JPS62193682A - 土・礫選別機 - Google Patents

土・礫選別機

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JPS62193682A
JPS62193682A JP3676886A JP3676886A JPS62193682A JP S62193682 A JPS62193682 A JP S62193682A JP 3676886 A JP3676886 A JP 3676886A JP 3676886 A JP3676886 A JP 3676886A JP S62193682 A JPS62193682 A JP S62193682A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、農地などを造成・整備する際に使用される土
・礫選別機に関するものである。
(従来技術) 例えば農地を造成する際には、土の中に混じっている礫
などを取り除く必要があるが、このような土中の礫を除
去するための土・礫選別機(除礫機)として、従来から
第9図に示すようなバーコンベア式の土・礫選別装置1
01のみを使用したもの、あるいは第10図に示すよう
なバーコンベア式とロータリードラム式の6土・礫選別
装置III、121を使用したものなどが使用されてい
る。
第9図に示す従来の除礫機におけるバーコンベア式土・
礫選別装置101は、多数本の細棒を順次小間隔(例え
ば細棒の直径が10mmで各細棒間の間隔が28mm、
従って各細棒間の隙間が18mm)をもって並置・連結
してなるバーコンベア102を循環走行せしめることに
より、該バーコンベア+02の始端102a側」二部に
供給された礫混じりの土Aがバーコンベア102上をそ
の終端l02b側に移送される途中に、その礫混じりの
土Aのうちのバーコンベア102の篩目Nより小さい土
及び小粒の礫のみを該篩目Rを通して地面」二に落下さ
せるとともに、大きい粒の礫はそのままバーコンベア1
02の終端+02bまで移送して該終端102bからそ
の下方に設けられている礫収容容器103内に収容せし
め得るように構成されている。
ところで、砂質の土壌の場合にはその粒子相互間の結合
力が比較的小さいが、例えば農地用などの粒子相互間の
結合力が比較的大きい土壌においては、土が塊状に固ま
り易くなる(特に含有水分が多くなるとより固り易くな
る)という性質を有している。
ところが、第9図に示す従来のバーコンベア式土・礫選
別装置+01を備えた除礫機では、礫混じりの土Aを単
にバーコンベア102上に載せて移送させるだけで、小
さい粒子(土)と大きい粒子(礫)とを選別するように
しているので、土壌が砂質の場合(粒子相互間の結合力
が小さい)にはその土・礫選別作用は比較的スムーズに
行なわれるが、農地用などの粒子相互間の結合力が比較
的大きい土壌の場合には土が塊状に固まり易く、該塊状
の土はバーコンベア102の篩目Rから落ちずにそのま
まコンベア終端102b側に移送されるようになり、従
って土・礫選別精度が低くなっていた。
第10図に示す従来の除礫機は、バーコンベア式土・礫
選別装置I11の終端111b側に横向き円筒形のロー
タリードラム式土・礫選別装置121の入口+21aを
連設している。このロータリードラム式土・礫選別装置
121のロータリードラム122は、多数本の棒材12
4,124・・を所定間隔(篩目S)をもたせた状態で
円筒形を構成する如く環状ボルダ−125,125・・
に溶接固定して形成されている。そしてこの除礫機では
、バーコンベア式土・礫選別装置111部分において地
面側に還元しきれなかった小粒子の土(塊状に固まって
いる)を、ロータリードラム式土・礫選別装置121部
分においてさらに篩にかけるようにしている。ロータリ
ードラム式土・礫選別装置121はロータリードラム1
22が回転せしめられることにより、該ロータリードラ
ムI22内に投入された塊状の土あるいは石礫は、順次
所定高さまで持ち上げられた後にそp自重で落下するよ
うになり、そのとき塊状の土がロータリードラム+22
の内面に衝突したりあるいは該塊状の土に石が衝突した
りして、該塊状の土が分砕されるようになり、従ってバ
ーコンベア112部分で筒路とされなかった土がロータ
リードラム122部分で再度篩にかけられてより多くの
土を地面側に還元せしめ得るようになっている。
ところが、この第10図に示す従来の除礫機では、ロー
タリードラム式土・礫選別装置121を採用することに
より、土・礫選別能力を大幅に向上せしめることができ
るが、ロータリードラム122の篩目Sは、最終除去す
べき最小粒径の礫が通過しない程度の細目(棒間隔が例
えば28mm)に形成されており、しかも各棒材124
,124・・が環状ホルダーに固定されていて該6棒材
間の篩目Sの間隔も一定(不変)となっているので、該
篩目Sに比較的短時間で多数の礫Eが詰まるようになり
、そのときには土・礫選別能力が低下するとともに、篩
目に詰まった礫Eの取り除き作業を比較的短いザイクル
で行なわなければならなくないという問題があった。
尚、バーコンベア(例えば第9図符号102、第10図
符号112)においては、篩目R内に礫が詰まっても、
各細棒がコンベアの始端部及び終端部においてそれぞれ
U字状にターンするようになっているので、該篩目R内
に詰まった礫はその大部分は自動的に外れるようになっ
ている(強固に噛み込んだ礫は自動的に外れないことも
ある)。
(発明の目的) 本発明は、上記した従来の土・礫選別機(除礫機)の問
題点に鑑み、礫混じりの土から、土と礫とを高精度(礫
とともに排除される土を少なくする)で選別し得るよう
にするとともに、篩1内に礫が詰まってもその礫を運転
を中、断することなく自動的に取外すことができるよう
にした土・礫選別機を提供することを目的とするもので
ある。
(目的を達成するための手段) 本発明の土・礫選別機は、多数本の棒材を該棒材間に除
去すべき粒径以上の大きさの礫の通過を阻止し得る間隔
の篩目をもたせた状態で月つ相互に平行状態で円筒形を
構成する如くして複数個の環状ホルダー間に保持ししか
も前記環状ホルダー間に保持された各棒材が自重作用に
より前記環状ホルダーに対して相対的に変位し得るよう
にし且つ一端側に礫混じりの土を投入する土・礫投入口
を、他端側に礫排出口をそれぞれ設けてなる横向きのロ
ータリードラムを駆動装置によって回転せしめ得る如く
してなるロータリードラム式土・礫選別装置を基台上に
備えるとともに、前記各棒材は、前記環状ホルダーに対
する相対変位により隣接する他の棒材との間に形成され
る前記篩目の間隔を変化せしめ得る如くなし、しかも該
棒材が前記ロータリードラムの下半部分を通過する際に
は該棒材がその自重で当該棒材の両側に形成される前記
篩目を除去すべき粒径以上の大きさの礫の通過を阻止し
得る正規の間隔に保持する位置を占め、又該棒材が前記
ロータリードラムの上半部分を通過する際には該棒材が
その自重によって前記篩目が上記正規の間隔より大きく
なるような位置を占めるようにされていることを特徴と
している。
(作  用) 本発明の土・礫選別機は、ロータリードラム式土・礫選
別装置を使用していることにより、ロータリードラム内
で大きな塊状の土が小さく分砕されるようになり、礫と
ともに排出される土の量を極力少なくすることができる
。又、ロータリードラムの棒材を環状ホルダーに対して
相対的に変位し得るようにし且つロータリードラムの上
半部分では該棒材がその自重で変位して篩目が正規の間
隔より大きくなるようにしているので、仮にロータリー
ドラムの下半部分において篩口内に礫が詰まっても、ロ
ータリードラムの上半部分においてその礫が詰まった篩
目部分の間隔が大きくなることにより該礫を篩目から自
動的に取外すことができるようになる。又該棒材はロー
タリードラムの下半部分において篩目が自動的に正規の
間隔となるようにしているので、上記のようにロータリ
ードラムの上半部分において篩目の間隔が大きくなるよ
うにした場合でも、除去すべき粒径以上の大きさの礫が
篩目を通ってロータリードラム外に落下することがなく
なるという作用が得られる。
(実施例) 第1図ないし第8図を参照して本発明のいくつかの実施
例を説明する。
第1図ないし第5図に示す第1実施例の土・礫選別機は
、基台1上に、礫混じりの土を収容するホッパー11と
、該ホッパー11の直下に設置されていて該ホッパー1
1の出口11aから供給される礫混じりの土Aを予備的
に篩にかけると同時に篩後に残った礫混じりの土Bを後
送するためのバーコンベア式の篩兼土・礫移送コンベア
2と、該篩兼土・礫移送コンベア2の終端2b側に連設
せしめられた横向き円筒形で前記篩兼土・礫移送コンベ
ア2によって移送される礫混じりの土Bを粗選別するた
めのロータリードラム式の土・礫選別装置3と、該ロー
タリードラム式の土・礫選別装置3の直下に設置されて
いて該ロータリードラム式土・礫選別装置3の篩目Mを
通過した粗選別浴の礫混じりの土Cを受けてさらに細か
く選別するためのバーコンベア式の土・礫選別装置4と
、該バーコンベア式土・礫選別装置4の篩目Nを通過し
た最終選別済の土り及び前記篩兼土・礫移送コンベア2
の篩目を通過した最終選別済の土をそれぞれ受(プて核
上りを移送し得るようにした土移送コンベア5と、該土
移送コンベア5の終端5bに連設された上積」二げコン
ヘア6と、前記ロータリードラム成上・礫選別装置3の
出口(礫排出口)33及び前記バーコンベア式土・礫選
別装置4の終端4bからそれぞれ排出される選別済の礫
Eを受けて搬送するための礫搬送装置7とを備えて構成
されている。
基台lには車輪12が取付けられていて、適宜の牽引車
によって牽引可能となっている。
ポツパー11は基台1」二に立設された支柱+3゜13
によって所定高さ位置に支持されている。又、このホッ
パー11は、この実施例では箱体91内に3段の篩目部
材92,93.94を備え、しかも起振装置90によっ
て振動せしめ得るように構成されている。このホッパー
11内には例えばショベルカーなどの土・礫積上げ装置
によって選別すべき礫混じりの土Δが投入される。
篩兼土・礫移送コンベア2は、多数本の細棒24.24
・・を順次小間隔をもって並置・連結してなるバーコン
ベア21をモータ22で循環走行せしめ得るにうに構成
されている。この篩兼土・礫移送コンベア2の篩目P(
各細棒24.24間の隙間)は、最終除去すべき最小粒
径以上の大きさの礫が通過しない程度の細目(例えば細
棒24の直径が10mm、細棒24.24間の間隔が2
8mrn、各細棒24.24間の隙間が18mm)とさ
れている。
この篩兼土・礫移送コンベア2は、その始端2a側をホ
ッパー11の出口11aの直下に位置させ、終端2bを
ロータリードラム成上・礫選別装置3のロータリードラ
ム31の土礫投入口32内に臨ませた状態で設置されて
いる。
ロータリードラム成上・礫選別装置3は、この第1実施
例では、2本の細棒34 A、34 Bを1組とした多
数本の棒材34.34・・を所定の間隔をもって円筒形
を構成する如く並置した状態でII− 複数の環状ホルダー35.35・・でもって連結してな
るロータリードラム3Xを、基台l上の所定高さ位置に
おいて横向き状態で回転自在に支持するとともに、該ロ
ータリードラム31を駆動装置(モータ)36によって
回転せしめ得るように構成されている。
ロータリードラム3Iの篩目M、即ち各棒材34.34
間の隙間は、最終除去すべき最小粒径の礫よりかなり大
きい塊状の土・礫を通過せしめ得る粗目としている。こ
の第1実施例では、該篩目M(各棒材34.34間の隙
間)は約30mmとしている。
又、ロータリードラム31の内面には、該ロータリード
ラム31の入口(土・囲設入口)32から投入された土
・礫を出口(礫排出口)33側に移送するための螺旋翼
37が設けられていて、このロータリードラム31が回
転せしめられると、その内部に投入された土・礫がドラ
ム内部で転勤せしめられながら順次礫排出口33側に移
送されるようになっている。
ロータリードラム31の各棒材34.34・・は、2本
1組の細棒34. A 、 34 Bを相互に近接させ
た状態で、その一方の各細棒34 A、34 A・・を
それぞれロータリードラム31の周方向に等間隔をもっ
て環状ボルダ−35,35・・に溶接固定するとともに
、他方の各細棒34B、34B・・を上記環状ホルダー
に固定した各細棒34A、34 A・・に対してそれぞ
れ弧回動自在に連結して取付けられている。尚、以下の
説明では環状ホルダー35に固定した細棒34 Aを固
定細棒といい、該固定細棒34Aに対して弧回動可能な
細棒34Bを可動細棒という。又、第2図においては、
固定細棒34Aと可動細棒34Bとを識別し易くするた
めに、固定細棒34 Aを黒丸、可動細棒34Bを白丸
でそれぞれ現している。
可動細棒34Bはその両端部においてそれぞれリンク片
39を介して固定細棒34Aに枢着されており、又該可
動細棒34Bはその自重によって固定細棒34Aに対し
て弧回動するようになっている。前記螺旋翼37には可
動細棒34Bが固定細棒34Aに対して弧回動する際に
該各可動細棒34 B、34 B・・が衝突しないよう
にするためにその各対応位置にそれぞれ切欠38,38
・・が形成されている。又この切欠38は、この実施例
では円の約1/4の大きさをもつ扇形の形状を有してお
り、可動細棒3/IBが、それと1組の固定細棒34Δ
に対してロータリードラム回転方向り側における環状ホ
ルダー35の内周面に接触して支持される横倒し姿勢か
ら、ロータリードラム31の回転中心方向に向く姿勢ま
での角度的90゜の範囲内で弧回動可能となるようにし
ている。
この各可動細棒34B、34B・・は、ロータリードラ
ム31の下半部分を通過する際にはその自重によって1
組となる固定細棒34. Aよりロータリードラム回転
方向■7位置において環状ホルダー35の内周面に接触
・支持せしめられるようになっており、そのときには、
1組の棒材34の固定細棒34A(又は可動細棒34B
)とそれに隣接する棒材34の可動細棒34B(又は固
定細棒34A)との間の篩目Mは除去ずべき粒径以」二
の大きさの礫の通過を阻止し得る正規の間隔G(例えば
30mm)に維持されるようになっている。又、各可動
細棒34 B、34 B・・がロータリードラム31の
上半部分を通過する際には、例えば第2図におけるY位
置から、ロータリードラ11回転方向にZ位置までの角
度範囲内において該可動細棒34Bがその自重によって
下方に垂れて環状ボルダ−35の内周面から離間するよ
うになっており、そのときには、各棒材34.,34間
の間隔Hが最大で可動細棒34Bの直径分だけ大きくな
る(可動細棒34 Bの直径が例えば20mmとした場
合には篩目Mの間隔は50mmとなる)。従って、土・
礫選別中にロータリードラム31の下半部分において篩
目M(正規の間隔G)内に礫が詰まり、その詰まった礫
がそのまま」三方に運ばれたときにし、ロータリードラ
ム31の」二手部分において可動細棒34Bが自重で下
方に弧回動し、篩目M内に詰まっていた礫が自動的に外
れるようになっている。
バーコンベア成上・礫選別装置4は、上記した篩兼土・
礫移送コンベア2と同様に多数本の細棒=15− 44.44・・を順次小間隔をもって並置・連結してな
るバーコンベア4Iをモータ42で循環走行せしめ得る
ように構成されている。このバーコンベア41の各細棒
4.4 、44間に形成される篩目Nは、最終除去すべ
き最小粒径以上の大きさの礫の通過を阻止し得るような
細目とされている。
この実施例では、該篩目N、即ち細棒4.4.44間の
隙間は]、8mm(細棒44の直径り’10mm、細棒
44.44間の間隔が28mm)程度とされている。
このバーコンベア成上・礫選別装置4のバーコンベア4
1は、前記ロータリードラム31の篩目Mを通って落下
する礫混じりの土Bの全量を受けることができる面積を
有し且つ該・バーコンベア41の終端41bがロータリ
ードラム31の出口(礫排出口)33とバーコンベア走
行方向にほぼ一致するように位置決めされている。尚、
このバーコンベア41はその上面側が第1図において右
側から左側に走行するようになっている。
又、この実施例では、バーコンベア成上・礫選別装置4
のバーコンベア41は、第5図に示ずように左右一対の
無端ヂエン43,43間に各細棒4.4.44・・をそ
れぞれリンク片45,4.5を介して枢動自在に取付け
て構成している。この各細棒44,44・・は、バーコ
ンベア41のj: 面側ではリンク片45,4.5が進
行方向上手側に倒れた状態で移送され、このときには各
細棒44,44間の篩目Nの間隔は最小粒径以北の大き
さの礫の通過を阻止する大きさとなっている。又各細棒
4、4 、44・・は、バーコンベア41の終端部にお
いてUターンする際に、該細棒44の自重で下方に弧回
動するようになり、さらにバーコンベア41の下面側に
おいてはそれぞれ自由状態で下方に垂れ下がった姿勢の
まま移送される。このバーコンベア41においては、そ
の」二面側において篩目N内に礫が詰まることがあるが
、細棒44,44・・がバーコンベア終端部をUターン
するときに各細棒44.44・・が自重によって順次下
方に弧回動するようになり、そのとき一時的に篩目Nの
間隔が大きくなって篩目内に詰まっていた礫が自動的に
外れるようになる。
土移送コンベア5は、前記篩兼土・礫移送コンベア2及
びバーコンベア式土・礫選別装置4の下方位置において
、篩兼土・礫移送コンベア2の篩目Pを通過する選別済
の土り及びバーコンベア式土・礫選別装置4の篩目Nを
通過する選別済(除礫済)の土りのそれぞれ全量を受け
ることができる範囲に設置されている。そしてこの土移
送コンベア5は、その」二面側が第1図において左側か
ら右側に走行するようになっている。尚、この土移送コ
ンヘア5の上部には、前記篩兼土・礫移送コンベア2及
びバーコンベア式土・礫選別装置4の各バーコンベア2
]、4+の篩目P、Nを通過した土りを該土移送コンベ
ア5上に確実に案内するためのガイド板50が設けられ
ている。
上積上げコンベア6は、土移送コンベア5の終端5bか
ら放出される選別済の土りをトラック荷台などに積込む
ためのものであり、該上積上げコンベア6は、土移送コ
ンベア5の終端5bの直下位置から所定高さ位置まで昇
り傾斜させた状態で設置されている。
礫搬送装置7は、ロータリードラム成上・礫選別装置3
の礫排出口33及びバーコンベア式土・礫選別装置4の
終端(バーコンベア終端)41bの直下位置から横方向
に傾斜状態で設けた受台71と、始端部を該受台71の
礫出口に連設させたコンベア72とを有している。コン
ベア72は横方向の斜め上方に向けて延出されている。
尚、該礫搬送送致7のコンベア72終端の直下には排出
される礫を収容するための礫収容容器あるいは直接トラ
ック荷台などが配置される。
第1図において符号81は篩兼土・礫移送コンベア2の
バーコンベア21の終端からロータリードラム3I内に
土・礫が投入される際に該ロータリードラム31内にう
まく入らずにドラム外にこぼれ落ちる土・礫を受ける受
台で、該受台81はバーコンベア式土・礫選別装置4の
バーコンベア41の始端上部に向けて下り傾斜していて
、受台81上に落ちた土・礫はバーコンベア41の始端
上部に案内される。
この実施例の土・礫選別機の使用方法並びにその作用を
説明すると、各装置を作動させた後、選別すべき礫混じ
りの土をホッパー11内に投入すると、該礫混じりの土
Aはホッパー出口11aから順次篩兼土・礫移送コンベ
ア2の始端2a上部に放出されるようになる。そして篩
兼土・礫移送コンベア2の始端2a上に供給された礫混
じりの土Aは、該篩兼土・礫移送コンベア2が走行する
のにともなってその終端2b側に移送されるが、そのと
き、該礫混じりの±A中の、バーコンベア2の篩目Pよ
り小さい粒子(又は塊)の一部は該篩目Pを通って下方
の土移送コンベア5上に落下するようになる。尚、この
篩兼土・礫移送コンベア2の篩目Pは細目となっている
ので、塊状に固まった土あるいは礫の外面に付着してい
る土などは該篩目Pを通過することなくそのままバーコ
ンベア21上を移送される。
篩兼土・礫移送コンベア2の篩目Pから落下しなかった
礫混じりの土Bは、篩兼土・礫移送コンベア2の終端2
bからロータリードラム31の投入口32内に順次投入
されるようになる。ロータリードラム31の投入口32
内に投入された礫混じりの土Bは、ロータリードラム3
1が回転していることにより、該ロータリードラム31
内で転動せしめられつつ、螺旋翼37によって順次出口
(礫排出口)33側に移送されるようになる。そのとき
ロータリードラム31の篩目Mを粗目(5cm程度)と
しているので、比較的大きな塊(例えば直径4〜5cm
の大きさの塊)の土Cであっても該篩目Mを通って落下
するようになる。又該ロータリードラム31内に投入さ
れた礫又は大きな塊の土は、ロータリードラム31内で
適宜高さまで持ち上げられた後にその自重で落下し、そ
のような動作を繰り返しているうちに、比較的大きな塊
の土がロータリードラム内面あるいは大きな礫(石)な
どに衝突して分砕されるようになり、その小さくなった
土は篩目Mを通って落下するようになる。
このように篩目Mを粗目とし、しかも大きな塊の土を小
さく分砕させることができるので、ロータリードラム3
1の礫排出口33から、礫Eとともに排出される土の量
を極力少なくし得るという作用が得られる。
又、このようにロータリードラム31の篩目Mを粗目と
した場合でも、土・礫選別作用時に該ロータリードラム
31内の下半部分において該篩目Mに礫Eが詰まること
があるが、該礫Eが詰まった篩目M部分がロータリード
ラムの上半部分にまで回動したときに、その篩目を構成
する一方の可動細棒34Bが自重によって下方に弧回動
して、そこに詰まっていた礫Eが自動的に取外されるよ
うになる。尚、このように可動細棒34Bが弧回動する
ことによって篩目Mの間隔を変化せしめ得るようにした
6のであっても、ロータリードラム31の下半部分(土
・礫が選別される部分)においては可動細棒34Bはそ
の自重によって環状ボルダ−35の内周面上に接触・支
持されるようになるため、該ロータリードラム31の下
半部分を通過する篩目Mは常に正規の間隔(除去すべき
粒径以上の大きさの礫の通過を阻止する間隔)に維持さ
れるようになり、誤って所定粒径以上の大きさの礫が篩
目Mを通過することがなくなる。
ロータリードラム31の篩目Mを通過した粗選別浴の礫
混じりの土Cは、バーコンベア41上に落下して、該バ
ーコンベア41によって再選別されるようになる。この
バーコンベア41の篩目Nは、最終的に利用される土又
は小粒の礫のみを通過せしめ得るようになっており、最
終除去すべき最小粒径以上の大きさの礫Eは、該バーコ
ンベア41の終端41bから礫搬送コンベア7上に放出
される。そしてこのバーコンベア7の篩目Nを通過した
最終選別浴の土りは土移送コンベア5で受けられ、前記
篩兼土・礫移送コンベア2の篩目Pを通過した土ととも
に該土移送コンベア5上を移送されるようになり続いて
それらの上積上げコンベア6上に移乗せしめられてその
終端6bから例えばトラック荷台上に積み込まれる。こ
のようにして最終選別された土は、造成・整備中の農地
などに戻される。
他方、ロータリードラム31の礫排出口33及びバーコ
ンベア41の終端41bから、礫搬送装置7上に放出さ
れた礫Eは該礫搬送装置7の終端から礫収容容器内ある
いは直接トラック荷台上に放出される。
第6図に示す第2実施例は、第1実施例のロータリード
ラム31における棒材34部分の変形例を示している。
この第2実施例では、棒材34は、2本の細棒34 C
,34Dを並設した状態で相互に溶接固定(符号K)す
るとともに、その一方の細棒34Cを環状ホルダー35
の内周面に設けたブラケット85に対して回動自在に枢
着して取付けられている。この第2実施例の場合は、棒
材34は、ブラケット85枢着側の細棒34 Cを中心
として弧回動するようになっている。
第7図及び第8図に示す第3実施例では、ロータリード
ラム31の各棒材34は、それぞれ1本の細棒34Eの
みが使用されており、該1本の細棒34Eの両端にリン
ク片89を設けて該リンク片89の先端を環状ホルダ−
35内周面のブラケット85に枢着している。このリン
ク片枢着部39aと細棒34E部分とは偏心しており、
核細棒34Eはリンク片枢着部39aを中心として自重
によって弧回動するようになっている。尚、この第3実
施例のロータリードラム31においても、各棒材34.
34・・がロータリードラムの下半部分を通過するとき
には、各篩目Mが自動的に(棒材の自重で)正規の間隔
に維持されるようになり、又各棒材34.,34・・が
ロータリードラムの上半部分を通過するときには、該棒
材34が下方に垂れ下って一時的に篩目Mの間隔を変化
せしめ得るようになっている。
(発明の効果) 本発明の土・礫選別機は次のような効果がある。
(1)  ロータリードラム式の土・礫選別装置3を使
用していることにより、ロータリードラム31内に投入
された比較的大きな塊状の土が小さく分砕されるように
なり、ロータリードラム31の出口33から礫といっし
ょに排出される土を少なくすることができる。
(2) ロータリードラム31の各棒材34.34・・
をそれを支持する環状ホルダーに対して相対変位自在と
なし且つロータリードラム31の上半部分を通過する際
には該棒材34の自重によって篩目Mが正規の間隔(除
去すべき粒径以上の大きさの礫の通過を阻止する間隔)
にり大きくなるようにしているので、もし仮に土・轢逃
別作業中にロータリードラム31の下半部分において篩
目M内に礫が詰まっても、ロータリードラム3Iの上半
部分において篩目Mが大きくなることにより、詰まって
いた礫を自動的に取外すことができるようになる。従っ
て目詰りによる土・轢逃別能力が低下することがなく、
しかも従来のように、目詰りしている礫を取り除くため
の作業が不要(あるいは大幅に軽減)となるとともに礫
取り除き作業のために運転を中断する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例にかかる土・礫選別機の側
面図、第2図は第1図の■−■断面図、第3図は第1図
のロータリードラムの一部拡大斜視図、第4図は第3図
のIV−IV断面図、第5図は第1図のバーコンベア式
土・轢逃別装置のバーコンベアの斜視図、第6図は本発
明の第2実施例にかかるロータリードラムの一部斜視図
、第7図は本発明の第3実施例にかかるロータリードラ
ムの一部斜視図、第8図は第7図のロータリードラムの
縦断面図、第9図および第1O図はそれぞれ従来の土・
礫選別機の側面図である。 l・・・・・基台 3・・・・・ロータリードラム式土・轢逃別装置31・
・・・ロータリードラム 32・・・・土・礫投入口 33・・・・礫排出口 34・・・・棒材 35・・・・環状ボルダ− 36・・・・駆動装置(モータ) M・・・・・篩目 茜 第41

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、多数本の棒材(34、34・・)を該棒材(34、
    34・・)間に除去すべき粒径以上の大きさの礫の通過
    を阻止し得る間隔の篩目(M)をもたせた状態で且つ相
    互に平行状態で円筒形を構成する如くして複数個の環状
    ホルダー(35、35)間に保持ししかも前記環状ホル
    ダー(35、35)間に保持された各棒材(34、34
    ・・)が自重作用により前記環状ホルダー(35、35
    )に対して相対的に変位し得るようにし且つ一端側に礫
    混じりの土(B)を投入する土・礫投入口(32)を、
    他端側に礫排出口(33)をそれぞれ設けてなる横向き
    のロータリードラム(31)を駆動装置(36)によっ
    て回転せしめ得る如くしてなるロータリードラム式土・
    礫選別装置(3)を基台(1)上に備えるとともに、前
    記各棒材(34、34・・)は、前記環状ホルダー(3
    5、35)に対する相対変位により隣接する他の棒材(
    34、34)との間に形成される前記篩目(M)の間隔
    を変化せしめ得る如くなし、しかも該棒材(34)が前
    記ロータリードラム(31)の下半部分を通過する際に
    は該棒材(34)がその自重で当該棒材(34)の両側
    に形成される前記篩目(M)を除去すべき粒径以上の大
    きさの礫の通過を阻止し得る正規の間隔に保持する位置
    を占め、又該棒材(34)が前記ロータリードラム(3
    1)の上半部分を通過する際には該棒材(34)がその
    自重によって前記篩目(M)が上記正規の間隔より大き
    くなるような位置を占めるようにされていることを特徴
    とする土・礫選別機。
JP3676886A 1986-02-20 1986-02-20 土・礫選別機 Granted JPS62193682A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011005346A (ja) * 2008-06-02 2011-01-13 Kobukuro Techno Co Ltd 自走式ドラムスクリーン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61163084U (ja) * 1985-03-27 1986-10-09

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