JP4832833B2 - 配置レンズ諸元導出方法、プログラム、情報記憶媒体及び配置レンズ諸元導出装置 - Google Patents
配置レンズ諸元導出方法、プログラム、情報記憶媒体及び配置レンズ諸元導出装置 Download PDFInfo
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高木康博,「64眼式三次元カラーディスプレイとコンピュータ合成した三次元物体の表示」,3次元画像コンファレンス2002講演論文集,3次元画像コンファレンス2002実行委員会,2002年7月4日,p.85−88 尾西明洋、武田勉、谷口英之、小林哲郎,「光線再生法による三次元動画ディスプレイ」,3次元画像コンファレンス2001講演論文集,3次元画像コンファレンス2001実行委員会,2001年7月4日,p.173−176
(1/A)+(1/B)=(1/F)
図22は、FV方式における立体視画像生成の概要を示す図であり、表示面22に対する垂直断面図を示している。FV方式では、表示面22の画素PE毎に、(1)該画素PEの代表点(例えば、画素PEの中心)と該画素PEに対応するレンズ(光学素子)の主点とを通過した後の光線の逆方向を視線方向とする視線Vを決定し、(2)決定した視線Vの視線方向にある物体の色情報を該画素PEの色情報とする(レンダリング)ことで立体視画像を生成する。
視線Vは、立体視画像を表示させることとなる立体視映像表示装置の構成パラメータ(後述するように、画素パネルとレンズ板との相対的な配置関係や画素パネルの画素ピッチ、レンズ板のレンズピッチや焦点距離等)と、想定した観察者の位置(以下、「想定観察位置」と呼ぶ。)とに基づいて決定する。具体的には、画素PE毎に、表示装置の構成パラメータ及び想定観察位置に基づいて該画素PEに対応するレンズ(光学素子)を決定し、該画素PEの代表点と決定した該画素PEに対応するレンズの主点とを通過した後の光線(代表光線)を算出する。そして、その代表光線PRと位置は同じで方向を逆にした視線を該画素の視線Vとして決定する。尚、想定観察位置は、立体視映像表示装置の表示面に対する相対的な観察者の視点の位置とする。
図23は、垂直レンチキュラ方式の立体視映像表示装置200Aの概略構造を示す図である。同図(a)は、立体視映像表示装置200Aの表示面に対する横方向(水平走査方向)断面図を示し、同図(b)は、観察者側から見た平面図を示している。
(L−S)・F/L≦G≦(L+S)・F/L ・・・(1)
1/G+1/C=1/F、即ち、G=(C・F)/(C−F)>F
また、光線再生法では、複数の距離で結像させるため、光学素子にレンズを用いることができず、ピンホールを用いている。この点において、FV方式は、光線再生法とも原理的に異なる。
L=n・S ・・・(2)
L=n・S ・・・(3)
但し、nは自然数である。
LE=L×(D+F)/D ・・・(4)
但し、Dは、観察者の視点と表示面との間の距離である。
LE=n・S ・・・(5)
tanσ=S/(D+F) ・・・(6a)
tanλ=L/D ・・・(6b)
λ=n・σ ・・・(7)
但し、nは自然数である。
E/D=S/F ・・・(8)
即ち、従来の各視点間の距離を人間の両眼距離と一致させた多眼式の場合には、式(7)及び式(8)を同時に満たす必要がある。そのため、従来の多眼式では、正確なレンズ設計が必要であった。
図25は、斜めレンチキュラ方式の立体視映像表示装置200Bの概略構造を示す図である。同図(a)は、立体視映像表示装置200Bの表示面に対する横方向(水平走査方向)断面図を示し、同図(b)は、観察者側から見た平面図を示している。
M=L/cosθ ・・(9)
M=n・S ・・・(10)
但し、nは自然数である。
ME=M×(D+F)/D ・・・(11)
λ=2.5σ、即ち、λ:σ=5:2 (図26(a)の場合)
λ=3.5σ、即ち、λ:σ=7:2 (図26(b)の場合)
このように、従来の多眼式では、水平方向で一定の長さ毎に同じ視点の繰り返しが発生している。また、これらの多眼式では、予め設定されたn個の視点(個別視点)に基づく画像(個別視点画像)を生成し、それらの画像を視点の繰り返しパターンに合わせて再配置(インターリーブ)することで立体視画像を生成している。
λ:σ=n:m ・・・(12)
但し、n、mは自然数である。
立体視映像表示装置が垂直レンチキュラ方式である場合の視線Vの決定方法を、図28を参照して説明する。図28は、垂直レンチキュラ方式の立体視映像表示装置200Aの概略三面図であり、同図(a)は、x−z平面に平行な断面図(水平走査方向断面図)を示し、同図(b)は、y−z平面に平行な断面図(鉛直走査方向断面図)を示し、同図(c)は、x−y平面図を示している。
次に、立体視映像表示装置が斜めレンチキュラ方式の場合の視線Vの決定方法を、図29を参照して説明する。図29は、斜めレンチキュラ方式の立体視映像表示装置200Bの概略三面図であり、同図(a)は、x−z平面に平行な断面図(横方向断面図)を示し、同図(b)は、y−z平面に平行な断面図(縦方向断面図)を示し、同図(c)は、x−y平面図を示している。
立体視映像表示装置が垂直レンチキュラ方式である場合の視線Vの決定方法を、図31、32を参照して説明する。図31は、垂直レンチキュラ方式の立体視映像表示装置200Aの部分概略斜視図である。また、図32は、立体視映像表示装置200Aの概略三面図であり、同図(a)は、図31のx−z平面に平行なA−A位置での断面図(水平走査方向断面図)を示し、図32(b)は、図31のy−z平面に平行なB−B位置での断面図(鉛直方向断面図)を示し、図32(c)は、x−y平面図を示している。尚、レンズ板30及び画素パネル20は、レンズ板30の各レンズ32の焦点距離Fを隔てて平行配置されている。
次に、立体視映像表示装置が斜めレンチキュラ方式である場合の視線Vの決定方法を、図33、34を参照して説明する。図33は、斜めレンチキュラ方式の立体視映像表示装置200Bの部分概略斜視図である。また、図34は、立体視映像表示装置200Bの概略三面図であり、同図(a)は、図33のx−z平面に平行なC−C位置での断面図(横方向断面図)を示し、図34(b)は、図33のy−z平面に平行なD−D位置での断面図(縦方向断面図)を示し、図34(c)は、x−y平面図を示している。尚、画素パネル20及びレンズ板30は、レンズ板30の各レンズ32の焦点距離Fを隔てて平行配置されている。
tan(α/2)=L/(2F) ・・・(13)
そして、図45に示すように、レンズ板の全てのレンズから拡がる角度αの範囲内に観察者の両眼(視点)が位置するとき、好適な立体視が可能となる。
各画素PEの画素別視点CMを設定した後、設定した各画素別視点CMを基に三次元仮想空間をレンダリングすることで立体視画像を生成する。具体的には、画素PE毎に、該画素PEに対応する画素別視点CMの視線方向のオブジェクト空間の色情報(RGB値やα値等)を算出し、算出した色情報を該画素PEの色情報とすることで立体視画像を生成する。
立体視用に表示装置(例えば、図2の表示装置5)の画面上に配置されたレンチキュラレンズアレイ(例えば、図2のレンチキュラレンズ板6)に係る諸元を求める配置レンズ諸元導出方法(例えば、図1の配置レンズ諸元導出の流れ)であって、
所与の角度及び所与の均等間隔の平行直線群を前記表示装置に表示させる直線群表示ステップ(例えば、図1のステップA1)と、
前記レンチキュラレンズアレイのレンズ境界線角度と前記表示された平行直線群を前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される色縞の角度とが合うように、前記平行直線群の角度を変化させる角度調整ステップ(例えば、図1のステップA5)と、
前記角度調整ステップで調整された前記平行直線群の角度を固定し、前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される前記表示装置画面全体の色が均一色となるように、前記平行直線群の均等間隔を変化させる間隔調整ステップ(例えば、図1のステップA7)と、
を含み、前記間隔調整ステップで調整された均等間隔から前記レンズピッチを求め、前記角度調整ステップで調整された角度から前記レンチキュラレンズアレイの配置角度を求める配置レンズ諸元導出方法である。
前記角度調整ステップは、前記平行直線群を前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認されるレンズ縞の角度を前記レンズ境界線角度として、前記平行直線群の角度を変化させるステップであることを特徴とする配置レンズ諸元導出方法である。
前記角度調整ステップで調整された角度及び前記間隔調整ステップで調整された均等間隔を固定し、希望観察位置の両眼中央位置で前記レンチキュラレンズアレイを通じて前記表示装置画面を見た際に視認される前記表示装置画面全体の色が所定の色条件を満たす色となるように、前記平行直線群の表示位置を平行移動させる位置調整ステップ(例えば、図1のステップA9)を更に含み、
前記位置調整ステップで調整された表示位置から前記表示装置画面に対する前記レンチキュラレンズアレイの配置基準位置を求める配置レンズ諸元導出方法である。
前記所定の色条件は、前記表示装置画面の背景色及び前記平行直線群の色に基づいて予め定められる色であることを判定するための条件であることを特徴とする配置レンズ諸元導出方法である。
前記直線群表示ステップは、前記表示装置画面に、背景色を黒色、前記平行直線群の色を白色として表示させるステップであり、
前記所定の色条件は、赤色成分と青色成分とが同等で、これらの成分以上に緑色成分が含まれた色を判定するための条件であることを特徴とする配置レンズ諸元導出方法である。
前記配置されたレンチキュラレンズアレイと前記表示装置とは、希望観察位置における一のレンチキュラレンズに対する視角を対光学素子視角λ、前記一のレンチキュラレンズにより指向性が与えられる前記表示装置の一の画素に対する視角を対画素視角σ、前記表示装置中の立体視画像描画領域に対する視角を対描画領域視角Φとしたとき、λ:σ=n:m(但し、nは自然数、mはΦ/λ未満の自然数)が成立しない関係にあることを特徴とする配置レンズ諸元導出方法である。
前記配置されたレンチキュラレンズアレイと前記表示装置とは、更に、一のレンチキュラレンズの水平方向幅をL、前記一のレンチキュラレンズにより指向性が与えられる前記表示装置の一の画素の水平方向幅をS、前記表示装置中の立体視画像描画領域の水平方向幅をRとしたとき、L:S=o:p(但し、oは自然数、pはR/L未満の自然数)が成立しない関係にあることを特徴とする配置レンズ諸元導出方法である。
前記配置されたレンチキュラレンズアレイと前記表示装置とは、一のレンチキュラレンズの水平方向幅をL、前記一のレンチキュラレンズにより指向性が与えられる前記表示装置の一の画素の水平方向幅をS、前記表示装置中の立体視画像描画領域の水平方向幅をRとしたとき、L:S=o:p(但し、oは自然数、pはR/L未満の自然数)が成立しない関係にあることを特徴とする配置レンズ諸元導出方法である。
前記表示装置を表示制御するコンピュータ(例えば、図14の配置レンズ諸元導出装置4)に、前記レンチキュラレンズアレイを通じて前記表示装置画面を撮影するカメラ(例えば、図14のデジタルカメラ7)の撮影画像に基づいて第1〜第8の何れか一の発明の配置レンズ諸元導出方法を実行させるためのプログラム(例えば、図14の第2配置レンズ諸元導出プログラム441)である。
前記角度調整ステップは、前記コンピュータが前記撮影画像をフーリエスペクトル解析し、低周波成分のピーク(輝点)の位相と高周波成分のピーク(輝点)の位相とをそろえるように前記平行直線群の角度を変化させることで、前記レンチキュラレンズアレイのレンズ境界線角度と前記表示された平行直線群を前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される色縞の角度とが合うような調整を行うステップである(例えば、図16のステップG1〜G11)ことを特徴とするプログラムである。
前記間隔調整ステップは、前記コンピュータが前記撮影画像をフーリエスペクトル解析し、低周波成分のピーク(輝点)を低減させるように前記均等間隔を変化させることで、前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される前記表示装置画面全体の色が均一色となるような調整を行うステップである(例えば、図18のステップH1〜H15)ことを特徴とするプログラムである。
前記表示装置を表示制御するコンピュータ(例えば、図14の配置レンズ諸元導出装置4)に、前記レンチキュラレンズアレイを通じて前記表示装置画面を撮影するカメラ(例えば、図14のデジタルカメラ7)の撮影画像に基づいて第5の発明の配置レンズ諸元導出方法を実行させるためのプログラム(例えば、図14の水平基準位置調整プログラム447)であって、
前記位置調整ステップは、前記コンピュータが前記撮影画像のG(緑色)成分画像をフーリエスペクトル解析し、低周波成分のピーク(輝点)を低減させるように前記平行直線群の表示位置を平行移動させることで、前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される前記表示画面全体の色が赤色や青色に偏らないような調整を行うステップである(例えば、図20のステップK1〜K17)ことを特徴とするプログラムである。
立体視用に表示装置の画面上に着脱可能に配置されたレンチキュラレンズアレイに係る諸元を求める配置レンズ諸元導出方法であって、
所与の角度及び所与の均等間隔の平行直線群を前記表示装置に表示させる直線群表示ステップと、
前記レンチキュラレンズアレイのレンズ境界線角度と前記表示された平行直線群を前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される色縞の角度とが合うように前記レンチキュラレンズアレイを前記表示装置画面と平行に回転させることで、前記レンチキュラレンズアレイの配置角度を導出する配置角度導出ステップと、
前記配置角度導出ステップで前記レンチキュラレンズアレイの配置角度が導出された状態のまま前記レンチキュラレンズアレイを固定し、前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される前記表示装置画面全体の色が均一色となるように前記平行直線群の均等間隔を変化させることで当該均等間隔を調整し、調整した均等間隔から前記レンズピッチを求めるレンズピッチ導出ステップと、
を含む配置レンズ諸元導出方法である。
前記レンズピッチ導出ステップで前記レンズピッチが導出された状態のまま、希望観察位置の両眼中央位置で前記レンチキュラレンズアレイを通じて前記表示装置画面を見た際に視認される前記表示装置画面全体の色が所定の色条件を満たす色となるように前記レンチキュラレンズアレイを前記表示装置画面と平行に移動させることで、前記レンチキュラレンズアレイの配置基準位置を導出する配置基準位置導出ステップ、
を更に含む配置レンズ諸元導出方法である。
立体視用に表示装置(例えば、図14の表示装置5)の画面上に配置されたレンチキュラレンズアレイ(例えば、図14のレンチキュラレンズ板6)に係る諸元を、前記レンチキュラレンズアレイを通じて前記表示装置画面を撮影するカメラ(例えば、図14のデジタルカメラ7)の撮影画像に基づいて導出する配置レンズ諸元導出装置(例えば、図14の配置レンズ諸元導出装置4)であって、
所与の角度及び所与の均等間隔の平行直線群を前記表示装置に表示させる制御を行う直線群表示制御手段(例えば、図14の第2配置レンズ諸元導出部421;図15のステップF1)と、
前記レンチキュラレンズアレイのレンズ境界線角度と前記撮影画像中に表れる色縞の角度とが合うように、前記平行直線群の角度を変化させる制御を行う角度調整手段(例えば、図14の直線群角度調整部423;図15のステップF3)と、
前記角度調整手段によって調整された前記平行直線群の角度を固定し、前記撮影画像に基づいて、前記表示装置画面全体の色が均一色となるように、前記平行直線群の均等間隔を変化させる制御を行う間隔調整手段(例えば、図14の直線群間隔調整部425;図15のステップF5)と、
前記間隔調整手段によって調整された均等間隔に基づいて前記レンズピッチを導出し、前記角度調整手段によって調整された角度に基づいて前記レンチキュラレンズアレイの配置角度を導出する導出手段(例えば、図14の第2配置レンズ諸元導出部421)と、
を備えた配置レンズ諸元導出装置である。
図1〜図9を参照して、配置レンズ諸元導出の原理について説明する。
先ず、ユーザは、図2に示すようなレンチキュラレンズ板6が配置された表示装置5に、均等間隔で並べられた複数の平行な直線からなる平行直線群を表示させる(図1のステップA1)。この平行直線群が表示された表示画面の一例を、図3に示す。但し、表示させる平行直線群の色を「白」、表示画面の背景色を「黒」とするものとして、以下説明する。
先ず、ユーザは、直線群角度θを変化させる指示入力を行い(ステップB1)、平行直線群を再描画させる(ステップB3)。そして、ユーザは、調整用観察位置からレンチキュラレンズ板6を通じて視認される色縞(モアレ)の角度と、レンズの境界線の角度とが一致したかどうかを判定する(ステップB5)。尚、実際には、平行直線群をレンチキュラレンズ板6を通じて見ると、レンズの境界線がレンズ縞として視認されるため、このレンズ縞の角度をレンズの境界線の角度とみなして判定を行っても構わない。
図5(a)及び図5(c)は、直線群角度調整が適切に行われていない場合(図4のステップB5;No)に視認される画面を示す図であり、図5(b)は、直線群角度調整が適切に行われた場合(図4のステップB5;Yes)に視認される画面を示す図である。
先ず、ユーザは、直線群間隔mを変化させる指示入力を行い(ステップC1)、平行直線群を再描画させる(ステップC3)。そして、ユーザは、調整用観察位置からレンズ板を通じて視認される画面の色が全体的に均一となったか否かを判定する(ステップC5)。
図7(a)は、直線群間隔調整が適切に行われていない場合(図6のステップC5;No)に視認される画面を示す図であり、図7(b)は、直線群間隔調整が適切に行われた場合(図6のステップC5;Yes)に視認される画面を示す図である。
先ず、ユーザは、水平基準位置dxを変化させる指示入力を行い(ステップD1)、平行直線群を再描画させる(ステップD3)。そして、ユーザは、調整用観察位置からレンズ板を通じて視認される画面の色が赤色や青色に偏っていないかどうかを判定する(ステップD5)。但し、画面の色が赤色や青色に偏っていない状態とは、赤色成分と青色成分とが同等で、これらの成分以上に緑色成分が含まれている状態(より具体的には、R(赤)、G(緑)、B(青)の値(明度)が、R=B≦Gの状態であり、例えば「灰色」)のことをいう。
図9(a)及び図9(c)は、水平基準位置調整が適切に行われていない場合(図8のステップD5;No)に視認される画面を示す図であり、図9(b)は、水平基準位置調整が適切に行われた場合(図8のステップD5;Yes)に視認される画面を示す図である。
L=LE×D/(D+F) ・・・(14)
X=XE×D/(D+F) ・・・(15)
但し、XEは、原理で求められたレンズ板の配置基準位置である。
次に、2.原理に基づいた配置レンズ諸元導出を行う配置レンズ諸元導出システム1について説明する。かかる配置レンズ諸元導出システム1は、ユーザが肉眼で表示画面を見ながら操作入力することで、配置レンズ諸元を求めるために利用するコンピュータシステムである。
図10は、本実施形態における配置レンズ諸元導出システム1の構成を示す図である。配置レンズ諸元導出システム1は、配置レンズ諸元導出装置2と、レンチキュラレンズ板6が配置された表示装置5とを備えて構成される。
次に、処理の流れを説明する。
図12は、第1配置レンズ諸元導出処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、第1配置レンズ諸元導出部221が記憶部240の第1配置レンズ諸元導出プログラム241を実行することで実現される処理である。
第1実施形態によれば、ユーザが肉眼で画面を見ながら配置レンズ諸元システム1に操作指示入力することで、表示装置5の表示画面に表示させた平行直線群の直線群角度θ、直線群間隔m及び水平基準位置dxの調整・再描画を行わせ、表示装置5に配置されたレンチキュラレンズ板6にかかる配置レンズ諸元が導出される。
次に、ユーザによる肉眼での視認や、ユーザの操作指示入力を必要とせず、全自動で配置レンズ諸元を導出する配置レンズ諸元導出システム3について説明する。
図13及び図14は、本実施形態における配置レンズ諸元導出システム3の構成を示す図である。
配置レンズ諸元導出システム3は、配置レンズ諸元導出装置4と、レンチキュラレンズ板6が配置された表示装置5と、デジタルカメラ7とを備えて構成される。デジタルカメラ7は、レンチキュラレンズ板6を介して表示装置5の表示画面を撮影可能に配置される。具体的には、画面中心から画面垂直方向に想定観察距離Dだけ離れた位置に、視線方向が画面中心を向く方向となるように配置される。
次に、処理の流れを説明する。
図15は、第2配置レンズ諸元導出処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、第2配置レンズ諸元導出部421が記憶部440の第2配置レンズ諸元導出プログラム441を実行することで実現される処理である。
先ず、直線群角度調整部423は、デジタルカメラ7に、レンチキュラレンズ板6を介して表示装置5の表示画面を撮影させる(ステップG1)。
先ず、直線群間隔調整部425は、デジタルカメラ7に、レンチキュラレンズ板6を介して表示装置5の表示画面を撮影させる(ステップH1)。
先ず、水平基準位置調整部427は、デジタルカメラ7に、レンチキュラレンズ板6を介して表示装置5の表示画面を撮影させる(ステップK1)。
第2実施形態によれば、レンチキュラレンズ板6を介して表示装置5の表示画面を撮影した撮影画像をフーリエスペクトル解析することで、表示装置5の表示画面に表示させた平行直線群の直線群角度θ、直線群間隔m及び水平基準位置dxの調整を行い、配置レンズ諸元を導出するシステムが実現される。
4―4−1.フーリエ変換
本実施形態では、撮影画像から周波数成分を抽出する際に、FFT(高速フーリエ変換)処理を行うこととして説明したが、FFT以外のDFT(離散フーリエ変換)処理を用いても良いのは勿論である。
直線群間隔調整処理では、撮影画像をフーリエスペクトル解析した結果に基づいて最適間隔を決定するものとして説明した。しかし、フーリエスペクトル解析を行わず、空間領域で取得されるデータに基づいて最適間隔を決定するようにしても良い。例えば、撮影画像中から、ある一定面積の領域を所定数(例えば、100個)サンプリングして、各サンプリング領域毎の平均色を取る。そして、それらの平均色の全ての組み合わせについて画像データ(R、G、B値)の差を算出する。そして、算出した差のうち最大のものを特定し、その値が所定値以下である場合に、該撮影画像における直線群間隔mを最適間隔に決定する。上述した条件を満たす撮影画像は、色が全体的に均一である可能性が高いからである。
水平基準位置調整処理では、撮影画像をフーリエスペクトル解析した結果に基づいて最適基準位置を決定するものとして説明した。しかし、フーリエスペクトル解析を行わず、空間領域で取得されるデータに基づいて最適基準位置を決定するようにしても良い。例えば、撮影画像中から、ある一定面積の領域を所定数(例えば、100個)サンプリングして、それら全てのサンプリング領域の全てのドットの画像データ(R、G、B値)の平均値を算出する。そして、算出した平均値が赤色や青色に偏っていない場合(R=B≦G)に、該撮影画像における水平基準位置dxを最適基準位置に決定する。上述した条件を満たす撮影画像は、色が赤色や青色に偏っていない可能性が高いからである。
上述した説明では、表示させる平行直線群の色を「白」、表示画面の背景色を「黒」とするものとしたが、色の組み合わせは何もこれに限られるわけではない。例えば、表示させる平行直線群の色を「黒」、表示画面の背景色を「白」としても良い。
通常のライン描画アルゴリズムでは、例えば図52(a)のようなラインを描きたい場合、図52(b)のように、ピクセル単位で発光・非発光をコントロールするのが一般的である。上述した説明では、どのようなライン描画アルゴリズムを採用して平行直線群を描画させるかについては特に言及しなかったが、例えば図52(c)のように、アンチエリアシング処理を施すアルゴリズムを採用することにしても良い。
上述した説明では、画素から射出される光線を振り分けるための光学素子としてレンチキュラレンズを用いることとしたが、これと同等の効果を持つ光学素子を用いても良いことは勿論である。例えば、レンチキュラレンズの代わりに、パララックスバリアを用いても良い。
2、4 配置レンズ諸元導出装置
200、400 入力部
220、420 処理部
221 第1配置レンズ諸元導出部
421 第2配置レンズ諸元導出部
423 直線群角度調整部
425 直線群間隔調整部
427 水平基準位置調整部
240、440 記憶部
241 第1配置レンズ諸元導出プログラム
243 第1配置レンズ諸元データ
441 第2配置レンズ諸元導出プログラム
443 直線群角度調整プログラム
445 直線群間隔調整プログラム
447 水平基準位置調整プログラム
449 第2配置レンズ諸元データ
5 表示装置
6 レンチキュラレンズ板
7 デジタルカメラ
Claims (16)
- 立体視用に表示装置の画面上に配置されたレンチキュラレンズアレイに係る諸元を求める配置レンズ諸元導出方法であって、
所与の角度及び所与の均等間隔の平行直線群を前記表示装置に表示させる直線群表示ステップと、
前記レンチキュラレンズアレイのレンズ境界線角度と前記表示された平行直線群を前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される色縞の角度とが合うように、前記平行直線群の角度を変化させる角度調整ステップと、
前記角度調整ステップで調整された前記平行直線群の角度を固定し、前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される前記表示装置画面全体の色が均一色となるように、前記平行直線群の均等間隔を変化させる間隔調整ステップと、
を含み、前記間隔調整ステップで調整された均等間隔から前記レンズピッチを求め、前記角度調整ステップで調整された角度から前記レンチキュラレンズアレイの配置角度を求める配置レンズ諸元導出方法。 - 前記角度調整ステップは、前記平行直線群を前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認されるレンズ縞の角度を前記レンズ境界線角度として、前記平行直線群の角度を変化させるステップであることを特徴とする請求項1に記載の配置レンズ諸元導出方法。
- 前記角度調整ステップで調整された角度及び前記間隔調整ステップで調整された均等間隔を固定し、希望観察位置の両眼中央位置で前記レンチキュラレンズアレイを通じて前記表示装置画面を見た際に視認される前記表示装置画面全体の色が所定の色条件を満たす色となるように、前記平行直線群の表示位置を平行移動させる位置調整ステップを更に含み、
前記位置調整ステップで調整された表示位置から前記表示装置画面に対する前記レンチキュラレンズアレイの配置基準位置を求める請求項1又は2に記載の配置レンズ諸元導出方法。 - 前記所定の色条件は、前記表示装置画面の背景色及び前記平行直線群の色に基づいて予め定められる色であることを判定するための条件であることを特徴とする請求項3に記載の配置レンズ諸元導出方法。
- 前記直線群表示ステップは、前記表示装置画面に、背景色を黒色、前記平行直線群の色を白色として表示させるステップであり、
前記所定の色条件は、赤色成分と青色成分とが同等で、これらの成分以上に緑色成分が含まれた色を判定するための条件であることを特徴とする請求項4に記載の配置レンズ諸元導出方法。 - 前記配置されたレンチキュラレンズアレイと前記表示装置とは、希望観察位置における一のレンチキュラレンズに対する視角を対光学素子視角λ、前記一のレンチキュラレンズにより指向性が与えられる前記表示装置の一の画素に対する視角を対画素視角σ、前記表示装置中の立体視画像描画領域に対する視角を対描画領域視角Φとしたとき、λ:σ=n:m(但し、nは自然数、mはΦ/λ未満の自然数)が成立しない関係にあることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の配置レンズ諸元導出方法。
- 前記配置されたレンチキュラレンズアレイと前記表示装置とは、更に、一のレンチキュラレンズの水平方向幅をL、前記一のレンチキュラレンズにより指向性が与えられる前記表示装置の一の画素の水平方向幅をS、前記表示装置中の立体視画像描画領域の水平方向幅をRとしたとき、L:S=o:p(但し、oは自然数、pはR/L未満の自然数)が成立しない関係にあることを特徴とする請求項6に記載の配置レンズ諸元導出方法。
- 前記配置されたレンチキュラレンズアレイと前記表示装置とは、一のレンチキュラレンズの水平方向幅をL、前記一のレンチキュラレンズにより指向性が与えられる前記表示装置の一の画素の水平方向幅をS、前記表示装置中の立体視画像描画領域の水平方向幅をRとしたとき、L:S=o:p(但し、oは自然数、pはR/L未満の自然数)が成立しない関係にあることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の配置レンズ諸元導出方法。
- 前記表示装置を表示制御するコンピュータに、前記レンチキュラレンズアレイを通じて前記表示装置画面を撮影するカメラの撮影画像に基づいて請求項1〜8の何れか一項に記載の配置レンズ諸元導出方法を実行させるためのプログラム。
- 前記角度調整ステップは、前記コンピュータが前記撮影画像をフーリエスペクトル解析し、低周波成分のピーク(輝点)の位相と高周波成分のピーク(輝点)の位相とをそろえるように前記平行直線群の角度を変化させることで、前記レンチキュラレンズアレイのレンズ境界線角度と前記表示された平行直線群を前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される色縞の角度とが合うような調整を行うステップであることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
- 前記間隔調整ステップは、前記コンピュータが前記撮影画像をフーリエスペクトル解析し、低周波成分のピーク(輝点)を低減させるように前記均等間隔を変化させることで、前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される前記表示装置画面全体の色が均一色となるような調整を行うステップであることを特徴とする請求項9又は10に記載のプログラム。
- 前記表示装置を表示制御するコンピュータに、前記レンチキュラレンズアレイを通じて前記表示装置画面を撮影するカメラの撮影画像に基づいて請求項5に記載の配置レンズ諸元導出方法を実行させるためのプログラムであって、
前記位置調整ステップは、前記コンピュータが前記撮影画像のG(緑色)成分画像をフーリエスペクトル解析し、低周波成分のピーク(輝点)を低減させるように前記平行直線群の表示位置を平行移動させることで、前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される前記表示画面全体の色が赤色や青色に偏らないような調整を行うステップであることを特徴とするプログラム。 - 請求項9〜12の何れか一項に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。
- 立体視用に表示装置の画面上に着脱可能に配置されたレンチキュラレンズアレイに係る諸元を求める配置レンズ諸元導出方法であって、
所与の角度及び所与の均等間隔の平行直線群を前記表示装置に表示させる直線群表示ステップと、
前記レンチキュラレンズアレイのレンズ境界線角度と前記表示された平行直線群を前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される色縞の角度とが合うように前記レンチキュラレンズアレイを前記表示装置画面と平行に回転させることで、前記レンチキュラレンズアレイの配置角度を導出する配置角度導出ステップと、
前記配置角度導出ステップで前記レンチキュラレンズアレイの配置角度が導出された状態のまま前記レンチキュラレンズアレイを固定し、前記レンチキュラレンズアレイを通じて見た際に視認される前記表示装置画面全体の色が均一色となるように前記平行直線群の均等間隔を変化させることで当該均等間隔を調整し、調整した均等間隔から前記レンズピッチを求めるレンズピッチ導出ステップと、
を含む配置レンズ諸元導出方法。 - 前記レンズピッチ導出ステップで前記レンズピッチが導出された状態のまま、希望観察位置の両眼中央位置で前記レンチキュラレンズアレイを通じて前記表示装置画面を見た際に視認される前記表示装置画面全体の色が所定の色条件を満たす色となるように前記レンチキュラレンズアレイを前記表示装置画面と平行に移動させることで、前記レンチキュラレンズアレイの配置基準位置を導出する配置基準位置導出ステップ、
を更に含む請求項14に記載の配置レンズ諸元導出方法。 - 立体視用に表示装置の画面上に配置されたレンチキュラレンズアレイに係る諸元を、前記レンチキュラレンズアレイを通じて前記表示装置画面を撮影するカメラの撮影画像に基づいて導出する配置レンズ諸元導出装置であって、
所与の角度及び所与の均等間隔の平行直線群を前記表示装置に表示させる制御を行う直線群表示制御手段と、
前記レンチキュラレンズアレイのレンズ境界線角度と前記撮影画像中に表れる色縞の角度とが合うように、前記平行直線群の角度を変化させる制御を行う角度調整手段と、
前記角度調整手段によって調整された前記平行直線群の角度を固定し、前記撮影画像に基づいて、前記表示装置画面全体の色が均一色となるように、前記平行直線群の均等間隔を変化させる制御を行う間隔調整手段と、
前記間隔調整手段によって調整された均等間隔に基づいて前記レンズピッチを導出し、前記角度調整手段によって調整された角度に基づいて前記レンチキュラレンズアレイの配置角度を導出する導出手段と、
を備えた配置レンズ諸元導出装置。
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