JP4831025B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
特許文献1には、上述のそれぞれ形状の異なる印刷媒体を一つの印刷装置で印刷する技術が公開されている。
上記折曲ミシン目107と同様に、分離ミシン目110も、切断部110Aと非切断部110Bが交互に列設されている(図2参照)。即ち、ラベルプリンタ用紙100においては、折曲ミシン目107及び分離ミシン目110に沿って切り離すことで、「ラベルプリンタ用紙100の幅方向」×「所定の間隔(60mm)」の一定の印字面積を有する単位用紙片115を得ることができる。
ここで、図2においては、本実施形態に係るラベルプリンタ用紙100の折曲ミシン目107周辺を拡大して示している。
つまり、図2に示すように、折曲ミシン目107の切断部107Aの搬送方向寸法(Wb)は、分離ミシン目110の切断部110Aの搬送方向寸法(Wa)よりも大きく形成されている。
これにより、折曲ミシン目107の強度は、ラベルプリンタ用紙100の印字面における強度はもちろん、分離ミシン目110の強度よりも低く形成されることとなるので、折曲ミシン目107に沿って折り曲げることが非常に容易となる。この点、折曲ミシン目107での折り曲げが容易になることで、連帳式印字媒体としての使用が容易となると共に、折曲ミシン目107に沿った分離も容易に行うことができる。
さらに、後述するラベルプリンタ1(図3等参照)では、第1フォトセンサ11A(図5等参照)及び第2フォトセンサ11B(図5等参照)が搬送方向とは直交する方向に並置されている。従って、ラベルプリンタ用紙100がラベルプリンタ1(図3等参照)内で搬送されている際に、第1フォトセンサ11A(図5等参照)がセンサマーク301Aを読み取った同じタイミングで第2フォトセンサ11B(図5等参照)がセンサマーク301Bを読み取り、また、第1フォトセンサ11A(図5等参照)がセンサマーク303Aを読み取った同じタイミングで第2フォトセンサ11B(図5等参照)がセンサマーク303Bを読み取るが、第2フォトセンサ11B(図5等参照)がセンサマーク302Bを読み取ったタイミングでは、第1フォトセンサ11A(図5等参照)は2個のセンサマーク301A,303Aのいずれも読み取れない。
そして、剥離紙102の一面には、シリコン処理が施され、剥離面として機能する。
従って、ラベルプリンタ用紙100は、各感熱ラベル紙201A,201B,202,203A,203Bの粘着層と、剥離紙102の剥離面が貼り合わせられて構成されており、剥離面にシリコン処理が施されていることにより、粘着層の粘着力を低下させることなく、各感熱ラベル紙201A,201B,202,203A,203Bを剥離紙102から剥離することができる。
そして、剥離紙102から剥離された各感熱ラベル紙201A,201B,202,203A,203Bは、一面に形成された粘着層により、所望の位置に貼り付けることができる。
図3に示すように、ラベルプリンタ1は、後述するサーマルヘッド31(図4,図5参照)等の印刷装置を内蔵する本体筐体2によって構成されている。そして、本体筐体2の後側上端縁部には、後述するホルダ3を収納するホルダ収納部4の上側を覆うように上カバー120(図4参照)が回動係止部121によって開閉自在に取り付けられている。
尚、側壁部123を内側から外側に凹部形状にしてもよい。この凹部形状にすることによって、本体筐体2に対して上カバー120を開放したときにトレー状にすることができるので、折畳まれたラベルプリンタ用紙100がラベルプリンタ1に配設されたサーマルヘッド31(図4等参照)から更に離間されることになり、折畳まれたラベルプリンタ用紙100の折畳みを開放するための十分な距離をとることができる。
そして、電源ボタン7の上方には、不図示の上カバーの前側略中央部に対向するように、透明樹脂製のトレー6が立設されている。
一方、本体筐体2の背面側下部には、一方の側端部に電源コード10(図4参照)が接続されると共に、他方の側端部には不図示のパーソナルコンピュータ等と接続されるUSB(Universal Serial Bus)等から構成され、後述する通信用インターフェース68(図7参照)を構成するコネクタ部(不図示)が設けられている。
このホルダ支持部材15には、上方に開口する側面視略縦長コの字状の第1位置決め溝部16が形成されており、後述するホルダ3(図6参照)の取付部材13(図6参照)を嵌め込むことができる。また、このホルダ支持部材15の内側基端部には、係合凹部15Aが形成され、位置決め部材12(図6参照)の下端部に突設される弾性係止片12A(図6参照)が係合される。
これにより、ホルダ収納部4に収納されたホルダ3(図6参照)を所定位置に固定することができる。この結果、ラベルプリンタ用紙100(図4,図5参照)の位置変動を防止することができるので、良質な印字が可能となる。
ここで、判別凹部4Bは、位置決め凹部4Aよりもさらに所定深さ(本実施形態では、約1.5〜3mmの深さである。)だけ深く形成されており、判別凹部4B底面には、複数のプッシュ式のマイクロスイッチで構成されるシート判別センサS1、S2、S3、S4、S5がL字状に設けられている。即ち、ホルダ3(図6参照)をホルダ収納部4に収納することにより、位置決め部材12(図6参照)下端に形成されたシート判別部60(図6参照)が判別凹部4Bにはめ込まれ、シート判別部60(図6参照)に形成された5つのセンサ孔60A(図6参照)の位置に基づいて、ラベルプリンタ用紙100(図4,図5参照)に係る情報(ラベルプリンタ用紙100(図4,図5参照)の種別等)を判別することができる。
ここで、後述するホルダ3(図6参照)を構成するガイド部材20(図6参照)は、当該ホルダ3(図6参照)に取り付けられているラベルプリンタ用紙100(図4,図5参照)の幅に対応する第2位置決め溝部(第2位置決め溝部22A〜22Dの何れか1つ)にはめ込まれ、その先端は、挿入口18まで延出されている。これにより、ホルダ3(図6参照)に取り付けられたラベルプリンタ用紙100(図4,図5参照)は、ガイド部材20(図6参照)に当接しつつ挿入口18に案内される。
ここで、本体筐体2の内部において、ホルダ収納部4の下側には、外部のパーソナルコンピュータ等からの指令により各機構部を駆動制御する制御回路部61(図7参照)が形成された制御基板32(図4参照)が設けられている。
図6に示すように、ホルダ3は、ホルダ収納部4に形成されたホルダ支持部材15に取り付けられる位置決め部材12と、ラベルプリンタ用紙100の一側端に当接し、挿入口18へと案内するガイド部材20と、位置決め部材12とガイド部材20とに挟持され、上面をラベルプリンタ用紙100が移動するホルダ軸部材40により構成されている。
具体的には、ホルダ軸部材40の一端には、外周部にフランジ部36が形成され、このフランジ部36において、ガイド部材20の外側端面に固着される。一方、ホルダ軸部材40の他端側は、位置決め部材12の第2筒部401内に嵌挿されて該第2筒部401に固着される。
このように、位置決め部材12、ガイド部材20が夫々、ホルダ軸部材40に固着されることにより、一体化したホルダ3が形成される。この点、ラベルプリンタ用紙100の紙幅が異なる場合には、ホルダ軸部材40の長さ寸法を変更することにより、ラベルプリンタ用紙100の紙幅に応じたホルダ3を容易に製造することができる。
図6に示すように、ガイド部材20には、第1筒部402の外側端面の下側外周部から下側方向に延出された第1延出部42が形成されている。この第1延出部42はホルダ収納部4の位置決め凹部4Aに嵌入される。
そして、ガイド部材20には、ガイド部材20の上部に延出された第2延出部43が形成され、更に、第2延出部43の外周部から挿入口18(図4参照)近傍まで上側端縁部が前下がり状に延出される第3延出部44が形成されている。
ここで、第3延出部44先端部の下端面は略水平に形成され、ラベルプリンタ1の載置部21上に当接する。この結果、ホルダ3に装着されたラベルプリンタ用紙100の一側端縁部は、第3延出部44と第2延出部43の内側面によって挿入口18まで案内される。
また、この第3延出部44の下端面には、載置部21の搬送方向後端縁部に対向する位置から第1延出部42まで延出される第4延出部45が形成される。該第3延出部44の下端面が載置部21上に当接された場合には、この第4延出部45の搬送方向先端部分は、ホルダ収納部4に装着されたラベルプリンタ用紙100の紙幅に対応する第2位置決め溝部(第2位置決め溝部22A〜22Dのいずれか)に嵌入される(図4参照)。
そして、位置決め部材12の延出部56の下端には、略直角内側方向に所定長さ延出される略長四角形のシート判別部60が形成されている。このシート判別部60には、上述したように、各シート判別センサS1〜S5に対向する所定位置に5つのセンサ孔60Aが略L字状に穿設されている。
従って、ホルダ3がホルダ収納部4に設置され、当該シート判別部60が判別凹部4Bに嵌入されると、シート判別センサS1〜S5に対応する位置に各センサ孔60Aが位置する。そして、シート判別センサS1〜S5は、プッシュ式のマイクロスイッチであるため、対応するセンサ孔60Aが開口されているか否かに基づいて、異なる信号を出力することができる。上記シート判別センサS1〜S5からの出力態様により、CPU62(図7参照)は、ラベルプリンタ1に装着されたラベルプリンタ用紙100にかかる情報を取得することができる。
また、位置決め部材12の取付部材13の下端部には延出部56に縦長四角形の貫通孔52が穿設され、該貫通孔52の上端縁部には、下側方向に先端部に外側方向に突出する突起部が形成された弾性係止片12Aが設けられている。
また、この場合、ホルダ3に形成されるセンサ孔60Aの位置は、ラベルプリンタ用紙100の場合に用いられるホルダ3とは異なる態様で形成されている。従って、ラベルプリンタ1においては、連帳式印字媒体であるラベルプリンタ用紙100と、ロール状印刷媒体150とを判別し、印字制御を行うことができる。尚、別の実施形態としてロール状印刷媒体150が装着されたホルダ3とラベルプリンタ用紙100の場合に用いられるホルダ3とを異なる態様とせず、ロール状印刷媒体150を使い切ったホルダ3をラベルプリンタ用紙100の場合に用いられるホルダ3として流用可能にラベルプリンタ1を構成してもよい。
先ず、ラベルプリンタ1において、ラベルプリンタ用紙100に対して印字を行うためには、ホルダ収納部4にホルダ3を取りつける操作が必要になる。従って、ユーザーは、位置決め部材12側においては取付部材13を第1位置決め溝部16に嵌め込みつつ、弾性係止片12Aを係合凹部15Aに係合させる。この時、ガイド部材20側においては、ガイド部材20の先端部下面を第2位置決め溝部22A〜22Dの何れかに嵌め込みつつ、該ガイド部材20下端部を位置決め凹部4A内に当接させる。この操作を行うことにより、ホルダ3は、ホルダ収納部4に着脱自在に取り付けられる。
尚、ホルダ収納部4にホルダ3を取り付けることにより、位置決め部材12の下端に設けられたシート判別部60は判別凹部4B内に挿入され、5つのセンサ孔60Aと各シート判別センサS1〜S5が協働することで、ラベルプリンタ1に取り付けられたラベルプリンタ用紙100に係る情報を取得することができる。
この場合には、先ず、レバー27を上方に回動させて、サーマルヘッド31と、プラテンローラ26とを離間する。その後、ラベルプリンタ用紙収納部122からラベルプリンタ用紙100を引き出し、ラベルプリンタ用紙100の端部を挿入口18に挿入する。
そして、図5に示すように、この挿入口18は、ガイド部材20の先端部が載置される載置部21の上面と、載置部21の前方に配設される用紙ガイド部28の下面とで構成される。そして、載置部21の先端縁部には、該先端縁部から所定長さ下側方向に延出され、更に、プラテンローラ側に所定長さ延出される側面視逆「く」の字状の延出部24が形成されている。
尚、挿入口18及びシート案内路25を通過する際、ラベルプリンタ用紙100は、剥離紙102の搬送方向下面101側、即ち、センサマーク301A,301B,302B,303A,303Bが付されている面を下面として移動する。
尚、第1フォトセンサ11Aは、ラベルプリンタ用紙100の搬送方向下面101側に対向する位置において、センサマーク301A,303Aが読み取れる箇所に設けられている。また、第2フォトセンサ11Bは、ラベルプリンタ用紙100の搬送方向下面101側に対向する位置において、センサマーク301B,302B、303Bが読み取れる箇所に設けられている。
その後、レバー27を下方に回動させることにより、挿入口18から挿入されたラベルプリンタ用紙100は、ライン型のサーマルヘッド31によってプラテンローラ26に向かって押圧されるように付勢される。これにより、該プラテンローラ26をステッピングモータ等で構成されるシート送りモータ72(図7参照)により回転駆動しつつ、該サーマルヘッド31を駆動制御することによって、ラベルプリンタ用紙100を搬送しながら印字面に順次画像データを印字できる。また、トレー6上に排出されたラベルプリンタ用紙100は、カットレバー9を右側方向に移動操作することによって、カッターユニット8により切断される。
図7に示すように、ラベルプリンタ1の制御基板32上に形成される制御回路部61は、CPU62、CGROM63、ROM64、フラッシュメモリ65(EEPROM)、RAM66、入出力インターフェース67、及び通信用インターフェース68等を備えている。また、CPU62、CGROM63、ROM64、フラッシュメモリ65、RAM66、入出力インターフェース67及び通信用インターフェース68は、バス線69により相互に接続されて、相互にデータのやり取りが行われる。
また、ROM64は、上記図9の判別テーブルや各種のプログラムを記憶させておくものであり、ラベルプリンタ1における後述する印字制御プログラムなどのラベルプリンタ1の制御上必要な各種のプログラムが記憶されている。
そして、ROM64には、用紙種類記憶領域64Aが設けられており、各シート判別センサS1〜S5からの出力態様と、ラベルプリンタ用紙100に関する情報(ラベルプリンタ用紙100の種別等)が対応付けられて記憶されている。従って、CPU62は、各シート判別センサS1〜S5からの出力信号に基づいて、ラベルプリンタ1に取り付けられたラベルプリンタ用紙100に関する情報(ラベルプリンタ用紙100の種別等)を特定することができ、ラベルプリンタ用紙100に応じた印字制御を実行することができる。
フラッシュメモリ65は、外部のパーソナルコンピュータなどから受信した外字データ等のドットパターンデータや各種図柄データのドットパターンデータ等に登録番号を付して記憶させておくものであり、ラベルプリンタ1の電源をオフしても記憶内容を保持している。
そして、RAM66は、CPU62により演算された各種の演算結果を一時的に記憶させておくためのものであり、印字バッファ66A、ワーク領域66B等の各種のメモリが設けられている。ここで、印字バッファ66Aには、複数の文字や記号等の印字用ドットパターンや各ドットの形成エネルギ量である印加パルス数等がドットパターンデータとして格納され、サーマルヘッド31はかかる印字バッファ66Aに記憶されているドットパターンデータに従ってドット印字を行う。
そして、通信用インターフェース68は、例えば、USB(Universal Serial Bus)等から構成され、外部のパーソナルコンピュータとUSBケーブル等によって接続され、双方向データ通信が可能になっている。
通信用インターフェース68を介して、不図示のパーソナルコンピュータから印字指令を受信すると、CPU62は、印字制御プログラムの実行を開始する。
ここで、ラベルプリンタ用紙100が印字可能な状態に装着されている場合は、上述のように、ロール状印刷媒体150又はラベルプリンタ用紙100はシート案内路25を経由し、サーマルヘッド31とプラテンローラ26との間に位置することになる。従って、CPU62は、第1フォトセンサ11Aと第2フォトセンサ11Bにより、シート案内路25内におけるロール状印刷媒体150又はラベルプリンタ用紙100の存在を検知することで、ロール状印刷媒体150又はラベルプリンタ用紙100の有無を判断する。ロール状印刷媒体150又はラベルプリンタ用紙100がある場合には(S11:YES)、S19に移行する。一方、ラベルプリンタ用紙100がない場合には(S11:NO)、給紙エラー表示(S12)を行う。
この給紙エラー表示(S12)においては、CPU62は、通信用インターフェース68を介して接続されているパーソナルコンピュータに対し、給紙エラー信号を送信する。そして、給紙エラー信号を送信した後、CPU62は、再びS11に戻り、ラベルプリンタ用紙100の有無についての判断を行う。
この時、給紙エラー信号を受信したパーソナルコンピュータの液晶ディスプレイには、「ロール状印刷媒体150又はラベルプリンタ用紙100をセットしてください。」というメッセージが表示される。
尚、第1フォトセンサ11A及び第2フォトセンサ11Bの読取結果はRAM66に格納される。
尚、図10〜図12に示すように、本実施形態のラベルプリンタ用紙100では、感熱ラベル紙202を除いて、他の感熱ラベル紙201A,201B,203A,203Bが同じ外形寸法にある。従って、ユーザーの希望は、感熱ラベル紙202(上記図9の判別テーブルの「長ラベル」)を選択するか否かの二者択一で行われる。従って、感熱ラベル紙202(上記図9の判別テーブルの「長ラベル」)を選択しなかった場合には、感熱ラベル紙201A,201B,203A,203B(上記図9の判別テーブルの「第1短ラベル」又は「第2短ラベル」)を選択したことになる。
そして、ユーザーが希望したものでないと判断する場合(S16:NO)、再びS11に戻る。一方、ユーザーが希望したものであると判断する場合(S16:YES)、S17に進む。
その後は、外部のパーソナルコンピュータから受信した印字データのデータ量に基づいて、サーマルヘッド31上にある感熱ラベル紙201A,201B,202,203A,203Bに対して印字が行われる(S18)。このとき、サーマルヘッド31上に感熱ラベル紙201A,201Bの両方があるときは感熱ラベル紙201Aを優先して印字し、サーマルヘッド31上に感熱ラベル紙301A,301Bの両方があるときは感熱ラベル紙301Aを優先して印字する。もっとも、感熱ラベル紙201B,301Bを優先して印字してもよい。
尚、この印字処理(S18)については、従来行われている印字処理と同様であるので、詳細な説明は省略する。印字処理(S18)を終了すると、CPU62は、印字制御プログラムの実行を終了する。
本実施形態のラベルプリンタにおいてはカッタを備えていたが、カッタは備えていなくてもよい。例えばロール状印刷媒体にも所定長さごとにミシン目を入れておき、排出された印刷媒体は手で引きちぎるようにしてもよい。
印刷方式は感熱方式でなく、例えばインクジェット方式でもよい。
2 本体筐体
3 ホルダ
4 ホルダ収納部
26 プラテンローラ
31 サーマルヘッド
32 制御基板
40 ホルダ軸部材
61 制御回路部
62 CPU
71 駆動回路
72 シート送りモータ
73 駆動回路
100 ラベルプリンタ用紙
120 上カバー
121 回動係止部
122 ラベルプリンタ用紙収納部
123 側壁部
123A 上端縁部
125 天板部
150 ロール状印刷媒体
Claims (3)
- ロール状の印刷媒体を収納する収納部と、折畳まれた印刷媒体を収納する収納部と、前記印刷媒体に文字、記号、図形を印刷する印刷手段と、前記印刷媒体を搬送する搬送手段と、少なくとも前記印刷手段と前記搬送手段を制御する制御手段と、前記印刷手段及び制御手段を収納する第1カバー体と、前記第1カバー体に対して開閉動作を行う第2カバー体を備えた印刷装置であって、
前記第2カバー体には、閉じた状態における背面側に側壁部が設けられるとともに、閉じた状態における前記側壁部の上端縁部から正面側に略直角に延出された天板部が設けられており、前記第1カバー体に対して第2カバー体を開放したときに、前記折畳まれた印刷媒体を前記側壁部に載置することで、該側壁部が前記折畳まれた印刷媒体を収納する収納部として機能し、
前記第1カバー体と前記第2カバー体には、第1カバー体に対して第2カバー体が回動可能に係止される回動係止部が備えられており、
前記第1カバー体に対して前記第2カバー体が前記回動係止部を中心にして開放されたとき、第2カバー体の前記側壁部の前記上端縁部は、回動係止部の中心を通過する水平中心線よりも下方になるようにしたことを特徴とする印刷装置。 - 前記印刷装置は、前記ロール状の印刷媒体を支持するホルダ軸部材を備えたホルダが装着される装着部を備え、該装着部に装着されたホルダは前記折畳まれた印刷媒体を搬送手段によって搬送するときのガイドをするようにしたことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記折畳まれた印刷媒体は前記ホルダのホルダ軸部材の上部に摺接して搬送されることによってガイドされ、該回動係止部の軸中心は、前記ホルダ軸部材の軸中心よりも下方に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
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