JP4832088B2 - 改善されたアシストフィーチャ構造をマスクレイアウトにおいて決定するための方法および装置 - Google Patents

改善されたアシストフィーチャ構造をマスクレイアウトにおいて決定するための方法および装置 Download PDF

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Description

(関連出願)
本出願は、2005年2月24日出願(代理人整理番号SNPS‐0641)の、「METHOD AND APPARATUS FOR IDENTIFYING A MANUFACTURING PROBLEM AREA IN A LAYOUT USING A PROCESS‐SENSITIVITY MODEL」と題された、発明者らLawrence S.Melvin III、James P.Shiely による米国特許出願第11/065,409号の一部継続出願であり、35 U.S.C.§120に基づき、該特許出願に対し優先権を主張する。
本発明は集積回路の製造に関する。より詳細には、本発明は、プロセス感度モデル(process−sensitivity model)を用いて、改善されたアシストフィーチャ構造をマスクレイアウトにおいて決定するための方法および装置に関する。
近年の半導体集積密度における劇的な改良は、その大部分が半導体製造技術における対応する改良を通じて達成された。
1つのそのような半導体製造技術は、マスクレイアウト内にアシストフィーチャを配置することを含む。アシストフィーチャは印刷(たとえば超解像度アシストフィーチャ)または非印刷(たとえばサブ解像度アシストフィーチャ)であり得るという点に留意されたい。いずれの場合においても、これらのアシストフィーチャは、ウエハ上に印刷しようとするラインのリソグラフィ性能を向上させることを目的とする。
アシストフィーチャを配置するための本技術は、アシストフィーチャが、フィーチャ幅と間隔パラメータの組み合わせに基づいて配置される、ルールに基づいた方法論を用いている。これらの技術は、2Dフィーチャの焦点深度を改善するためにアシストフィーチャの長さを最適化するようには向けられていないという点に留意されたい。
さらに、ルールに基づいた方法では、配置および/または寸法決定(dimensioning)が、欠点のあるものまたは最適ではないものになる可能性がある。また、大規模かつ複雑なレイアウトには多数の設計ルールが必要であり、そのような設計ルールを管理するのは非常に困難である。さらに、設計ルールは過度に制限的になり、設計者が最良のデバイス性能を達成できなくなり得るようなものになる可能性がある。
また、ルールに基づいた技術は、一般的に、パターンのうち1D領域の生産可能性を向上するように適合されている。その結果、ルールに基づいた技術は通常、パターン内の2D領域の焦点深度を改善するのに効果的でない。
したがって、アシストフィーチャの位置および寸法をマスクレイアウトにおいて決定するための、上記問題のない方法および装置が必要である。
本発明の一実施形態は、未修正のマスクレイアウトまたは修正済みのマスクレイアウトにおいて、1つ以上のアシストフィーチャの位置および寸法を決定するシステムを提供する。動作中、システムはマスクレイアウトを受け取る。次いで、システムは、マスクレイアウト内の1つ以上のアシストフィーチャに対し位置および寸法を特定する、候補のアシストフィーチャ構造のセットを作成する。次に、システムは、候補のアシストフィーチャ構造のセットとプロセス感度モデルとを用いて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定する。プロセス感度モデルは、プロセス感度情報を取り込む(capture)多次元関数で表され得る。候補のアシストフィーチャ構造に基づいてマスクレイアウト内にアシストフィーチャを配置することによってマスクレイアウトの製造可能性が向上するという点に留意されたい。さらに、改善されたアシストフィーチャ構造を決定するのにプロセス感度モデルを用いることによって、改善されたアシストフィーチャ構造をマスクレイアウトにおいて決定するために必要な計算時間が短縮される。
本実施形態の変形において、システムは、マスクレイアウト内に評価点のセットを選択することと、候補のアシストフィーチャ構造のセットのために、評価点のセットにおけるプロセス変動値を計算することと、最適化問題に対する解が1つのアシストフィーチャ構造に関連するように、プロセス変動値に基づいて最適化問題を定式化することと、最適化問題に対し実質的に最適である解を計算することと、最適化問題に対し実質的に最適である解に基づいて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定することとによって、改善されたアシストフィーチャ構造を決定する。システムが、最初に候補のアシストフィーチャ構造のセットからのアシストフィーチャ構造に基づいて代表的なアシストフィーチャをマスクレイアウト内に配置し、次いで、マスクレイアウト(代表的なアシストフィーチャを含む)を表す多次元関数をプロセス感度モデルに繰り込み評価点のセットにおけるプロセス変動値を評価することによって、プロセス変動値を計算できるという点に留意されたい。さらに、一実施形態において、最適化問題に対する目的関数は、評価点におけるプロセス変動値に関連する変数の一次結合である。
本実施形態の変形において、システムは、名目上の(nominal)プロセス条件下における半導体製造プロセスをモデル化する、目標とする(on−target)プロセスモデルを作成することと、名目上のプロセス条件とは異なる1つ以上のプロセス条件下における半導体製造プロセスをモデル化する、目標としない(off−target)1つ以上のプロセスモデルを作成することと、次に、システムは、目標とするプロセスモデルと、目標としないプロセスモデルとを用いて、プロセス感度モデルを計算することとによって、プロセス感度モデルを計算することができる。システムが、目標とするプロセスモデルと、目標としない1つ以上のプロセスモデルとの一次結合を計算することによって、プロセス感度モデルを計算できるという点に留意されたい。さらに、半導体製造プロセスは、フォトリソグラフィか、エッチか、化学機械的研磨(CMP)か、トレンチ充填か、レチクル製造かを包み得るという点に留意されたい。
本発明の別の実施形態は、未修正のマスクレイアウトまたは修正済みのマスクレイアウトにおいて、1つ以上のアシストフィーチャの位置および寸法を決定するシステムを提供する。動作中、システムは、マスクレイアウトの2D領域内に位置するアシストフィーチャのセットを受け取る。次いで、システムは、アシストフィーチャのセット内の1つ以上のアシストフィーチャに対し寸法を特定する、候補のアシストフィーチャ構造のセットを作成する。次に、システムは、候補のアシストフィーチャ構造のセットと、1つ以上の半導体製造プロセスをモデル化するプロセスモデルとを用いて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定する。改善されたアシストフィーチャ構造に基づいてマスクレイアウトにおいてアシストフィーチャの寸法を決定することによって、マスクレイアウトの製造可能性(manufacturability)が向上するという点に留意されたい。さらに、改善されたアシストフィーチャ構造を決定するのにプロセス感度モデルを用いることによって、改善されたアシストフィーチャ構造をマスクレイアウトにおいて決定するために必要な計算時間が短縮される。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)
1つ以上のアシストフィーチャの位置および寸法をマスクレイアウトにおいて特定する、アシストフィーチャ構造を決定する方法であって、該方法は、
マスクレイアウトを受け取ることと、
候補のアシストフィーチャ構造のセットを作成することと、
該候補のアシストフィーチャ構造のセットと、プロセス感度モデルとを用いて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定することであって、該プロセス感度モデルは、プロセス感度情報を取り込む多次元関数によって表され得る、ことと
を包含し、
該改善されたアシストフィーチャ構造に基づき、アシストフィーチャを該マスクレイアウトにおいて配置することが、該マスクレイアウトの製造可能性を向上し、
該改善されたアシストフィーチャ構造を決定するために該プロセス感度モデルを用いることが、該改善されたアシストフィーチャ構造を該マスクレイアウトにおいて決定するのに必要な計算時間を短縮する、方法。
(項目2)
上記改善されたアシストフィーチャ構造を決定することが、
上記マスクレイアウトにおいて評価点のセットを選択することと、
上記候補のアシストフィーチャ構造のセットのために、該評価点のセットにおけるプロセス変動値を計算することであって、
該候補のアシストフィーチャ構造のセットのうちの1つの候補のアシストフィーチャ構造に基づき、代表的なアシストフィーチャを該マスクレイアウトにおいて配置することと、
上記プロセス感度モデルに、該マスクレイアウトを表す多次元関数を繰り込むことによって、該評価点のセットにおけるプロセス変動値を評価することと
を反復的に行うことによって計算することと、
該プロセス変動値に基づいて、最適化問題を定式化することであって、該最適化問題に対する解がアシストフィーチャ構造に関連する、ことと、
該最適化問題に対する実質的に最適である解を計算することと、
該最適化問題に対する該実質的に最適である解に基づき、該改善されたアシストフィーチャ構造を決定することと
を包含する、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記最適化問題に対する目的関数が、上記評価点における上記プロセス変動値に関連する変数の一次結合である、項目2に記載の方法。
(項目4)
上記プロセス感度モデルが、
名目上のプロセス条件下における半導体製造プロセスをモデル化する、目標であるプロセスモデルを作成することと、
名目上のプロセス条件とは異なる1つ以上のプロセス条件下における半導体製造プロセスをモデル化する、1つ以上の目標でないプロセスモデルを作成することと、
該目標であるプロセスモデルと、該1つ以上の目標でないプロセスモデルとを用いて、該プロセス感度モデルを計算することと
によって計算され得る、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記プロセス感度モデルを計算することが、上記目標であるプロセスモデルと上記1つ以上の目標でないプロセスモデルとの一次結合を計算することを含む、項目4に記載の方法。
(項目6)
上記半導体製造プロセスが、
フォトリソグラフィか、
エッチか、
化学機械的研磨(CMP)か、
トレンチ充填か、
レチクル製造か
を含むことが可能である、項目4に記載の方法。
(項目7)
上記マスクレイアウトが、未修正または修正済みのマスクレイアウトであり得る、項目1に記載の方法。
(項目8)
コンピュータによって実行される際に、1つ以上のアシストフィーチャの位置および寸法をマスクレイアウトにおいて特定する、アシストフィーチャ構造を決定する方法を該コンピュータに実行させる命令を格納したコンピュータ可読記憶媒体であって、該方法は、
マスクレイアウトを受け取ることと、
候補のアシストフィーチャ構造のセットを作成することと、
該候補のアシストフィーチャ構造のセットと、プロセス感度モデルとを用いて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定することであって、該プロセス感度モデルは、プロセス感度情報を取り込む多次元関数によって表され得る、ことと
を包含し、
該改善されたアシストフィーチャ構造に基づき、アシストフィーチャを該マスクレイアウトにおいて配置することが、該マスクレイアウトの製造可能性を向上し、
該改善されたアシストフィーチャ構造を決定するために該プロセス感度モデルを用いることが、該改善されたアシストフィーチャ構造を該マスクレイアウトにおいて決定するのに必要な計算時間を短縮する、コンピュータ可読記憶媒体。
(項目9)
上記改善されたアシストフィーチャ構造を決定することが、
上記マスクレイアウトにおいて評価点のセットを選択することと、
上記候補のアシストフィーチャ構造のセットのために、該評価点のセットにおけるプロセス変動値を計算することであって、
該候補のアシストフィーチャ構造のセットのうちの1つのアシストフィーチャ構造に基づき、代表的なアシストフィーチャを該マスクレイアウトにおいて配置することと、
上記プロセス感度モデルに、該マスクレイアウトを表す多次元関数を繰り込むことによって、該評価点のセットにおけるプロセス変動値を評価することと、
を反復的に行うことによって計算することと、
該プロセス変動値に基づいて、最適化問題を定式化することであって、該最適化問題に対する解がアシストフィーチャ構造に関連する、ことと、
該最適化問題に対する実質的に最適である解を計算することと、
該最適化問題に対する該実質的に最適である解に基づき、該改善されたアシストフィーチャ構造を決定することと
を包含する、項目8に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
(項目10)
上記最適化問題に対する目的関数が、上記評価点における上記プロセス変動値に関連する変数の一次結合である、項目9に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
(項目11)
上記プロセス感度モデルが、
名目上のプロセス条件下における半導体製造プロセスをモデル化する、目標であるプロセスモデルを作成することと、
名目上のプロセス条件とは異なる1つ以上のプロセス条件下における半導体製造プロセスをモデル化する、1つ以上の目標でないプロセスモデルを作成することと、
該目標であるプロセスモデルと、該1つ以上の目標でないプロセスモデルとを用いて、該プロセス感度モデルを計算することと
によって計算され得る、項目8に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
(項目12)
上記プロセス感度モデルを計算することが、上記目標であるプロセスモデルと上記1つ以上の目標でないプロセスモデルとの一次結合を計算することを含む、項目11に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
(項目13)
上記半導体製造プロセスが、
フォトリソグラフィか、
エッチか、
化学機械的研磨(CMP)か、
トレンチ充填か、
レチクル製造か
を含むことが可能である、項目11に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
(項目14)
上記マスクレイアウトが、未修正または修正済みのマスクレイアウトであり得る、項目8に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
(項目15)
マスクレイアウトにおいて2次元領域内に配置された1つ以上のアシストフィーチャに対し、アシストフィーチャ寸法を決定する方法であって、該方法は、
該マスクレイアウトにおいて2次元領域内に配置されたアシストフィーチャのセットを受け取ることと、
候補のアシストフィーチャ構造のセットを作成することであって、アシストフィーチャ構造が1つ以上のアシストフィーチャの寸法を決定する、ことと、
該候補のアシストフィーチャ構造のセットと、1つ以上の半導体製造プロセスをモデル化するプロセス感度モデルとを用いて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定することと、
を包含し、
該マスクレイアウトにおいて、該改善されたアシストフィーチャ構造に基づいてアシストフィーチャの寸法決定することが、該マスクレイアウトにおいて、該2次元領域の製造可能性を向上する、方法。
(項目16)
上記改善されたアシストフィーチャ構造を決定することが、
上記マスクレイアウトにおいて評価点のセットを選択することと、
上記候補のアシストフィーチャ構造のセットのために、該評価点のセットにおける空間像(aerial−image)強度値を計算することであって、
該候補のアシストフィーチャ構造のセットのうちの1つの候補のアシストフィーチャ構造に基づき、該マスクレイアウトにおいて、代表的なアシストフィーチャの寸法決定することと、
空間像強度モデルに、該マスクレイアウトを表す多次元関数を繰り込むことによって、該評価点のセットにおける空間像強度を評価することと
を反復的に行うことによって計算することと、
該空間像強度に基づいて最適化問題を定式化することであって、該最適化問題に対する解がアシストフィーチャ構造に関連する、ことと、
該最適化問題に対する実質的に最適である解を計算することと、
該最適化問題に対する該実質的に最適である解に基づき、該改善されたアシストフィーチャ構造を決定することと
を包含する、項目15に記載の方法。
(項目17)
上記マスクレイアウトが、未修正または修正済みのマスクレイアウトであり得る、項目15に記載の方法。
(項目18)
コンピュータによって実行される際に、マスクレイアウトにおいて2次元領域内に配置された1つ以上のアシストフィーチャに対し、アシストフィーチャ寸法を決定する方法を該コンピュータに実行させる命令を格納した、コンピュータ可読記憶媒体であって、該方法は、
該マスクレイアウトにおいて2次元領域内に配置されたアシストフィーチャのセットを受け取ることと、
候補のアシストフィーチャ構造のセットを作成することであって、アシストフィーチャ構造が1つ以上のアシストフィーチャの寸法を決定する、ことと、
該候補のアシストフィーチャ構造のセットと、1つ以上の半導体製造プロセスをモデル化するプロセス感度モデルとを用いて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定することと、
を包含し、
該マスクレイアウトにおいて、該改善されたアシストフィーチャ構造に基づいてアシストフィーチャの寸法決定することが、該マスクレイアウトにおいて、該2次元領域の製造可能性を向上する、コンピュータ可読記憶媒体。
(項目19)
上記改善されたアシストフィーチャ構造を決定することが、
上記マスクレイアウトにおいて評価点のセットを選択することと、
上記候補のアシストフィーチャ構造のセットのために、該評価点のセットにおける空間像強度値を計算することであって、
該候補のアシストフィーチャ構造のセットのうちの1つの候補のアシストフィーチャ構造に基づき、該マスクレイアウトにおいて、代表的なアシストフィーチャの寸法決定することと、
空間像強度モデルに、該マスクレイアウトを表す多次元関数を繰り込むことによって、該評価点のセットにおける空間像強度を評価することと
を反復的に行うことによって計算することと、
該空間像強度に基づいて最適化問題を定式化することであって、該最適化問題に対する解がアシストフィーチャ構造に関連する、ことと、
該最適化問題に対する実質的に最適である解を計算することと、
該最適化問題に対する該実質的に最適である解に基づき、該改善されたアシストフィーチャ構造を決定することと
を包含する、項目18に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
(項目20)
上記マスクレイアウトが、未修正または修正済みのマスクレイアウトであり得る、項目18に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
(摘要)
本発明の一実施形態は、未修正のマスクレイアウトまたは修正済みのマスクレイアウトにおいて、1つ以上のアシストフィーチャの位置および寸法を決定するシステムを提供する。動作中、システムはマスクレイアウトを受け取る。次いで、システムは、マスクレイアウト内の1つ以上のアシストフィーチャに対し位置および寸法を特定する、候補のアシストフィーチャ構造のセットを作成する。次に、システムは、候補のアシストフィーチャ構造のセットとプロセス感度モデルとを用いて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定する。プロセス感度モデルは、プロセス感度情報を取り込む多次元関数で表され得る。候補のアシストフィーチャ構造に基づいてマスクレイアウト内にアシストフィーチャを配置することによってマスクレイアウトの製造可能性が向上するという点に留意されたい。さらに、改善されたアシストフィーチャ構造を決定するのにプロセス感度モデルを用いることによって、改善されたアシストフィーチャ構造をマスクレイアウトにおいて決定するために必要な計算時間が短縮される。
(集積回路の設計および製造)
図1は、本発明の一実施形態に基づき、集積回路の設計および製造における様々なステップを示す。プロセスは製品アイデアによって始まる(ステップ100)。次に、製品アイデアは、電子設計自動化(EDA)ソフトウェアを使用して設計された集積回路を用いて実現される(ステップ110)。回路の設計が一度確定されると、テープアウトされる(ステップ140)。テープアウトの後、プロセスは製造(ステップ150)、パッケージングおよび組み立て(ステップ160)へ進む。最終的に、プロセスはチップ製造にて終了する(ステップ170)。
EDAソフトウェア設計ステップ110は、多数の下位ステップ、すなわち、システム設計(ステップ112)、論理設計および機能認証(ステップ114)、合成およびテスト設計(ステップ116)、設計計画(ステップ118)、ネットリスト認証(ステップ120)、物理的実施(ステップ122)、分析および抽出(ステップ124)、物理的認証(ステップ126)、解像度向上(ステップ128)、および、マスクデータ準備(ステップ130)を順番に含んでいる。
本発明は、1つ以上の上記のステップ中に利用され得る。特に、Synopsys,Inc.の製品、AFGen(登録商標)は、マスクレイアウトにおける、アシストフィーチャの配置および/または寸法決定を決定するよう適切に修正され得る。
(プロセス変動)
半導体製造技術は、一般的に、複雑な物理相互作用および化学相互作用を含む多数のプロセスを含む。これらの複雑な物理相互作用および化学相互作用は、実際の集積回路の特性を所望の特性とは異なるものにしかねないプロセス変動を生じる可能性がある。この差異が大きすぎる場合、集積回路の歩留まりを低下させ、および/または集積回路の性能を低下させかねない製造問題につながる可能性がある。
プロセス変動は様々な原因により生じ得るという点に留意されたい。たとえば、フォトリソグラフィにおいて、軸の回転速度が変動すると、レジストの厚みが変動し得、反射率の変動が生じ得る。すると、次に、所望されない変化がパターン像に生じ得る。同様に、溶媒をウエハから除去し、フォトレジスト内にパターンを形成するために用いられるベークプレートは、ホットスポットまたはコールドスポットを有し得、臨界寸法(CD)に変動を生じ得る。同様に、露光の間ウエハを保持するチャック(chuck)は、ウエーハ表面上に「ヒル」を作成する微粒子を含み得る。ヒルは、リソグラフィ中に焦点ぼけを生じ得る。焦点ぼけは、その他の理由のうち、チャックが平坦でない、またはレンズに異常がある、またはウエーハが完全には平坦でない、などの理由によっても生じ得るという点に留意されたい。
プロセス変動を、ランダムなものと規則的なものとの2つのタイプに分類することは有用である。(「焦点深度」という用語は、ランダムなプロセス変動および規則的なプロセス変動の量を説明するよう、包括的な用語として用いられることが多いという点に留意されたい。)ランダムなプロセス変動は、現在では分析モデルを用いてモデル化されないプロセス変動である。他方、規則的なプロセス変動は、一般的に分析モデルを用いてモデル化されるプロセス変動である。たとえば、軸速度の変動は一般的にランダムなプロセス変動として分類されるが、他方で、パターンの角が丸くなることは規則的な方法で補償されてきた。研究者は、ランダムなプロセス変動をモデル化する新規な分析モデルを作成することによって、ランダムなプロセス変動を規則的なプロセス変動に変えようと挑戦し続けているという点に留意されたい。
(製造上の問題)
経済的に実行可能であるために、半導体製造プロセスは、プロセス変動に対して強いものでなければならない。すなわち、プロセス変動の幅広い範囲に耐えることができねばならない。プロセスの強さを改善すること(たとえば焦点深度を改善することによって)は、コスト削減に直接つながるという点に留意されたい。これは、焦点深度を改善すると、装置の検査、整備、およびメンテナンスにかかる時間を短縮し、それによって、処理されるウエーハ数を増加させるためである。さらに、焦点深度を改善すると、歩留まりが向上する。これらの理由により、焦点深度を改善することによって実質的に利益が増加する。
さらに、焦点深度の改善は、製造プロセスの規模が小さくなるにつれ、さらに重要になる。これは、これらのプロセスにおける元々の焦点深度が急速に小さくなっているためである。特に、ディープサブミクロンの規模においては、焦点深度を少し改善することでさえ、製造コストにおいて何百万ドルをも節約することが可能である。
(アシストフィーチャ)
アシストフィーチャは、マスクレイアウトにおいて焦点深度を改善するために用いられることが多い。詳細には、ゲート構造および他の一次元機能に適用される場合、サブ解像度アシストフィーチャ(SRAF)が特に効果的であった。(明確にするために、技術およびシステムをサブ解像度アシストフィーチャの意味で説明するが、これらの技術およびシステムが、超解像度アシストフィーチャ等、その他の種類のアシストフィーチャにも適用され得ることは、当業者にとっては自明であろう。本出願の残りの部分において、「アシストフィーチャ」は、ほかに指定されない限り、サブ解像度アシストフィーチャを指す。)
図2は、本発明の一実施形態に基づき、マスクレイアウトにおける、アシストフィーチャの配置および寸法決定を示す。
ライン202およびライン204は、マスクレイアウトの一部である。ライン204が複雑なフィーチャ206を含むという点に留意されたい。アシストフィーチャの配置および/または寸法決定は、レイアウトが複雑なフィーチャを含む場合、より困難になる。たとえば、複雑なフィーチャ206が原因で、アシストフィーチャを1つのみ配置する代わりに、2つのアシストフィーチャ208および210をずらして配置する必要があり得る。複雑なレイアウトの別の例は、多様なピッチを有する複数のラインを含むレイアウトである。
アシストフィーチャを配置するための本方法は、一般的に、アシストフィーチャの配置および寸法決定がフィーチャ幅と間隔パラメータとの組み合わせによって決定する、ルールに基づく方法を用いる。
図3は、本発明の一実施形態に基づき、プロセスルールを用いた、アシストフィーチャの配置および寸法決定を示す。
ライン302、304、306および308は、マスクレイアウトの一部である。ルールに基づく方法において、アシストフィーチャ(AF)318の配置および/または寸法決定は、ルールテーブルという形式でまとめられる多様な要因に依存する。たとえば、AF距離320は、臨界寸法(CD)310、スペース312、長さ314、およびギャップ316等の多様な要因を含むルールテーブルに基づいて決定され得る。
図4Aは、本発明の一実施形態に基づき、製造可能性を向上するようにアシストフィーチャがマスクレイアウト内に配置され得る方法を示す。
たとえば、アシストフィーチャ(AF)404、406および408は、パターン402の製造可能性を向上するようにマスクレイアウト内に配置される。交差領域410が印刷され、不都合であるという点に留意されたい。このため、ルールに基づいた方法は、通常、このような交差領域を削除するべくアシストフィーチャを縮小するために用いられ得る。
図4Bは、本発明の一実施形態に基づき、交差領域を削除するべくアシストフィーチャを縮小するために設計ルールが用いられ得る方法を示す。
不都合なことに、プロセスルールを用いてアシストフィーチャを配置すると、アシストフィーチャの配置および/または寸法決定が、欠点のあるものまたは最適ではないものになる可能性がある。また、大規模かつ複雑なレイアウトに対してはルールテーブルが大き過ぎて扱いにくくなる可能性がある。
(プロセス感度モデル)
半導体製造の主要な目的は、一測定において、マスクレイアウト上の評価点における全てのプロセス変動情報を得ることである。このことが達成されると、アシストフィーチャを適切に配置することによってプロセス変動を低減し、それによってマスクレイアウトの製造可能性を向上することが可能である。たとえば、ライン端がプロセス変動に非常に敏感であり、製造中に40nm後退する(pull back)見込みがあるということを設計者が知っていれば、製造問題を固定するために、アシストフィーチャを追加または調整するのにこの情報を用いることが可能である。
さらに、相当な量の計算を利用せずにこれらの問題領域を識別することは非常に重要である。問題領域は、多様なプロセス条件を個々にシミュレートすることと、製造可能性の問題を生じる可能性のある領域を決定するために結果のパターンを比較することとによって識別され得るという点に留意されたい。不都合なことに、この方法は、複数の複雑なシミュレーションモデルを実行する必要があるため、相当な計算時間を要する。
代わりに、動作可能なプロセスウィンドウ内でアシストフィーチャが構造の安定性を向上するかを迅速に判断できるプロセス感度モデルが必要である。(構造が安定しているか否かを決定することは、層のタイプに依存するわけではないという点に留意されたい。たとえば、金属層において、回路内に短絡または開放を生じない限り、著しいCD変動は許容可能であり得る。反対に、ポリシリコン層においては、たとえ非常に僅かなCD変動でも、許容不可能であり得る。)
本発明の一実施形態において、システムは、名目上のプロセス条件下における半導体製造プロセスをモデル化する、目標とするプロセスモデルを最初に作成することによって、プロセス感度モデルを計算できる。半導体製造技術は、フォトリソグラフィ、エッチ、化学機械的研磨(CMP)、トレンチ充填、および/またはその他の技術および前記の組み合わせを包み得るという点に留意されたい。
次に、システムは、名目上のプロセス条件とは異なる1つ以上のプロセス条件下における半導体製造プロセスをモデル化する、目標としない1つ以上のプロセスモデルを作成する。
詳細には、目標とする(または、目標としない)プロセスモデルは、多次元関数によって表され得る。さらに、目標とする(または、目標としない)プロセスモデルは、基底関数のセットを用いて概算され得る。さらに、本発明の一実施形態において、目標とするプロセスモデルを作成することは、名目上のプロセス条件下における半導体製造技術のために、分析モデルをプロセスデータに当てはめることを含む。同様に、目標としない1つ以上のプロセスモデルを作成することは、名目上のプロセス条件とは異なるプロセス条件下における半導体製造技術のために、分析モデルをプロセスデータに当てはめることを含む。また、本発明の一実施形態において、目標としない1つ以上のプロセスモデルは、目標とするプロセスモデルを分析的に摂動させることによって作成され得る。
図5Aは、本発明の一実施形態に基づき、目標とするプロセスモデルを表す二次関数のプロットを示す。
図5Bは、本発明の一実施形態に基づき、目標としないプロセスモデルを表す二次関数のプロットを示す。
図5Cは、本発明の一実施形態に基づき、プロセス感度モデルのプロットを示す。
図5Aに示す二次元(2−D)関数が、空間周波数変域における、目標とするプロセスモデルを表し、図5Bに示す二次元関数が、空間周波数変域における、目標としないプロセスモデルを表すという点に留意されたい。さらに、図5A、図5B、および図5Cにおいて、X軸およびY軸は、空間周波数の要素(ラジアン/ミクロンの単位で)を識別し、一方でZ軸は空間周波数の要素の大きさを指すという点に留意されたい。これらのプロセスモデルは、空間変域等のその他の変域において表され得る。また、これらのプロセスモデルは、極座標等のその他の座標において表され得る。
具体的に、光学リソグラフィの場合について検討されたい。Pは目標とするプロセスモデルを表すとする。すなわち、Pは焦点が合った場合の光学リソグラフィプロセスをモデル化するとする。さらに、Pは目標としないプロセスモデルを表すとする。すなわち、Pは焦点から外れている場合の光学リソグラフィプロセスをモデル化するとする。このとき、プロセス感度モデルFは以下のように計算できる。
=(P−P/ΔP
ここで、ΔPは焦点オフセット(単位は長さ)である。
上記の例においては、目標としない1つのプロセスモデルを検討したのみであるという点に留意されたい。しかしながら、目標としない2つ以上のプロセスモデルを検討することも可能である。全体として、プロセス感度モデルFは以下のように計算できる。
Figure 0004832088
ここで、Pl…nは、任意の(たとえば最適でない)プロセス条件をモデル化する、目標としないプロセスモデルであり、Pは、名目上の(たとえば最適な)プロセス条件をモデル化する、目標とするプロセスモデルである。また、ΔPl…nは、名目上のプロセス条件と任意(l…n)のプロセス条件との間のプロセス条件における、それぞれの場合の変化である。
たとえば、Pは焦点が合った場合の光学リソグラフィプロセスをモデル化するとする。さらに、Pdnは、ネガティブに焦点から外れている場合、すなわち、レンズとウエハとの間の距離が目標距離よりも短い場合の、光学リソグラフィプロセスを表すとする。また、Pdpは、ポジティブに焦点から外れている場合、すなわち、レンズとウエハとの間の距離が目標距離よりも長い場合の、光学リソグラフィプロセスを表すとする。このとき、プロセス感度モデルFは以下のように計算できる。
Figure 0004832088
ここで、ΔPdn(単位は長さ)はネガティブな焦点オフセット、ΔPdp(単位は長さ)は、ポジティブな焦点オフセットである。
(P−Pdn)/ΔPdnは、ネガティブな焦点ぼけの間に失われたパターンの特徴をモデル化し、(P−Pdp)/ΔPdpは、ポジティブな焦点ぼけの間に失われたパターンの特徴をモデル化するという点に留意されたい。上記の例において、プロセス感度モデルFは、(P−Pdn)/ΔPdnと(P−Pdp)/ΔPdpとを加え、2で割り標準化することによって計算される。(プロセス感度モデルは標準化せずに用いることも可能であるという点に留意されたい。)
(改善されたアシストフィーチャ構造の決定)
図6は、本発明の一実施形態に基づき、改善されたアシストフィーチャ構造を、プロセス感度モデルを用いて決定するためのプロセスを図示する、フローチャートを示す。
プロセスは一般的に、マスクレイアウトを受け取ることによって開始する(ステップ602)。
マスクレイアウトを、製造可能性が向上するよう修正するために、1つ以上の解像度向上化技術(RET)を用いることができる。「未修正の」という用語は、RETを用いて修正されていないマスクレイアウトを指すのに使用する。他方、「修正済みの」という用語は、1つ以上のRETを用いて修正されたマスクレイアウトを指すのに使用する。一般的にはアシストフィーチャの配置および/または寸法決定は未修正のマスクレイアウトにおいて決定されるが、これらのプロセスおよび技術は、アシストフィーチャの配置および/または寸法決定を修正済みのマスクレイアウトにおいて決定するのにも用いられ得るという点に留意されたい。
次いで、システムは、候補のアシストフィーチャ構造のセットを作成する(ステップ604)。アシストフィーチャ構造が、マスクレイアウトにおいて1つ以上のアシストフィーチャの位置および寸法を特定するという点に留意されたい。
例として、図7A、図7B、図7C、図7Dは、本発明の一実施形態に基づき、候補のアシストフィーチャ構造のセットを示す。
具体的には、図7Aに示す候補のアシストフィーチャ構造は、アシストフィーチャ704、706、708の、位置および寸法を特定する。同様に、図7B、図7C、図7Dは、これらのアシストフィーチャの異なる位置および/または寸法を特定する、その他の候補のアシストフィーチャ構造を示す。
次に、システムは、候補のアシストフィーチャ構造のセットと、プロセス感度情報を取り込む多次元関数によって表すことのできるプロセス感度モデルとを用いて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定する。
改善されたアシストフィーチャ構造に基づいてアシストフィーチャをマスクレイアウト内に配置することによって、マスクレイアウトの製造可能性が向上するという点に留意されたい。さらに、改善されたアシストフィーチャ構造を決定するためにプロセス感度モデルを用いることによって、改善されたアシストフィーチャ構造を決定するのに必要な計算時間を実質的に短縮することができる。これは、プロセス感度情報を取り込む単一の多次元関数によってプロセス感度モデルを表すことができるためである。(このようなプロセス感度モデルがない場合、改善されたアシストフィーチャ構造を決定するには複数の複雑なシミュレーションモデルを実行することが必要であり、この実行は多大な計算時間を要する可能性があるという点に留意されたい。)
さらに、このアプローチは主に、プロセスを通じて、マスクレイアウトにおいて1D領域の性能を向上するようアシストフィーチャを配置することに関する。したがって、これらのアプローチは、プロセスを通じて、マスクレイアウトの2D領域の性能を向上するようアシストフィーチャの寸法を合わせることに関するものではない。反対に、本発明の実施形態は特に、プロセスを通じて、マスクレイアウトにおいて複雑な2D領域の性能を実質的に向上するために用いられ得る。
詳細には、システムは、改善されたアシストフィーチャ構造を、1つ以上の半導体製造プロセスをモデル化するプロセスモデル(たとえば光学強度モデル)を用いて決定することができる。動作中、システムは、マスクレイアウトの2D領域内に位置するアシストフィーチャのセットを受け取ることができる。次いで、システムは、アシストフィーチャ構造のセットを作成することができる。各アシストフィーチャ構造は、このアシストフィーチャ構造のセットに対し、異なる寸法のセットを特定する。次にシステムは、プロセスモデルを用い、各アシストフィーチャ構造について、多数の評価点における空間像強度を計算する。次いで、システムは、これらの強度値を用いて最適化問題を定式化する。最適化問題に対する解は、妥当なアシストフィーチャ構造と合致する。次に、システムは、最適化問題に対して実質的に最適である解を決定する。次いで、システムは、実質的に最適である解に基づいて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定する。
これらの技術やシステムの、多数の変更および修正が、当業者にとっては容易に自明となろう。以下の記述において、改善されたアシストフィーチャ構造を決定するためにプロセス感度モデルを用いる実施形態について説明する。ただし、これらのシステムおよび技術は、アシストフィーチャの実質的に最適な寸法を決定するためにプロセスモデル(プロセス感度モデルの代わりに)を用いるよう、容易に修正され得るということは自明である。
引き続き図6に示すフローチャートについて述べる。次いで、システムは、最初にマスクレイアウトにおいて評価点のセットを選択する(ステップ606)ことによって、改善されたアシストフィーチャ構造を決定する。たとえば、システムは、図7Aに示す評価点Aおよび評価点Bを選択することができる。
次に、システムは、候補のアシストフィーチャ構造のセットについて、評価点のセットにおけるプロセス変動値を計算することができる(ステップ608)。
一実施形態においては、各候補のアシストフィーチャ構造の評価点におけるプロセス変動値が計算される。
詳細には、システムは、候補のアシストフィーチャ構造のセットのうちのあるアシストフィーチャ構造に基づいて、代表的なアシストフィーチャをマスクレイアウト内で配置する。次いで、システムは、マスクレイアウト(代表的なアシストフィーチャを含む)を表す多次元関数をプロセス感度モデルに繰り込むことによって、評価点のセットにおけるプロセス変動値を評価する。
たとえば、システムは、最初に図7Aに示す候補のアシストフィーチャに基づいて代表的なアシストフィーチャを配置することができる。次に、システムは、マスクレイアウト(代表的なアシストフィーチャを含む)を表す多次元関数をプロセス感度モデルに繰り込むことによって、評価点Aおよび評価点Bにおけるプロセス変動値を計算することができる。次いで、システムは、図7B、図7C、図7Dに示すその他の候補のアシストフィーチャ構造について、評価点Aおよび評価点Bにおけるプロセス変動値を計算することができる。したがって、この例において、システムは、各評価点において4つ(各候補のアシストフィーチャ構造に対して1つ)のプロセス変動値を計算する。
システムはプロセス変動値をデータベース内に格納できるという点に留意されたい。このことによって、システムは、マスクレイアウト内のある位置におけるプロセス変動値を、プロセス変動値を再計算する代わりにデータベースを検索することによって引出すことができる。
次いで、システムは、プロセス変動値に基づいて最適化問題を定式化する(ステップ610)。最適化問題に対する解が、改善されたアシストフィーチャ構造に関連するよう、最適化問題を定式化できるという点に留意されたい。一実施形態において、最適化問題に対する目的関数は、評価点におけるプロセス変動値に関連する変数の一次結合である。
システムは多数の技術を用いて最適化問題を定式化することができるという点に留意されたい。たとえば、システムは、一次的なプログラム問題として最適化問題を定式化することができる。具体的には、評価点におけるアシストフィーチャの長さおよびプロセス変動値は、一次的なプログラム公式における変数と関連し得る。さらに、目的関数は、プロセス変動値に関連する変数の総和であり得る。
たとえば、図7Aにおいて、評価点Aおよび評価点Bにおけるプロセス変動値は、以下のように、アシストフィーチャの長さの一次結合によって概算することができる。
=c ・l+c ・l+c
=c ・l+c ・l+c
ここで、Vは評価点Aにおけるプロセス変動値、Vは評価点Bにおけるプロセス変動値、c 、c 、c 、c 、c 、c は係数、また、それぞれ、lは704、lは706、lは708の、長さである。
さらに、プロセス変動値の総和V+Vを目的関数として用いることができる。さらに、アシストフィーチャの長さについては、以下のように多数の制限が規定され得る。
low≦l≦high
low≦l≦high
low≦l≦high
ここで、lowはアシストフィーチャjの長さに対する下限、highは上限である。
一実施形態において、係数c 、c 、c は、以下の一次式システムを解くことによって計算することができる。
Figure 0004832088
ここで、lijは構造i内のアシストフィーチャjの長さ(l)であり、V は、構造iの、評価点Aにおけるプロセス変動値である。同様に、c 、c 、c も、同様の一次式システムを解くことによって計算することができる。
別の実施形態において、最適化問題は以下のように定式化することができる。
Figure 0004832088
ここで、gは目的関数、Vは評価点iにおけるプロセス変動値、l,l,...,lはアシストフィーチャの位置および寸法を特定する、アシストフィーチャ構造変数、fは評価点iにおけるプロセス変動値を概算する、アシストフィーチャ構造変数の関数、lowはアシストフィーチャ構造変数の長さlに対する下限、highは上限である。f,f,...,fは様々な曲線調節技術を用いて決定することができるという点に留意されたい。
また、計算時間を短縮するために、システムはマスクレイアウトを複数の領域に分割し、各領域について個々の最適化問題を定式化することができる。
図8は、本発明の一実施形態に基づき、個々の最適化問題が各領域に対して定式化され得るように、マスクレイアウトが複数の領域に分割され得る方法を示す。(明瞭にするために、図8においては評価点を図示しない。)
アシストフィーチャ808、810、812、814、816、818、820は、パターン802、804、806の製造可能性の向上を促すようにマスクレイアウト内に配置される。一実施形態において、システムは、図8に示すマスクレイアウトを3つの領域に分割することができる。すなわち、アシストフィーチャ808、810、812を含む第1の領域と、アシストフィーチャ812、814、816を含む第2の領域と、アシストフィーチャ814、818、820を含む第3の領域との3つである。次いで、システムは、これら3つの領域について、個々の最適化問題を定式化することができる。あるアシストフィーチャが複数の領域に共通している場合、そのアシストフィーチャの位置および寸法は、複数の最適化問題を解くことによって求められるアシストフィーチャ構造変数の値に基づいて決定されるという点に留意されたい。別の実施形態において、システムは、アシストフィーチャの位置および寸法を、最適化問題のうちの1つの解答に基づいて決定することができ、その他の領域に対する最適化問題を解くことによって決定された、アシストフィーチャの位置および寸法を無視することができる。
次に、システムは、最適化問題に対し実質的に最適である解を計算する(ステップ612)。
次いで、システムは、最適化問題に対する実質的に最適な解に基づいて、改善されたアシストフィーチャを決定する(ステップ614)。最適化問題に対する解がアシストフィーチャ構造変数の値を決定し、アシストフィーチャ構造変数の値が、アシストフィーチャの位置および寸法をマスクレイアウトにおいて決定するという点に留意されたい。
(結論)
前述記載のデータ構造およびコードは、一般的に、コンピュータ可読記憶媒体に格納される。コンピュータ可読記憶媒体とは、コードおよび/またはデータをコンピュータシステムによって使用するために格納することが可能な、任意の装置または媒体であり得る。これには、ディスクドライブ、磁気テープ、CD(コンパクトディスク)およびDVD(ディジタル多機能ディスクまたはディジタルビデオディスク)、ならびに発信媒体に含まれているコンピュータ命令信号が含まれる(信号変調が行われる搬送波の有無にかかわらない)が、これらに限定されない。たとえば、発信媒体は、インターネット等の通信ネットワークを含み得る。
さらに、本発明の実施形態の前述の記載は、図示説明の目的で提示されたに過ぎず、本発明を網羅したもの、または開示された形式に本発明を限定する目的のものではない。したがって、多数の修正および変更が、当業者にとっては容易に自明となろう。
たとえば、本発明の実施形態は、マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)の製造に関して、マスクレイアウトにおいてアシストフィーチャを配置するのに用いられ得る。
また、上記の開示は、本発明を限定するためのものではなく、本発明の範囲は、添付の請求項によって定義される。
本発明の一実施形態に基づき、集積回路の設計および製造における様々なステップを示す。 本発明の一実施形態に基づき、マスクレイアウトにおける、アシストフィーチャの配置および寸法決定を示す。 本発明の一実施形態に基づき、設計ルールを用いた、アシストフィーチャの配置および寸法決定を示す。 図4Aは、本発明の一実施形態に基づき、製造可能性を向上するようにアシストフィーチャがマスクレイアウト内に配置され得る方法を示し、図4Bは、本発明の一実施形態に基づき、交差領域を削除するべくアシストフィーチャを縮小するために設計ルールが用いられ得る方法を示す。 本発明の一実施形態に基づき、目標とするプロセスモデルを表す二次関数のプロットを示す。 本発明の一実施形態に基づき、目標としないプロセスモデルを表す二次関数のプロットを示す。 本発明の一実施形態に基づき、プロセス感度モデルのプロットを示す。 本発明の一実施形態に基づき、改善されたアシストフィーチャ構造を、プロセス感度モデルを用いて決定するためのプロセスを図示する、フローチャートを示す。 図7A〜図7Dは、本発明の一実施形態に基づき、候補のアシストフィーチャ構造のセットを示す。 本発明の一実施形態に基づき、個々の最適化問題が各領域に対して定式化され得るように、マスクレイアウトが複数の領域に分割され得る方法を示す。
符号の説明
202、204、302、304、306、308・・・ライン(マスクレイアウトの一部)
208、210、318、404、406、408、704、706、708、808、810、812、814、816、818、820・・・アシストフィーチャ

Claims (14)

  1. 1つ以上のアシストフィーチャの位置および寸法をマスクレイアウトにおいて特定する、アシストフィーチャ構造を決定する方法であって、該方法は、
    マスクレイアウトを受け取ることと、
    候補のアシストフィーチャ構造のセットを作成することと、
    該候補のアシストフィーチャ構造のセットと、プロセス感度モデルとを用いて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定することであって、該プロセス感度モデルは、プロセス感度情報を取り込む多次元関数によって表され得る、ことと
    を包含し、
    該改善されたアシストフィーチャ構造に基づき、アシストフィーチャを該マスクレイアウトにおいて配置することが、該マスクレイアウトの製造可能性を向上し、
    該改善されたアシストフィーチャ構造を決定するために該プロセス感度モデルを用いることが、該改善されたアシストフィーチャ構造を該マスクレイアウトにおいて決定するのに必要な計算時間を短縮し、
    該改善されたアシストフィーチャ構造を決定することが、
    該マスクレイアウトにおいて評価点のセットを選択することと、
    該候補のアシストフィーチャ構造のセットのために、該評価点のセットにおけるプロセス変動値を計算することであって、
    該候補のアシストフィーチャ構造のセットのうちの1つの候補のアシストフィーチャ構造に基づき、代表的なアシストフィーチャを該マスクレイアウトにおいて配置することと、
    該プロセス感度モデルに、該マスクレイアウトを表す多次元関数を繰り込むことによって、該評価点のセットにおけるプロセス変動値を評価することと
    を反復的に行うことによって計算することと、
    該プロセス変動値に基づいて、最適化問題を定式化することであって、該最適化問題に対する解がアシストフィーチャ構造に関連する、ことと、
    該最適化問題に対する実質的に最適である解を計算することと、
    該最適化問題に対する該実質的に最適である解に基づき、該改善されたアシストフィーチャ構造を決定することと
    を包含し、
    該プロセス感度モデルが、
    名目上のプロセス条件下における半導体製造プロセスをモデル化する、目標であるプロセスモデルを作成することと、
    名目上のプロセス条件とは異なる1つ以上のプロセス条件下における半導体製造プロセスをモデル化する、1つ以上の目標でないプロセスモデルを作成することと、
    該目標であるプロセスモデルと、該1つ以上の目標でないプロセスモデルとを用いて、該プロセス感度モデルを計算することと
    によって計算され得る、方法。
  2. 前記最適化問題に対する目的関数が、前記評価点における前記プロセス変動値に関連する変数の一次結合である、請求項に記載の方法。
  3. 前記プロセス感度モデルを計算することが、前記目標であるプロセスモデルと前記1つ以上の目標でないプロセスモデルとの一次結合を計算することを含む、請求項に記載の方法。
  4. 前記半導体製造プロセスが、
    フォトリソグラフィか、
    エッチか、
    化学機械的研磨(CMP)か、
    トレンチ充填か、
    レチクル製造か
    を含むことが可能である、請求項に記載の方法。
  5. 前記マスクレイアウトが、未修正または修正済みのマスクレイアウトであり得る、請求項1に記載の方法。
  6. コンピュータによって実行される際に、1つ以上のアシストフィーチャの位置および寸法をマスクレイアウトにおいて特定する、アシストフィーチャ構造を決定する方法を該コンピュータに実行させる命令を格納したコンピュータ可読記憶媒体であって、該方法は、
    マスクレイアウトを受け取ることと、
    候補のアシストフィーチャ構造のセットを作成することと、
    該候補のアシストフィーチャ構造のセットと、プロセス感度モデルとを用いて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定することであって、該プロセス感度モデルは、プロセス感度情報を取り込む多次元関数によって表され得る、ことと
    を包含し、
    該改善されたアシストフィーチャ構造に基づき、アシストフィーチャを該マスクレイアウトにおいて配置することが、該マスクレイアウトの製造可能性を向上し、
    該改善されたアシストフィーチャ構造を決定するために該プロセス感度モデルを用いることが、該改善されたアシストフィーチャ構造を該マスクレイアウトにおいて決定するのに必要な計算時間を短縮し、
    該改善されたアシストフィーチャ構造を決定することが、
    該マスクレイアウトにおいて評価点のセットを選択することと、
    該候補のアシストフィーチャ構造のセットのために、該評価点のセットにおけるプロセス変動値を計算することであって、
    該候補のアシストフィーチャ構造のセットのうちの1つのアシストフィーチャ構造に基づき、代表的なアシストフィーチャを該マスクレイアウトにおいて配置することと、
    該プロセス感度モデルに、該マスクレイアウトを表す多次元関数を繰り込むことによって、該評価点のセットにおけるプロセス変動値を評価することと、
    を反復的に行うことによって計算することと、
    該プロセス変動値に基づいて、最適化問題を定式化することであって、該最適化問題に対する解がアシストフィーチャ構造に関連する、ことと、
    該最適化問題に対する実質的に最適である解を計算することと、
    該最適化問題に対する該実質的に最適である解に基づき、該改善されたアシストフィーチャ構造を決定することと
    を包含し、
    該プロセス感度モデルが、
    名目上のプロセス条件下における半導体製造プロセスをモデル化する、目標であるプロセスモデルを作成することと、
    名目上のプロセス条件とは異なる1つ以上のプロセス条件下における半導体製造プロセスをモデル化する、1つ以上の目標でないプロセスモデルを作成することと、
    該目標であるプロセスモデルと、該1つ以上の目標でないプロセスモデルとを用いて、該プロセス感度モデルを計算することと
    によって計算され得る、コンピュータ可読記憶媒体。
  7. 前記最適化問題に対する目的関数が、前記評価点における前記プロセス変動値に関連する変数の一次結合である、請求項に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  8. 前記プロセス感度モデルを計算することが、前記目標であるプロセスモデルと前記1つ以上の目標でないプロセスモデルとの一次結合を計算することを含む、請求項に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  9. 前記半導体製造プロセスが、
    フォトリソグラフィか、
    エッチか、
    化学機械的研磨(CMP)か、
    トレンチ充填か、
    レチクル製造か
    を含むことが可能である、請求項に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  10. 前記マスクレイアウトが、未修正または修正済みのマスクレイアウトであり得る、請求項に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  11. マスクレイアウトにおいて2次元領域内に配置された1つ以上のアシストフィーチャに対し、アシストフィーチャ寸法を決定する方法であって、該方法は、
    該マスクレイアウトにおいて2次元領域内に配置されたアシストフィーチャのセットを受け取ることと、
    候補のアシストフィーチャ構造のセットを作成することであって、アシストフィーチャ構造が1つ以上のアシストフィーチャの寸法を特定する、ことと、
    該候補のアシストフィーチャ構造のセットと、1つ以上の半導体製造プロセスをモデル化するプロセスモデルとを用いて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定することと、
    を包含し、
    該マスクレイアウトにおいて、該改善されたアシストフィーチャ構造に基づいてアシストフィーチャの寸法決定することが、該マスクレイアウトにおいて、該2次元領域の製造可能性を向上し、
    該改善されたアシストフィーチャ構造を決定することが、
    該マスクレイアウトにおいて評価点のセットを選択することと、
    該候補のアシストフィーチャ構造のセットのために、該評価点のセットにおける空間像強度値を計算することであって、
    該候補のアシストフィーチャ構造のセットのうちの1つの候補のアシストフィーチャ構造に基づき、該マスクレイアウトにおいて、代表的なアシストフィーチャの寸法決定することと、
    光学像強度モデルに、該マスクレイアウトを表す多次元関数を繰り込むことによって、該評価点のセットにおける空間像強度値を評価することと
    を反復的に行うことによって計算することと、
    該空間像強度値に基づいて最適化問題を定式化することであって、該最適化問題に対する解がアシストフィーチャ構造に関連する、ことと、
    該最適化問題に対する実質的に最適である解を計算することと、
    該最適化問題に対する該実質的に最適である解に基づき、該改善されたアシストフィーチャ構造を決定することと
    を包含する、方法。
  12. 前記マスクレイアウトが、未修正または修正済みのマスクレイアウトであり得る、請求項11に記載の方法。
  13. コンピュータによって実行される際に、マスクレイアウトにおいて2次元領域内に配置された1つ以上のアシストフィーチャに対し、アシストフィーチャ寸法を決定する方法を該コンピュータに実行させる命令を格納した、コンピュータ可読記憶媒体であって、該方法は、
    該マスクレイアウトにおいて2次元領域内に配置されたアシストフィーチャのセットを受け取ることと、
    候補のアシストフィーチャ構造のセットを作成することであって、アシストフィーチャ構造が1つ以上のアシストフィーチャの寸法を特定する、ことと、
    該候補のアシストフィーチャ構造のセットと、1つ以上の半導体製造プロセスをモデル化するプロセスモデルとを用いて、改善されたアシストフィーチャ構造を決定することと、
    を包含し、
    該マスクレイアウトにおいて、該改善されたアシストフィーチャ構造に基づいてアシストフィーチャの寸法決定することが、該マスクレイアウトにおいて、該2次元領域の製造可能性を向上し、
    該改善されたアシストフィーチャ構造を決定することが、
    該マスクレイアウトにおいて評価点のセットを選択することと、
    該候補のアシストフィーチャ構造のセットのために、該評価点のセットにおける空間像強度値を計算することであって、
    該候補のアシストフィーチャ構造のセットのうちの1つの候補のアシストフィーチャ構造に基づき、該マスクレイアウトにおいて、代表的なアシストフィーチャの寸法決定することと、
    光学像強度モデルに、該マスクレイアウトを表す多次元関数を繰り込むことによって、該評価点のセットにおける空間像強度値を評価することと
    を反復的に行うことによって計算することと、
    該空間像強度値に基づいて最適化問題を定式化することであって、該最適化問題に対する解がアシストフィーチャ構造に関連する、ことと、
    該最適化問題に対する実質的に最適である解を計算することと、
    該最適化問題に対する該実質的に最適である解に基づき、該改善されたアシストフィーチャ構造を決定することと
    を包含する、コンピュータ可読記憶媒体。
  14. 前記マスクレイアウトが、未修正または修正済みのマスクレイアウトであり得る、請求項13に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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