JP4837592B2 - 記録媒体搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置およびこれに採用される記録媒体搬送装置に関するものである。
従来、画像形成装置全体の小型化のため、記録媒体を記録媒体収容手段から搬送する記録媒体搬送装置の小型化が望まれている。また、近年、画像形成装置では、多様なサイズや紙種に対応した機種が一般的になりつつある。このような機種では、いくつかのサイズおよび種類の記録紙を記録媒体収容手段にあらかじめ収容しておき、この記録媒体収容手段から使用者が適宜サイズや種類を選択した記録紙、または画像形成装置が自動選択した記録紙を給送できるようにしている。このため、記録媒体収容手段が画像形成装置内のスペースをより多く消費するので、記録媒体搬送装置を小型化する要求がより強まっている。
さらに、近年、画像形成装置では、記録媒体の片面、両面を選択して画像形成可能な機種が一般的になりつつある。記録媒体の両面に画像形成が可能な画像形成装置においては、片面に画像を定着された記録媒体は、画像形成装置に設けられた記録体積載部へ排出されるか、または、記録媒体の両面に画像を形成するために記録体反転部へ搬送される。そのため、選択的に記録媒体の搬送方向を切り替えるための分岐手段が設けられている。分岐手段としては、簡単で低コストである分岐爪を用いたものが広く採用されている。この記録媒体搬送装置内における分岐部に形成される搬送路においても、小型化のため、その搬送方向を大きく変更して、搬送路自体の占有スペースを削減するようにしている。
分岐部に形成される搬送路上では、その搬送方向を大きく変更するため、搬送方向を連続的かつスムーズに変更するための湾曲した形状からなる曲率部を設け、この曲率部の曲率半径を画像形成装置に通常使用される定型記録紙が搬送できる程度の比較的小さな半径に設定している。図3に、分岐手段として分岐爪を用いて、分岐部搬送路の曲率部の曲率半径を小さくした記録媒体搬送装置の概略構成図を示す。図3では、定着装置から記録紙が搬入される導入路25と、導入路25より下流にあって、記録紙の搬送方向を切替えるための分岐爪22と、分岐爪22よりも下流の2つの搬送路26,27とを有し、導入路25から搬入された記録紙Sを分岐爪22により搬送方向を2つの搬送路26,27のあるいずれかにY字状に切替えている。この記録媒体搬送装置では、図に示すように、導入路25から分岐爪22を経て2つのいずれかの搬送路26、27に至る曲率部の曲率半径が小さく形成されている。
上述のように構成した記録媒体搬送装置では、厚紙等の腰の強い(高剛性の)記録紙や封筒のような特殊紙を搬送させようとすると、曲率部の曲率半径が小さいため、記録紙Sの先端が曲率部の壁面に接触して摩擦抵抗が大きくなる。このため、高剛性の記録紙や特殊紙では曲率部で形成された搬送経路に沿って進行することができず、ジャムや搬送不良を生じて安定した搬送動作ができないという問題があった。このような問題を防止するために、エアーを用いた吸引方式の搬送手段を用いることが考えられるが、吸引装置を必要とするため、装置が複雑で大型化すると共に、大幅なコストアップになるというデメリットがあった。
本発明は、上記背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、通常使用される定型記録紙に加え、高剛性の記録紙や特殊紙も安定して分岐搬送することのできる、簡易且つ安価な小型の記録媒体搬送装置および画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、記録媒体が導入される導入路と、該導入路からY字状に分岐した2つの搬送路と、該導入路に対向するように配設した分岐爪を切り替えることにより該導入路からの記録媒体を該2つの搬送路のいずれかに案内する搬送路切替え装置とを有する記録媒体搬送装置において、上記導入路から導入される記録媒体の先端が接触することになる上記2つの搬送路の壁面部分を、三角形状に架張された回転自在な単一のベルトのベルト面で構成し、該ベルトを架張するローラのうちの一つのローラを上記導入路に設け、該一つのローラの回転軸に上記分岐爪を揺動可能に支持させ、かつ、上記分岐爪の記録媒体が接触する外周部分の形状を、上記回転軸から該外周部分までの距離が上記一つのローラの半径よりも大きくなる形状にしたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の記録媒体搬送装置において、上記2つの搬送路の壁面部分を単一のベルトのベルト面で構成し、該ベルトを正逆回転駆動可能とするベルト駆動部を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の記録媒体搬送装置において、上記分岐爪の切替え動作を、上記ベルトが回転駆動される回転方向の切り替え動作と同時期に行うことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の記録媒体搬送装置において、上記ベルトに対向する位置に、記録媒体を該ベルトとの間に狭持搬送するよう駆動されるターンコロを配設したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3または4の記録媒体搬送装置において、上記ベルト駆動部にトルクリミッタを設けたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項4の記録媒体搬送装置において、上記ターンコロが摺動部材であることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5または6の記録媒体搬送装置において、上記ベルトが導電性部材であることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、記録媒体録上に画像を形成する画像形成手段と、該記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段とを備えた画像形成装置において、上記記録媒体搬送手段として請求項1、2、3、4、5、6または7いずれかの記録媒体搬送装置を採用したことを特徴とするものである。
請求項1乃至8の発明おいては、導入路から導入された記録媒体が2つの搬送路のいずれかに分岐搬送される際に、その記録媒体の先端を、回転自在なベルトのベルト面でガイドする。これにより、記録媒体の先端が2つの搬送路の壁面を構成するベルト面に接触したときに、ベルトの回転によりそのベルト面を記録媒体搬送方向へ移動させることができる。その結果、記録媒体の先端が上記2つの搬送路の壁面に接触したときに受ける搬送負荷を小さくできる。このため、通常使用される定型記録紙に加え、高剛性の記録紙や特殊紙でもジャムや搬送不良を生じずに安定して搬送することができる。また、このような三角状に架張したベルトを設けるだけなので、簡易でスペースも小さくて済み、コストアップも抑えられる。
そして、上記ベルトを架張するローラのうちの一つのローラを上記導入路に設け、該一つのローラの回転軸に上記分岐爪を揺動可能に支持させ、かつ、上記分岐爪の記録媒体が接触する外周部分の形状を、上記回転軸から該外周部分までの距離が上記一つのローラの半径よりも大きくなる形状にしたので、分岐爪の上記外周部分が、回転軸付近で上記一つのローラの外周より外側になる。これにより、記録媒体の先端は、分岐爪の上記外周部分との接触により、ベルトの上記一つのローラへの巻き付き部には突入せずに、上記一つのローラへの巻き付き部以外のベルト面に突入するようになる。ローラとの巻き付き部以外のベルト面では、ベルトの弾性変形により確実に記録媒体の先端をグリップでき、2つの搬送路のうち、分岐爪で選択された搬送路に向かって安定して搬送することができる。
請求項1、2、3、4、5、6、7または8の発明によれば、通常使用される定型記録紙に加え、高剛性の記録紙や特殊紙も安定して分岐搬送することのできる、簡易且つ安価な小型の記録媒体搬送装置および画像形成装置を提供することができるという優れた効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であるフルカラープリンタ(以下、「プリンタ」という)100の概略を示す断面構成図である。図1に示すプリンタ100は、潜像担持体としてのベルト状の感光体1を具備している。感光体1のまわりには、図示しない帯電装置と、露光装置としての書き込み光学ユニット2と、現像装置としての多段現像ユニット3と、転写装置としての中間転写ベルト11と、図示しないクリーニング装置等が配設されている。多段現像ユニット3は、下方から順に黒、シアン、マゼンタ、イエローの現像剤を収納する現像装置3K、C、M、Yを、それぞれ着脱自在で多段に備える。ここで、各符号の添字K、C、M、Yは、それぞれ黒、シアン、マゼンダ、イエロー用の部材であることを示す。さらに感光体1に対向する位置において中間転写ベルト11の内側に一次転写手段としての1次転写ローラ12が設けられている。また、プリンタ100の下部には、記録媒体としての記録紙を収納した3段の給紙カセット15a、15b、15cが設けられており、各給紙カセット15a、15b、15cに対応して分離給送手段16a、16b、16cが設けられている。また、プリンタ100の側面には手差しトレイ33が引き出し及び収納可能に設けられている。図1では、手差しトレイ33を引き出した状態を示してある。この手差しトレイ33から記録紙を給送するために分離給送手段16dが設けられている。これらの分離給送手段16a、16b、16c16dによって給送される記録紙を搬送するために、グリップローラ対17が設けられている。グリップローラ対17の上方(記録媒体搬送方向の下流側)にはレジストローラ対18が設けられている。そのレジストローラ対18の上方には、2次転写手段としての2次転写ローラ19が、中間転写ベルト11が掛け渡されるローラの一つである転写対向ローラ13に対向して設けられている。なお、分離給送手段16、グリップローラ対17およびレジストローラ対18等は、それぞれクラッチ、ステッピングモータ等により単独で駆動できるように構成されている。
2次転写ローラ19の上側には定着装置20が設けられており、この定着装置20の上方には、選択的に搬送方向を分岐する搬送路切替え装置21が設けられている。また、符号34〜40は、記録体搬送路中に適宜配置された記録紙センサである。なお、記録紙は、記録媒体搬送路に設けられたガイド板等のガイド部材(符号付さず)により適宜ガイドされている。装置本体100の上面は排紙トレイ32として構成されており、この排紙トレイ32に記録紙を排出するための排紙ローラ対31が、定着装置20の左上方に位置して設けられている。
また、装置本体100の右側には記録紙を反転させる反転装置60を備えている。反転装置60は、スイッチバック路としての反転往路61と、反転復路62とを備えている。また、反転往路61に送り込まれた記録紙を挟持するスイッチバックローラ対63と、スイッチバックローラ対63の上流側に設けられた入口センサ64と、反転ユニット切替え爪65とを備えている。
つぎに、上記プリンタの動作を説明する。プリンタがフルカラーの画像データを受け取ると、感光体1が図1中時計方向に回転し、その表面が図示しない帯電装置により一様に帯電される。ついで、感光体1は、書込み光学ユニット2によりある色画像に対応するレーザ光がそれぞれ照射され、画像データに対応した潜像がそれぞれ形成される。潜像は、感光体1が回転することにより多段現像ユニット3の位置に達すると、潜像が形成された色に対応する現像装置3K、C、M、Yを選択的に感光体1に対向させる。そして対向した現像装置3K、C、M、Yのいずれかより感光体1上よりトナーが供給され、トナー像が形成される。感光体1上のトナー像は1次中間転写ローラ12により、一旦中間転写ベルト11上に転写される。一方、トナー像転写後の感光体1の表面は、図示しないクリーニング装置によりクリーニングされる。このようなサイクルを各色で繰り返し、中間転写ベルト11上でイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒色の各トナー像が順次転写されていき、4色重ね合わせのフルカラーのトナー画像が形成される。
一方、トナー画像形成のタイミングに合わせて給紙指令が発せられると、給送カセット15a,15b、15cあるいは手差しトレイ33から記録紙が選択的に分離給送手段16a,16b、16c、16dのいずれかによって1枚ずつ給送され、グリップローラ対17を通過して、レジストローラ対18に達して一時停止する。そして、レジストローラ対18によって、中間転写ベルト11上に担持されたトナー像とのタイミングを取って二次転写位置に向けて送出される。二次転写位置では、2次転写ローラ19により中間転写ベルト11表面のトナー像を記録紙上に一括して転写される。トナー像を転写された記録紙は、定着装置20を通過するとき、熱と圧力によってトナー像が記録体に溶融定着される。一方、トナー像転写後の中間転写ベルト11は図示しない中間転写ベルトクリーニング装置によりクリーニングされ、次のトナー像形成に備えられる。
搬送路切替え装置21は、定着装置20によりトナー像を定着した後の記録紙を排紙トレイ32または反転装置60のいずれかに向かうように搬送方向を切替える。図2に搬送路切替え装置21の概略構成を示す断面図である。搬送路切替え装置21は、記録媒体搬送方向分岐手段としての分岐爪22を有しており、分岐爪22は図中左右に図示しないソレノイド等のアクチュエータにより切り替えられる。搬送路26は記録紙を排紙トレイ32側に搬送し、搬送路27は記録紙を反転装置60側に搬送するものである。定着装置20によりトナー像を定着した後の記録紙は、導入路25より分岐爪22の位置まで導入され、分岐爪22により搬送路26、27のいずれかに向かってY字状に搬送される。例えば、片面印字が選択されている場合は、搬送路切替え装置21の分岐爪22の切替えにより記録体は排紙トレイ32方向の搬送路26へ搬送され、排紙ローラ対31により装置本体100の上面に構成された排紙トレイ32に排出される。図1中の実線は、片面印字時の記録体搬送経路(ただし、給送カセット15a、15b、15cまたは手差しトレイ33から給送した場合)を示している。また、両面印字が選択されている場合は、搬送路切替え装置21の分岐爪22の切替えにより記録紙は反転装置60方向側の搬送路27へ搬送される。搬送路切替え装置21の切替えにより反転装置60の反転往路61に送り込まれた記録紙は、スイッチバックローラ対63に挟持され、その反転動作により反転復路62に送られる。反転往路61では、スイッチバックローラ対63の上流側に設けられた入口センサ64が記録紙の後端を検知すると、その検知をトリガとしてスイッチバックローラ回転方向が反転し、スイッチバックローラ対63を逆転方向に駆動させ、記録紙は後端が前端となって進入方向と逆方向に搬送される。スイッチバックローラ対63に挟時された記録紙は、その搬送作用により搬送され、図示していないソレノイドにより反転ユニット切替え爪65が駆動されることにより、反転復路62に進入可能となる。反転復路62を経由し反転された記録紙は裏面印字のため反転出口66よりレジストローラ対19に搬送される。図1中の破線は、両面印字時の反転装置60内での記録体搬送経路を示している。そして、レジストローラ対19によりトナー像形成のタイミングに同期して中間転写ベルト11の転写位置に再搬送され、トナー像を転写される。転写を終えた用紙は、定着装置20に搬送され、ここでトナー像が用紙に定着される。第2面の画像形成を終えた用紙は、搬送路切替え装置21により実線が示す経路にて排紙ローラ31に搬送されて機外の排紙トレイ32上に排出される。
さらに、本実施形態のプリンタ100では、分岐爪22と2つの搬送路26、27との間で記録紙の先端が接触する壁面が、3つのローラ28、29、30で三角形状に架張され、回転自在なベルト23になるようにしている。このベルト23は回転自在に構成されているので、記録紙の先端が接触しても、ベルト23の回転によりそのベルト23面を記録媒体搬送方向へ移動させることができる。これにより、記録紙の先端が2つの搬送路26,27いずれかの壁面に接触したときに受ける搬送負荷を小さくできる。このため、通常使用される定型記録紙に加え、高剛性の記録紙や特殊紙でもジャムや搬送不良を生じずに安定して搬送することができる。また、このような三角状に架張したベルトを設けるだけなので、簡易でスペースも小さくて済み、コストアップも抑えられる。
ベルト23の材質としては、シリコーンゴムにカーボンブラックを分散させたもののような導電性部材を用いることが好ましい。導電性部材を用いることで、記録紙との当接面での摩擦帯電の発生を防止できる。特に、第2面の印画時の摩擦帯電の発生による異常画像発生を防止することができる。
また、ベルト23は、正逆双方向に回転駆動可能とするベルト駆動部Mを設け、記録紙が2つの搬送路26、27の異なる方向に分岐搬送される際に回転駆動する。具体的には、記録紙を排紙トレイ32側の搬送路26に分岐搬送する際は、ベルト23の回転方向を図中右回り(CW)とし、反転装置60側の搬送路27に分岐搬送する際は図中左回り(CCW)とする。このようにベルト23を回転駆動することで、記録紙の搬送性能が向上し、さらに安定して搬送することができる。また、分岐爪22の切替え動作は、ベルト23の回転方向の切替え動作と同時期に行うようにすることで、異なる搬送路に確実に記録紙を導くことができる。さらに、ベルト駆動部Mにトルクリミッタを設けることで、ベルト23の異なる搬送路への切替えを確実におこなうことができる。
さらに、ベルト23に対向する位置に、記録紙を狭持搬送するために駆動されるターンコロ24を配置してもよい。このようなターンコロ24を設けることで、ベルト23と記録紙との摩擦抵抗が増し、記録紙の搬送性能が向上する。また、ターンコロ24はポリアセタール等の摺動しやすい部材とすることで、ターンコロ24と記録紙表面、ベルト23と記録紙裏面との摩擦係数の違いや、部品の積み上げ公差等に起因してターンコロ24とベルト23との速度差が生じても、記録紙へのこすれ等の発生を低減することができる。
図4は、搬送路切替え装置21の概略構成を示す斜視図である。図4に基づき、搬送路切替え装置21の動作をさらに詳しく説明する。なお、図4では、ターンコロ24を設けていない。
ベルト23は、ローラ28、29、30で三角形状に架張されており、これらは用紙搬送方向に直交する方向で複数に分割されている。また、ローラ29は、正逆双方向に回転可能なベルト駆動部Mに連結されており、ベルト駆動部Mの回転方向の変化に応じた方向に回転して、ベルト23を左右方向に回転駆動する。ローラ28、30は、ローラ29の回転によるベルト23の回転に連れまわりするように軸支されている。図4では、ローラ29を駆動するようにしているが、ローラ30を駆動するか、または、ローラ29および30の両方を駆動しても良い。これにより、駆動するローラによって用紙進入方向のベルト面が引っ張られるようになるので、記録紙の先端が確実にベルト面と接触するようになり、搬送性能が向上する。よって、安定して2つの搬送路26、27のいずれかに向かって搬送することができる。
また、分岐爪22もベルト23と同様に、用紙搬送方向に直交する方向で複数に分割されている。分岐爪22は、記録紙の先端が分岐爪22に到達したときのスキューを防止するために、記録紙の搬送方向中心付近、または、記録紙の搬送方向中心を境にして対称な位置に配置されることが好ましい。そこで、分岐爪22を、ベルト23を架張するローラ28の回転軸80に、ローラ28と交互に配置して、左右方向に回転可能に支持されるよう設ける。
ここで、ローラ28と分岐爪22の回転軸80に対する回転方向は逆方向となる。具体的には、図2に示すように、記録紙を排紙トレイ32側の搬送路26に分岐搬送する際は、ベルト駆動部Mによりベルト23の回転方向を図中右回り(CW)とするため回転軸80に対してローラ28は右回り(図中a方向)に回転させ、分岐爪22は先端を右方向に変位させるため回転軸80に対して左回り(図中b方向)に回転させることになる。
以下、ローラ28と分岐爪22とを逆方向に回転させる機構について説明する。
図5は、回転軸80に支持される分岐爪22の概略構成を示す斜視図である。図5では、ローラ28の回転が回転軸80を介して分岐爪22に伝達されないように、また、分岐爪22の回転動作により回転軸80に対する負荷が大きくならいように、分岐爪22は回転軸80に対して滑りやすい状態で支持されている。分岐爪22の上部には、図中手前側と奥側が平面81a、81bとなる凸部81が設けられている。凸部81の手前側平面81aには手前側から奥側に向けて付勢する弾性部材82が、奥側平面81bにはソレノイド83が設けられている。このような構成では、ソレノイド83のオンオフと、これに対応する弾性部材82による付勢力の変化により、分岐爪22が回転軸80を中心に左右方向に回転可能となる。なお、ソレノイド83のオンオフのタイミングは、ベルト23の回転方向の切り替え動作と同時期におこなう。具体的には、ベルト駆動部Mの回転方向が変更したときのパルスをトリガとしてソレノイド83のオンオフを決定している。このような構成により、ベルト23の回転方向とは逆方向に分岐爪22を変位できるので、記録紙先端を搬送路26または27のいずれかに安定して導くことができる。
図6(a)、(b)は、ローラ28と分岐爪22とを逆方向に回転させる機構の他の例の概略構成を示す断面図である。図6(a)、(b)では、分岐爪22と回転軸80の外周との間に複数の回転部材84が配置されている。分岐爪22の上部には、凸部85が設けられており、凸部85の左右方向には、分岐爪22が左右方向に変位したときに凸部85と当接して変位を規制するための規制部86が設けられている。このような構成では、図6(a)に示すように、回転軸80が右回り(矢印a方向)に回転すると、分岐爪22は回転部材84により回転軸80とは逆の左回り(矢印b方向)に回転する。そして、分岐爪22が矢印b方向に回転して、図6(b)に示すように、分岐爪22の凸部85が規制部86に当たったところで変位が規制され、その位置で停止する。このように、分岐爪22は矢印b方向に回転して先端が変位することにより、搬送路26側を開放させ、かつ、ベルト23を矢印a方向に回転させて、記録紙を矢印c方向に搬送する。なお、分岐爪22の規制される位置は、記録紙の先端がベルト23に対して鋭角で進入できるような位置とするのが好ましい。
また、図2に示すように、ローラ28の外径より、分岐爪22の回転軸80から外周までの距離を大きくし、分岐爪22の外周が、回転軸付近でローラ28の外周より外側になるようにする。これにより、記録紙の先端は、分岐爪22の外周により、ベルト23のローラ28との接触部には突入せずに、ローラ28との接触部以外のベルト面に突入するようになる。ローラ28との接触部以外のベルト面では、ベルト23の弾性変形により確実に記録紙の先端をグリップでき、搬送路26または27に向かってより安定して搬送することができる。
なお、上記図5、6では、分岐爪22の上部に設けたに凸部により、分岐爪22が回転する位置を規制するものを説明したが、この形態に限られるものではない。例えば、凸部を設けず、分岐爪22が左右方向に回転したときに、分岐爪22における回転軸より下側の部位を搬送ガイドに当接させて位置を規制するようにしてもよい。
また、分岐爪22と回転軸80との関係も、上述のものに限られるものではなく、ベルト23の回転方向と分岐爪22の回転方向とが逆になるようにできる機構であれば、種々適用可能である。
図7は、搬送路切替え装置21の変形例の概略構成を示す斜視図である。なお、図7の搬送路切替え装置21では、ターンコロ24の形を大きくしたものであり、ターンコロ24は、対向するベルト23の外周面と当接している。以下、図4の搬送路切替え装置21と異なる点のみについて説明する。
図中手前側(搬送路26側)のターンコロ24aは、ベルト駆動部Mからギア91、回転軸90を介して駆動力が伝達される。ベルト駆動部Mにより、ギア91を介して、回転軸90は、それぞれ右方向(図中矢印b方向)に回転する。また図中奥側(搬送路27側)に配置されるターンコロ24bは、ターンコロ24aの回転軸90、プーリ92、93、94に架張されたベルト95を介して、ターンコロ24aと同じ方向に回転する。
また、ベルト95を架張するプーリ94は、分岐爪22やローラ28を支持する回転軸80に支持されている。分岐爪22は、ベルト95の回転によりプーリ94を介して回転軸90と同方向に回転する。よって、ベルト23と分岐爪22とは逆方向に回転することが可能となり、記録紙を搬送路26または27へ向けて安定して搬送できる。さらに、分岐爪22にはトルクリミッタ97が設けられおり、分岐爪22の位置が規制されるとトルクリミッタ97が働き、ベルト駆動部Mへの負荷を軽減する。なお、図7では、分岐爪22の位置の規制は、上部に凸部を設けずに、分岐爪22が左右方向に回転したときに、分岐爪22における回転軸より下側の部位を搬送ガイドに当接させることによりおこなっている。
このような構成では、導入路25より分岐爪22の位置まで導入された記録紙は、分岐爪22によりターンコロ24とベルト23との当接部へ案内され、記録紙の表面とターンローラ24およびベルト23との摩擦力により、搬送路26または27向かって搬送される。
また、図7では、ローラ29とターンコロ24aとを同じベルト駆動部Mを用いて駆動したもので説明したが、この形態に限られるものではない。例えば、ローラ29とターンコロ24aとをそれぞれ別々の駆動部を設けても良い。ローラ29のほか、ローラ30にも別の駆動部を設けても良い。さらに、奥側のターンコロ24bに、手前側のターンコロ24aと別の駆動部を設けても良い。
図8は、搬送路切替え装置21の他の変形例の概略構成を示す断面図である。図8の搬送路切替え装置21は、図7の搬送路切替え装置21と比較して、ターンコロ24a、bがさらに大きく、対向するベルト23の外周面と当接してベルト23を変形させている。以下、図7の搬送路切替え装置21と異なる点のみについて説明する。
図8では、搬送路26側に配置されたターンコロ24aは、ターンコロ24aとローラ29、および、ローラ28とでベルト23を挟むような大きさに設定されている。また、搬送路27側に配置されたターンコロ24bも同様に、ターンコロ24bとローラ30、および、ローラ28とでベルト23を挟むようなターンコロ24bの大きさが設定されている。このため、図8に示すように、ベルト23は、ローラ28と29との間でターンコロ24aの外周と、ローラ28と30との間でターンコロ24bの外周とそれぞれ接触して、ターンコロ24a、bの外周に沿って2辺が内側に変形した状態になっている。このような状態では、分岐爪22を通過したあとの記録紙とベルト23との接触面積が大きくなるので、より安定に搬送路26または27に向かって記録紙を搬送することが可能である。
以上、本実施形態によれば、分岐爪22と2つの搬送路26,27との間で記録紙の先端が接触する壁面が回転自在なベルト23になるようにすることで、記録紙の先端との摩擦抵抗を小さくできる。このため、通常使用される定型記録紙に加え、高剛性の記録紙や特殊紙でもジャムや搬送不良を生じずに安定して搬送することができる。
また、ベルト駆動部Mにより、ベルト23は正逆双方向に回転駆動可能とすることにより、記録紙の搬送性能が向上し、さらに安定して搬送することができる。
また、分岐爪22の切替え動作は、ベルト23の回転方向の切替え動作と同時期に行うようにすることで、異なる搬送路に確実に記録紙を導くことができる。
また、ベルト23に対向する位置に、記録紙を狭持搬送するよう駆動されるターンコロ24を配置することにより、ベルト23と記録紙との摩擦抵抗が増し、記録紙の搬送性能が向上し、さらに安定して搬送することができる。
また、ベルト駆動部Mにトルクリミッタを設けることで、ベルト23の異なる搬送路への切替えを確実におこなうことができる。
また、ターンコロ24は摺動部材とすることで、記録紙へのこすれ等の発生を低減することができる。
また、ベルト23の材質として導電性部材を用いることにより、記録紙との当接面での摩擦帯電の発生を防止できる。特に、第2面の印画時の摩擦帯電の発生による異常画像発生を防止することができる。
本発明の実施の形態に係るプリンタの概略図。 搬送路切替え装置の概略構成を示す断面図。 従来の搬送路切替え装置の概略構成を示す断面図。 搬送路切替え装置の概略構成を示す斜視図。 分岐爪の概略構成を示す斜視図。 (a)は分岐爪の変形例の概略構成を示す断面図であり、(b)は回転時の様子を示す断面図。 搬送路切替え装置の変形例の概略構成を示す斜視図。 搬送路切替え装置の他の変形例の概略構成を示す断面図。
符号の説明
1 感光体
2 書き込み光学ユニット
3 多段現像ユニット
3K 黒現像ユニット
3C シアン現像ユニット
3M マゼンタ現像ユニット
3Y イエロー現像ユニット
11 中間転写ベルト
12 1次転写ローラ
13 転写対向ローラ
15a、15b、15c 給紙カセット
16a、16b、16c、16d 分離給送手段
17 グリップローラ対
18 レジストローラ対
19 2次転写ローラ
20 定着装置
21 搬送路切替え装置
22 分岐爪
23 ベルト
24 ターンコロ
24a 搬送路26側のターンコロ
24b 搬送路27側のターンコロ
25 定着装置からの搬送路(導入路)
26 排紙トレイへの搬送路
27 反転装置への搬送路
28、29、30 架張ローラ
31 排紙ローラ対
32 排紙トレイ
33 手差しトレイ
40 排紙センサ
60 反転装置
61 反転往路
62 反転復路
63 スイッチバックローラ対
64 反転装置入口センサ
65 反転ユニット切替え爪
66 反転装置出口センサ
80 回転軸
81 凸部
82 弾性部材
83 ソレノイド
84 回転部材
85 凸部
86 規制部
90 回転軸
92、93、94 プーリ
95 ベルト
97 トルクリミッタ
M ベルト駆動部

Claims (8)

  1. 記録媒体が導入される導入路と、該導入路からY字状に分岐した2つの搬送路と、該導入路に対向するように配設した分岐爪を切り替えることにより該導入路からの記録媒体を該2つの搬送路のいずれかに案内する搬送路切替え装置とを有する記録媒体搬送装置において、
    上記導入路から導入される記録媒体の先端が接触することになる上記2つの搬送路の壁面部分を、三角形状に架張された回転自在な単一のベルトのベルト面で構成し、該ベルトを架張するローラのうちの一つのローラを上記導入路に設け、該一つのローラの回転軸に上記分岐爪を揺動可能に支持させ、かつ、上記分岐爪の記録媒体が接触する外周部分の形状を、上記回転軸から該外周部分までの距離が上記一つのローラの半径よりも大きくなる形状にしたことを特徴とする記録媒体搬送装置。
  2. 請求項1の記録媒体搬送装置において、上記2つの搬送路の壁面部分を単一のベルトのベルト面で構成し、該ベルトを正逆回転駆動可能とするベルト駆動部を設けたことを特徴とする記録媒体搬送装置。
  3. 請求項2の記録媒体搬送装置において、上記分岐爪の切替え動作を、上記ベルトが回転駆動される回転方向の切り替え動作と同時期に行うことを特徴とする記録媒体搬送装置。
  4. 請求項3の記録媒体搬送装置において、上記ベルトに対向する位置に、記録媒体を該ベルトとの間に狭持搬送するよう駆動されるターンコロを配設したことを特徴とする記録媒体搬送装置。
  5. 請求項3または4の記録媒体搬送装置において、上記ベルト駆動部にトルクリミッタを設けたことを特徴とする記録媒体搬送装置。
  6. 請求項4の記録媒体搬送装置において、上記ターンコロが摺動部材であることを特徴とする記録媒体搬送装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6の記録媒体搬送装置において、上記ベルトが導電性部材であることを特徴とする記録媒体搬送装置。
  8. 記録媒体録上に画像を形成する画像形成手段と、該記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段とを備えた画像形成装置において、上記記録媒体搬送手段として請求項1、2、3、4、5、6または7いずれかの記録媒体搬送装置を採用したことを特徴とする画像形成装置。
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