JP4832948B2 - ペットホームドクターサービスシステム - Google Patents
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Description
本発明は上記の問題点を解決するためになされたものであり、動物病院に来院した飼い主及びペットが待ち時間を快適に過ごすことができる予約を行うペットホームドクターサービスシステムを提供することを目的とする。
この構成によれば、ストレス型には、ペットの種別に基づいたストレス型とペットの性格に基づいたストレス型とが含まれるため、より細かくペットをストレス型で分類することができ、ペット同士の相性を性格に判定することができる。
この構成によれば、ペットホームドクターサービスシステムは待ち時間に関する優先要素を満たすようにペットの予約時間帯を決定するため、動物病院に来院した飼い主及びペットが快適に待ち時間を過ごすことができるように予約を行うことができる。
[1.構成]
図1は、ペットホームドクターサービスシステム1の全体構成を示す図である。
同図に示すように、ペットホームドクターサービスシステム1は、管理サーバ10と、動物病院に設置されている動物病院端末装置20と、飼い主が所持する飼い主端末装置30とを含んで構成される。動物病院端末装置20及び飼い主端末装置30は、インターネット等の通信ネットワークを介して管理サーバ10と接続されている。なお、図1には、動物病院端末装置20と飼い主端末装置30とを各々1つずつ図示しているが、実際には複数存在する。
次に、管理サーバ10の構成について説明する。管理サーバ10は、管理サーバ10全体を制御するCPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等を含む記憶装置と、通信ネットワークを介して動物病院端末装置20及び飼い主端末装置30との通信を行うための通信インターフェースとを備えている。
また、「予約項目」が下痢や怪我など、検査や手術を行う必要がある予約内容である場合には、「診療時間の目安」には“長くなると想定”が格納されている。また、手術により診療時間が長くなると想定される場合には、診療休み時間中に手術を行うために、「待ち時間優先要素」には“(診療開始時間を)診療休み時間付近に優先”を表す内容が格納されている。また、診療時間が長くなるペットの次に予約している飼い主及びペットの待ち時間が長くならないように考慮する場合に、「待ち時間優先要素」には“次の診療予約時間帯との時間間隔を長くする”を表す内容が格納されている。
ホームドクター登録データベース106には、飼い主がホームドクターとして登録した動物病院の情報が格納される。具体的には、ホームドクター登録データベース106には、飼い主を識別するための識別情報と、動物病院を識別するための識別情報とが対応付けられて格納される。
(1)ペットホームドクターサービスを飼い主に提供する動物病院についての情報である動物病院情報
(2)ペットホームドクターサービスの提供を受ける飼い主の個人情報、飼い主が飼っているペットに関するペット情報
(3)動物病院端末装置20から受信した、動物病院におけるペットの診療履歴(次回予約内容、診療費等の明細データ、自宅指導用資料データを含む)
(4)飼い主端末装置30からのペット診療の予約申込を受け付けて予約登録処理を行う際に一時的に作成される予約時間帯決定用情報(診療時間、種別ストレス型、性格別ストレス型、予約項目による待ち時間優先要素、ストレス型による待ち時間優先要素を含む)
同図に示す予約申込受付部11は、飼い主端末装置30から予約申込情報を受信することにより、飼い主が飼っているペットの診療についての予約申込を受け付ける。
診療時間判定部12は、診療時間データベース102を参照することにより、予約申込受付部11が受け付けた予約申込の内容に基づいて、診療や応対に必要となる診療時間を判定する。
種別ストレス型判定部131は、種別間ストレス情報データベース103を参照してペットの種別によるストレスの特性を分析することにより、ペットの種別に基づいた種別ストレス型を判定する。
性格別ストレス型判定部132は、性格ストレス情報データベース104を参照してペットの性格によるストレスの特性を分析することにより、ペットの性格に基づいた性格別ストレス型を判定する。
相性判定部14は、ストレス型別考慮事項データベース105を参照することにより、ストレス型判定部13により判定されたペットのストレス型に基づいてペット同士の相性を判定する。
具体的には、予約時間帯決定部16は、ペット同士の相性に基づいて、予約申込が受け付けられたペットの予約時間帯の前後に当該ペットと相性が悪いペットの予約時間帯が設定されないように予約時間帯を決定する。
次に、動物病院端末装置20の構成について説明する。動物病院端末装置20は、動物病院に設置されており、動物病院で仕事を行う受付担当者、看護士及び獣医(以下「動物病院の従業員」という)により利用される。動物病院端末装置20は、例えば、パーソナルコンピュータであり、全体を制御するCPUと、ROM、RAM、ハードディスクを含む記憶装置と、画面を表示するディスプレイと、各種指示が入力されるキーボードと、ネットワークを介して管理サーバ10と通信を行うための通信インターフェースとを備えている。
次に、飼い主端末装置30の構成について説明する。飼い主端末装置30は、例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話機であり、全体を制御するCPUと、ソフトウェアを記憶する記憶装置と、ディスプレイと、キーボードと、通信ネットワークを介して管理サーバ10と通信を行う通信インターフェースとを備えている。
次に、図9を参照して、管理サーバ10が飼い主からペットについての予約申込を受け付けた時の予約登録処理の概要について説明する。
飼い主は、まず、予約申込入力を行う。具体的には、飼い主は、飼い主端末装置30のキーボードを操作してディスプレイに動物病院予約登録画面を表示し、当該画面から予約申込情報を入力する。そして、飼い主は、入力した予約申込情報の登録指示を行う。これにより、飼い主端末装置30は予約申込情報を管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10の予約申込受付部11は、飼い主端末装置30から予約申込情報を受信する。診療時間判定部12は、受信した予約申込情報に含まれる主訴、又は、予め管理サーバ10により管理されている次回予約内容に基づいて、予約申込を受け付けたペットの診療に要する診療時間の判定処理を行う(ステップS11)。
動物病院端末装置20は、管理サーバ10から受信した予約情報を承認するための承認画面をディスプレイに表示する。動物病院の従業員は、ディスプレイに表示された予約の内容を確認し承認入力を行う。
一方、動物病院の従業員が予約内容を承認する旨の入力を行った場合には、管理サーバ10は動物病院端末装置20からその旨の情報を受信すると、動物病院が予約内容を承認した旨の情報を予約データベース101の「承認」に格納して、予約を確定させる(ステップS16)。
次に、図10を参照しながら、図9のステップS11における主訴・次回予約内容による診療時間設定処理について詳細に説明する。以下の処理の過程において、管理サーバ10は、予約時間帯決定用情報(診療時間、種別ストレス型、性格別ストレス型、予約項目による待ち時間優先要素、ストレス型による待ち時間優先要素)をRAMに一時記憶していくものとする。
管理サーバ10は、ステップS115において取得した次回予約内容、又は、ステップS112において取得した主訴の内容を、予約データベース101の「予約項目」に登録する(ステップS116)。
次に、図11を参照しながら、図9のステップS12においてストレス型判定部13が行うストレス型判定処理について説明する。
まず、種別ストレス型判定部131は、予約申込受付部11が受信した予約申込情報に含まれるペット情報に基づいて、ペットの種別を確認する(ステップS121)。次に、種別ストレス型判定部131は、種別間ストレス情報データベース103から、確認した種別に対応したストレス情報を取得する。種別ストレス型判定部131は、取得したストレス情報に基づいて、予約時間帯決定用情報の種別ストレス型を設定する。
ペットがストレスに関与しないと判定された場合には、予約時間帯決定用情報の種別ストレス型に“無し”を設定する(ステップS123)。
一方、性格の入力があり、その性格が騒ぐ性格であることを表している場合には、性格別ストレス型判定部132は、予約時間帯決定用情報の性格別ストレス型に“全種別提供型”を設定する(ステップS1281)。一方、入力された性格が神経質な性格であることを表している場合には、性格別ストレス型判定部132は、予約時間帯決定用情報の性格別ストレス型に“全種別蓄積型”を設定する(ステップS1282)。一方、入力された性格がおとなしい性格であることを表している場合には、性格別ストレス型判定部132は、予約時間帯決定用情報の性格別ストレス型に“なし”を設定する(ステップS1283)。
次に、図12〜14を参照しながら、図9のステップS13における予約時間帯の決定処理について詳細に説明する。
(2.3.1.予約登録希望日時振分処理)
まず、管理サーバ10の予約時間帯決定部16は、図12に示す予約登録希望日時振分処理を行う。予約時間帯決定部16は、飼い主端末装置30から受信した予約申込情報に含まれる予約登録希望日を確認する(ステップS1301)。次に、予約時間帯決定部16は予約データベース101を参照して、確認された予約登録希望日に既に何件の予約が申し込まれているかを確認することにより、その日の定員を超えていないかを確認する(ステップS1302)。
一方、その日の定員を超えていない場合には、予約時間帯決定部16は予約申込情報に含まれる予約登録希望時間帯を確認する(ステップS1303)。予約時間帯決定部16は、予約データベース101を参照して、例えば、予約登録希望時間帯が午前中である場合には、午前中に予約可能な定員を越えていないかを確認する(ステップS1306)。
次に、予約時間帯決定部16は、図13に示す、待ち時間優先要素による予約時間帯仮登録処理を行う。まず、予約時間帯決定部16は、予約時間帯決定用情報の予約項目による待ち時間優先要素が設定されているか否かに基づいて、予約項目による待ち時間優先要素が存在するか否かを判断する(ステップS1307)。
空きがない場合、または空きがあっても予約登録希望日に動物病院で診療可能な定員を超える場合には、管理サーバ10は予約登録ができないと判断して(ステップS1311)、予約登録ができない旨のメッセージを飼い主端末装置30に送信する(ステップS1312)。
次に、待ち時間優先要素判定部15は、図14に示す、予約時間帯におけるストレスチェック処理を行う。まず、待ち時間優先要素判定部15は、予約時間帯決定用情報の「種別ストレス型」と「性格別ストレス型」とに設定されている内容を確認する(ステップS1314)。「種別ストレス型」と「性格別ストレス型」とに“なし”以外が設定されている場合には、待ち時間優先要素判定部15は、ストレス型別考慮事項データベース105を参照して、ストレス型に応じた考慮事項が存在するか否かを判定する(ステップS1315)。
一方、定員を超えずに空きを確保することができた場合には、確保することができた時間帯を予約データベース101の「予約登録時間帯」に格納することにより、当該確保することができた時間帯を予約時間帯として確定する。なお、予約時間帯決定用情報の「種別ストレス型」及び「性格別ストレス型」に“なし”が設定されていた場合には、予約時間帯決定部16は、上述した予約時間帯仮登録処理において予約データベース101の「予約登録時間帯」に仮登録されている時間帯を予約時間帯として確定する(ステップS1320)。
次に、図15を参照して、管理サーバ10が、予約希望登録時間帯が同じ日の午前中に指定されている複数の予約申込情報を、複数の飼い主端末装置30から受け付けた場合に行う予約登録処理の動作例を説明する。
まず、管理サーバ10が、ペットA(犬・トイプードル)について行う予約登録処理について説明する。
ペットAの診療内容はペットAの預かりとペットフードの購入のみであるため、診療時間判定部12は診療時間データベース102を参照し、診療時間がゼロであると判定する。また、ストレス型判定部13は、種別間ストレス情報データベース103及び性格ストレス情報データベース104を参照して、ペットAの種別ストレス型が同一種別蓄積型であり、性格別ストレス型が全種別蓄積型であると判定する。
予約時間帯決定部16は、上述した診療時間、相性、及び、待ち時間優先要素を総合的に判断して、ペットAの予約時間帯を診療開始直後の9:00から9:10までに決定する。
ペットC,D,Eについても、上述と同様の予約登録処理が行われ、例えば、図15に示す予約時間帯が決定されることとなる。
このように、相性の悪い動物同士の待ち時間が重ならないように、かつ、待ち時間を軽減することができるように予約配分を行うことができ、動物病院に来院した飼い主及びペットが待ち時間を快適に過ごすことができる予約を行うことが可能となる。
次に、図16を参照して、飼い主のホームドクター登録処理について説明する。
まず、動物病院の従業員は、飼い主から受け付けを許容する相談内容のレベルである相談許可レベルの決定を行い、相談許可レベルを動物病院端末装置20に入力する。
動物病院端末装置20は、動物病院の従業員による入力に基づいて相談許可レベルの設定を行う。動物病院端末装置20は、設定した相談許可レベル、動物病院の所在地、及び、動物病院の専門分野等を含む動物病院情報を管理サーバ10に送信する(ステップS201)。管理サーバ10は、動物病院端末装置20から受信した動物病院情報をホームドクター検索用の情報として登録する(ステップS202)。
飼い主端末装置30は、飼い主により入力された検索条件を管理サーバ10に送信する(ステップS203)。管理サーバ10は、飼い主端末装置30から受信した検索条件に該当する動物病院情報を抽出し(ステップS204)、抽出した動物病院情報を飼い主端末装置30に送信する。
動物病院端末装置20は、受信した登録ユーザ情報を記憶装置に蓄積し、動物病院の従業員による指示入力を受けて当該登録ユーザ情報を表示する(ステップS208)。動物病院の従業員は、動物病院端末装置20に表示された登録ユーザ情報を確認する。
次に、飼い主がホームドクターとして登録した動物病院にペットに関する相談を行う際の処理について、図17を参照して説明する。
まず、飼い主はホームドクターに相談するために、飼い主端末装置30に相談内容及び健康管理状況等のメッセージ入力を行う。飼い主端末装置30は、飼い主により入力されたメッセージを管理サーバ10に送信する(ステップS211)。管理サーバ10は、飼い主端末装置30から受信したメッセージを蓄積する(ステップS212)。管理サーバ10は、ホームドクター登録データベース106を参照して、飼い主がホームドクターとして登録している動物病院に設置されている動物病院端末装置20にメッセージを送信する。
動物病院の獣医は、多忙な時期等、飼い主に対しての返信メッセージを作成する時間を軽減したい場合には、動物病院端末装置20を操作してアイコンメッセージ用のアイコンデザインの一覧をディスプレイに表示し、所望のアイコンデザインを選択する指示を行う。ここで、アイコンメッセージとは、例えば、「病院に来てください」等のメッセージ内容を表現する画像である。
一方、動物病院の獣医は、閑散期等、時間の余裕がある時には、動物病院端末装置20のキーボードを操作して文字を入力する。これにより、動物病院端末装置20はテキストメッセージを作成し(ステップS215)、テキストメッセージを管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、動物病院端末装置20から受信したメッセージを蓄積する(ステップS216)。管理サーバ10は、蓄積したメッセージを飼い主端末装置30に送信する。
次に、図18を参照して、飼い主が動物病院に通院することに決めた後に、初診の予約申込を行う際の処理の流れについて説明する。
まず、ペットの飼い主は、飼い主端末装置30を操作して動物病院予約登録画面を表示し、予約申込入力を行い、登録指示を行う。これにより、飼い主端末装置30は、動物病院予約登録画面から入力された情報に基づいて予約申込情報を生成し、当該予約申込情報を管理サーバ10に送信する(ステップS301)。
管理サーバ10は、飼い主端末装置30から受信した予約申込情報に基づいて、上述した予約登録処理を行う(ステップS302)。管理サーバ10は、予約登録処理により生成された予約情報を動物病院端末装置20に送信する。
飼い主端末装置30は管理サーバ10から受信した情報に基づいて、初診シートをディスプレイに表示する(ステップS306)。飼い主端末装置30にプリンタが接続されている場合には、飼い主は飼い主端末装置30を操作して、初診シートをプリントアウトする指示を行う。
飼い主は、初診シート、または、初診IDを受信した携帯電話機を携帯して、動物病院に通院し、動物病院の受付に初診IDを提示する。動物病院の従業員は、飼い主から提示された初診IDを確認する。そして、動物病院の従業員は、動物病院端末装置20を操作してディスプレイに受付画面を表示し、確認した初診IDを入力して認証依頼を行う。これにより、動物病院端末装置20は初診IDが含まれる認証依頼データを管理サーバ10に送信する(ステップS308)。
動物病院端末装置20は、管理サーバ10から受信した初診詳細データを記憶装置のデータベースに登録する(ステップS310)。
次に、図19を参照して、診療明細書発行処理について説明する。
まず、動物病院の獣医はペットを診療した後、今後の診療内容及び処方薬を決定する。そして、獣医は動物病院端末装置20を操作して、診療内容や処方薬についての情報、自宅看護における指導用資料、次回来院時の診療内容を含む診療履歴を入力する。
管理サーバ10は、動物病院端末装置20から受信した明細データ及び自宅指導用資料データを蓄積する(ステップS402)。飼い主端末装置30は、管理サーバ10に蓄積された明細データ及び自宅指導用資料データを、自動的に管理サーバ10からダウンロードする(ステップS403)。
飼い主は、飼い主端末装置30に表示された情報を参照することにより、より詳細な診療内容の把握、診療費用の管理、及び、自宅看護に関する情報の確認、看護の実施を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は係る実施の形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(1)上述した実施形態におけるペットホームドクターサービスシステム1の装置構成は一例に過ぎず、例えば、管理サーバ10が備える機能は複数の装置に分散して設けられていてもよい。
また、上述した実施形態においては、動物病院端末装置20と飼い主端末装置30とは、管理サーバ10を介してデータの授受を行うとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、動物病院端末装置20が管理サーバ10の機能を保持しており、動物病院端末装置20と飼い主端末装置30とが直接データの授受を行うようにしてもよい。
例えば、上述した実施形態においては、種別ストレス型は、全種別提供型、固定種別蓄積型、同一種別蓄積型に分類され、また、性格別ストレス型は、全種別提供型、全種別蓄積型に分類されるとして説明したが、性格別ストレス型の種類として、おとなしい性格や神経質な性格のペットにストレスを与えるストレス型である「特定性格ストレス提供型」が存在してもよい。
また、ペット同士の相性をストレス型によって判定する以外にも、例えば、ペットの趣味や嗜好によって判定してもよいし、個々のペット同士の具体的な過去の出来事を登録しておくことによって判定するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、主にCPUがデータベースを参照して処理内容を決定するようにしたが、データベースを設けずに処理内容を直接プログラムに記述するようにしてもよい。
10 管理サーバ
11 予約申込受付部
12 診療時間判定部
13 ストレス型判定部
14 相性判定部
15 時間優先要素判定部
16 予約時間帯決定部
20 動物病院端末装置
30 飼い主端末装置
101 予約データベース
102 診療時間データベース
103 種別間ストレス情報データベース
104 性格ストレス情報データベース
105 ストレス型別考慮事項データベース
106 ホームドクター登録データベース
131 種別ストレス型判定部
132 性格別ストレス型判定部
Claims (5)
- ペットの診療予約を行うペットホームドクターサービスシステムにおいて、
ペットの診療についての予約申込を受け付ける予約申込受付手段と、
前記予約申込受付手段により予約申込が受け付けられたペット同士の相性を判定する相性判定手段と、
前記相性判定手段により判定された相性に基づいて、前記ペットの予約時間帯を決定する予約時間帯決定手段と、
ペットのストレスに関する情報を記憶するストレス情報記憶手段と、
前記ストレス情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記予約申込が受け付けられたペットのストレスの特性を表すストレス型を判定するストレス型判定手段と、
を備え、
前記相性判定手段は、前記ストレス型判定手段により判定されたストレス型に基づいて、ペット同士の相性を判定することを特徴とするペットホームドクターサービスシステム。 - 前記ストレス型には、ペットの種別に基づいたストレス型と、ペットの性格に基づいたストレス型とが含まれることを特徴とする
請求項1に記載のペットホームドクターサービスシステム。 - ペットの診療予約を行うペットホームドクターサービスシステムにおいて、
ペットの診療についての予約申込を受け付ける予約申込受付手段と、
前記予約申込受付手段により予約申込が受け付けられたペット同士の相性を判定する相性判定手段と、
前記相性判定手段により判定された相性に基づいて、前記ペットの予約時間帯を決定する予約時間帯決定手段と、
相性が悪いペット同士のストレス型の組み合わせに関する情報を記憶するストレス型別相性記憶手段と、
を備え、
前記相性判定手段は、前記ストレス型別相性記憶手段に記憶されている情報に基づいて前記予約申込が受け付けられたペットと相性が悪いペットのストレス型を判定し、
前記予約時間帯決定手段は、前記相性判定手段による判定結果に基づいて、前記予約申込が受け付けられたペットの予約時間帯の前後に該ペットと相性が悪いペットの予約時間帯が設定されないように予約時間帯を決定することを特徴とするペットホームドクターサービスシステム。 - 前記予約申込が受け付けられたペットが動物病院に来院してから診療を受けるまでの待ち時間に関して、他のペットに優先して考慮すべき優先要素を判定する待ち時間優先要素判定手段をさらに備え、
前記予約時間帯決定手段は、
前記待ち時間優先要素判定手段により判定された優先要素を満たすように、前記予約申込が受け付けられたペットの予約時間帯を決定することを特徴とする
請求項1から3の何れか1項に記載のペットホームドクターサービスシステム。 - 前記待ち時間優先要素判定手段は、
前記予約申込受付手段により受け付けられた予約申込の内容と、前記判定されたストレス型との少なくとも一方に基づいて、前記待ち時間を軽減する必要があるか否かを判定し、
前記待ち時間優先要素判定手段により前記待ち時間を軽減する必要があると判定された場合には、
前記予約時間帯決定手段は、前記待ち時間が所定時間以内である確率が所定値以上である時間帯を前記ペットの予約時間帯に決定することを特徴とする
請求項4に記載のペットホームドクターサービスシステム。
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