JP4832318B2 - 列車運行管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道の運行管理において、列車のダイヤに乱れが生じたときに、ダイヤの復旧にあたって、列車の運行計画を変更するために用いる列車運行管理システムに関する。
従来の列車運行管理システムでは、複数端末を用いて同一の運行計画を修正する場合には、それぞれの端末より入力された修正案が他の端末へ影響を与える場合には、一つの端末が修正のために入力を行っている間、他の端末が操作禁止となる制御方法を用いている。そのような制御方式と、ある端末における変更入力が、即座に他の端末に転送され反映される手段とを組み合わせる方式を用いることによって、それぞれの端末より入力された運行計画の修正案が互いに矛盾することを防いでいる。
特許3562079号
従来の技術における列車の運行管理システムは、一つの端末が修正のために入力を行っている間は、他の端末からの同じ区間に対する変更入力を許可しないようにしているため、特に端末を運転司令室だけでなく、車両、常務員区所などに分散配置する場合には、司令員同士で互いの入力しようとしている内容を把握することが困難であることから、他の端末で変更中であることを知らずに変更を入力して却下される事象が多くなり、操作の手戻りが増加してしまうという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、離れた場所にいる司令員が同一の運行計画を変更する際においても、再入力となる回数を減少させることができる運行管理システムを得ることを目的とする。
この発明に係わる列車運行管理システムは、列車の路線区間を単位とした運行計画を登録する運行計画登録手段および上記運行計画を変更する計画変更案を登録する計画変更案登録手段を有する端末統括装置、上記運行計画を変更する計画変更送信手段を有する複数台の計画変更入力端末を備えた列車運行管理システムにおいて、一つの上記計画変更入力端末から上記計画変更案を送信し、上記端末統括装置に入力中である場合に、上記計画変更登録手段によって、上記計画変更案が影響する上記路線区間をロック区間として特定するとともに、上記計画変更案が影響する時間帯を特定し、上記ロック区間の特定した上記時間帯への他の上記計画変更入力端末からの入力を禁止するとともに、上記計画変更入力端末に上記ロック区間の情報を送信し、上記計画変更入力端末の表示装置に、上記ロック区間の情報を表示するように構成したものである。
また、この発明に係わる列車運行管理システムは、列車を単位とした運行計画を登録する運行計画登録手段および上記運行計画を変更する計画変更案を登録する計画変更案登録手段を有する端末統括装置、上記運行計画を変更する計画変更送信手段を有する複数台の計画変更入力端末を備えた列車運行管理システムにおいて、一つの上記計画変更入力端末から上記計画変更案を送信し、上記端末統括装置に入力中である場合に、上記計画変更登録手段によって、一つの路線区間に運行される複数の上記列車のうち上記計画変更案が影響する一つの上記列車をロック列車として特定し、上記ロック列車への他の上記計画変更入力端末からの入力を禁止するとともに、上記計画変更入力端末に上記ロック列車の情報を送信し、上記計画変更入力端末の表示装置に、上記ロック列車の情報を表示するように構成したものである。
この発明の列車運行管理システムによれば、各計画変更入力端末の表示装置に表示されている、ロック区間の情報を容易に確認できるため、離れた場所にいる司令員が同一の運行計画を変更する際においても、再入力となる回数を減少させることができるという効果がある。
また、この発明の列車運行管理システムによれば、各計画変更入力端末の表示装置に表示されている、ロック列車の情報を容易に確認できるため、離れた場所にいる司令員が同一の運行計画を変更する際においても、再入力となる回数を減少させることができるという効果がある。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1による列車運行管理システムは、列車の路線区間を単位とした運行計画を登録する運行計画登録手段および運行計画を変更する計画変更案を登録する計画変更案登録手段を有する端末統括装置、運行計画を変更する計画変更送信手段を有する複数台の計画変更入力端末を備えた列車運行管理システムにおいて、一つの計画変更入力端末から計画変更案を送信し、端末統括装置に入力中である場合に、計画変更登録手段によって、計画変更案が影響する路線区間をロック区間として特定し、ロック区間への他の計画変更入力端末からの入力を禁止するとともに、計画変更入力端末にロック区間の情報を送信し、計画変更入力端末の表示装置に、ロック区間の情報を表示するように構成している。
図1は、この発明の実施の形態1による列車運行管理システムを示す構成図である。
図1において、各駅に設置された、てこ盤1a〜1cを手動操作して連動装置2a〜2cを介して信号機や転轍機を制御する。もしくは、中央演算処理装置5から、ローカルエリアネットワーク(制御用)4および駅制御装置3a〜3c、連動装置2a〜2cを介した自動制御により、信号機や転轍機を制御する。これらの制御結果により、連動装置2a〜2cと接続された駅制御装置3a〜3cから、ローカルエリアネットワーク(制御用)4を介して列車の最新の運行実績データが、中央演算処理装置5に送信される。
中央演算処理装置5は、端末統括装置6に接続され、運行実績データを送信する。この運行実績データは、ローカルエリアネットワーク(端末用)14を介して、計画変更入力端末15a〜15cに送信される。
端末統括装置6は、中央演算処理装置5とローカルエリアネットワーク(端末用)14とに接続され、中央演算処理装置5から最新の運行実績データが入力されるデータ受信手段7と、このデータ受信手段7に入力された最新の運行実績データを登録する運行実績登録手段9と、計画変更入力端末15a〜15cから計画変更案データや計画変更決定データが入力されるデータ受信手段12と、データ受信手段12に入力された計画変更案データを登録し、当該計画変更案データと同じ区間に対する変更の重複を防ぐためにロックする路線範囲(路線区間)を抽出したロック区間データを登録してデータ送信手段13を通じて計画変更入力端末15a〜15cに送信し、データ受信手段12に計画変更決定データが入力されたときには当該計画変更案データを運行計画登録手段11に登録し、当該計画変更案データによって生じていたロックを解除してロック区間データを更新し、データ送信手段13を通じて計画変更入力端末15a〜15cに送信する当該計画変更案計画変更案登録手段10を有している。
さらに、端末統括装置6は、運行実績登録手段9に登録された運行実績データを全ての計画変更入力端末15a〜15cに送信し、かつデータ受信手段12に計画変更案データが入力されたときに計画変更案登録手段10によって作成されたロック区間データを計画変更入力端末へ送信するデータ送信手段13と、計画変更案登録手段10に登録された計画変更案の決定がデータ受信手段12に入力されたときに、当該計画変更案データを登録する運行計画登録手段11と、運行計画登録手段11に登録された計画変更データのうち、信号機や転轍機の操作に必要な計画変更データを抽出して中央演算処理装置5に送信するデータ送信手段8を有する構成となっている。
計画変更入力端末15a〜15cは、ローカルエリアネットワーク(端末用)14と、表示装置(画面)25a(〜25c)と、入力装置24a(〜24c)とに接続され、ローカルエリアネットワーク(端末用)14から入力された計画変更データを運行計画登録手段21a(〜21c)に、運行実績データを運行実績登録手段20a(〜20c)に、ロック区間データを排他状況登録手段26a(〜26c)に送信するデータ受信手段17a(〜17c)と、このデータ受信手段17a(〜17c)に入力された運行実績データを登録する運行実績登録手段20a(〜20c)を有している。
さらに、計画変更入力端末15a〜15cは、このデータ受信手段17a(〜17c)に入力されたロック区間データを登録する排他状況登録手段26a(〜26c)と、運行計画データや運行実績データ、ロック区間データなどを表示装置25a(〜25c)に表示させるための画面データを作成する運行計画・実績表示手段19a(〜19c)と、表示装置25a(〜25c)及び入力装置24a(〜24c)が接続されたマンマシンI/F(インターフェース)手段22a(〜22c)と、指令員によって入力装置24a(〜24c)から入力された計画変更案が排他状況登録手段26a(〜26c)に登録されているロック区間に影響するものでないことを確認して運行計画登録手段21a(〜21c)に登録する計画変更登録手段23a(〜23c)を有している。
さらに、計画変更入力端末15a〜15cは、端末統括装置6の中の運行計画登録手段11に登録された運行計画のコピーである運行計画(本)及び運行計画(本)に対して検討中の計画変更案を施した運行計画(仮)を登録(記憶)する運行計画登録手段21a(〜21c)と、指令員によって入力装置24a(〜24c)から計画変更案の送信が入力された際にそれらをローカルエリアネットワーク(端末用)14を介して端末統括装置6へ送信する計画変更案送信手段18a(〜18c)と、指令員によって入力装置24a(〜24c)から計画変更の決定が入力された際にそれらをローカルエリアネットワーク(端末用)14を介して端末統括装置6へ送信する計画変更決定手段16a(〜16c)とにより構成されている。
なお、端末統括装置6と、計画変更入力端末15a〜15cは、CPUと、記憶装置とをハードウェアとして少なくとも有し、データ受信手段7、データ送信手段8、運行実績登録手段9、計画変更案登録手段10、運行計画登録手段11、データ受信手段12、データ送信手段13、計画変更決定手段16a(〜16c)、データ受信手段17a(〜17c)、計画変更案送信手段18a(〜18c)、運行計画・実績表示手段19a(〜19c)、運行実績登録手段20a(〜20c)、運行計画登録手段21a(〜21c)、マンマシンI/F手段22a(〜22c)、変更計画登録手段23a(〜23c)、排他状況登録手段26a(〜26c)は、CPUにより実行される各ソフトウェアに相当し、各登録手段による情報の登録は、記憶装置に記憶することにより行われる。
次に動作について説明する。このときの操作、処理手順を図2のフローチャートに示す。
まず、ステップ101において、計画変更入力端末15a〜15cでは、ローカルエリアネットワーク(端末用)14を介して端末統括装置6に接続されたデータ受信手段17a(〜17c)を介して入力された最新の運行実績データ、当日の運行計画、及び他の端末にて運行計画を修正中であることを示すロック区間データが、それぞれ運行実績登録手段20a(〜20c)、運行計画登録手段21a(〜21c)および排他状況登録手段26a(〜26c)に登録される。最新の運行実績データは、運行計画・実績表示手段19a(〜19c)およびマンマシンI/F手段22a(〜22c)を介して、表示装置25a(〜25c)に表示される。
このステップ101において、指令員が、表示装置25a(〜25c)に表示された運行実績を見て、運行計画の変更が必要であると判断した場合、まずはこれから運行計画を変更しようとする区間が、他端末により修正中のためロック中と表示装置25a(〜25c)に表示されていないこと(計画変更案は、ロック区間外であるか)を確認する。
次に、ステップ102において、ロック中でないことを確認した場合、入力装置24a(〜24c)を操作することにより、マンマシンI/F手段22a(〜22c)および計画変更登録手段23a(〜23c)が運行計画変更案データを作成(計画変更案入力)する。
次に、ステップ103において、運行計画変更案データは、排他状況登録手段26a(〜26c)に登録されているロック区間データと照合され、ロック区間を含まない(ロック区間に影響を及ぼさない)ものであると確認できれば、運行計画登録手段21a(〜21c)に運行計画(仮)として登録される。誤入力によりロック区間を含んでいる場合は、当該計画変更案は破棄され、運行計画(仮)の登録からやり直す。
次に、ステップ104において、運行計画登録手段21a(〜21c)に登録された計画変更案は、計画変更案送信手段18a(〜18c)と、ローカルエリアネットワーク(端末用)14を介して端末統括装置6に送信される。
次に、ステップ105において、端末統括装置6では、データ受信手段12に入力された計画変更案を計画変更案登録手段10に送り、当該計画変更案が影響する路線範囲(区間)を判断し、ロック区間データとして登録する。そして、ロック区間に対する計画変更が重複することを防ぐために、計画変更入力端末15a〜15cに対して、データ送信手段13およびローカルエリアネットワーク(端末用)14を介してロック区間データを送信する。
ロック区間データを受信した計画変更入力端末15a〜15cでは、データ受信手段17a(〜17c)、排他状況登録手段26a(〜26c)、運行計画・実績表示手段19a(〜19c)、マンマシンI/F手段22a(〜22c)を介して、表示装置25a(〜25c)に、ロック区間を表示する。
次に、ステップ106において、関係する指令員同士が電話等の手段により協議した結果、計画変更案を実際の運行計画に反映することが適当であるとの結論に至った場合、入力装置24a(〜24c)を操作することにより、マンマシンI/F手段22a(〜22c)、計画変更決定手段16a(〜16c)およびローカルエリアネットワーク(端末用)14を介して、計画変更が端末統括装置6へ送信される。計画変更案が適当でない場合は、この計画変更案を破棄し、運行計画(仮)の登録からやり直す。
次に、ステップ107において、端末統括装置6では、データ受信手段12により入力された計画変更が運行計画登録手段11によって運行計画(正)に登録される。運行計画(正)の変更は、データ送信手段13、ローカルエリアネットワーク(端末用)14、データ受信手段17a(〜17c)を介して運行計画登録手段21a(〜21c)に送信され、運行計画(本)を更新する。また、運行計画(正)の変更のうち、信号機や転轍機などの制御に必要な列車ダイヤの変更については、データ送信手段8を介して中央演算処理装置5へ送信され、実際の信号機や転轍機などの制御に反映される。
実施の形態1によれば、このように、指令員が計画変更案を入力する前に、競合する入力を他の指令員が行っていることが一目でわかるため、入力した計画変更案が許可されないことにより計画変更案入力に費やした時間が無駄になる確率を大幅に下げることが出来る。従って、計画変更案入力の効率を上げることが出来るという効果がある。
また、計画変更案の入力に際し、ロック区間を特定することに加え、時間帯を特定してロックするように構成することで、同一区間への異なる時間帯の入力を同時に行うことが可能となり、列車運行ダイヤの復旧を迅速に行うことが可能となることは言うまでもない。
実施の形態2.
実施の形態1では、計画変更案登録手段10および排他状況登録手段26a(〜26c)の中に、ロック区間のみを登録するようにしたが、この実施の形態2では、図3に示すように、当該区間をロックした端末装置(計画変更入力端末15a〜15c)の番号(図中には、ロック端末と表示する。)も登録するように構成する。これによって、計画変更入力端末15a〜15cの表示装置25a(〜25c)に、ロック区間の表示とともに、入力操作を行っている端末装置の番号も併せて表示することができる。このように入力操作中の端末番号を表示するように構成することで、例えば、指令員が計画変更案を入力途中であることを失念して、計画変更案の決定もしくは破棄の入力をせず長時間放置した場合でも、他の指令員が異状を認めて、ロックした指令員に入力を促すことが出来るという効果がある。
実施の形態3.
実施の形態1および2では、計画変更案登録手段10および排他状況登録手段26a(〜26c)の中に、ロック区間を登録するようにしたが、この実施の形態3では、図4に示すように、ロックの対象を路線区間ではなく列車(図中には、ロック列車と表示する。)とする場合について示す。列車をロック対象とし、列車単位でロックするようにし、ロック列車を特定することで、区間は同じであるが、時間的に離れている複数の計画変更案を同時に入力できるようになるという効果がある。
ここで、実施の形態2において示した場合と同様に、図4に示すように、計画変更案登録手段10および排他状況登録手段26a(〜26c)の中に、ロック列車のみではなく、当該列車をロックした端末装置の番号(図中には、ロック端末と表示する。)も登録するように構成する。これによって、計画変更入力端末15a〜15cの表示装置25a(〜25c)に、ロック列車の表示とともに、入力操作を行っている端末装置の番号も併せて表示することができる。このように入力操作中の端末装置番号を表示すれば、例えば、指令員が計画変更案を入力途中であることを失念して、計画変更案の決定もしくは破棄の入力をせず長時間放置した場合でも、他の指令員が異状を認めて、ロックした指令員に入力を促すことが出来るという効果がある。
実施の形態4.
上述の実施の形態1〜3においては、計画変更案を作成後、入力操作に入る段階でロック区間またはロック列車を特定するということについて説明したが、上述の実施の形態1〜3では、ロックを行うまでの計画変更案作成の段階において、複数の司令員が、別々の計画変更入力端末において、並行して計画変更案を作成している場合があった。この実施の形態4では、計画変更案を作成前の段階において、ロック区間またはロック列車を特定し、ロックをかけた状態で当該区間または当該列車の計画変更案の作成に取りかかるように列車運行管理システムを構成し、一つの区間または一つの列車に対して計画変更案を作成できる端末装置を一つに特定して運用する場合について説明する。
図5に、この実施の形態4の列車運行管理システムにおける計画変更作業のフローチャートを示す。なお、この実施の形態4では、ロック対象となるのは、鉄道の路線区間である場合を示す。図5に示すように、計画変更作業を開始(START)し、まずステップ111において、司令員が表示装置(画面)25a(〜25c)において、ロック済みの区間(ロック区間)を確認する。司令員が作成しようとしている計画変更案と表示されたロック区間とが重複する部分を含んでいる場合、計画変更案と抵触ありとして、再度、計画変更案を作成する区間を選定し直すため、ステップ111の上流へ戻り、司令員が作成しようとする計画変更案と表示されたロック区間とが重複する部分がない場合、抵触なしとして、次のステップ112へ進む。
ステップ112では、司令員が計画変更しようとする区間をロックして端末統括装置6へ、ロック区間の情報を送信する。
次に、ステップ113では、端末統括装置6から計画変更入力端末15a〜15cへ、排他状況データの送信を行い、この段階で、ロックを行っていない司令員が操作する計画変更入力端末15a〜15cにおいても、ロック区間が表示され、ロックを行っていない司令員が、表示装置25a(〜25c)を見るだけで、簡単に、ロック状態を確認でき、ロックされた路線区間のダイヤ修正に他者が取りかかっていることを把握することができる。
次に、ステップ114において、ロックを行った司令員が、自分(司令員自身)がステップ112でロックした範囲内で、計画変更入力端末15a〜15cのいずれかにおいて計画変更案を作成(入力)する。
次に、ステップ115において、司令員は、計画変更入力端末(15a〜15cのいずれか)から、端末統括装置6へ、計画変更案を送信する。
次に、ステップ116において、計画変更案は妥当であるかどうかについて検討し、妥当である場合は、次のステップ117へ進み、妥当でない場合は、ステップ111の上流に、ロックを解除して戻る。または、妥当でないと判断された場合、ロックを解除することなく、ステップ114へ戻って、妥当となる計画変更案を再作成する。ステップ116にいて妥当でないという判断であった場合には、司令員によって、どのステップまで戻るかを判定するものとする。
ステップ116において、計画変更案が妥当であると判断されると、ステップ117に進み、計画変更案が端末統括装置6において登録され、ロック区間の解除が行われ、操作が終了(END)する。
上述の例では、ロックする対象が、路線区間の一部分である場合を示したが、実施の形態3において示したように、列車をロックの対象として、計画変更案を作成する場合があることは言うまでもない。
このように、一つの計画変更入力端末によって計画変更案を作成する前に、計画変更案登録手段によって計画変更案が影響する路線区間をロック区間として(または、計画変更案が影響する列車をロック列車として)特定し、ロック区間(または、ロック列車)への他の計画変更入力端末からの入力を禁止した上で、一つの計画変更入力端末によって計画変更案を作成する手段を備えた列車運行管理システムとすることによって、一つのロック区間(または、ロック列車)に対して複数の司令員が、同時に計画変更案を作成することを抑制でき、作業の効率的な分担が可能となり、ダイヤの復旧を効率良く行うことが可能になるという効果がある。
この発明の実施の形態1における列車運行管理システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1の運行管理システムにおける計画変更作業のフローチャートを示す図である。 この発明の実施の形態2における列車運行管理システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態3における列車運行管理システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態4の列車運行管理システムにおける計画変更作業のフローチャートを示す図である。
符号の説明
1a〜1c てこ盤、 2a〜2c 連動装置、
3a〜3c 駅制御装置、 4 ローカルエリアネットワーク(制御用)、
5 中央演算処理装置、 6 端末統括装置、
7 データ受信手段、 8 データ送信手段、
9 運行実績登録手段、 10 計画変更案登録手段、
11 運行計画登録手段、 12データ受信手段、
13 データ送信手段、 14ローカルエリアネットワーク(端末用)、
15a〜15c 計画変更入力端末、 16a〜16c 計画変更決定手段、
17a〜17c データ受信手段、 18a〜18c 計画変更案送信手段、
19a〜19c 運行計画・実績表示手段、20a〜20c 運行実績登録手段、
21a〜21c 運行計画登録手段、 22a〜22c マンマシンI/F手段、
23a〜23c 変更計画登録手段、 24a〜24c 入力装置、
25a〜25c 表示装置、 26a〜26c 排他状況登録手段。

Claims (5)

  1. 列車の路線区間を単位とした運行計画を登録する運行計画登録手段および上記運行計画を変更する計画変更案を登録する計画変更案登録手段を有する端末統括装置、上記運行計画を変更する計画変更送信手段を有する複数台の計画変更入力端末を備えた列車運行管理システムにおいて、一つの上記計画変更入力端末から上記計画変更案を送信し、上記端末統括装置に入力中である場合に、上記計画変更登録手段によって、上記計画変更案が影響する上記路線区間をロック区間として特定するとともに、上記計画変更案が影響する時間帯を特定し、上記ロック区間の特定した上記時間帯への他の上記計画変更入力端末からの入力を禁止するとともに、上記計画変更入力端末に上記ロック区間の情報を送信し、上記計画変更入力端末の表示装置に、上記ロック区間の情報を表示するように構成したことを特徴とする列車運行管理システム。
  2. 列車を単位とした運行計画を登録する運行計画登録手段および上記運行計画を変更する計画変更案を登録する計画変更案登録手段を有する端末統括装置、上記運行計画を変更する計画変更送信手段を有する複数台の計画変更入力端末を備えた列車運行管理システムにおいて、一つの上記計画変更入力端末から上記計画変更案を送信し、上記端末統括装置に入力中である場合に、上記計画変更登録手段によって、一つの路線区間に運行される複数の上記列車のうち上記計画変更案が影響する一つの上記列車をロック列車として特定し、上記ロック列車への他の上記計画変更入力端末からの入力を禁止するとともに、上記計画変更入力端末に上記ロック列車の情報を送信し、上記計画変更入力端末の表示装置に、上記ロック列車の情報を表示するように構成したことを特徴とする列車運行管理システム。
  3. 上記計画変更入力端末の表示装置に、上記端末統括装置に上記計画変更案を入力中である上記計画変更入力端末の端末番号を表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の列車運行管理システム。
  4. 一つの上記計画変更入力端末によって上記計画変更案を作成する前に、上記計画変更案登録手段によって上記計画変更案が影響する路線区間を上記ロック区間として特定し、上記ロック区間への他の上記計画変更入力端末からの入力を禁止した上で、一つの上記計画変更入力端末によって上記計画変更案を作成する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の列車運行管理システム。
  5. 一つの上記計画変更入力端末によって上記計画変更案を作成する前に、上記計画変更案登録手段によって上記計画変更案が影響する列車を上記ロック列車として特定し、上記ロック列車への他の上記計画変更入力端末からの入力を禁止した上で、一つの上記計画変更入力端末によって上記計画変更案を作成する手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の列車運行管理システム。
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