JP4834588B2 - 接地クリップ金具 - Google Patents

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Description

この発明は、アースクリップを装着してアース電位を確保する接地クリップ金具に関する。
従来、床面や壁面にアースクリップを装着してアース電位を確保する場合、地面に接続されている接地線をそのまま立ち上げておくか、アース棒を差していた。また床面や壁面に、地面に接続された接地クリップ金具を設ける場合もある。接地クリップ金具としては、例えば図3に示す接地バー1が用いられる。接地バー1は、金属製の板状の本体2から成り、本体2の一端部はL字形に折り曲げられて被挟持部3が設けられている。本体2には一対のボルト穴が設けられ、取付部材4を介して床面や壁面にボルト5で固定されている。接地バー1は、壁面の内側でアース電位に接続されている。接地バー1の使用方法は、タンクローリ等に取り付けられたアースクリップを、本体2の被挟持部3に取り付け、アースを確保する。
また、特許文献1には、アースクリップの着脱を簡便に行い、アースクリップの脱落を防止するアースクリップ用の導電棒が開示されている。これは、高圧開閉器の接続端子に一方向に長い板状のアースクリップ用の導電棒を固定し、導電棒の長手方向の端部に電力線が接続されている。導電棒の中央部分はアースクリップ用の被挟持部となり、被挟持部は、アースクリップが接続される側面が90度捻り変形されて、導電棒と正対する側からアースクリップを被挟持部に着脱できるようにしたものである。
特開2004−153876号公報
上記従来の技術の場合、床面や壁面から接地線を立ち上げただけものは経年により切断されることがあり、また外観も良好では無かった。さらに、アース棒は、折れ曲がることもあった。図3に示す接地バー1は、被挟持部3が本体2をL字形に折り曲げて設けられただけであり、滑り止めがなく、アースクリップが不用意に外れるおそれがある。同様に、特許文献1に開示されたアースクリップ用の導電棒も、被挟持部が板状であり、アースクリップの抜け落ちを防止する構造ではなかった。
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造でアースクリップの脱落を確実に防止し、強度が高く耐久性がある接地クリップ金具を提供することを目的とする。
本発明は、床面や壁面に突設された金属製の板体である被挟持部と、前記被挟持部の長手方向に沿う一方の側面に沿って形成された突部とを備え、前記被挟持部に先端が接続され基端が接地されるアース母線が接続され、一対の挟持腕を有するアースクリップが前記被挟持部の長手方向に対して交差して前記突部をまたいで前記被挟持部を挟んで接続され、前記アースクリップが前記突部に係止される接地クリップ金具である。
前記被挟持部は、金属製の板体によりL字形に形成された一方の側面から成り、他方の側面が床面や壁面に重ねて取り付けられる設置部であり、前記被挟持部は床面や壁面からほぼ直角に立設し、前記突部を形成する取付板が重ねられて固定されているものである。
また、前記被挟持部は、L字形に折り曲げられた前記金属板を二つ合わせて設けられ、前記被挟持部同士が重ねられ、前記設置部が互いに反対方向へ延出され、前記突部は前記被挟持部から一体に形成されているものである。
本発明の接地クリップ金具は、簡単な構造でアースクリップの脱落を確実に防止することができる。従って、防爆エリア等での作業やタンクローリなどでの給油の際、確実にアースを確保することができ、安全である。また、強度が高く耐久性がある。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1、図2はこの発明の一実施形態を示すもので、この実施形態の接地クリップ金具10は、金属製の板体12が設けられ、板体12は一方向に長く設けられ、中心付近でL字形に折り曲げられ又は削り出されている。屈曲した一方の部分は、床面や壁面に重ねて取り付けられる設置部14であり、他方の部分は床面や壁面からほぼ直角に立設する被挟持部16である。設置部14には透孔が設けられ、ボルト15で床面や壁面に固定されている。
被挟持部16の、長手方向に沿う一方の側縁部16aは、後述するアースクリップ20が挟持する部分であり、側縁部16aに沿って、被挟持部16よりも幅が狭い取付板18が設けられている。取付板18は、被挟持部16のL字形の内側に位置する側面16bに取り付けられ、取付板18と被挟持部16には互いに貫通するネジ穴が設けられ、ネジ17で固定されている。取付板18の厚み方向の側面18aは、被挟持部16の側面16bから立ち上がる突部となる。そして被挟持部16の、L字方の外側に位置する側面16cは、同形の板体12が互いに対称に設けられている。同形の板体12は、側面16c同士が合わされ、設置部14は互いに反対方向へ延出し、床面や壁面にボルト15で固定されている。
ここで一対の板体12は、床面または壁面の内側に設けられたアース母線19に接続され、接地電位に接続されている。
次に、この実施形態の接地クリップ金具10の使用方法について図2に基づいて説明する。接地クリップ金具10に取り付けるアースクリップ20は、一対の挟持腕22と、両挟持腕22同士を開閉自在に軸支する軸24と、一対の挟持腕22の先端同士が接近する向きに両挟持腕22を揺動付勢する図示しないバネで構成されている。挟持腕22の先端には、互いに対向する一対の接触歯26が設けられ、挟持腕22の他方の端部には絶縁性の握り部28が設けられている。握り部28の一方には、アースコード30が引き出されている。接触歯26は、アースコード30に電気的に接続されている。
アースクリップ20は、例えばタンクローリ等、静電気を放電しなければ危険な装置等に接続されている。そして、タンクローリ等のアースを確保するときは、アースクリップ20の握り部28を保持して接地クリップ金具10の接触歯26を開き、重ねられた一対の被挟持部16を挟む。これにより、アースクリップ20は、バネの付勢力によって、被挟持部16を両方の側面16bから一定の力で挟持し、電気的に接続されてタンクローリ等との電位差を無くす。
このとき、アースクリップ20の接触歯26は、被挟持部16の側面16bに接触し、アースクリップ20の接触歯26よりも軸24に近い部分に、挟持腕22にまたがれて取付板18が位置する。取付板18の側面18aが突部となり、アースクリップ20が外れる方向に移動すると接触歯26が取付板18の側面18aに当接し係止される。アースクリップ20を外すときは、握り部28を保持して、接触歯26同士の間隔が取付板18よりも大きくなるまで挟持腕22を開き、取り外す。
この実施形態の接地クリップ金具10によれば、簡単な構造でアースクリップ20の脱落を防止して、確実にアースを確保することができる。アースコード30等に不用意に引く方向に力が加えられてもアースクリップ20の接触歯26が取付板18に当接し、被挟持部16から抜けることがない。このためアースクリップ20に接続されたタンクローリ等のアースを完全に確保することができ、安全である。アースクリップ20を外すときは、挟持腕22を大きく開くことで簡単に取り外すことができ、操作が簡単である。接地クリップ金具10は板体12で作られたシンプルな形状であり、板体12が2枚重ねて設置されるため、多少の衝撃では変形せず耐久性がある。また、接地クリップ金具10の取り付け方法は、設置部14をボルト15で固定するだけであり、壁面や床面のいろいろな場所に取り付けることができる。
なお、この発明の接地クリップ金具は、上記実施の形態に限定されることはなく、図3に示すように、1枚の断面L字状の板体12の被挟持部16の両端縁部又は一方の端縁部取付板18を床面や壁面等に固定するものでも良い。また、図4に示すように、断面がコ字状の板体12の一端部を設置部14とし、この設置部14と平行な他方の端部を被挟持部16として形成したものでも良い。これらの設置クリップ金具10によっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、この発明の接地クリップ金具の形状は適宜変更可能であり、突部の作り方は、取付板を設ける以外に、被挟持部の先端を折り返して形成してもよく、折り返し方は、L字形でも二つ折りでもよい。接地クリップ金具は板体を一枚で設けてもよい。また接地クリップ金具は、いろいろな接続端子に適用することができる。
この発明の一実施形態の接地クリップ金具の斜視図である。 この実施形態の接地クリップ金具の使用状態を示す断面図である。 この発明の他の実施形態の接地クリップ金具の斜視図である。 この発明のさらに他の実施形態の接地クリップ金具の斜視図である。 従来の技術の接地クリップ金具の斜視図である。
符号の説明
10 接地クリップ金具
12 板体
14 設置部
16 被挟持部
18 取付板
19 アース母線
20 アースクリップ
22 挟持腕
26 接触歯

Claims (3)

  1. 床面や壁面に突設された金属製の板体である被挟持部と、前記被挟持部の長手方向に沿う一方の側面に沿って形成された突部とを備え、前記被挟持部に先端が接続され基端が接地されるアース母線が接続され、一対の挟持腕を有するアースクリップが前記被挟持部の長手方向に対して交差して前記突部をまたいで前記被挟持部を挟んで接続され、前記アースクリップが前記突部に係止されることを特徴とする接地クリップ金具。
  2. 前記被挟持部は、金属製の板体によりL字形に形成された一方の側面から成り、他方の側面が床面や壁面に重ねて取り付けられる設置部であり、前記被挟持部は床面や壁面からほぼ直角に立設し、前記突部を形成する取付板が重ねられて固定されていることを特徴とする請求項1記載の接地クリップ金具。
  3. 前記被挟持部は、L字形に折り曲げられた前記金属板を二つ合わせて設けられ、前記被挟持部同士が重ねられ、前記設置部が互いに反対方向へ延出され、前記突部は前記被挟持部から一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の接地クリップ金具。

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