JP2002132918A - ペット情報管理システム - Google Patents

ペット情報管理システム

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JP2002132918A
JP2002132918A JP2000327381A JP2000327381A JP2002132918A JP 2002132918 A JP2002132918 A JP 2002132918A JP 2000327381 A JP2000327381 A JP 2000327381A JP 2000327381 A JP2000327381 A JP 2000327381A JP 2002132918 A JP2002132918 A JP 2002132918A
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Japan
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pet
unit
identifier
disease
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JP2000327381A
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English (en)
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Kaname Miyazaki
要 宮崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来は、ペットにかかわる各コミュニティ間の
情報交換などを容易に行うことができなかったので、不
十分なコミュニケーションしかもてず、ペットの飼主や
ペットに対して最適なサービスを提供するシステムがな
かった。 【解決手段】コミュニティの中心に動物病院をすえ、通
信回線を通じて飼主、ペット関連企業など相互間でペッ
トに関連する情報の共有を行うシステムを提供する。具
体的には、ペットに関連する病気などの情報を送信する
病院側装置と、病院側装置から送られた情報などを蓄積
し、ペットの飼主などからのアクセスに応じてその情報
を閲覧可能とする情報処理装置とからなるシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】主にペットの飼育、ペットの
健康に関する情報を管理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】核家族化、高齢化、少子化などライフス
タイルの多様化によって、ペットに癒しを求める人が増
えている。全国でペットの飼主世帯は犬猫を中心に20
0万世帯とも300万世帯とも言われ、動物病院の数も
7500を超える。ところで、従来からペットの飼育、
健康に関する情報は、ペットフードに関するホームペー
ジや、犬猫の動物病院などのホームページで提供されて
きた。
【0003】しかし、これらは、独立に存在するのみで
あって、飼主、ペット関連商品を販売する企業、ペット
関連の医薬品を製造販売する医薬品メーカー、動物病院
などが連携することはなかった。従って、これら各主体
によって形成されるコミュニティも単独のもので相互の
情報交換などは行われてこなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、ペットにかか
わる各コミュニティ間の情報交換などを容易に行うこと
ができなかったので、不十分なコミュニケーションしか
もてず、ペットの飼主やペットに対して最適なサービス
を提供するシステムがなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、コミュニティの中心に動物病院をす
え、通信回線を通じて飼主、ペット関連企業など相互間
でペットに関連する情報の共有を行うシステムを提供す
る。具体的には、ペットに関連する病気などの情報を送
信する病院側装置と、病院側装置から送られた情報など
を蓄積し、ペットの飼主などからのアクセスに応じてそ
の情報を閲覧可能とする情報処理装置とからなるシステ
ムである。
【0006】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の実施形態
1について説明する。実施形態1は、病院側装置と、情
報処理装置とからなるペット管理システムである。
【0007】図57に示すように、病院側装置5701
は、動物病院などに設置されて、診断などの際に動物の
健康状態や、体重、身長などの生育状態、ペットの種
類、ペットの生年月日、毛色、目の色、体の障害、その
他のペットに関する属性であるペット属性値をペット情
報として入力される。情報処理装置5702は、病院側
装置5701で入力されたペット情報を受信し、あわせ
て予め蓄積されているペットの飼主の情報5703と関
連付けを行う。ペットの飼主の情報5703とは、ペッ
トの飼主の住所、氏名、年令、性別から、職業、ペット
飼育暦、他の飼育ペット、ペットの飼育場所、ペットに
与えている食事のメーカーなど各種の情報を含むことが
できる。
【0008】図1を参照して説明すると、より具体的に
は、病院側装置0100は、ペット情報入力部0102
と、入力されたペット情報を送信するペット情報送信部
0101とからなる。ペット情報入力部0102はペッ
トを識別するペット識別子とペットの属性値(病名、体
重等)を有するペット情報0103を入力される。「ペ
ット識別子」とは、ペットを他のペットなどと識別する
ための識別符号などである。記号、番号である例えば登
録IDや、会員番号などからなるものの他、鼻紋、虹彩
紋など動物の固体識別が可能な情報をペット識別子とし
たものでも良い。例えば、図3a)に示すように、ペッ
ト識別子は、「DOG01」、「DOG02」、「DO
G03」であり、各識別子は、それぞれ一のペットを特
定することができる情報と関連付けられている。例え
ば、種類、年令、鼻紋などと関連付けられている。「ペ
ット属性値」とは、前述のように、診断などにより得ら
れたペットである動物の健康状態や、体重、身長などの
生育状態、その他の特定のペットに関する属性値であ
る。例えば、同図b)に示すように、各ペット識別子に
関連付けられた、病名、症状、体温、体重などの属性値
を言う。この例では、「DOG01」のペット識別子に
関連付けられたペット属性値は、属性が病名に対して、
属性値はパルボウイルス、属性が症状に対して、初期、
属性が体温に対して属性値は微熱、属性が体重に対し
て、属性値が4KGである。ペット情報送信部0101
は前記ペット情報0103を送信する。送信先は下記に
説明する情報処理装置である。
【0009】図2を参照して情報処理装置を説明する
と、情報処理装置0200は、ペット情報受信部020
1と、会員情報管理部0202と、ペット属性蓄積部0
204と、属性管理部0203と、アクセス情報受付部
0205と、レベル取得部0206と、属性取得部02
07と、提供情報取得部0208と、提供情報送信部0
210とを具備する。ペット情報受信部0201は、前
記ペット情報送信部0101から送信されたペット情報
0103を受信する。病院側装置0100からの情報を
受け付ける部分である。
【0010】会員情報管理部0202は、ペット識別子
と当該ペット識別子で識別されるペットの飼主を識別す
る飼主識別子と当該飼主のレベルである飼主レベルと
(A会員、B会員等)を有する会員情報を管理する。「飼
主識別子」とは、飼主を他のペットの飼主と識別するた
めの識別符号である。文字、符号、記号などから構成さ
れる。「飼主レベル」とは、提供される情報の量や質に
応じて飼主をクラス分けしたものでる。例えば、このシ
ステムによって提供される情報などのサービスに対して
高い対価を支払っている飼主にはより大量の情報、より
質の高い情報を提供するA会員とし、順次提供するサー
ビスの質や量に関して降順にB会員、C会員などとした
ものである。
【0011】ペット属性蓄積部0204は、前記ペット
情報受信部0201で受信されたペット情報が有するペ
ット識別子を有する会員情報と対応づけて、当該ペット
情報が有するペット属性値を蓄積する。
【0012】アクセス情報受付部0205は、飼主識別
子を有するアクセス情報を受け付ける。例えば、自分の
ペットの病状について知りたい飼主が自宅の端末から飼
主識別子を送信して情報の提供サービスを受けようとす
ると、このアクセス情報受付部0205にその飼主のア
クセス情報が受け付けられる。
【0013】レベル取得部0206は、前記アクセス情
報受付部0205で受け付けたアクセス情報が有する飼
主識別子に対応する飼主レベルとその飼主レベルなどと
対応しているペット属性値を前記会員情報管理部020
2とペット属性蓄積部0204から取得する(ペット属
性蓄積部0204のみから取得するアルゴリズムを採用
しても良い)。飼主レベルに応じた情報の提供をするた
めである。これは、飼主レベルに応じて提供する情報の
属性を分けることで実現できる。
【0014】属性取得部は、前記レベル取得部0206
で取得した飼主レベルとペット属性値に対応する提供情
報属性を属性管理部0203から取得する。飼主レベル
に応じて提供情報の質や量を決めるためである。また、
ペット属性値に応じて最適な情報を提供するためであ
る。ペット属性値とは、前述のように、診断などにより
得られたペットである動物の健康状態や、体重、身長な
どの生育状態、その他の特定のペットに関する属性値で
ある。したがってここで得られる情報は、各ペット識別
子に関連付けられた、病名、症状、体温、体重などの情
報である。例えば特定の病名、症状に応じて最適な対処
情報の提供を可能とするための情報の属性(提供情報属
性)を取得する。
【0015】提供情報取得部0208は、前記属性取得
部0207で取得した提供情報属性に対応する提供情報
を取得する。提供情報はこの情報処理装置0200に蓄
積されたものであっても良いし、この情報処理装置02
00に蓄積されていないが、情報処理装置外から通信回
線などを通じて取得するものであっても良い。
【0016】提供情報送信部0210は、前記提供情報
取得部0208で取得した提供情報を送信する。この送
信先は、例えば自分のペットの病状を知りたい飼主のア
クセスしてきた端末である。この端末にペット属性値が
送られることにより、飼主レベルに応じた質、量の情報
を知ることが可能となる。例えば、自分のペットが風邪
をひいている場合には、その風邪を治して早く元気にな
るための食事、薬、病院、寝床の作り方、などに関する
情報がこの提供情報送信部0210から飼主のいる自宅
の端末に送信される。
【0017】(実施形態2)
【0018】ユーザーのレベルにより入力画面の表示形
態または/および動作内容を変える入力画面動作方法に
ついて説明する。「ユーザーのレベル」とは、入力画面
から特定の表示形態または動作により情報サービスなど
を得る際の可能なサービスの量、質をクラス分けするた
めのユーザーに許容されるクラスを示すレベルである。
クラスとは、前述のように、提供される情報の量や質に
応じて飼主をクラス分けしたものでる。例えば、このシ
ステムによって提供される情報などのサービスに対して
高い対価を支払っている飼主にはより大量の情報、より
質の高い情報を提供するA会員とし、順次提供するサー
ビスの質や量に関して降順にB会員、C会員などとした
ものである。
【0019】「入力画面の表示形態を変える」とは、例
えば図4a)に示す入力画面の動作である。ユーザーレ
ベルにより画面に表示されるボタンがあったりなかった
りと異なるようにしたり、表示されるボタンの形、色が
変わったり、ボタンの表示色が反転表示されたり、同じ
ボタンでもボタンを押したときに鳴る音が異なったり、
ボタンを押したときの形態の変化がユーザーレベルによ
り異なったりという具合である。
【0020】また「動作内容を変える」とは、例えば同
図b)に示すことを言う。同一ボタンを押したときでも
ユーザーレベルにより異なるリンク先へ移動したり、同
一ボタンでもユーザーレベルにより有効であったり、無
効であったり、商品購入やサービスを受ける決定のボタ
ンであってもユーザーレベルにより割引を受けられた
り、割引率が異なったりする。さらに同一ボタンであっ
ても、ユーザーレベルによりメールやHTMLなどで得
られる情報の量や、質が異なる、といったことをさす。
【0021】図5で入力画面の表示形態が異なる一例を
示すと、ユーザーレベルAの者は、画面に表示されるメ
ニューが「問診サービス」、「お見合い相談」、「お譲
りコーナー」、「ペットお預かり」、「施設案内」、
「食事分析」、「流行病情報」、「ペット救急車」、
「イベント情報」、「Eショッピング」、「病院予
約」、「保険」、「ペット写真展示」、「リンク」であ
るのに対し、ユーザーレベルBのものは、「問診サービ
ス」、「お見合い相談」、「お譲りコーナー」、「ペッ
トお預かり」、「施設案内」、「Eショッピング」、
「リンク」しか表示されない。またさらに下位のユーザ
ーレベルCの者は、「施設案内」、「食事分析」、「E
ショッピング」、「リンク」だけしか表示されない。
【0022】図6で入力画面の動作内容が異なる例を示
すと、ここに示すように、それぞれのユーザーレベルで
は同じボタンが表示されているが図面中「×」で示した
ボタンは動作しないようになっているか、又は、ボタン
を押したときに「この機能はユーザーレベルB以上の方
がご利用になれます」などの表示をするようになってい
る。
【0023】以上のような構成を採用するので、ユーザ
ーレベルに応じて最適なサービスを提供することが可能
となる。
【0024】図58は、この実施形態の処理の流れを示
す図である。この図にあるように、処理のための入力が
あるまで待機し(ステップS5801)、入力があると
ユーザーのレベルを取得し(ステップS5802)、つ
いで、ユーザーのレベルに対応した表示形態または/お
よび動作内容を選択し(ステップS5803)、上記ス
テップにより選択された表示形態または/および動作内
容を実行し(ステップS5804)、処理を終了する。
【0025】(実施形態3)次に実施形態3について説
明する。この実施形態は、例えば実施形態2で説明した
「ユーザーレベルにより入力画面の表示形態または/お
よび動作内容を変える入力画面」を実現する入力画面表
示装置に利用される。
【0026】図7に一例を示すと、この実施形態の入力
画面表示装置0700は、識別子受付部0701と、入
力画面情報格納部0702と、入力画面情報取得部07
05と、入力画面構成部0703と、入力画面表示部0
704と、ユーザーレベル管理部0707と、ユーザー
レベル取得部0706とからなり、前記入力画面情報格
納部0702に格納されている入力画面情報が有する入
力画面要素情報は、ユーザーレベルに対応した表示形態
または/および動作内容が定義され、前記入力画面構成
部0703は、前記ユーザーレベル取得部0706が取
得したユーザーレベルに対応した表示形態または/およ
び動作内容にしたがって入力画面要素を構成する。
【0027】各構成部分について説明すると、識別子受
付部0701は、ユーザーを識別するユーザー識別子を
受け付ける。「ユーザー識別子」とは、入力画面表示装
置0700を利用して情報サービスなどを受けようとす
るユーザーを他のユーザーと区別するための符号、記
号、文字などからなる情報である。例えば、ユーザーI
Dや、会員番号のようなものである。入力画面情報格納
部0702は、入力画面を構成する入力画面要素を定義
する入力画面要素情報を1以上有する入力画面情報を格
納する。この入力画面要素情報は、ユーザーレベルに対
応した表示形態または/および動作内容が定義されてい
る。
【0028】図8に示すように、「入力画面要素」とは
ボタンの形状の画像データ、枠の形容の画像データ、飾
りを形成する画像データ、フィールドを形成する画像デ
ータ、文字画像データ、背景画像データなどである。画
像のデータ形式は例えば、HTMLにおいて利用可能な
データ形式であり、BMP、GIF、JPEGなどであ
る。
【0029】入力画面情報取得部0705は、前記入力
画面情報格納部0702で格納されている入力画面情報
を取得する。取得した入力画面情報を用いて画面表示に
利用するためである。
【0030】入力画面構成部0703は、前記入力画面
情報取得部0705で取得した入力画面情報から入力画
面を構成する。この入力画面構成部0703は、ユーザ
ーレベルに対応した表示形態または/および動作内容に
従って入力画面を構成する機能を有している。「入力画
面を構成する」とは、入力画面要素情報を複数組み合わ
せるなどして入力画面を組み立てることをいう。例え
ば、ボタン、枠、文字、背景などを利用して、図9に示
すような入力画面を構成する。
【0031】入力画面表示部は、前記入力画面構成部で
構成した入力画面を表示する。表示部は、ディスプレイ
を含むものでも、ディスプレイに送信する信号を発生す
るものでもどちらも含む趣旨である。
【0032】ユーザーレベル管理部は、ユーザー識別子
とユーザーレベルを対に管理する。各ユーザー識別子で
識別されるユーザーに対してユーザーレベルを対にして
管理することで、各ユーザーのユーザーレベルに応じた
画面表示を可能とする。
【0033】ユーザーレベル取得部は、前記識別子受付
部が受け付けたユーザー識別子に対応するユーザーレベ
ルを前記ユーザーレベル管理部から取得する。このユー
ザーレベルを入力画面構成部に渡すことでユーザーレベ
ルに応じた画面構成を可能とするためである。
【0034】以上のような構成をとるので、ユーザーレ
ベルに対応した表示形態または/および動作内容にした
がって入力画面要素を構成することが可能となる。
【0035】図9は、前述のようにこの実施形態3の入
力画面装置で入力画面を構成した一例である。ユーザー
レベルAの者に対しては、「問診サービス」、「お見合
い相談」、「お譲りコーナー」、「ペットお預かり」、
「施設案内」、「ペット救急車」のボタンが入力画面に
おいて表示される。これは、入力画面要素情報でユーザ
ーレベルAに対してこれらを表示するように定義された
結果である。一方、ユーザーレベルBでは、「問診サー
ビス」、「お見合い相談」、「お譲りコーナー」、「ペ
ットお預かり」、「施設案内」のボタンは表示される
が、ユーザーレベルAで表示されていた「ペット救急
車」のボタンは表示されない。これは、このボタンを構
成する入力画面要素情報がユーザーレベルAで表示され
るように定義されていたが、ユーザーレベルBでは表示
されるように定義されていなかった結果である。
【0036】図10に示すのは、この実施形態の処理の
流れを示す図である。まず、処理のための入力があるま
で待機し(ステップS1001)、入力があると、ユー
ザー識別子を取得し(ステップS1002)、ついで、
ユーザー識別子に対応するユーザーレベルを取得し(ス
テップS1003)、さらに、ユーザーレベルに対応し
た表示形態または/および動作内容にしたがって入力画
面を構成し(ステップS1004)、処理を終了する。
【0037】ユーザーレベルを分けるわけ方としては、
支払っている料金に応じてクラス分けする場合の他、飼
育しているペットの種類や、在住している地方、利用し
ている動物病院、年収、利用しているペットフードのメ
ーカー、利用しているペットショップ、ペットの罹患し
ている病気、友人などで構成されるサークル、ペット飼
育歴、参加するペットショー、参加するペット品評会な
どでクラス分けすることも考えられる。そうすれば、そ
れぞれのユーザーレベルに応じて最適な情報の提供や、
サービスの提供を容易にすることができるというメリッ
トがある。
【0038】(実施形態4)実施形態4として、端末な
どからアクセスするユーザーのユーザーレベルに応じた
表示形態または/および動作内容を端末側に実現する入
力画面表示装置に関して説明する。
【0039】この実施形態は、基本的に実施形態3と同
じ機能を端末において実現する。
【0040】図11に示すように、この入力画面表示装
置1100は、アクセス情報受付部1102と、入力画
面情報格納部1101と、入力画面情報取得部1103
と、入力画面情報送信部1104とを具備し、さらに、
ユーザーレベル管理部1106と、ユーザーレベル取得
部1105とからなる。
【0041】各構成部分について説明する。アクセス情
報受付部1102は、ユーザー識別子および入力画面情
報を識別する入力画面識別子を有するアクセス情報を受
け付ける。「ユーザー識別子」は、前述のとおりユーザ
ーを他のユーザーと区別するために用いられる符号、記
号、文字、数字などからなる情報である。「入力画面識
別子」とは、例えば、パーソナルコンピュータなどの端
末からホームページ等のWWWサーバであるこの実施形
態の入力画面表示装置1100に対して送信されてくる
HTTPプロトコルを利用したHTML文書やこれに関
連付けられている画像、音声、動画などを識別する識別
子、ないしは、これらを生成するためのCGIの識別子
などである。
【0042】入力画面情報格納部1101は、入力画面
情報と入力画面情報識別子を対に格納する。入力画面識
別子によって入力画面を取り出すときに利用するためで
ある。この入力画面識別子は、ユーザーレベルに対応し
た表示形態または/および動作内容が定義されている。
【0043】入力画面情報取得部1103は、前記アク
セス情報受付部1102が受け付けたアクセス情報が有
する入力画面識別子で識別される入力画面情報を前記入
力画面情報格納部1101から取得する。アクセス情報
で例えばパソコンなどから要求される表示画面などを端
末であるパソコン上に表示するための情報を送信するた
めに準備する必要があるからである。
【0044】そして、この入力画面情報取得部1103
は、ユーザーレベル取得部1105が取得したユーザー
レベルに対応した表示形態または/および動作内容を示
す入力画面要素情報から構成される入力画面情報を取得
する。
【0045】入力画面情報送信部1104は、前記入力
画面情報取得部1103で取得した入力画面情報を送信
する。送信先は、すでに述べているとおり例えば実施形
態4の入力画面表示装置1100に対してアクセスして
いる端末であるパーソナルコンピュータなどである。
【0046】ユーザーレベル管理部1106は、ユーザ
ー識別子とユーザーレベルを対に管理する。ユーザー識
別子に応じてユーザーレベルを取得し、ユーザーレベル
に応じてそのユーザー識別子で識別される者の端末上
で、表示、動作を実現するためである。
【0047】ユーザーレベル取得部1105は、前記ア
クセス情報受付部1102が受け付けたアクセス情報が
有するユーザー識別子に対応するユーザーレベルを前記
ユーザーレベル管理部1106から取得する。各識別子
で識別されるユーザーに対応したユーザーレベルを取得
する。
【0048】実施形態4により、サーバである入力画面
表示装置1100に対してアクセスし、情報やサービス
を取得しようとする端末に対して、その端末のユーザー
の持っているユーザーレベルに応じた表示や動作が可能
となる。
【0049】図12に示すのは、実施形態4の処理の流
れを示す図である。まず、 処理のための入力があるま
で待機し(ステップS1201)、入力があると、ユー
ザー識別子を取得し、ついで、ユーザー識別子に対応す
るユーザーレベルを取得し(ステップS1203)、入
力画面識別子を取得する(ステップS1204)。さら
に、ユーザーレベルと入力画面識別子で識別される入力
画面情報を取得し(ステップS1205)、この入力画
面情報を送信して(ステップS1206)、処理を終了
する。
【0050】(実施形態5)実施形態5は、緊急度に応
じて動作を変える病気情報管理装置である。
【0051】図14に示すように、例えば病気情報を管
理するセンター1402などに設置される病気情報管理
装置では、飼主1403や、病院1401などに設置さ
れた端末から送られてくる病気情報のうち、症状などに
応じてその病院1401、飼主1403の端末、保健所
1404などに対する提供情報の内容や、動作などを選
択して適したものにすると便利である。
【0052】図13に示すように、この病気情報管理装
置1300は、病気情報記憶部1301と、動作管理部
1302と、病気情報取得部1303と、動作取得部1
304と、動作実行部1305とからなる。
【0053】病気情報記憶部1301は、病気を識別す
る病気識別子を有する病気情報を記憶している。病気情
報は、病気の種類、症状、などを含むことができる情報
で、この病気情報管理装置1300が外部から取得す
る。例えば、家庭に設置された端末から送られてきた病
気情報であったり、病院に設置された端末から送られて
きた病気情報であったり、ないしは、この病気情報管理
装置1300が設置されている場所で、記憶媒体を利用
して入力されたものであったり、場合によっては、この
病気情報管理装置1300が設置されている場所におい
て、人間が手で入力したものであったりする。病気情報
記憶部1301はこのようにして得られた病気情報を記
憶しておく役割を果たす。したがって、病気情報とは、
一般的には臨床に基づく情報である。
【0054】動作管理部1302は、前記病気情報に基
づいて変化する動作を管理する。「変化する動作」と
は、この病気情報管理装置1300から端末などへ情報
を提供する場合には、その提供方法がメール、FAX、
コンピュータによる音声合成技術を利用した電話による
連絡、人間に対して電話連絡することの指示、HTML
文書の送信などの提供の動作が変化し、提供する相手
も、病院に連絡したり、保健所に連絡したり、各家庭に
連絡したり、その他の行政機関に連絡したりと動作が変
化する。提供する情報の内容としても、病気の感染を防
ぐための消毒情報、病院の紹介、入院のために必要な情
報、与えるべき薬を指示する投薬情報、人や他の動物か
らの隔離の指示、栄養剤を与える指示など情報の提供と
いう動作が変化する。
【0055】病気情報取得部1303は、前記情報記憶
部1301から記憶されている病気情報を取得する。記
憶されている病気情報に対して適切な動作を選択し、な
いしは生成などするためである。
【0056】動作取得部1304は、前記病気情報に基
づいて動作管理部1302で管理されている動作を取得
する。「病気情報に基づいて動作管理部で管理されてい
る動作」とは、病気情報に応じて病気情報管理装置13
00が最適な動作を選択するために病気情報と動作とを
関連付けなどしていることをいう。
【0057】動作実行部1305は、前記動作取得部1
304で取得した動作を実行する。したがって、動作の
実行とは、情報の提供、通知、あるいは病院の予約や、
薬の手配、入院手続などを端末側(サーバである場合も
ある。)で実行するための信号の送信などである。
【0058】図15に示すのは、病気情報に基づいて変
化する動作の一例を示すものである。例えば、病気識別
子「BYOKI01」を含む病気情報は、病名が「ノ
ミ、ダニ」による炎症などで、症状が初期である病気情
報である場合には、この病気情報管理装置1300で実
行される動作は消毒情報付与と病院紹介である。病気情
報として、症状が中期である場合には、動作は病院紹介
と入院情報付与に変化する。病気識別子「BYOKI0
2」の場合には、病名は「ジステンパー」であり、症状
が初期の場合には動作は、投薬情報付与と隔離指導情報
付与であるが、症状が中期以降となると、入院情報付与
という動作に変化する。もちろん、ここでいう「変化」
は同じ病気識別子の中でのみ生じるものでなく、記憶さ
れている病気情報に応じて最適な動作を選択する「選
択」という趣旨の言葉である。
【0059】図16に示すように、この実施形態5の処
理の流れを示すと、まず、処理のための入力があるまで
待機し(ステップS1601)、入力があると、病気情
報を取得し(ステップS1602)、この病気情報に基
づいて変化する動作を取得し(ステップS1603)、
取得した動作を実行して(ステップS1604)処理を
終了する。
【0060】(実施形態6)また、実施形態5記載の発
明は、病気識別子と動作の緊急性などの指標となる通知
緊急レベルとを関連付けることで病気情報に対応した動
作を選択することも可能となる。この実施形態を実施形
態6とする。
【0061】図17にあるように、この実施形態の病気
情報管理装置1700は、病気情報記憶部1701と、
通知緊急レベル管理部1702と、動作管理部1704
と、病気情報取得部1703と、レベル取得部1705
と、動作取得部1706と、動作実行部1707とから
なる。
【0062】病気情報記憶部1701は、病気を識別す
る病気識別子を有する病気情報を記憶している。この役
割は、実施形態5で説明したとおりである。通知緊急レ
ベル管理部1702は、病気識別子と通知緊急レベルを
対に管理する。
【0063】図18は通知緊急レベルの一例を図示した
ものである。ここで、「通知緊急レベル」とは、病気の
種類または症状によって、情報を通知する緊急性を複数
のレベルに分けたものである。例えば、通知緊急レベル
「低」のものは、緊急性は高くなく、24時間以内に通
知内容が相手方に読まれるなどすればよい。通知緊急レ
ベル「中」のものは、緊急性があり、3時間以内に通知
内容が読まれるなどする必要がある。通知緊急レベル
「高」のものは、緊急性が高く、直ちに通知内容が読ま
れるなどして、相手方に認知させる必要があるものとす
る。動作管理部は、通知緊急レベルと当該通知緊急レベ
ルに対応する動作を管理する。この動作もすでに実施形
態5において説明したとおりであるが、緊急性との関係
で特に、通知手段が、電子メールであるのか、電話など
であるのか、電報、速達、普通郵便、宅配便、HTML
文書の送信であるのかなどを内容とすることができる。
【0064】病気情報取得部は、前記病気情報記憶部か
ら記憶されている病気情報を取得する。この病気情報も
前記実施形態5において説明したものと同じである。す
なわち、「病気情報」は、病気の種類、症状、などを含
むことができる情報で、この病気情報管理装置が外部か
ら取得する。例えば、家庭に設置された端末から送られ
てきた病気情報であったり、病院に設置された端末から
送られてきた病気情報であったり、ないしは、この病気
情報管理装置が設置されている場所で、記憶媒体を利用
して入力されたものであったり、場合によっては、この
病気情報管理装置が設置されている場所において、人間
が手で入力したものであったりする。病気情報記憶部は
このようにして得られた病気情報を記憶しておく役割を
果たす。したがって、病気情報とは、一般的には臨床に
基づく情報であり、この情報に基づいて、治療対象に対
する処置などに緊急性を要するのか、それほど緊急性は
要しないのかなどが決められる。
【0065】レベル取得部は、前記取得した病気情報が
有する病気識別子に対応する通知緊急レベルを取得す
る。したがって、ここでいうところの「病気識別子」
は、単なる病名のみである場合もあるし、病名のみでな
く、病気の症状をも含んで病気を識別するものである場
合も含まれる。例えば、同じ「ジステンパー」という病
名であっても、初期の症状のものと、中期以降の症状の
ものとを区別して異なる病気識別子を付与することも考
えられる。
【0066】動作取得部は、前記レベル取得部で取得し
た通知緊急レベルに対応する前記動作管理部で管理され
ている動作を前記通気緊急レベル管理部から取得する。
通知緊急レベルに対応した動作を動作実行部に渡すため
である。
【0067】動作実行部は、この動作取得部で取得した
動作を実行する。
【0068】図19に示すのは、病気識別子とその病気
識別子に対応した動作の一例を示すものである。例え
ば、病気識別子「BYOKI01A」は、ノミ、ダニに
よる炎症などで、通知緊急レベルは、「低」である。こ
の場合には、それほど急いで情報の提供をする必要もな
いので、動作は「Eメール情報提供」である。病気識別
子「BYOKI01B」は、ノミ、ダニによる炎症であ
るが、症状が進んで急がないと更なる症状の悪化、死亡
などにつながるおそれのある場合で、通知緊急レベル
は、「中」である。この場合には、急いで情報の提供を
するがあり、対応する動作は「電話による情報提供」で
ある。病気識別子「BYOKI02A」は、ジステンパ
ーの初期症状である。ジステンパーは、死亡確率も高い
病気であるので、通知緊急レベルは、「中」である。こ
の場合には、急いで確実に情報の提供をするがあり、対
応する動作は「電話、FAXによる情報提供、第三者へ
の放送による情報提供」である。病気識別子「BYOK
I02B」は、ジステンパーの中期以降の症状である。
通知緊急レベルは、「高」となり、一刻を争う事態であ
る。この場合には、対応する動作は「電話による情報提
供、救急車の予約」である。救急車の予約は、例えば病
院に対して自動的に予約情報が通知されるなど自動化す
ることが考えられる。病気識別子「BYOKI03」
は、肝炎である。この病気識別子は症状による区別がさ
れていない。通知緊急レベルは、「中」となる。対応す
る動作は「電話による情報提供」である。
【0069】図20に示すのは、この実施形態6の処理
の流れを示す図である。まず、処理のための入力がある
まで待機し(ステップS2001)、入力があると、ま
ず病気識別子を取得し(ステップS2002)、つい
で、病気識別子に対応する通知緊急レベルを取得し(ス
テップS2003)、通知緊急レベルに対応する動作を
取得し(ステップS2004)、取得した動作を実行し
て(ステップS2005)、処理を終了する。
【0070】(実施形態7)実施形態7は、実施形態6
の前記動作管理部で管理されている動作が、通知動作
(電子メール、電話、FAX、放送など)である病気情報
管理装置。この実施形態はすでに実施形態6の説明にお
いて説明したので繰り返さない。
【0071】図21は、この通知動作の一例を示すもの
である。「Eメールによる本人(飼主)への情報提
供」、「Eメールによる保健所への情報提供」、「Eメ
ールによる他の同種動物飼主への情報提供」、「電話に
よる本人(飼主)への情報提供」、「電話による保健所
への情報提供」、「電話による他の同種動物飼主への情
報提供」、「FAXメールによる本人(飼主)への情報
提供」、「FAXメールによる保健所への情報提供」、
「FAXメールによる他の同種動物飼主への情報提供」
などが考えられる。提供する情報の内容はさまざまで、
病気への対処方法、薬などの対処手段の取得方法、病気
が発生したことの第三者への警告、入院させることの予
約、救急車の配車、消毒情報の提供、病名、症状などの
病気情報そのもの、など各種である。
【0072】(実施形態8)つぎに、実施形態8とし
て、実施形態7の病気情報記憶部に記憶されている病気
情報が病気に関する付随情報(レントゲン映像、病状な
ど)を含み、前記通知動作の際に前記付随情報も含めて
通知することを特徴とする病気情報管理装置について説
明する。この実施形態の基本的な動作は実施形態5、
6、7と同じである。ただし、病気情報記憶部で管理さ
れている病気情報が、病気に関する付随情報であるレン
トゲン映像や、病状などをも含むものである。
【0073】図22に示すのは、この付随情報の一例で
ある。「レントゲン映像」、「病状」、「病気の感染経
路」、「各病気段階における対処法」、「予防対策」、
「最近の発病情報」、「合併症」などである。
【0074】(実施形態9)実施形態9について説明す
る。この実施形態はすでに説明した病気情報管理装置
で、通信によりいわゆる問診を行いその問診により病気
情報を得て、病気情報記憶部に記憶させ、対応する動作
を実行するというものである。
【0075】図23および図24にあるように具体的に
は、実施形態5から8で説明した病気情報管理装置23
00、2400であって、更に、質問送信部2301、
2401と、回答受信部2302、2403と、質問決
定部2303、2402と、病気特定部2304、24
04と、書き込み部2310、2412とを有する。
【0076】質問送信部2301、2401は、病気を
特定するための質問を送信する。例えば、体温は何度
か、湿疹は出ているか、涙や唾液はどうか、元気はない
か、食欲はあるか、排便はどうか、などをメールやHT
MLのフィールド(記入のための空欄)に記入させるな
どして質問する。回答受信部2302、2403は、前
記質問に対する回答を受信する。質問決定部2303、
は、前記回答に応じて次の質問内容を決定する。例え
ば、最初の「熱はあるか」という質問に対して、「あ
る」という回答をした場合には、その回答に対して、
「体温は何度ぐらいか」という次に送信する質問を決定
する。また、「食欲はあるか」との質問に対して、「食
欲はない」との回答を得た場合には、「一日にどれくら
いの量の食事をとっているか」という次に送信する質問
を決定する。このような質問を繰り返すうちに徐々に病
気を特定できる情報が収集できる。医者が問診をするの
と同じことを自動的に通信回線を通じて行う。
【0077】病気特定部2304、2404は、前記質
問と回答を繰り返すことにより得られた結果から病気識
別子を有する病気情報を特定する。この病気情報には、
繰り返された質問に対する回答も含まれている。書き込
み部2310、2412は、前記病気特定部2304、
2404で特定された病気識別子を有する病気情報を病
気情報記憶部2305、2405へ書き込む。
【0078】なお、この病気情報管理装置2300、2
400の、病気情報記憶部2305、2405と、動作
管理部2306、2408と、病気情報取得部230
7、2407と、動作取得部2308、2410と、動
作実行部2309、2411、通知緊急レベル管理部2
406、レベル取得部2409、の働きは、前述のとお
りである。病気情報記憶部2305、2405は、病気
を識別する病気識別子を有する病気情報を記憶してお
り、病気情報は、病気の種類、症状、などを含むことが
できる情報で、この病気情報管理装置2300、240
0の病気特定部2304、2404から取得する。例え
ば、家庭に設置された端末から送られてきた質問に対す
る回答であったり、病院に設置された端末から送られて
きた質問に対する回答であったり、ないしは、この病気
情報管理装置2300、2400が設置されている場所
で、病気情報管理装置自体を利用して入力されたもので
あったり、場合によっては、この病気情報管理装置23
00、2400が設置されている場所において、人間が
手で入力したものであったりする。病気情報記憶部23
05、2405はこのようにして得られた病気情報を記
憶しておく役割を果たす。
【0079】動作管理部2306、2408は、前記病
気情報に基づいて変化する動作を管理する。「変化する
動作」とは、この病気情報管理装置2300、2400
から端末などへ情報を提供する場合には、その提供方法
がメール、FAX、コンピュータによる音声合成技術を
利用した電話による連絡、人間に対して電話連絡するこ
との指示、HTML文書の送信などの提供の動作が変化
し、提供する相手も、病院に連絡したり、保健所に連絡
したり、各家庭に連絡したり、その他の行政機関に連絡
したりと動作が変化する。提供する情報の内容として
も、病気の感染を防ぐための消毒情報、病院の紹介、入
院のために必要な情報、与えるべき薬を指示する投薬情
報、人や他の動物からの隔離の指示、栄養剤を与える指
示など情報の提供という動作が変化する。
【0080】病気情報取得部2307、2407は、前
記情報記憶部2305、2405から記憶されている病
気情報を取得する。記憶されている病気情報に対して適
切な動作を選択し、ないしは生成などするためである。
【0081】動作取得部2308、2410は、前記病
気情報に基づいて動作管理部2306、2408で管理
されている動作を取得する。「病気情報に基づいて動作
管理部2306、2408で管理されている動作」と
は、病気情報に応じて病気情報管理装置2300、24
00が最適な動作を選択するために病気情報と動作とを
関連付けなどしていることをいう。
【0082】動作実行部2309、2411は、前記動
作取得部2308、2410で取得した動作を実行す
る。したがって、動作の実行とは、情報の提供、通知、
あるいは病院の予約や、薬の手配、入院手続などを端末
側(サーバである場合もある。)で実行するための信号
の送信などである。
【0083】図25は、この実施形態9の処理の流れを
示す図である。まず、処理のための入力があるまで待機
し(ステップS2510)、入力があると病気を特定す
るための質問を送信する(ステップS2502)。ここ
で送信は必ずしも通信回線を通じたものでなくともよ
く、信号を送信するものはすべて含む趣旨である。また
双方向通信はもちろん、場合によっては、双方向通信で
ないものも含まれる。さらに、前記質問に対する回答を
受信し(ステップS2503)、この受信した回答に対
して次の質問内容を決定する(ステップS2504)。
これを、病気の特定が可能となるまで繰り返す。そし
て、病気の特定が可能となると、病気識別子を有する病
気情報を特定し(ステップS2506)、最後に次のス
テップへ病気情報を移動する(ステップS2507)。
例えば、対応する動作を決定して、その動作を実行する
ために病気情報を移動するなどである。
【0084】(実施形態10)実施形態10について説
明する。この実施形態は、複数の病気情報を統計処理
し、統計処理した結果を保健所などに通知する病気情報
管理装置である。
【0085】図26に示すように、この病気情報管理装
置2600は、病気情報管理部2601と、統計処理部
2602と、統計結果通知部2603とを具備する。病
気情報管理部2601は、病気識別子を有する病気情報
を2以上管理する。2以上とするのは、統計処理するた
めには少なくとも2以上の病気情報があることが前提と
なるからである。統計処理部2602は、前記病気情報
管理部2601で管理されている2以上の病気情報を統
計処理し、統計処理結果を算出する。ここで、「統計処
理」とは、各病名ごとの合計の患者数を産出したり、病
気の発生を地域ごとに計数したり、病気の発生時期ごと
の発生数を算出したり、食事内容と病気の発生との因果
関係を求めたりすることで、場合により、回帰分析、重
回帰分析等を利用する。統計結果通知部2603は、前
記統計処理部2602で算出した統計処理結果を通知す
る。
【0086】図27に示すように、通知対象は、その統
計結果の利用をする者であり、保健所サーバや、各家庭
に置かれたデジタルテレビ、パーソナルコンピュータな
どである。保健所2703は、この統計結果を用いて、
有効な防疫手段を採用することができるし、各家庭にお
いては、例えば飼主2702が、感染経路を統計分析に
より予測した結果を参照して、行動範囲を限定したり、
病院2701が飼主に対して警告するなどの予防措置を
とることが容易となる。
【0087】図28は、この実施形態の処理の流れを示
す図である。まず、処理のための入力があるまで待機し
(ステップS2801)、入力があると病気情報を2以
上取得する(ステップS2802)。次に、取得した2
以上の病気情報を統計処理する(ステップS280
3)。統計処理とは前述のように、各病名ごとの患者数
の計数などである。その後、統計処理結果を算出し(ス
テップS2804)、前記統計処理部で算出した統計処
理結果を通知して(ステップS2805)、処理を終了
する。
【0088】(実施形態11)実施形態11は、実施形
態10記載の病気情報管理装置であって、前記統計処理
部で算出した統計処理結果が所定の条件に合致した場合
に前記統計処理結果を通知する統計結果通知部を具備す
る病気情報管理装置である。
【0089】図29に示すのは、この実施形態の病気情
報管理装置2900である。この図にあるように、この
病気情報管理装置2900は、病気情報管理部2901
と、統計処理部2902と、統計結果通知部2903と
からなり、基本的に実施形態10記載の病気情報管理装
置2600と同じ構成であるが、統計結果通知部290
3には、統計処理結果取得手段2904と、条件蓄積手
段2905と、判断手段2906と、所定条件合致時通
知手段2907とがある。この統計処理結果取得手段2
904は、病気情報の統計結果を取得し、条件蓄積手段
2905は、統計処理結果を通知すべき条件を蓄積して
いる。所定の条件とは、統計処理により伝染病の蔓延が
予想される場合や、統計処理により特定の伝染病の伝染
経路が判明した場合などである。そうすれば、この結果
を通知することでいち早く伝染病の予防施策を実施した
り、特定の伝染経路を消毒したり、伝染経路の危険を知
らせることでより多くの伝染病への感染を防止できる。
【0090】(実施形態12)実施形態12は、ペット
の種類から年収推測し、マーケッティングに利用するこ
とを目的とするペット情報管理装置である。
【0091】図30にあるように、このペット情報管理
装置3000は、ペット情報管理部3001と、商品管
理部3002と、商品情報取得部3003と、商品情報
出力部3004とからなる。
【0092】ペット情報管理部3001は、ペットの種
類を示すペット識別子を有するペット情報を管理する。
ペットの種類とは、犬、猫、魚などという大きな分類で
の識別のほかに、犬の中で、スピッツ、ダックスフン
ト、マルチーズ、雑種としたり、猫の中で、ペルシャ、
三毛、雑種としとする識別による識別子でも良い。ま
た、さらに細かく、例えば、スピッツを血統書付と血統
書なしに分けて識別したり、スピッツの飼い方が放し飼
いなのかそうでないのか、複数のペットを飼っている
か、などで識別することも考えられる。これらは、年収
を推測するのに役立つからである。例えば、血統書付の
ペットの飼主のほうが血統書なしのペットの飼主よりも
年収が高く、放し飼いのペットの飼主のほうが、放し飼
いでないペットの飼主よりも年収が高く、複数のペット
を飼っている飼主のほうが、一匹のペットを買っている
飼主よりも年収が高いと推定できる。
【0093】図59は、犬の種類で年収を推定した一例
である。ペット情報として年収推定クラスをA,B,C
の3クラスに分け、Aクラスには、ドーベルマン、セン
トバーナード、ノーフォークテリア、プチ・バセット・
グリフォン・バンディーン、ゴードン・セター、アメリ
カン・スターフォードシャー・ブルテリアとし、そのペ
ットの飼主を年収3000万円以上と推定する。Bクラ
スとしては、マルチーズ、スピッツ、ダックスフント、
ゴールデンレトリバー、シェパード、ポメラニアンとし
て、年収を1500万円以上と推定する。Cクラスとし
て、雑種、シーズー、シベリアンハスキー、柴犬とし
て、年収を1000万円以上と推定する。
【0094】商品管理部3002は、商品またはサービ
スを識別する商品識別子を有する商品情報を2以上管理
する。二つ以上というのは推定される年収に応じて最適
な商品情報を提供するために少なくとも商品情報の選択
の余地が必要だからである。
【0095】商品情報取得部3003は、ペット情報管
理部3001で管理されているペット情報に基づいて商
品情報の全部または一部を取得する。ペット情報から推
定される年収などに応じた商品情報を提供するためであ
る。したがって、ペット情報から商品情報を選択するこ
とができるような仕組み、例えば、ペット情報と商品情
報との関連付けや、ペット識別子と商品識別子との関連
付けなどが必要となる。なお、一部のみならず全部とす
ることもあるのは、例えば年収の高い飼主に対しては、
高額商品のみならず、安い商品の商品情報をも提供する
ことを念頭においたものである。
【0096】商品情報出力部3004は、前記商品情報
取得部3003で取得した商品情報の全部または一部を
出力する。出力先は、ペット情報管理装置30030の
周辺出入力機器でも良いし、このペット情報管理装置3
000と通信などでつなぐことができる飼主の家庭にあ
る端末、デジタルテレビやパーソナルコンピュータなど
でも良い。
【0097】本実施形態の説明は、ペット情報から年収
を推定することをペットの種類に基づいたマーケッティ
ングから行ったが、本実施形態に限られず、例えば、ペ
ットの種類により必要となる商品の商品情報の提供や、
ペットの年令に応じた商品情報の提供などにも当然利用
することができる。
【0098】図31は、この実施形態の処理の流れを示
す図である。まず、処理のための入力があるまで待機し
(ステップS3101)、入力があると、ペット情報を
取得し(ステップS3102)、さらにペット情報に基
づいて商品情報を取得し(ステップS3103)、さら
に、その取得した商品情報を出力して(ステップS31
04)処理を終了する。
【0099】(実施形態13)実施形態13について説
明する。この実施形態は基本的に実施形態12と同じ構
成を採用する。異なる点は、購入提案情報通知部を有す
る点である。購入提案情報とは、ペットの飼主に対して
商品情報で示される商品の購入を提案する点で、単に商
品情報を出力する実施形態12のものと異なる。
【0100】図32に示すように、この実施形態のもの
は、ペット情報管理部3201と、商品管理部3202
と、商品情報取得部3204と、商品情報出力部320
3と、購入提案情報通知部3205と、からなる。
【0101】ペット情報管理部3201は、ペットの種
類を示すペット識別子を有するペット情報を管理する。
また、ペット情報は、ペットの飼主への連絡先をも有し
ている。商品管理部は、商品またはサービスを識別する
商品識別子を有する商品情報を2以上管理する。ペット
情報管理部3201で管理されているペット情報に基づ
いて商品情報の全部または一部を取得する。ペット情報
から推定される年収のみならず、例えば、趣味、嗜好な
どに応じた商品情報を提供するためである。したがっ
て、ペット情報から商品情報を選択することができるよ
うな仕組み、例えば、ペット情報と商品情報との関連付
けや、ペット識別子と商品識別子との関連付けなどが必
要となる。
【0102】商品情報出力部3203は、前記商品情報
取得部3204で取得した商品情報の全部または一部を
出力する。出力先は、ペット情報管理装置3200の周
辺出入力機器でも良いし、このペット情報管理装置32
00と通信などでつなぐことができる飼主の家庭にある
端末、デジタルテレビやパーソナルコンピュータなどで
も良い。さらに、購入提案情報通知部3205は、上記
商品情報の全部または一部を含み、想定される趣味、嗜
好などに応じて魅力的な商品の利用形態や、商品の購入
方法などを提案する。この通知は、各種の通信手段を用
いて行うことができ、インターネットを介したメール、
デジタルテレビへの信号の送信、パーソナルコンピュー
タへのHTML文書による送信、などの他、郵送、宅配
便などによる通知も考えられる。
【0103】なお、処理の流れは、基本的に図31に示
したものと同じで、商品情報出力のステップ3104の
前後に購入提案情報通知をするステップを実行すればよ
い。
【0104】(実施形態14)実施形態14は、ペット
の種類、年齢などからペットの食事提案を行うことを目
的としたペット情報管理装置3200である。
【0105】図33に示すように、この実施形態のペッ
ト情報管理装置3300は、ペット情報管理部3301
と、食事情報管理部3302と、食事情報取得部330
3と、食事情報出力部3304とからなる。
【0106】ペット情報管理部は、ペット識別子と飼主
識別子と当該ペット識別子で識別されるペットの属性で
あるペット属性値(ペットの種類、年齢、病気など)を
有するペット情報を管理する。
【0107】図34に示すのは、ペット属性、ペット属
性値の一例である。ペット属性として、種類である場合
には、属性値はスピッツ、ゴールデンレトリバー、柴犬
などであり、属性として年令である場合には、3才、4
才、などである。また、属性が既往症である場合には、
風邪、食欲不振、フェラリアなどが属性値となり、病気
を属性とした場合には、例えば、肥満などである。居所
を属性とすれば、屋内、屋外などが属性値であり、食事
を属性とすれば、属性値はペットフード、手作りなどが
属性値となる。
【0108】食事情報管理部は、ペット属性値とペット
の食事内容を示す食事情報を対に管理する。
【0109】図60に示すように、例えば食事内容とし
て、ペット属性値であるペットの種類がスピッツの場合
にはA社のペットフードを朝食、ゴールデンレトリバー
の場合にはB社のペットフードを夕食という具合にペッ
トフードのメーカーを含むものや、ペットの種類が柴犬
の場合にはA社のペットフードを朝食に300グラム、
など食事の量を含むもの、さらに、よく食べる、あまり
食べないなどの食欲に関する情報を含むものであっても
良い。この食事情報は、一般的にその種類のペットが好
むであろう食事の内容や、食事のとり方などに関する情
報である。「対に管理する」とは、関連付けをする管理
の仕方などをいう。
【0110】食事情報取得部は、前記ペット情報管理部
で管理されているペット情報が有するペット属性値をキ
ーにして前記食事情報管理部から食事情報を取得する。
【0111】食事情報出力部は、前記食事情報取得部で
取得した食事情報を出力する。こうすれば、ペット識別
子や、飼主識別子などに応じて、そのペットの食事情報
を引き出すことができる。
【0112】図61に示すのはこのペット情報管理装置
6100のペット情報管理部6101にあるペット情報
のペット属性値がスピッツである一例を示すものであ
る。ペット情報管理部6101にあるペット情報のペッ
ト識別子はDOG01、飼主識別子はID001、ペッ
ト属性値はスピッツである。また、食事情報管理部にあ
るペット属性値と対応付けて管理されている食事情報の
一例としては図60に示すようなものである。そして、
ペット属性値がスピッツの場合には、図61にある食事
情報取得部6104は食事情報として、食事情報管理部
6103からA社のペットフードを朝食にとるという食
事情報を取得し、この食事情報を食事情報出力部610
2にわたして、食事情報出力部6102によって、「A
社のペットフードを朝食にとる」という情報が出力され
て提供される。
【0113】図35に示すのは、実施形態14の処理の
流れを示す図である。この図に示すように、まず処理の
ための入力があるまで待機し(ステップS3501)、
入力があると、ペット属性値を取得し(ステップS35
02)、ついで、ペット属性値に対応する食事情報を取
得し(ステップS3503)、さらに食事情報を出力し
て(ステップS3504)処理を終了する。
【0114】(実施形態15)実施形態15も基本的に
実施形態14と同じ目的を有する。すなわち、ペットの
種類、年齢などからペットの食事提案を行うことを目的
としたペット情報管理装置である。
【0115】図36に示すように、この実施形態のペッ
ト情報管理装置3600は、ペット情報管理部3601
と、食事情報管理部3602と、食事情報取得部360
4と、食事情報出力部3603とからなり、異なる点
は、実施形態14のこれら構成に加えて、食事情報通知
部3605をも有する点である。
【0116】ペット情報管理部3601は、ペット識別
子と飼主識別子と当該ペット識別子で識別されるペット
の属性であるペット属性値(ペットの種類、年齢、病気
など)を有するペット情報を管理する。ペット属性、ペ
ット属性値は、図34に示したとおりである。食事情報
管理部3602は、ペット属性値とペットの食事内容を
示す食事情報を対に管理する。食事情報取得部3604
は、前記ペット情報管理部3601で管理されているペ
ット情報が有するペット属性値をキーにして前記食事情
報管理部3602から食事情報を取得する。
【0117】食事情報出力部3603は、前記食事情報
取得部3604で取得した食事情報を出力する。こうす
れば、ペット識別子や、飼主識別子などに応じて、その
ペットの食事情報を引き出すことができる。この実施形
態ではさらに、ペット情報管理部3601で管理されて
いるペット情報にそのペットの飼主への連絡先の情報も
含まれている。飼主への連絡先は、飼主の自宅の住所、
飼主の居所のほか、Eメールアドレスやデジタルテレビ
のインターネットアドレス、固定電話や、携帯電話の電
話番号、FAX番号、カーナビゲーションのインターネ
ットアドレスなどである。
【0118】食事情報通知部3605は前記食事情報出
力部3603が出力した食事情報をこの連絡先へ連絡す
る。そうすることでペットの飼主は、その種類のペット
に最適な食事内容を簡単に知ることができ、ペットの食
事のことで悩むことも少なくなる。
【0119】実施形態15の処理の流れは、基本的に図
35に示すものと同じであり、まず処理のための入力が
あるまで待機し(ステップS3501)、入力がある
と、ペット属性値を取得し(ステップS3502)、つ
いで、ペット属性値に対応する食事情報を取得し(ステ
ップS3503)、さらに食事情報を出力する(ステッ
プS3504)。この後に食事情報を通知する処理を行
って、処理を終了する。
【0120】(実施形態16)実施形態16は、ペット
の種類、年齢などからそのペットが罹患する病気の将来
予測を行うというものである。
【0121】図37に示すように、この実施形態のペッ
ト情報管理装置3700は、ペット情報管理部3701
と、予測病気管理部3702と、予測病気識別子取得部
3703と、予測病気情報出力部3704とを具備す
る。
【0122】ペット情報管理部3701は、ペット識別
子とペット属性値(ペットの食事内容、種類、年齢、病
歴など)を有するペット情報を管理する。予測病気管理
部3702は、ペット属性と発病し得る病気を識別する
予測病気識別子を関連付けて管理する。予測病気識別子
取得部3703は、前記ペット情報管理部3701で管
理されているペット属性値をキーとして前記予測病気管
理部3702から予測病気識別子を取得する。予測病気
情報出力部3704は、前記予測病気識別子取得部37
03で取得した予測病気識別子を有する予測病気情報
を、予測病気識別子を利用して取得し、これを出力す
る。
【0123】ペットはその種類に応じて罹患しやすい病
気があるため予めこれらを予測病気管理部3702で識
別子として管理しておくとペットの飼主に対して早期に
ペットの罹患しやすい病気を知らせることができて便利
である。
【0124】図38に示すのは、この実施形態の処理の
流れを示す図である。まず、処理のための入力があるま
で待機(ステップS3801)し、入力があると、ペット
属性値を取得し(ステップS3802)、ペット属性値
に応じた予測病気識別子を取得し(ステップS380
3)、予測病気識別子に応じた予測病気情報を取得し
(ステップS3804)、その後その予測病気情報を出
力する(ステップS3805)。出力とは、このペット
情報管理装置の周辺機器への出力であっても良いし、通
信回線などで接続可能な他の端末などに出力するもので
あっても良い。
【0125】(実施形態17)実施形態17は、基本的
に構成を実施形態16と同じくし、目的もペットの種
類、年齢などから将来罹患しやすい病気を予測する点で
ある。ただし、異なる点は、この予測された病気情報を
そのペットの飼主に通知するための予測病気情報通知部
を有する点である。
【0126】図39にあるように、この実施形態のペッ
ト情報管理装置3900は、ペット情報管理部3901
と、予測病気管理部3902と、予測病気識別子取得部
3903と、予測病気情報出力部3904と、さらに予
測病気情報通知部3906とからなる。
【0127】ペット情報管理部3901は、ペット識別
子とペット属性値(ペットの食事内容、種類、年齢、病
歴など)を有するペット情報を管理する。その他通知の
ためにペットの飼主への連絡先に関する情報を有する。
ペット属性値は実施形態14、実施形態15で説明した
ものと同じ意味である。予測病気管理部3902は、ペ
ット属性と発病し得る病気を識別する予測病気識別子を
関連付けて管理する。予測病気識別子取得部3903
は、前記ペット情報管理部3901で管理されているペ
ット属性値をキーとして前記予測病気管理部3902か
ら予測病気識別子を取得する。予測病気情報出力部39
04は、前記予測病気識別子取得部3903で取得した
予測病気識別子を有する予測病気情報を出力する。そし
て、予測病気情報通知部3906は、前記ペット情報に
含まれている飼主への連絡先に対して予測病気情報39
05を通知する。
【0128】こうすることで、ペットの飼主は、どのよ
うな病気に自分のペットが罹患しやすいかの情報を容易
に取得することができる。
【0129】この実施形態の処理の流れは、基本的に、
図38と同様である。まず、処理のための入力があるま
で待機し(ステップS3801)、入力があるとペット
属性値を取得し(ステップS3802)、さらにペット
属性値に応じた予測病気識別子を取得し(ステップS3
803)、さらに、この予測病気識別子に応じた予測病
気情報を取得し(ステップS3804)、この予測病気
情報を出力し(ステップS3805)、この出力された
予測病気情報をペット情報に含まれているペットの飼主
の連絡先に通知して処理を終了する。
【0130】(実施形態18)実施形態18は、基本的
に構成を実施形態16、17と同じくし、目的もペット
の種類、年齢などから将来罹患しやすい病気を予測する
点である。ただし、異なる点は、この予測された病気情
報をそのペットの将来イメージとして出力する点であ
る。例えば、肥満の傾向がある犬であると予測される
と、その犬の将来の肥満の状態の写真、ないしは絵が出
力されるというものである。これを見た飼主は、将来自
分のペットがこんなことになってしまっては大変だと痛
感し、予防策を早急にとるきっかけを作るという効果が
ある。
【0131】図40、41にあるように、この実施形態
のペット情報管理装置4000,4100は、ペット情
報管理部4001、4101と、予測病気管理部400
2、4102と、予測病気識別子取得部4003、41
03と、予測病気情報出力部4004、4104と、予
測病気情報通知部4107と、さらにペット映像処理部
4006、4106とからなる。
【0132】ペット情報管理部4001、4101は、
ペット識別子とペット属性値(ペットの食事内容、種
類、年齢、病歴など)を有するペット情報を管理する。
その他通知のためにペットの飼主への連絡先に関する情
報を有する。ペット属性値は実施形態14、実施形態1
5で説明したものと同じ意味である。予測病気管理部4
002、4102は、ペット属性と発病し得る病気を識
別する予測病気識別子を関連付けて管理する。予測病気
識別子取得部4003、4103は、前記ペット情報管
理部4001、4101で管理されているペット属性値
をキーとして前記予測病気管理部4002、4102か
ら予測病気識別子を取得する。予測病気情報出力部40
04、4104は、前記予測病気識別子取得部400
3、4103で取得した予測病気識別子を有する予測病
気情報4005、4105を出力する。そして、予測病
気情報通知部4107は、前記ペット情報に含まれてい
る飼主への連絡先に対して予測病気情報4005、41
05を通知する。そして、さらにペット映像情報処理部
4006、4106は、予測された病気情報に基づい
て、将来放置するとペットがどのようなことになるかを
映像で見せるための映像生成の処理を行う。
【0133】図42にあるように、この映像は、肥満の
ように外部から観察できるものである場合にはそのペッ
トの写真などを画像処理して生成しても良いし、例え
ば、ペットの内臓器官などが病気の対象である場合に
は、モーフィング技術によりデフォルメした形420
1、4102で示しても良い。
【0134】こうすることで、ペットの飼主は、どのよ
うな病気に自分のペットが罹患しやすいか、その病気に
罹患したら将来自分のペットがどうなるのかの情報を容
易に取得することができる。
【0135】この実施形態の処理の流れは、基本的に、
図38と同様である。まず、処理のための入力があるま
で待機し、入力があるとペット属性値を取得し、さらに
ペット属性値に応じた予測病気識別子を取得し、さら
に、この予測病気識別子に応じた予測病気情報を取得
し、この予測病気情報を出力し、この出力された予測病
気情報をペット情報に含まれているペットの飼主の連絡
先に通知する。この際、ペットの将来の映像を合わせて
通知する。
【0136】(実施形態19)この実施形態は、ペット
の飼主がペットの動物病院などで受け取る薬を特定の医
薬品メーカーの商品に限定することで、その薬を処方す
る動物病院にインセンティブを与える仕組みに関するも
のである。インセンティブは、この実施形態ではポイン
トと称する。
【0137】図43にあるように、この実施形態の商品
購入ポイント管理装置4300は、商品情報入力部43
01と、商品情報蓄積部4302と、病院情報管理部4
304と、ポイント算出部4303と、ポイント蓄積部
4305とからなる。
【0138】商品情報入力部4301は、商品またはサ
ービスを識別する商品識別子および当該商品等の購入者
を識別する購入者識別子を有する商品情報の入力部であ
る。この入力形式は、端末入力、インターネットから送
信等を含むものである。商品情報蓄積部4302は、前
記商品情報入力部4301で入力された商品情報を蓄積
する。この商品情報蓄積部4302を実質的に省略し、
直接後述するポイント算出部4303に商品購入情報を
渡す構成も本実施形態に含む。病院情報管理部4304
は、購入者識別子と病院を識別する病院識別子とを有す
る病院情報を管理する。これは、購入者がどの病院から
の推薦などで薬の購入をしているかを明らかにし、イン
センティブを与える病院を特定するために必要である。
ポイント算出部4303は、前記商品情報蓄積部430
2で蓄積された商品情報が有する購入者識別子に対応す
る病院識別子で識別される病院に対して、(当該商品情
報が有する商品識別子で識別される商品の購入に対す
る)ポイントを算出する。
【0139】図44に示すように、「ポイント」とは、
これをためることで商品である薬などのメーカーから病
院への割引の得点があったり、景品が進呈されたり、キ
ャッシュバックされたり、ポイントが還元されるお金そ
のものであったり(例えば、現在のポイントは1200
00円というようなもの)、メーカーから動物病院に対
してされるサービスのランクが上がったり(例えば、1
週間に1回御用聞きにきていたメーカーの販売員が、1
週間に2回訪問してくるようになる。)というようなも
のである。
【0140】ポイント蓄積部4305は、前記ポイント
算出部4303で算出したポイントを当該病院識別子と
関連づけて蓄積する。この蓄積ポイント総数により上記
各種の特典を得ることが可能となる。
【0141】図45は、この実施形態の処理の流れを示
す。この図にあるように、まず、処理のための入力があ
るまで待機し(ステップS4501)、入力があると購
入者識別子を取得し(ステップS4502)、さらに、
購入者識別子と関連付けられた病院識別子を取得し(ス
テップS4503)、ポイントを算出し(ステップS4
504)、算出したポイントを前記病院識別子と関連付
けて蓄積する(ステップS4505)。
【0142】この実施形態によれば、病院側に特定の医
薬品メーカーの医薬品を使うことのインセンティブを与
えられるので医薬品メーカーの販売促進の手段として有
効である。なお、医薬品を例にして説明したがこの実施
形態の商品はこれに限られず、病院側からの紹介するす
べての商品が該当する。病院とするのは、ペットに関す
る各種の集団は動物病院を核にして形成されている傾向
があり、したがって、動物病院などを核にした販売促進
策を講じるのが有効と考えられるからである。なお、請
求項19記載の発明は、動物病院に限られるものではな
い。
【0143】(実施形態20)実施形態20について説
明する。この実施形態は基本的に実施形態19と同じで
あるが、異なる点は、ポイント連絡部を有していて、ポ
イント蓄積部に蓄積されたポイントをそのインセンティ
ブの対象となる病院へ連絡するポイント連絡部を有する
点である。
【0144】図46に示すように、この実施形態の商品
購入ポイント管理装置4600は、商品情報入力部46
01と、商品情報蓄積部4602と、病院情報管理部4
603と、ポイント算出部4604と、ポイント蓄積部
4605とさらに、ポイント連絡部4606とからな
る。商品情報入力部4601は、商品またはサービスを
識別する商品識別子および当該商品等の購入者を識別す
る購入者識別子を有する商品情報の入力部、商品情報蓄
積部4602は、前記商品情報入力部4601で入力さ
れた商品情報を蓄積し、病院情報管理部4603は、購
入者識別子と病院を識別する病院識別子とを有する病院
情報を管理し、さらに病院識別子で識別される病院の連
絡先をも有している。この連絡先は、電話番号、FAX
番号、インターネットメールアドレス、携帯電話番号な
どでいずれでも良い。
【0145】ポイント算出部4604は、前記商品情報
蓄積部4602で蓄積された商品情報が有する購入者識
別子に対応する病院識別子で識別される病院に対して、
(当該商品情報が有する商品識別子で識別される商品の
購入に対する)ポイントを算出し、ポイント蓄積部は、
算出されたポイントをその病院識別子に関連付けられて
すでに蓄積されているポイントに加算するなどしてポイ
ントの蓄積を行う。ポイント連絡部4606は、この蓄
積されたポイントを病院に連絡する。連絡は定期的でも
不定期でもよく、また、病院からの要求に応じて連絡す
るようにしても良い。
【0146】(実施形態21)実施形態21は、実施形
態19、20のものを基本とし、商品購入のインセンテ
ィブを、病院側だけでなく、購入者にもあたえるしくみ
としたものである。
【0147】図47、48に示すように、この実施形態
商品購入ポイント管理装置4700,4800は、商品
情報入力部4701、4801と、商品情報蓄積部47
02、4802と、病院情報管理部4704、4804
と、ポイント算出部4703、4803と、ポイント蓄
積部4705、4805と場合によりさらに、ポイント
連絡部4806とさらに、購入者ポイント算出部480
7とからなる。
【0148】商品情報入力部4701、4801は、商
品またはサービスを識別する商品識別子および当該商品
等の購入者を識別する購入者識別子を有する商品情報の
入力部、商品情報蓄積部4702、4802は、前記商
品情報入力部4701、4801で入力された商品情報
を蓄積し、病院情報管理部4704、4804は、購入
者識別子と病院を識別する病院識別子とを有する病院情
報を管理し、さらに病院識別子で識別される病院の連絡
先をも有している。
【0149】ポイント算出部4703、4803は、前
記商品情報蓄積部4702、4802で蓄積された商品
情報が有する購入者識別子に対応する病院識別子で識別
される病院に対して、(当該商品情報が有する商品識別
子で識別される商品の購入に対する)ポイントを算出
し、この識別子と関連付けて算出されたポイントをすで
に蓄積されているポイントに加算する。ポイント連絡部
4806は、この蓄積されたポイントを病院に連絡す
る。
【0150】購入者ポイント算出部4807は、前記商
品情報蓄積部4802で蓄積された商品情報が有する購
入者識別子で識別される購入者に対して、(当該商品情
報が有する商品識別子で識別される商品の購入に対す
る)ポイントを算出する。これにより、購入者にも特定
の商品を購入することによるメリットが与えられるので
販売促進につながる。
【0151】(実施形態22)実施形態22は、特定の
メーカー医薬品を使用することのインセンティブを与え
るための薬管理装置で、医薬品を利用する最終消費者が
特定の病院とは関係なく特定のメーカーの医薬品を利用
することのメリットを与えようとするものである。
【0152】概要としては、まず、メーカー情報管理部
に飼主識別子とメーカー識別子とを関連付けてメーカー
情報として登録しておき、医薬品を購入するたびにその
医薬品のメーカーを調べ、登録されたメーカーか登録さ
れてないメーカーかの比較結果を出力するようにしたも
のである。
【0153】図49に示すのは、この薬管理装置490
0の機能ブロック図である。この図にあるように、メー
カー情報管理部4901と、薬情報管理部4903と、
薬配布情報入力部4902と、第一メーカ識別子取得部
4904と、第二メーカ識別子取得部4906と、比較
部4905と、出力部4907とからなる。
【0154】メーカー情報管理部4901は、飼主識別
子または/およびペット識別子と、医薬医療品メーカー
を識別するメーカ識別子を有するメーカ情報を管理す
る。この飼主識別子または、ペット識別子で識別される
者がこのメーカー識別子で識別されるメーカーの医薬品
を購入することをチェックできるのがこの発明の効果で
ある。このメーカー情報は予め直接、または間接にこの
薬管理装置4900に登録する。
【0155】メーカー情報管理部4901は、薬を識別
する薬識別子とメーカ識別子を対に管理する。一般的に
ユーザーである飼主などは、薬の銘柄で商品を特定し、
また、小売店も同じく、薬の銘柄で薬を特定するので、
薬の銘柄から薬のメーカーを特定するための情報が必要
だからである。薬配布情報入力部4902は、飼主識別
子または/およびペット識別子と、薬識別子を有する薬
配布情報を入力する。入力はインターネットなどを介し
たものでも、直接的なものでも良い。この薬配布情報と
は、すなわち、特定の飼主が特定の薬の購入をしたとい
う情報である。
【0156】第一メーカ識別子取得部4904は、前記
薬配布情報入力部4902で入力された薬配布情報が有
する薬識別子に対応するメーカ識別子を前記薬情報管理
部4903から取得する。購入した薬のメーカーを特定
するためである。第一メーカー識別子取得部4904
は、前記薬配布情報入力部4902で入力された薬配布
情報が有する飼主識別子または/およびペット識別子に
対応するメーカー識別子を前記メーカ情報管理部490
1から取得する。登録されている薬のメーカーを特定す
るためである。比較部4905は、前記第一メーカ識別
子取得部4904で取得したメーカ識別子と、前記第二
メーカ識別子取得部4906で取得したメーカ識別子を
比較する。実際に購入した薬のメーカーが、登録されイ
ンセンティブが与えられるメーカーと合致するか判断す
るためである。
【0157】出力部4907は、前記比較部4905の
比較結果を出力する。比較結果を知るためである。この
出力はこの薬管理装置4900の周辺機器に出力しても
良いし、この薬管理装置4900と通信可能な端末に対
して出力しても良い。この端末とは例えば、飼主の自宅
にあるパーソナルコンピュータや、デジタルテレビなど
である。
【0158】図50に示すのは、この実施形態の処理の
流れを示す図である。この図にあるように、まず、処理
のための入力があるまで待機し(ステップS500
1)、その入力があると、薬配布情報として飼主識別
子、または/およびペット識別子と薬識別子を取得する
(ステップS5002)。そして、薬識別子に対応する
メーカー識別子を取得し(ステップS5003)、飼主
識別子に対応するメーカー識別子を取得し(ステップS
5004)、薬識別子に対応するメーカー識別子と飼主
識別子に対応するメーカー識別子とを比較し(ステップ
S5005)、比較結果を出力して(ステップS500
6)、処理を終了する。
【0159】(実施形態23)実施形態23は、実施形
態22の比較結果として、薬の購入する価格に差を設け
るという薬管理装置である。基本的には、実施形態22
の薬管理装置と同じ構成をとる。
【0160】図51は、実施形態23の薬管理装置51
00の機能ブロックを示すものである。この図にあるよ
うに、この薬管理装置5100は、メーカー情報管理部
5101と、薬情報管理部5103と、薬配布情報入力
部5102と、第一メーカ識別子取得部5104と、第
二メーカ識別子取得部5106と、比較部5105と、
出力部5107とさらに、価格算出部5108とからな
る。
【0161】メーカー情報管理部5101は、飼主識別
子または/およびペット識別子と、医薬医療品メーカを
識別するメーカ識別子を有するメーカ情報を管理する。
このメーカー情報は予め直接、または間接にこの薬管理
装置5100に登録する。
【0162】メーカー情報管理部5101は、薬を識別
する薬識別子とメーカー識別子を対に管理する。薬配布
情報入力部5102は、飼主識別子または/およびペッ
ト識別子と、薬識別子を有する薬配布情報を入力する。
この薬配布情報とは、すなわち、特定の飼主が特定の薬
の購入をしたという情報である。
【0163】第一メーカ識別子取得部5104は、前記
薬配布情報入力部5102で入力された薬配布情報が有
する薬識別子に対応するメーカ識別子を前記薬情報管理
部5103から取得する。購入した薬のメーカーを特定
するためである。第二メーカ識別子取得部5106は、
前記薬配布情報入力部5102で入力された薬配布情報
が有する飼主識別子または/およびペット識別子に対応
するメーカ識別子を前記メーカ情報管理部5101から
取得する。登録されている薬のメーカーを特定するため
である。
【0164】比較部5105は、前記第一メーカ識別子
取得部5104で取得したメーカ識別子と、前記第二メ
ーカ識別子取得部5106で取得したメーカ識別子を比
較する。実際に購入した薬のメーカーが、登録されイン
センティブが与えられるメーカーと合致するか判断する
ためである。出力部5107は、前記比較部5105の
比較結果を出力する。比較結果を知るためである。
【0165】この出力はこの薬管理装置5100の周辺
機器に出力しても良いし、この薬管理装置5100と通
信可能な端末に対して出力しても良い。この端末とは例
えば、飼主の自宅にあるパーソナルコンピュータや、デ
ジタルテレビなどである。価格算出部5108は、前記
出力部5107から比較結果を取得し、その結果を価格
の算出に反映させる。例えば、登録されている薬メーカ
ーと購入した薬メーカーとが合致する場合には、薬を割
引価格とし、そうでない場合には定価とするなどであ
る。
【0166】図52は、この実施形態の処理の流れを示
す図である。この図にあるように、まず、処理のための
入力があるまで待機し(ステップS5201)、その入
力があると、薬配布情報として飼主識別子、または/お
よびペット識別子と薬識別子を取得する(ステップS5
202)。そして、薬識別子に対応するメーカー識別子
を取得し(ステップS5203)、飼主識別子に対応す
るメーカー識別子を取得し(ステップS5204)、薬
識別子に対応するメーカー識別子と飼主識別子に対応す
るメーカー識別子とを比較し(ステップS5205)、
比較結果を出力し(ステップS5206)、比較結果が
同一の場合と同一でない場合とで薬の価格を変えて(ス
テップS5207)、処理を終了する。
【0167】図53も、この実施形態の処理の流れを示
す図である。まず、処理のための入力があるまで待機し
(ステップS5301)、その入力があると、薬配布情
報として飼主識別子、または/およびペット識別子と薬
識別子を取得する(ステップS5302)。そして、薬
識別子に対応するメーカー識別子を取得し(ステップS
5303)、飼主識別子に対応するメーカー識別子を取
得し(ステップS5304)、薬識別子に対応するメー
カー識別子と飼主識別子に対応するメーカー識別子とを
同一か判断し(ステップS5305)、同一である場合
には薬の価格を安く設定し(ステップS5306)、同
一でない場合には薬の価格を定価とする(ステップS5
307)。そして、比較結果を出力し(ステップS53
08)、処理を終了する。なお、比較結果の出力は、ス
テップS5305の前でも良い。
【0168】(実施形態24)最後に実施形態24につ
いて説明する。実施形態24は、ペットの保険システム
に関するものである。この実施形態の特徴点は、戸籍な
どのないペットの同一性を確保するために保険契約情報
蓄積部においてペット識別情報を利用することができる
ようにした点である。
【0169】図54は、このペット保険システムの概念
を示す図である。この図にあるように、このシステム
は、ペット情報入力部5401と、ペット識別情報入力
部5402と、顧客情報入力部5404と、保険内容情
報入力部5406と、保険契約情報蓄積部5403と、
第二のペット情報入力部5407と、第二のペット識別
情報入力部5409と、情報特定部5405と、比較部
5408と、判断部5410と、通知部5411とから
なる。
【0170】ペット情報入力部5401は、ペットの属
性値(名前、種類、生年月日等)を有するペット情報を
入力する。ペット識別情報入力部5402は、例えば保
険契約のときに当該ペットの個体識別を行う識別手段に
より取得された当該ペットの識別情報の入力に利用され
る。
【0171】図55に示すように、「ペット識別手段」
とは、「ペットの鼻紋による識別」、「ペットの虹彩紋
による識別」、「ペットの遺伝子情報による識別」、
「ペットに埋め込まれた識別子による識別」などであ
る。ペットに埋め込まれた識別子とは、識別ラベルのよ
うなものであり、電磁波を受けることで起電力を誘起
し、これを利用して予めROMなどに書き込まれている
ビット信号列を発信するものである。このビット信号列
は、各ペットについてただ一つに決まるものとしておく
と、このビット信号列によりペットを唯一に識別するこ
とが可能となる。
【0172】顧客情報入力部5404は、当該ペットの
飼主である顧客情報を入力する。顧客の住所、氏名、年
令、性別、連絡先、過去の保険契約状況、等である。保
険内容情報入力部5406は、当該ペットの保険契約の
内容である、保険金額、支払い条件、有効期間等を入力
する。
【0173】保険契約情報蓄積部5403は、前記入力
されたペット情報、ペット識別情報、顧客情報及び保険
内容情報を関連付けて蓄積する。第二のペット情報入力
部は、ペットが死亡又は所定の傷病状態になったとき、
該状態にあるペットのペット情報を入力する。保険支払
いの要求情報である。
【0174】第二ペット識別情報入力部5407は、識
別手段により取得された該死亡又は所定の傷病状態にあ
るペットの識別情報を入力する部分である。例えば、死
亡したペット鼻紋を採取して電子データなどに変換して
この保険システムに入力する。もちろん、死亡したペッ
トの置かれている場所から通信手段を利用して入力する
ことが可能である。この入力は動物病院の医師などが行
うか、保険会社の資格者が行うのが望ましい。死亡して
いないのに死亡したと見せかける保険金詐取を防止する
必要があるためである。
【0175】情報特定部5405は、前記入力された第
二のペット情報から前記保険契約情報蓄積部5403に
蓄積されている当該ペットに関する蓄積情報を特定す
る。一例で言えば、死亡したペットと保険金が要求され
たペットの同一性を判断するために登録されている情報
を引き出す必要があるからである。
【0176】比較部5408は、前記識別情報と前記特
定された当該ペットのペット識別情報を比較する。鼻紋
の登録されたものと死亡したペットの鼻紋とを電子的処
理などで比較する。判断部5410は、前記比較部54
08による比較結果から、当該状態にあるペットと保険
契約情報蓄積部5403に蓄積されているペットとが同
一であることを判断する。通知部5411は、前記判断
部5410による判断結果に応じて、前記保険契約内容
の履行の可否を通知する。
【0177】図56に示すのは、この実施形態の処理の
流れを示す図である。まず、処理のための入力があるま
で待機し(ステップS5601)、入力があると、ペッ
トの属性値を含むペット情報を入力し(ステップS56
02)、さらにペットの識別情報を入力し(ステップS
5603)、ペットの飼主の顧客情報を入力し(ステッ
プS5604)、保証内容情報を入力し(ステップS5
605)、ペット情報とペット識別情報と、顧客情報と
保険内容情報とを関連付けし(ステップS5606)、
ペットの死亡情報である第二ペット情報を入力し(ステ
ップS5607)、上記死亡したペットの第二識別情報
を入力し(ステップS5608)、第二ペット情報を用
いてペット識別情報を取得し(ステップS5609)、
ペット識別情報と第二識別情報を比較し、同一性を判断
し(ステップS5610)、比較結果を出力して(ステ
ップS5611)、処理を終了する。
【0178】
【発明の効果】従来独立に存在していたペットの飼主の
コミュニティを動物病院などを中心として情報の交換な
ど容易化したので、飼主、ペット関連商品を販売する企
業、ペット関連の医薬品を製造販売する医薬品メーカ
ー、動物病院などが効率的に連携することが可能となっ
た。またこれにより各種のペット関連のサービスの効率
的な提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の機能ブロックを示す図
【図2】実施形態1の機能ブロックを示す図
【図3】ペットを識別するペット識別子、ペット情報の
説明図
【図4】実施形態2の表示形態を変える、動作内容を変
えることの説明図
【図5】実施形態2のユーザーレベルによる表示形態を
示す図
【図6】実施形態2のユーザーレベルによる動作を示す
【図7】実施形態3の機能ブロックを示す図
【図8】実施形態3の入力画面要素の説明図
【図9】実施形態3の説明図
【図10】実施形態3の処理の流れを示す図
【図11】実施形態4の機能ブロック図
【図12】実施形態4の処理の流れを示す図
【図13】実施形態5の機能ブロック図
【図14】実施形態5の概念説明図
【図15】実施形態5の病気情報に基づいて変化する動
作を説明する図
【図16】実施形態5の処理の流れを示す図
【図17】実施形態6の機能ブロック図
【図18】実施形態6の通知緊急レベルの定義の一例を
説明する図
【図19】実施形態6、7の通知緊急レベルと動作との
関係を示す図
【図20】実施形態6の処理の流れを示す図
【図21】実施形態7の通知動作の例を示す図
【図22】実施形態8の病気情報お内容を示す図
【図23】実施形態9の機能ブロック図
【図24】実施形態9の機能ブロック図
【図25】実施形態9の処理の流れを示す図
【図26】実施形態10の機能ブロック図
【図27】実施形態10の概念図
【図28】実施形態10の処理の流れを示す図
【図29】実施形態11の機能ブロック図
【図30】実施形態12の機能ブロック図
【図31】実施形態12処理の流れを示す図
【図32】実施形態13の機能ブロック図
【図33】実施形態14の機能ブロック図
【図34】実施形態14のペット属性値の一例を示す図
【図35】実施形態14の処理の流れを示す図
【図36】実施形態15の機能ブロック図
【図37】実施形態16の機能ブロック図
【図38】実施形態16の処理の流れを示す図
【図39】実施形態17の機能ブロック図
【図40】実施形態18の機能ブロック図
【図41】実施形態18の機能ブロック図
【図42】実施形態18の映像出力の一例を示す図
【図43】実施形態19の機能ブロック図
【図44】実施形態19の処理の流れを示す図
【図45】実施形態19のポイントの一例を示す図
【図46】実施形態20の機能ブロック図
【図47】実施形態21の機能ブロック図
【図48】実施形態21の機能ブロック図
【図49】実施形態22の機能ブロック図
【図50】実施形態22の処理の流れを示す図
【図51】実施形態23の機能ブロック図
【図52】実施形態23の処理の流れを示す図
【図53】実施形態23の処理の流れを示す図
【図54】実施形態24の機能ブロック図
【図55】実施形態24のペット識別手段の一例を示す
【図56】実施形態24の処理の流れを示す図
【図57】実施形態1の概念を示す図
【図58】実施形態2の処理の流れを示す図
【図59】実施形態12の年収推定の一例を示す図
【図60】実施形態14の食事情報管理部での管理の様
子を示す図
【図61】実施形態14の処理の流れの一例を示す図
【符号の説明】
0200 情報処理装置 0201 ペット情報受信部 0202 会員情報管理部 0203 属性管理部 0204 ペット属性蓄積部 0205 アクセス情報受付部 0206 レベル取得部 0207 属性取得部 0208 提供情報取得部 0209 提供情報 0210 提供情報送信部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペットを識別するペット識別子とペットの
    属性値を有するペット情報を入力するペット情報入力部
    と、前記ペット情報を送信するペット情報送信部とを具
    備する病院側装置と、前記ペット情報送信部から送信さ
    れたペット情報を受信するペット情報受信部と、ペット
    識別子と当該ペット識別子で識別されるペットの飼主を
    識別する飼主識別子と当該飼主のレベルである飼主レベ
    ルとを有する会員情報を管理する会員情報管理部と、前
    記ペット情報受信部で受信されたペット情報が有するペ
    ット識別子を有する会員情報と対応づけて、当該ペット
    情報が有するペット属性値を蓄積するペット属性蓄積部
    と、飼主レベルとペット属性値に対応した提供情報であ
    る提供情報属性とを対応づけて管理する属性管理部と、
    飼主識別子を有するアクセス情報を受け付けるアクセス
    情報受付部と、前記アクセス情報受付部で受け付けたア
    クセス情報が有する飼主識別子に対応する飼主レベルを
    前記会員情報管理部から取得するレベル取得部と、前記
    レベル取得部で取得した飼主レベルとペット属性蓄積部
    に蓄積された飼主レベルに対応するペット属性値とに対
    応する提供情報属性を属性管理部から取得する属性取得
    部と、前記属性取得部で取得した提供情報属性に対応し
    て予め蓄積された提供情報を取得する提供情報取得部
    と、前記提供情報取得部で取得した提供情報を送信する
    提供情報送信部とを具備する情報処理装置とを具備する
    ことを特徴とするペット情報管理システム。
  2. 【請求項2】ユーザーのレベルにより入力画面の表示形
    態または/および動作内容を変える入力画面動作方法。
  3. 【請求項3】ユーザーを識別するユーザー識別子を受け
    付ける識別子受付部と、入力画面を構成する入力画面要
    素を定義する入力画面要素情報を1以上有する入力画面
    情報を格納する入力画面情報格納部と、前記入力画面情
    報格納部で格納されている入力画面情報を取得する入力
    画面情報取得部と、前記入力画面情報取得部で取得した
    入力画面情報から入力画面を構成する入力画面構成部
    と、前記入力画面構成部で構成した入力画面を表示する
    入力画面表示部とを具備する入力画面表示装置におい
    て、ユーザー識別子とユーザーレベルを対に管理するユ
    ーザーレベル管理部と、前記識別子受付部が受け付けた
    ユーザー識別子に対応するユーザーレベルを前記ユーザ
    ーレベル管理部から取得するユーザーレベル取得部と、
    前記入力画面情報格納部に格納されている入力画面情報
    が有する入力画面要素情報は、ユーザーレベルに対応し
    た表示形態または/および動作内容が定義され、前記入
    力画面構成部は、前記ユーザーレベル取得部が取得した
    ユーザーレベルに対応した表示形態または/および動作
    内容にしたがって入力画面要素を構成することを特徴と
    する入力画面表示装置。
  4. 【請求項4】ユーザー識別子および入力画面情報を識別
    する入力画面情報識別子を有するアクセス情報を受け付
    けるアクセス情報受付部と、入力画面情報と入力画面情
    報識別子を対に格納する入力画面情報格納部と、前記ア
    クセス情報受付部が受け付けたアクセス情報が有する入
    力画面識別子で識別される入力画面情報を前記入力画面
    情報格納部から取得する入力画面情報取得部と、前記入
    力画面情報取得部で取得した入力画面情報を送信する入
    力画面情報送信部とを具備する入力画面情報格納装置で
    あって、前記入力画面情報格納部に格納されている入力
    画面情報が有する入力画面要素情報は、ユーザーレベル
    に対応した表示形態または/および動作内容が定義さ
    れ、ユーザー識別子とユーザーレベルを対に管理するユ
    ーザーレベル管理部と、前記アクセス情報受付部が受け
    付けたアクセス情報が有するユーザー識別子に対応する
    ユーザーレベルを前記ユーザーレベル管理部から取得す
    るユーザーレベル取得部と、前記入力画面情報取得部
    は、ユーザーレベル取得部が取得したユーザーレベルに
    対応した表示形態または/および動作内容を示す入力画
    面要素情報から構成される入力画面情報を取得すること
    を特徴とする入力画面表示装置。
  5. 【請求項5】病気を識別する病気識別子を有する病気情
    報を記憶している病気情報記憶部と、前記病気情報に基
    づいて変化する動作を管理する動作管理部と、前記病気
    情報記憶部から記憶されている病気情報を取得する病気
    情報取得部と、前記病気情報に基づいて動作管理部で管
    理されている動作を取得する動作取得部と、前記動作取
    得部で取得した動作を実行する動作実行部とを具備する
    病気情報管理装置。
  6. 【請求項6】病気を識別する病気識別子を有する病気情
    報を記憶している病気情報記憶部と、病気識別子と通知
    緊急レベルを対に管理する通知緊急レベル管理部と、通
    知緊急レベルと当該通知緊急レベルに対応する動作を管
    理する動作管理部と、前記病気情報記憶部から記憶され
    ている病気情報を取得する病気情報取得部と、前記取得
    した病気情報が有する病気識別子に対応する通知緊急レ
    ベルを取得するレベル取得部と、前記レベル取得部で取
    得した通知緊急レベルに対応する前記動作管理部で管理
    されている動作を前記通気緊急レベル管理部から取得す
    る動作取得部と、前記動作取得部で取得した動作を実行
    する動作実行部とを具備する病気情報管理装置。
  7. 【請求項7】前記動作管理部で管理されている動作が、
    通知動作であることを特徴とする請求項5又は6記載の
    病気情報管理装置。
  8. 【請求項8】前記病気情報管理部で管理されている病気
    情報が病気に関する付随情報を含み、前記通知動作の際
    に前記付随情報も含めて通知することを特徴とする請求
    項7記載の病気情報管理装置。
  9. 【請求項9】請求項5乃至8記載の病気情報管理装置で
    あって、更に、病気を特定するための質問を送信する質
    問送信部と、前記質問に対する回答を受信する回答受信
    部と、前記回答に応じて次の質問内容を決定する質問決
    定部と、前記質問と回答を繰り返すことにより得られた
    結果から病気識別子を有する病気情報を特定する病気特
    定部と、前記病気特定部で特定された病気識別子を有す
    る病気情報を前記病気情報記憶部へ書き込む書き込み部
    を有することを特徴とする病気情報管理装置。
  10. 【請求項10】病気識別子を有する病気情報を2以上管
    理する病気情報管理部と、前記病気情報管理部で管理さ
    れている2以上の病気情報を統計処理し、統計処理結果
    を算出する統計処理部と、前記統計処理部で算出した統
    計処理結果を通知する統計結果通知部とを具備する病気
    情報管理装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の病気情報管理装置であ
    って、前記統計処理部で算出した統計処理結果が所定の
    条件に合致した場合に前記統計処理結果を通知する統計
    結果通知部を具備する病気情報管理装置。
  12. 【請求項12】ペットの種類を示すペット識別子を有す
    るペット情報を管理するペット情報管理部と、商品また
    はサービスを識別する商品識別子を有する商品情報を2
    以上管理する商品管理部と、ペット情報管理部で管理さ
    れているペット情報に基づいて商品情報の全部または一
    部を取得する商品情報取得部と、前記商品情報取得部で
    取得した商品情報の全部または一部を出力する商品情報
    出力部とを具備するペット情報管理装置。
  13. 【請求項13】前記ペット情報管理部で管理されている
    ペット情報がペットの飼主への連絡先をも有し、前記商
    品情報出力部が出力した商品情報の全部または一部を有
    する購入提案情報を前記連絡先に通知する購入提案情報
    通知部をさらに具備することを特徴とする請求項12記
    載のペット情報管理装置。
  14. 【請求項14】ペット識別子と飼主識別子と当該ペット
    識別子で識別されるペットの属性であるペット属性値を
    有するペット情報を管理するペット情報管理部と、ペッ
    ト属性値とペットの食事内容を示す食事情報を対に管理
    する食事情報管理部と、前記ペット情報管理部で管理さ
    れているペット情報が有するペット属性値をキーにして
    前記食事情報管理部から食事情報を取得する食事情報取
    得部と、前記食事情報取得部で取得した食事情報を出力
    する食事情報出力部とを具備するペット情報管理装置。
  15. 【請求項15】前記ペット情報管理部で管理されている
    ペット情報が飼主識別子で識別される飼主への連絡先を
    も有し、前記食事情報出力部が出力した食事情報を前記
    連絡先に通知する食事情報通知部をさらに具備すること
    を特徴とする請求項14記載のペット情報管理装置。
  16. 【請求項16】ペット識別子とペット属性値を有するペ
    ット情報を管理するペット情報管理部と、ペット属性と
    発病し得る病気を識別する予測病気識別子を関連付けて
    管理する予測病気管理部と、前記ペット情報管理部で管
    理されているペット属性値をキーとして前記予測病気管
    理部から予測病気識別子を取得する予測病気識別子取得
    部と、前記予測病気識別子取得部で取得した予測病気識
    別子を有する予測病気情報を出力する予測病気情報出力
    部とを具備するペット情報管理装置。
  17. 【請求項17】前記ペット情報管理部で管理されている
    ペット情報が飼主識別子で識別される飼主への連絡先を
    も有し、前記予測病気情報出力部が出力した予測病気情
    報を前記連絡先に通知する予測病気情報通知部をさらに
    具備することを特徴とする請求項16記載のペット情報
    管理装置。
  18. 【請求項18】前記ペット情報管理部で管理されている
    ペット情報がペット識別子で識別されるペットの映像で
    あるペット映像をさらに管理し、前記予測病気情報出力
    部が出力した予測病気情報が有する予測病気識別子で識
    別される病気に対応した画像処理を前記ペット映像に実
    行するペット映像処理部と、前記予測病気情報出力部が
    さらに前記ペット映像処理部で画像処理した結果を出力
    することを特徴とする請求項16または請求項17いず
    れか記載のペット情報管理装置。
  19. 【請求項19】商品またはサービスを識別する商品識別
    子および当該商品等の購入者を識別する購入者識別子を
    有する商品情報を入力する商品情報入力部と、前記商品
    情報入力部で入力された商品情報を蓄積する商品情報蓄
    積部と、購入者識別子と病院を識別する病院識別子とを
    有する病院情報を管理する病院情報管理部と、前記商品
    情報蓄積部で蓄積された商品情報が有する購入者識別子
    に対応する病院識別子で識別される病院に対して、ポイ
    ントを算出するポイント算出部と、前記ポイント算出部
    で算出したポイントを当該病院識別子と関連づけて蓄積
    するポイント蓄積部とを具備する商品購入ポイント管理
    装置。
  20. 【請求項20】前記病院情報管理部で管理されている病
    院情報が病院への連絡先を示す連絡先情報をも含み、前
    記ポイント算出部で算出されたポイントを前記連絡先情
    報が示す連絡先に連絡するポイント連絡部をさらに具備
    することを特徴とする請求項19記載の商品購入ポイン
    ト管理装置。
  21. 【請求項21】前記商品情報蓄積部で蓄積された商品情
    報が有する購入者識別子で識別される購入者に対して、
    ポイントを算出する購入者ポイント算出部をさらに具備
    する請求項19または請求項20いずれか記載の商品購
    入ポイント管理装置。
  22. 【請求項22】飼主識別子または/およびペット識別子
    と、医薬医療品メーカを識別するメーカ識別子を有する
    メーカ情報を管理するメーカ情報管理部と、薬を識別す
    る薬識別子とメーカ識別子を対に管理する薬情報管理部
    と、飼主識別子または/およびペット識別子と、薬識別
    子を有する薬配布情報を入力する薬配布情報入力部と、
    前記薬配布情報入力部で入力された薬配布情報が有する
    薬識別子に対応するメーカ識別子を前記薬情報管理部か
    ら取得する第一メーカ識別子取得部と、前記薬配布情報
    入力部で入力された薬配布情報が有する飼主識別子また
    は/およびペット識別子に対応するメーカ識別子を前記
    メーカ情報管理部から取得する第二メーカ識別子取得部
    と、前記第一メーカ識別子取得部で取得したメーカ識別
    子と、前記第二メーカ識別子取得部で取得したメーカ識
    別子を比較する比較部と、前記比較部の比較結果を出力
    する出力部と具備する薬管理装置。
  23. 【請求項23】薬の価格を算出する価格算出部をさらに
    具備し、前記比較部での比較結果が同一の場合と同一で
    ない場合とで、前記価格算出部で算出する薬の価格を変
    えることを特徴とする請求項22記載の薬管理装置。
  24. 【請求項24】ペットの属性値を有するペット情報を入
    力するペット情報入力部と、当該ペットの個体識別を行
    う識別手段により取得された当該ペットの識別情報を入
    力するペット識別情報入力部と、当該ペットの飼主であ
    る顧客情報を入力する顧客情報入力部と、当該ペットの
    保険契約の内容を入力する保険内容情報入力部と、前記
    入力されたペット情報、ペット識別情報、顧客情報及び
    保険内容情報を関連付けて蓄積する保険契約情報蓄積部
    と、ペットが死亡又は所定の傷病状態になったとき、該
    状態にあるペットのペット情報を入力する第二のペット
    情報入力部と、識別手段により取得された該死亡又は所
    定の傷病状態にあるペットの識別情報を入力する第二の
    ペット識別情報入力部と、前記入力された第二のペット
    情報から前記保険契約情報蓄積部に蓄積されている当該
    ペットに関する蓄積情報を特定する情報特定部と、前記
    識別情報と前記特定された当該ペットのペット識別情報
    を比較する比較部と、前記比較部による比較結果から、
    当該状態にあるペットと保険契約情報蓄積部に蓄積され
    ているペットとが同一である事判断する判断部と、前記
    判断部による判断結果に応じて、前記保険契約内容の履
    行の可否を通知する通知部とを具備するペット保険シス
    テム。
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