JP4836889B2 - ピーニング施工装置およびピーニング施工方法 - Google Patents

ピーニング施工装置およびピーニング施工方法 Download PDF

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本発明は、ピーニング施工装置およびピーニング施工方法に係り、特に、ワークの外内面側の施工位置を的確に求め、施工の際、外内面を同時に並行してピーニング施工を可能とするピーニング施工装置およびピーニング施工方法に関する。
一般に、工業製品として用いられる、例えば円筒状の圧力容器等のワークにおいては、錆やスケール等の除去、研削加工後のばり取り、あるいは溶接施工部分の表面硬化処理にピーニング施工を行うことがある。
例えば、応力集中が高くなっている溶接部分には、ワークの当該部分に粒状の投射材を投射し、圧縮応力を高くさせるピーニング施工を行うことが多い。
このピーニング施工を行う溶接部分は、加熱、冷却が繰り返し行われるため、熱膨張と収縮が繰り返され、この間、溶接中の周囲の部分に塑性ひずみが発生し、さらに溶接部分が凝固してから室温に至るまでの間に収縮に伴う塑性ひずみが発生し、これらの事象が重なり合って、引張応力が発生する。
このような引張応力が発生すると、溶接部分には、疲労による材料寿命が低下し、最悪の場合、溶接割れが起る。
このため、最近では、品質保証強化の点から、溶接部分に、ピーニング施工を行い、ワークに引張の塑性変形を与え、残留塑性ひずみを小さくする措置策を採ることが多くなってきている。
なお、ワークにピーニング施工を行う技術は、多くの技術分野に適用されており、このため、例えば、特許文献1〜3に見られるように、数多くの発明が提案されている。
特開2007−69291号公報 特開2004−136311号公報 特開平11−277436号公報
従来、例えば円筒状のワークの溶接部分にピーニング施工を行う場合、外内面のうち、例えば、まず内面側を施工し、次に外面側を施工していた。
しかしながら、例えば、原子炉圧力容器に組み込まれる炉心シュラウド等の超大形の円筒状のワークになると、内外面側を順次施工することに多くの時間を要し、作業者に多くの負担を強いていた。
特に、この種のワークにピーニング施工を行うのは、定期検査等、限られた時期、時間のため、作業者により多くの労力を強いていた。
このため、ピーニング施工の工期短縮や作業者の労力軽減の点から新たな技術の開発が求められていた。
このような課題を解決する一つの手法としてワークの外内面側を同時に並行してピーニング施工することが提案されている。
しかしながら、ワークの外内面を同時に、並行してピーニング施工を行う場合、いくつかの問題点を備えている。その一つに、例えば、ワークの外側面をピーニング施工するときに、ピーニング装置の施工位置への的確な位置決めがある。
例えば、原子炉圧力容器に組み込まれている炉心シュラウドのように、その外側面と圧力容器内壁との間は、狭隘なダウンカマ領域になっている上に、配管やジェットポンプ等の付属物が数多く設置され、複雑に絡み合っている。このため、ピーニング装置を仮位置決めし、目的とする溶接部分の施工位置に移動させようとしても、手探りのまま探し求めなければならず、多くの時間と労力の負担を必要としている。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、ワークの外内面側を、同時に並行してピーニング施工を行うとき、例えばワークの内側面の基準位置と内側面のピーニング位置との情報を基にしてワークの外側面のピーニング施工位置を演算し、ピーニング装置を的確に、より早く移動させることができるように図ったピーニング施工装置およびピーニング施工方法を提供することを目的とする。
本発明に係るピーニング施工装置は、上述の目的を達成するために、請求項1に記載したように、ワークの内側面に設置する内側ピーニング装置と、前記ワークの外側面に仮設置する外側ピーニング装置と、この外側ピーニング装置にセンサと制御演算装置を設けるとともに、この制御演算装置は、前記内側ピーニング装置の設置基準位置からワーク内側面のピーニング施工位置までの内側面施工位置ベクトル情報を予め入力する内側面ピーニング施工位置入力装置と、前記センサから検出され、前記内側ピーニング装置のピーニング施工中に発生する物理量情報を基にして前記外側ピーニング装置が前記内側ピーニング装置のピーニング施工位置に対し、どの位置、方向にあるかの相対位置ベクトル情報を算出する相対位置算出部と、この相対位置算出部からの出力と前記内側面ピーニング施工位置入力装置からの出力とに基づいて外側ピーニング装置位置ベクトル情報を算出する外側ピーニング装置絶対位置算出部と、この外側ピーニング装置絶対位置算出部からの出力と外側面ピーニング施工開始位置保存部からの外側面ピーニング施工位置ベクトル情報とに基づいて外側ピーニング装置目標ピーニング施工位置移動ベクトル情報を算出する外側ピーニング装置移動量算出部と、この外側ピーニング装置移動量算出部からの出力を基に前記仮設置の外側ピーニング装置を外側面ピーニング施工開始位置に移動指令を出す移動指令装置とを備えたものである。
また、本発明に係るピーニング施工方法は、上述の目的を達成するために、請求項9に記載したように、外側ピーニング装置と内側ピーニング装置を用いてワークの外内側を並行して同時にピーニング施工する際、前記内側ピーニング装置の設置基準位置からワーク内側面のピーニング施工位置までの内側面施工位置ベクトル情報を算出する一方、前記内側ピーニング装置のピーニング施工中に発生する物理量情報を基にして仮設置された前記外側ピーニング装置が前記内側ピーニング装置のピーニング施工位置に対し、どの位置、方向にあるかの相対位置ベクトル情報を算出し、算出した相対位置ベクトル情報と前記内側面施工位置ベクトル情報とに基づいて外側ピーニング装置位置ベクトル情報を算出し、この算出した外側ピーニング装置位置ベクトル情報と予め設定しておいた外側面ピーニング施工開始位置保存部からの外側面ピーニング施工位置ベクトル情報とに基づいて外側ピーニング装置目標ピーニング施工位置移動ベクトル情報を算出し、この算出した外側ピーニング装置目標ピーニング施工位置移動ベクトル情報を前記仮設置された外側ピーニング装置に与えてワークの外側面ピーニング施工開始位置に移動させる方法である。
本発明に係るピーニング施工装置およびピーニング施工方法は、ワークの外内面側を同時に並行してピーニング施工を行うとき、ワークの内側面基準位置からワークの内側面ピーニング施工位置までの内側面施工位置ベクトル情報、ワークの外側面に仮設置した外側ピーニング装置の中心からワークの内側面ピーニング施工位置までの相対位置とベクトル情報および上述外側ピーニング装置の中心から上述ワークの内側面基準位置までの外側ピーニング装置位置ベクトル情報を求めるとともに、求めた外側ピーニング装置位置ベクトル情報と予め定められたワークの外側面ピーニング施工開始位置から上述ワークの内側面基準位置までの外側面ピーニング施工位置ベクトル情報とで外側ピーニング装置のピーニング施工位置を演算・算出するので、外側ピーニング装置のピーニング施工位置への移動を的確に、より早く指示させることができ、ピーニング施工工期をより一層短縮させることができる。
以下、本発明に係るピーニング施工装置およびピーニング施工方法の実施形態を図面および図面に付した符号を引用して説明する。
なお、本発明に係るピーニング施工装置およびピーニング施工方法は、適用対象としてのワークを、例えば原子炉圧力容器に組み込まれる炉心シュラウドを例に採って説明するが、この例に限定されるものではない。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係るピーニング施工装置およびピーニング施工方法の第1実施形態を示す概念図である。
図1には、超大口径円筒形の炉心シュラウドの一部がワーク1として示される。
このワーク1には、例えば、内側INに内側ピーニング装置2が設けられ、その外側OUTに外側ピーニング装置3がそれぞれ設けられる。
内側ピーニング装置2は、ピーニング装置本体4aと、マニピュレータ5aと、ピーニングヘッド部6aとで構成し、例えば、スタブチューブ等の固定部7を基準位置として設定し、ピーニングヘッド部6aからの、例えばレーザ光等を水中または気中において、ワーク1に投射し、ワーク1の内側面のピーニング施工位置Pが定められる。
一方、外側ピーニング装置3は、ピーニング装置本体4b、マニピュレータ5b、ピーニングヘッド部6b、移動装置8a,8b、複数のセンサ9a,9b等を備えるとともに、ピーニング装置本体4bに、例えば距離を置いて制御演算装置10を配置し、この制御演算装置10の演算に基づいてピーニング装置本体4bをピーニング施工位置により早く、的確に移動させる構成になっている。
移動装置8a,8bは、モータ等の駆動力で駆動される、例えば車輪を備えるとともに、気中ピーニング施工の場合、ワーク1に対して磁石や吸盤装置等を用いて外側ピーニング装置3を着脱自在に吸着させ、水中ピーニング施工の場合、ワーク1に対してスラスタを用いて外側ピーニング装置3を縦断方向、横断方向に自在に移動させることができるようにしている。
また、外側ピーニング装置3に設けた複数のセンサ9a,9bは、例えば振動、熱、音等のうち、いずれかの物理量を検出するもので、超音波振動計、圧電式振動計、レーザ振動計、放射温度計、接触式温度計、集音装置等のうち、いずれかが選択され、ワーク1の内側面ピーニング施工位置Pから出る物理量を検出し、検出した物理量情報14を制御演算装置10に与えている。
なお、複数のセンサ9a,9bは、ピーニングヘッド部6bの移動に応じて移動できる構成になっている。
制御演算装置10は、図1および図2に示すように、固定部7の基準位置に設置された内側ピーニング装置2の中心からワーク1の内側面ピーニング施工位置Pまでの内側面施工位置ベクトル情報11を作業者によって計測し、計測した情報11を予め入力しておく内側面ピーニング施工位置入力装置12と、この内側面ピーニング施工位置入力装置12から出力する内側面施工位置ベクトル情報11と複数のセンサ9a,9bで検出した物理量情報14とに基づいて演算し、ワーク1の外側面の任意位置に仮設置された外側ピーニング装置3の中心がワーク1の内側面ピーニング施工位置Pに対し、どの位置、方向に設置されるかの外側ピーニング装置位置ベクトル情報15を算出する外側ピーニング装置絶対位置算出部13とを備えている。
また、制御演算装置10は、外側ピーニング装置絶対位置算出部13から出力する外側ピーニング装置位置ベクトル情報15と外側面ピーニング施工開始位置保存部17から出力する外側面ピーニング施工位置ベクトル情報16とに基づいて演算し、外側ピーニング装置目標ピーニング施工位置移動ベクトル情報22を算出する外側ピーニング装置移動量算出部21と、この外側ピーニング装置移動量算出部21から算出された情報に基づいて外側ピーニング装置3を目標ピーニング施工位置に移動させる移動指令装置18を備えている。
なお、外側面ピーニング施工開始位置保存部17には、内側ピーニング装置2が設置される固定部7の基準位置から外側ピーニング装置3がピーニング施工を行う外側面目標ピーニング施工開始位置までの外側面ピーニング施工位置ベクトル情報16が予め入力される。
このような構成を備える制御演算装置10において、内側ピーニング装置2が固定部7の基準位置に設置され、ワーク1の内側面ピーニング施工が開始されると、これに並行して外側ピーニング装置3のワーク1の外側面に対するピーニング施工が開始される。
まず、内側ピーニング装置2のピーニング施工中、ワーク1の内側面ピーニング施工位置Pから出る、例えば振動、熱、音等のいずれかの物理量を外側ピーニング装置3に設けたセンサ9a,9bが検出する。
センサ9a,9bによって物理量が検出されると、その物理量情報14は、相対位置算出部19に送られる。相対位置算出部19は、その物理量情報14に基づいてワーク1の外側面任意位置に仮設置された外側ピーニング装置3の中心からワーク1の内側面ピーニング施工位置Pに対する自己位置の相対位置ベクトル情報20を演算算出する。
演算、算出された相対位置ベクトル情報20が外側ピーニング装置絶対位置算出部13に送られると、外側ピーニング装置絶対位置算出部13は、相対位置ベクトル情報20と内側面ピーニング施工位置入力装置12から送られてくる内側面施工位置ベクトル情報11とに基づいて演算し、外側ピーニング装置位置ベクトル情報15を算出する。
この外側ピーニング装置位置ベクトル情報15は、ワーク1の内側面における固定部7の基準位置に設置された内側ピーニング装置2の中心に対するワーク1の外側面任意位置に仮設置された外側ピーニング装置3の中心までの位置、方向を示すものである。
演算、算出された外側ピーニング装置ベクトル情報15が外側ピーニング装置移動量算出部21に送られると、外側ピーニング装置移動量算出部21は、外側ピーニング装置ベクトル情報15と外側面ピーニング施工開始位置保存部17から送られてくる外側面ピーニング施工位置ベクトル情報16とに基づいて演算し、外側ピーニング装置目標ピーニング施工位置移動ベクトル情報22を算出する。
演算、算出された外側ピーニング装置目標ピーニング施工位置移動ベクトル情報22が移動指令装置18に送られると、移動指令装置18は、ワーク1の任意位置に仮設置された外側ピーニング装置3に移動指令を出し、外側ピーニング装置3をピーニング施工位置に移動させ、ワーク1の外側面のピーニング施工を開始させる。
このように、本実施形態は、固定部7の基準位置に設置された内側ピーニング装置2の位置から内側面ピーニング施工位置Pまでの内側面施工位置ベクトル情報11とワーク1の外側面に仮設置した外側ピーニング装置3の内側面ピーニング施工位置Pまでの相対位置ベクトル情報20とから外側ピーニング装置3が上述の固定部7の基準位置に対してどの位置、方向にあるかを表わす外側ピーニング装置位置ベクトル情報15を演算、算出するとともに、この外側ピーニング装置位置ベクトル情報15と予め設定しておいた外側面ピーニング施工位置ベクトル情報16とから外側ピーニング装置目標ピーニング施工位置移動ベクトル情報22を演算、算出し、この情報22に基づいて外側ピーニング装置3をワーク1の外側面のピーニング施工開始位置に移動させるので、外側ピーニング装置3をピーニング施工位置に的確に、より早く移動させることができ、作業者の労力をより一層軽減させてワーク1の外内側面のピーニング施工を並行して、同時に行わせることができる。
[第2実施形態]
図3は、本発明に係るピーニング施工装置およびらピーニング施工方法の第2実施形態を示す概念図である。
なお、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、ワーク1の内側面における固定部7の基準位置に設置された内側ピーニング装置2の中心からワーク1の内側面ピーニング施工位置Pまでの内側面施工位置ベクトル情報11の計測を自動化して自動送信するものであり、内側面施工位置ベクトル計測手段23と、ここで計測した内側面施工位置ベクトル情報11を制御演算装置10の内側面ピーニング施工位置入力装置12に自動的に送るベクトル情報送信手段24とを設けたものである。
このように、本実施形態は、固定部7の基準位置に設置された内側ピーニング装置2の中心からワーク1の内側面ピーニング施工位置Pまでの内側面施工位置ベクトル情報11を計測する内側面施工位置ベクトル計測手段23と、計測した内側面施工位置ベクトル情報11を内側面ピーニング施工位置入力装置12に送るベクトル情報送信手段24とを備えたので、内側面施工位置ベクトル情報11を内側面ピーニング施工位置入力装置12に自動的に送ることができ、作業者の労力負担をより一層軽減させてワーク1の外内側面の並行ピーニング施工による工期の短縮を図ることができる。
なお、本実施形態は、ワーク1の内側面における固定部7の基準位置に設置された内側ピーニング装置2の中心からワーク1の内側面ピーニング施工位置Pまでの内側面施工位置ベクトル情報11を自動計測および自動送信したが、この例に限らず、例えば、図4に示すように、内側面施工位置ベクトル計測手段23に表示装置25を設け、この表示器25に表示されたベクトル計測情報を見た内側面ピーニング施工作業者26が外側面ピーニング施工作業者27に伝え、外側面ピーニング施工作業者27が、例えばパーソナルコンピュータを介してその情報を内側面ピーニング施工位置入力装置12に入力させてもよい。
本発明に係るピーニング施工装置およびピーニング施工方法の第1実施形態を示す概念図。 本発明に係る制御演算装置を示すブロック図。 本発明に係るピーニング施工装置およびピーニング施工方法の第2実施形態を示す概念図。 本発明に係るピーニング施工装置およびピーニング施工方法の第2実施形態における変形例を示す概念図。
符号の説明
1 ワーク
2 内側ピーニング装置
3 外側ピーニング装置
4a,4b ピーニング装置本体
5a,5b マニピュレータ
6a,6b ピーニングヘッド部
7 固定部
8a,8b 移動装置
9a,9b センサ
10 制御演算装置
11 内側面施工位置ベクトル情報
12 内側面ピーニング施工位置入力装置
13 外側ピーニング装置絶対位置算出部
14 物理量情報
15 外側ピーニング装置位置ベクトル情報
16 外側面ピーニング施工位置ベクトル情報
17 外側面ピーニング施工開始位置保存部
18 移動指令装置
19 相対位置算出部
20 相対位置ベクトル情報
21 外側ピーニング装置移動量算出部
22 外側ピーニング装置目標ピーニング施工位置移動ベクトル情報
23 内側面施工位置ベクトル計測手段
24 ベクトル情報送信手段
25 表示装置
26 内側面ピーニング施工作業者
27 外側面ピーニング施工作業者

Claims (9)

  1. ワークの内側面に設置する内側ピーニング装置と、前記ワークの外側面に仮設置する外側ピーニング装置と、この外側ピーニング装置にセンサと制御演算装置を設けるとともに、この制御演算装置は、前記内側ピーニング装置の設置基準位置からワーク内側面のピーニング施工位置までの内側面施工位置ベクトル情報を予め入力する内側面ピーニング施工位置入力装置と、前記センサから検出され、前記内側ピーニング装置のピーニング施工中に発生する物理量情報を基にして前記外側ピーニング装置が前記内側ピーニング装置のピーニング施工位置に対し、どの位置、方向にあるかの相対位置ベクトル情報を算出する相対位置算出部と、この相対位置算出部からの出力と前記内側面ピーニング施工位置入力装置からの出力とに基づいて外側ピーニング装置位置ベクトル情報を算出する外側ピーニング装置絶対位置算出部と、この外側ピーニング装置絶対位置算出部からの出力と外側面ピーニング施工開始位置保存部からの外側面ピーニング施工位置ベクトル情報とに基づいて外側ピーニング装置目標ピーニング施工位置移動ベクトル情報を算出する外側ピーニング装置移動量算出部と、この外側ピーニング装置移動量算出部からの出力を基に前記仮設置の外側ピーニング装置を外側面ピーニング施工開始位置に移動指令を出す移動指令装置とを備えたことを特徴とするピーニング施工装置。
  2. 前記内側ピーニング装置は、その設置基準位置からワーク内側のピーニング施工位置までの内側面施工位置ベクトル情報を自動計測する内側面施工位置ベクトル計測手段と、この内側面施工位置ベクトル計測手段からの出力を前記制御演算装置の内側面ピーニング施工位置入力装置に送るベクトル情報送信手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のピーニング施工装置。
  3. 前記内側面施工位置ベクトル計測手段は、表示装置を備えたことを特徴とする請求項2記載のピーニング施工装置。
  4. 前記物理量情報は、前記内側ピーニング装置のピーニング施工中に発生する振動、熱、音のいずれであることを特徴とする請求項1記載のピーニング施工装置。
  5. 前記センサは、超音波振動計、レーザ振動計、圧電式振動計のいずれかであることを特徴とする請求項1記載のピーニング施工装置。
  6. 前記センサは、放射温度計、接触式温度計のいずれかであることを特徴とする請求項1記載のピーニング施工装置。
  7. 前記センサは、集音装置であることを特徴とする請求項1記載のピーニング施工装置。
  8. 前記センサは、前記外側ピーニング装置のピーニングヘッド部の移動に応じて移動できる構成にしたことを特徴とする請求項1記載のピーニング施工装置。
  9. 外側ピーニング装置と内側ピーニング装置を用いてワークの外内側を同時に並行してピーニング施工する際、前記内側ピーニング装置の設置基準位置からワーク内側面のピーニング施工位置までの内側面施工位置ベクトル情報を算出する一方、前記内側ピーニング装置のピーニング施工中に発生する物理量情報を基にして仮設置された前記外側ピーニング装置が前記内側ピーニング装置のピーニング施工位置に対し、どの位置、方向にあるかの相対位置ベクトル情報を算出し、算出した相対位置ベクトル情報と前記内側面施工位置ベクトル情報とに基づいて外側ピーニング装置位置ベクトル情報を算出し、この算出した外側ピーニング装置位置ベクトル情報と予め設定しておいた外側面ピーニング施工開始位置保存部からの外側面ピーニング施工位置ベクトル情報とに基づいて外側ピーニング装置目標ピーニング施工位置移動ベクトル情報を算出し、この算出した外側ピーニング装置目標ピーニング施工位置移動ベクトル情報を前記仮設置された外側ピーニング装置に与えてワークの外側面ピーニング施工開始位置に移動させることを特徴とするピーニング施工方法。
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