JP4832948B2 - ペットホームドクターサービスシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ペットの診療及び健康管理を行うペットホームドクターサービスシステムに関する。
近年、ペットは家族の一員として扱われてきており、飼い主はペットのしつけや健康管理に大きな関心を持っている。インターネット等の通信ネットワークを用いた各種ペット関連のサービスも提供されてきており(例えば、特許文献1参照)、ペットの飼い主は、インターネットを利用してペットに関する情報を容易に入手することができ、また、容易に動物病院の診療予約を行うことができるようになってきている。
特開2002−132918号公報(段落0021)
しかしながら、飼い主は、予約した時間に動物病院を訪れても、診療を受けるまで待合室で長時間待たされるケースが多い。ペットは人と会話することができないため、動物病院の獣医がペットの病状を把握したり病名を特定するのに時間がかかり、診療時間が長引くことが多いからである。診療待ちの時間が長くなると、動物病院の待合室において複数のペットが居合わせることとなり、ペット同士はストレスを与えたり受けたりすることとなる。特に、待合室に居合わせたペット同士が捕食者と被食者との関係にある場合には、被食者が受けるストレスは深刻であり健康を害するケースもある。動物病院に待合室を複数設けたり、ストレスを及ぼし合わない特定の動物のみを診療する動物病院を設置するという方法も考えられるが、動物病院の経営を考慮するとこれらの方法をとることは困難である。
さらに、予約内容の詳細にまで気を配って予約の時間配分を行う動物病院は少数である。例えば、預かり治療で動物病院に来院した飼い主は、実際の対応は数分で済むにもかかわらず、長く待たなければならないケースが多い。待ち時間が長いことはペットにも人間にも大きなストレスを与えることとなる。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたものであり、動物病院に来院した飼い主及びペットが待ち時間を快適に過ごすことができる予約を行うペットホームドクターサービスシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ペットの診療予約を行うペットホームドクターサービスシステムにおいて、ペットの診療についての予約申込を受け付ける予約申込受付手段と、前記予約申込受付手段により予約申込が受け付けられたペット同士の相性を判定する相性判定手段と、前記相性判定手段により判定された相性に基づいて、前記ペットの予約時間帯を決定する予約時間帯決定手段と、ペットのストレスに関する情報を記憶するストレス情報記憶手段と、前記ストレス情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記予約申込が受け付けられたペットのストレスの特性を表すストレス型を判定するストレス型判定手段と、を備え、前記相性判定手段は、前記ストレス型判定手段により判定されたストレス型に基づいて、ペット同士の相性を判定することを特徴とするペットホームドクターサービスシステムを提供する。
この構成によれば、ペットホームドクターサービスシステムは、ペット同士の相性に基づいてペットの予約時間帯を決定するため、動物病院の待合室でペット同士の待ち時間が重なることがあったとしても、相性の悪いペット同士が居合わせることがないように予約時間帯を決定することができ、動物病院に来院した飼い主及びペットが快適に待ち時間を過ごすことができるように予約を行うことが可能となる。
しかも、ペット同士の相性をペットのストレス型の組み合わせで判定することができるため、ペット同士の相性を容易に判定することが可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のペットホームドクターサービスシステムにおいて、前記ストレス型には、ペットの種別に基づいたストレス型と、ペットの性格に基づいたストレス型とが含まれることを特徴とする。
この構成によれば、ストレス型には、ペットの種別に基づいたストレス型とペットの性格に基づいたストレス型とが含まれるため、より細かくペットをストレス型で分類することができ、ペット同士の相性を性格に判定することができる。
請求項に記載の発明は、ペットの診療予約を行うペットホームドクターサービスシステムにおいて、ペットの診療についての予約申込を受け付ける予約申込受付手段と、前記予約申込受付手段により予約申込が受け付けられたペット同士の相性を判定する相性判定手段と、前記相性判定手段により判定された相性に基づいて、前記ペットの予約時間帯を決定する予約時間帯決定手段と、相性が悪いペット同士のストレス型の組み合わせに関する情報を記憶するストレス型別相性記憶手段と、を備え、前記相性判定手段は、前記ストレス型別相性記憶手段に記憶されている情報に基づいて前記予約申込が受け付けられたペットと相性が悪いペットのストレス型を判定し、前記予約時間帯決定手段は、前記相性判定手段による判定結果に基づいて、前記予約申込が受け付けられたペットの予約時間帯の前後に該ペットと相性が悪いペットの予約時間帯が設定されないように予約時間帯を決定することを特徴とする。
この構成によれば、予約申込が受け付けられたペットの予約時間帯の前後に該ペットと相性が悪いペットの予約時間帯が設定されないように予約時間帯を決定することができるため、動物病院の待合室でペット同士の待ち時間が重なることがあったとしても、相性の悪いペット同士が居合わせることがないように予約時間帯を決定することができ、動物病院に来院した飼い主及びペットが快適に待ち時間を過ごすことができるように予約を行うことが可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項1からの何れか1項に記載のペットホームドクターサービスシステムにおいて、前記予約申込が受け付けられたペットが動物病院に来院してから診療を受けるまでの待ち時間に関して、他のペットに優先して考慮すべき優先要素を判定する待ち時間優先要素判定手段をさらに備え、前記予約時間帯決定手段は、前記待ち時間優先要素判定手段により判定された優先要素を満たすように、前記予約申込が受け付けられたペットの予約時間帯を決定することを特徴とする。
この構成によれば、ペットホームドクターサービスシステムは待ち時間に関する優先要素を満たすようにペットの予約時間帯を決定するため、動物病院に来院した飼い主及びペットが快適に待ち時間を過ごすことができるように予約を行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のペットホームドクターサービスシステムにおいて、前記待ち時間優先要素判定手段は、前記予約申込受付手段により受け付けられた予約申込の内容と、前記判定されたストレス型との少なくとも一方に基づいて、前記待ち時間を軽減する必要があるか否かを判定し、前記待ち時間優先要素判定手段により前記待ち時間を軽減する必要があると判定された場合には、前記予約時間帯決定手段は、前記待ち時間が所定時間以内である確率が所定値以上である時間帯を前記ペットの予約時間帯に決定することを特徴とする。
この構成によれば、ペットホームドクターサービスシステムは、待ち時間を軽減する必要がある場合に、待ち時間が所定時間以内である確率が所定値以上である時間帯をペットの予約時間帯に決定するため、予約申込の内容やペットのストレス型に応じて待ち時間を短くすることが可能となり、飼い主及びペットは快適に待ち時間を過ごすことが可能となる。
このように本発明によれば、ペットホームドクターサービスシステムは、ペット同士の相性に基づいてペットの予約時間帯を決定するため、動物病院の待合室でペット同士の待ち時間が重なることがあったとしても、相性の悪いペット同士が居合わせることがないように予約時間帯を決定することができ、動物病院に来院した飼い主及びペットが快適に待ち時間を過ごすことができるように予約を行うことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
[1.構成]
図1は、ペットホームドクターサービスシステム1の全体構成を示す図である。
同図に示すように、ペットホームドクターサービスシステム1は、管理サーバ10と、動物病院に設置されている動物病院端末装置20と、飼い主が所持する飼い主端末装置30とを含んで構成される。動物病院端末装置20及び飼い主端末装置30は、インターネット等の通信ネットワークを介して管理サーバ10と接続されている。なお、図1には、動物病院端末装置20と飼い主端末装置30とを各々1つずつ図示しているが、実際には複数存在する。
[1.1.管理サーバの構成]
次に、管理サーバ10の構成について説明する。管理サーバ10は、管理サーバ10全体を制御するCPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等を含む記憶装置と、通信ネットワークを介して動物病院端末装置20及び飼い主端末装置30との通信を行うための通信インターフェースとを備えている。
管理サーバ10の記憶装置には、各種データベースが設けられている。例えば、記憶装置には、予約データベース101、診療時間データベース102、ストレス情報記憶手段としての種別間ストレス情報データベース103と性格ストレス情報データベース104、ストレス型別相性記憶手段としての機能を含むストレス型別考慮事項データベース105、及び、ホームドクター登録データベース106が設けられている。
図2には、予約データベース101のデータ構成を示す。同図に示すように、予約データベース101は、動物病院を識別情報するための「動物病院識別番号」と、飼い主により予約された日を表す「予約登録日」と、当該予約登録日において予約可能な件数を表す「当日定員」と、予約申込の受付を識別するための「受付番号」と、初診受付時に採番される「初診ID」と、予約登録された時間帯を表す「予約登録時間帯」と、予約申込の内容を表す「予約項目」と、住所や飼い主識別番号等の飼い主に関する情報を表す「飼い主情報」と、ペットの種別や性格等のペットに関する情報を表す「ペット情報」と、動物病院からの承認を受けたか否かを表す「承認」とのデータ項目を備えている。
図3には、診療時間データベース102のデータ構成を示す。同図に示すように、診療時間データベース102は、予約の内容を表す「予約項目」と、予約の内容に基づいて診療(薬やペットフード等の物の受け渡しを含む)を行うのに要すると想定される時間の目安である「診療時間の目安」と、予約の内容に応じて待ち時間について考慮する必要がある事項を表す「待ち時間優先要素」と、のデータ項目を備えている。例えば、「予約項目」が、ペットの預かり治療や薬、ペットフードの受け渡し等の予約内容である場合には、対応する「診療時間」には“なし”が格納されている。また、対応時間が短い予約内容であるので待ち時間を軽減する必要があるため、「待ち時間優先要素」には“短い”が格納されている。
また、「予約項目」が、予防接種等の、診療に要するおおよその時間が予測可能である予約内容である場合には、対応する「診療時間」には当該時間が格納されている。
また、「予約項目」が下痢や怪我など、検査や手術を行う必要がある予約内容である場合には、「診療時間の目安」には“長くなると想定”が格納されている。また、手術により診療時間が長くなると想定される場合には、診療休み時間中に手術を行うために、「待ち時間優先要素」には“(診療開始時間を)診療休み時間付近に優先”を表す内容が格納されている。また、診療時間が長くなるペットの次に予約している飼い主及びペットの待ち時間が長くならないように考慮する場合に、「待ち時間優先要素」には“次の診療予約時間帯との時間間隔を長くする”を表す内容が格納されている。
図4には、種別間ストレス情報データベース103のデータ構成を示す。種別間ストレス情報データベース103には種別特有のストレス情報が格納される。同図に示すように、種別間ストレス情報データベース103は、ペットの「種別」と、当該種別のペットがストレスに関与するか否かを表す「ストレスへの関与」と、ストレスに関与する場合には当該種別のペットが特有に保持している「ストレスの特性」と、当該種別のペットのストレス特性を分類するための「種別ストレス型」と、のデータ項目を備えている。「ストレスの特性」には、同一種別内でストレスを貯める、全ての種別にストレスを提供する、特定種別間でストレスを貯める等の情報が格納される。
図5には、性格ストレス情報データベース104のデータ構成を示す。性格ストレス情報データベース104には性格特有のストレス情報が格納される。同図に示すように、性格ストレス情報データベース104は、ペットの性格を表す「性格」と、当該性格のペットが特有に保持している「ストレスの特性」と、当該性格のペットのストレス特性を分類するための「性格別ストレス型」と、のデータ項目を備えている。
図6には、ストレス型別考慮事項データベース105のデータ構成を示す。ストレス型別考慮事項データベース105には、予約時間帯を決定する際にペットのストレス型に応じて考慮すべき事項が格納されている。同図に示すように、ストレス型別考慮事項データベース105は、ペットの種別に応じたストレスの特性である「種別ストレス型」又はペットの性格に応じたストレスの特性である「性格別ストレス型」と、予約時間帯を決定する際に考慮すべき待ち時間に関する事項を表す「待ち時間優先要素」と、予約時間帯を決定する際に待ち時間が重ならないように考慮すべき、相性の悪いストレス型を表す「相性NG」と、のデータ項目を備えている。
管理サーバ10のCPUは所定のプログラムを実行することにより、「待ち時間優先要素」と「相性NG」との内容に基づいて、「処理」に記載されている事項を考慮した上で予約時間帯を決定する。
ホームドクター登録データベース106には、飼い主がホームドクターとして登録した動物病院の情報が格納される。具体的には、ホームドクター登録データベース106には、飼い主を識別するための識別情報と、動物病院を識別するための識別情報とが対応付けられて格納される。
また、管理サーバ10の記憶装置には、上述したデータベースに格納されるデータ以外に、以下のデータが記憶される。
(1)ペットホームドクターサービスを飼い主に提供する動物病院についての情報である動物病院情報
(2)ペットホームドクターサービスの提供を受ける飼い主の個人情報、飼い主が飼っているペットに関するペット情報
(3)動物病院端末装置20から受信した、動物病院におけるペットの診療履歴(次回予約内容、診療費等の明細データ、自宅指導用資料データを含む)
(4)飼い主端末装置30からのペット診療の予約申込を受け付けて予約登録処理を行う際に一時的に作成される予約時間帯決定用情報(診療時間、種別ストレス型、性格別ストレス型、予約項目による待ち時間優先要素、ストレス型による待ち時間優先要素を含む)
また、管理サーバ10の記憶装置にはペットホームドクターサービスを実施するためのプログラムが記憶されている。当該ペットホームドクターサービスを実施するためのプログラムの中には、ペットの予約登録処理を行うためのプログラムと、飼い主識別番号、動物病院識別番号、初診ID等の認証を行うためのプログラムと、動物病院端末装置20と飼い主端末装置30との間のデータの受け渡しを制御するためのプログラムと、動物病院端末装置20及び飼い主端末装置30にダウンロードされ当該装置20,30で実行されるプログラムとが含まれている。
管理サーバ10のCPUがペットの予約登録処理を行うためのプログラムを実行することにより、図7に示す機能が管理サーバ10に実現される。
同図に示す予約申込受付部11は、飼い主端末装置30から予約申込情報を受信することにより、飼い主が飼っているペットの診療についての予約申込を受け付ける。
診療時間判定部12は、診療時間データベース102を参照することにより、予約申込受付部11が受け付けた予約申込の内容に基づいて、診療や応対に必要となる診療時間を判定する。
ストレス型判定部13は、予約申込が受け付けられたペットのストレス型を判定する。ストレス型判定部13は、種別ストレス型判定部131と性格別ストレス型判定部132とを備えている。
種別ストレス型判定部131は、種別間ストレス情報データベース103を参照してペットの種別によるストレスの特性を分析することにより、ペットの種別に基づいた種別ストレス型を判定する。
性格別ストレス型判定部132は、性格ストレス情報データベース104を参照してペットの性格によるストレスの特性を分析することにより、ペットの性格に基づいた性格別ストレス型を判定する。
相性判定部14は、ストレス型別考慮事項データベース105を参照することにより、ストレス型判定部13により判定されたペットのストレス型に基づいてペット同士の相性を判定する。
待ち時間優先要素判定部15は、ペットとが動物病院に来院してから診療を受ける(物の受け渡し等を含む)までの順番待ちの時間である待ち時間に関して、他のペットに優先して考慮すべき優先要素を判断する。具体的には、待ち時間優先要素判定部15は、予約申込受付部11により受け付けられた予約申込の内容に基づいて、待ち時間に関する優先要素を判定する。例えば、待ち時間優先要素判定部15は、予約申込の内容がペット預かりやペットフード受取等の時間のかからない予約内容である場合には、診療時間データベース102を参照することにより、待ち時間を軽減する(すなわち短くする)必要があるという優先要素が存在すると判定する。また、待ち時間優先要素判定部15は、診療時間が長引くと予想される場合には、待ち時間の開始時間(すなわち、予約時間帯の開始時間)を診療休み時間付近に設定する必要があるという優先要素が存在すると判定する。
また、待ち時間優先要素判定部15は、ストレス型別考慮事項データベース105を参照することにより、ストレス型判定部13が判定したペットのストレス型に基づいて待ち時間に関する優先要素を判定する。例えば、待ち時間優先要素判定部15は、ペットの種別ストレス型又は性格別ストレス型が全種別提供型である場合には、待ち時間を短くする必要があるという優先要素が存在すると判断する。
予約時間帯決定部16は、診療時間判定部12により判定された診療時間と、相性判定部14により判定されたペット同士の相性と、待ち時間優先要素判定部15により判定された待ち時間に関する優先要素との少なくとも1に基づいて、予約申込を受け付けたペットの予約時間帯を決定する。
具体的には、予約時間帯決定部16は、ペット同士の相性に基づいて、予約申込が受け付けられたペットの予約時間帯の前後に当該ペットと相性が悪いペットの予約時間帯が設定されないように予約時間帯を決定する。
また、待ち時間優先要素判定部15により予約申込を受け付けたペットの待ち時間を軽減する必要があると判定された場合には、予約時間帯決定部16は、現在の予約状況や過去の経験に基づいて、待ち時間が所定時間以内(例えば5分以内)である確率が所定値(例えば90%)以上である時間帯を予約時間帯として決定する。例えば、飼い主が診療開始時間の9時に動物病院に来院すれば待ち時間が5分以内である確率が95%である場合には、予約時間帯決定部16は、診療開始直後の時間帯を予約時間帯として決定する。また、例えば、予防接種の診療時間が10分以内である確率が所定値以上である場合には、予約時間帯決定部16は、予防接種で予約されている予約時間帯の後の時間帯を、予約申込を受け付けたペットの予約時間帯に決定する。
[1.2.動物病院端末装置の構成]
次に、動物病院端末装置20の構成について説明する。動物病院端末装置20は、動物病院に設置されており、動物病院で仕事を行う受付担当者、看護士及び獣医(以下「動物病院の従業員」という)により利用される。動物病院端末装置20は、例えば、パーソナルコンピュータであり、全体を制御するCPUと、ROM、RAM、ハードディスクを含む記憶装置と、画面を表示するディスプレイと、各種指示が入力されるキーボードと、ネットワークを介して管理サーバ10と通信を行うための通信インターフェースとを備えている。
動物病院端末装置20の記憶装置には、管理サーバ10から受信した予約情報を蓄積するためのデータベースや、飼い主から受けた健康相談等のメッセージを蓄積するためのデータベースが設けられている。また、記憶装置には、管理サーバ10からダウンロードされたアプリケーションプログラムが記憶される。当該アプリケーションプログラムには、管理サーバ10から予約情報や飼い主情報等のデータをダウンロードするためのプログラム、管理サーバ10に診療履歴等のデータをアップロードするためのプログラム、予約内容の承認画面を表示するためのプログラム、飼い主からのメッセージに対する返信メッセージを作成するためのプログラム、診療明細及び自宅看護における指導用資料を印刷するためのプログラム、及び、ペット診療時に受付画面を表示するためのプログラムが含まれている。
[1.3.飼い主端末装置の構成]
次に、飼い主端末装置30の構成について説明する。飼い主端末装置30は、例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話機であり、全体を制御するCPUと、ソフトウェアを記憶する記憶装置と、ディスプレイと、キーボードと、通信ネットワークを介して管理サーバ10と通信を行う通信インターフェースとを備えている。
飼い主端末装置30の記憶装置には、管理サーバ10からダウンロードされたアプリケーションプログラムが記憶されている。このアプリケーションプログラムには、飼い主端末装置30に図8に示す動物病院予約登録画面を表示し、当該画面から入力された予約申込情報を管理サーバ10に送信するためのプログラムが含まれている。同図に示すように、動物病院予約登録画面の入力項目として、ペット診療の予約を希望する日を入力するための「予約登録希望日」、予約を希望する時間帯を入力するための「予約登録希望時間帯」、ペットの主な症状や希望する予約内容を入力するための「主訴」、飼い主が会員登録をしている場合には飼い主の識別番号を入力し、会員登録をしていない場合には飼い主の住所、氏名を入力するための「飼い主情報」、ペットの種別を入力するための「種別」、ペットの性格を入力するための「性格」が設けられている。
また、アプリケーションプログラムには、飼い主が自己の要求に合ったペットのホームドクターを検索するホームドクター検索画面を表示するためのプログラム、飼い主が所望するホームドクターを登録するためのプログラム、動物病院への相談事項を入力する画面を表示するためのプログラム、登録診療明細、動物病院からのお知らせ、相談の回答等のデータを管理サーバ10からダウンロードするためのプログラムが含まれている。
[2.予約登録処理]
次に、図9を参照して、管理サーバ10が飼い主からペットについての予約申込を受け付けた時の予約登録処理の概要について説明する。
飼い主は、まず、予約申込入力を行う。具体的には、飼い主は、飼い主端末装置30のキーボードを操作してディスプレイに動物病院予約登録画面を表示し、当該画面から予約申込情報を入力する。そして、飼い主は、入力した予約申込情報の登録指示を行う。これにより、飼い主端末装置30は予約申込情報を管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10の予約申込受付部11は、飼い主端末装置30から予約申込情報を受信する。診療時間判定部12は、受信した予約申込情報に含まれる主訴、又は、予め管理サーバ10により管理されている次回予約内容に基づいて、予約申込を受け付けたペットの診療に要する診療時間の判定処理を行う(ステップS11)。
次に、管理サーバ10のストレス型判定部13は、予約申込情報に含まれるペット情報に基づいて、予約申込を受け付けたペットのストレス型判定処理を行う(ステップS12)。次に、管理サーバ10の予約時間帯決定部16は、ステップS11及びステップS12における判定処理で判定された情報に基づいて、予約申込を受け付けたペットについての予約時間帯の決定処理を行う(ステップS13)。
必要な条件を満たした予約時間帯の決定処理を行うことができた場合には(ステップS14;条件OK)、受信した予約申込情報及び決定した予約時間帯等の情報を予約データベース101に格納して、予約登録処理を完了する(ステップS15)。次に、管理サーバ10は、予約データベース101に格納した情報(飼い主情報、ペット情報、予約登録日、予約登録時間帯)を含む予約情報を動物病院端末装置20に送信する。
動物病院端末装置20は、管理サーバ10から受信した予約情報を承認するための承認画面をディスプレイに表示する。動物病院の従業員は、ディスプレイに表示された予約の内容を確認し承認入力を行う。
具体的には、動物病院の従業員は、予約の内容を承認しない場合には承認しない旨の入力を行う。これにより、動物病院端末装置20はその旨の情報を管理サーバ10に送信する。管理サーバ10は、動物病院が予約の承認を拒否した旨の情報を予約データベース101の「承認」に格納するとともに、飼い主に予約登録ができなかった旨を通知する。
一方、動物病院の従業員が予約内容を承認する旨の入力を行った場合には、管理サーバ10は動物病院端末装置20からその旨の情報を受信すると、動物病院が予約内容を承認した旨の情報を予約データベース101の「承認」に格納して、予約を確定させる(ステップS16)。
(2.1.主訴・予約内容による待ち時間・診療時間設定処理)
次に、図10を参照しながら、図9のステップS11における主訴・次回予約内容による診療時間設定処理について詳細に説明する。以下の処理の過程において、管理サーバ10は、予約時間帯決定用情報(診療時間、種別ストレス型、性格別ストレス型、予約項目による待ち時間優先要素、ストレス型による待ち時間優先要素)をRAMに一時記憶していくものとする。
まず、管理サーバ10は、飼い主端末装置30から予約申込情報を受信すると、管理サーバ10の記憶装置に蓄積されている診療履歴に基づいて、予約申込が付けつけられたペットの診療が初診か再診かを判定する(ステップS111)。ペットの診療履歴が存在しないことにより初診と判定された場合には、管理サーバ10は飼い主端末装置30から受信した予約申込情報に含まれる主訴の内容を確認する(ステップS112)。
一方、ペットの診療履歴が存在することにより再診と判定された場合には、管理サーバ10は、当該ペットの診療履歴に次回予約内容が含まれているか否かを確認する(ステップS113)。ペットの診療履歴に次回予約内容が含まれている、すなわち、次回予約内容が登録済みの場合には(ステップS114;次回予約登録済み)、管理サーバ10は診療履歴に含まれる次回予約内容を取得する。一方、ペットの診療履歴に次回予約内容が含まれていない、すなわち、次回予約内容が未登録の場合には(ステップS114;次回予約未登録)、管理サーバ10は予約申込情報に含まれる主訴の内容を取得する。
管理サーバ10は、ステップS115において取得した次回予約内容、又は、ステップS112において取得した主訴の内容を、予約データベース101の「予約項目」に登録する(ステップS116)。
次に、管理サーバ10の診療時間判定部12は、診療時間データベース102を参照して、予約項目に対応する診療時間を分析する(ステップS117)。具体的には、診療時間判定部12は、ステップS116において登録された「予約項目」に対応する「診療時間の目安」及び「待ち時間優先要素」を診療時間データベース102から取得する。取得した「診療時間の目安」が“診療不要”を表していた場合には、予約時間帯判定用情報の診療時間に“0”を設定する。また、待ち時間優先要素判定部15は、取得した「待ち時間優先要素」が“短い”を表している場合には待ち時間を短くする必要があると判断し、予約時間帯判定用情報の予約項目による待ち時間優先要素に“短い”を設定する(ステップS1171)。
一方、取得した「診療時間の目安」が具体的な数字を表していた場合には、診療時間判定部12は診療時間の目安が明確であると判断し、予約時間帯判定用情報の診療時間に“予約項目に順ずる”を設定する。また、待ち時間優先要素判定部15は、診療時間の目安が明確であるため、待ち時間について特に配慮する事項がないと判断し、予約時間帯判定用情報の予約項目による待ち時間優先要素に“特に無し”を設定する(ステップS1172)。
一方、取得した「診療時間の目安」が“長くなると想定”を表していた場合には、診療時間判定部12は、予約時間帯判定用情報の診療時間に“長”を設定する。また、待ち時間優先要素判定部15は、取得した「待ち時間優先要素」が、待ち時間を診療休み時間付近に優先して設定するように考慮する必要がある旨を表していた場合には、予約時間帯判定用情報の予約項目による待ち時間優先要素に“診療休み時間付近に優先”を設定する(ステップS1173)。
(2.2.ストレス型判定処理)
次に、図11を参照しながら、図9のステップS12においてストレス型判定部13が行うストレス型判定処理について説明する。
まず、種別ストレス型判定部131は、予約申込受付部11が受信した予約申込情報に含まれるペット情報に基づいて、ペットの種別を確認する(ステップS121)。次に、種別ストレス型判定部131は、種別間ストレス情報データベース103から、確認した種別に対応したストレス情報を取得する。種別ストレス型判定部131は、取得したストレス情報に基づいて、予約時間帯決定用情報の種別ストレス型を設定する。
具体的には、まず、種別ストレス型判定部131は、種別間ストレス情報データベース103より取得したストレス情報に含まれる「ストレスへの関与」に基づいて、予約申込が受け付けられたペットがストレスに関与するか否かを判定する(ステップS122)。
ペットがストレスに関与しないと判定された場合には、予約時間帯決定用情報の種別ストレス型に“無し”を設定する(ステップS123)。
一方、予約申込が受け付けられたペットがストレスに関与すると判定された場合には、種別ストレス型判定部131は、ストレス情報に含まれる「ストレスの特性」を分析する。「ストレスの特性」を分析することによって、予約申込が受け付けられたペットが全ての種別にストレスを提供するペットであると判定された場合、種別ストレス型判定部131は、予約時間帯決定用情報の種別ストレス型に“全種別提供型”を設定する(ステップS1241)。一方、予約申込が受け付けられたペットが特定種別でストレスを貯めるペットであると判定された場合、種別ストレス型判定部131は、予約時間帯決定用情報の種別ストレス型に“固定種別蓄積型”を設定する(ステップS1242)。一方、種別内でストレスを貯めるペットであると判定された場合、種別ストレス型判定部131は、予約時間帯決定用情報の種別ストレス型に“同一種別型蓄積型”を設定する(ステップS1243)。
次に、性格別ストレス型判定部132は、予約申込情報に含まれるペット情報に基づいてペットの性格を確認する(ステップS125)。そして、性格別ストレス型判定部132は、性格ストレス情報データベース104を参照して、確認したペットの性格に対応するストレス情報を取得する。性格別ストレス型判定部132は、取得したストレス情報に基づいて、予約時間帯決定用情報の性格別ストレス型を設定する。
具体的には、まず、性格別ストレス型判定部132は、性格の入力が有るか否かを判定する(ステップS126)。性格の入力がない、すなわち、ペット情報に性格が含まれていない場合には、性格別ストレス型判定部132は、予約時間帯決定用情報の性格別ストレス型に“無し”を設定する(ステップS127)。
一方、性格の入力があり、その性格が騒ぐ性格であることを表している場合には、性格別ストレス型判定部132は、予約時間帯決定用情報の性格別ストレス型に“全種別提供型”を設定する(ステップS1281)。一方、入力された性格が神経質な性格であることを表している場合には、性格別ストレス型判定部132は、予約時間帯決定用情報の性格別ストレス型に“全種別蓄積型”を設定する(ステップS1282)。一方、入力された性格がおとなしい性格であることを表している場合には、性格別ストレス型判定部132は、予約時間帯決定用情報の性格別ストレス型に“なし”を設定する(ステップS1283)。
(2.3.予約時間帯の決定処理)
次に、図12〜14を参照しながら、図9のステップS13における予約時間帯の決定処理について詳細に説明する。
(2.3.1.予約登録希望日時振分処理)
まず、管理サーバ10の予約時間帯決定部16は、図12に示す予約登録希望日時振分処理を行う。予約時間帯決定部16は、飼い主端末装置30から受信した予約申込情報に含まれる予約登録希望日を確認する(ステップS1301)。次に、予約時間帯決定部16は予約データベース101を参照して、確認された予約登録希望日に既に何件の予約が申し込まれているかを確認することにより、その日の定員を超えていないかを確認する(ステップS1302)。
その日の定員を超えている場合には、予約時間帯決定部16は予約登録を行うことができないと判断して(ステップS1304)、予約登録希望日に予約登録を行うことができない旨のメッセージを飼い主端末装置30に送信する(ステップS1305)。
一方、その日の定員を超えていない場合には、予約時間帯決定部16は予約申込情報に含まれる予約登録希望時間帯を確認する(ステップS1303)。予約時間帯決定部16は、予約データベース101を参照して、例えば、予約登録希望時間帯が午前中である場合には、午前中に予約可能な定員を越えていないかを確認する(ステップS1306)。
定員を超えている場合には、予約時間帯決定部16は予約登録を行うことができないと判断して(ステップS1304)、予約登録希望時間帯に予約登録を行うことができない旨のメッセージを飼い主端末装置30に送信する(ステップS1305)。一方、定員を超えていない場合には、予約データベース101の「予約登録日」及び「予約登録時間帯」に予約申込情報に含まれる予約登録希望日及び予約登録希望時間帯を格納し、予約予約登録希望日時振分処理を終了する。
(2.3.2.待ち時間優先要素による予約時間帯仮登録処理)
次に、予約時間帯決定部16は、図13に示す、待ち時間優先要素による予約時間帯仮登録処理を行う。まず、予約時間帯決定部16は、予約時間帯決定用情報の予約項目による待ち時間優先要素が設定されているか否かに基づいて、予約項目による待ち時間優先要素が存在するか否かを判断する(ステップS1307)。
待ち時間優先要素が存在すると判定された場合には、予約時間帯決定部16は、どのような内容の待ち時間優先要素が存在するのかを判断する(ステップS1308)。「予約項目による待ち時間優先要素」が、待ち時間の軽減の指定を表している場合には、予約時間帯決定部16は待ち時間を軽減することが可能な予約時間帯の空き確認を行う(ステップS1309)。具体的には、予約時間帯決定部16は、診療開始時間直後等、他のペットの予約時間帯よりも早い時間帯が空いていないかを確認する。また、予約時間帯決定部16は、予防接種等の診療にかかる時間が明確なペットの予約時間帯の後の時間帯が空いてないかを確認する。
一方、「予約項目による待ち時間優先要素」が、待ち時間の時間帯(すなわち、予約時間帯の開始時間)の指定を表している場合には、予約時間帯決定部16は当該指定を満たす時間帯(優先時間帯)の予約空き及び定員を確認する(ステップS1310)。
空きがない場合、または空きがあっても予約登録希望日に動物病院で診療可能な定員を超える場合には、管理サーバ10は予約登録ができないと判断して(ステップS1311)、予約登録ができない旨のメッセージを飼い主端末装置30に送信する(ステップS1312)。
一方、定員を超えずに空きを確保することができた場合には、予約データベース101の「予約時間帯」に、空きを確保することができた時間帯を仮登録する。なお、待ち時間優先要素が存在しない場合には、上述した予約登録希望日時振分処理において予約データベース101の「予約時間帯」に格納された予約登録希望時間帯を仮の予約時間帯として、予約時間帯仮登録処理を完了する(ステップS1313)。
(2.3.3.予約時間帯におけるストレスチェック処理)
次に、待ち時間優先要素判定部15は、図14に示す、予約時間帯におけるストレスチェック処理を行う。まず、待ち時間優先要素判定部15は、予約時間帯決定用情報の「種別ストレス型」と「性格別ストレス型」とに設定されている内容を確認する(ステップS1314)。「種別ストレス型」と「性格別ストレス型」とに“なし”以外が設定されている場合には、待ち時間優先要素判定部15は、ストレス型別考慮事項データベース105を参照して、ストレス型に応じた考慮事項が存在するか否かを判定する(ステップS1315)。
ストレス型別考慮事項データベース105の「待ち時間優先要素」に“短い”が格納されている、すなわち、待ち時間の軽減が指定されている場合には、予約時間帯決定部16は、予約データベース101を参照して、待ち時間軽減可能な予約空き時間が存在するか否かを確認する(ステップS1316)。一方、ストレス型別考慮事項データベース105の「相性NG」に、予約申込が受け付けられたペットのストレス型と相性が悪いストレス型についての情報が格納されている場合には、当該相性が悪いストレス型のペットの予約時間帯が前後に設定されていない時間帯(優先時間帯)の空きを確認する(ステップS1317)。
空きが存在しない、または空きが存在しても当日予約可能な定員を超えた場合には、予約時間帯決定部16は予約登録ができないと判断し(ステップS1318)、予約登録を行うことができない旨のメッセージを飼い主端末装置30に送信する(ステップS1319)。
一方、定員を超えずに空きを確保することができた場合には、確保することができた時間帯を予約データベース101の「予約登録時間帯」に格納することにより、当該確保することができた時間帯を予約時間帯として確定する。なお、予約時間帯決定用情報の「種別ストレス型」及び「性格別ストレス型」に“なし”が設定されていた場合には、予約時間帯決定部16は、上述した予約時間帯仮登録処理において予約データベース101の「予約登録時間帯」に仮登録されている時間帯を予約時間帯として確定する(ステップS1320)。
[3.予約登録処理の動作例]
次に、図15を参照して、管理サーバ10が、予約希望登録時間帯が同じ日の午前中に指定されている複数の予約申込情報を、複数の飼い主端末装置30から受け付けた場合に行う予約登録処理の動作例を説明する。
まず、管理サーバ10が、ペットA(犬・トイプードル)について行う予約登録処理について説明する。
ペットAの診療内容はペットAの預かりとペットフードの購入のみであるため、診療時間判定部12は診療時間データベース102を参照し、診療時間がゼロであると判定する。また、ストレス型判定部13は、種別間ストレス情報データベース103及び性格ストレス情報データベース104を参照して、ペットAの種別ストレス型が同一種別蓄積型であり、性格別ストレス型が全種別蓄積型であると判定する。
相性判定部14は、ストレス型別考慮事項データベース105を参照して、ペットAと相性が悪いペットを判定する。種別ストレス型において同一種別蓄積型と相性が合わないのは同一種別蓄積型であるため、ペットB,C,D,Eのうち、種別において相性の合わないペットは存在しないと判定する。一方、性格別ストレス型において全種別蓄積型と相性が合わないのは全種別提供型であるため、ペットB,C,D,Eのうち、性格において相性が悪いペットはペットB,Cであると判定する。
待ち時間優先要素判定部15は、診療時間データベース102の「待ち時間優先要素」を参照して、ペットAの予約内容が物の受け渡しのみであり診療時間がゼロであるため、予約項目による待ち時間優先要素として待ち時間を短くする必要があると判断する。また、待ち時間優先要素判定部15は、ストレス型別考慮事項データベース105の「待ち時間優先要素」を参照して、ペットAのストレス型による待ち時間優先要素は存在しないと判断する。
予約時間帯決定部16は、上述した診療時間、相性、及び、待ち時間優先要素を総合的に判断して、ペットAの予約時間帯を診療開始直後の9:00から9:10までに決定する。
次に、管理サーバ10がペットB(犬・Mダックス)について行う予約登録処理について説明する。まず、診療時間判定部12は、ペットBの主訴が下痢であるため、診療時間データベース102を参照し診療時間が長くなると判定する。ストレス型判定部13は、種別間ストレス情報データベース103及び性格ストレス情報データベース104を参照することにより、ペットBの種別ストレス型が全種別提供型であり、性格別ストレス型が全種別提供型であると判定する。
相性判定部14は、ストレス型別考慮事項データベース105を参照して、ペットBと相性が合わないペットを判定する。種別ストレス型において全種別提供型と相性が合わないのは同一種別蓄積型及び固定種別蓄積型であるため、ペットA,C,D,Eのうち、種別において相性の合わないペットはペットA,Eであると判定する。一方、性格別ストレス型において全種別提供型と相性が合わないのは全種別蓄積型であるため、ペットA,C,D,Eのうち、種別において相性の合わないペットはペットAであると判定する。相性判定部14は、ペットBの種別と性格とを総合してペットBはペットA,Eと相性が悪いと判定する。
待ち時間優先要素判定部15は、診療時間データベース102の「待ち時間優先要素」を参照して、次の診療予約時間帯との時間間隔を長くする必要があると判定する。また、待ち時間優先要素判定部15は、ストレス型別考慮事項データベース105の「待ち時間優先要素」を参照して、ペットBのストレス型による待ち時間優先要素が存在し、待ち時間を短くする必要があると判断する。
予約時間帯決定部16は、上述したペットBの診療時間、相性、及び、待ち時間優先要素を総合的に判断して、ペットBの予約時間帯を診療時間が明確なペットCの後の9:20から10:00までに決定する。
ペットC,D,Eについても、上述と同様の予約登録処理が行われ、例えば、図15に示す予約時間帯が決定されることとなる。
このように、相性の悪い動物同士の待ち時間が重ならないように、かつ、待ち時間を軽減することができるように予約配分を行うことができ、動物病院に来院した飼い主及びペットが待ち時間を快適に過ごすことができる予約を行うことが可能となる。
[4.ホームドクター登録処理]
次に、図16を参照して、飼い主のホームドクター登録処理について説明する。
まず、動物病院の従業員は、飼い主から受け付けを許容する相談内容のレベルである相談許可レベルの決定を行い、相談許可レベルを動物病院端末装置20に入力する。
動物病院端末装置20は、動物病院の従業員による入力に基づいて相談許可レベルの設定を行う。動物病院端末装置20は、設定した相談許可レベル、動物病院の所在地、及び、動物病院の専門分野等を含む動物病院情報を管理サーバ10に送信する(ステップS201)。管理サーバ10は、動物病院端末装置20から受信した動物病院情報をホームドクター検索用の情報として登録する(ステップS202)。
次に、飼い主はペットのホームドクターを探すために、飼い主端末装置30のキーボードを操作してディスプレイにホームドクター検索画面を表示する。飼い主は、表示された画面からペットについて相談したい内容のレベル、動物病院が所在する地域、動物病院の専門分野等の検索条件を入力する。
飼い主端末装置30は、飼い主により入力された検索条件を管理サーバ10に送信する(ステップS203)。管理サーバ10は、飼い主端末装置30から受信した検索条件に該当する動物病院情報を抽出し(ステップS204)、抽出した動物病院情報を飼い主端末装置30に送信する。
飼い主端末装置30は、管理サーバ10から受信した動物病院情報に基づいて、動物病院の一覧をディスプレイに表示する(ステップS205)。飼い主は、飼い主端末装置30に表示された動物病院の一覧の中から所望の動物病院を選択して、登録指示の入力を行う。これにより、飼い主端末装置30は、飼い主の識別情報と、ホームドクターとして選択された動物病院の識別情報とをホームドクター登録情報として管理サーバ10に送信する(ステップS206)。
管理サーバ10は飼い主端末装置30からホームドクター登録情報を受信すると、ホームドクター登録データベース106にホームドクター登録情報を格納する(ステップS207)。管理サーバ10は、飼い主端末装置30に対してホームドクター登録完了通知を送信する(ステップS209)。また、管理サーバ10は、動物病院端末装置20に対して、当該動物病院端末装置20が設置されている動物病院をホームドクターとして選択した飼い主に関する情報である登録ユーザ情報を送信する。
動物病院端末装置20は、受信した登録ユーザ情報を記憶装置に蓄積し、動物病院の従業員による指示入力を受けて当該登録ユーザ情報を表示する(ステップS208)。動物病院の従業員は、動物病院端末装置20に表示された登録ユーザ情報を確認する。
[5.ホームドクターサービス処理]
次に、飼い主がホームドクターとして登録した動物病院にペットに関する相談を行う際の処理について、図17を参照して説明する。
まず、飼い主はホームドクターに相談するために、飼い主端末装置30に相談内容及び健康管理状況等のメッセージ入力を行う。飼い主端末装置30は、飼い主により入力されたメッセージを管理サーバ10に送信する(ステップS211)。管理サーバ10は、飼い主端末装置30から受信したメッセージを蓄積する(ステップS212)。管理サーバ10は、ホームドクター登録データベース106を参照して、飼い主がホームドクターとして登録している動物病院に設置されている動物病院端末装置20にメッセージを送信する。
動物病院端末装置20は管理サーバ10からメッセージを受信する(ステップS213)。動物病院の従業員は、動物病院端末装置20を操作して飼い主からのメッセージをディスプレイに表示し、メッセージ内容を確認する。
動物病院の獣医は、多忙な時期等、飼い主に対しての返信メッセージを作成する時間を軽減したい場合には、動物病院端末装置20を操作してアイコンメッセージ用のアイコンデザインの一覧をディスプレイに表示し、所望のアイコンデザインを選択する指示を行う。ここで、アイコンメッセージとは、例えば、「病院に来てください」等のメッセージ内容を表現する画像である。
動物病院端末装置20は、獣医により選択されたアイコンデザインを表示するためのアイコンメッセージを作成し(ステップS214)、アイコンメッセージを管理サーバ10に送信する。
一方、動物病院の獣医は、閑散期等、時間の余裕がある時には、動物病院端末装置20のキーボードを操作して文字を入力する。これにより、動物病院端末装置20はテキストメッセージを作成し(ステップS215)、テキストメッセージを管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、動物病院端末装置20から受信したメッセージを蓄積する(ステップS216)。管理サーバ10は、蓄積したメッセージを飼い主端末装置30に送信する。
飼い主端末装置30は、管理サーバ10から受信したメッセージをディスプレイに表示する(ステップS217)。飼い主は、飼い主端末装置30のディスプレイに表示された動物病院からのメッセージを確認する。飼い主は、動物病院からのメッセージに含まれるアドバイス内容によってペットの健康状況についての問題が解決した場合には、動物病院からのアドバイス内容を実施する。一方、飼い主は、動物病院への通院が必要と判断した場合には、動物病院に通院することに決める。
[6.初診時予約申込]
次に、図18を参照して、飼い主が動物病院に通院することに決めた後に、初診の予約申込を行う際の処理の流れについて説明する。
まず、ペットの飼い主は、飼い主端末装置30を操作して動物病院予約登録画面を表示し、予約申込入力を行い、登録指示を行う。これにより、飼い主端末装置30は、動物病院予約登録画面から入力された情報に基づいて予約申込情報を生成し、当該予約申込情報を管理サーバ10に送信する(ステップS301)。
管理サーバ10は、飼い主端末装置30から受信した予約申込情報に基づいて、上述した予約登録処理を行う(ステップS302)。管理サーバ10は、予約登録処理により生成された予約情報を動物病院端末装置20に送信する。
動物病院端末装置20は管理サーバ10から受信した予約情報を記憶装置に蓄積する。動物病院端末装置20は、動物病院の従業員による指示入力を受けて、ディスプレイに予約情報を表示する(ステップS303)。動物病院の従業員は、飼い主端末装置30のディスプレイを見て予約内容を確認し、予約内容の承認入力を行う。これにより、動物病院端末装置20は承認情報を管理サーバ10に送信する(ステップS304)。
管理サーバ10は、動物病院端末装置20から承認した旨を示す承認情報を受信すると、初診IDを発行する(ステップS305)。管理サーバ10は、初診IDが表示された初診シート画面を表示するための情報を生成し、飼い主端末装置30に送信する。
飼い主端末装置30は管理サーバ10から受信した情報に基づいて、初診シートをディスプレイに表示する(ステップS306)。飼い主端末装置30にプリンタが接続されている場合には、飼い主は飼い主端末装置30を操作して、初診シートをプリントアウトする指示を行う。
一方、動物病院端末装置20にプリンタが接続されていない場合には、管理サーバ10は、初診IDが記述された電子メールを、飼い主が所持する携帯電話機に転送する(ステップS307)。飼い主の携帯電話機は初診IDを受け取る。
飼い主は、初診シート、または、初診IDを受信した携帯電話機を携帯して、動物病院に通院し、動物病院の受付に初診IDを提示する。動物病院の従業員は、飼い主から提示された初診IDを確認する。そして、動物病院の従業員は、動物病院端末装置20を操作してディスプレイに受付画面を表示し、確認した初診IDを入力して認証依頼を行う。これにより、動物病院端末装置20は初診IDが含まれる認証依頼データを管理サーバ10に送信する(ステップS308)。
管理サーバ10は、動物病院端末装置20から認証依頼データを受信すると、認証依頼データに含まれる初診IDと予約データベース101に格納されている初診IDとを照合することにより、認証依頼データに含まれる初診IDが正規に発行された初診IDであることを認証する。管理サーバ10は、初診IDに対応する予約情報や飼い主情報を含む初診詳細データを動物病院端末装置20へ送信する(ステップS309)。
動物病院端末装置20は、管理サーバ10から受信した初診詳細データを記憶装置のデータベースに登録する(ステップS310)。
[7.診療明細書発行処理]
次に、図19を参照して、診療明細書発行処理について説明する。
まず、動物病院の獣医はペットを診療した後、今後の診療内容及び処方薬を決定する。そして、獣医は動物病院端末装置20を操作して、診療内容や処方薬についての情報、自宅看護における指導用資料、次回来院時の診療内容を含む診療履歴を入力する。
これにより、動物病院端末装置20は明細書発行処理と、自宅指導用資料の発行処理と、次回来院予定登録処理とを行う(ステップS401)。そして、動物病院端末装置20は、診療明細や自宅看護における指導用資料をプリンタから印刷するとともに、明細書発行処理によって生成された明細データ、及び、自宅指導用資料の発行処理によって生成された自宅指導用資料データを管理サーバ10に送信する。飼い主は、動物病院の従業員から、印刷された明細及び資料を受け取る。
管理サーバ10は、動物病院端末装置20から受信した明細データ及び自宅指導用資料データを蓄積する(ステップS402)。飼い主端末装置30は、管理サーバ10に蓄積された明細データ及び自宅指導用資料データを、自動的に管理サーバ10からダウンロードする(ステップS403)。
飼い主端末装置30は、管理サーバ10からダウンロードされたデータに基づいて、診療明細の表示及び自宅看護における指導用資料をディスプレイに表示する。また、飼い主端末装置30は、ダウンロードされた明細データに基づいて診療費の家計簿管理を行う。
飼い主は、飼い主端末装置30に表示された情報を参照することにより、より詳細な診療内容の把握、診療費用の管理、及び、自宅看護に関する情報の確認、看護の実施を行うことができる。
[8.変形例]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は係る実施の形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(1)上述した実施形態におけるペットホームドクターサービスシステム1の装置構成は一例に過ぎず、例えば、管理サーバ10が備える機能は複数の装置に分散して設けられていてもよい。
また、上述した実施形態においては、動物病院端末装置20と飼い主端末装置30とは、管理サーバ10を介してデータの授受を行うとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、動物病院端末装置20が管理サーバ10の機能を保持しており、動物病院端末装置20と飼い主端末装置30とが直接データの授受を行うようにしてもよい。
(2)上述した実施形態において説明した各装置が備えるデータベース、各データベースのデータ構成、及び、画面構成は一例に過ぎない。
例えば、上述した実施形態においては、種別ストレス型は、全種別提供型、固定種別蓄積型、同一種別蓄積型に分類され、また、性格別ストレス型は、全種別提供型、全種別蓄積型に分類されるとして説明したが、性格別ストレス型の種類として、おとなしい性格や神経質な性格のペットにストレスを与えるストレス型である「特定性格ストレス提供型」が存在してもよい。
また、上述した実施形態においては、ストレス情報のデータベースとして種別間ストレス情報データベース103と性格ストレス情報データベース104との2種類を設けるとして説明したが、2種類のデータベースを設けずに、例えば、ペットの種別毎に、性格別に分類したストレス型についての情報を格納するデータベースを1つ設けてもよい。具体的な分類方法としては、例えば、種別「犬」について、犬の性格を「おとなしい」、「吠える」に分類し、おとなしい犬は同一種別蓄積型、吠える犬は全種別提供型、に分類する方法が考えられる。
また、ストレス型判定部13は、種別のストレス型と性格別のストレス型を判定する以外にも、例えば、体重別のストレス型や季節に影響されるストレス型を判定する機能を備えていてもよい。
また、ペット同士の相性をストレス型によって判定する以外にも、例えば、ペットの趣味や嗜好によって判定してもよいし、個々のペット同士の具体的な過去の出来事を登録しておくことによって判定するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、主にCPUがデータベースを参照して処理内容を決定するようにしたが、データベースを設けずに処理内容を直接プログラムに記述するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係るペットホームドクターサービスシステムの全体構成を示す図である。 同実施の形態に係る予約データベースのデータ構成を示す図である。 同実施の形態に係る診療時間データベースのデータ構成を示す図である。 同実施の形態に係る種別間ストレス情報データベースのデータ構成を示す図である。 同実施の形態に係る性格ストレス情報データベースのデータ構成を示す図である。 同実施の形態に係るストレス型別考慮事項データベースのデータ構成を示す図である。 同実施の形態に係る管理サーバの機能構成を示す図である。 同実施の形態に係る動物病院予約登録画面の一例を示す図である。 同実施の形態に係る予約登録処理の概要を説明するための図である。 同実施の形態に係る診療時間設定処理を説明するためのフローチャートである。 同実施の形態に係るストレス型判定処理を説明するためのフローチャートである。 同実施の形態に係る予約登録希望日時振分処理を説明するためのフローチャートある。 同実施の形態に係る予約時間帯仮登録処理を説明するためのフローチャートである。 同実施の形態に係る予約時間帯におけるストレスチェック処理を説明するためのフローチャートである。 同実施の形態に係る予約登録処理の動作例を説明するための図である。 同実施の形態に係る飼い主のホームドクター登録処理を説明するための図である。 同実施の形態に係る飼い主がホームドクターとして登録した動物病院にペットに関する相談を行う際の処理を説明するための図である。 同実施の形態に係る初診時の予約申込の処理を説明するための図である。 同実施の形態に係る診療明細書発行処理を説明するための図である。
符号の説明
1 ペットホームドクターサービスシステム
10 管理サーバ
11 予約申込受付部
12 診療時間判定部
13 ストレス型判定部
14 相性判定部
15 時間優先要素判定部
16 予約時間帯決定部
20 動物病院端末装置
30 飼い主端末装置
101 予約データベース
102 診療時間データベース
103 種別間ストレス情報データベース
104 性格ストレス情報データベース
105 ストレス型別考慮事項データベース
106 ホームドクター登録データベース
131 種別ストレス型判定部
132 性格別ストレス型判定部

Claims (5)

  1. ペットの診療予約を行うペットホームドクターサービスシステムにおいて、
    ペットの診療についての予約申込を受け付ける予約申込受付手段と、
    前記予約申込受付手段により予約申込が受け付けられたペット同士の相性を判定する相性判定手段と、
    前記相性判定手段により判定された相性に基づいて、前記ペットの予約時間帯を決定する予約時間帯決定手段と
    ペットのストレスに関する情報を記憶するストレス情報記憶手段と、
    前記ストレス情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記予約申込が受け付けられたペットのストレスの特性を表すストレス型を判定するストレス型判定手段と、
    を備え
    前記相性判定手段は、前記ストレス型判定手段により判定されたストレス型に基づいて、ペット同士の相性を判定することを特徴とするペットホームドクターサービスシステム。
  2. 前記ストレス型には、ペットの種別に基づいたストレス型と、ペットの性格に基づいたストレス型とが含まれることを特徴とする
    請求項に記載のペットホームドクターサービスシステム。
  3. ペットの診療予約を行うペットホームドクターサービスシステムにおいて、
    ペットの診療についての予約申込を受け付ける予約申込受付手段と、
    前記予約申込受付手段により予約申込が受け付けられたペット同士の相性を判定する相性判定手段と、
    前記相性判定手段により判定された相性に基づいて、前記ペットの予約時間帯を決定する予約時間帯決定手段と
    相性が悪いペット同士のストレス型の組み合わせに関する情報を記憶するストレス型別相性記憶手段と、
    を備え
    前記相性判定手段は、前記ストレス型別相性記憶手段に記憶されている情報に基づいて前記予約申込が受け付けられたペットと相性が悪いペットのストレス型を判定し、
    前記予約時間帯決定手段は、前記相性判定手段による判定結果に基づいて、前記予約申込が受け付けられたペットの予約時間帯の前後に該ペットと相性が悪いペットの予約時間帯が設定されないように予約時間帯を決定することを特徴とするペットホームドクターサービスシステム。
  4. 前記予約申込が受け付けられたペットが動物病院に来院してから診療を受けるまでの待ち時間に関して、他のペットに優先して考慮すべき優先要素を判定する待ち時間優先要素判定手段をさらに備え、
    前記予約時間帯決定手段は、
    前記待ち時間優先要素判定手段により判定された優先要素を満たすように、前記予約申込が受け付けられたペットの予約時間帯を決定することを特徴とする
    請求項1からの何れか1項に記載のペットホームドクターサービスシステム。
  5. 前記待ち時間優先要素判定手段は、
    前記予約申込受付手段により受け付けられた予約申込の内容と、前記判定されたストレス型との少なくとも一方に基づいて、前記待ち時間を軽減する必要があるか否かを判定し、
    前記待ち時間優先要素判定手段により前記待ち時間を軽減する必要があると判定された場合には、
    前記予約時間帯決定手段は、前記待ち時間が所定時間以内である確率が所定値以上である時間帯を前記ペットの予約時間帯に決定することを特徴とする
    請求項4に記載のペットホームドクターサービスシステム。
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