JP4834489B2 - 筆記具 - Google Patents

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本発明は、内部が透視可能な外筒内に設けられた内筒に加飾物を固定した筆記具に関するものである。
軸筒内の機構による動作を阻害することなく、着脱可能な装飾部材を配設することができ、同装飾部材を軸筒内にフィットさせて、美観を向上した筆記具として、特許文献1に記載の内部が視認可能な外筒と該外筒内の内筒とからなる二重筒状に構成された軸筒の、外筒と内筒との間に形成された筒状空間部に着脱可能な装飾部材を配設できる筆記具の提案がされている。
また、内部が透視可能な外軸内に設けられた内軸に加飾物を固定した筆記具として、特許文献2に記載の外軸に設けられた内軸に熱収縮性フィルムおよび加飾物を容易に外したり取り付けることができ、使用者が任意に加飾物を交換して内軸に固定できる筆記具が提案されている。
特開2004−130625号公報 特開2005−335362号公報
特許文献1に記載の筆記具では、内筒の外周面の後端側に周方向で突部を配設させ、前記突部の頂部を装飾部材の内周面に当接させることで、装飾部材の軸方向及び周方向の滑りとガタつきを防止する効果は有するが、装飾部材を軸筒内へ設置するときに、装飾部材を内筒に巻きつかせる場合、装飾部材をゆがまずに巻きつかせて設置させる行為が手間であり、何度もやり直しを行わなければいけない。また、装飾部材を別のものに入れ替えをする場合に、細い軸筒の中に入り込んだ装飾部材を取り出すためには、ピンセットなどの器具を使用する必要があり、簡単に装飾部材の交換ができるとは言いがたいものである。
更に、特許文献2に記載の筆記具では、軸筒内に設置する装飾物を固定するために、内軸に装飾物を巻きつけて、その上から熱収縮性フィルムを被せドライヤーなどを利用して熱収縮性フィルムを収縮させ内筒に固着しなければいけないため、装飾部材をゆがまずに巻きつかせるのが困難である上、ドライヤーなどの器具を使用する手間がある。
本発明の目的は、上記課題を解決し、内部が視認可能な軸筒内に着脱交換可能な加飾シート材をしわやたわみ、ねじれなどを発生させることなく位置ズレせずに容易に装着でき、加飾シート材を交換する時は、器具などを使用せずに加飾シート材を容易に取り出せ、別のシート材と交換することができる筆記具を提供することである。
本発明は、視認可能な外筒と内筒とで形成した二重構造の軸筒の前記外筒と前記内筒の空間に着脱可能な装飾シート材を具備した筆記具において、前記シート材の一端側が当接する前記内筒の外周が突出した段差の第一係止部を形成するとともに、前記シート材の他端側が当接する前記外筒の内周面より内側となる段差の第二係止部を先栓側に近い位置の前記外筒の内周面へ形成し、前記外筒と前記内筒がセットした時に前記第二係止部の近傍の前記内筒の外周面に突起部を設けた筆記具である。
本発明は、視認可能な外筒と内筒とで形成した二重構造の軸筒の前記外筒と前記内筒の空間に着脱可能な装飾シート材を具備した筆記具において、前記内筒には装飾シート材の挟み込みが容易となる板状のクリップ部を設け、前記クリップ部へ前記シート材を挟み込み前記空間へ設置した筆記具である。
本発明は、前記第一係止部の近傍の前記外筒内面円周にハの字形状となるテーパー部を設けた筆記具である。
本発明は、前記外筒の内周面に梨地加工を施した筆記具である。
本発明は、前記内筒の外周面に梨地加工を施した筆記具である。
本発明は、視認可能な外筒と内筒とで形成した二重構造の軸筒の前記外筒と前記内筒の空間に着脱可能な装飾シート材を具備した筆記具において、前記シート材の一端側が当接する前記内筒の外周が突出した段差の第一係止部を形成するとともに、前記シート材の他端側が当接する前記外筒の内周面より内側となる段差の第二係止部を先栓側に近い位置の前記外筒の内周面へ形成し、前記外筒と前記内筒がセットした時に前記第二係止部の近傍の前記内筒の外周面に突起部を設けた筆記具であるので、内部が視認可能な軸筒内に着脱交換可能な加飾シート材をしわやたわみ、ねじれなどを発生させることなく位置ズレせずに容易に装着することができる筆記具である。また、加飾シート材を交換する時は、シート材の他端側が突起部に引っかかる作用を有するため、器具を使用せずに加飾シート材を容易に取り出せ、別のシート材と交換することができる筆記具である。
更に、本発明は、視認可能な外筒と内筒とで形成した二重構造の軸筒の前記外筒と前記内筒の空間に着脱可能な装飾シート材を具備した筆記具において、前記内筒には装飾シート材の挟み込みが容易となる板状のクリップ部を設け、前記クリップ部へ前記シート材を挟み込み前記空間へ設置した筆記具であるので、内部が視認可能な軸筒内に着脱交換可能な加飾シート材をしわやたわみ、ねじれなどを発生させることなく位置ズレせずに容易に装着することができる筆記具である。また、加飾シート材を交換する時は、シート材はクリップ部に挟まった状態になるため、器具を使用せずに加飾シート材を容易に取り出せ、別のシート材と交換することができる筆記具である。
また、前記第一係止部の近傍の前記外筒内面円周にハの字形状となるテーパー部を設けた筆記具であるので、加飾シート材を交換する時は、器具を使用せずにシート材をテーパー部から手指で容易につまみだせ、別のシート材と交換することができる筆記具である。
また、本発明は、前記外筒の内周面に梨地加工を施した筆記具であるので、加飾シート材を交換する時は、梨地加工された面とシート材の接する面の密着性を弱める作用を有するため、器具を使用せずに加飾シート材を容易に取り出せ、別のシート材と交換することができる筆記具である。
また、本発明は、前記内筒の外周面に梨地加工を施した筆記具であるので、加飾シート材を交換する時は、梨地加工された面とシート材の接する面の滑り止め作用を有するため、内部が視認可能な軸筒内に着脱交換可能な加飾シート材をしわやたわみ、ねじれなどを発生させることなく位置ズレせずに容易に装着することができ、更に、器具を使用せずに加飾シート材を手指で容易につまみだせ別のシート材と交換することができる筆記具である。
図1及び図2において、本発明は、視認可能な透明や半透明で成形されたポリスチレンなどのプラスチック成形品でできた外筒2と、プラスチック成形品などでできた内筒3とで形成した二重構造の軸筒1をもつ先栓10と芯9などから構成されるボールペンやシャーペンなどの筆記具Aである。前記外筒2と前記内筒3の空間には着脱可能な紙やフィルムなどの装飾シート材4を設置できる空間部5が設けられている。前記空間部5内には、前記シート材4の一端側が当接する第一係止部6と前記シート材4の他端側が当接する第二係止部7が形成されている。
前記空間部5内に前記シート材4を設置する場合、まず、空間部5内に収まるサイズにカットした図3の装飾シート材4を用意する。前記シート材4の画像については、ボールペンやシャーペンなどを販売する販売元や製造元がインターネットなどを活用してホームページに掲示し、ユーザーへ画像をダウンロードさせるサービスを提供したり、ユーザー自身が本や雑誌などから好きな写真やイラストを切り抜いて使用することができる。
前記第二係止部7を外筒2内に設けた状態を図4に示す。前記第二係止部7については、前記外筒2の内周面より内側となる段差を内周面全周、もしくは複数個設置する。
図5において、外筒2へ前記シート材4を丸めて前記外筒2内に挿入する状態を示す。前記外筒2へ前記シート材4を丸めて前記外筒2内に挿入すると、前記シート材4はまっすぐ戻ろうとする力が働き前記外筒2の内面に貼りついた状態となる。この時、前記シート材4が接する面である前記外筒2の内周面に凹凸からなる梨地加工を施すことで、外筒2内周面の密着性を弱める作用が働き、より前記シート材4が取り出しやすくなる。
図6において、前記外筒2の内径に前記内筒3を挿入することで、前記シート材4の一端側は、前記内筒3の外周に設置された突出した段差を有する第一係止部6に当接し、前記第一係止部6の反対位置であり前記シート材4の他端側の外筒2内に設置された突出した段差を有する第二係止部7で当接される。そのため、前記シート材4が仮にねじれた状態で前記外筒2の内面に貼りついていても、前記シート材4は前記第一係止部6と前記第二係止部7に挟まれ当接しあうため、前記空間部5内にしわやたわみ、ねじれなどを発生させることなく収納することできる。
本発明の異なる第2の実施形態を図7乃至図11に基づいて説明する。本発明は、視認可能な透明や半透明で成形されたポリスチレンなどのプラスチック成形品でできた外筒2と、プラスチック成形品などでできた内筒3とで形成した二重構造の軸筒1aをもつ先栓10と芯9などから構成されるボールペンやシャーペンなどの筆記具Aである。前記外筒2と前記内筒3の空間には着脱可能な紙やフィルムなどの装飾シート材4を設置できる空間部5が設けられている。前記空間部5内には、前記シート材4の一端側が当接する第一係止部6と前記シート材4の他端側が当接する突起部8が形成されている。
前記第二係止部7の近傍の前記内筒3側面円周に曲面を有する図8に示す突起部8を設置することで、図9に示すとおり加飾シート材4が挿入された状態の前記外筒2内に前記内筒3を挿入して設置した場合に、前記シート材4は球面形状である前記突起部8を乗り越えたのち、前記シート材4は前記第一係止部6と突起部8に挟まれ当接しあうことで、前記空間部5内にしわやたわみ、ねじれなどを発生させることなく収納することできる。
また、前記シート材4を交換する場合は図10に示すとおり、先栓10を取り外したのち、前記外筒2を引き抜いて前記内筒3から分離させるが、前記外筒2内面に貼りついていた前記シート材4の他端側は、図11に示すとおり前記突起部8に引っかかることで前記内筒3側に残り、前記シート材4を容易に取り出すことができる。前記突起部8の形状については、前記外筒2と内筒3を設置する際に挿入する側に面する突起部8の側面は球面形状とすることで前記シート材4が突起部8を乗り越え易くし、また、前記外筒2を内筒3から引き抜いて外す時の前記シート材4が引っかかる側に面する突起部8の側面は、引っかかりが容易となるように前記内筒3と垂直となる側面を形成している。
本発明の異なる第3の実施形態を図12乃至図14に基づいて説明する。本発明は、視認可能な透明や半透明で成形されたポリスチレンなどのプラスチック成形品でできた外筒2aと、プラスチック成形品などでできた内筒3aとで形成した二重構造の軸筒1bをもつ先栓10と芯9などから構成されるボールペンやシャーペンなどの筆記具Aである。前記外筒2aと内筒3aの空間には着脱可能な紙やフィルムなどの装飾シート材4を設置できる空間部5が設けられている。前記空間部5内には、前記シート材4の一端側が前記内筒3aの外周面に突出した段差を有する第一係止部6と前記シート材4の他端側が前記内筒3aの外周面に突出した段差を有する第二係止部7aが形成され、前記シート材4は第一係止部6と第二係止部7に挟まれて当接しあう。
前記空間部5内に前記シート材4を設置する場合、まず、空間部5内に収まるサイズにカットした装飾シート材4を用意し、図13に示すとおり、前記シート材4を前記内筒3aに巻きつかせた状態で、前記外筒2a内に挿入することで、前記第一係止部6と前記第二係止部7aに挟まれたシート材4は前記空間部5内の前記外筒2a内面に貼りつき収納することできる。また、前記内筒3aの外周面に凹凸形状の梨地加工を施すことで、梨地加工された面とシート材4の接する面の滑り止め作用を有することができ、前記内筒3aへ前記シート材4の巻きつきを容易できる。
前記シート材4を交換する際は、図14に示すとおり先栓10を取り外したのち、前記外筒2aを引き抜くと前記外筒2a内面に貼りついていた前記シート材4の一端側は、前記第二係止部7aに引っかかることで前記内筒3a側に残り前記シート材4を容易に取り出すことができる。また、前記内筒3aの外周面に施した梨地加工の作用で、前記内筒3aの外面とシート材4の接する面の滑り止め作用を有するため、前記シート材4は内筒3a側に確実に残る。
本発明の異なる第4の実施形態を図15及び図16に基づいて説明する。本発明は、視認可能な透明や半透明で成形されたポリスチレンなどのプラスチック成形品でできた外筒2bと、プラスチック成形品などでできた内筒3とで形成した二重構造の軸筒1cをもつ先栓10と芯9などから構成されるボールペンやシャーペンなどの筆記具Aである。前記外筒2bと前記内筒3の空間には着脱可能な紙やフィルムなどの装飾シート材4を設置できる空間部5が設けられている。前記空間部5内には、前記シート材4の一端側が前記内筒3の外周面に突出した段差を有する第一係止部6と前記シート材4の他端側が前記外筒2bの内周面に突出した段差を有する第二係止部7が形成され、前記シート材4は第一係止部6と第二係止部7に挟まれて当接しあう。
また、前記空間部5内であって、前記第一係止部6の近傍の前記外筒2b内面円周にハの字形状となるテーパー部11を形成することで、前記シート材4を手指でつまみ出す付近の前記外筒2b内面に前記シート材4が密着せず浮き上がった状態の第2空間部5aが設置されるため、前記シート材4を手指で容易につまみ出すことができる。
前記空間部5内に前記シート材4を設置する場合、まず、空間部5内に収まるサイズにカットした装飾シート材4を用意し、図16に示すとおり、前記外筒2bへ前記シート材4を丸めて前記外筒2b内に挿入する。前記シート材4はまっすぐ戻ろうとする力が働き前記外筒2bの内面に貼りついた状態となる。そのため、前記シート材4が仮にねじれた状態で前記外筒2bの内面に貼りついていても、前記シート材4は前記第一係止部6と前記第二係止部7に挟まれ当接しあうため、前記空間部5内にしわやたわみ、ねじれなどを発生させることなく収納することできる。
前記シート材4を交換する場合は、先栓10を取り外したのち、前記外筒2bを引き抜いて前記内筒3から分離させると前記外筒2b内面に前記シート材4が貼りついていた状態で分離される。前記外筒2bは、ハの字形状となる前記テーパー部11から前記シート材4を手指で簡単につまみ出すことができる。また、前記第一係止部6の近傍の前記外筒2b内面円周はハの字形状に限定されるものではなく、手指でつまみ出せるように前記シート材4が浮き上がるための第2空間部5aが設けられていれば同様の効果を有することができる。更に、前記シート材4の取り出しを容易にするため、前記外筒2b内周面の前記シート材4が接する面に、凹凸形状の梨地加工を施すことにより密着性を防ぎ、前記外筒2bを引き抜いて前記内筒3から分離させた時に、前記シート材4の一部が外へ引っぱり出され、手指で前記シート材4をよりつまみ出しやすくなる効果を有する。また、前記内筒3の外周面の前記シート材4が接する面に、凹凸形状の梨地加工を施すことにより滑り止め作用が働き、前記外筒2bを引き抜いて前記内筒3から分離させた時に、前記シート材4の一部が外へ引っぱり出され、手指で前記シート材4をよりつまみ出しやすくなる効果を有する。
本発明の異なる第5の実施形態を図17乃至図19に基づいて説明する。本発明は、視認可能な透明や半透明で成形されたポリスチレンなどのプラスチック成形品でできた外筒2cと、プラスチック成形品などでできた内筒3とで形成した二重構造の軸筒1dをもつ先栓10と芯9などから構成されるボールペンやシャーペンなどの筆記具Aである。前記外筒2cと前記内筒3の空間には着脱可能な紙やフィルムなどの装飾シート材4を設置できる空間部5が設けられている。前記空間部5内には、前記シート材4の一端側が前記内筒3の外周面に突出した段差を有する第一係止部6と前記シート材4の他端側が前記外筒2cの内周面に突出した段差を有する第二係止部7が形成され、前記シート材4は第一係止部6と第二係止部7に挟まれて当接しあう。
図18及び図19において、前記外筒2c内に、第二係止部7の突出よりも内側で前記外筒2cの内周面よりも突出した凸形状からなる2つ以上のリブ部12を設けることで、前記外筒2cの内周面に対して前記シート材4の密着性を防ぐことができ、前記外筒2bを引き抜いて前記内筒3から分離させた時に、前記シート材4の一部が外へ引っぱり出され、手指で前記シート材4をよりつまみ出しやすくなる効果を有する。
前記空間部5内に前記シート材4を設置する場合、まず、空間部5内に収まるサイズにカットした装飾シート材4を用意し、前記外筒2cへ前記シート材4を丸めて前記外筒2c内に挿入する。前記シート材4はまっすぐ戻ろうとする力が働き前記外筒2bの内面に貼りついた状態となる。そのため、前記シート材4が仮にねじれた状態で前記外筒2cの内面に貼りついていても、前記シート材4は前記第一係止部6と前記第二係止部7に挟まれ当接しあうため、前記空間部5内にしわやたわみ、ねじれなどを発生させることなく収納することできる。
前記外筒2cの内周面に複数個の突出したリブ部12が形成してあるため、前記シート材4が外筒2cの内面に貼りついている部分は、前記リブ部12と接する面であるので、前記シート材4を交換する場合は、先栓10を取り外したのち、前記外筒2cを引き抜いて前記内筒3から分離させようとすると、前記外筒2c内に収納されていたシート材4は内筒3との摩擦により一部が外へ引き出されてしまうので、手指を使用して容易にシート材4をつまみ出すことができる。
また、前記シート材4の取り出しを容易にするため、前記内筒3の外周面の前記シート材4が接する面に凹凸形状の梨地加工を施すことにより、突出した前記リブ部12によって押された前記シート材4は、梨地加工が施された前記内筒3外周面に接することで前記シート材4の滑りを軽減させ、前記外筒2cを引き抜いて前記内筒3から分離させた時に前記シート材4の一部をより外へ引っぱり出し手指で前記シート材4をつまみ出しやすくなる効果を増すことができる。更に、前記リブ部12の表面に凹凸形状の梨地加工を施すことにより、シート材4の密着性を防ぐことができるので、前記外筒2cを引き抜いて前記内筒3から分離させた時に前記シート材4の一部をより外へ引っぱり出し手指で前記シート材4をつまみ出しやすくなる効果を増すことができる。
本発明の異なる第6の実施形態を図20乃至図24に基づいて説明する。本発明は、視認可能な透明や半透明で成形されたポリスチレンなどのプラスチック成形品でできた外筒2dと、プラスチック成形品などでできた内筒3bとで形成した二重構造の軸筒1eをもつ先栓10と芯9などから構成されるボールペンやシャーペンなどの筆記具Aである。前記内筒2dには装飾シート材4の挟み込みが容易となる板状のクリップ部13を設け、前記クリップ部13へ前記シート材4を挟み込み、前記空間部5内へ設置した筆記具Aである。
前記空間部5内に前記シート材4を設置する場合、まず、空間部5内に収まるサイズにカットした装飾シート材4を用意し、図22に示すとおり前記クリップ部13へ前記シート材4を円筒状に丸めてから挟みこむ。次に、前記内筒3bに設置した際に図23及び図24に示すとおり前記クリップ部13に沿う形状に形成したテーパー部11aをもつ前記外筒2dの内径に前記内筒3bを挿入し設置することで、前記空間部5内にしわやたわみ、ねじれなどを発生させることなく収納することできる。また、前記内筒3bの外周面に凹凸形状の梨地加工を施すことで、梨地加工された面とシート材4の接する面の滑り止め作用を有することができ、前記クリップ部13に挟みこまれた前記シート材4の滑りを抑えることができ、より安定的に前記クリップ部13に前記シート材4を装着することができる。
前記シート材4を交換する際は、先栓10を取り外したのち、前記外筒2dを引き抜くと前記クリップ部13に前記シート材4は挟みこまれているので、前記シート材4を手指で摘んで容易に取り出し別の加飾シート材4へ差し替えすることができる。
本発明の実施形態である筆記具を示す断面図である。 同実施形態の軸筒周辺を示す断面図である。 同実施形態のシート材の平面図である。 同実施形態の外筒の断面図である。 同実施形態の組み立て方法1を示す断面図である。 同実施形態の組み立て方法2を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態である筆記具を示す断面図である。 図7の突起部周辺を示す断面図である。 図7の組み立て方法を示す断面図である。 図7のシート材を取り出す方法1示す断面図である。 図7のシート材を取り出す方法2を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態である筆記具を示す断面図である。 図12の組み立て方法1を示す断面図である。 図12の組み立て方法2を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態である筆記具を示す断面図である。 図15のシート材を取り出す方法を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態である筆記具を示す断面図である。 図17の外筒の断面図である。 図17の外筒の平面図である。 本発明の第6の実施形態である筆記具を示す断面図である。 図20のクリップ部周辺を示す断面図である。 図21のクリップ部にシート材を設置した断面図である。 図20の外筒の断面図である。 図20の外筒の平面図である。
1 軸筒
1a 軸筒
1b 軸筒
1c 軸筒
1d 軸筒
1e 軸筒
2 外筒
2a 外筒
2b 外筒
2c 外筒
2d 外筒
3 内筒
3a 内筒
3b 内筒
4 シート材
5 空間部
5a 第2空間部
6 第一係止部
7 第二係止部
7a 第二係止部
8 突起部
9 芯
10 先栓
11 テーパー部
11a テーパー部
12 リブ部
13 クリップ部
A 筆記具

Claims (5)

  1. 視認可能な外筒と内筒とで形成した二重構造の軸筒の前記外筒と前記内筒の空間に着脱可能な装飾シート材を具備した筆記具において、前記シート材の一端側が当接する前記内筒の外周が突出した段差の第一係止部を形成するとともに、前記シート材の他端側が当接する前記外筒の内周面より内側となる段差の第二係止部を先栓側に近い位置の前記外筒の内周面へ形成し、前記外筒と前記内筒がセットした時に前記第二係止部の近傍の前記内筒の外周面に突起部を設けたことを特徴とする筆記具。
  2. 視認可能な外筒と内筒とで形成した二重構造の軸筒の前記外筒と前記内筒の空間に着脱可能な装飾シート材を具備した筆記具において、前記内筒には装飾シート材の挟み込みが容易となる板状のクリップ部を設け、前記クリップ部へ前記シート材を挟み込み前記空間へ設置したことを特徴とする筆記具。
  3. 前記第一係止部の近傍の前記外筒内面円周にハの字形状となるテーパー部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の筆記具。
  4. 前記外筒の内周面に梨地加工を施したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の筆記具。
  5. 前記内筒の外周面に梨地加工を施したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の筆記具。
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