JP4829848B2 - 受信装置、電界強度計の特性補正方法、プログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る電界強度計の特性補正システムの構成を示した図である。尚、当該特性補正システムは、AM又はFMラジオ放送向けの受信装置100の量産工場の出荷工程に用いられるものである。
===Sメータ特性図===
図2に示す電界強度(横軸)とSメータ測定値(縦軸)による二次元の座標空間で表現されるSメータ特性図について説明する。
図2に示す電界強度対Sメータ測定値の座標空間は、第1の電界強度領域(中電界領域:X^(0)〜X^(3))と、第2の電界強度領域(弱電界領域:X^(0)未満)と、第3の電界強度領域(強電界領域:X^(3)以降)と、に区分される。
図3に示すフローチャートを用いて、本発明に係る電界強度計の特性補正の流れについて説明する。
まず、受信装置100は、制御信号Ctlを生成して信号発生器200に向けて送信する。これにより、信号発生器200においてサンプル信号Sの発生開始、発生回数、発生タイミング、発生終了等の初期設定が行われる(S300)。そして、信号発生器200は、受信装置100のアンテナ10に向けて第2の測定ポイントD0の電界強度X^(0)が設定された1回目のサンプル信号S(0)の送信を行う。
上記式(7)乃至(11)を用いて、各Yinに対応したYoutを算定していくと、補正後の全体的なSメータ特性が得られる。そして、DSP30は、Sメータ40内のアンプのゲイン調整等によって、補正後のSメータ特性をSメータ40に反映させる(S306)。
20 チューナ
30 DSP
35 メモリ
40 Sメータ
50 スピーカ
100 受信装置
200 信号発生器
Claims (6)
- 受信信号の電界強度を測定する電界強度計を備えた受信装置において、
電界強度に対する前記電界強度計の測定値が第1の線形性から当該第1の線形性よりも傾きが急な第2の線形性へと切り替わる第1の電界強度領域内で、前記第1の線形性から前記第2の線形性に切り替わる境界に設定される第1の測定ポイント、
前記第1の線形性の傾きを求めるべく前記第1の測定ポイントよりも弱電界側に設定される第2の測定ポイント、
前記第2の線形性の傾きを求めるべく前記第1の測定ポイントよりも強電界側に設定される第3の測定ポイント、
の各電界強度が設定された前記受信信号の3つのサンプル信号を受信する受信部と、
前記3つのサンプル信号についての前記電界強度計の各測定値を取得する取得部と、
前記電界強度計の測定値がオフセット特性を示す、前記第1の電界強度領域よりも弱電界側の第2の電界強度領域内における第1の予測ポイント、
前記電界強度計の測定値が飽和特性を示す、前記第1の電界強度領域よりも強電界側の第3の電界強度領域内における第2の予測ポイント、
が設定され、前記第1乃至前記第3の測定ポイントの測定値に基づいて、前記第1及び前記第2の予測ポイントにおける前記電界強度計の測定値を予測する予測部と、
前記3つのサンプル信号の各測定値と、前記第1及び前記第2の予測ポイントにおいて予測した各測定値と、を用いて前記電界強度計の特性を補正する補正部と、
を有することを特徴とする受信装置。 - 請求項1に記載の受信装置において、
前記予測部は、前記第2の測定ポイントの測定値を前記第1の予測ポイントにおける前記電界強度計の測定値として予測するとともに、前記第1及び前記第3の測定ポイントの各測定値に基づいて前記第2の予測ポイントにおける前記電界強度計の測定値を予測すること、を特徴とする受信装置。 - 請求項2に記載の受信装置において、
前記第2の測定ポイントは、前記第2及び前記第1の電界強度領域の境界に設定されること、を特徴とする受信装置。 - 請求項2に記載の受信装置において、
前記第2の予測ポイントは、前記第1及び前記第3の電界強度領域の境界に設定されること、を特徴とする受信装置 - 受信信号の電界強度を測定する電界強度計の特性補正方法であって、
電界強度に対する前記電界強度計の測定値が第1の線形性から当該第1の線形性よりも傾きが急な第2の線形性へと切り替わる第1の電界強度領域内で、前記第1の線形性から前記第2の線形性に切り替わる境界に設定される第1の測定ポイント、
前記第1の線形性の傾きを求めるべく前記第1の測定ポイントよりも弱電界側に設定される第2の測定ポイント、
前記第2の線形性の傾きを求めるべく前記第1の測定ポイントよりも強電界側に設定される第3の測定ポイント、
の各電界強度が設定された前記受信信号の3つのサンプル信号を受信し、
前記3つのサンプル信号についての前記電界強度計の各測定値を取得する取得部と、
前記電界強度計の測定値がオフセット特性を示す、前記第1の電界強度領域よりも弱電界側の第2の電界強度領域内における第1の予測ポイント、
前記電界強度計の測定値が飽和特性を示す、前記第1の電界強度領域よりも強電界側の第3の電界強度領域内における第2の予測ポイント、
が設定され、前記第1乃至前記第3の測定ポイントの測定値に基づいて、前記第1及び前記第2の予測ポイントにおける前記電界強度計の測定値を予測し、
前記3つのサンプル信号の各測定値と、前記第1及び前記第2の予測ポイントにおいて予測した各測定値と、を用いて前記電界強度計の特性を補正する、
ことを特徴とする電界強度計の特性補正方法。 - 受信信号の電界強度を測定する電界強度計を備えるコンピュータに、
電界強度に対する前記電界強度計の測定値が第1の線形性から当該第1の線形性よりも傾きが急な第2の線形性へと切り替わる第1の電界強度領域内で、前記第1の線形性から前記第2の線形性に切り替わる境界に設定される第1の測定ポイント、
前記第1の線形性の傾きを求めるべく前記第1の測定ポイントよりも弱電界側に設定される第2の測定ポイント、
前記第2の線形性の傾きを求めるべく前記第1の測定ポイントよりも強電界側に設定される第3の測定ポイント、
の各電界強度が設定された前記受信信号の3つのサンプル信号を受信する機能と、
前記3つのサンプル信号についての前記電界強度計の各測定値を取得する機能と、
前記電界強度計の測定値がオフセット特性を示す、前記第1の電界強度領域よりも弱電界側の第2の電界強度領域内における第1の予測ポイント、
前記電界強度計の測定値が飽和特性を示す、前記第1の電界強度領域よりも強電界側の第3の電界強度領域内における第2の予測ポイント、
が設定され、前記第1乃至前記第3の測定ポイントの測定値に基づいて、前記第1及び前記第2の予測ポイントにおける前記電界強度計の測定値を予測する機能と、
前記3つのサンプル信号の各測定値と、前記第1及び前記第2の予測ポイントにおいて予測した各測定値と、を用いて前記電界強度計の特性を補正する機能と、
を実現させるためのプログラム。
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