該フレームの前後方向に沿う回転軸を有する前2輪、後2輪の計4輪の回転ローラを軸設すると共に、前後一対の回転ローラを各々連結軸で連結して前後の各2輪を同時に回転可能とし、複数のロッドを円筒形状に配列した円筒形スクリーンの両端部にローラ受けリングを形成し、上記スクリーンの円筒中心軸と上記回転ローラの回転軸とが平行となるように両リングの外周面を上記4輪の回転ローラ上に載置して当該円筒形スクリーンを円筒中心軸の周りに回転可能に設置し、上記回転ローラの少なくとも1つを回転駆動し得るスクリーン駆動モータを設け、上記車体フレーム上の上記円筒形スクリーン入口側に該入口に向かう原料投入コンベアを設け、上記車体フレーム上の上記円筒スクリーン出口側には上記円筒中心軸と直交方向に第1製品搬送コンベアを設け、上記円筒形スクリーンの下側から上記円筒中心軸に沿って車体前方に向けて第2製品搬送コンベアを設け、上記車体フレーム上に上記各コンベアを駆動するコンベア駆動モータを設け、かつ上記車体フレーム上に、上記各駆動モータに電力を供給するための発電機を設置したものであることを特徴とする自走式ドラムスクリーンにより構成されるものである。
このように構成すると、製品搬送コンベア及び駆動系を含めてドラムスクリーンをクローラ車体上に設置することができ、自走式のドラムスクリーンを実現することができる。
第2に、上記円筒形スクリーンのロッドを軸支する両端の軸受環状フレームに、上記ローラ受けリングを各々固定し、両リングの各外周面をローラ支持面とし、前方側の上記2輪の回転ローラを車体フレーム上の高位置側に、後方側の上記2輪の回転ローラを上記車体フレーム上の低位置側に設置することで、上記円筒形スクリーンを前方から後方に向けて傾斜するように構成し、かつ上記円筒スクリーンの低位置側の上記車体フレームに上記円筒中心軸と直交する回転軸を有するスラスト受けローラを回転自在に軸設すると共に、該スラスト受けローラの外周面を低位置側の上記ローラ受けリングの側面に当接させたものであることを特徴とする上記第1記載の自走式ドラムスクリーンにより構成されるものである。
このように構成すると、傾斜円筒形クリーンのローラ受けリングの側面をスラスト受けローラで受けることにより、円筒形スクリーンのスラスト方向の動きを抑制し得て、小型でありながらメンテナンス性の高い自走式ドラムスクリーンを実現し得る。
第3に、上記第1製品搬送コンベアの終端部側のコンベアフレームを始端部側のコンベアフレームから分割すると共に、分割部に回動支点を設けることにより始端部側のコンベアフレームに対して終端部側のコンベアフレームを回動可能とし、上記分割部における上記始端部側のコンベアフレームにシリンダーを接続すると共に、該シリンダーの伸縮ロッドを上記終端部側のコンベアフレーム側に接続し、上記シリンダーの伸縮ロッドを駆動することにより上記終端部側のコンベアフレームを上記回動支点を以って上記始端部側のコンベアフレームに向かって回動し得るように構成し、上記シリンダーの駆動により上記終端部側のコンベアフレームをコンベアベルト共々折り畳み可能に構成したものであることを特徴とする上記第1又は2記載の自走式ドラムスクリーンにより構成されるものである。
このように構成すると、移動時等は第1製品搬送コンベアを折り畳むことが可能であり、車幅を抑制することで、例えばセルフローダ等に搭載して輸送可能な自走式ドラムスクリーンを実現できる。
第4に、上記第2製品搬送コンベアの終端部に、小フレームを設けて当該小フレームを上記第2製品搬送コンベアの左右コンベアフレームに沿って上記終端部から該両フレーム内に収納可能に構成し、かつ上記第2製品搬送コンベアの終端部のコンベアフレームにシリンダーを接続すると共に、該シリンダーの伸縮ロッドを上記小フレームに接続し、上記シリンダーを駆動することにより上記小フレームを上記第2製品搬送コンベアの終端部内側に収納し得るように構成したものであることを特徴とする上記第1〜3の何れかに記載の自走式ドラムスクリーンにより構成される。
このように構成すると、移動時等は第2製品搬送コンベアの小フレームを収納することで全長を抑制することができ、例えばセルフローダ等に搭載して輸送可能な自走式ドラムスクリーンを実現できる。
第5に、上記第2製品搬送コンベアの終端部側のコンベアフレームを始端部側のコンベアフレームから分割すると共に、分割部に回動支点を設けることにより始端部側のコンベアフレームに対して終端部側のコンベアフレームを回動可能とし、上記分割部における上記始端部側のコンベアフレームにシリンダーを接続すると共に、該シリンダーの伸縮ロッドを上記終端部側のコンベアフレーム側に接続し、上記シリンダーの伸縮ロッドを駆動することにより上記終端部側のコンベアフレームを上記回動支点を以って上記始端部側のコンベアフレームに向かって回動し得るように構成し、上記シリンダーの駆動により上記終端部側のコンベアフレームをコンベアベルト共々折り畳み可能に構成したものであることを特徴とする上記第1〜3の何れかに記載の自走式ドラムスクリーンにより構成される。
このように構成すると、移動時等は第2製品搬送コンベアを折り畳むことが可能であり、全長を抑制することで、例えばセルフローダ等に搭載して輸送可能な自走式ドラムスクリーンを実現できる。
第6に、上記製品搬送コンベアは水平キャリアローラとその水平キャリアローラの両側に設けられ内側に傾斜した一対の傾斜ローラを有し、上記各キャリアローラを支持するキャリアスタンドは、コンベアの幅方向に設けられた支持杆と、該支持杆上に設けられ上記各キャリアローラを軸支する複数の軸受とから構成され、上記支持杆の上記傾斜ローラに対応する両端部は、両傾斜ローラの傾斜に沿って各々内側に傾斜しているものであることを特徴とする上記第1〜5の何れかに記載の自走式ドラムスクリーンにより構成される。
このように構成すると、製品搬送コンベアの上下高さを抑制することができ、結果として自走式ドラムスクリーンの車高を抑制することができ、例えばセルフローダ等に搭載して輸送可能な自走式ドラムスクリーンを実現できる。
第7に、上記ローラ受けリングは上記両端軸受環状フレームの外周面に一体的に形成されているものであることを特徴とする上記第2〜6の何れかに記載の自走式ドラムスクリーンにより構成される。
このように構成すると、ドラムスクリーンの駆動用の専用のドラムを必要としないため、ドラムスクリーン自体を非常に小型に構成することができ、クローラ車体に搭載可能な小型のドラムスクリーンを実現することができる。
第8に、上記第2製品搬送コンベアの始端部近傍のコンベアフレームを上記車体フレームに軸支し、当該支軸を中心として終端部側を回動可能に構成したものであることを特徴とする上記第1〜7の何れかに記載の自走式ドラムスクリーンにより構成される。
このように構成すると、第2搬送コンベアを上記支軸を中心として下方に回動させることにより、コンベアとドラムスクリーンとの間に空間を形成することができるため、メンテナンスのし易い自走式ドラムスクリーンを実現し得る。
第9に、ロッド外周部を被覆可能なロッド被覆管を設けると共に該ロッド被覆管の外周部に1個又は複数のリング状部材を固着し、上記ロッド被覆管を上記各ロッド外周部に被覆することにより隣接するロッドにおける上記リング状部材が千鳥配置となり、かつロッドの軸線方向にリング状部材が重なり合うように構成し、上記ロッドの軸線方向に隣接するリング状部材によって方形の篩い目を構成したものであることを特徴とする上記第1〜8の何れかに記載の自走式ドラムスクリーンにより構成される。
このように構成すると、ロッド被覆管によって方形の篩い目を形成することができ、しかもリング状部材が磨耗した場合は、ロッド被覆管を交換するだけでよいため、メンテナンス性の高い自走式ドラムスクリーンを実現できる。
第10に、上記ロッド被覆管は、上記ロッドの端部より該ロッド外周部に装着可能であると共に、上記ロッド端部から抜脱可能である上記第9記載の自走式ドラムスクリーンにより構成される。
このように構成すると、ロッド被覆管の上記ロッドへの装着、該ロッドからの取り外しが簡単に行うことができ、メンテナンス性の高い自走式スクリーンを実現できる。
本発明は上述のように、ドラムスクリーンをその駆動系を含めて小型軽量化することにより、ドラムスクリーンの駆動系、製品搬送コンベア等を含めてクローラ付きの車体フレームに搭載することができ、従って高粘性の物質を含む物質及び粒度範囲の広い被処理物に対応できる自走式のドラムスクリーンを実現し得たものである。
また、本発明は例えばセルフローダ等に搭載して移動が可能な小型の自走式ドラムスクリーンを実現し得たものである。
よって、処理現場まではセルフローダで移動して、現場においては例えばラジオコントロール制御により自走することができるため、機動性を飛躍的に向上した自走式のドラムスクリーンを実現したものである。
また、小型でありながらメンテナンス性の非常に良い自走式ドラムスクリーンを実現したものである。
本発明に係る自走式ドラムスクリーンの側面図である。 同上ドラムスクリーンの平面図である。 同上ドラムスクリーンの製品搬送コンベア近傍の側面図である。 同上ドラムスクリーンの背面図である。 同上ドラムスクリーンの背面図である。 同上ドラムスクリーンに使用するコンベアの正面図である。 同上ドラムスクリーンに使用するコンベアの正面図である。 同上ドラムスクリーンの概略側面図である 同上スクリーンの横断面図であり、図10のX1−X1線断面図である。 同上スクリーンの正面図である。 図1のX2−X2線断面図である。 図3のX3−X3線断面図である。 同上スクリーンの環状軸受フレーム近傍の分解斜視図である。 同上スクリーンの小径円筒の水平円盤の部分正面図である。 同上スクリーンの環状軸受フレーム近傍の側面断面図である。 同上スクリーンに使用する被覆管とロッドを示す斜視図である。 同上スクリーンに使用する被覆管をロッドに装着する状態を示す図であり、(a)(b)はロッドを挿入する状態、(c)は被覆管をロッドに装着した状態を示す図である。 同上スクリーンに使用する被覆管をロッドに装着した状態を示すドラムスクリーンの一部側面図である。 図11のX4−X4断面図である。 本発明に係る自走式ドラムスクリーンの他の実施形態の側面図である。
図1、図2は本発明に係る自走式ドラムスクリーンの全体構成を示す。当該自走式ドラムスクリーンは、クローラ30,30の設けられた車体フレーム13、該フレーム13の傾斜面13a(図8参照)に傾斜して設置された円筒形スクリーン5、上記フレーム13の水平面13b上に水平に設置された原料投入用コンベア31、当該コンベア31上に設けられた投入用ホッパー32、上記フレーム13内における上記円筒形スクリーン5下方位置から前方側斜め上方に傾斜して設けられた製品搬送コンベア(第2製品搬送コンベア)33、上記円筒形スクリーン5の出口側の上記フレーム13の水平面13c上に水平に設置された製品搬送コンベア(第1製品搬送コンベア)34、及び上記水平面13cの後端部上に設けられ上記円筒形スクリーン回転用の駆動モータM1,M2及び油圧駆動用のモータ35等に電力を供給するための発電機36、上記製品搬出コンベア33の先端部伸縮用の油圧シリンダー37,37、上記製品搬出コンベア34の先端部折り畳み用の油圧シリンダー38,38(図5)、及び左右のクローラ30,30を駆動するための油圧モータ39,39等を具備しているものである。
かかる本発明の自走式ドラムスクリーン装置は、円筒形スクリーン5をその駆動系を含めて小型化し、かつ製品搬送コンベア33及び34のキャリアスタンド42’(図6)、52’(図7)を薄型化し、製品搬送コンベア33の先端部を縮小可能とし、製品搬送コンベア34の先端部を折り畳み可能とすることにより、全長及び全副を短くする等の構成上の改良により装置全体の大幅な小型軽量化を実現し、セルフローダ(産業車両運搬車)への搭載をも可能としたものである。
以下その構成を説明する。尚、以下の説明において、自走式ドラムスクリーン1の原料の投入側(図1におけるホッパー32側)を前方、出口側(図1における円筒形スクリーン5の出口側)を後方とし、左右方向は、平面視(図2)において、後方から前方を見た状態における左右方向を用いるものとする。
上記円筒形スクリーン5は、図8、図9に示すように、所定間隔を介して中心軸(円筒中心軸)P1とする円筒形状に配設された複数のロッド2,2’と、これら複数のロッド2,2’の中間部を支持する中間軸受環状フレーム3,3(図11参照)と、上記ロッド2,2’の両端部を支持する両端軸受環状フレーム4,4’(図9参照)と、上記両端軸受環状フレーム4,4’の各々の外周面に、上記中心軸P1に同心にかつ上記環状フレーム4,4’に一体に設けられた前後のローラ受リング6,6’と、上記後方側の軸受環状フレーム4の後方側板面4aに円盤7aを以ってボルトB1で固定され、上記中心軸P1と同心に上記スクリーン5の後方の出口方向に突出する小径円筒部7と、上記前方側の軸受環状フレーム4’の前方側板面4a’に円盤8aを以ってボルト(図示せず)で固定され、上記中心軸P1と同心に上記スクリーン5の入口側に突出するガイドリング8(図12参照)によって構成されている。
上記ロッド2,2’は横断面円形の円柱状固定ロッド2’と横断面正方形の角柱状遊動ロッド2からなる(図11、図13参照)。上記固定ロッド2’は上記環状フレーム4,4’の一定角度毎に8本設けられており(図10参照)、これらのロッド2’は上記中間軸受環状フレーム3,3の一定角度毎に貫設された8個の軸受孔3aに固定されると共に(図11参照)、上記両端軸受環状フレーム4,4’に一定角度毎に貫設された8個の軸受孔4b,4b’に各両端部が固定されている(図12参照)。
上記中間軸受環状フレーム3,3の上記軸受孔3a間には一定角度毎(周方向の所定間隔毎)に複数の円形軸受孔9(本実施形態では軸受孔3a間に8個、計64個)が周方向に貫設されており(図11参照)、上記両端環状フレーム4,4’の上記軸受孔4b間には、同様に、一定角度毎(周方向の所定間隔毎)に複数の円形軸受孔9(本実施形態では軸受孔4b間に8個、計64個)が貫設されており(図9参照)、これらの各円形軸受孔9内に上記遊動ロッド2が各々挿通されている。
また、上記円盤7a,8aの盤面にも、上記軸受孔4bに対応する位置に固定ロッドの両端部を挿入固定するための軸受孔7cが上記軸受孔4bに対応する位置に貫設されており、上記軸受孔7c間には、上記遊動ロッド2の両端小径突出軸2”を遊挿支持するための小径軸受孔10が上記軸受孔9に対応して一定角度毎(周方向に所定間隔毎)に(本実施形態では軸受孔7c間に8個、計64個)貫設されている(図10、図14,図15参照)。
上記中間軸受環状フレーム3,3及び上記両端軸受環状フレーム4,4’の円形の軸受孔9は(図11、図13参照)、上記遊動ロッド2の幅(横断面正方形の対角線)よりも大きな直径を有しており(図14,図15参照)、上記遊動ロッド2は上記各中間環状フレーム3,3及び両端軸受環状フレーム4,4’の各軸受孔9に各々遊挿され、その両端小径突出軸2”を前後の上記円盤7a,8aに各々設けられた小径軸受孔10に挿通し、当該小径軸受孔10により両端部(両端小径突出軸2”)を軸支された状態となっている(図14,図15参照)。
上記両端の円盤7a,8aの上記各小径軸受孔10も上記ロッド2の両端小径突出軸2”の直径よりも大きな直径を有するものであるから、上記ロッド2の両端小径突出軸2”は上記各小径軸受孔10内において所定の間隙tを以って遊挿支持された状態となっている(図14、図15参照)。従って、これら遊動ロッド2は上記円筒形スクリーン5が上記中心軸P1を中心として矢印A方向に回転したとき、上記間隙tの範囲内にて振動、回転等し得るように構成している。
上記後方側のローラ受リング6は図13に示すように、平面状のローラ支持面6aの後方側において、外周方向に突出する脱輪防止用環状リブ6bが全周に亙り一体的に形成されており、断面略L字形状をなしている。また、前方側のローラ受リング6’は上記後方側ローラ受リング6’と対称形状をなすものであり、ローラ支持面6a’の前方側において外周方向に突出する脱輪防止用環状リブ6b’が全周に亙り一体に形成され、同様に断面略L字形状をなしている。
さらに、上記両ローラ受けリング6,6’の互いの対向側面には同様に脱輪防止用環状リング11、11’が各々ボルトB2により同心に固定されており、上記ローラ支持面6a,6a’は各々環状リブ6b,6b’及び環状リング11、11’により前後方向に脱輪防止されるように構成されている。
上記中間軸受環状フレーム3,3及び後方側軸受環状フレーム4には、スクリーン内に供給された原料の原料通過時間を稼ぐための環状堰板12が上記中心軸P1に同心にボルトB3を以って固定されている。
次に、上述のように構成された円筒形スクリーン5の台枠及び駆動系について説明する。
上記円筒形スクリーン5を載置する車体フレーム13の傾斜面13aは、前方側から後方側に下り傾斜角度を有しており、該傾斜面13aの左方向の前後には、図9に示すように上記中心軸P1と平行(傾斜面13aの傾斜方向に平行)の同一中心軸P2を以って2つの同径の回転ローラ14a,14bが、2つの軸受部15a,15bに各々回転自在に軸支されている。上記軸受部15a,15bは各々傾斜面13aの高位置及び低位置に設けられた支持脚15,15に固定されている。
また、上記車体フレーム13の傾斜面13a上の右側における上記回転ローラ14a,14bの対称位置には、上記中心軸P1と平行(傾斜面13aの傾斜方向に平行)の同一中心軸P3を以って上記回転ローラ14a,14bと同径の2つの回転ローラ14a’,14b’が、2つの軸受部15a’,15b’に各々回転自在に軸支されている。また、上記軸受部15a’,15b’は上記軸受部15a,15bの対称位置であって車体フレーム13の高位置及び低位置に設けられた支持脚15’,15’に固定されている。
さらに上記左側の回転ローラ14aと14bの各回転軸は中心軸P2上の連結軸16により互いに連結され、上記右側の回転ローラ14a’と14b’の各回転軸は中心軸P3上の連結軸16’により互いに連結されており、上記各ローラ14aと14b、各ローラ14a’と14b’は上記連結軸16,16’により互いに同時に回転駆動されるように構成されている。
従って、上記左側の回転ローラ14a,14b及び上記右側の回転ローラ14a’,14b’の各中心軸P2,P3及び連結軸16,16’は、各々上記台枠上面の傾斜面13aの傾斜角度と同一の傾斜角度を持って前方側から後方側に傾斜しており(図8参照)、これら4個のローラ上に上記円筒形スクリーン5を載置したとき、該スクリーン5の中心軸P1と上記各ローラの中心軸P2,P3とは同一傾斜角度を以って平行となるように構成される。
上記左側の回転ローラ14a,14bの中心軸P2と上記右側の回転ローラ14a’,14b’の中心軸P3の間隔Tは、上記回転ローラ14a,14a’上、及び上記各回転ローラ14b,14b’上に上記ドラムスクリーン1の前後のローラ受けリング6,6’が各々載置可能となるようにその間隔が設定されている。
よって、上記各回転ローラ14a,14a’,14b,14b’上に上記円筒形スクリーン5を載置すると、前方のローラ受けリング6’のローラ支持面6a’の左右位置に上記前方の左右の回転ローラ14a,14a’の外周面が接触し、後方のローラ受けリング6の上記ローラ支持面6aの左右位置に上記後方の左右の回転ローラ14b,14b’の外周面が接触し、これにより、上記ドラムスクリーン1を上記各回転ローラ14a,14a’,14b,14b’上に上記台枠13の傾斜角度と同一の傾斜角度で、後方に傾斜した状態で載置し得るように構成されている(図9、図13参照)。
さらに、上記回転ローラ14aの回転軸は軸受部15aを介して駆動モータM1の駆動軸M1’に連結されており、上記回転ローラ14b’の中心軸は上記軸受部15b’を介して駆動モータM2の駆動軸M2’に連結されており、上記駆動モータM1,M2を同一速度で同一方向に回転駆動することにより、上記円筒形スクリーン5を中心軸P1を回転中心として矢印A方向に回転駆動し得るように構成されている。即ち、上記駆動モータM1により回転ローラ14a,14bを連結軸16を介して矢印A’方向(図10)に同時に回転駆動し、上記駆動モータM2により回転ローラ14b’,14a’を連結軸16’を介して同時に矢印A’方向に同時に回転駆動し(図10)、これら上記回転ローラ14a,14b,14a’,14b’の同一方向(矢印A’方向)の回転により上記円筒形スクリーン5を矢印A方向に回転し得るように構成している。
後方側の上記ローラ受けリング6の後面側面6b”には、スラスト受けローラ17の側面17aが接触している(図8、図10)。このスラスト受けローラ17はその回転軸18(図8)に回転自在に軸支されており、当該回転軸18は、上記車体フレーム13における上記傾斜面13aの後方平面部13a’の中央に設けられたL型アングル19に支持されている。より具体的には、上記スラスト受けローラ17は、上記L型アングル19の上記受けリング6側に突出する取付片19a(図12)下側に位置するように、かつその回転軸18の中心軸P4が上記円筒形スクリーン5の中心軸P1に直交するように上記回転軸18に回転自在に支持されており、上記取付片19a上部においてナットNにより抜け止め固定されている。
このスラスト受けローラ17は、図12に示すように後方に傾斜状態で上記各ローラ上に載置された円筒形スクリーン5を、上記後方側のローラ受リング6の後面側面6b”にその側面17aを当接させることにより、円筒形スクリーン5のスラスト方向(中心軸P1の方向)の動きを受け止め制限するものである。即ち、上記円筒形スクリーン5は、上記4つの回転ローラ14a,14a’,14b,14b’上に載置され、後方側に傾斜した状態で回転するため、上記スラスト受けローラ17の側面17aをリング6の後面側面6b”に当接し、これにより円筒スクリーン5のスラスト方向の動きを制限するものである。これにより上記円筒形スクリーン5は、回転中は上記ローラ受リング6の後面側面6b”が上記スラスト受けローラ17の側面17aに当接することでスラスト方向の動きが制限され、結果としてローラ受リング6,6’と回転ローラ14a,14b,14a’,14b’との接触による磨耗、即ち、ローラ受リング6,6’のローラ支持面6a,6a’、環状リブ6b,6b’、環状リング11,11’等の磨耗を防止することができる。また、スラスト受けローラ17自身が磨耗した場合は、ナットNを外すことにより、容易に交換することができる。即ち、
上記円筒形スクリーン5の下側には上記製品搬送コンベア33が設けられ、上記円筒スクリーン5より篩い分けられた製品(石等)を前方(矢印F方向)に搬送する(図1、図12参照)。また、上記円筒形スクリーン5の後方側の小径円筒部7の出口側の下面には上記製品搬送コンベヤ34が設けられ、上記円筒形スクリーン5の出口側から排出される製品を側方(矢印G方向)に搬送するものである(図9参照)。
22は上記円筒スクリーン5等の外側を覆う筐体であり、上記円筒形スクリーン5の外側全体を覆うスクリーン筐体22aと、上記スクリーン5後方側の小径円筒部7及びコンベア34を覆う後方側筐体22bとから構成されており、前方側はガイドリング8を露出すべく開口部22a’が形成されている。この筐体22はその下端周縁を上記車体フレーム13上面に固定されている。
上記ホッパー32は上記フレーム13の前方水平面13b上に4つの脚部32aにより固定されており、上記ホッパー32の下面側における上記脚部32a間の上記水平面13b上に上記原料投入コンベア31が設置されている。この原料投入コンベア31は円筒スクリーン5側の駆動ローラ31aを駆動モータM3により駆動することにより、矢印E方向に駆動され、原料を運搬して上記円筒形スクリーン5内に投入するものである。
上記製品搬送コンベア33は、上記円筒形スクリーン5の下方後方側の軸受環状フレーム4近傍の始端位置から、上記車体フレーム13の前方斜め上方位置の終端位置に至る左右の湾曲コンベアフレーム33a,33aを有している。このコンベアフレーム33a,33aの先端部(終端部)には、上記コンベアフレーム33a,33aより幅の狭い小フレーム33a’,33a’が上記コンベアフレーム33a,33aの先端部内側に出没可能に設けられており、当該小フレーム33a’,33a’の先端部に駆動ローラ33b’,上記コンベアフレーム33a,33aの始端部に従動ローラ33bが軸支され、これらのローラ33b,33b’間にベルト33’が張設されている。
そして、上記コンベアフレーム33a,33aの先端部(終端部)には油圧シリンダー37,37が接続されており、これらの油圧シリンダー37,37の伸縮ロッド37a,37aの先端が上記小フレーム33a’,33a’に接続されている。従って、通常の動作状態では、上記油圧シリンダー37,37の伸張状態となり、かかる状態においては図2及び図3二点鎖線に示すように小コンベアフレーム33a’,33a’が上記コンベアフレーム33a,33aの先端部から突出した状態となり、運搬時等においては上記油圧シリンダー37,37を縮小駆動することにより上記小フレーム33a’,33a’を上記コンベアフレーム33a,33aの先端部内側に収納して(図3実線参照)、車体の全長を縮小し得るように構成している。
また、この製品搬送コンベア33の駆動(矢印F方向)は、上記小コンベアフレーム33a’,33a’に設けられた駆動モータ(コンベア駆動モータ)M4により上記駆動ローラを駆動することにより行うものである。
この製品搬送コンベア33のキャリアローラは図6に示すように、中央のキャリアローラ40と左右の傾斜キャリアローラ41,41により構成されており、これらのキャリアローラ40,41は、左右のコンベアフレーム33a,33a間に設けられた横杆(支持杆)42上において軸受44,44間及び軸受44、45間に各々軸支されている。ここで、上記横杆42と上記軸受44,45を含めてキャリアスタンド42’という。このキャリアスタンド42’の横杆42は上記中央のキャリアローラ40に対応する部分は水平であるが、上記傾斜キャリアローラ41,41に対応する部分は上記キャリアローラ41,41の傾斜角度にほぼ平行に内側に向けて傾斜屈曲された傾斜部42a,42aが形成されており、上記傾斜部42a,42aの両端にさらに支持用水平部42b,42bが形成されている。そして、上記支持用水平部42b,42bの下側に上記コンベアフレーム33a,33aの上面が固定されている。
また、リタンローラ46は上記左右のコンベアフレーム33a,33aに各々吊下されたアングル47,47に両端軸を回転自在に軸支されており、上記キャリアローラ40,41上、及びリタンローラ46上にコンベアベルト33’が移行するように構成されている。上記製品搬送コンベア33は上述のように傾斜キャリアローラ41,41の傾斜角度に対応してキャリアスタンド42’に傾斜部42a,42aが形成されているから、リタンローラ46を含めてコンベア33の上下高さを狭く形成することができ、結果的に自走式ドラムスクリーン1の車高を低く抑えることができる。
また、この製品搬送コンベア33の始端部の従動ローラ33b近傍には上記左右のコンベアフレーム33a,33aを上記車体フレーム13に回動可能に軸支する回動支点48が形成されており、上記コンベア33全体は上記回動支点48を中心として、矢印L,H方向(上下方向)に回動し得るように構成している。このコンベア33は常時は上記コンベアフレーム33a,33aに各々設けられた吊下アングル49の上面49aを上記フレーム13の前端下面にボルトで固定することにより図1に示す状態に固定されており、当該状態で製品を矢印F方向に搬送する。メンテナンス時においては、上記吊下アングル49を上記フレーム13前端から外し、上記回転支点48を支点として矢印H方向に回動することで、図3に示すように上記吊下アングル49の下端を地面に載置した状態とすることができるように構成されている。かかる位置においては上記フレーム13内部に空間が形成されるため、各種メンテナンスを行うことができる。
上記製品搬送コンベア34は、上記円筒形スクリーン5の出口の小円筒部7の下側近傍にその始端部が設置されており、図4に示すように、終端部の駆動ローラ34bは右上方に位置するように右上り傾斜面となるように左右のコンベアフレーム34a,34a(図7)が上記車体フレーム13に固定されている。上記コンベアフレーム34aの始端部側には従動ローラ34b’が軸支され、上記フレーム34a,34aの終端部側には駆動ローラ34bが軸支されており、終端部側に設けられた駆動モータM5(図2)によりベルト34’が矢印G方向に駆動されるものである。
この製品搬送コンベア34のキャリアローラは図7に示すように、中央のキャリアローラ50と左右の傾斜キャリアローラ51,51により構成されており、これらのキャリアローラ50,51は、左右のコンベアフレーム34a、34a間に設けられた横杆52上において軸受54,54間及び軸受54、55間に各々軸支されている。ここで、上記横杆52と上記軸受54,55によりキャリアスタンド52’が形成されている。このキャリアスタンド52’の横杆(支持杆)52は上記中央のキャリアローラ50に対応する部分は水平であるが、上記傾斜キャリアローラ51,51に対応する部分は上記キャリアローラ51,51の傾斜角度にほぼ平行に上方向けて傾斜屈曲された傾斜部52a,52aが形成されており、上記傾斜部52a,52aの両端にさらに支持用水平部52b,52bが形成されている。そして、上記支持用水平部52b,52bの下側に上記コンベアフレーム34a,34aの上面が固定されている。
また、リタン側には左右のコンベアフレーム34a,34a下側間にリタン側機枠56が設けられており、上記キャリアローラ50,51上、及びリタン側機枠56上にコンベアベルト34’が移行するように構成されている。上記製品搬送コンベア34は上述のように傾斜キャリアローラ51,51の傾斜角度に対応してキャリアスタンド52’に傾斜部52a,52aが形成されているから、リタン側を含めてコンベア34の上下高さを狭く形成することができ、結果的に自走式ドラムスクリーン1の車高を低く抑えることができる。
この製品搬送コンベア34の上記コンベアフレーム34a,34aは、その分割部34”において始端部側34a’,34a’と終端部34a”,34a”側に分割されており、終端部側のコンベアフレーム34a”,34a”は回動アングル53,53を以って上記コンベアフレーム34a’,34a’側に設けられた回動支点53’に軸支されている。
また上記コンベアフレーム34a’,34a’側のアングル54’に油圧シリンダー38が軸支されており、当該油圧シリンダー38の伸縮ロッド38aの先端部は上記終端部側のコンベアフレーム34a”,34a”の上端部に軸支されている(図4)。よって、図4の伸張状態から油圧シリンダー38を縮小すると、終端部側のコンベアを上記回動支点53’を回動中心として矢印I方向に回動し、終端部側の上記コンベアフレーム34a”,34a”を上記始端部側のコンベアフレーム34a’,34a’に対して略直交する状態まで折り畳むことができるように構成している。このようにコンベア34を折り畳むことにより、自走式ドラムスクリーン装置自体の横幅を狭くすることができ、装置自体をセルフローダ等のトラックに搭載することも可能となる。
上記発電機36は上記円筒形スクリーン5の駆動モータM1,M2、上記原料投入コンベア31の駆動モータM3、上記製品搬送コンベア33,34の各駆動モータM4,M5、油圧ポンプ駆動モータ35に各々電力を供給するものであり、上記駆動モータ35は上記クローラ30,30の駆動用油圧モータ39、上記油圧シリンダー37、38の駆動用油圧ポンプを駆動するものであり、これらの駆動モータ、油圧ポンプ、及び電力供給用の発電機36は全て単一の車体フレーム13上に設置されているものである。尚、上記ドラムスクリーン装置の走行は例えばラジオコントロールにより無線で行うことが好ましい。
本発明は上述のように構成されるものであるから、油圧シリンダー37を縮小駆動して製品搬送コンベア33の小フレーム33a’,33a’を収納し、油圧シリンダー38を縮小駆動して製品搬送コンベア34を折り畳むことにより全長と全副を縮小した状態とすれば、セルフローダ付のトラックに搭載が可能となり、各種の現場までトラックで運搬することが可能となる。
現在に到着した場合は、例えば無線操縦等により自走が可能であるため、最適の作業現場まで容易に移動することができる。
現場においては、油圧シリンダー37を伸張して製品搬送コンベア33の小フレーム33a’をコンベア33の先端より突出させ、かつ油圧シリンダー38を伸張して製品搬送コンベア34を反矢印I方向に倒して直線的なコンベア34を形成し、各駆動モータM5を駆動してコンベアを駆動する。
かかる状態で駆動モータM1,M2を同一方向に同一速度で駆動する。すると、連結軸16を介して回転ローラ14a,14bが同時に矢印A’方向に回転駆動され、同時に連結軸16’を介して回転ローラ14a’,14b’が同時に矢印A’方向に回転駆動され、これらローラ14a,14b,14a’,14b’の回転力が上記各ローラ受けリング6,6’に各ローラ支持面6a,6a’を介して伝達され、これにより円筒形スクリーン5が矢印A方向に回転する。
また、上記円筒形スクリーン5の回転により、スラスト受けローラ17が矢印D方向(図3)に回転し上記スクリーン5のスラスト方向の動きを制限する。
かかる状態において、上記円筒形スクリーン5の前方のホッパー32から土、泥等を含む原料を投入すると、原料はコンベア31により円筒形スクリーン5内に投入され、円筒形スクリーン5内で遊動ロッド2に衝突しながら篩い分けられ、堰板12で堰き止められながら徐々に土、泥等が除去され、出口24方向に移行して行き、当該篩分け動作の過程において遊動ロッド2,2の間隙から通過可能な石(製品)は下方に落下して搬送コンベア33によって矢印F方向に搬送される。上記遊動ロッド2,2間の間隙よりも大きな石は円筒形スクリーン5の出口24から排出され、小径円筒部7を介して搬送コンベヤ34上に供給され、該コンベアにて矢印G方向に搬送される。
このような篩分け動作の過程において、上記円筒型スクリーン5がスラスト方向(中心軸P1に沿う前後方向)に振動或いは移動しようとしても上記スラスト受けローラ17によって上記スラスト方向の動きが制限され、上記円筒形スクリーン5は安定して回転することができる。
尚、上記実施形態においては、2つの駆動モータM1,M2を使用して4つの回転ローラを駆動する構成を示したが、左右の連結軸16と連結軸16’に各々スプロケットを設け、両スプロケット間をチェンで接続し、かかる状態で一方の回転ローラ14aのみを単一の駆動モータM1にて駆動することにより、4つの回転ローラを回転駆動するように構成してもよい。
このように、本発明に係るドラムスクリーン1は、車体フレーム13上に円筒形スクリーン5、各回転ローラ14a等、投入ホッパー32、コンベア31、製品搬出コンベア33,34、これらの駆動モータM1等がコンパクトに搭載されており、全体がクローラ30により自走可能であるため、粒度範囲の広い被処理物に対応可能なドラムスクリーンでありながら、自走可能とすることを実現したものである。
また、本発明によれば、従来のドラムスクリーンと比べて円筒形スクリーン5と同径の駆動用の円筒部分が存在しないので、全体をコンパクト(小型)に形成することができ、小型化、軽量化が可能となり、これによりクローラ用の車体フレームに搭載して自走式ドラムスクリーンを実現したものである。
また、油圧シリンダー37,38により製品搬送コンベアを縮小、折り畳むことにより、車体の全長及び全副を短く形成することができ、セルフローダ等のトラックに搭載することを可能としたものである。
また、従来のドラムスクリーンにおける駆動用の円筒部分が存在しないので、自走式を実現できると共に、泥等の原料の附着や再凝集の発生をなくして、ドラムスクリーンの篩い開け機能としても、効率的な動作を実現し得るものである。
また、スラスト受けローラ17により傾斜円筒形スクリーン5のスラスト方向の動きを抑制し得るので、回転ローラと環状ローラ受けリングの摩擦による同リングの磨耗を抑制することができ、またスラスト受けローラ17を容易に交換することができるものである。
また、両端の軸受環状フレーム4,4’と両端のローラ受けリング6,6’を一体とすることができ、円筒形スクリーン5をより小型化することができる。
また、駆動モータM1,M2の駆動軸を回転ローラの回転軸に直結することにより、円筒形スクリーン5の駆動系を非常にコンパクトに構成することができ、駆動系を含めて例えば単一の台枠上に配設することが可能となる。
図16に示すものは、自走式ドラムスクリーンの篩い目を方形(長方形または正方形)とするためのリング付のロッド被覆管(リング付ロッド被覆管)60及びそのリング状部材61を示すものである。このリング付のロッド被覆管60は、遊動ロッド2の外周部に被覆可能な断面四角形状の角筒状をなすものであり、その外周に1つ又は2つのリング状部材61が接着(又は溶着)固定されている。このロッド被覆管60の単一の長さは、上記ロッド2の長さより短く形成されており、3本のロッド被覆管60により1本のロッド2の略全体を被覆し得るように構成されている。尚、ロッド被覆管60は断面四角形であるが、ロッド断面が円形であれば円筒形状に構成される。
上記リング状部材61は、例えば硬質ゴムにより構成されており、全体形状は円盤状であるが中央にロッド被覆管挿入用の四角形状の開口61aが貫設されており、当該開口61aを以ってロッド被覆管60に挿入することで、該被覆管60に接着又は溶着により固定されている。このリング状部材61は1つのロッド被覆管60の中央部に1個設けたものと、1つのロッド被覆冠60に所定間隔を以って2個設けたものの2種類を形成する。
各々の上記ロッド被覆管60は、上記ドラムスクリーン1の前方側の軸受環状フレーム4’と中間軸受環状フレーム3との間隔、中間軸受環状フレーム3,3の間隔、中間軸受環状フレーム3と後方側の軸受環状フレーム4との間隔におけるロッド2,2に装着可能な長さを有している(図17参照)。
また、図18の装着状態において、隣接するロッド2,2のリング状部材61,61はロッドの軸線方向にみると、各リング状部材61,61が重なり合った重複部分Kを形成するように構成する。また、上記リング状部材61の直径は、遊動ロッド2に装着した場合に、隣接するロッド2のロッド被覆管60に接触しない大きさに形成する。
よって、相互に隣接する遊動ロッド2,2において、リング状部材61が1個設けられたロッド被覆管60と、リング状部材61が2個設けられたロッド被覆管60とを交互に装着することにより(図17)、ロッドスクリーン1において、リング状部材61が千鳥配置となり(図18)、上記重複部分Kにおいて、長方形の篩い目S(又は正方形の篩い目等の方形(四角形)の篩い目)を形成することができる(図18参照)。尚、1本のロッド被覆管60に何個のリング状部材61を設けるかは、篩われる物体によって設定が可能であり、図18の実施形態より小さい篩い目(例えば正方形の篩い目)を作る場合は、より多くのリング状部材61をロッド被覆管60に設けることができる。尚、方形の篩い目は上記リング状部材61と中間軸受環状フレーム3との間にも形成される。
このロッド被覆管60をロッド2に装着するには、ロッド2を挿入前に、予め各装着位置に上記被覆管60を配置しておき(図17(a)(b))、前方側の軸受環状フレーム4’側の軸受孔9からロッド2を挿入していけばよい。すると、上記ロッド2は前方側の軸受環状フレーム4’と中間軸受環状フレーム3との間のロッド被覆管60、中間軸受環状フレーム3,3間のロッド被覆管60、中間軸受環状フレーム3と後方側の軸受環状フレーム4との間のロッド被覆管60に各々挿入されていき、その先端の突出軸2”を上記軸受環状フレーム4の軸受孔9を介して水平円盤7aの小径軸受孔10に挿通支持される(図14、図15、図17参照)。尚、該ロッド2の前方側の突出軸2”も図9、図18に示すように、水平円盤8aの小径軸受孔10に挿通支持される。上記両端の水平円盤7a,8aの小径軸受孔10と上記両端の突出軸2”は図15に示すように間隙tを有しており、上記ロッド2と上記中間環状軸受フレーム3,3の軸受孔9も間隙を有しているので、上記ロッド被覆管60の装着状態においても各遊動ロッド2はそれ自体上記間隙tの範囲でガタガタと振動(遊動)することができ、解砕効果、付着物の剥離効果を発揮することができる。
このように、ドラムスクリーン1のすべての遊動ロッド2にロッド被覆管60を装着することにより、図18に示すように長方形状の篩い目Sを形成することができる。
また、上記ロッド2及びドラムスクリーン1の構成は図1〜図15の上記実施形態と同様であるため、上記ロッド2は上記ロッド被覆管60を装着した状態においても、各フレーム4’,3,4に対してガタガタと振動(遊動)可能であり、四角形状の篩い目Sにより高品質な製品を篩分けることができる。即ち、円筒形スクリーン5を回転すると、上記方形の篩い目Sよって方形篩い目Sより長い物体が篩い落とされることはなく、良好な品質の製品を篩分けることができる。
そして、上記リング状部材61が摩耗した場合は、上記ロッド4を上記前方側の軸受環状フレーム4’側から抜脱し、上記各ロッド被覆管60を取り外し、新たなリング状部材61を具備した新たなロッド被覆管60を所定位置に装着して再びロッド2を挿入して各位置においてロッド2の外周部に被覆すればよい。尚、ロッド被覆管60の取り換えは、例えば磨耗したリング状部材61を具備した一部のロッド被覆管60だけでも行うことができる。
このように、上記リング状部材61を有する上記ロッド被覆管60をロッド2に着脱可能に装着することにより、方形の篩い目を形成することができ、これにより高品質な製品を選別可能な自走式ドラムスクリーンを実現することができる。
また、リング状部材61が設けられたロッド被覆管60をロッド2に装着又は抜脱(着脱)する構成であるため、リング状部材61が摩耗した場合は、当該磨耗したリング状部材を有するロッド被覆管60のみを取換えればよく、ロッド2全体を取換える必要がないため、メンテナンス性良好な自走式ドラムスクリーンを実現できる。
また、ロッド被覆管60はロッド2を被覆するものであるため、ロッド2自体の保護材としても機能し得て、ロッド2の耐用年数をも向上することができる。
このように、上記ロッド被覆管60を装着することにより、小型でありながら、非常に高品質な製品の選別が可能であり、しかもロッド被覆管60の取り換えも容易でメンテナンス性の極めて良好な自走式ドラムスクリーンを実現し得るものである。
図20は上記図1〜図19までにおいて説明した自走式ドラムスクリーンの他の実施形態であり、上記実施形態の自走式ドラムスクリーンと同一部分には同一符号を附して便宜上それらの説明は省略する。
この自走式ドラムスクリーンは、製品搬送コンベア(第2製品搬送コンベア)33の終端部のコンベアフレーム(駆動ローラ33b’を含む小フレーム)33a”を始端部側のコンベアフレーム33aとは分離して別体とし、上記終端部側コンベアフレーム33a”の一端を回動支点66を以って上記始端部側コンベアフレーム33aに回動可能に軸支し、当該フレーム33a”を上記フレーム33aに対して反矢印J方向にコンベアベルト33’共々屈曲可能に構成したものである。上記終端部側コンベアフレーム33a”の屈曲は、上記始端部側のコンベアフレーム33aに油圧シリンダー37’を取付け、その伸縮ロッド37a’を上記終端部側のコンベアフレーム33a”の先端部65に軸支64し、図20の実線の収納状態(折り畳み状態、伸縮ロッド37a’の伸長状態)から上記伸縮ロッド37a’を縮小(駆動)することにより、上記コンベアフレーム33a”を矢印J方向に回動させて搬送コンベア33を形成することができる。このように、小フレームを屈曲式の収納機構として、伸縮ロッド37a’の縮小時に終端部側コンベアフレーム33a”が倒れて製品搬送コンベア33を構成することができるので、小型の油圧シリンダー37’を用いることができ、自走式ドラムスクリーンのさらなる小型軽量化を実現できる。
尚、上記伸縮ロッド37a’を伸長(駆動)することにより、上記終端部側のコンベアフレーム33a”を回動支点66を以って回動して折り畳むことができる。
また、上記小径円筒部7内の内周に沿って板状クリーナ62を設置することにより、当該小径円筒部7の内側に付着する土、泥等を削り取ることができるように構成している。
尚、図20の実施形態においては、油圧ポンプの油圧駆動用モータ35は、上記小径円筒部7の側方に設置することにより、さらなるスペース効率化を図っており、後端の発電機36の上部には異常時に点灯する警告ランプ63を設置している。
以上のように、本発明は例えばセルフローダ等に搭載して移動が可能な小型の自走式ドラムスクリーンを実現し得たものである。よって、処理現場まではセルフローダで移動して、現場においては例えばラジオコントロール制御により自走することができるため、機動性を飛躍的に向上した自走式のドラムスクリーンを実現したものである。
また、小型でありながらメンテナンス性の非常に良い自走式ドラムスクリーンを実現したものである。
本発明に係るドラムスクリーンは、セルフローダに搭載可能であり、しかもクローラにより自走可能であるため、利用場所を飛躍的に拡大することができるものである。
2,2’ ロッド
4,4’ 両端軸受環状フレーム
5 円筒形スクリーン
6,6’ ローラ受けリング
6” 側面(後面側面)
13 車体フレーム
14a,14a’ 回転ローラ
15b,15b’ 回転ローラ
16,16’ 連結軸
17 スラスト受けローラ
17a 側面(外周面)
30 クローラ
31 原料投入コンベア
33,34 製品搬送コンベア
33a’ 小フレーム
34’ コンベアベルト
34” 分割部
34a,34a’ コンベアフレーム
34a” 回動支点
38 油圧シリンダー
36 発電機
40,50 水平キャリアローラ
41,51 傾斜ローラ
42,52 支持杆
44,45 軸受
48 軸支部
53’ 回動支点
54,55 軸受
60 ロッド被覆管
61 リング状部材
M1,M2 駆動モータ(スクリーン駆動モータ)
M3,M4,M5 駆動モータ(コンベア駆動モータ)

Claims (9)

  1. 自走可能なクローラを具備した車体フレームの略中央部に、該フレームの前後方向に沿う回転軸を有する前2輪、後2輪の計4輪の回転ローラを軸設すると共に、前後一対の回転ローラを各々連結軸で連結して前後の各2輪を同時に回転可能とし、
    複数のロッドを円筒形状に配列した円筒形スクリーンの両端部にローラ受けリングを形成し、上記スクリーンの円筒中心軸と上記回転ローラの回転軸とが平行となるように両リングの外周面を上記4輪の回転ローラ上に載置して当該円筒形スクリーンを円筒中心軸の周りに回転可能に設置し、
    上記回転ローラの少なくとも1つを回転駆動し得るスクリーン駆動モータを設け、
    上記車体フレーム上の上記円筒形スクリーン入口側に該入口に向かう原料投入コンベアを設け、
    上記車体フレーム上の上記円筒スクリーン出口側には上記円筒中心軸と直交方向に第1製品搬送コンベアを設け、
    上記円筒形スクリーンの下側から上記円筒中心軸に沿って車体前方に向けて第2製品搬送コンベアを設け、
    上記車体フレーム上に上記各コンベアを駆動するコンベア駆動モータを設け、
    かつ上記車体フレーム上に、上記各駆動モータに電力を供給するための発電機を設置し
    上記第2製品搬送コンベアの終端部に、小フレームを設けて当該小フレームを上記第2製品搬送コンベアの左右コンベアフレームに沿って上記終端部から該両フレーム内に収納可能に構成し、
    かつ上記第2製品搬送コンベアの終端部のコンベアフレームにシリンダーを接続すると共に、該シリンダーの伸縮ロッドを上記小フレームに接続し、
    上記シリンダーを駆動することにより上記小フレームを上記第2製品搬送コンベアの終端部内側に収納し得るように構成したものであることを特徴とする自走式ドラムスクリーン。
  2. 上記円筒形スクリーンのロッドを軸支する両端の軸受環状フレームに、上記ローラ受けリングを各々固定し、両リングの各外周面をローラ支持面とし、
    前方側の上記2輪の回転ローラを車体フレーム上の高位置側に、後方側の上記2輪の回転ローラを上記車体フレーム上の低位置側に設置することで、上記円筒形スクリーンを前方から後方に向けて傾斜するように構成し、
    かつ上記円筒スクリーンの低位置側の上記車体フレームに上記円筒中心軸と直交する回転軸を有するスラスト受けローラを回転自在に軸設すると共に、該スラスト受けローラの外周面を低位置側の上記ローラ受けリングの側面に当接させたものであることを特徴とする請求項1記載の自走式ドラムスクリーン。
  3. 上記第1製品搬送コンベアの終端部側のコンベアフレームを始端部側のコンベアフレームから分割すると共に、分割部に回動支点を設けることにより始端部側のコンベアフレームに対して終端部側のコンベアフレームを回動可能とし、
    上記分割部における上記始端部側のコンベアフレームにシリンダーを接続すると共に、該シリンダーの伸縮ロッドを上記終端部側のコンベアフレーム側に接続し、
    上記シリンダーの伸縮ロッドを駆動することにより上記終端部側のコンベアフレームを上記回動支点を以って上記始端部側のコンベアフレームに向かって回動し得るように構成し、
    上記シリンダーの駆動により上記終端部側のコンベアフレームをコンベアベルト共々折り畳み可能に構成したものであることを特徴とする請求項1又は2記載の自走式ドラムスクリーン。
  4. 上記第2製品搬送コンベアの終端部側のコンベアフレームを始端部側のコンベアフレームから分割すると共に、分割部に回動支点を設けることにより始端部側のコンベアフレームに対して終端部側のコンベアフレームを回動可能とし、
    上記分割部における上記始端部側のコンベアフレームにシリンダーを接続すると共に、該シリンダーの伸縮ロッドを上記終端部側のコンベアフレーム側に接続し、
    上記シリンダーの伸縮ロッドを駆動することにより上記終端部側のコンベアフレームを上記回動支点を以って上記始端部側のコンベアフレームに向かって回動し得るように構成し、
    上記シリンダーの駆動により上記終端部側のコンベアフレームをコンベアベルト共々折り畳み可能に構成したものであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の自走式ドラムスクリーン。
  5. 上記製品搬送コンベアは水平キャリアローラとその水平キャリアローラの両側に設けられ内側に傾斜した一対の傾斜ローラを有し、
    上記各キャリアローラを支持するキャリアスタンドは、コンベアの幅方向に設けられた支持杆と、該支持杆上に設けられ上記各キャリアローラを軸支する複数の軸受とから構成され、
    上記支持杆の上記傾斜ローラに対応する両端部は、両傾斜ローラの傾斜に沿って各々内側に傾斜しているものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の自走式ドラムスクリーン。
  6. 上記ローラ受けリングは上記両端軸受環状フレームの外周面に一体的に形成されているものであることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の自走式ドラムスクリーン。
  7. 上記第2製品搬送コンベアの始端部近傍のコンベアフレームを上記車体フレームに回動可能に軸支する回動支点を形成し、上記第2製品搬送コンベア全体を上記回動支点を中心として上記第2搬送コンベアの終端部側を上下方向に回動し得るように構成し、
    メンテナンス時において、上記第2製品搬送コンベアを上記回動支点を中心として下方に回動して上記第2製品搬送コンベアと上記円筒形スクリーンとの間にメンテナンスを行うための空間を形成し得るように構成したものであることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の自走式ドラムスクリーン。
  8. ロッド外周部を被覆可能なロッド被覆管を設けると共に該ロッド被覆管の外周部に1個又は複数のリング状部材を固着し、
    上記ロッド被覆管を上記各ロッド外周部に被覆することにより隣接するロッドにおける上記リング状部材が千鳥配置となり、かつロッドの軸線方向にリング状部材が重なり合うように構成し、
    上記ロッドの軸線方向に隣接するリング状部材によって方形の篩い目を構成したものであることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の自走式ドラムスクリーン。
  9. 上記ロッド被覆管は、上記ロッドの端部より該ロッド外周部に装着可能であると共に、上記ロッド端部から抜脱可能である請求項8記載の自走式ドラムスクリーン。
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