JP4829877B2 - 半導体素子搭載部材とそれを用いた半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子を搭載することで、半導体撮像装置等の半導体装置を形成するための半導体素子搭載部材と、それを用いた半導体装置に関するものである。
近年、デジタルカメラやカメラ付携帯電話の普及に伴って、CCD撮像素子、CMOS撮像素子等の撮像素子の需要が急速に増加しつつある。また、画像の高画質化の要求に応じるために、撮像素子の画素数が飛躍的に増加する傾向にある上、特に、デジタル一眼レフカメラの普及に伴って、撮像素子の大型化も進展しつつある。
撮像素子は、通常、半導体素子搭載部材に搭載された状態で使用される。半導体素子搭載部材としては、セラミック等からなり、片面に素子搭載領域を有する基板と、前記基板の素子搭載領域を囲む枠体と、前記枠体を、基板の片面に、素子搭載領域を囲んで気密に接合する接合層と、前記接合層の、厚み方向の中間位置を、接合層による気密を維持しつつ貫通するリード端子とを有するものが、一般的に用いられる。
撮像素子を、前記半導体素子搭載部材の素子搭載領域に搭載し、撮像素子の端子をリード端子と接続した後、枠体の上に、透光性の材料からなる蓋体を気密に接合すると、撮像素子を、蓋体を通しての受光が可能な状態で、外部環境から遮断して封止することができる。
前記半導体素子搭載部材において、接合層は、従来、主として、低融点ガラスによって形成されていた。低融点ガラスからなる接合層を介して、基板と枠体とを接合して、半導体素子搭載部材を製造するためには、両者の、相手部材との接合面に、それぞれ、低融点ガラスを含むペーストを、スクリーン印刷等によって、所定の平面形状となるように印刷し、乾燥させて、低融点ガラスの層を形成する。
次に、多数のリード端子をフレームと一体形成したリードフレームを、基板側および枠体側の低融点ガラスの層で挟んだ状態で、例えば、トンネル型の連続式加熱炉を通す等して、およそ300〜400℃程度に加熱する。そうすると、リードフレームを挟む2層の低融点ガラスの層が溶融して、互いに一体化することで、先に説明したように、基板と枠体とを気密に接合すると共に、リード端子を、気密を維持しつつ貫通させた接合層が形成される。この後、リード端子をフレームから切り離せば、半導体素子搭載部材が製造される。
通常、撮像素子用の半導体素子搭載部材においては、基板上の素子搭載領域に搭載される撮像素子の表面(受光面)と、枠体の上に接合される蓋体とを、高精度の平行状態に位置合わせすることが求められる。そして、前記要求に対応するために、厚みが一定の平板状に形成された枠体を、基板に対して、例えば、日本工業規格JIS B 0022:1984「幾何公差のためのデータム」に規定された平行度が30μm以下という、高精度の平行状態を維持しながら固定することが必要とされる。
ところが、前記製造工程において、枠体は、基板上に、低融点ガラスの層を介して単に載置されているだけであるため、特に、加熱による接合時に、基板に対して傾きを生じやすいという問題がある。すなわち、加熱による接合工程において、低融点ガラスが溶融した状態で、基板に振動が加えられたり、溶融した低融点ガラスに、部分的な粘度のばらつきが生じたりすると、枠体が、基板に対して傾きを生じやすい。
そして、枠体が、基板に対して傾いた状態で固定されてしまうと、基板上の素子搭載領域に搭載される撮像素子を、デジタルカメラ等の光学系と、正確に位置合わせできないため、前記光学系による投影像を、撮像素子の受光面に、良好に結像させることができないという問題がある。
すなわち、撮像素子を、光学系と位置合わせするために、従来は、前記撮像素子を、基板上の素子搭載領域に搭載すると共に、枠体上に蓋体を接合して形成した半導体装置を、前記蓋体を基準として、光学系と位置合わせするか、または、基板を基準として、光学系と位置合わせするのが一般的である。
しかし、先に説明したように、枠体が、基板に対して傾いた状態で固定されていると、前者の方法では、撮像素子を、光学系に対して正確に位置合わせできないため、前記撮像素子の受光面が、光学系の焦点と一致しなくなったり、光学系による投影像の結像面と一致しなくなったりする。
また、後者の方法では、撮像素子自体は、光学系に対して正確に位置合わせされるものの、蓋体が、撮像素子の受光面に対して傾斜して配設されるため、光学系を出た光が、傾斜した蓋体を通過することで屈折されて、光学系による投影像の結像面が、撮像素子の受光面からずれてしまう。そのため、いずれの位置合わせ方法によっても、光学系による投影像を、撮像素子の受光面に、良好に結像させることができないのである。
そこで、基板と枠体との間の複数箇所に、ガラスやセラミック等の絶縁体からなる支持片を配設して、両者間の平行を維持した状態で、先に説明した工程を実施することによって、基板と枠体とを接合させて、半導体素子搭載部材を製造することが提案されている(特許文献1参照)。
JP2004−247513A
しかし、支持片は、特許文献1に記載されているように、外形寸法が、0.5mm×0.5mm程度という、ごく微小なものであるため、それを、基板と枠体との間の複数箇所に、均等に配設する作業は容易ではなく、製造工程に、前記支持片を配設する作業が追加されること自体と相まって、半導体素子搭載部材の生産性が低下するという問題がある。
本発明の目的は、支持片を配設する必要がないため、生産性を低下させることなく製造することができる上、基板と枠体とが、精度良く平行に接合された半導体素子搭載部材を提供することにある。また、本発明の目的は、前記半導体素子搭載部材を用いることで、蓋体と、撮像素子等の半導体素子とが高精度に位置合わせされた状態で、半導体素子が封止された半導体装置を提供することにある。
本発明の半導体素子搭載部材は、片面に素子搭載領域を有する基板と、前記素子搭載領域を囲む枠体と、前記枠体を、基板の片面に、素子搭載領域を囲んで気密に接合した接合層と、前記接合層の、厚み方向の中間位置を、接合層による気密を維持しつつ貫通したリード端子とを有し、接合層が、樹脂によって形成されていると共に、前記接合層のうち、基板の片面とリード端子との間の領域の、150℃での弾性率が100MPa以上であることを特徴とするものである。
本発明の半導体素子搭載部材においては、基板と枠体とが、樹脂からなる接合層を介して、従来に比べて、より低温で接合される。例えば、エポキシ樹脂等の樹脂によれば、一般に、低融点ガラスによる接合温度(300〜400℃)よりさらに低い、およそ100〜270℃程度、好ましくは100〜200℃程度での加熱によって、基板と枠体とが接合される。
そのため、接合に際して、トンネル型の連続式加熱炉等を使用する必要がなく、例えば、基板と枠体とを、両者間に、接合層を形成する樹脂の層を挟んだ状態で、良好な平行度を出しやすい熱プレス式の接合装置を用いて、加圧下で加熱すること等によって、両者の良好な平行状態を維持しながら、接合することができる。したがって、本発明によれば、支持片を配設する必要がないこと、熱プレス式の接合装置等による接合時間が、従来の、トンネル型の連続式加熱炉等を用いた加熱に比べて短時間で済むこと等に基づいて、基板と枠体とを、生産性よく、しかも、精度良く、平行に接合することができる。
また、本発明では、接合層のうち、少なくとも、基板の片面とリード端子との間の領域の、硬さを表す弾性率が、150℃において、100MPa以上とされる。前記温度は、素子搭載領域に撮像素子等の半導体素子を搭載した後、例えば、ワイヤボンディング等によって、半導体素子の端子をリード端子と接続する際のプロセス温度に近い。
そのため、ワイヤボンディング等による接続の際に、リード端子を下支えする前記領域が柔らかくなりすぎて、接続時の圧力を、リード端子に十分に加えることができずに、接続不良が生じたり、接続時の圧力によって接合層が変形して、気密が破られたりするのを防止することもできる。なお、前記効果を、より一層、良好に発現させることを考慮すると、前記領域の、150℃での弾性率は、400MPa以上であるのが好ましい。
接合層は、基板の片面に設けられた、150℃での弾性率が100MPa以上である第1の接合層を形成する樹脂の層と、枠体の、基板の片面に対向する面に設けられた、第2の接合層を形成する樹脂の層とを、リード端子を挟んで、一体に接合することで形成されているのが好ましい。前記構成によれば、加圧下で加熱した際に、前記2層の樹脂の層を形成する樹脂を、基板と枠体とリード端子との間の領域に、隙間なく充てんした状態で、接合層を形成することができる。そのため、基板と枠体とを、前記接合層によって、気密性良く接合すると共に、リード端子を、良好に気密を維持した状態で、接合層を貫通させることができる。
第2の接合層の、150℃での弾性率は、第1の接合層の、150℃での弾性率よりも小さいのが好ましい。前記特性を満足する第2の接合層を形成する樹脂は、第1の接合層を形成する樹脂よりも、加熱した際の流動性に優れているため、加圧下で加熱した際に、前記樹脂を、より一層、良好に流動させて、基板と枠体とリード端子との間の領域の隅々まで、十分に行き渡らせて、接合層を形成することができる。そのため、基板と枠体とを、接合層によって、さらに気密性良く接合すると共に、リード端子を、さらに良好に気密を維持した状態で、接合層を貫通させることができる。
接合層によって接合された状態での、基板の片面と、枠体の、基板の片面に対向する面との間の距離T1と、リード端子の、同方向の厚みT2とは、式(1):
0.3×T1≦T2≦0.95×T1 (1)
を満足しているのが好ましい。
前記構成によれば、リード端子の上下において、接合層の厚みを十分に確保して、リード端子を、さらに良好に気密を維持した状態で、接合層を貫通させることができる。また、リード端子より基板側の接合層の厚みが大きくなりすぎて、前記接合層が柔らかくなりすぎるのを抑制して、ワイヤボンディング等による接続時の圧力を、リード端子に十分に加えることができずに接続不良が生じたり、接続時の圧力によって接合層が変形して気密が破られたりするのを防止することもできる。
基板の熱伝導率は10W/mK以上、熱膨張係数は10×10-6/℃以下であるのが好ましい。前記構成によれば、基板の放熱性を高めることで、高出力、高密度の半導体素子に対応することが可能となる。また、基板の熱膨張係数を、撮像素子等の半導体素子の、一般的な熱膨張係数の範囲に近づけることによって、熱履歴による素子への熱応力の発生を低減できるため、先に説明した撮像素子等の大型化に、十分に対応することも可能となる。なお、前記特性を満足する基板の形成材料としては、AlN、Al23およびSiCからなる群より選ばれる少なくとも1種を含むセラミックが好ましい。
枠体の熱膨張係数は10×10-6/℃以下で、かつ枠体の熱膨張係数と、基板の熱膨張係数との差は3×10-6/℃以下であるのが好ましい。前記構成によれば、枠体の熱膨張係数を、基板の熱膨張係数と近づけることによって、両者の接合時に、反り等の変形が発生するのを防止すると共に、熱履歴による、素子への熱応力の発生を低減できるため、撮像素子等の大型化に、十分に対応することが可能となる。そのため、本発明の構成は、基板の面積が500mm2以上の、大型の半導体素子搭載部材に、好適に適用することができる。
本発明の半導体装置は、本発明の半導体素子搭載部材の素子搭載領域に半導体素子が搭載されると共に、枠体の上面に、蓋体が、気密に接合されたことを特徴とするものである。本発明によれば、先に説明した本発明の半導体素子搭載部材を用いているため、基板の素子搭載領域に搭載した半導体素子と、枠体の上面に気密に接合した蓋体とを高精度に位置合わせした状態で、半導体素子を、気密に封止することが可能となる。
そのため、例えば、透光性を有する蓋体と、半導体素子としての撮像素子とを、高精度に位置合わせすることが可能となり、先に説明した、撮像素子の受光面が、デジタルカメラ等の光学系による投影像の結像面と一致しなくなる等の問題が発生するのを、確実に防止することができる。
本発明によれば、支持片を配設する必要がないため、生産性を低下させることなく製造することができる上、基板と枠体とが、精度良く平行に接合された半導体素子搭載部材を提供することができる。また、本発明によれば、前記本発明の半導体素子搭載部材を用いることで、蓋体と、撮像素子等の半導体素子とが高精度に位置合わせされた状態で、半導体素子が封止された半導体装置を提供することができる。
図1は、本発明の半導体素子搭載部材の、実施の形態の一例を示す平面図である。 図2は、図1のi−i線断面図である。 図3は、図2の一部を拡大した断面図である。
符号の説明
1 基板
10 片面
10a 素子搭載領域
2 枠体
21 面
3 接合層
31 第1の接合層
32 第2の接合層
4 リード端子
BL 半導体素子搭載部材
発明の実施形態
図1は、本発明の半導体素子搭載部材の、実施の形態の一例を示す平面図である。図2は、図1のi−i線断面図である。図3は、図2の一部を拡大した断面図である。図1〜図3を参照して、この例の半導体素子搭載部材BLは、片面10に、撮像素子等の半導体素子IDが搭載される素子搭載領域10aを有する基板1と、前記素子搭載領域10aを囲む枠体2と、前記枠体2を、基板1の片面10に、素子搭載領域10aを囲んで気密に接合する接合層3と、前記接合層3の、厚み方向の中間位置を、接合層3による気密を維持しつつ貫通する複数のリード端子4とを備えている。
基板1は、平面形状が略矩形の平板状に形成されている。また、枠体2は、外形が基板1とほぼ一致する略矩形状に形成されていると共に、中央部に、略矩形状の通孔20を備えた平面形状に形成されている。前記枠体2を、基板1の片面10に、接合層3を介して接合した状態で、前記基板1の片面10のうち、枠体2の通孔20を通して露出された領域が、素子搭載領域10aとされている。
基板1は、熱伝導率が10W/mK以上で、かつ熱膨張係数が10×10-6/℃以下である絶縁性の材料によって形成するのが好ましい。熱伝導率が10W/mK以上であれば、基板1の放熱性を高めて、高出力、高密度の半導体素子に対応することが可能となる。また、熱膨張係数が10×10-6/℃以下であれば、基板1の熱膨張係数を、撮像素子等の半導体素子の、一般的な熱膨張係数の範囲に近づけることができるため、熱履歴による、素子への熱応力の発生を低減でき、撮像素子等の大型化に対応することが可能となる。
前記条件を満足する基板1を形成する材料としては、例えば、AlN、Al23、SiC、Si34、BeO、BN等の1種または2種以上を、主成分として含むセラミックが挙げられ、コストの点ではAl23が好ましい。しかし、基板1の放熱性をさらに向上することを考慮すると、基板1の熱伝導率は80W/mK以上、特に150W/mK以上であるのが好ましく、前記高い熱伝導率を達成するためには、AlNやSiCが好ましい。また、半導体素子との熱膨張係数の差を小さくすることを考慮した場合も、AlNまたはSiCが好ましい。
要するに、放熱性能を最優先するなら、AlNまたはSiCによって基板1を形成するのが好ましく、放熱性能がさほど要求されない場合には、Al23によって基板1を形成するのが好ましい。ただし、機械的強度等の、基板1の、他の物性との兼ね合いや、基板1の製造コスト等を考慮すると、セラミックの場合、熱伝導率は300W/mK以下であるのが好ましく、熱膨張係数は4×10-6〜7×10-6/℃であるのが好ましい。
また、枠体2は、基板1と積層した状態での、反り等の変形の発生を防止することや、半導体素子との熱膨張係数の差を小さくすること等を考慮すると、熱膨張係数が10×10-6/℃以下、特に4×10-6〜7×10-6/℃で、かつ、基板1の熱膨張係数との差が3×10-6/℃以下、特に1×10-6/℃以下である材料によって形成するのが好ましい。さらに言えば、基板1と同じ材料で枠体2を形成して、熱膨張係数の差を全く無くしてしまうのが好ましい。例えば、基板1をAl23で形成する場合は、枠体2もAl23で形成するのが好ましい。また、枠体2は、半導体素子が撮像素子である場合、遮光性を有しているのが好ましい。
基板1および枠体2を、共にセラミックによって形成する場合は、従来同様に、前記Al23等を主成分とし、さらに必要に応じて、SiO2、MgO、CaO、Cr23、MnO2、TiO2等の成分を、いわゆる焼結助剤として、周知の範囲で含有するセラミックの前駆体を、所定の立体形状となるように成形した後、焼結し、さらに必要に応じて研磨等すればよい。
本発明の構成は、基板1の面積が大きいほど有効であり、特に、APS−Cサイズ(22.7×15.1mm、面積342.8mm2)以上の大型の撮像素子を搭載することができる素子搭載領域10aの面積を確保するために、基板1の面積が500mm2以上であるのが好ましく、1000mm2以上であるのがさらに好ましい。基板1の面積の上限は、特に限定されないが、セラミック等で形成される基板1および枠体2と、樹脂によって形成される接合層3との、熱膨張係数の差による、反り等の変形の発生を防止することを考慮すると5000mm2以下であるのが好ましい。
接合層3は、樹脂によって形成される。樹脂としては、従来公知の種々の樹脂が使用可能であるが、先に説明したように、100〜270℃、好ましくは100〜200℃での加熱によって、基板1と枠体2とを気密に接合することができる、感熱接着性を有する樹脂が好ましい。
前記樹脂としては、例えば、加圧下で、前記温度範囲での加熱によって軟化または溶融した後、さらに、必要に応じて、非加圧下で加熱等することで、熱硬化反応して、高分子量の硬化物を生成して接合層3を形成する熱硬化性樹脂や、あるいは、加圧下で、前記温度範囲での加熱によって軟化または溶融した後、冷却することで固化して接合層3を形成する熱可塑性樹脂が挙げられる。
ただし、接合層3は、半導体素子IDを、素子搭載領域10a上に、はんだ付け等によって搭載する際や、搭載した半導体素子IDとリード端子4との間を、ワイヤボンディング等によって接続する際、あるいは、リード端子4を、図示しない外部回路等と、はんだ付け等によって接続する際の熱履歴や、半導体素子IDの駆動時の発熱等に対して、十分な耐熱性を有しているのが好ましい。耐熱性に優れた接合層を形成することを考慮すると、前記接合層を形成する樹脂としては、エポキシ系樹脂、熱硬化性ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂等の、熱硬化性樹脂が好ましい。
また、図の例では、接合層3は、基板1の片面10に設けられた樹脂の層と、枠体2の、基板1の片面10に対向する面21に設けられた樹脂の層とを、リード端子4を挟んで、加圧下で加熱することによって、一体に接合すると共に、樹脂が熱硬化性樹脂である場合は、さらに、必要に応じて非加圧下で加熱等して、樹脂を熱硬化させて形成された、基板1側の第1の接合層31と、枠体2側の第2の接合層32の2層構造に形成されている。
なお、図では、判りやすいように、第1の接合層31と第2の接合層32とを、別のハッチングで示しているが、実際には、接合時の、加圧下での加熱等によって軟化または溶融した、両接合層31、32を形成する樹脂が、両層の界面において渾然一体となって、両層の区別がつかなくなっている場合もある。
図の例のように、2層の樹脂の層を一体に接合して、第1および第2の接合層31、32からなる2層構造の接合層3を形成した場合には、加圧下で加熱した際に、前記2層の樹脂の層を形成する、加熱によって軟化または溶融した樹脂を、基板1と枠体2とリード端子4との間の領域に、良好に回り込ませて、前記領域に、隙間なく充てんした状態で、接合層3を形成することができる。そのため、基板1と枠体2とを、前記接合層3によって、気密性良く接合すると共に、リード端子4を、良好に気密を維持した状態で、接合層3を貫通させることができる。
前記接合層3のうち、基板1の片面10と、リード端子4との間の領域を形成する第1の接合層31は、素子搭載領域10aに撮像素子等の半導体素子IDを搭載した後、例えば、ワイヤボンディング等によって、前記半導体素子IDの端子(図示せず)を、リード端子4と接続する際のプロセス温度に近い150℃での、硬さを表す弾性率が100MPa以上である必要がある。これにより、ワイヤボンディング等によって接続する際に、リード端子4を下支えする第1の接合層31が柔らかすぎて、接続時の圧力を、リード端子4に十分に加えることができずに、接続不良が生じたり、接続時の圧力によって接合層3が変形して、気密が破られたりするのを防止することができる。
なお、第1の接合層31の、150℃での弾性率は、前記第1の接合層31が柔らかすぎて、前記問題が生じるのを、より確実に防止することを考慮すると400MPa以上、中でも1000MPa以上、特に3000MPa以上であるのが好ましい。ただし、第1の接合層31の弾性率が高すぎる場合には、前記第1の接合層31を形成する樹脂の、加圧下での加熱時の流動性が低くなりすぎて、樹脂が、隅々まで、十分に行き渡りにくくなって、基板1と枠体2とを、気密性良く接合したり、リード端子4を、良好に気密を維持した状態で、接合層3を貫通させたりすることができないおそれがある。そのため、第1の接合層31の、150℃での弾性率は、前記範囲内でも特に10000MPa以下であるのが好ましい。
また、2層構造の接合層3のうち、第2の接合層32は、25〜200℃での弾性率が、第1の接合層31よりも小さいことが好ましく、特に150℃での弾性率が100MPa以下であることがさらに好ましい。これにより、第2の接合層32を形成する樹脂の、加圧下での加熱時の流動性を高めて、基板1と枠体2とを、より一層、気密性良く接合すると共に、リード端子4を、より一層、良好に気密を維持した状態で、接合層3を貫通させることが可能となる。
なお、第2の接合層32を形成する樹脂の流動性をさらに向上することを考慮すると、前記第2の接合層32の、150℃での弾性率は50MPa以下、特に10MPa以下であるのが好ましい。ただし、第2の接合層32の弾性率が低すぎる場合には、前記第2の接合層32を形成する樹脂の、加圧下での加熱時の流動性が高くなりすぎて、却って、基板1と枠体2とを、気密性良く接合することができないおそれがある。それと共に、リード端子4を、良好に気密を維持した状態で、接合層3を貫通させることができないおそれもある。そのため、第2の接合層32の、150℃での弾性率は0.1MPa以上であるのが好ましい。
第1および第2の接合層31、32の弾性率を、それぞれ、前記範囲内に調整するためには、それぞれの接合層31、32を形成する樹脂の種類や分子構造、分子量、熱硬化性樹脂の場合は硬化度(架橋度)等を調整したり、樹脂中に無機微粒子等のフィラーを配合したり、前記フィラーの配合量を調整したりすればよい。
なお、本発明では、弾性率は、長さ80mm、高さ4mm、幅10mmの試験片を作製して、日本工業規格JIS K6911:1995「熱硬化性プラスチック一般試験方法」に所載の試験方法に準拠して測定して作図した荷重−たわみ曲線から、式(2):
によって算出した曲げ弾性率Ef(MPa)でもって表すこととする。式中のLvは支点間距離(mm)、Wは試験片の幅(=10mm)、hは試験片の高さ(=4mm)、F/Yは荷重−たわみ曲線の直線部分のこう配(N/mm)である。
前記2層構造の接合層31、32等の、接合層3を形成する樹脂が熱硬化性樹脂である場合、前記熱硬化性樹脂の、硬化後のガラス転移温度は130℃以上であるのが好ましい。熱硬化性樹脂の硬化物のガラス転移温度が130℃未満では、半導体素子IDを、素子搭載領域10a上に、はんだ付け等によって搭載する際や、搭載した半導体素子IDとリード端子4との間を、ワイヤボンディング等によって接続する際、あるいは、リード端子4を、図示しない外部回路等と、はんだ付け等によって接続する際の熱履歴や、半導体素子IDの駆動時の発熱等によって、あるいは、温度サイクル試験等の、長期信頼性の尺度となる熱的加速試験等において、接合層3にクラックが発生したり、前記接合層3と、基板1や枠体2、リード端子4との界面ではく離が発生したりしやすい。
これは、熱硬化性樹脂の硬化物の熱膨張係数が、ガラス転移温度の前後で大きく変化するためである。そのため、基板1と枠体2とを、前記接合層3によって、気密性良く接合すると共に、リード端子4を、良好に気密を維持した状態で、接合層3を貫通させることができないおそれがある。これに対し、前記熱硬化性樹脂の、硬化後のガラス転移温度が130℃以上であれば、前記各種の熱履歴によってクラックやはく離が発生するのを、確実に防止して、基板1と枠体2とを、前記接合層3によって、気密性良く接合すると共に、リード端子4を、良好に気密を維持した状態で、接合層3を貫通させることが可能となる。なお、前記効果を、より一層、良好に発現させることを考慮すると、熱硬化性樹脂の、硬化後のガラス転移温度は、前記範囲内でも、特に150℃以上であるのが好ましい。
第1および第2の接合層31、32を形成する樹脂の層は、例えば、基板1の片面10、および枠体2の、基板1の片面10に対向する面21に、それぞれ、前記樹脂の層を形成するための塗布液を塗布したのち、乾燥させる等して形成してもよいが、あらかじめ形成した樹脂のシートを、それぞれの面10、21に積層し、熱硬化性樹脂のシートの場合は、前記熱硬化性樹脂の硬化温度より低い温度に加熱して、仮圧着させて形成するのが好ましい。
このようにして形成される樹脂の層は、前記樹脂の層を形成するシートが均一な厚みに形成されるため、前記シートを使用して、2層構造の接合層31、32を形成することで、基板1と枠体2とを、より一層、精度良く平行に固定することが可能となる。具体的には、基板1の片面10と、枠体2の上面22との間の、前記JIS B 0022:1984「幾何公差のためのデータム」に規定された平行度を30μm以下、好ましくは20μm以下、より好ましくは10μm以下という、高精度の平行状態に位置合わせすることができる。
前記シートを用いて、基板1と枠体2とを接合して、本発明の半導体素子搭載部材BLを形成するには、まず、先に説明したように、基板1の片面10、および枠体2の、基板1の片面10に対向する面21に、それぞれ、熱硬化性樹脂のシートを積層した後、前記熱硬化性樹脂の硬化温度より低い温度に加熱することで仮圧着させて、樹脂の層を形成する。
次に、多数のリード端子4をフレームと一体形成したリードフレームを、基板1側および枠体2側の樹脂の層で挟んだ状態で、例えば、熱プレス式の接合装置を用いて、基板1と枠体2とリードフレームの平行状態を維持しながら、加圧下で加熱する等して、2層の樹脂の層を形成する樹脂を、基板1と枠体2とリード端子4との間の領域に、良好に回り込ませて、前記領域に、隙間なく充てんしながら、両層を一体化させ、さらに必要に応じて、非加圧下で加熱等して、樹脂を熱硬化させて、基板1側の第1の接合層31と、枠体2側の第2の接合層32との2層構造を有する接合層3を形成する。そうすると、基板1と枠体2とが、良好な平行状態を維持した状態で、接合層3によって接合、一体化された半導体素子搭載部材BLが製造される。
製造された半導体素子搭載部材BLにおいて、接合層3によって接合された状態での、基板1の片面10と、枠体2の、基板1の片面10に対向する面21との間の距離T1と、リード端子の、同方向の厚みT2とは、式(1):
0.3×T1≦T2≦0.95×T1 (1)
を満足していることが好ましい。距離T1と、リード端子4の厚みT2とが、前記式(1)を満足する範囲に設定されていれば、リード端子4の上下において、接合層3の厚みを十分に確保して、リード端子4を、さらに良好に気密を維持した状態で、接合層3を貫通させることができる。
また、リード端子4より基板1側の接合層3、つまり第1の接合層31の厚みが大きくなりすぎて、前記第1の接合層31が柔らかくなりすぎるのを抑制して、ワイヤボンディング等による接続時の圧力を、リード端子4に十分に加えることができずに、接続不良が生じたり、接続時の圧力によって接合層3が変形して、枠体2が傾いたりするのを、確実に防止することができる。なお、これらの効果を、より一層、良好に発言させることを考慮すると、前記距離T1と厚みT2とは、特に式(3):
0.5×T1≦T2≦0.8×T1 (3)
を満足していることが、さらに好ましい。
本発明の半導体装置は、前記半導体素子搭載部材BLの素子搭載領域10aに、図中に破線で示すように、半導体素子IDを搭載し、次いで、ワイヤボンディング等によって、半導体素子IDの端子を、素子搭載領域10aに露出されたリード端子4の先端部と接続した後、枠体2の上面22に、同様の、接着性を有する樹脂等からなる接合層を介して、蓋体(いずれも図示せず)を、気密に接合することによって構成される。搭載される半導体素子IDとしては、先に説明したように、CCD撮像素子、CMOS撮像素子等の撮像素子が挙げられる。また、半導体素子IDが撮像素子であるとき、蓋体としては、例えば光学ガラス等の、透光性の材料によって形成されたものが用いられる。
本発明の半導体装置によれば、半導体素子搭載部材BLの素子搭載領域10aに搭載した半導体素子IDと、枠体2の上面22に、気密に接合した蓋体とを、高精度に位置合わせした状態で、半導体素子IDを封止することができる。そのため、透光性を有する蓋体と、半導体素子IDとしての撮像素子とを、高精度に位置合わせすることが可能となり、撮像素子の受光面が、デジタルカメラ等の光学系による投影像の結像面と一致しなくなる等の問題が発生するのを、確実に防止することができる。
〈実施例1〉
セラミック成分としての、所定量のAl23、SiO2、MgO、CaO、Cr23、MnO2、およびTiO2を、有機バインダ、溶剤、可塑剤、および分散剤と混合してスラリーを調製した後、前記スラリーを、スプレードライ法によって顆粒化した。次いで、前記顆粒を、所定形状のプレス金型を用いてプレス成形し、1500℃で焼成した後、表面をラップ研磨して、図1〜図3に示すように、略矩形平板状の基板1と、外形が基板1と一致する略矩形状に形成されていると共に、その中央部に、略矩形状の通孔20を備えた平面形状を有する枠体2とを形成した。
基板1は、リード端子4が配設される側の長辺の長さが40mm、長辺と交差する短辺の長さが30mm、面積が1200mm2、厚みが1.4mmであった。また、基板1の表裏両面の、前記JIS B 0022:1984「幾何公差のためのデータム」に規定された平行度は10μm以下、矩形の対角線上における平面度は10μm/40mm以下であった。また、枠体2は、長辺の長さが40mm、短辺の長さが30mm、長辺側の枠の幅が3mm、短辺側の枠の幅が5.5mm、厚みが0.9mmであった。また枠体2の表裏両面の平行度は10μm以下、短辺の対角線上における、想定される平面度は10μm/40mm以下であった。
基板1の片面10に形成される第1の接合層31のもとになる樹脂の層、および枠体2の、基板1の片面10に対向する面21に形成される第2の接合層32のもとになる樹脂の層としては、いずれも、熱硬化後の、150℃での弾性率が3200MPaとなる、未硬化のエポキシ樹脂からなるシートを用いた。
前記エポキシ樹脂のシートを、基板1の片面10、および枠体2の面21に、それぞれ、60℃に加熱して30秒間、仮圧着させた。また、Fe−Ni−Co合金からなる薄板を、スタンピング金型を用いて打ち抜いて、多数のリード端子4をフレームと一体形成したリードフレームを作製した。リード端子の厚みT2=0.25mmとした。
次に、基板1の片面10、および枠体2の面21に、それぞれ仮圧着させたエポキシ樹脂の層で、前記リードフレームの、リード端子4の部分を挟んだ状態で、熱プレス式の接合装置を用いて、加圧下で、まず100℃で30秒間、加熱した後、150℃に昇温して30秒間、加熱し、さらに加圧を解除した無加圧下で、180℃に昇温して60分間、加熱してエポキシ樹脂を硬化させると共に、一体化させて、第1の接合層31と第2の接合層の2層構造を有する接合層3を形成し、さらに、リード端子4をフレームから切り離して、図1〜図3に示す半導体素子搭載部材BLを製造した。
接合層3によって接合された状態での、基板1の片面10と、枠体2の、基板1の片面10に対向する面21との間の距離T1は0.35mm、T2=0.71×T1であった。また、基板1の片面10と、枠体2の上面22との間の、JIS B 0022:1984「幾何公差のためのデータム」に規定された平行度を測定したところ、8μmであって、基板1と枠体2とは、高精度の平行状態に位置合わせされていることが確認された。
また、素子搭載領域10aに露出したリード端子4の先端部に、直径30μmφのAuワイヤをワイヤボンディングした後、アメリカ国防総省/軍用規格MIL−STD−883E:1996(N−4)「試験方法の規格−マイクロサーキット(N−4まで含む)」のMETHOD 201.7に規定された方法に則って、ワイヤプル強度を測定したところ、12gであった。半導体装置の信頼性を考慮すると、ワイヤプル強度は6g以上、特に、用途によっては8g以上であるのが好ましいことから、実施例1では、Auワイヤが良好に接続されていることが確認された。
さらに、同じ規格のMETHOD 1014.9に規定された方法に則って、基板1と枠体2との間のHeリークレートを測定したところ、1.2×10-9atm cc/secであった。半導体装置の信頼性を考慮すると、Heリークレートは5×10-9atm cc/sec以下、特に、2×10-9atm cc/sec以下であるのが好ましいことから、実施例1では、基板1と枠体2との間が、接合層3によって気密に接合されていると共に、リード端子4が、接合層3を、良好に気密を維持しながら貫通されていることが確認された。
〈実施例2〜4、比較例1、2〉
基板1の片面10に形成される第1の接合層31のもとになる樹脂の層、および枠体2の、基板1の片面10に対向する面21に形成される第2の接合層32のもとになる樹脂の層として、いずれも、熱硬化後の、150℃での弾性率が、それぞれ、表1に示す値となる、未硬化のエポキシ樹脂からなるシートを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、同形状、同寸法の半導体素子搭載部材BLを製造した。
製造した半導体素子搭載部材BLの、基板1の片面10と、枠体2の上面22との間の平行度を、実施例1と同様にして測定したところ、9〜12μmであって、いずれのものも、基板1と枠体2とは、高精度の平行状態に位置合わせされていることが確認された。
また、素子搭載領域10aに露出したリード端子4の先端部に、直径30μmφのAuワイヤをワイヤボンディングした後、実施例1と同様にして、ワイヤプル強度を測定したところ、実施例2、3は、それぞれ9g(実施例2)、8g(実施例3)であって、良好に接続されていることが確認された。また、実施例4は7gであって、実施例1〜3よりわワイヤプル強度が低いものの、良好に接続されていることが確認された。しかし、比較例1、2は、それぞれ5g(比較例1)、4g(比較例2)であって、ワイヤボンディングの際に、リード端子4を下支えする第1の接合層31が柔らかすぎて、接続時の圧力をリード端子4に十分に加えることができずに、ワイヤプル強度が大きく低下していることが判った。
さらに、実施例1と同様にして、基板1と枠体2との間のHeリークレートを測定したところ、0.7×10-9〜1.1×10-9atm cc/secであって、いずれのものも、基板1と枠体2との間が、接合層3によって気密に接合されていると共に、リード端子4が、接合層3を、良好に気密を維持しながら貫通されていることが確認された。
〈比較例3〉
基板1の片面10、および枠体2の、基板1の片面10に対向する面21に、樹脂の層に代えて、低融点ガラスを含むペーストを、スクリーン印刷によって、所定の平面形状となるように印刷し、焼成して、それぞれの面に、低融点ガラスの層を形成すると共に、形成した低融点ガラスの層で、リードフレームの、リード端子4の部分を挟んだ状態で、トンネル型の連続式加熱炉を通して380℃に加熱することで、低融点ガラスの層を溶融させ、一体化させて接合層を形成したこと以外は、実施例1と同様にして、同形状、同寸法の半導体素子搭載部材BLを製造した。
製造した半導体素子搭載部材BLの、基板1の片面10と、枠体2の上面22との間の平行度を、実施例1と同様にして測定したところ、63μmであって、低融点ガラスが溶融する際に、枠体2が、基板1に対して傾きを生じた状態で固定されてしまったことが判った。
また、素子搭載領域10aに露出したリード端子4の先端部に、直径30μmφのAuワイヤをワイヤボンディングした後、実施例1と同様にして、ワイヤプル強度を測定したところ、10gであって、良好に接続されていることが確認された。
さらに、実施例1と同様にして、基板1と枠体2との間のHeリークレートを測定したところ、1.1×10-9atm cc/secであって、基板1と枠体2との間が、接合層3によって気密に接合されていると共に、リード端子4が、接合層3を、良好に気密を維持しながら貫通されていることが確認された。以上の結果を表1にまとめた。
実施例5〜8:
枠体2の、基板1の片面10に対向する面21に形成される、第2の接合層32のもとになる樹脂の層として、熱硬化後の、150℃での弾性率が、それぞれ、表1に示す値となる、未硬化のエポキシ樹脂からなるシートを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、同形状、同寸法の半導体素子搭載部材BLを製造した。
製造した半導体素子搭載部材BLの、基板1の片面10と、枠体2の上面22との間の平行度を、実施例1と同様にして測定したところ、9〜13μmであって、いずれのものも、基板1と枠体2とは、高精度の平行状態に位置合わせされていることが確認された。
また、素子搭載領域10aに露出したリード端子4の先端部に、直径30μmφのAuワイヤをワイヤボンディングした後、実施例1と同様にして、ワイヤプル強度を測定したところ、11〜14gであって、いずれのものも、良好に接続されていることが確認された。
さらに、実施例と同様にして、基板1と枠体2との間のHeリークレートを測定したところ、0.5×10-9〜1.1×10-9atm cc/secであって、いずれのものも、基板1と枠体2との間が、接合層3によって気密に接合されていると共に、リード端子4が、接合層3を、良好に気密を維持しながら貫通されていることが確認された。また、第2の接合層32の弾性率が低いほど、気密性を向上でき、第2の接合層32の弾性率の好適な範囲は100MPa以下であることも確認された。
さらに、弾性率の低い第2の接合層32を、弾性率の高い第1の接合層31と組み合わせることで、前記実施例2〜4、比較例1、2に比べて、同等、またはそれ以上の気密性を維持しながら、なおかつ、高いワイヤプル強度を維持して、良好な接続を確保できることも確認された。以上の結果を、実施例1の結果と共に、表2にまとめた。
〈実施例9〜12〉
第1および第2の接合層31、32のもとになる、未硬化のエポキシ樹脂のシートの厚みを調整して、接合層3によって接合された状態での、基板1の片面10と、枠体2の、基板1の片面10に対向する面21との間の距離T1を0.35mmに維持しながら、リード端子4の厚みT2を0.3mm(実施例9、T2=0.86×T1)、0.2mm(実施例10、T2=0.57×T1)、0.15mm(実施例11、T2=0.43×T1)、0.1mm(実施例12、T2=0.29×T1)としたこと以外は、実施例1と同様にして、前記厚み以外は同形状、同寸法の半導体素子搭載部材BLを製造した。
製造した半導体素子搭載部材BLの、基板1の片面10と、枠体2の上面22との間の平行度を、実施例1と同様にして測定したところ、5〜22μmであって、いずれのものも、基板1と枠体2とは、高精度の平行状態に位置合わせされているものの、その中でも、リード端子4の厚みを大きくするほど、平行状態の精度を向上できることが確認された。
また、素子搭載領域10aに露出したリード端子4の先端部に、直径30μmφのAuワイヤをワイヤボンディングした後、実施例1と同様にして、ワイヤプル強度を測定したところ、11〜14gであって、いずれのものも、良好に接続されているものの、その中でも、リード端子4の厚みを大きくするほど、ワイヤプル強度を向上して、確実に接続できることが確認された。
さらに、実施例1と同様にして、基板1と枠体2との間のHeリークレートを測定したところ、1.0×10-9〜2.3×10-9atm cc/secであって、いずれのものも、基板1と枠体2との間が、接合層3によって気密に接合されていると共に、リード端子4が、接合層3を、良好に気密を維持しながら貫通されているものの、その中でも、リード端子4の厚みを小さくするほど、より良好に、気密を維持できることが確認された。
そして、これらの結果から、接合層3によって接合された状態での、基板1の片面10と、枠体2の、基板1の片面10に対向する面21との間の距離T1と、リード端子4の、同方向の厚みT2とは、前記式(1)を満足する範囲内にあるのが好ましく、特に、前記式(3)を満足する範囲内にあるのが好ましいことが確認された。以上の結果を、実施例1の結果と共に、表3にまとめた。
〈実施例13〉
基板1および枠体2の、長辺の長さを30mm、短辺の長さを20mm、基板1の面積を600mm2としたこと以外は、実施例1と同様にして、前記長さと面積以外は同形状、同寸法の半導体素子搭載部材BLを製造した。
〈実施例14〉
基板1および枠体2の、長辺の長さを20mm、短辺の長さを10mm、基板1の面積を200mm2としたこと以外は、実施例1と同様にして、前記長さと面積以外は同形状、同寸法の半導体素子搭載部材BLを製造した。
〈比較例4〉
基板1および枠体2の、長辺の長さを30mm、短辺の長さを20mm、基板1の面積を600mm2としたこと以外は、比較例3と同様にして、前記長さと面積以外は同形状、同寸法の半導体素子搭載部材BLを製造した。
〈比較例5〉
基板1および枠体2の、長辺の長さを20mm、短辺の長さを10mm、基板1の面積を200mm2としたこと以外は、比較例3と同様にして、前記長さと面積以外は同形状、同寸法の半導体素子搭載部材BLを製造した。
製造した半導体素子搭載部材BLの、基板1の片面10と、枠体2の上面22との間の平行度を前記と同様にして測定したところ、比較例3〜5は、いずれも、平行度が32〜63μmと大きいことから、従来の、低融点ガラスを用いた接合構造では、基板1の大きさに拘らず、低融点ガラスが溶融する際に、枠体2が、基板1に対して傾きを生じた状態で固定されてしまうことが判った。これに対し、実施例1、12、13は、いずれも、平行度が5〜8μmであって、いずれのものも、基板1と枠体2とは、高精度の平行状態に位置合わせされていることが確認された。
そして、これらの結果から、本発明の構成によれば、基板1の面積に拘らず、枠体2を、高精度の平行状態に位置合わせできることが確認された。また、このことから、基板1の面積が500mm2以上、特に、1000mm2以上という大型の半導体素子搭載部材BLにおいて、本発明の効果が顕著になることが確認された。以上の結果を、実施例1、比較例3の結果と共に、表4にまとめた。

Claims (11)

  1. 片面に素子搭載領域を有する基板と、前記素子搭載領域を囲む枠体と、前記枠体を、基板の片面に、素子搭載領域を囲んで気密に接合した接合層と、前記接合層の、厚み方向の中間位置を、接合層による気密を維持しつつ貫通して、素子搭載領域内に突出したリード端子とを有する半導体素子搭載部材であって、接合層が、樹脂によって形成されていると共に、前記接合層のうち、基板の片面とリード端子との間の領域が、素子搭載領域内に延設されて、枠体側の面が露出されたリード端子を、基板側から下支えしており、かつ、前記領域の、150℃での弾性率が100MPa以上であることを特徴とする半導体素子搭載部材。
  2. 接合層のうち、基板の片面とリード端子との間の領域の、150℃での弾性率が400MPa以上である請求項1記載の半導体素子搭載部材。
  3. 接合層が、基板の片面に設けられた、150℃での弾性率が100MPa以上である第1の接合層のもとになる樹脂の層と、枠体の、基板の片面に対向する面に設けられた、第2の接合層のもとになる樹脂の層とを、リード端子を挟んで、一体に接合することで形成されている請求項1記載の半導体素子搭載部材。
  4. 第2の接合層の、150℃での弾性率が、第1の接合層の、150℃での弾性率よりも小さい請求項3記載の半導体素子搭載部材。
  5. 接合層によって接合された状態での、基板の片面と、枠体の、基板の片面に対向する面との間の距離Tと、リード端子の、同方向の厚みTとが、式(1):
    0.3×T≦T≦0.95×T (1)
    を満足する請求項1記載の半導体素子搭載部材。
  6. 基板の熱伝導率が10W/mK以上、熱膨張係数が10×10−6/℃以下である請求項1記載の半導体素子搭載部材。
  7. 基板が、AlN、AlおよびSiCからなる群より選ばれる少なくとも1種を含むセラミックからなる請求項6記載の半導体素子搭載部材。
  8. 枠体の熱膨張係数が10×10−6/℃以下で、かつ枠体の熱膨張係数と、基板の熱膨張係数との差が3×10−6/℃以下である請求項6記載の半導体素子搭載部材。
  9. 基板の面積が500mm以上である請求項1記載の半導体素子搭載部材。
  10. 請求項1記載の半導体素子搭載部材の素子搭載領域に半導体素子が搭載されると共に、枠体の上面に、蓋体が、気密に接合されたことを特徴とする半導体装置。
  11. 半導体素子が撮像素子であると共に、蓋体が、透光性の材料によって形成されている請求項10記載の半導体装置。
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