JP4834406B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4834406B2
JP4834406B2 JP2006007463A JP2006007463A JP4834406B2 JP 4834406 B2 JP4834406 B2 JP 4834406B2 JP 2006007463 A JP2006007463 A JP 2006007463A JP 2006007463 A JP2006007463 A JP 2006007463A JP 4834406 B2 JP4834406 B2 JP 4834406B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
image
captured
angular velocity
shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006007463A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007189602A (ja
Inventor
紳聡 阿部
秀樹 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2006007463A priority Critical patent/JP4834406B2/ja
Publication of JP2007189602A publication Critical patent/JP2007189602A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4834406B2 publication Critical patent/JP4834406B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、像ぶれ補正機能を備えた撮像装置、特にデジタルカメラに関する。
デジタルカメラなどの撮像素子として、C−MOSセンサを使用することが知られており、C−MOSセンサにおいては、結像された被写体像が、ライン毎に順次走査されて、1フレームの撮影画像が生成される。したがって、C−MOSセンサでは、ライン毎の画像の露光タイミングが異なり、1フレームの画像が生成される間、デジタルカメラが手ぶれにより横方向にぶれると、そのぶれに合わせて、各ラインが横方向に歪む、いわゆるローリング歪みが発生する。
従来、手ぶれによる像ぶれを補正する方法としては、角速度センサで手ぶれ量を検知し、その手ぶれ量に応じて、画像をシフトさせることにより、像ぶれを補正する方法が知られており、この方法は例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1では、撮影画像が複数フレーム連続的に撮影されるとともに、各撮影画像が撮像されたときの像ぶれ量が検出され、各撮影画像がその像ぶれ量に応じてシフトされた後加算され、1つの静止画像が生成される。この方法によれば、各撮影画像が撮影される時間(露光時間)を短くすることにより、1フレームの撮影画像が撮影される間に生じる像ぶれが最小限に抑えられるとともに、各フレーム間の位置ずれは各撮影画像がシフトされることにより打ち消され、これにより像ぶれ補正が適切に行われている。
特開2003−32540号公報
特許文献1の記載の方法を、C−MOSセンサを用いるデジタルカメラに適用すれば、複数の撮影画像を合成して1つの静止画像を得る場合、各撮影画像間の像ぶれを減少させることは可能である。しかし、この方法では、各撮影画像内における、ライン間に生じる位置ずれについては考慮されていないので、C−MOSセンサにおいて発生するローリング歪み補正を適切に補正することはできない。
そこで、本願発明は、このような問題点に鑑みて成されたものであり、C−MOSセンサ等において発生するローリング歪みを適切に補正することができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、画素毎、またはライン毎に順次露光され、受光面に結像された被写体像に対応した1フレームの撮影画像を生成する撮像素子と、撮像装置本体の角速度を検出し、この検出された角速度から各ラインのライン方向の位置ずれを検出する第1ずれ検出手段と、検出された位置ずれに応じてライン毎の画像をライン方向に位置ずれが打ち消される方向にシフトさせるラインシフト手段と、そのシフトされた各ラインの画像を連結することにより、1フレームの補正画像を生成するライン連結手段とを備えることを特徴とする。
第1ずれ検出手段は、撮影画像における基準ラインが露光されるタイミングと、位置ずれの検出対象である検出ラインが露光されるタイミングとの間において検出された角速度を時間積分することにより、検出ラインのライン方向の位置ずれを検出し、ラインシフト手段は、基準ラインに対して、相対的に検出ラインの画像を位置ずれ量分シフトさせることが好ましい。このとき基準ラインは、例えば1ライン目、または検出ラインに隣接するラインである。
本発明においては、撮像装置は、同一の被写体像に関して、順次連続的に撮影された2フレーム以上の撮影画像を生成し、これら各撮影画像から補正画像を生成し、この各補正画像を多重化合成し、多重化画像を得るようにしても良い。この場合、撮像装置本体の角速度を検出し、この検出された角速度から、各撮影画像間のライン方向に直交する直交方向の相対的な位置ずれを検出する第2ずれ検出手段をさらに備え、直交方向の位置ずれに応じて、位置ずれを打ち消すように、2フレーム以上の補正画像のうち、1フレーム分以上の補正画像を、直交方向に相対的にシフトさせて、多重化合成することが好ましい。
第2ずれ検出手段は、1フレーム目の撮影画像の基準ラインが露光されるタイミングと、他のフレームの撮影画像における基準ラインと同一ラインが露光されるタイミングとの間において検出された角速度を時間積分することにより、撮影画像間の直交方向の位置ずれを検出することが好ましい。そして、さらに好ましくは、ラインシフト手段は、上述した他のフレームの撮影画像の各ラインの画像を、検出された直交方向の位置ずれが打ち消されるように、直交方向の位置ずれ量分、直交方向にシフトさせることが好ましい。この場合、基準ラインは、例えば1ライン目のラインである。
以上の構成によれば、画像のライン方向(横方向)のみならず、画像の縦方向についても、位置ずれが補正されるので、より適切な補正をすることができる。
ライン連結手段は、1フレーム分の画像の連結が終了すると、次のフレームに関する各ラインの画像を、1フレーム分のライン連結によって生成された補正画像の上に、順次重ねるように合成し、多重化画像を得ることが好ましい。このような構成によれば、2フレーム目以降の補正画像は、1フレーム目の補正画像に重ねて生成することができるので、2フレーム目以降の補正画像を生成するために特別なメモリを設ける必要がない。
さらにこのとき、同一フレームの撮影画像における各ラインの画像の直交方向のシフト量は同一であることが好ましい。これにより、同一フレームの各ラインの画像は、互いに重なることはなく、またライン間に隙間が生じることもない。撮像素子は、C−MOSセンサであることが好ましい。
本発明において得られる補正画像は、各ラインの画像それぞれがライン間の位置ずれが補正された後に連結された画像であるので、1フレームの撮影画像が露光される間に生じる像ぶれを有効に補正することができる。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。以下説明する実施形態では、撮像装置が、デジタルカメラである場合について説明するが、撮像装置はデジタルカメラに限定されるわけではない。
図1は、第1の実施形態に係るデジタルカメラのブロック図である。本実施形態に係るデジタルカメラ10は、撮像素子20を備え、撮像素子20には、被写体像が撮像レンズ19によって結像される。デジタルカメラ10は、不図示のシャッターボタンが押され、撮像動作が実行されると、被写体像に対する撮影が行われ、撮像素子20では、1フレームの撮影画像の画像信号が生成される。撮像素子20で生成された画像信号は、後述するように、ライン毎に順次生成され、各ラインに関する画像信号は、ライン毎にラインバッファ22に格納された後、ラインシフト装置24に入力される。
デジタルカメラ10は、そのカメラ本体に生じる手ぶれを検知するため角速度センサ41を備える。角速度センサ41は、一定時間(例えば1ms)毎に、垂直方向に延びるy軸を回転中心としたときの角速度vyを検出する。なお、垂直方向とは、光軸方向に垂直でかつ通常の使用状態で水平になる水平方向に対して、直交する方向をいう。
角速度vyは、角速度に関する信号を増幅した後、アナログ信号としてA/D変換器51に入力される。A/D変換器51では、角速度vyがA/D変換された後、角速度データとして、角速度−動きベクトル変換装置61を介して、メモリ62に一旦格納される。
角速度−動きベクトル変換装置61では、メモリ62に格納された角速度データvyが読み出され、手ぶれによって生じた、各ラインの基準ラインに対するライン方向の位置ずれが動きベクトルとして検出される。この算出された各ラインの位置ずれデータは、一旦メモリ62に保存された後、ラインシフト装置24に入力される。
露光タイミング発生装置71では、露光タイミング信号Peが発生させられ、撮像素子20では、その露光タイミング信号Peのタイミングに合わせて、露光が行われる。露光タイミング信号Peは、角速度−動きベクトル変換装置61にも入力され、角速度−動きベクトル変換装置61では、露光タイミング信号Peから各ラインの露光されるタイミングに応じて、角速度vyの採用タイミングが決定される。
ラインシフト装置24では、各ラインの画像(ライン画像)が、その位置ずれ量分だけ、位置ずれを打ち消すライン方向に、シフトされ、ライン連結装置26に入力される。ライン連結装置26では、ラインシフト装置24でシフトされた各ライン画像が連結され、これにより各ラインの位置ずれが補正された像ぶれ補正撮影画像が得られる。像ぶれ補正撮影画像、記録装置27に静止撮影画像として保存されるとともに、モニタ(不図示)に静止撮影画像として表示される。
図2は、撮像素子20で行われる画像の取り込みタイミングを示すための図である。図3は、各ラインの露光期間と、露光タイミング信号Peの関係を示す図である。本実施形態では、撮像素子20はC−MOSイメージセンサから成り、C−MOSイメージセンサの受光面には、撮像レンズ19によって被写体像が結像される。撮像素子20の受光面は、撮像レンズ19の光軸に垂直であり、図2に示すようにその受光領域には水平方向に画素が並べられて形成される水平ラインHが、垂直方向にnライン設けられている。
C−MOSイメージセンサの各画素は、入射光を感知して入射光量に相当する信号電荷を生成するフォトダイオードと、生成したフォトダイオードから信号電荷を蓄積するキャパシタと、キャパシタから信号電荷を増幅して取り出す複数のMOSトランジスタとを有する。
図3に示すように、露光タイミング信号Peは、C−MOSイメージセンサのライン数と同数である複数のON信号(すなわち、第1〜第nのON信号)から成り、各ON信号は、所定期間ON状態が継続されるとともに、一定の間隔で発生する。
本実施形態におけるC−MOSイメージセンサでは、電子シャッターを用いて撮影が行われ、露光タイミング信号PeのON信号の入力タイミングに合わせて露光が行われる。すなわち、例えば第1のON信号が入力されると、水平ラインHのライン1が、選択されるとともに、選択された水平ラインHにおいてはさらに各画素が左から右に順次選択される(図2参照)。
各画素は選択されている間のみ露光され、その露光により各画素では電荷がフォトダイオードにより生成され、キャパシタに蓄積される。蓄積された電荷は画素毎に画素信号として読み出され、ライン毎に読み出されラインバッファ22に格納される。この露光動作は、ライン2から最終ライン(ラインn)の各ラインに関しても同様に行われ、これにより1フレーム分の撮影画像の露光が終了し、1フレーム分の撮影画像の画像信号が得られる。なお、1ライン目の露光開始タイミングa1から最終ライン(ラインn)の露光タイミングOFFa2までの期間、つまり1フレーム分の露光期間を以下の説明においては、フレーム露光期間Fという。そして、以下の説明においては、各ライン(ライン1、ライン2、…、ラインn)の露光が開始されるタイミングを、それぞれタイミングb1、b2、…、bnとする。なお、タイミングa1は、タイミングb1と一致する。
図4は、撮影動作における各動作が実施されるタイミングを時間経過とともに示すグラフである。図4においては、縦軸が角速度vy、横軸が時間経過を表す。
以下、図4を用いて、角速度から各ラインの位置ずれ量が算出される方法について説明する。図4に示すように、撮影動作が開始されると、撮像素子20では露光が開始され、1フレーム分の撮影画像を撮影するための露光が、フレーム露光期間Fにおいて行われる。
フレーム露光期間F内においては、前述したように、各ラインがライン毎に順次露光され、その露光タイミングを示す露光タイミング信号Peは角速度−動きベクトル変換装置61に入力される。角速度−動きベクトル変換装置61では、露光タイミング信号Peを用いて、各ライン(ライン2〜ラインn)のライン1に対する、ライン方向におけるライン位置ずれが検出される。具体的には、ライン1の露光開始タイミングb1からライン2の露光開始タイミングb2までの期間P2における角速度データが時間積分され、ライン1に対するライン2のライン方向の位置ずれ量、及びずれ方向(すなわち、動きベクトル)が算出される。ライン3についても、同様に、タイミングb1からタイミングb3までの期間P3の角速度が時間積分され、ライン3のライン1に対する位置ずれ量、及びずれ方向が算出される。ライン4〜ラインnについても、同様に期間P4〜Pnにおいて、角速度が時間積分され、位置ずれ量、及びずれ方向が算出される。
図5は、ラインシフト装置24及びライン連結装置26における動作を模式的に示した図である。図5に示すように、ライン連結装置26においては、まずライン1のライン画像M1がライン連結装置26に格納され、次に、ライン2のライン画像M2がライン連結装置26に入力され、ライン2のライン画像M2がライン画像M1に連結される。ここで、ライン画像M2はラインシフト装置24内において、位置ずれ方向とは逆方向に、位置ずれ量分、ライン画像M1に対して相対的に、ライン方向にシフトされた後、ライン画像M1の図中下方向に連結して合成される。同様に、ライン3のライン画像M3も、検出されたライン位置ずれのずれ方向とは逆方向に、位置ずれ量分、ライン画像M1に対して相対的に、ライン方向にシフトされた後、ライン画像M2の下方向に連結して合成される。ライン4〜ラインnのライン画像についても同様に、連結され、これにより1フレーム分の補正画像CIが得られる。なお、補正画像CIは、各ラインがライン方向にシフトされることにより、その左右の両端の一部は、画像が有る部分と無い部分(空白画像E)が生じるが、例えばモニタに表示させる際に、その両端を表示させなければ良いか、あるいはモニタに表示するよりも大きな画像をシフトさせればよい。
以上のように、本実施形態では、補正画像は、各ラインそれぞれがライン間の位置ずれが補正された後に連結された画像であるので、1フレームの撮影画像が露光される間に生じる像ぶれを有効に補正することができる。
なお、本実施形態においては、ライン1を基準ラインとして、ライン1に対するライン2〜ラインnの相対的な位置ずれが検出されたが、基準ラインはライン1に限定されない。例えば、基準ラインは、その位置ずれが検出されるライン(検出ライン)に、隣接するラインであっても良い。この場合、各ラインの画像は、検出された位置ずれ量に応じて、隣接するラインに対して相対的にシフトされる。
図6〜8を用いて第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に係るデジタルカメラ100では、以下説明するように、同一の被写体像に関して、順次連続的に撮影された第1乃至第3撮影画像が多重合成され、その多重化画像が撮影された静止画像として生成される。
図6は、第2の実施形態に係るデジタルカメラのブロック図である。本実施形態に係るデジタルカメラ100では、被写体像が撮像レンズ119によって、撮像素子120に結像され、撮像動作が実行されると、撮像素子120では、第1乃至第3フレームの撮影画像の画像信号が順次生成される。撮像素子120で生成された画像信号は、ライン毎に順次生成され、各ラインに関する画像信号は、ライン毎にラインバッファ122に格納された後、ラインシフト装置124に入力される。
デジタルカメラ100は、そのカメラ本体に生じる手ぶれを検知するため第1及び第2角速度センサ141、142を備える。第1及び第2角速度センサ141、142はそれぞれ、一定時間(例えば1ms)毎に、水平方向に延びるx軸、および垂直方向に延びるy軸を回転中心としたときの角速度vx、vyを検出する。
角速度vx、vyは、第1の実施形態と同様に、A/D変換器151、152でA/D変換された後、角速度データとして、角速度−動きベクトル変換装置161を介して、メモリ162に一旦格納される。
角速度−動きベクトル変換装置161では、メモリ162に格納された角速度データvyが読み出され、手ぶれによって生じた、各ラインの基準ラインに対するライン方向の位置ずれ量が検出される。
同様に、角速度−動きベクトル変換装置161では、メモリ162に格納された角速度データvxが読み出され、手ぶれによって生じた、第1撮影画像に対する、第2または第3撮影画像のライン方向に直交する直交方向の位置ずれが検出される。
算出された各ラインの水平方向の位置ずれデータ、並びに第1撮影画像に対する、第2及び第3撮影画像の直交方向の位置ずれデータは、一旦メモリ162に保存された後、ラインシフト装置124に入力される。
露光タイミング発生装置171では、露光タイミング信号Peが発生させられ、撮像素子120では、その露光タイミング信号Peのタイミングに合わせて、露光が行われる。露光タイミング信号Peは、角速度−動きベクトル変換装置161にも入力され、角速度−動きベクトル変換装置161では、露光タイミング信号Peから各ラインの露光されるタイミングに応じて、角速度vx、vyの採用タイミングが決定される。
ラインシフト装置124では、第1乃至第3撮影画像の各ライン画像が、ライン方向の位置ずれ量分だけ、位置ずれを打ち消すライン方向に、シフトされ、1フレーム取得判定装置125を介してライン連結装置126に入力される。また、第2及び第3撮影画像の各ライン画像は、ライン方向にシフトされるとともに、第1撮影画像に対する第2撮影画像及び第3撮影画像の直交方向の位置ずれ分だけ、位置ずれを打ち消すように直交方向にも、シフトされた上で1フレーム取得判定装置125を介してライン連結装置126に入力される。
露光タイミング発生装置171では、さらに1フレーム分の撮影画像の露光が開始されるタイミングで、フレーム露光開始タイミング信号Ptを発生させ、1フレーム取得判定装置125に入力させる。1フレーム取得判定装置125では、このフレーム露光開始タイミング信号Ptを用いて、入力されたライン画像が各撮影画像におけるライン1に相当する画像か否かが判定される。ライン1に相当する画像ならば、ライン連結装置126で次のフレームの画像を構成するように、ライン連結装置126にその情報を送る。
ライン連結装置126では、ラインシフト装置124でシフトされた第1撮影画像の各ライン(ライン1〜ラインn)のライン画像が連結され、1フレーム分の補正画像が生成される。次に、1フレーム取得判定装置125から送られた情報に基づき、第2撮影画像の各ライン画像が、第1撮影画像の補正画像の上に重ねられて合成される。第2撮影画像の各ライン画像の合成が終了すると、同様に、第3撮影画像の各ライン画像が、順次第2撮影画像の各ライン画像の上に重ねるように合成され、これにより多重化画像が得られる。多重化画像は、記録装置127に静止撮影画像として保存されるとともに、モニタ(不図示)に静止撮影画像として表示される。なお、第2の実施形態における撮像素子120は、第1の実施形態と同様にC−MOSセンサであり、各撮影画像の取り込み方法は、第1の実施形態と同様であり、図2、3に示すように行なわれる。
図7は、撮影動作における各動作が実施されるタイミングを時間経過とともに示すグラフである。図7においては、縦軸が角速度、横軸が時間経過を表す。ただし、角速度データは、vyについて表し、vxについてはその記載を省略する。
以下、図7を用いて、角速度から撮影画像同士の位置ずれが算出される方法について説明する。図7に示すように、撮影動作が開始されると、まず第1の撮影画像の撮影が開始される。すなわち、撮像素子120では露光が開始され、1フレーム分の撮影画像を撮影するための露光が、第1フレーム露光期間F1(すなわち、露光開始タイミングa1から露光タイミングOFFa2まで)において行われる。
第1フレーム露光期間F1が終了すると、撮影インターバルIが経過した後、第2撮影画像が生成されるための露光が、第2フレーム露光期間F2(すなわち、露光開始タイミングa1’から露光タイミングOFFa2’まで)において行われる。第2フレーム露光期間F2が終了すると、撮影インターバルIが経過した後、第3撮影画像が生成されるための露光が、第3フレーム露光期間F3(すなわち、露光開始タイミングa1”から露光タイミングOFFa2”まで)において行われる。なお、第1乃至第3撮影画像は、同じ露光条件で撮影されるため、第1乃至第3フレーム露光期間F1、F2、及びF3は、互いに同一であるとともに、撮影インターバルIの期間も同一である。
第1フレーム露光期間F1においては、第1の実施形態と同様に、各ライン(ライン2〜ラインn)の第1撮影画像のライン1(基準ライン)に対する、ライン方向におけるライン位置ずれが検出される。
第2フレーム露光期間F2においては、第2撮影画像の各ライン(ライン1〜ラインn)の第1撮影画像のライン1(基準ライン)に対する、ライン方向におけるライン位置ずれが検出される。具体的には、基準ラインの露光開始タイミングb1から第2撮影画像のライン1の露光開始タイミングb1’までの期間P1’における角速度vyが時間積分され、基準ラインに対する第2撮影画像のライン1のライン方向の位置ずれ量、及びずれ方向が算出される。第2撮影画像のライン2についても同様に、タイミングb1からタイミングb2’までの期間P2’の角速度vyが時間積分され、基準ラインに対する、ライン方向の位置ずれ量、及びずれ方向が算出される。第2撮影画像のライン3〜ラインnについても、同様に期間P3’〜Pn’で角速度Vyが時間積分され、位置ずれ量、及びずれ方向が算出される。
同様に、第3フレーム露光期間においても、第3撮影画像の各ライン(ライン1〜ラインn)の、第1撮影画像のライン1(基準ライン)に対する、ライン方向における位置ずれが、期間P1”〜Pn”においてそれぞれ算出される。
本実施形態においては、さらに各撮影画像間の直交方向の位置ずれも検出される。すなわち、基準ライン(第1撮影画像の第1ライン)の露光開始タイミングb1から、第2撮影画像の第1ラインの露光開始タイミングb1’までの期間P1’の角速度vxが時間積分され、第2撮影画像のライン1の基準ラインに対する位置ずれ量、及びずれ方向が算出される。ここで、角速度vxは、x軸を回転中心とした角速度であるので、算出される位置ずれは、ライン方向に直交する直交方向の直交位置ずれである。
第2撮影画像のライン1の、第1撮影画像のライン1に対する、直交位置ずれは、異なるフレーム間の同一ラインに関する位置ずれであり、すなわち、第2撮影画像の第1撮影画像に対する位置ずれに相当し、算出された位置ずれ量、及びずれ方向は、第2撮影画像の第1撮影画像に対する位置ずれ量、ずれ方向として検出される。同様に、期間P1”の間に検出された角速度vxが時間積分され、第3撮影画像の第1撮影画像に対する直交位置ずれも、検出される。
図8は、ラインシフト装置124及びライン連結装置126における動作を模式的に示した図である。第1の実施形態と同様に、ライン連結装置126においては、第1撮影画像のライン1〜ラインnまでのライン画像M1〜Mnが合成され、1フレーム分の補正画像CIが生成される。1フレーム取得判定装置125では、1フレーム分の補正画像CIの生成が終了したタイミングで、その1フレーム分の補正画像が生成されたという情報を、ライン連結装置126に送り、ライン連結装置126では、第2撮影画像のライン1からラインnのライン画像M1’〜Mn’が、補正画像CIの各ライン画像M1〜Mnの上に、重ねて合成される。
ここで、第2撮影画像のライン1のライン画像M1’は、ラインシフト装置124内において、ライン方向にライン位置ずれのずれ量分ずれ方向とは逆方向にシフトされるとともに、直交方向に、直交位置ずれのずれ量分ずれ方向とは逆方向にシフトされた上でライン画像M1に重ねて合成される。なお、直交位置ずれは、上述したように第2撮影画像の第1撮影画像に対する直交方向の位置ずれである。また、ライン位置ずれは、上述したように、ライン画像M1’の基準ライン(ライン画像M1)に対するライン方向の位置ずれである。
ライン2〜ラインnのライン画像M2’〜Mn’についても、同様に、ライン方向にライン位置ずれのずれ量分だけずれ方向とは逆方向にシフトされるとともに、直交方向に、直交位置ずれのずれ量分だけずれ方向とは逆方向にシフトされた上で、第1撮影画像の各ライン画像(ライン2〜ラインn)の上に重ねて合成される。
第2撮影画像の各ライン画像の合成が終了すると、次に、第3撮影画像の各ライン画像M1”〜Mn”が、第2撮影画像の各ライン画像の上に、同様に重ねられて合成され、これにより多重化合成画像が得られる。
以上のように、本実施形態においては、第1乃至第3撮影画像の各ライン画像は、第1撮影画像のライン1のライン画像に対して、ライン方向に位置ずれした分だけ、補正するようにシフトされた後に合成される。したがって、本実施形態においては、各ライン画像は、水平方向の位置ずれが補正された上で合成されている。
また、第2及び第3撮影画像の各ライン画像は、第2及び第3撮影画像の第1撮影画像に対する直交方向に位置ずれした分だけ、直交方向にシフトされた後に、第1撮影画像の各ライン画像M1〜Mn上に多重化される。したがって、各ライン画像は、各撮影画像間に生じた直交方向の位置ずれが補正された上で多重化される。すなわち、本実施形態における多重化画像は、ライン方向及び直交方向の位置ずれが補正された上で合成された画像であるので、横方向の像ぶれのみならず、縦方向の像ぶれも補正された画像となる。
したがって、本実施形態では高速のシャッタースピードで撮影した複数の撮影画像を合成することにより、像ぶれを補正しつつも適正な明るさの画像を得ることができる。
また、本実施形態においては、第2及び第3撮影画像の各ライン画像の直交方向の位置ずれ量は、同一であるので、第2及び第3撮影画像の各ライン間は、隙間が生じることなく連結される。
さらに、本実施形態では、第1撮影画像のライン1に対する第2又は第3撮影画像のライン1の直交方向の位置ずれを、第1撮影画像に対する第2又は第3撮影画像の直交方向の位置ずれとして検出したが、他の同一ライン同士の位置ずれを、各撮影画像間の位置ずれとしても良い。例えば、各フレームの中心ライン同士の位置ずれを、各撮影画像間の位置ずれとしても良い。
なお、本実施形態では、3フレームの連続して撮影された撮影画像が合成されて1枚の多重化合成画像が得られるが、連続して撮影される撮影画像の数は複数フレームであれば、特に限定されるわけではない。
第1の実施形態に係るデジタルカメラのブロック図である。 撮像素子で行われる画像の取り込みタイミングを示すための図である。 撮像素子の各ラインの露光期間と、露光タイミング信号の関係を示す図である。 撮影動作における各動作が実施されるタイミングを時間経過とともに示すグラフである。 各ラインが連結される様子を模式的に示した図である。 第2の実施形態に係るデジタルカメラのブロック図である。 第2の実施形態の撮影動作における各動作が実施されるタイミングを時間経過とともに示すグラフである。 第2の実施形態において、各ラインが連結される様子を模式的に示した図である。
符号の説明
20 撮像素子
24、124 ラインシフト装置
26、126 ライン連結装置
61、161 角速度−動きベクトル変換装置
71、171 露光タイミング発生装置

Claims (9)

  1. 同一の被写体像に関して順次撮影された、少なくとも第1及び第2撮像画像を含む2フレーム以上の撮影画像を多重化合成し、多重化画像を生成する撮像装置であって、
    画素毎、またはライン毎に順次露光され、受光面に結像された被写体像に対応した1フレームの前記撮影画像を生成する撮像素子と、
    撮像装置本体の角速度を検出し、この検出された角速度から前記各ラインのライン方向の位置ずれを検出する第1ずれ検出手段と、
    前記撮像装置本体の角速度を検出し、この検出された角速度から、前記第1及び第2撮影画像間の前記ライン方向に直交する直交方向の相対的な位置ずれを検出する第2ずれ検出手段と、
    前記検出されたライン方向の位置ずれに応じて、各撮影画像のライン毎の画像を前記ライン方向に前記位置ずれが打ち消されるようにシフトさせるラインシフト手段と、
    前記ラインシフト手段によってシフトされた各ラインの画像を連結することにより、各撮像画像についての補正画像を生成するライン連結手段とを備え、
    前記ラインシフト手段が、前記第2撮影画像の各ラインの画像を、前記ライン方向にシフトさせるとともに、検出された直交方向の位置ずれも打ち消されるように、前記直交方向にもシフトさせ、
    前記ライン連結手段が、前記第2撮像画像のライン毎の画像を、前記第1撮像画像についての補正画像の上に順次重ねつつ互いに連結させて、多重化合成することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1ずれ検出手段は、前記撮影画像における基準ラインが露光されるタイミングと、位置ずれの検出対象である検出ラインが露光されるタイミングとの間において検出された角速度を時間積分することにより、前記検出ラインのライン方向の位置ずれを検出し、
    前記ラインシフト手段は、前記基準ラインの画像に対して、相対的に前記検出ラインの画像を位置ずれ量分シフトさせることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記基準ラインは、1ライン目、または前記検出ラインに隣接するラインであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記基準ラインは、前記第1撮像画像における1ライン目であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記第2ずれ検出手段は、前記第1撮影画像の基準ラインが露光されるタイミングと、前記第2撮影画像における基準ラインと同一ラインが露光されるタイミングとの間において検出された角速度を時間積分することにより、前記撮影画像間の直交方向の位置ずれを検出ることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記基準ラインは、1ライン目のラインであることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第2撮影画像における前記各ラインの直交方向のシフト量は同一であることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像素子は、C−MOSセンサであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 同一の被写体像に関して順次撮影された、少なくとも第1及び第2撮像画像を含む2フレーム以上の撮影画像を多重化合成し、多重化画像を生成する多重化画像生成方法であって、
    撮像装置本体に設けられた撮像素子によって、画素毎、またはライン毎に順次露光され、受光面に結像された被写体像に対応した1フレームの前記撮影画像を生成する撮像ステップと、
    前記撮像装置本体の角速度を検出し、この検出された角速度から前記各ラインのライン方向の位置ずれを検出する第1ずれ検出ステップと、
    前記撮像装置本体の角速度を検出し、この検出された角速度から、前記第1及び第2撮影画像間の前記ライン方向に直交する直交方向の相対的な位置ずれを検出する第2ずれ検出ステップと、
    前記検出されたライン方向の位置ずれに応じて、各撮像画像のライン毎の画像を、前記ライン方向に前記位置ずれが打ち消されるようにシフトさせるラインシフトステップと、
    前記ラインシフトステップにおいてシフトされた各ラインの画像を連結することにより、各撮像画像についての補正画像を生成するライン連結ステップとを備え、
    前記ラインシフトステップにおいて、前記第2撮影画像の各ラインの画像を、前記ライン方向にシフトさせるとともに、検出された直交方向の位置ずれも打ち消されるように、前記直交方向にもシフトさせ、
    前記ライン連結ステップにおいて、前記第2撮像画像のライン毎の画像を、前記第1撮像画像についての補正画像の上に順次重ねつつ互いに連結させて、多重化合成することを特徴とする多重化画像生成方法。
JP2006007463A 2006-01-16 2006-01-16 撮像装置 Expired - Fee Related JP4834406B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006007463A JP4834406B2 (ja) 2006-01-16 2006-01-16 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006007463A JP4834406B2 (ja) 2006-01-16 2006-01-16 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007189602A JP2007189602A (ja) 2007-07-26
JP4834406B2 true JP4834406B2 (ja) 2011-12-14

Family

ID=38344452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006007463A Expired - Fee Related JP4834406B2 (ja) 2006-01-16 2006-01-16 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4834406B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4994288B2 (ja) * 2008-04-02 2012-08-08 三菱電機株式会社 監視カメラシステム
JP5249377B2 (ja) * 2011-03-22 2013-07-31 キヤノン株式会社 撮像装置、及びその制御方法、プログラム
JP5249378B2 (ja) * 2011-03-22 2013-07-31 キヤノン株式会社 撮像装置、及びその制御方法、プログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004363857A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Pentax Corp 画像歪み補正機能付き撮像装置
JP4015646B2 (ja) * 2003-06-17 2007-11-28 松下電器産業株式会社 情報生成装置、撮影装置および撮影方法
JP2005244440A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮像装置、撮像方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007189602A (ja) 2007-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4501994B2 (ja) 撮像装置
KR100829470B1 (ko) 촬상장치, 그 제어방법, 화상처리장치, 및 화상처리방법
JP4718196B2 (ja) 撮像装置
JP4401949B2 (ja) 動画撮像装置及び動画撮像方法
JP2006033850A (ja) 撮像素子駆動制御とメモリ読み取り制御を用いたハンドシェイク補正方法および撮影装置
JP2006345338A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP7118893B2 (ja) 撮像素子および撮像方法、並びに電子機器
JP2009284394A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2003319240A (ja) 撮像装置
JP4636979B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2009188463A (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP4834406B2 (ja) 撮像装置
JP2005236662A (ja) 撮像方法、撮像装置及び撮像システム
JP5943740B2 (ja) 撮像装置ならびに撮像方法およびそのプログラム
JP2006148550A (ja) 画像処理装置及び撮像装置
JP2006074693A (ja) 撮像装置
JP4662835B2 (ja) 撮像装置
JP4270947B2 (ja) 画像歪み補正機能付き撮像装置
JP4682010B2 (ja) 撮像装置
JP2004363857A (ja) 画像歪み補正機能付き撮像装置
JP2006135501A (ja) 撮像装置
JP2007282134A (ja) 撮像装置
JP4606989B2 (ja) 撮影装置
JP6079196B2 (ja) 撮像装置
JP2001045359A (ja) 固体撮像装置の手ぶれ補正方法および固体撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080501

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110920

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees