JP3480553B2 - 情報端末装置 - Google Patents

情報端末装置

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JP3480553B2
JP3480553B2 JP13462098A JP13462098A JP3480553B2 JP 3480553 B2 JP3480553 B2 JP 3480553B2 JP 13462098 A JP13462098 A JP 13462098A JP 13462098 A JP13462098 A JP 13462098A JP 3480553 B2 JP3480553 B2 JP 3480553B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出荷業務における
出荷伝票等のラベルの印字を行うラベルプリンタ装置と
出荷明細一覧表等のデータ印字を行うためのジャーナル
プリンタ装置とを搭載した情報端末装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の情報端末装置は、出荷業
務における出荷伝票等のラベルの印字を行うラベルプリ
ンタ装置と、出荷明細一覧表等のデータ印字を行うジャ
ーナルプリンタ装置とが別体であり、しかも、ラベルプ
リンタ装置で使用されるラベル用紙のホルダーが装置と
は別体であって、かつ、ラベルプリンタ装置とジャーナ
ルプリンタ装置とを配線で接続し機能を分担していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の情報端末装置にあっては、出荷伝票等のラベル
の印字を行うラベルプリンタ装置と、出荷明細一覧表等
のデータ印字を行うためのジャーナルプリンタ装置とが
別体であり、しかも、ラベルプリンタ用のラベル用紙及
び用紙のホルダーは、装置とは別体であったために、装
置の設置に広いスペースが必要になっていたし、また、
配線の煩わしさや用紙、特にラベル用紙のセットが面倒
であって、設置スペース、操作性及びコストの面で問題
点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、従来
のラベルプリンタ装置とジャーナルプリンタ装置とが別
体となっていたものに比較して省スペースが可能にな
り、配線の煩わしさや用紙、特にラベル用紙のセット時
の面倒さを大幅に軽減することができるばかりか、操作
性が向上しコストダウンを図ることができる情報端末装
置を提供することにある。
【0005】また、本発明の第2の目的とするところ
は、用紙、特にラベル用紙のセット時の面倒さを大幅に
軽減することができるばかりか、効率よくラベルの作成
ができるものを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明に係る情報端末装置は、装置本体
に、上面及び後面が開放した用紙受け台収納部に一もし
くは複数のラベルを一組で一枚分として多数枚につづら
折りに折り畳んだファンフォールドタイプのラベル用紙
を載せる用紙受け台を前後方向に移動可能に設けて構成
したラベル用紙収納部を有し、且つ出荷業務における出
荷伝票等のラベルの印字を行うラベルプリンタ装置部
と、用紙をセットする用紙収納部を有し且つデータ印字
機能を有するジャーナルプリンタ装置部と、タッチパネ
ルを有し且つこのタッチパネルの操作ボタンの操作によ
り情報を表示する情報表示装置部と、タッチパネルの操
作ボタンの操作により情報表示装置部に表示された情報
をラベルプリンタ装置部でラベル印字させると共に、ジ
ャーナルプリンタ装置部でデータ印字を行わせる制御部
と、ラベル用紙収納部及びプリンタのラベル用紙導入側
の間の用紙搬送路に用紙の種類に応じて使用形態を変え
ることが可能なラベル用紙案内手段とを備え、ラベル用
紙案内手段が、プリンタのラベル用紙導入側に対向する
面を傾斜部にする傾斜面形成部材と、この傾斜面形成部
材を支えて傾斜部を保持する傾斜面保持用部材とで構成
してあって、傾斜面形成部材と傾斜面保持用部材とが用
紙搬送路側に折り畳まれるように構成されていることを
特徴とする。
【0007】かかる構成により、ラベルプリンタ装置部
とジャーナルプリンタ装置部とが装置本体に共に設置さ
れて一体であるばかりか、ラベル用紙収納部と用紙収納
部とが装置本体に共に設置されているために、従来のラ
ベルプリンタ装置とジャーナルプリンタ装置とが別体と
なっていたものに比較して省スペースが可能になり、配
線の煩わしさや用紙、特にラベル用紙のセット時の面倒
さを大幅に軽減することができ、タッチパネルの操作ボ
タンの操作により情報表示装置部に表示された情報を前
記ラベルプリンタ装置部でラベル印字させると共に、前
記ジャーナルプリンタ装置部でデータ印字を行わせるこ
とができて、操作性を向上させることができる。
【0008】また、ファンフォールドタイプのラベル用
紙の使用の場合には、ラベル用紙案内手段をして傾斜部
を形成するようにし、ロールタイプのラベル用紙の使
用、特に内巻きロールタイプのラベル用紙の使用の場合
には、ラベル用紙案内手段をして傾斜部を無くすように
する。
【0009】したがって、内巻きロールタイプのラベル
用紙のラベル用紙収容部へのセットの際に、ラベル用紙
案内部が邪魔になることがなく、セットし易いものにな
るし、また、内巻きロールタイプのラベル用紙を使用す
る場合には、ラベル用紙案内部が無くなるために、内巻
きロールタイプのラベル用紙のセット時の高さが低くで
きて、設置スペースを小さくできると共に、コンパクト
化が可能になる。
【0010】更に、かかる構成により、傾斜面保持用部
材で傾斜面形成部材を支えて傾斜部を保持し、また、傾
斜面形成部材と傾斜面保持用部材とを用紙搬送路側に折
り畳むことで傾斜部を無くすことができる。
【0011】したがって、ファンフォールドタイプのラ
ベル用紙の使用の場合には、傾斜面保持用部材で傾斜面
形成部材を支えて傾斜部を保持し、内巻きロールタイプ
のラベル用紙のラベル用紙収容部へのセットの際に、傾
斜面形成部材と傾斜面保持用部材とを用紙搬送路側に折
り畳むことで傾斜部を無くし、セットし易いものになる
し、また、内巻きロールタイプのラベル用紙を使用する
場合には、傾斜部が無くなるために、内巻きロールタイ
プのラベル用紙のセット時の高さが低くできて、設置ス
ペースを小さくできると共に、コンパクト化が可能にな
る。
【0012】また、上記の課題を解決するために、請求
項2の発明に係る情報端末装置は、請求項1に記載の情
報端末装置において、用紙搬送路の面部に板状の傾斜面
形成部材の一端部を一方のヒンジ手段を介して取り付け
ると共に、傾斜面形成部材の他端部に板状の傾斜面保持
用部材の一端部を他方のヒンジ手段を介して連結し、傾
斜面保持用部材の他端部に一方の係合部を設け、用紙搬
送路の面部に一方の係合部が係脱可能に係合する他方の
係合部を設けて、一方の係合部を他方の係合部に係合し
て傾斜面保持用部材で傾斜面形成部材を支えて傾斜部を
形成保持し、傾斜面保持用部材を他方のヒンジ手段を介
して傾斜面形成部材側に折り畳み、傾斜面形成部材を一
方のヒンジ手段を介して用紙搬送路の面部側に折り畳む
ように構成したものである。
【0013】かかる構成により、請求項1の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、ファンフォ
ールドタイプのラベル用紙の使用の場合には、一方の係
合部を他方の係合部に係合して傾斜面保持用部材で傾斜
面形成部材を支えて傾斜部を形成保持し、また、内巻き
ロールタイプのラベル用紙を使用する場合には、傾斜面
保持用部材を他方のヒンジ手段を介して傾斜面形成部材
側に折り畳み、傾斜面形成部材を一方のヒンジ手段を介
して用紙搬送路の面部側に折り畳むことで傾斜部を無く
し、セットし易いものになるし、また、内巻きロールタ
イプのラベル用紙を使用する場合には、傾斜部が無くな
るために、内巻きロールタイプのラベル用紙のセット時
の高さが低くできて、設置スペースを小さくできると共
に、コンパクト化が可能になる。
【0014】また、上記の課題を解決するために、請求
項3の発明に係る情報端末装置は、請求項2に記載の情
報端末装置において、傾斜面保持用部材の他端部に設け
た一方の係合部を、傾斜面保持用部材の他端部に、傾斜
面保持用部材の面部より段差をもたせて挿入片部を形成
し、挿入片部の両側に切込み溝を形成して、挿入片部の
両側にばね性のある舌片部を設け、舌片部の外縁部に係
合用突起部を形成して構成し、傾斜面形成部材の面部
に、傾斜面保持用部材を他方のヒンジ手段を介して傾斜
面形成部材側に折り畳んだ際に、挿入片部が挿入される
挿入開口部を設け、この挿入開口部の両側縁部に係合用
突起部が係脱可能に係合する係合凹部を設けたものであ
る。
【0015】かかる構成により、請求項2の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、傾斜面保持
用部材を他方のヒンジ手段を介して傾斜面形成部材側に
折り畳んだ際に、挿入片部を挿入開口部に挿入し、係合
凹部に係合突起部を係脱可能に係合することで、傾斜面
保持用部材を傾斜面形成部材に一体化して、これの格納
をより容易にすることができる。
【0016】また、上記の課題を解決するために、請求
項4の発明に係る情報端末装置は、請求項2又は3に記
載の情報端末装置において、用紙搬送路の面部に、この
面部より一段低く形成されて折り畳んだ傾斜面形成部材
と傾斜面保持用部材とを格納する格納部を設け、傾斜面
形成部材の側縁部に部材側係合部を設け、格納部の側壁
部に、折り畳んだ傾斜面形成部材と傾斜面保持用部材と
を格納した際に部材側係合部が係脱可能に係合する格納
部側係合部を設けたものである。
【0017】かかる構成により、請求項2又は3の発明
の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、折り
畳んだ傾斜面形成部材と傾斜面保持用部材とを用紙搬送
路の面部に形成した格納部に格納し、傾斜面形成部材の
部材側係合部を格納部側係合部に係脱可能に係合するこ
とで、傾斜面保持用部材と傾斜面形成部材との一体化と
共に、これの格納をより容易にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。
【0019】(実施の形態例1) 本発明に係る情報端末装置(実施の形態例1)は、図1
に示すように装置本体のケース1に、ラベル用紙Fをセ
ットするラベル用紙収納部Kを有し且つ出荷業務におけ
る出荷伝票等のラベルの印字を行うラベルプリンタ装置
部Rと、用紙をセットする用紙収納部2Aを有し且つデ
ータ印字機能を有するジャーナルプリンタ装置部2と、
操作パネルであるタッチパネル3Aを有し且つこのタッ
チパネル3Aの操作ボタン3Bの操作により情報を表示
する情報表示装置部3と、タッチパネル3Aの操作ボタ
ン3Bの操作により情報表示装置部3に表示された情報
をラベルプリンタ装置部Rでラベル印字させると共に、
ジャーナルプリンタ装置部2でデータ印字を行わせる制
御部Eとを備えている。
【0020】そして、ラベルプリンタ装置部Rはユニッ
ト状のラベルプリンタ6とラベル用紙収納部Kとに大別
することができる。このラベル用紙収納部Kは、一もし
くは複数のラベルを一組で一枚物として多数枚につづら
折りに折り畳んだファンフォールドタイプのラベル用紙
Fの収納部と、後述するロール紙ホルダーに巻回された
ロールタイプのラベル用紙F−1の収納部とを兼ねるも
のである。また、制御部Eは、FDD部4と、CD−R
OM部5とを備えている。
【0021】装置本体のケース1は下側ケース1Aと上
側ケース1Bとサイドケース1Cとに大別してあり、下
側ケース1Aには、その左側にジャーナルプリンタ収納
部10を、その右側にラベルプリンタ収納部8及び用紙
受け台収納部9をそれぞれ有していて、ジャーナルプリ
ンタ収納部10には、ジャーナルプリンタ装置部2、情
報表示装置部3、タッチパネル3A、制御部EのFDD
部4及びCD−ROM部5、さらに電源部Pが収納され
る。
【0022】そして、上側ケース1Bは、その左側に情
報表示装置部3に対応すると表示窓部11、ペーパーカ
ッター装着部12を有するカバー部13を、その右側に
収納枠部14をそれぞれ有している。
【0023】ラベルプリンタ6は、その前面部6aにラ
ベル用紙出口17が、後面部6bにラベル用紙導入口1
6がそれぞれ設けてあり、その内部には、このラベル用
紙導入口16からラベル用紙出口17に至る搬送路18
が設けてあり、この搬送路18にはゴムローラーから成
るプラテンローラー19が設けてある。また、ラベルプ
リンタ6は、搬送路18に送り込まれたラベル用紙Fに
所要の文字を印字するための印字手段である印字ヘッド
20を有しており、この印字ヘッド20はリリースレバ
ー21の操作で上下動するようにしてある。また、搬送
路18には自動カッター22が設けてあり、この自動カ
ッター22は、固定刃22Aと可動刃22Bとを有して
いる。
【0024】そして、前記プラテンローラー19は、図
5に示すように紙送りモータ23の出力側にギヤ列28
を介して連係してあって、この紙送りモータ23の駆動
により回転されるものであり、このギヤ列28は、紙送
りモータ23の出力軸23aに固着された紙送り駆動ギ
ヤ24、中間ギヤ25、25a、26、26a及びプラ
テンローラー19の軸19aに固着されたプラテンギヤ
27から構成してあり、これらで搬送手段を構成してい
る。
【0025】また、前記自動カッター22は、その可動
刃22Bを、その揺動軸35により支軸35aを中心と
して回動して、固定刃22Aと共にラベル用紙Fを切断
するものであり、可動刃22Bの回動はカッター駆動機
構29により行われる。このカッター駆動機構29は、
カッター駆動モータ30と、このカッター駆動モータ3
0の出力軸30aに固着したピニオンギヤ31に中間ギ
ヤ列31Aを介して連係するカッター駆動ギヤ32を備
えており、このカッター駆動ギヤ32にはリンク33の
一端部がピン34で連結してあり、このリンク33の他
端部は、可動刃22Bの揺動軸35側に連結されたレバ
ー36にピン37で連結してある。
【0026】したがって、カッター駆動モータ30の回
転駆動によりピニオンギヤ31、中間ギヤ列31Aを介
してカッター駆動ギヤ32が回転し、この回転を、リン
ク33とレバー36との組み合わせでクランク運動に変
換して可動刃22Bを回動させるものである。
【0027】そして、上記のように構成されたラベルプ
リンタ6は、その前、後に設けた取付座部38を用い
て、下側ケース1Aのラベルプリンタ収納部8内に固着
してある。
【0028】また、下側ケース1Aの用紙受け台収納部
9は、図7に示すように前面壁部9Aと左、右側面壁部
9B、9Cと底面部9Dとから成る収納凹部で形成して
あって、その上面及び後面が開放されている。そして、
底面部9Dは、その底面前部9D−1が底面後部9D−
2より一段高くしてあり、この底面前部9D−1から前
面壁部9Aの下部にかけて左右の挿入口39L、39R
が形成してあって、これらの挿入口39L、39Rの前
面壁部9A側の部位39L−1、39R−1の幅寸法は
底面前部9D−1側の部位39L−2、39R−2の幅
寸法より広くしてあり、これらの部位39L−1、39
R−1と部位39L−2、39R−2との間に段部より
成るストッパー部161が形成してある。また、底面前
部9D−1と底面後部9D−2とが成す段部9D−3に
は、左右の挿入口39L、39Rに連なる切欠部42
L、42Rが形成してある。
【0029】また、底面後部9D−2には、前後方向に
沿う一対のリブ状突起40を有する左右のガイド41
L、41Rが形成してあり、左右のガイド41L、41
Rの後部には一方のダボ干渉部42が設けてある。そし
て、左のガイド41Lの中心線イは左の挿入口39Lの
中心を通っており、また、右のガイド41Rの中心線イ
´は右の挿入口39Rの中心を通っていて、左右のガイ
ド41L、41Rのリブ状突起40の前端部と左右の切
欠部42L、42Rとの間には隙間43が形成してあ
る。また、底面後部9D−2の後縁部の中央には切欠き
部44が、左右には係合溝部44L、44Rが形成して
ある。そして、前記切欠き部44の水平縁部44aが他
方のダボ干渉部を構成している。
【0030】また、用紙受け台収納部9とラベルプリン
タ収納部8との中間には仕切部53が設けてある。この
仕切部53は平坦面部53Aの前後に壁部を形成して構
成してあり、この後側の壁部が用紙受け台収納部9の前
面壁部9Aに相当している。また、仕切部53の前側の
壁部54aには、左右の凹部55L、55Rが形成して
ある。
【0031】上記のように構成された用紙受け台収納部
9には用紙受け台45が着脱可能に且つ前後方向に移動
可能に装着してある。この用紙受け台45は、図8乃至
図12に示すように受け台部46を有していて、この受
け台部46の前縁部には左右のガイド脚部47L、47
Rが前方に突出して形成してある。これらのガイド脚部
47L、47Rは、その裏側にガイド溝部48を有して
おり、このガイド溝部48は受け台部46の裏面におい
て一対のリブ状突起49により形成されたガイド溝部4
8−1に連なっている。
【0032】そして、左右のガイド脚部47L、47R
の先端部の両側には受け台ストッパー部50が形成して
あり、左右のガイド脚部47L、47Rの裏側のガイド
溝部48には引き出し時にクリック感を出す一方のクリ
ックダボ49aが形成してある。また、受け台部46の
後縁部には、この受け台部46の面部に対して垂直な後
壁部51が形成してあり、この後壁部51の下縁部中央
には引込み時にクリック感を出す他方のクリックダボ5
2が設けてある。また、受け台部46の左、右縁部の後
部には係合用突起部46L、46Rが形成してある。
【0033】そして、用紙受け台45は、図13に示す
ように、この用紙受け台45を尻上り状態に傾斜させ
て、その左右のガイド脚部47L、47Rを左右の挿入
口39L、39Rの部位39L−1、39R−1に挿入
し、その後に、用紙受け台45の姿勢を水平にして、受
け台部46の裏面のガイド溝部48−1に左右のガイド
41L、41Rを摺動可能に挿入し、この状態で、用紙
受け台45を押し込むことにより用紙受け台収納部9に
セットしてある(図14、図15、図16参照)。この
場合、用紙受け台45の受け台部46と用紙受け台収納
部9の底面部9Dの底面前部9D−1とは同じ高さにな
る。
【0034】すなわち、用紙受け台45を押し込むと、
この用紙受け台45の左右のガイド脚部47L、47R
の先端部は仕切部53の前側の壁部54aの左右の凹部
55L、55Rに挿入され、また、用紙受け台45の後
壁部51の下縁部中央のクリックダボ52が、用紙受け
台収納部9の底面後部9D−2の後縁部の切欠き部44
の水平縁部44aを乗り越えてクリック感を出すと共
に、受け台部46の前縁部46aが、用紙受け台収納部
9の底面部9Dの段部9D−3に当接し、しかも、受け
台部46の左右の係合用突起部46L、46Rが係合溝
部44L、44Rに係脱可能に係合する。
【0035】また、用紙受け台45は引き出しが可能で
あって、この用紙受け台45を引き出した場合には、図
17乃至図19に示すようにクリックダボ49aがダボ
干渉部42に干渉して引き出し時にクリック感を出すと
共に、用紙受け台45を最大に引き出した時には、左右
のガイド脚部47L、47Rの先端に設けた受け台スト
ッパー部50が左右の挿入口39L、39Rに形成した
ストッパー部161に接する。
【0036】また、上側ケース1Bの右側に設けられた
収納枠部14は、図1に示すようにラベルプリンタ収納
枠部14−1とラベル用紙案内部14−2とホルダー支
持部14−3とに大別できる。
【0037】そして、ラベルプリンタ収納枠部14−1
は、その前壁部14Aと左、右側壁部14B、14Cと
ラベル用紙案内部14−2の前面に連なる後壁部15D
(図4参照)で囲まれており、前壁部14Aの上部には
凹部より成る出口下側形成部54とこの出口下側形成部
54の左右に位置するカバー前面嵌合部55、56とが
形成してあり、このカバー前面嵌合部55には係合部5
5aが設けてある。また、左、右側壁部14B、14C
の前部分にはカバー前面嵌合部55,56に連なるカバ
ー側面嵌合部57,58が形成してある。
【0038】また、ラベル用紙案内部14−2は、その
前面が斜面部59で、その後面が垂直な後面部60でそ
れぞれ構成してあって、側面三角形状を成している。ま
た、ホルダー支持部14−3は、図14に示すように左
右の支持部61L、61Rを有しており、左の支持部6
1Lは左側壁部62の上面に形成してあり、右の支持部
61Rは右側壁部63に形成してある。
【0039】そして、下側ケース1Aに上側ケース1B
を被せた状態では、図14に示すように下側ケース1A
のラベルプリンタ収納部8に上側ケース1Bのラベルプ
リンタ収納枠部14−1が重なり、下側ケース1Aの用
紙受け台収納部9にホルダー支持部14−3が重なり、
下側ケース1Aの、用紙受け台収納部9とラベルプリン
タ収納部8との中間の仕切部53に上側ケース1Bのラ
ベル用紙案内部14−2が重なっている。
【0040】この場合、ラベル用紙案内部14−2の垂
直な後面部60と用紙受け台収納部9の前面壁部9Aと
が上下に位置してラベル用紙収納部Kの前面部K−1
を、ホルダー支持部14−3の左、右側壁部62、63
と用紙受け台収納部9の左、右側壁部9B、9Cとが上
下に位置してラベル用紙収納部Kの左、右面部K−2、
K−3をそれぞれ形成している。また、用紙受け台45
の後壁部51がラベル用紙収納部Kの後面部K−4を形
成している。
【0041】そして、上側ケース1Bの収納枠部14の
上方はラベルプリンタカバー64で覆われている。この
ラベルプリンタカバー64は、図20に示すように、そ
の前面部64Aが前傾面で、その後面部64Bが後傾面
でそれぞれ構成してあって、側面三角形状を成してい
る。そして、前面部64Aの前縁部には切欠き部65が
形成してあり、前面部64Aの前縁部には、この切欠き
部65に刃部66Aを突出させてマニュアル用カッター
66が固着してある。また、前面部64Aの前縁部に
は、切欠き部65を挟んだ左右に位置させて前側フック
67が形成してあり、また、前面部64Aの前部の裏側
にはガイドリブ68が左右方向に所定の間隔をおいて突
設してある。
【0042】また、ラベルプリンタカバー64の後面部
64Bの下縁部には導入部68Aが形成してあって、こ
の導入部68Aには左右方向に所定に間隔をおいて複数
の案内ローラー69が設けてある。また、後面部64B
の下部の裏側には、導入部68Aを挟んだ左右に位置さ
せて後側フック70が設けてある。
【0043】そして、ラベルプリンタカバー64は、そ
の前側フック67を、ラベルプリンタ収納枠部14−1
のカバー前面嵌合部55の係合部55aに係合し、ま
た、後側フック70を、カバー側面嵌合部57および5
8に係合して上側ケース1Bに着脱可能に取り付けてあ
る。この場合、導入部68Aが仕切部53の平坦面部5
3A上に位置していて、この導入部68Aと仕切部53
とでラベル用紙導入口71を形成している(図14参
照)。
【0044】また、ラベルプリンタカバー64の前面部
64Aの、マニュアル用カッター66を備えた切欠き部
65は、ラベルプリンタ収納枠部14−1の前壁部14
Aの上面部の出口下側形成部54上に位置していて、切
欠き部65と出口下側形成部54とでラベル用紙導出口
72を構成している(図1参照)。
【0045】上記したようにラベルプリンタ6のラベル
用紙導入口16とラベル用紙収納部Kとの間にラベル用
紙案内部14−2が設けてあるが、この場合、図4に示
すようにラベル用紙収納部Kにファンフォールドタイプ
のラベル用紙Fを収納した状態におけるこのラベル用紙
Fの先端F´とラベルプリンタ6のラベル用紙導入口1
6との距離xは、ラベル用紙Fの一枚分の進行方向の長
さlより短くしてあり、ラベル用紙案内部14−2に
は、ラベルプリンタ6のラベル用紙導入口16側に傾斜
する斜面部59が設けてある。
【0046】これは、ラベル用紙Fが設置位置よりラベ
ルプリンタ6に搬送される際に、あるいは、前記ラベル
用紙Fをカット後、自動的に印字スタート位置まで戻る
際に必ず、ラベル用紙案内部14−2の斜面部59に当
たるようにするためである。したがって、ラベル用紙F
の残り量が少なくなったときでも、ラベル用紙Fが斜面
部59によって持ち上げられる(浮かされる)ようにな
って、ラベル用紙Fを円滑に送ることができる。
【0047】ロール紙ホルダー73は、図26に示すよ
うに縦方向に2分割された構成である。すなわち、ロー
ル紙ホルダー73は、一方及び他方の半割りホルダー7
3A、73Bを組合せることにより構成してある。そし
て、一方及び他方の半割りホルダー73A、73Bは、
それぞれが合成樹脂で一体成形されていて、同構成であ
る。
【0048】一方の半割りホルダー73Aは半割りホル
ダー本体76を備えており、この半割りホルダー本体7
6は分割面プレート部74を有しており、この分割面プ
レート部74の背面の中央には、この分割面プレート部
74に対して直角方向にプレート部75が突設してあ
る。そして、分割面プレート部74の背面とプレート部
75とが成す直角な隅角部には、円板を1/4に裁断し
た扇状のリブ芯材76aが、半割りホルダー本体76の
軸線方向に所定の間隔をおいて複数形成して構成してあ
る。
【0049】このように構成された半割りホルダー本体
76の両端部には、中空軸を縦割りした形状の半割り支
軸部77が一体に形成してある。また、半割りホルダー
本体76の分割面プレート部74には、その左側で且つ
中心線ロ上に位置させて位置決め用孔部78が、その右
側で且つ中心線ロ上に位置させて位置決め用突起部79
がそれぞれ設けてあり、また、半割りホルダー本体76
の分割面プレート部74には、その左側で且つ位置決め
用孔部78を挟んだ上下に位置させて係合フック80と
フック係合孔部81とが、また、その右側で且つ位置決
め用突起部79を挟んだ上下に位置させてフック係合孔
部82と係合フック83とがそれぞれ設けてある。
【0050】他方の半割りホルダー73Bは一方の半割
りホルダー73Aと同構成であって、この他方の半割り
ホルダー73Bを一方の半割りホルダー73Aに対して
縦方向に180度回転させた状態で、一方及び他方の半
割りホルダー73A、73Bの分割面プレート部74同
士を互いに合せて位置決め用突起部79を位置決め用孔
部78に挿入すると共に、係合フック80、83をフッ
ク係合孔部82、81に係合して一方及び他方の半割り
ホルダー73A、73Bが互いに結合してロール紙ホル
ダー73が構成してある。この場合、一方及び他方の半
割りホルダー73A、73Bの両端部の半割り支軸部7
7は互いに合わされて支軸部84を構成する。
【0051】上記のように構成されたロール紙ホルダー
73はロール状に巻かれたラベル用紙の芯体として使用
されるものであって、ロール紙ホルダー73は、図1
4、図27に示すようにその両端部の支軸部84を、ホ
ルダー支持部14−3の左右の支持部61L、61Rに
挿入してラベル用紙収納部Kにセットされるものであ
る。
【0052】上記したラベルプリンタ6は、ラベル用紙
導入口16からラベル用紙出口17に至る搬送路18
と、この搬送路18に挿入されたラベル用紙Fを搬送す
る搬送手段としてのプラテンローラー19と、ラベル用
紙Fに印字する印字ヘッド20と、マニュアル用カッタ
ー66及び自動カッター22とを備えているが、図24
に示すように自動カッターが無く、マニュアル用カッタ
ー66のみを有するラベルプリンタ6−1がある。な
お、このラベルプリンタ6−1の他の構成は、上記した
ラベルプリンタ6と同構成であるために、同じ符号を付
して説明を省略する。
【0053】前記制御部Eは、ラベルプリンタ6、6−
1が自動カッター22を有している仕様の場合、ラベル
用紙Fを自動カッター22の位置まで前進させて一旦停
止後に自動的に切断させる機能と、自動カッター22が
無い仕様の場合にはラベル用紙Fをマニュアル用カッタ
ー66の位置まで前進させて停止する機能とを有する。
【0054】次に、上記のように構成された情報端末装
置において、ラベルプリンタ装置部Rでのラベルプリン
ト動作を、図30に示すフローチャートを参照して説明
する。
【0055】ラベル用紙Fは、図25に示すように帯状
の台紙1Fに荷札(ラベル)100、到着伝票(ラベ
ル)110を繰り返し記入したものであり、荷札100
と到着伝票110との間、すなわちラベル間のブランク
部130には横方向にミシン目120が形成してある。
【0056】そして、ラベル用紙Fは、図21に示すよ
うに荷札100と到着伝票110とを一枚分としてミシ
ン目120で多数枚につづら折りに折り畳まれていてブ
ロック状のファンフォールドにしてある。
【0057】そして、このブロック状のラベル用紙Fを
所定の位置、すなわち、ラベル用紙収納部K内に収納は
位置する(ステップS1)。この場合、用紙受け台45
が引き出し可能であるために、この用紙受け台45を引
き出すことにより、ラベル用紙収納部Kの大きさをラベ
ル用紙Fの大きさに合わして、ラベル用紙Fをラベル用
紙収納部K内に収納する。
【0058】次に、ラベルプリンタカバー64を外し
(ステップS2)、リリースレバー21を起こして印字
ヘッド20を持ち上げる(ステップS3)。次に、ラベ
ル用紙Fを手で繰出して、ラベル用紙導入口71より搬
送路18内に挿入して、ラベル用紙Fの先端F´をラベ
ル用紙導出口72の手前に設けられた位置決めラインL
に一致させるようにしてセットする(ステップS4)。
【0059】次に、リリースレバー21を倒し(ステッ
プS5)、用紙セットスイッチSWを押す(ステップS
6)。この用紙セットスイッチSWがオン作動すること
により、ラベル用紙Fの先端F´が、印字ヘッド20の
スタート位置間で自動的に、図4に示す距離Aだけ戻
り、印字スタンバイ状態になる(ステップS7)。この
状態で、ラベルプリンタカバー64を元に戻す(ステッ
プS8)。
【0060】次に、情報表示装置部3のタッチパネル3
Aの「確定」ボタンを押すと(ステップS9)、制御部
Eにおいてラベル用紙Fへのプリント(印字)が初回で
あるのか否かが判断される(ステップS10)。制御部
Eにおいてラベル用紙Fへのプリント(印字)が初回で
あると判断されると、印字がスタートして、ラベル用紙
Fの荷札100の記入欄100−1と到着伝票110の
記入欄110−1に、所定の内容を印字し続けた後、カ
ッター位置までラベル用紙Fが送り出される(ステップ
S11)。
【0061】次に、制御部Eにおいて、ラベルプリンタ
6が自動カッター22を備えている仕様の場合、ラベル
用紙Fが、自動カッター22のカット位置まで、図4の
距離Bを前進して一端停止後、自動的にカットされる
(ステップS13)。なお、カット位置は、ラベル用紙
Fのラベル間のブランク部130のミシン目120を、
図3又は図4に図示するフォトセンサ140にて検出し
ている。
【0062】また、制御部Eにおいて、ラベルプリンタ
6が自動カッター22を備えていない仕様の場合、ラベ
ル用紙Fがラベルプリンタカバー64が設けたマニュア
ル用カッター66の位置まで、図24で示す距離C(C
>B)を前進して停止する(ステップS14)。次に、
ラベルプリンタカバー64が設けたマニュアル用カッタ
ー66のカッター刃66Aを用いてラベル用紙Fをその
ミシン目120の部分でカットする(ステップS1
5)。
【0063】以上で、ラベル用紙Fのセット後、初回の
みの動作フローは終了する。2回目以降の動作フローを
次に説明する。
【0064】ステップS10において、制御部Eが、ラ
ベル用紙Fへのプリント(印字)が初回ではないと判断
されると、制御部Eにおいて、ラベルプリンタ6が、自
動カッター22を備えている仕様の場合、ラベル用紙F
が、印字ヘッド20のスタート位置まで、図4の距離B
を戻り、引き続き、印字がスタートして、ラベル用紙F
の荷札100の記入欄100−1と到着伝票110の記
入欄110−1に、所定の内容を印字し続けた後、カッ
ター位置までラベル用紙Fが送り出される(ステップS
17)。
【0065】次に、ラベル用紙Fが一端停止後、自動的
にカットされ(ステップS18)、制御部Eにおいてラ
ベル用紙Fの残量の判断がなされて(ステップS1
9)、ラベル用紙Fが残っている場合にはステップS9
に戻り、ラベル用紙Fが残っていない場合にはステップ
S1に戻る。
【0066】また、ステップS16において、制御部E
によって、ラベルプリンタ6が自動カッター22を備え
ていない仕様の場合、印字ヘッド20のスタート位置ま
で自動的にラベル用紙Fが距離Cだけ戻り、引き続き、
印字がスタートして、ラベル用紙Fの荷札100の記入
欄100−1と到着伝票110の記入欄110−1に、
所定の内容を印字し続けた後、カッター位置までラベル
用紙Fが送り出される(ステップS20)。
【0067】次に、ラベルプリンタカバー64が設けた
マニュアル用カッター66のカッター刃66Aを用いて
ラベル用紙Fをそのミシン目120の部分でカットする
(ステップS21)。次に、制御部Eにおいてラベル用
紙Fの残量の判断がなされて(ステップS22)、ラベ
ル用紙Fが残っている場合にはステップS9に戻り、ラ
ベル用紙Fが残っていない場合にはステップS1に戻
る。
【0068】また、ファンフォールドタイプのラベル用
紙Fに代えてロール紙ホルダー73とロール状に巻かれ
たラベル用紙F−1を使用する場合には、図27乃至図
29に示すようにラベル用紙Fを載せる用紙受け台45
を後方向に移動させて、ロール紙ホルダー73の両端部
の支軸部84を、ホルダー支持部14−3の左右の支持
部61L、61Rに挿入して、ラベル用紙F−1をラベ
ル用紙収納部Kにセットする。そして、ラベルプリンタ
6でのラベルプリント動作は、上記したファンフォール
ドタイプのラベル用紙Fの場合と同様な手順で行われ
る。
【0069】上記したように、ラベルプリンタ6のラベ
ル用紙導入口16とラベル用紙収納部Kとの間にラベル
用紙案内部14−2が設けてあるが、この場合、ラベル
用紙収納部Kにファンフォールドタイプのラベル用紙F
を収納した状態におけるこのラベル用紙Fの先端F´と
ラベルプリンタ6のラベル用紙導入口16との距離x
は、ラベル用紙Fの一枚分の進行方向の長さlより短く
してあり、ラベル用紙案内部14−2には、ラベルプリ
ンタ6のラベル用紙導入口16側に傾斜する斜面部59
が設けてある。
【0070】このために、ラベル用紙Fが設置位置より
ラベルプリンタ6に搬送される際に、あるいは前記ラベ
ル用紙Fをカット後、自動的に印字スタート位置まで戻
る際に、必ず、ラベル用紙案内部14−2に当たるよう
になって、ラベル用紙Fの残り量が少なくなったときで
も、ラベル用紙Fが垂直な後面部60によって持ち上げ
られる(浮かされる)ようになり、ラベル用紙Fを円滑
に送ることができる。
【0071】また、印字開始時に、ラベル用紙Fが逆送
りされるが、この時、ラベル用紙Fが斜面部59に沿っ
て円滑に戻ることができる。このために、ラベル用紙F
設置の省スペース化が可能になって、装置本体との一体
化デザインが可能になるし、複数種のラベル長さの異な
るラベル用紙Fにも対応可能になり、しかも、ラベル用
紙送りの円滑化を図ることができる。
【0072】また、ラベルプリンタ6はラベルプリンタ
カバー64が着脱可能に設けてあって、このラベルプリ
ンタカバー64の後縁部には導入部68Aが形成してあ
り、この導入部68Aに左右方向に所定に間隔をおいて
複数の案内ローラー69が設けてあって、これらの案内
ローラー69はラベルプリンタ6のラベル用紙導入口1
6に導入されるラベル用紙Fを円滑に案内するためのも
のである。ファンフォールドタイプのラベル用紙Fがラ
ベルプリンタ6に搬送されるときに、ラベル用紙Fの挙
動の軌跡は複雑且つ広い範囲に及ぶ。
【0073】特に、ラベル量(折り畳み量)が多い場合
には、図23に示し如くラベル用紙Fの搬送時の軌跡が
<1>→<2>→<3>と移動し、ラベルプリンタ6の
ラベル用紙導入口71で大きく湾曲し案内ローラー69
によりガイドされて搬送される。したがって、ラベル用
紙Fの搬送が円滑になって、ラベルプリンタ駆動系への
負荷軽減が可能になるし、ラベル表面の損傷防止にもな
る。
【0074】また、ラベルプリンタカバー64の前縁部
には、切欠き部65を挟んだ左右に位置させて、ラベル
プリンタカバー64の装置本体へのセット時にこの装置
本体の係合部55aに係脱可能に係合する前側フック6
7が設けてあり、ラベルプリンタカバー64の前面部の
裏側にガイドリブ68が幅方向に所定の間隔をおいて突
設してあるために、印字後のラベル用紙Fは、このラベ
ル用紙Fがガイドリブ68に当たって下方に案内された
後、ラベルプリンタ6側のガイド部材との間を通過し
て、カットすべき所定の位置まで送られて停止する(マ
ニュアル仕様の場合)。
【0075】その後、手で斜め上方への力が加わるが、
マニュアル用カッター66を有するラベルプリンタカバ
ー64は、その前側フック67が装置本体の係合部55
aに係脱可能に係合しているために、ラベルプリンタカ
バー64が浮くことがない。このために、ラベル用紙F
の搬送の円滑化が図られ、ラベル用紙Fのマニュアル用
カッター66でのカットを確実なものにすることができ
る。
【0076】そして、上記した実施の形態例1にあって
は、ラベルプリンタ装置部Rとジャーナルプリンタ装置
部2とが装置本体に共に設置されて一体であるばかり
か、ラベル用紙収納部Kと用紙収納部2Aとが装置本体
に共に設置されているために、従来のラベルプリンタ装
置とジャーナルプリンタ装置とが別体となっていたもの
に比較して省スペースが可能になり、装置間の配線の煩
わしさや用紙、特にラベル用紙のセット時の面倒さを大
幅に軽減することができると同時にラベルプリンタのラ
ベル用紙搬送時の安定化を図ることができる。
【0077】また、タッチパネル3Aの操作ボタン3B
の操作により情報表示装置部3に表示された情報を前記
ラベルプリンタ装置部Rに印字させるし、ジャーナルプ
リンタ装置部2にラベルプリンタの使用実績(出荷明細
一覧表等)や、制御部の情報(各種データ)等を印字さ
せることができて、操作性を向上させることができる。
【0078】また、用紙受け台45を、ラベル用紙Fの
サイズに応じて前後方向に移動することにより、サイズ
の異なるラベル用紙Fのセットが可能になるばかりか、
情報端末装置の梱包時や移動時に用紙受け台を押し込ん
で、この情報端末装置をコンパクトにすることができ
て、省スペース化が可能になる。また、従来はラベル用
紙を外部に任意の位置にセットしていたために、ラベル
用紙Fの走行が不安定となるおそれがあったが、このよ
うなことがなくラベル用紙Fの走行の安定が可能になっ
て、ペーパージャムが防止できて印字品質の向上が可能
になる。
【0079】また、用紙受け台収納部9に用紙受け台4
5を収容した場合には、この用紙受け台45は、装置本
体の外観と一体になって収まっていて、一方のクリック
ダボ52が他方のダボ干渉部44aに干渉して容易には
ずれることなく保持される。また、用紙受け台45の移
動は、ガイド41L、41Rがガイド溝部48、48−
1を摺動して行われるために、円滑に行うことができ
る。
【0080】また、前記ラベル用紙収納部Kが、一もし
くは複数のラベルを一組で一枚分として多数枚につづら
折りに折り畳んだファンフォールドタイプのラベル用紙
Fの収納部と、ロール紙ホルダー73に巻回されたロー
ルタイプのラベル用紙F−1の収納部とを備えるように
したことにより、一つの装置において、ファンフォール
ドタイプのラベル用紙Fとロールタイプのラベル用紙F
−1との使用が可能になり、これら異なるラベル用紙
F、又はF−1を用紙受け台収納部に設置するだけで焼
き時間の切換えで連続的にラベルプリンタ6に送り出す
ことができる。このために、ラベル用紙交換の手間が省
け利便性が向上すると共に、コストダウンにもなる。
【0081】また、前記ロール紙ホルダー73を、その
分割面に少なくとも係合フック80、83とフック係合
孔部81、82とを有する一方の半割りホルダー73A
と、一方の半割りホルダー73Aと同構成の他方の半割
りホルダー73Bとで構成し、他方の半割りホルダー7
3Bを一方の半割りホルダー73Aに対して縦方向に1
80度回転させた状態で、一方及び他方の半割りホルダ
ー73A、73Bの分割面同士を互いに合せて係合フッ
ク80、83をフック係合孔部81、82に係合して一
方及び他方の半割りホルダー73A、73Bを互いに結
合してロール紙ホルダー73が形成される。
【0082】このように、同一形状の半割りホルダーを
2個用いて、ロール紙ホルダー73が形成できるので、
このような半割りホルダーは上下方向で型抜けが可能で
あって、金型費が易くつくこともあって、コストダウン
につながる(金型製作面数は1個で済む)。
【0083】また、ラベルプリンタカバー64は、自動
及びマニュアルの共通仕様であって、自動カッター無し
のプリンタ仕様の場合には、ラベル用紙Fがマニュアル
用カッター66の位置まで自動的に送り出されて停止す
るので、その後、ラベル用紙Fを手で斜め上方に引き上
げて、このラベル用紙Fをマニュアル用カッター66で
切断することができる。このために、装置本体との一体
化デザインが可能になるし、自動及びマニュアルの共通
化によるコストダウンが可能になる。
【0084】(実施の形態例2) 本発明に係る情報端末装置の実施の形態例2を図31乃
至図41に示す。
【0085】本発明に係る情報端末装置の実施の形態例
2が、上記した本発明に係る情報端末装置の実施の形態
例1と異なるところは、ラベル用紙案内部14−2の構
成であって、他の構成は実施の形態例1と同様であるた
めに、この部分については同じ符号を付して説明を省略
する。
【0086】ラベル用紙案内部14−2は、傾斜面形成
部材90と傾斜面保持用部材91とを備えている。この
傾斜面形成部材90は、長方形状の板材から成る部材本
体90Aを有していて、この部材本体90Aの基部90
aの両側にはヒンジ用支軸92が設けてあり、また、部
材本体90Aの先端部90bには左右及び中間のヒンジ
用舌片部93が突設してあり、これらのヒンジ用舌片部
93にはピン孔94が形成してある。
【0087】また、部材本体90Aの左、右側縁部90
c、90dの中間部には、部材側係合部である係合用突
起部95が突設してあるし、また、部材本体90Aの面
部90eの中央で基部90a寄りには長方形状の挿入開
口部96が形成してあり、この挿入開口部96の左、右
側縁部には係合凹部97が設けてある。
【0088】また、前記傾斜面保持用部材91は長方形
状の板材から成る部材本体91Aを有していて、この部
材本体91Aの一端部91aには左右のヒンジ用舌片部
98が突設してあり、これらのヒンジ用舌片部98には
ピン孔99が形成してある。また、部材本体91Aの他
端部91bの中央部には、部材本体91Aの面部91c
より段差をもたせて一方の係合部である挿入片部101
が形成してあり、この挿入片部101の端縁部101a
の左右には切込み溝102が形成してあって、これらの
切込み溝102の形成により、端縁部101aの左、右
端部は、ばね性のある舌片部104にしてある。そし
て、これらの舌片部104の外縁部には係合用突起部1
05が形成してある。また、部材本体91Aの面部91
eの中央で一端部91a寄りには長方形状に開口から成
るストッパー挿入部106が形成してある。
【0089】そして、傾斜面形成部材90と傾斜面保持
用部材91とは、ヒンジ用舌片部93とヒンジ用舌片部
98とを組み合わせた状態で、これらのヒンジ用舌片部
93、98のそれぞれのピン孔94、99に支点用ピン
115を挿入して互いの折曲げ可能に連結してある。す
なわち、傾斜面形成部材90と傾斜面保持用部材91と
は、他方のヒンジ手段を介して連結してある。
【0090】上側ケース7の、ラベル用紙導入口16と
ラベル用紙収納部Kとの間に位置する用紙搬送路の面部
には、その左右に位置させて、この面部より一段高い隆
起部108L、108Rが形成してあって、これらの隆
起部108L、108R間が格納部109に成ってい
る。そして、隆起部108L、108Rの互いに対向す
る立壁部108L−1、108R−1には支承孔部11
1と格納部側係合部である係合用凹部112とが形成し
てある。また、前記格納部109の面部109aの後端
部中央には左右方向に長い他方の係合部である挿入孔部
113と、ストッパー114とが形成してある。
【0091】そして、前記傾斜面保持用部材91を折曲
げ可能に連結している傾斜面形成部材90は、その基部
90aの両側のヒンジ用支軸92を支承孔部111に回
転可能に挿入して、前記格納部109に格納可能に取り
付けてある。すなわち、傾斜面形成部材90は一方のヒ
ンジ手段を介して格納部109に取り付けてある。
【0092】このように構成されたラベル用紙案内部1
4−2は、折り畳み状態で格納部109に格納してあ
る。すなわち、傾斜面保持用部材91を折曲げて傾斜面
形成部材90の裏面側に重ね合わせて、この傾斜面保持
用部材91の挿入片部101を挿入開口部96に挿入し
て、この挿入片部101の左右の舌片部104の係合用
突起部105を挿入開口部96の係合凹部97に係脱可
能に係合し、傾斜面形成部材90を、そのヒンジ用支軸
92を支点にして格納部109に挿入して傾斜面形成部
材90の左、右の係合用突起部95を隆起部108L、
108Rの係合用凹部112に係脱可能に係合し、ま
た、ストッパー114をストッパー挿入部106に挿入
してラベル用紙案内部14−2が格納部109に格納し
てある。
【0093】また、ラベル用紙案内部14−2を組み立
てる場合には、ラベル用紙案内部14−2を引き起こす
ことにより係合用突起部95を隆起部108L、108
Rの係合用凹部112より外して格納部109への格納
を解除し、傾斜面保持用部材91を傾斜面形成部材90
から引き離すことにより挿入片部101の左右の舌片部
104の係合用突起部105を挿入開口部96の係合凹
部97より外し、傾斜面形成部材90に対して傾斜面保
持用部材91を開いて、この傾斜面保持用部材91の挿
入片部101を格納部109の面部109aを後方へと
摺動させて、この挿入片部101をストッパー114に
当て下方向に押すことにより挿入孔部113に挿入し
て、傾斜面保持用部材91を垂直にして傾斜面形成部材
90を傾斜した状態に保持する。
【0094】このために、ラベル用紙案内部14−2
は、その前面が傾斜面形成部材90による斜面部59
で、その後面が傾斜面保持用部材91による垂直な後面
部60でそれぞれ構成してあって、側面三角形状を成し
ている。
【0095】したがって、図31及び図32に示すよう
にラベル用紙収容部Kにファンフォールドタイプのラベ
ル用紙Fを収納して、このラベル用紙Fに印字する場合
には、ラベル用紙Fが設置位置よりラベルプリンタ6に
搬送される際に、あるいは、ラベル用紙Fをカット後、
自動的に印字スタート位置間で戻る際に、必ず、ラベル
用紙Fが、ラベル用紙案内部14−2に当たり、ラベル
用紙Fの残り量が少なくなったときでも、ラベル用紙F
がラベル用紙案内部14−2の垂直な後面部60によっ
て持ち上げられる(浮かされる)ことで、ラベル用紙F
は円滑に送られる。
【0096】このようにラベル用紙案内部14−2は、
ファンフォールドタイプのラベル用紙Fには都合がよい
が、図34及び図35に示すように内巻きロールタイプ
のラベル用紙F−2の使用にあたって、このラベル用紙
F−2のラベル用紙収容部Kへのセットでは組立状態の
ラベル用紙案内部14−2が邪魔になり、セットし辛
い。
【0097】したがって、内巻きロールタイプのラベル
用紙F−2を使用する場合には、図35に示すようにラ
ベル用紙案内部14−2を折り畳んで格納部109に格
納する。
【0098】すなわち、傾斜面保持用部材91の挿入片
部101を挿入孔部113より抜き出して、傾斜面保持
用部材91を折曲げて傾斜面形成部材90の裏面側に重
ね合わせて、この傾斜面保持用部材91の挿入片部10
1を挿入開口部96に挿入して、この挿入片部101の
左右の舌片部104の係合用突起部105を挿入開口部
96の係合凹部97に係脱可能に係合し、傾斜面形成部
材90を、そのヒンジ用支軸92を支点にして格納部1
09に挿入して傾斜面形成部材90の左、右の係合用突
起部95を隆起部108L、108Rの係合用凹部11
2に係脱可能に係合し、また、ストッパー114をスト
ッパー挿入部106に挿入してラベル用紙案内部14−
2を格納部109に格納する。
【0099】したがって、内巻きロールタイプのラベル
用紙F−2のラベル用紙収容部Kへのセットの際に、ラ
ベル用紙案内部14−2が邪魔になることがなく、セッ
トし易いものになる。
【0100】また、内巻きロールタイプのラベル用紙F
−2を使用する場合には、ラベル用紙案内部14−2を
折り畳んで格納部109に格納することができるため
に、内巻きロールタイプのラベル用紙F−2のセット時
の高さが低くできて、設置スペースを小さくできると共
に、コンパクト化が可能になる。
【0101】また、ロールタイプのラベル用紙F−1、
特に、内巻きロールタイプのラベル用紙F−2を使用す
る場合において、固定式のラベル用紙案内部14−2を
そのままにして、この内巻きロールタイプのラベル用紙
F−2のラベル用紙収容部Kへのセットを可能にする機
構としては、図42乃至図46に示すものがある。
【0102】すなわち、ホルダー支持部14−3の左右
の側壁部62、63の頂部115には漏斗状の保持穴1
16が形成してあり、これらの保持穴116は前後左右
の傾斜壁部116a、116b、116c、116dを
有している。
【0103】また、保持穴116にはホルダー支持部材
117が着脱可能に挿入してある。このホルダー支持部
材117は、図45に示すように外巻きロールタイプ用
支持部118と、この外巻きロールタイプ用支持部11
8の丈H1より大きい丈H2の内巻きロールタイプ用支
持部119とを組み合わせて構成してある。
【0104】外巻きロールタイプ用支持部118は、そ
の周部に前後左右の傾斜壁部118a、118b、11
8c、118dを有しており、その頂部に軸保持部12
1が形成してある。そして、前後左右の傾斜壁部118
a、118b、118c、118dの勾配は、保持穴1
16の前後左右の傾斜壁部116a、116b、116
c、116dの勾配に等しくしてある。そして、外巻き
ロールタイプ用支持部118の頂部にはU字形状の軸支
持部122が形成してある。
【0105】また、内巻きロールタイプ用支持部119
は、その周部に前後左右の傾斜壁部119a、119
b、119c、119dを有しており、その頂部に軸保
持部121が形成してある。そして、前後左右の傾斜壁
部119a、119b、119c、119dの勾配は、
保持穴116の前後左右の傾斜壁部116a、116
b、116c、116dの勾配に等しくしてある。そし
て、内巻きロールタイプ用支持部119の頂部にはU字
形状の軸支持部123が形成してある。
【0106】そして、内巻きロールタイプのラベル用紙
F−2をラベル用紙収容部Kにセットする場合には、図
46の(1)に示すように外巻きロールタイプ用支持部
118を保持穴116に挿入して内巻きロールタイプ用
支持部119をホルダー支持部14−3の左右に着脱可
能に装着し、左右の内巻きロールタイプ用支持部119
の軸支持部123でロール紙ホルダー73の支軸部84
を受ける。この場合、内巻きロールタイプのラベル用紙
F−2は固定式のラベル用紙案内部14−2に干渉する
ことなくラベル用紙導入口16に導入される。
【0107】また、外巻きロールタイプのラベル用紙F
−1をラベル用紙収容部Kにセットする場合には、図4
6の(2)に示すように内巻きロールタイプ用支持部1
19を保持穴116に挿入して外巻きロールタイプ用支
持部118をホルダー支持部14−3の左右に着脱可能
に装着し、左右の外巻きロールタイプ用支持部118の
軸支持部122でロール紙ホルダー73の支軸部84を
受ける。この場合、外巻きロールタイプのラベル用紙F
−1は固定式のラベル用紙案内部14−2に干渉するこ
となくラベル用紙導入口16に導入される。
【0108】
【発明の効果】以下、説明したように、本発明に係る情
報端末装置によれば、ラベルプリンタ装置部とジャーナ
ルプリンタ装置部とが装置本体に共に設置されて一体で
あるばかりか、ラベル用紙収納部と用紙収納部とが装置
本体に共に設置されているために、従来のラベルプリン
タ装置とジャーナルプリンタ装置とが別体となっていた
ものに比較して省スペースが可能になり、配線の煩わし
さや用紙、特にラベル用紙のセット時の面倒さを大幅に
軽減することができ、タッチパネルの操作ボタンの操作
により情報表示装置部に表示された情報を前記ラベルプ
リンタ装置部でラベル印字させると共に、前記ジャーナ
ルプリンタ装置部でデータ印字を行わせることができ
て、操作性を向上させることができる。
【0109】また、ファンフォールドタイプのラベル用
紙の使用の場合には、ラベル用紙案内手段をして傾斜部
を形成するようにし、ロールタイプのラベル用紙の使
用、特に内巻きロールタイプのラベル用紙の使用の場合
には、ラベル用紙案内手段をして傾斜部を無くすように
する。
【0110】したがって、内巻きロールタイプのラベル
用紙のラベル用紙収容部へのセットの際に、ラベル用紙
案内部が邪魔になることがなく、セットし易いものにな
るし、また、内巻きロールタイプのラベル用紙を使用す
る場合には、ラベル用紙案内部が無くなるために、内巻
きロールタイプのラベル用紙のセット時の高さが低くで
きて、設置スペースを小さくできると共に、コンパクト
化が可能になる。
【0111】更に、かかる構成により、傾斜面保持用部
材で傾斜面形成部材を支えて傾斜部を保持し、また、傾
斜面形成部材と傾斜面保持用部材とを用紙搬送路側に折
り畳むことで傾斜部を無くすことができる。
【0112】したがって、ファンフォールドタイプのラ
ベル用紙の使用の場合には、傾斜面保持用部材で傾斜面
形成部材を支えて傾斜部を保持し、内巻きロールタイプ
のラベル用紙のラベル用紙収容部へのセットの際に、傾
斜面形成部材と傾斜面保持用部材とを用紙搬送路側に折
り畳むことで傾斜部を無くし、セットし易いものになる
し、また、内巻きロールタイプのラベル用紙を使用する
場合には、傾斜部が無くなるために、内巻きロールタイ
プのラベル用紙のセット時の高さが低くできて、設置ス
ペースを小さくできると共に、コンパクト化が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報端末装置(実施の形態例1)
の斜視図
【図2】同情報端末装置の分解状態の斜視図
【図3】同情報端末装置におけるラベルプリンタ装置部
の平面図
【図4】同ラベルプリンタ装置部の縦断面図
【図5】同ラベルプリンタ装置部のラベルプリンタの側
面図
【図6】同ラベルプリンタ装置部の用紙排出部の断面図
【図7】同ラベルプリンタ装置部の下側ケースにおける
用紙受け台収納部の斜視図
【図8】同ラベルプリンタ装置部における用紙受け台の
平面図
【図9】同ラベルプリンタ装置部における用紙受け台の
側面図
【図10】同ラベルプリンタ装置部における用紙受け台
の後面図
【図11】同ラベルプリンタ装置部における用紙受け台
の裏面図
【図12】図11のP−P線に沿う断面図
【図13】用紙受け台収納部に用紙受け台を装着する手
順の説明図
【図14】用紙受け台収納部に用紙受け台を装着した状
態のラベル用紙収納部の斜視図
【図15】同ラベル用紙収納部の平面図
【図16】図15のQ−Q線に沿う断面図
【図17】同ラベル用紙収納部において用紙受け台を引
き出した状態の斜視図
【図18】同ラベル用紙収納部において用紙受け台を引
き出した状態の平面図
【図19】図18のT−T線に沿う断面図
【図20】プリンタカバーの裏側から見た斜視図
【図21】情報端末装置において、ラベルプリンタ装置
部のラベル用紙収納部にファンフォールドタイプのラベ
ル用紙をセットした状態の斜視図
【図22】同ラベルプリンタ装置部のラベル用紙収納部
にファンフォールドタイプのラベル用紙をセットした状
態の斜視図
【図23】同ラベルプリンタ装置部においてのラベル用
紙の挙動を説明するために断面図
【図24】自動カッターを備えていないラベルプリンタ
装置部の縦断面図
【図25】ラベル用紙の一部省略した平面図
【図26】ロール紙ホルダーの分解状態の斜視図
【図27】情報端末装置において、ラベルプリンタ装置
部のラベル用紙収納部にロール紙タイプのラベル用紙を
セットした状態の斜視図
【図28】同ラベルプリンタ装置部のラベル用紙収納部
にロール紙タイプのラベル用紙をセットした状態の斜視
【図29】同ラベルプリンタ装置部のロール低タイプラ
ベル用紙をセットした状態の縦断面図
【図30】同ラベルプリンタ装置部における作動フロー
チャート
【図31】本発明に係る情報端末装置(実施の形態例
3)の斜視図
【図32】図31のU−U線に沿う断面図
【図33】同情報端末装置におけるラベル用紙案内部及
びラベル用紙収納部の平面図
【図34】情報端末装置において、ラベルプリンタ装置
部のラベル用紙収納部にロール紙タイプのラベル用紙を
セットした状態の斜視図
【図35】同ラベルプリンタ装置部のラベル用紙収納部
にロールタイプのラベル用紙をセットした状態の縦断面
【図36】同情報端末装置におけるラベル用紙案内部の
斜視図
【図37】(1)は同ラベル用紙案内部において傾斜面
保持用部材の挙動を前方から見た斜視図(2)は傾斜面
保持用部材の挿入片部の拡大図
【図38】同ラベル用紙案内部において、傾斜面保持用
部材の挙動を後方から見た斜視図
【図39】同ラベル用紙案内部において、傾斜面保持用
部材を折り畳んだ状態の斜視図
【図40】同ラベル用紙案内部において、傾斜面保持用
部材を重ね合わせた傾斜面形成部材を格納部の格納した
状態の斜視図
【図41】傾斜面保持用部材の斜視図
【図42】本発明に係る情報端末装置の変形例の斜視図
【図43】同情報端末装置におけるホルダー支持部の断
面図
【図44】同ホルダー支持部における保持穴の平面図
【図45】ホルダー支持部材の斜視図
【図46】(1)は内巻きロールタイプのラベル用紙を
保持する場合におけるホルダー支持部材装着の説明図 (2)は外巻きロールタイプのラベル用紙を保持する場
合におけるホルダー支持部材装着の説明図
【符号の説明】
1 ケース(装置本体) 2 ジャーナルプリンタ装置部 2A 用紙収納部 3 情報表示装置部 3A タッチパネル 3B 操作ボタン 4 FDD部 5 CD−ROM部 6 ラベルプリンタ 8 ラベルプリンタ収納部 9 用紙受け台収納部 10 ジャーナルプリンタ収納部 11 表示窓部 12 ペーパーカッター装着部 E 制御部 F ラベル用紙 F−1 ラベル用紙 K ラベル用紙収納部 R ラベルプリンタ装置部 P 電源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−11382(JP,A) 特開 平4−69270(JP,A) 特開 昭61−238662(JP,A) 特開 平9−110184(JP,A) 特開 昭57−45082(JP,A) 特開 平6−75665(JP,A) 特開 平1−290472(JP,A) 実開 平2−10957(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/00 B41J 5/30 B41J 11/58 B41J 11/70 B41J 15/04 B41J 29/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に、上面及び後面が開放した用
    紙受け台収納部に一もしくは複数のラベルを一組で一枚
    分として多数枚につづら折りに折り畳んだファンフォー
    ルドタイプのラベル用紙を載せる用紙受け台を前後方向
    に移動可能に設けて構成したラベル用紙収納部を有し、
    且つ出荷業務における出荷伝票等のラベルの印字を行う
    ラベルプリンタ装置部と、用紙をセットする用紙収納部
    を有し且つデータ印字機能を有するジャーナルプリンタ
    装置部と、タッチパネルを有し且つこのタッチパネルの
    操作ボタンの操作により情報を表示する情報表示装置部
    と、前記タッチパネルの前記操作ボタンの操作により前
    記情報表示装置部に表示された情報を前記ラベルプリン
    タ装置部でラベル印字させると共に、前記ジャーナルプ
    リンタ装置部でデータ印字を行わせる制御部と、前記ラ
    ベル用紙収納部及びプリンタのラベル用紙導入側の間の
    用紙搬送路に用紙の種類に応じて使用形態を変えること
    が可能なラベル用紙案内手段とを備え、前記ラベル用紙
    案内手段が、プリンタのラベル用紙導入側に対向する面
    を傾斜部にする傾斜面形成部材と、この傾斜面形成部材
    を支えて傾斜部を保持する傾斜面保持用部材とで構成し
    てあって、傾斜面形成部材と傾斜面保持用部材とが用紙
    搬送路側に折り畳まれるように構成されていることを特
    徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記用紙搬送路の面部に板状の傾斜面形
    成部材の一端部を一方のヒンジ手段を介して取り付ける
    と共に、この傾斜面形成部材の他端部に板状の傾斜面保
    持用部材の一端部を他方のヒンジ手段を介して連結し、
    この傾斜面保持用部材の他端部に一方の係合部を設け、
    この用紙搬送路の面部に一方の係合部が係脱可能に係合
    する他方の係合部を設けて、一方の係合部を他方の係合
    部に係合して傾斜面保持用部材で傾斜面形成部材を支え
    て傾斜部を形成保持し、傾斜面保持用部材を他方のヒン
    ジ手段を介して傾斜面形成部材側に折り畳み、傾斜面形
    成部材を一方のヒンジ手段を介して用紙搬送路の面部側
    に折り畳むようにした請求項1に記載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記傾斜面保持用部材の他端部に設けた
    一方の係合部を、傾斜面保持用部材の他端部に、この傾
    斜面保持用部材の面部より段差をもたせて挿入片部を形
    成し、この挿入片部の両側に切込み溝を形成して、挿入
    片部の両側にばね性のある舌片部を設け、これらの舌片
    部の外縁部に係合用突起部を形成して構成し、傾斜面形
    成部材の面部に、傾斜面保持用部材を他方のヒンジ手段
    を介して傾斜面形成部材側に折り畳んだ際に、挿入片部
    が挿入される挿入開口部を設け、この挿入開口部の両側
    縁部に係合用突起部が係脱可能に係合する係合凹部を設
    けた請求項2に記載の情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記用紙搬送路の面部に、この面部より
    一段低く形成されて折り畳んだ傾斜面形成部材と傾斜面
    保持用部材とを格納する格納部を設け、傾斜面形成部材
    の側縁部に部材側係合部を設け、格納部の側壁部に、折
    り畳んだ傾斜面形成部材と傾斜面保持用部材とを格納し
    た際に部材側係合部が係脱可能に係合する格納部側係合
    部を設けた請求項2又は請求項3に記載の情報端末装
    置。
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