JP4836611B2 - 発泡樹脂成形機の運転方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、従来の油圧シリンダを用いる方式の金型開閉装置においては、油の粘度、温度、移動ダイプレート4の速度、移動型4の重量により、移動ダイプレート4の押圧力が変動するので、移動ダイプレート4の停止位置の制御が不安定でクラッキング間隙が設定値に対して±0.5〜1.0mm誤差が生じて、成形条件がばらつくという問題があった。
前記発泡樹脂成形機は、固定型を有する固定ダイプレートと、移動型を有する移動ダイプレートと、移動ダイプレートを固体ダイプレートに対して開閉させる金型開閉装置とを備え、
前記金型開閉装置は、移動ダイプレートと型締めハウジングとの間に対向配置されるトグルリンクと、当該トグルリンクを屈伸させるクロスヘッドと、型締めハウジングを貫通してクロスヘッドに螺入された電動式のボールネジと、からなり、
この金型開閉装置に、型締めハウジングを移動させて型締めされた金型の型厚を調整するための型厚調整手段と、型締め、型開き時に移動型をクラッキング位置に停止させてクラッキング間隙の一定制御を行うためのボールネジ回転制御手段と、を備えて、
この発泡樹脂成形機を用いて、
交換された金型の型厚に対応して、型厚調整手段により型締めハウジングを移動させて型厚を予め設定した後に、
型締め限における型締め力を求めて、その測定結果に基づき型厚調整手段により前記型厚を微調整したうえに、
一旦型開きしてその後型締めを行う際に、ボールネジ回転制御手段によりトグルリンクの伸長を制御して原料充填時のクラッキング間隙を一定に制御することを特徴とするとするものである。
前記発泡樹脂成形機は、固定型を有する固定ダイプレートと、移動型を有する移動ダイプレートと、移動ダイプレートを固体ダイプレートに対して開閉させる金型開閉装置とを備え、
前記金型開閉装置は、移動ダイプレートと型締めハウジングとの間に対向配置されるトグルリンクと、当該トグルリンクを屈伸させるクロスヘッドと、型締めハウジングを貫通してクロスヘッドに螺入された電動式のボールネジと、からなり、
この金型開閉装置に、型締めハウジングを移動させて型締めされた金型の型厚を調整するための型厚調整手段と、型締め、型開き時に移動型をクラッキング位置に停止させてクラッキング間隙の一定制御を行うためのボールネジ回転制御手段と、を備えて、
この発泡樹脂成形機を用いて、
成形品を成形後に、固定型にエアを入れながらボールネジ回転制御手段によりトグルリンクの屈曲を制御して、移動型を離型型開きクラッキング位置まで型開きして、成形品をエアで浮かせて可動型に預け、
次いで、可動型にエアを入れながらボールネジ回転制御手段によりトグルリンクの伸長を制御して、移動型を離型型締めクラッキング位置まで型締めして、成形品をエアで浮かせて固定型に預けた後に、
引き続いて、型開きをしながらエジェクトピンで成形品を押し出して落下させることを特徴とするものである
図1は金型開閉装置を備えた発泡樹脂成形機を示す概略構成図である。図1において、固定ダイプレート1に対向して移動ダイプレート2が配置され、移動ダイプレート2の図中右側には型締めハウジング8が配置されている。
図4はその工程フロー図である。また、図2は、トグルリンク5が屈曲されて移動ダイプレート2が固体ダイプレート1から最大離間された状態を示す図であって、この状態において製造する成形品に対応して金型が交換、取り付けされる。
(1)型締めをトグルリンクに接続された電動モータにより行うので、従来の油圧シリンダ方式よりも、原料充填時のクラッキング位置を高精度に制御することができる。トグルリンクを採用したことにより、型締限手前で移動ダイプレートを自ずと低速にすることができて、移動ダイプレートの停止精度を高いものとすることができる。したがって、クラッキング位置を常に一定に設定して、原料充填不良の発生を防止することができる。
また、トグルリンクを採用したことにより、固定型から離型するまでは成形品を低速で離型させることができ、離型した後は高速で型開きすることができるので、サイクルタイムを短縮することができる。
Claims (4)
- 発泡樹脂成形機を用いて型締めを行う発泡樹脂成形機の運転方法であって、
前記発泡樹脂成形機は、固定型を有する固定ダイプレートと、移動型を有する移動ダイプレートと、移動ダイプレートを固体ダイプレートに対して開閉させる金型開閉装置とを備え、
前記金型開閉装置は、移動ダイプレートと型締めハウジングとの間に対向配置されるトグルリンクと、当該トグルリンクを屈伸させるクロスヘッドと、型締めハウジングを貫通してクロスヘッドに螺入された電動式のボールネジと、からなり、
この金型開閉装置に、型締めハウジングを移動させて型締めされた金型の型厚を調整するための型厚調整手段と、型締め、型開き時に移動型をクラッキング位置に停止させてクラッキング間隙の一定制御を行うためのボールネジ回転制御手段と、を備えて、
この発泡樹脂成形機を用いて、
交換された金型の型厚に対応して、型厚調整手段により型締めハウジングを移動させて型厚を予め設定した後に、
型締め限における型締め力を求めて、その測定結果に基づき型厚調整手段により前記型厚を微調整したうえに、
一旦型開きしてその後型締めを行う際に、ボールネジ回転制御手段によりトグルリンクの伸長を制御して原料充填時のクラッキング間隙を一定に制御することを特徴とする発泡樹脂成形機の運転方法。 - 発泡樹脂成形機を用いて型締めを行う発泡樹脂成形機の運転方法であって、
前記発泡樹脂成形機は、固定型を有する固定ダイプレートと、移動型を有する移動ダイプレートと、移動ダイプレートを固体ダイプレートに対して開閉させる金型開閉装置とを備え、
前記金型開閉装置は、移動ダイプレートと型締めハウジングとの間に対向配置されるトグルリンクと、当該トグルリンクを屈伸させるクロスヘッドと、型締めハウジングを貫通してクロスヘッドに螺入された電動式のボールネジと、からなり、
この金型開閉装置に、型締めハウジングを移動させて型締めされた金型の型厚を調整するための型厚調整手段と、型締め、型開き時に移動型をクラッキング位置に停止させてクラッキング間隙の一定制御を行うためのボールネジ回転制御手段と、を備えて、
この発泡樹脂成形機を用いて、
成形品を成形後に、固定型にエアを入れながらボールネジ回転制御手段によりトグルリンクの屈曲を制御して、移動型を離型型開きクラッキング位置まで型開きして、成形品をエアで浮かせて可動型に預け、
次いで、可動型にエアを入れながらボールネジ回転制御手段によりトグルリンクの伸長を制御して、移動型を離型型締めクラッキング位置まで型締めして、成形品をエアで浮かせて固定型に預けた後に、
引き続いて、型開きをしながらエジェクトピンで成形品を押し出して落下させることを特徴とする発泡樹脂成形機の運転方法。 - 型厚調整手段は、型締めハウジングを移動させる型厚調整モータと、この移動ダイプレートの位置を検出するロータリエンコーダと、型厚調整モータを駆動するコントローラとからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の発泡樹脂成形機の運転方法。
- ボールネジ回転制御手段は、ボールネジの回転を行う電動モータと、この電動モータの回転数を検出するロータリエンコーダと、電動モータを駆動するコントローラとからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の発泡樹脂成形機の運転方法。
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