JP4832981B2 - 吊下げ容器 - Google Patents
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Description
また、前述の吊下げ容器においては、薬剤を容器体から効率良く放散させるために、容器体の放散面を大きくする必要がある。これに加えて、フック部が容器体から突出するように設けられているので、吊下げ容器全体のサイズが大きくなり、輸送時や保管時にかさばってしまうといった問題があった。
また、連結部回りに回転させることで互いに積み重ね可能に構成されているので、フック部で吊下げ支持して使用する場合には複数の前記容器体のそれぞれの重ね合わせ面を外部に向けることができ、この重ね合わせ面に放散面を設けることでそれぞれの容器体に収納された薬剤を効率的に揮発又は昇華させて放散させることができる。さらに、吊下げ容器を使用しないときには、複数の容器体及びフック部を互いに積み重ねることができ、吊下げ容器のサイズを小さくすることができる。
さらに、前記複数の容器体の一つには、一の薬剤が収納され、残りの容器体の少なくとも一つには、他の薬剤を収納させることができ、複数の薬剤の効果を総合的に発揮させることができる。
この場合、容器体及びフック部を互いに回転させることで開閉させることができ、取り扱いが容易となる。
この吊下げ容器10は、2つの容器体(第1容器体20、第2容器体30)とこれら容器体20、30を吊下げ支持するためのフック部11とを備えており、フック部11と第1容器体20とがフック連結部12によって連結されるとともに、第1容器体20と第2容器体30とが容器体連結部13によって連結されていて、開閉可能に構成されている。
底板部21と蓋板部24には、それぞれ第1容器体20の内部と外部とを連通するスリット状の通気口25が複数設けられており、これら底板部21及び蓋板部24が、内部に収納した薬剤の気化ガスが放散される放散面26とされている。そして、この第1容器体20には、一の薬剤として防虫剤が収納されている。
回転軸部12Aが軸受孔12Bに軸支されることで、フック部11と第1容器体20とは、回転軸部12Aを中心として互いに回転可能に連結されている。なお、軸受孔12Bからの抜け防止のために、前記回転軸部12Aの先端部及び根元部は一段大径とされている。
第1容器体20及び第2容器体30にそれぞれ設けられた挿通孔13B、13Bは、第1容器体20の底板部21及び蓋板部24(放散面26)、第2容器体30の底板部31及び蓋板部34(放散面36)に対して直交して厚さ方向に貫通するように形成されている。これら挿通孔13B、13Bに軸ピン13Aが挿入されることにより、第1容器体20と第2容器体30とは、軸ピン13Aを中心として互いに回転可能に連結される。なお、これら挿通孔13B、13Bからの抜け防止のために、軸ピン13Aの両端は一段大径とされている。
そして、第1容器体20に収納された防虫剤が揮発して放散面26から放散されるともに、第2容器体30に収納された消臭剤が揮発して放散面36から放散される。
このようにフック部11、第1容器体20、第2容器体30を積み重ねることで、吊下げ容器10は、図3に示すように、第1容器体20及び第2容器体30の蓋板部24、34(重ね合わせ面)に対向する方向から見てこれら蓋板部24、34(重ね合わせ面)の内側にすべてが収まるように構成される。
また、吊下げ容器10を使用しないときには、第1容器体20とフック部11とを互いに積み重ねるように、かつ、第1容器体20と第2容器体30とを互いに積み重ねるように配置することで吊下げ容器10のサイズを小さくすることができ、保管時や輸送時の取り扱いが容易となる。
この吊下げ容器10は、図5に示すように、第1容器体20と第2容器体30とフック部11とを備えていて、これら第1容器体20、第2容器体30及びフック部11がそれぞれヒンジ部15で連結されていて、折り畳み可能に構成されている。
また、図5に示すように、フック部11、第1容器体20、第2容器体30が垂直方向に並ぶように配置されるので、この吊下げ容器10を使用する際の厚みを小さくすることができる。
例えば、第1容器体と第2容器体との2つの容器体を備えたものとして説明したが、これに限定されることはなく、3つ以上の容器体を備えていても良い。
また、消臭剤と防虫剤との2種類の薬剤を収納したものとして説明したが、3種類以上の薬剤を収納したものであってもよいし、1種類の薬剤を収納したものであってもよい。
また、放散面に、スリット状の通気口を形成したもので説明したが、通気孔を複数形成してもよい。
また、容器体の適宜の箇所に、内部に収納した薬剤の残量を確認するためのインジケータを設けてもよい。
さらに、重ね合わせ状態を維持するための、着脱可能な係止部を設けてもよい。
11 フック部
12 フック連結部(連結部)
12A 回転軸部(回転軸)
13 容器体連結部(連結部)
13A 軸ピン(回転軸)
20 第1容器体(容器体)
24 蓋板部(重ね合わせ面)
26 放散面
30 第2容器体(容器体)
34 蓋板部(重ね合わせ面)
36 放散面
Claims (3)
- 内部に収納した薬剤の気化ガスを外部へと放散させる放散面を有する複数の容器体と、これらの複数の容器体を吊下げ支持するフック部とを備え、
前記複数の容器体及び前記フック部は、それぞれ連結部によって互いに積み重ね可能となるようにこの連結部回りに回転自在に連結されるとともに、
前記複数の容器体において、これらを積み重ねたときに互いに重なり合う各重ね合わせ面は、該重ね合わせ面に対向する方向から見て同形同大に構成され、
前記複数の容器体のうち、前記フック部が連結された第1容器体における端部には、複数の前記連結部のうち、当該第1容器体と前記フック部とを連結するフック連結部が設けられるとともに、当該第1容器体における前記端部と反対側の端部には、複数の前記連結部のうち、当該第1容器体と他の容器体とを連結する容器体連結部が設けられていることを特徴とする吊下げ容器。 - 前記連結部は、前記容器体及び前記フック部の積み重ね方向に延びる回転軸を有しており、前記容器体及び前記フック部を前記積み重ね方向と交差する方向に回転することで開閉可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の吊下げ容器。
- 前記複数の容器体の一つには、一の薬剤が収納され、残りの容器体の少なくとも一つには、他の薬剤が収納されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吊下げ容器。
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