JPH09155224A - 自走式選別機 - Google Patents

自走式選別機

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Publication number
JPH09155224A
JPH09155224A JP33805195A JP33805195A JPH09155224A JP H09155224 A JPH09155224 A JP H09155224A JP 33805195 A JP33805195 A JP 33805195A JP 33805195 A JP33805195 A JP 33805195A JP H09155224 A JPH09155224 A JP H09155224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
vehicle
self
crushed
sieve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33805195A
Other languages
English (en)
Inventor
Arimasa Oonami
有正 大南
Tadashi Shiohata
忠 塩畑
Takeo Iida
武男 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP33805195A priority Critical patent/JPH09155224A/ja
Publication of JPH09155224A publication Critical patent/JPH09155224A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業終了後の輸送あるいは現地で作業を開始す
る場合にクレーンを必要とせず、輸送や作業開始の段取
りが迅速に行えると共に、狭い作業現場でもコンベア配
置が容易に実現できる自走式選別機を提供する。 【解決手段】破砕屑をサイズにより選別する篩7を自走
式車両6に搭載する。選別された小サイズの破砕屑を前
方に搬出する第1のコンベア8を車両6の下方より前方
に突出させて取付ける。車両6の片側に、選別された大
サイズの破砕屑を後方に搬出する第2のコンベア9を取
付ける。篩7の大サイズの破砕屑の出口と第2のコンベ
ア9の前部との間に、選別された大サイズの破砕屑を第
2のコンベア9上に落すシュート10等の搬送手段を設
けた。第2のコンベア9を、コンベア後部を車両から離
間させることが可能となるように、前方の回動支点23
を中心として水平回動自在に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、砕石、アスファルトも
しくはコンクリートブロックあるいは鉄筋コンクリート
ブロックを大小の破砕屑に選別する自走式選別機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】前記被破砕物を選別する装置は、図6の
平面図および図7の側面図に符号42で示すように、破
砕機41からの破砕屑をサイズにより選別するものであ
る。すなわち、破砕機41のホッパ43に、油圧ショベ
ル等により掬いあげられた被破砕物を導入し、破砕機4
1の破砕装置により所定のサイズ以下に破砕された破砕
屑は、破砕機41の下部に取付けた一次コンベア44に
より破砕機41の外部に搬出し、さらに据え付け式の二
次コンベア45により搬送して選別機42の篩上に落
し、選別された小サイズの破砕屑は据え付け式のコンベ
ア46により前方に搬出して集積部47に集積させ、大
サイズの破砕屑は、側方に向けて据え付けたコンベア4
8により側方に搬出して集積部49に集積させるように
構成されている。
【0003】従来の別の選別機として、自走式車両に篩
を搭載すると共に、選別された小サイズ搬送用のコンベ
アを車両に取付け、大サイズの破砕屑を据え付け式のコ
ンベアで側方に搬出する構成とし、輸送の際には、大サ
イズの破砕屑用のコンベアは破砕機と分離してクレーン
を用いて分解し輸送するものがある。
【0004】さらに従来の別の選別機として、大サイズ
の破砕屑用のコンベアは選別機の上部に架設し、輸送時
にはそのコンベアをクレーンを用いて分解して輸送する
ものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、作業終了後
の輸送あるいは現地で作業を開始する場合にクレーンを
必要とせず、一体輸送が可能であり、輸送や作業開始の
段取りが迅速に行えると共に、狭い作業現場でもコンベ
ア配置が容易に実現できる自走式選別機を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願の請求項1の発明は、破砕屑をサイズにより選
別する篩を自走式車両に搭載し、選別された小サイズの
破砕屑を前方に搬出する第1のコンベアを前記車両の下
方より前方に突出させて取付け、前記車両の片側に、選
別された大サイズの破砕屑を後方に搬出する第2のコン
ベアを取付け、前記篩の大サイズの破砕屑の出口と第2
のコンベアの前部との間に、選別された大サイズの破砕
屑を第2コンベア上に落す搬送手段を設けたことを特徴
とする。
【0007】請求項2の発明は、前記第2のコンベア
を、コンベア後部を車両から離間させることが可能とな
るように、前方の回動支点を中心として水平回動自在に
取付けたことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、前記第2のコンベアの
前部の回動支点を、車両から離間させることが可能とな
るように取付けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明においては、選別された小サイ
ズの破砕屑は、篩の下部に端部が位置する第1のコンベ
アにより、選別機の前方に搬送されて集積される。一
方、選別された大サイズの破砕屑は、シュート等の搬送
手段を介して、第2のコンベアの前方に落され、車両の
側方に後向きに設けた第2のコンベアを介して車両の後
方から排出、集積される。大サイズの破砕屑は選別機の
後方となるので、狭い作業現場においても容易に作業可
能となる。
【0010】第1のコンベアは、輸送可能な高さに設定
することにより、選別機本体であるベースマシンに付け
たままで輸送可能であることは勿論、第2のコンベアも
ベースマシンに付けたままで輸送可能であり、さらに輸
送機本体は自走可能であって、輸送用トレーラトラック
等に自走により搭載可能であるから、輸送や作業開始に
当たってクレーンを必要とすることはない。
【0011】請求項2の発明においては、第2のコンベ
アを水平回動可能としたので、大サイズの破砕屑の排出
位置の自由度が上がる。
【0012】請求項3の発明においては、第2のコンベ
アの後部のみならず、前部も選別機の側方に突没自在と
したので、輸送時には第2のコンベアを選別機本体に近
づけることにより、輸送幅制限も容易にクリアできる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の自走式選別機の一実施例を作
業状態で示す平面図、図2はその側面図である。図1、
図2において、1は破砕機、2は選別機であり、破砕機
1はホッパ1aから導入される被破砕物を破砕するもの
であり、下部には一次コンベア3を取付けるとともに、
一次コンベア3に連続する二次コンベア4は、破砕機本
体1bにより支持した構成としている。
【0014】選別機2は、ベースマシンとして用いるク
ローラ5を有する自走式車両6の車体6aに、破砕屑を
サイズにより選別する篩7を搭載すると共に、選別され
た小サイズの破砕屑を前方に搬出する第1のコンベア8
を前記車両6の下方より前方に突出させて取付け、前記
車両6の片側に、選別された大サイズの破砕屑を後方に
搬出する第2のコンベア9を取付け、前記篩7の大サイ
ズの破砕屑の出口と第2のコンベア9の前部との間に、
選別された大サイズの破砕屑を第2のコンベア9上に落
す搬送手段としてシュート10を設けたものである。
【0015】前記第1のコンベア8は、車両6の前部に
立てた支柱11に張ったワイヤ12により車両6の車体
6aに支持される。
【0016】篩7は、図3の平面図、図4の側面図、図
5の平面図に示すように、車両6の車体6a上に立設し
た支柱13にばね14を介して振動枠15を取付け、該
振動枠15に格子あるいは網等からなるスクリーン16
を張り、振動枠15の両側に、偏心錘をモータにより回
転させて上下振動を発生させる起振装置17を搭載した
ものである。スクリーン16の下部には第1のコンベア
8上に小サイズの破砕屑を導くホッパ18(図4参照)
を設けている。
【0017】前記支柱11はスクリーン16の前方とな
る位置に前記車体6aに固定して設けられ、前記シュー
ト10振動枠15に取付けられている。
【0018】前記車体6aの前部には、伸縮筒20をそ
の先端が車体6aの片側(本例においては右側)に突没
可能となるように横向きに取付け、該伸縮筒20内に伸
縮用の油圧シリンダ22を収容し、伸縮筒20の先端に
は回動支点となる支軸23を介して、第2のコンベア9
の前端を水平回動自在に支持する。
【0019】車体6aの後部には、伸縮筒24を車体6
aの片側に突没可能となるように横向きに取付け、該伸
縮筒24内に伸縮用油圧シリンダ25を収容し、伸縮筒
24の先端に支軸26を中心に回動自在に支柱27を取
付け、該支柱27の頂部に取付けた結合ロッド28を、
第2のコンベア9の後端のフレームに設けた長孔29に
摺動自在に嵌合してなる。
【0020】この選別機2による選別作業を行う際に
は、図1に示すように、破砕機1の二次コンベア4の排
出端の下に篩7の上端部が位置するように、破砕機1と
選別機2の位置を設定する。また、第2のコンベア9
は、その前部が車体6aの外方に離れるように、油圧シ
リンダ22を伸長させることにより、伸縮筒20を伸長
させる。また、第2のコンベア9の後部は、図1の実線
aまたは2点鎖線bに示すように、作業現場の状況に応
じて集積部31の位置が設定されるように、伸縮用油圧
シリンダ25の伸長度合を調整して第2のコンベア9の
後端である排出端の位置設定を行う。
【0021】このように第2のコンベア9の位置設定を
行った後、二次コンベア4を介して篩7に導入される破
砕された破砕屑を篩7の作動により選別する。この選別
において、小サイズの破砕屑は篩7のスクリーン16を
通過して落下し、ホッパ18を介して第1のコンベア8
の後端部上に落ち、第1のコンベア8の先端から落下し
て集積部30に集積させる。
【0022】一方、スクリーン16上の破砕屑は、スク
リーン16上の前端からシュート10を介して第2のコ
ンベア9の前端に落ち、第2のコンベア9により搬送さ
れて後端から集積部31に落ちて集積される。
【0023】このように、本実施例の選別機2は、車両
の側方に後向きに設けた第2のコンベア9を介して車両
の後方から落下して集積され、サイズの破砕屑は選別機
2の側部後方に集積させることができる。
【0024】また、第1のコンベア8は、輸送可能な高
さに設定することにより、選別機本体であるベースマシ
ンに付けたままで輸送可能であることは勿論、第2のコ
ンベア9もベースマシンに付けたままで輸送可能であ
り、さらに選別機2は自走可能であって、輸送用トレー
ラトラック等に自走により搭載可能であるから、輸送や
作業開始に当たってクレーンを必要とすることはない。
また、このため、輸送や作業開始のための段取りが迅速
に行える。
【0025】また、本実施例においては、第2のコンベ
ア9を水平回動可能としたので、大サイズの破砕屑の排
出位置の自由度が上がり、現場の地形、状況に適した破
砕屑の集積が行える。さらに本実施例においては、第2
のコンベア9の後部のみならず、前部も選別機2の側方
に突没自在としたので、輸送時には第2のコンベア9を
選別機本体に近づけることにより、輸送時には図1に2
点鎖線cで示すように幅を縮めた姿勢で輸送でき、幅制
限も容易にクリアできる。
【0026】本発明を実施する場合、後部の伸縮筒24
は、車体6aの後部に回動自在に取付けて回動範囲を車
体6aに対して垂直をなす程度あるいはそれ以上にまで
広げたり、シュート10の代わりにコンベアを用いたり
する等、種々の変形が可能である。また、選別された破
砕屑はトラックに直接積み込むこともある。
【0027】
【発明の効果】請求項1によれば、第2のコンベアを後
向きとして選別機の側部に取付けたことにより、コンベ
アを含めた選別機の総高が高くならず、選別機に第1の
コンベア、第2のコンベアを付けたままで輸送可能とな
り、作業終了後の輸送あるいは現地で作業を開始する場
合にクレーンを必要とせず、輸送や作業開始の段取りが
迅速に行えると共に、第2のコンベアは後ろ向きに設置
したので、狭い作業現場でも適用可能なコンベア配置が
実現できる。
【0028】請求項2によれば、さらに、第2のコンベ
アの後方を選別機の側方に突出可能にしたので、現場の
地形、状況に適したコンベア配置が可能となる。
【0029】請求項3によれば、請求項2に加えて、輸
送時の選別機の幅を狭くして輸送できるので、輸送時の
幅制限も容易にクリアできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の選別機の一実施例を作業状態で示す平
面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本実施例の要部構成を示す平面図である。
【図4】本実施例の要部構成を示す側面図である。
【図5】本実施例の要部構成を示す正面図である。
【図6】従来の選別機の一例を作業状態で示す平面図で
ある。
【図7】図6の側面図である。
【符号の説明】
1:破砕機、2:選別機、3:一次コンベア、4:二次
コンベア、5:クローラ、6:自走式車両、7:篩、
8:第1のコンベア、9:第2のコンベア、10:シュ
ート、11、13:支柱、14:ばね、15:振動枠、
16:スクリーン、17:起振装置、18:ホッパ、2
0、24:伸縮筒、22、25:伸縮用油圧シリンダ、
23、26:支軸、27:支柱、30:小サイズの破砕
屑の集積部、31:大サイズの破砕屑の集積部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】破砕屑をサイズにより選別する篩を自走式
    車両に搭載し、 選別された小サイズの破砕屑を前方に搬出する第1のコ
    ンベアを前記車両の下方より前方に突出させて取付け、 前記車両の片側に、選別された大サイズの破砕屑を後方
    に搬出する第2のコンベアを取付け、 前記篩の大サイズの破砕屑の出口と第2のコンベアの前
    部との間に、選別された大サイズの破砕屑を第2のコン
    ベア上に落す搬送手段を設けたことを特徴とする自走式
    選別機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第2のコンベアを、コンベア後部を車両から離間さ
    せることが可能となるように、前方の回動支点を中心と
    して水平回動自在に取付けたことを特徴とする自走式選
    別機。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記第2のコンベアの前部の回動支点を、車両から離間
    させることが可能となるように取付けたことを特徴とす
    る自走式選別機。
JP33805195A 1995-12-01 1995-12-01 自走式選別機 Pending JPH09155224A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33805195A JPH09155224A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 自走式選別機

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ID=18314459

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JP33805195A Pending JPH09155224A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 自走式選別機

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JP (1) JPH09155224A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011005346A (ja) * 2008-06-02 2011-01-13 Kobukuro Techno Co Ltd 自走式ドラムスクリーン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011005346A (ja) * 2008-06-02 2011-01-13 Kobukuro Techno Co Ltd 自走式ドラムスクリーン

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