JP4831470B2 - 壁面移動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、プラントや発電所に設けられた煙突内部の壁面、船の外壁面、又は、橋梁の壁面に沿って移動しながら、壁面を点検又は清掃するための壁面移動装置に関する。
プラントや発電所の煙突内壁面の点検や清掃は、点検用カメラや清掃装置が取り付けられた壁面移動装置が壁面上を移動して行う。
このような移動装置は、例えば、特許文献1、2に記載されている。
特許文献1に記載された移動装置としての煙突内清掃装置40は、図9に示すように、煙突42上部から煙突42内に垂らされたワイヤ41と、このワイヤ41に沿って昇降する本体43と、を有する。
本体43には、巻き揚げ機45が収容されており、そのドラムにはワイヤ41が巻回されており、そのモータを回転させることで、本体43をワイヤ41に沿って昇降させている。
なお、図9に示すように、本体43の下部には、清掃旋回部47が設けられており、これに一対のアーム49が取り付けられている。また、アーム49の先端部には、煙突42内周面に沿って周方向に走行するための駆動車輪(図示せず)と、清掃用の回転ブラシ(図示せず)とが取り付けられている。
特許文献2に記載された配管内を長距離移動する管内移動装置50は、図10に示すように、点検兼前方監視カメラを持つカメラ制御台車51と、後方監視カメラ及びバッテリを持つバッテリ台車53と、を有する。これらカメラ制御台車51とバッテリ台車53は自在継手54で連結され、各台車51、53には管52内を移動できるように駆動輪55が設けられている。
また、バッテリ台車53には、ケーブルドラム56a,56bが搭載されており、ケーブルドラム56aには、電源ケーブルと非常時脱出用ワイヤとの複合ケーブル57が巻かれており、ケーブルドラム56bには、カメラ用の光ファイバケーブル58が巻かれている。
さらに、複合ケーブル57と光ファイバケーブル58のたるみを検出するたるみ検出器(図示せず)がバッテリ台車53に設けられる。コントローラ59の制御器(図示せず)は、光ファイバケーブル58を介して、たるみ検出器から信号を受けると、ケーブルドラム56a、56bの駆動モータ(図示せず)へ制御信号を送り各ケーブルドラムに56a、56bケーブルの巻き出し又は巻く取りを行わせる。
なお、特許文献3には、後述の実施形態で使用可能な磁石車輪の一例が記載されている。
特許第3496527号公報 「煙突内清掃装置及び煙突内清掃装置用回転ブラシ」 特開平11―116136号公報 「管内移動装置」 特開平11−342702号公報 「磁石車輪付移動台車」
特許文献1の煙突内清掃装置は、プラントが停止している時の作業を行うための装置であって、プラント稼動時にプラントの煙突内を清掃するための装置として想定されていない。特許文献2の管内移動装置も同様に、配管が使用されていない状態で配管内を移動するための装置である。
特許文献1の煙突内清掃装置40や特許文献2の管内清掃装置50によりプラントや発電所の稼動中に煙突や配管内の点検や清掃などをしようとすると、プラントや発電所の稼動によって煙突又は配管内には水蒸気などにより強風が起こるので、ケーブルやワイヤが大きく揺れて煙突や配管の内面に衝突してしまい、ケーブル又はワイヤ、及び、煙突内面又は配管内面が損傷する恐れがある。
その一方、煙突内を点検するために、例えば、原子力発電所の運転を停止させると大変な不都合となる。
そこで、本発明の目的は、ケーブルなどの線状体が繋がれ壁面上を移動する移動本体と、移動本体の移動に伴い、線状体を巻き出し又は巻き取るドラムと、を備えた壁面移動装置であって、強風などの外的作用が発生しても、線状体の揺れを抑制することができる壁面移動装置を提供することにある。
本発明によると、上記目的を達成するため、壁面上を移動する移動本体と、該移動本体に接続され、移動本体に電力を供給し、移動本体との間でデータ伝達を行い、又は、移動本体を支持するための線状体と、該移動本体の移動に伴い、前記線状体の巻き出し又は巻き取り動作を行うドラムと、を備えた壁面移動装置であって、
前記移動本体から間隔を置いて壁面上に設置され、前記ドラムから巻き出された線状体の揺れを規制する規制装置と、
前記移動本体に設けられ、前記規制装置が積載され、前記移動本体が前記ドラムから所定の距離だけ前進すると、前記移動本体から規制装置を分離し壁面に配置する積載分離装置を備える、ことを特徴とする壁面移動装置が提供される。
この壁面移動装置では、規制装置は、移動本体から間隔を置いて壁面上に設置され、ドラムから巻き出された線状体の揺れを規制するので、強風などの外的作用が起こっても規制装置の位置では、線状体の揺れ変位は無くなる。
従って、規制装置を壁面に設置することで、外的作用による線状体の揺れの最大変位量を大幅に抑制することができ、ケーブル全体の揺れを大幅に抑制できる。
また、このように、移動本体には、規制装置が積載される積載分離装置が設けられ、この積載分離装置は、移動本体がドラムから所定の距離だけ前進すると、移動本体から規制装置を分離し壁面に配置するので、規制装置を所望の位置に配置することができる。
また、本発明の好ましい実施形態によると、上記壁面移動装置は、前記移動本体に設けられ、前記規制装置が複数積載され、前記移動本体が前記ドラムから前進するに伴い、前記移動本体から規制装置を順に分離し壁面に間隔を置いて配置する積載分離装置を備える。
このように、移動本体には、規制装置が複数積載される積載分離装置が設けられ、この積載分離装置は、移動本体の前進に伴い、移動本体から規制装置を順に分離し、壁面上に間隔を置いて配置するので、移動本体がドラムから遠く離れた位置まで壁面上を前進した場合でも、規制装置を移動本体から順に分離して適切な間隔で所望の位置に配置することができる。
本発明の好ましい実施形態によると、前記線状体は、移動本体が前記ドラムから前進する方向に規制装置に対して移動自在となっており、移動本体が前記ドラムへ後退する方向に規制装置に対して移動できないようになっている。
移動本体がドラムから前進する時には、線状体はドラムから巻き出されて移動本体の前進方向に送られるが、線状体は、規制装置に対して移動本体の前進方向に移動自在となっているので、規制装置は移動本体から分離された位置に留まることができる。
一方、移動本体がドラムへ後退する時には、線状体はドラムに巻き取られて移動本体の後退方向に送られるが、線状体は、規制装置に対して移動本体の後退方向に移動できないようになっているので、線状体と共に規制装置を後退させることができる。従って、ドラムへ向かって後退してきた規制装置をドラムの手前で回収することができる。
本発明の好ましい実施形態によると、前記規制装置は、前記線状体を挟む少なくとも2つのローラを有し、前記線状体が、移動本体が前記ドラムから前進する方向に規制装置に対して移動自在となっており、移動本体が前記ドラムへ後退する方向に規制装置に対して移動できないようになっている。
このように、少なくとも2つのローラにより線状体を挟み、さらに、例えば、各ローラにワンウェイクラッチを設けることで、線状体の揺れを規制しつつ、線状体が、移動本体が前記ドラムから前進する方向に規制装置に対して移動自在とし、移動本体が前記ドラムへ後退する方向に規制装置に対して移動できないようにすることが可能となる。
本発明の別の実施形態によると、前記規制装置には、積載分離装置から分離されると壁面に固着する固着手段が設けられており、前記線状体は、移動本体が前記ドラムから前進する方向及び後退する方向に前記規制装置に対して移動自在となっている。
このように、規制装置には、積載分離装置から分離されると壁面に固着する固着手段が設けられているので、積載分離装置から分離した線状体を壁面に固着させることができる。
また、線状体は、規制装置に対して移動本体の前進方向及び後退方向に移動自在となっているので、壁面に固着した規制装置によりその揺れを規制しつつ、線状体を前進方向及び後退方向に送ることが可能となる。
さらに、移動本体の後退時には、線状体はドラムに巻き取られて移動本体の後退方向に送られるが、規制装置は固着手段により一定位置に維持されるので、後退していく移動本体は、順にこれら規制装置に到達しこれら規制装置を回収することができる。
本発明の好ましい実施形態によると、前記積載分離装置は、エンドレスベルトと、該エンドレスベルトを回転駆動させる駆動モータと、該エンドレスベルトに間隔を置いて固定された複数の押出部材と、を有し、前記複数の規制装置はそれぞれ押出部材の間に配置され、前記エンドレスベルトが回転駆動されることで、各押出部材は、対応する規制装置をエンドレスベルトに沿って移動させ、前記エンドレスベルトの所定位置にて規制装置を前記移動本体から押し出す。
このような積載分離装置の構成により、エンドレスベルトの回転駆動を制御することで、所望のタイミングで規制装置を順に移動本体から押し出すことができる。
また、本発明の好ましい実施形態によると、前記積載分離装置は、規制装置を押し出す方向から壁面へ傾斜している弾性部材を有し、該弾性部材は、その傾斜部が移動本体から押し出される規制装置と接触して変形するように積載分離装置に固定配置されている。
このように、積載分離装置は、規制装置を押し出す方向から壁面へ傾斜している弾性部材を有し、弾性部材は、その傾斜部が移動本体から押し出される規制装置と接触して変形するように固定配置されているので、規制装置が移動本体から押し出される時に、弾性部材の弾性力により規制装置を壁面へ向かって付勢することができる。
また、本発明の実施形態によると、前記ドラムを回転駆動する駆動モータと、線状体の巻き出し時以外は常に、線状体の巻き取り方向に所定のトルクが前記ドラムに発生するように、前記駆動モータに電流を流す駆動装置と、をさらに備える。
このように、駆動回路は、線状体の巻き出し時以外は常に、線状体の巻き取り方向に所定のトルクがドラムに発生するように、ドラムの駆動モータに電流を流すので、線状体には、常に、揺れを抑制する張力が与えられる。従って、線状体の揺れ防止効果をさらに高めることができる。
上述した本発明の壁面移動装置により、壁面上を移動しながら壁面の点検、清掃などを行う場合に、強風などの外的作用が発生しても、線状体の揺れを大幅に抑制することができる。
本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態による壁面移動装置10の構成を示す図である。図1に示すように、壁面移動装置10は、ケーブル2に繋がれた状態で煙突の内壁6をその面に沿って移動する移動本体3と、煙突の入口付近に配置され、移動本体3が煙突壁面6上を前進又は後退するに伴い、ケーブル2を巻き出し又は巻き取るドラム5と、移動本体3から間隔を置いて煙突の内壁面6に設置され、ドラム5から巻き出されたケーブル2の揺れを規制する規制装置7と、を備える。
図1の例では、規制装置7は、ドラム5から巻き出されたケーブル2に間隔を置いて複数取り付けられ、煙突の内壁面6上に配置される。この配置方法は後述する。
移動本体3には、煙突内面上を走行する車輪3aと、この車輪3aを駆動するモータ(図示せず)が設けられている。図1の例では、鉛直方向に延びる煙突の内壁6は鉄で形成されており、移動本体3の車輪3aは、磁石車輪として構成される。なお、移動本体3の車輪3a自体を永久磁石で形成してもよく、移動本体3の車輪3a以外の部分を永久磁石で構成してもよく、又は、移動本体3に電磁石を設けてもよい。磁石車輪は、例えば上記特許文献3に記載されている。
これにより、移動台車は、煙突内壁6に磁力により吸着しながら煙突内壁6に沿って移動することができる。
また、移動本体3には、例えば、煙突の内壁面6を点検するためのカメラ8a,8b,8cや光源9a,9b,9cなどが搭載されている。移動本体3が、煙突内を進行しながら、カメラ8a,8b,8cにより煙突の内壁面6の映像を得ることにより、内壁面6に欠陥が存在するかどうかを点検することができる。
ドラム5は、煙突の入口付近に設けられ、ドラム5が駆動モータ5aにより駆動されてケーブル2の捲き出し及び巻き取りを行う。ドラム5から巻きだされたケーブル2の先端は移動本体3に繋がれている。移動本体3が煙突の内壁面6上を前進又は後退するに伴って、ドラム5からケーブル2の巻き出し又は巻き取りが行われる。
図1に示すように、移動本体3は煙突の入口のドラム5から延びているケーブル2に繋がれているので、移動本体3は煙突内で落下しないようにケーブル2により支持されながら、煙突の内壁面6に沿って下方に走行することができる。
また、ケーブル2には、電力供給ライン11と、データライン12も含まれている。電力供給ライン11は、煙突外部の電源15から、移動本体3に設けられた車輪3aの駆動モータ、カメラ8a,8b,8c、光源9a,9b,9cなどに電力を供給し、データライン12は、カメラ8a,8b,8cにより得られた映像を煙突外部のコントロール室16へ送る。なお、ケーブル2の代わりにワイヤなどの他の線状体を使用してもよい。
上述した本実施形態の壁面移動装置10では、煙突入口から移動本体3まで延びているケーブル2に間隔を置いてケーブル2の揺れを規制する規制装置7を配置し、ケーブル2に張力を与えるようにドラム5を駆動制御するので、ケーブル2の揺れの最大変位量を大幅に抑制することができる。
ケーブル2に張力を与えるために、ケーブル2の巻き取り時以外は常に、ケーブル2の巻き取り方向に所定のトルクがドラム5に発生するように、ドラム5の駆動モータ5aに電流を流す駆動装置(例えば、駆動回路)5bを設ける(図1を参照)。
図2(A)は、本発明の実施形態における場合のケーブル2の揺れを示しており、図2(B)は、規制装置7を設けなかった場合のケーブル2の揺れを示している。
これらを比較すると、図2(B)の場合には、煙突入口から移動本体3まで延びているケーブル2は、煙突内の強風によりケーブル2は大きく揺れその最大変位量も大きくなる。従って、ケーブル2が煙突内面に衝突し、ケーブル2及び煙突内面が損傷してしまう恐れがある。
一方、本実施形態の図2(A)の場合には、煙突入口から移動本体3まで延びているケーブル2には、間隔を置いてケーブル2の揺れを規制する規制装置7が配置されるので、煙突内に強風が起こっても、規制装置7の位置でケーブル2の揺れは防止される。従って、規制装置7間のケーブル2部分には、それぞれ揺れが起こるが、その変位量は大幅に減少する。従って、ケーブル2の最大変位量も同様に小さくなり、ケーブル2の揺れを大幅に抑制することができる。
図3は、規制装置7の構成を示す斜視図であり、図4は図3に示す規制装置7の上面図である。図3と図4に示すように、規制装置7は、ケーブル2を挟んでケーブル2を拘束する複数(図3と図4の例では、3つ)のローラ7aと、煙突の内壁面6上で転動可能な複数の車輪7b(図3と図4の例では、3つ)と、を有する。
ローラ7aの回転軸には、ワンウェイクラッチが設けられており、これにより、図4の矢印Aの方向には回転自在となっているが、矢印Aと反対方向には回転できないようになっている。
規制装置7は、移動本体3の車輪3aと同様に、その車輪7b又は他の部分を永久磁石で形成したり、又は、規制装置7に電磁石が設けられていることにより、鉄で形成された煙突内面6に磁力により吸着しながら煙突内面6に沿って移動することができる。
このような永久磁石で形成された車輪7b、規制装置7の他の部分又は電磁石は、固着手段を構成する。
また、規制装置7は、他の適切な構成であってもよい。例えば、図5の斜視図に示すように、ケーブル2拘束用のローラ7aを、その回転軸が車輪7bの回転軸と平行になるように、配置してもよい。また、ローラ7aの数は3つに限定されない。例えば、2つのローラ7aによりケーブル2を挟んで拘束するようにしてもよい。
本実施形態によると、壁面移動装置10は、移動本体3に設けられ、規制装置7が複数積載され、移動本体3の前進に伴い、移動本体3から規制装置7を順に分離し、規制装置7を煙突の内壁面6上に間隔を置いて配置する積載分離装置を備える。
積載分離装置を移動本体3に設けることにより、移動本体3が煙突内の奥深くへ前進した場合でも、規制装置7を移動本体3から分離して適切な間隔で所望の位置に配置することができる。
上述のように、ワンウェイクラッチにより、移動本体3の前進時には、ケーブル2はドラム5から巻き出されて移動本体3の前進方向に送られるが、ケーブル2は、規制装置7に対して移動本体3の前進方向に移動自在となっているので、規制装置7は移動本体3から分離された位置に留まることができる。
好ましくは、規制装置7の車輪7bにもワンウェイクラッチが設けられ、車輪7bは、移動本体3が前進する方向には回転できないようになっており、移動本体3が後退する方向には回転可能となっている。これにより、移動本体3の前進時に規制装置7を、移動本体3から分離された位置に確実に固定することできる。
図6は、積載分離装置18の構成を示す側面図である。また、図7は、移動本体3の内部に積載分離装置18が組み込まれた状態を示している。図7において、移動本体3の内部が分かるように移動本体3の側部を部分的に切り欠いている。また、分かりやすくするため、図面において、図1の規制装置7や移動本体3などは、図7の規制装置7や移動本体3などよにも大きく描いている。
図6に示すように、積載分離装置18は、エンドレスベルト21と、エンドレスベルト21を回転駆動させる駆動モータ(図示せず)と、エンドレスベルト21に間隔を置いて固定された複数の押出部材22と、を有する。
複数の規制装置7はそれぞれ押出部材22の間に配置され、エンドレスベルト21が回転駆動されることで、各押出部材22は、対応する規制装置7をエンドレスベルト21に沿って移動させ、エンドレスベルト21の折り返し部分にて規制装置7を移動本体3から押し出す。
図6の例では、駆動モータによりプーリ24が回転駆動され、これに伴いエンドレスベルト21も回転駆動される。
積載分離装置18には、複数の規制装置7が積載される積載台25が設けられる。
また、積載分離装置18には、エンドレスベルト21に沿った規制装置7の移動を案内するガイド部材(図示せず)が設けられている。このガイド部材は、規制装置7の両側面の側に設けられ、エンドレスベルト21に沿って延びている。
押出部材22は、例えば、エンドレスベルト21から図6の紙面の手前方向に突出するようにエンドレスベルト21に固定されている。そして、上述のように、エンドレスベルト21が回転駆動されると、押出部材22は、規制装置7の後端部を押しながら、積載台25に沿って規制装置7を移動させ、エンドレスベルト21の折り返し位置にて各押出部材22を積載台25から移動本体3の後方へ押し出す。
積載分離装置18の上記構成により、移動本体3が煙突内を前進していく過程で、エンドレスベルト21の回転駆動を制御することで、所望のタイミングで規制装置7を順に移動本体3から押し出すことができる。例えば、エンドレスベルト21の駆動モータを、コントロール室16のコンピュータ26によりデータライン12を介して制御することで、エンドレスベルト21の回転駆動を行うことができる。
積載分離装置18には、規制装置7が移動本体3から押し出される時に、規制装置7を煙突の内壁面6へ押し付ける弾性部材が設けられる。図6における符号27は、この弾性部材を示し、図8は、規制装置7と弾性部材27を示す図6のA−A線矢視図である。図8の例では、一対の弾性部材27が設けられる。なお、図8において、破線は、押出部材22を示している。また、図8において、簡単のため、規制装置7、弾性部材27、連結部材29、押出部材22以外は省略してある。
弾性部材27は、積載分離装置18の積載台25に連結部材29により固定されており、規制装置7の押出方向から煙突の内壁面6へ傾斜している。また、弾性部材27の傾斜部が移動本体3から押し出される規制装置7の接触部7c(図3、図5、図8を参照)と接触して変形するように固定配置されている。
従って、規制装置7が移動本体3から押し出される時に、弾性部材27の弾性力により規制装置7を煙突の内壁面6へ向かって付勢することができる。これにより、規制装置7を確実に煙突内壁面6へ押し付けることができ、規制装置7をより確実に煙突内壁面6に固着をさせることができる。
積載台25は、規制装置7の分離時に弾性部材27により規制装置7を煙突の内壁面6に押し付けることができる程度に、車輪3aの内壁面6との接地面から離れた位置にて移動本体3に設けられる。
上述の構成を持つ第1実施形態の壁面移動装置10では、移動本体3の前進中に、移動本体3の積載分離装置18に積載された複数の規制装置7を、順に移動本体3から分離して、間隔を置いて規制装置7を煙突内面に配置することができる。また、この時、規制装置7のローラ7aの回転軸に設けられたワンウェイクラッチ構造により、規制装置7が煙突内壁面6に固着した状態で、ケーブル2を移動本体3の前進方向に送ることができる。
次に、ドラム5がケーブル2を巻き取りながら、移動本体3が煙突入口へ後退する場合について説明する。
ドラム5の巻き取り動作により、ケーブル2が移動本体3の後退方向(即ち、ドラム5に向かって)送られる時に、規制装置7のローラ7aのワンウェイクラッチにより、ローラ7aは、図4の矢印と反対方向に回転することができない。従って、ケーブル2とローラ7aとの摩擦力により、規制装置7の磁石車輪7bが後退する方向に回転し、これにより、ケーブル2と規制装置7が一体となって、ドラム5の側へ後退していく。なお、この時、移動本体3の駆動車輪3aを、後退する方向に回転駆動してもよいし、回転駆動しなくてもよい。
このようにして、規制装置7が煙突入口まで送られてくると、煙突入口において、ドラム5の手前で規制装置7をケーブル2から取り外す。
なお、規制装置7をケーブル2から取り外し可能とするために、例えば、規制装置7のローラ7aを規制装置7に対して取り外し又は移動可能としてよく、ケーブル2からの規制装置7の取り外しは、例えば手作業で又は適切な装置により行うことができる
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による壁面移動装置10では、規制装置7のローラ7aを図4の矢印方向だけでなく、その反対方向にも回転自在に構成し、規制装置7の車輪7bも移動本体3が前進する方向及び後退する方向に回転可能に構成される。これにより、ケーブル2は、規制装置7に対して移動本体3の前進方向と後退方向の両方に移動自在となる。
代わりには、ケーブル2が規制装置7に対して移動本体3の前進及び後退方向に移動自在となるように、規制装置7にケーブル2が貫通する貫通孔を形成してもよい。また、他の適切な構成により、ケーブル2が、移動本体3の前進方向及び後退方向に規制装置7に対して移動自在となるようにしてもよい。
また、規制装置7に設けられる固着手段は、上述した以外の適切なものであってもよい。例えば、固着手段として、吸盤、エア吸引装置などを規制装置7に設けてもよい。
他の構成は、第1実施形態の構成と同様である。
第2実施形態においても、移動本体3が煙突壁面6上を前進する時の動作は、第1実施形態の場合と同じである。一方、第2実施形態による壁面移動装置10では、移動本体3が煙突壁面6上を後退する時の動作は、第1実施形態の場合と異なる。
第2実施形態によると、規制装置7のローラ7aは図4の矢印方向だけでなく、その反対方向にも回転自在であるので、規制装置7は煙突内壁面6上の一定の位置に固着した状態で、ケーブル2をドラム5へ後退させることができる。
従って、移動本体3は、煙突入口へ後退していく過程で、煙突内面の各位置に留まっている規制装置7に順に到達して、規制装置7を順に回収することができる。
この回収動作は、規制装置7を、再び積載分離装置18に積載することにより行うことができる。
具体的には、移動本体3の後端部に設けられた後方監視用のカメラ8cにより規制装置7の接近及び積載台25への到達を検知すると、エンドレスベルト21を逆方向に回転駆動させ、押出部材22により規制装置7を積載台25に押し込むことができる。この動作は、例えば、カメラ8cからデータライン12を介して送られてくる映像を、コントロール室16のモニタ31に表示し、作業員がモニタ31により規制装置7の積載台25への到達を確認すると、コントロール室16に設けられた操作パネル(図示せず)を操作することで、エンドレスベルト21の駆動モータを制御して行うことができる。また、規制装置7の積載台25への到達を検知する適切なセンサを移動本体3に設け、センサの信号によりエンドレスベルト21の駆動モータを自動的に制御するようにしてもよい。
このようにして、複数の規制装置7を順に回収して積載分離装置18の元の位置に回収することができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態では、ケーブル2は、規制装置7に対して移動本体3の前進及び後退方向の両方に移動できないように、ケーブル2と規制装置7は互いに固定される。
例えば、規制装置7のローラ7aを回転できないように構成し、ケーブル2をローラ7aに挟み込んで、ケーブル2と規制装置7を互いに固定する。この場合、規制装置7にケーブル2を取り付け固定できるように、例えば、ローラ7aを規制装置7に対して取り外し又は移動可能とする。他の適切な手段により、ケーブル2と規制装置7とを互いに固定してもよい。
なお、ケーブル2への規制装置7の取り付け及び取り外しは、例えば手作業で又は適切な装置により行うことができる。
また、第3実施形態では、移動本体3には上述の積載分離装置18を設けない。第3実施形態のその他の構成は、第1実施形態と同様である。
第3実施形態では、ドラム5から巻き出して移動本体3を煙突内へ前進させる場合には、移動本体3が所定の距離を移動する度に、煙突入口において規制装置7をケーブル2に取り付け固定する。
ケーブル2に固定された規制装置7は、ケーブル2が移動本体3の前進方向へ送られるに従い、その磁石車輪が煙突内面上を転動することで、ケーブル2と共に移動本体3の前進方向に送られていく。
これにより、移動本体3が煙突内の奥深くまで前進しても、ケーブル2には間隔を置いて規制装置7が固定されることになる。
一方、移動本体3を後退させる場合には、ドラム5の巻き取り動作により、ケーブル2が移動本体3の後退方向に送られるが、この時、規制装置7はケーブル2に固定されているので、ケーブル2と共に規制装置7も後退方向へ送られることになる。
これにより、規制装置7が煙突入口まで戻されたら、ドラム5の手前で手作業で又は適切な装置により規制装置7をケーブル2から取り外す。このようにして、複数の規制装置7を煙突入口で順に回収することができる。
従って、第3実施形態では、積載分離装置18を用いずに、複数の規制装置7を煙突の内壁面6に間隔を置いて配置し、これらを回収することができる。
[その他の実施形態]
上述では、積載分離装置18は、押出部材22により規制装置7を押し出す装置であるが、他の構成を持つ積載分離装置を用いてもよい。例えば、移動本体3に設けられ、規制装置7を順に移動本体3から降ろすように動作するロボットアームにより積載分離装置18を構成してもよい。また、このロボットアームにより規制装置7を移動本体3に回収してもよい。
また、上述の実施形態では、煙突の内壁面6を移動する壁面移動装置10について説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、本発明の壁面移動装置10は、煙突の内壁面6以外に、船の外壁面、橋梁の壁面などに沿って移動し、これらを点検、清掃する装置としても利用可能である。また、本発明の壁面移動装置10は水中の壁面上を移動する装置としても利用可能である。
また、上述した実施形態のように鉛直方向に移動する場合だけでなく、その他の方向(例えば、水平方向)に移動する場合にも、本発明の壁面移動装置を利用することができる。
このように、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の第1実施形態による壁面移動装置の構成図である。 図2(A)は、本発明の実施形態による規制装置を設けた場合のケーブルの揺れを示し、図2(B)は、従来の場合のケーブルの揺れを示している。 本発明の実施形態による規制装置の構成例を示す斜視図である。 図3の規制装置の上面図である。 規制装置の別の構成例を示す斜視図である。 積載分離装置の構成を示す側面図である。 移動本体に積載分離装置が組み込まれた状態を示す図である。 図6のA−A線矢視図である。 特許文献1に記載された煙突内清掃装置を示す図である。 特許文献2に記載された管内移動装置を示す図である。
符号の説明
2 ケーブル(線状体)
3 移動本体
3a 車輪
5 ドラム
5a 駆動モータ
5b 駆動装置
6 壁面
7 規制装置
7a ローラ7a
7b 車輪
7c 接触部
8a,8b,8c カメラ
9a,9b,9c 光源
10 壁面移動装置
11 電力供給ライン
12 データライン
15 電源
16 コントロール室
18 積載分離装置
21 エンドレスベルト
22 押出部材
24 プーリ
25 積載台
26 コンピュータ
27 弾性部材
29 連結部材
31 モニタ



Claims (8)

  1. 壁面上を移動する移動本体と、該移動本体に接続され、移動本体に電力を供給し、移動本体との間でデータ伝達を行い、又は、移動本体を支持するための線状体と、該移動本体の移動に伴い、前記線状体の巻き出し又は巻き取り動作を行うドラムと、を備えた壁面移動装置であって、
    前記移動本体から間隔を置いて壁面上に設置され、前記ドラムから巻き出された線状体の揺れを規制する規制装置と、
    前記移動本体に設けられ、前記規制装置が積載され、前記移動本体が前記ドラムから所定の距離だけ前進すると、前記移動本体から規制装置を分離し壁面に配置する積載分離装置を備える、ことを特徴とする壁面移動装置。
  2. 前記移動本体に設けられ、前記規制装置が複数積載され、前記移動本体が前記ドラムから前進するに伴い、前記移動本体から規制装置を順に分離し壁面に間隔を置いて配置する積載分離装置を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の壁面移動装置。
  3. 前記線状体は、移動本体が前記ドラムから前進する方向に規制装置に対して移動自在となっており、移動本体が前記ドラムへ後退する方向に規制装置に対して移動できないようになっている、ことを特徴とする請求項又はに記載の壁面移動装置。
  4. 前記規制装置は、前記線状体を挟む少なくとも2つのローラを有し、
    前記線状体が、移動本体が前記ドラムから前進する方向に規制装置に対して移動自在となっており、移動本体が前記ドラムへ後退する方向に規制装置に対して移動できないようになっている、ことを特徴とする請求項に記載の壁面移動装置。
  5. 前記規制装置には、積載分離装置から分離されると壁面に固着する固着手段が設けられており、
    前記線状体は、移動本体が前記ドラムから前進する方向及び後退する方向に前記規制装置に対して移動自在となっている、ことを特徴とする請求項又はに記載の壁面移動装置。
  6. 前記積載分離装置は、エンドレスベルトと、該エンドレスベルトを回転駆動させる駆動モータと、該エンドレスベルトに間隔を置いて固定された複数の押出部材と、を有し、
    前記複数の規制装置はそれぞれ押出部材の間に配置され、前記エンドレスベルトが回転駆動されることで、各押出部材は、対応する規制装置をエンドレスベルトに沿って移動させ、前記エンドレスベルトの所定位置にて規制装置を前記移動本体から押し出す、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の壁面移動装置。
  7. 前記積載分離装置は、規制装置を押し出す方向から壁面へ傾斜している弾性部材を有し、
    該弾性部材は、その傾斜部が移動本体から押し出される規制装置と接触して変形するように積載分離装置に固定配置されている、ことを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載の壁面移動装置。
  8. 前記ドラムを回転駆動する駆動モータと、線状体の巻き出し時以外は常に、線状体の巻き取り方向に所定のトルクが前記ドラムに発生するように、前記駆動モータに電流を流す駆動装置と、をさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載の壁面移動装置。
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