JP4829567B2 - 振子式歩行検出器 - Google Patents

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Description

この発明は、振子の上下に可動接点を設けた2接点タイプの振子式歩行検出器に関するものである。
従来より、歩行検出器として、歩行(走行)時の歩数を計測する振子式の歩数計が知られている。この振子式の歩数計は、振子をバネにより重力に抗して上方に付勢しておき、使用者が歩くとその上下振動に伴い振子が上下方向に揺動し、下方への揺動時に基板上に離間して設けられた接点間を導通させ、この接点間の導通回数を電子回路で電気的に処理して計数し、液晶表示装置等の表示装置によって表示するように構成したものが最も一般的である(例えば、引用文献1,引用文献2、引用文献3参照)。
図18にこのタイプの振子式歩数計の概略を示す。同図において、1は振子であり、アーム部1−1と錘1−2とからなる。錘1−2はアーム部1−1の先端に設けられている。アーム部1−1の他端はP点において軸支されている。また、アーム部1−1には、振子1を重力に抗して上方に付勢する(振子1に上方への復帰習性を付与する)バネ2が設けられている。これにより、使用者が歩くと、その上下振動に伴い振子1が上下方向に揺動する。すなわち、アーム部1−1がP点を中心として上下方向に揺動し、アーム部1−1の先端に設けられた錘1−2が上下動する。錘1−2にはその下部に導電材料よりなる接触部(可動接点)1−21が設けられており、可動接点1−21に対応する下降位置には基板3が設けられている。
基板3上には、図19に示すように、接点4−1と接点4−2とからなる固定接点4が設けられている。錘1−2が下降すると、可動接点1−21が接点4−1と4−2との間を導通し、接点4−1と4−2との間に電気回路部5からの電流Iが流れる。電気回路部5は、電池6からの電源電圧Vcの供給を受けて動作し、接点4−1と4−2との間への電流Iの供給回数、すなわち可動接点1−21の固定接点4への接触回数を振子1の振動回数として計数する。
特開昭59−109987号公報 特開昭59−202016号公報 実開平2−50615号公報
しかしながら、図18に示した振子式歩数計が検知する「歩数」は、実際の歩数だけではなく、歩行の意思を持たない歩行以外の振子の振動(生活振動)、例えば、着席したり、起立したり、交通機関の進行、停止あるいは突発的な振動、家事、炊事等をも含む合計振動数である。特に、上記のような生活振動は、人によって差異はあるが、平均して全振動数の10〜20%程度含まれている。このため、歩数の測定精度が低く、具体的な努力目標を掲げて歩数測定を行っていても、目標をどの程度まで達成できたかを正確に知ることができない。
また、図18に示した振子式歩数計において、測定した歩数から消費カロリー(運動代謝量)を算出することが考えられる。しかしながら、測定した歩数には上述したように生活振動も含まれている。このため、消費カロリーを測定するカロリーメータとして使用する場合にも、測定精度が低くなる。
人が生活していく上で1日の必要な総代謝量(TMR)は、運動代謝量、生活代謝量、安静代謝量、睡眠代謝量および食事誘発性作用量の総和(TMR=運動代謝量+生活代謝量+安静代謝量+睡眠代謝量+食事誘発性作用量)である。したがって、1日の総代謝量を測定するには、運動代謝量、生活代謝量、安静代謝量、睡眠代謝量および食事誘発性作用量を区別して正確に測定する必要がある。特に、最近では、生活習慣病予防やダイエットのために、歩数測定よりも消費カロリーの測定の方が寧ろ重要視されていることから、各代謝量を明確に区別して測定し、総代謝量を正確に測定することができる歩数計の開発が要望されている。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、振子の振動を歩行と歩行以外によるものとに区別し、高精度で歩数を測定することが可能な振子式歩行検出器を提供することにある。
また、運動代謝や生活代謝、安静代謝などを明確に区別し、総代謝量を正確に測定することが可能な振子式歩行検出器を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明(請求項1に係る発明(第1発明))は、上下動自在に設けられた振子と、この振子の下部および上部にそれぞれ設けられた第1、第2の可動接点と、これらの可動接点にそれぞれ対応して形成された第1、第2の固定接点と、振子に上方への復帰習性を付与し、第1の可動接点を第1の固定接点から離間させ、第2の可動接点を第2の固定接点に接触させる付勢手段と、振子の上下動に伴い、第1の可動接点が第1の固定接点に接触した後、第2の可動接点が第2の固定接点に接触してからの時間を計測する時間計測手段と、第2の可動接点が第2の固定接点に接触してからの計測時間に基づいて振子の振動が歩行によるものか歩行以外によるものかを判断する歩行判断手段とを設けたものである。
この発明によれば、使用者が歩くと、その上下振動に伴い振子が上下方向に揺動し、第2の可動接点が第2の固定接点から離れ、第1の可動接点が第1の固定接点に接触し、第1の可動接点が第1の固定接点から離れ、第2の可動接点が第2の固定接点に接触するという動作が繰り返される。すなわち、第1の可動接点と第1の固定接点との対を下側振子センサ、第2の可動接点と第2の固定接点との対を上側振子センサとすると、上側振子センサのOFF、下側振子センサのON、下側振子センサのOFF、上側振子センサのONが繰り返される。
ここで、例えば、通常の歩行ピッチ(歩行速度)を1分間で60歩(1秒で1歩)以上とみなし、60歩/1分以上を歩行による振動、60歩/1分未満を歩行以外の振動とみなすと、下側振子センサのOFF後、上側振子センサがONしてからの時間を計測することにより、歩行による振動であるのか、歩行以外による振動であるのかを判断することが可能である。
そこで、本発明では、例えば、60歩/1分を歩行/歩行以外の判断基準として所定の基準時間(例えば、1000ms)を定め、上側振子センサがONしてから基準時間内に下側振子センサがONとなれば歩行による振動とみなし、上側振子センサがONしてから基準時間が経過しても下側振子センサがONとならなければ歩行以外による振動とみなす。
このルールは基本ルールであって、静止状態からの最初の振動を歩行とみなすか歩行以外とみなすかを区別するために特殊ルールを設けることもあるが、何れにしても本発明では、上側振子センサがONしてからの時間に基づいて振子の振動が歩行によるものなのか歩行以外によるものなのかを判断する。これにより、全振動数から歩行以外による振動数を除去し、高精度で歩数を測定することが可能となる。また、高精度で歩数を測定することができることから、運動代謝量も高精度で算出することが可能となる。
本発明(第1発明)において、振子の振動は、歩行によるものと歩行以外によるものとに分けて判断される。ここで、歩行以外によるものと判断された振動は生活振動であるが、生活振動には、振子の振動が小さくて、第1の可動接点が第1の固定接点に接触せず、第2の可動接点が第2の固定接点に対して接触、離間を繰り返す振動もある。すなわち、下側振子センサがOFFの状態で、上側振子センサがON/OFFを繰り返す振動も生活振動であり、この振動を合わせることによってより正確な生活代謝量を求めることが可能となる。
そこで、請求項2に係る発明(第2発明)では、歩行判断手段によって歩行と判断された振動数より歩行速度を定期的に算出する歩行速度算出手段と、歩行速度算出手段によって算出された歩行速度が所定値未満であった場合、前回歩行速度を算出してから今回歩行速度を算出するまでの間の所定時間間隔毎のその時間間隔内の第2の可動接点の第2の固定接点に対する接点の状態に基づいて、第2の可動接点の第2の固定接点に対する接触の継続が認められなかった時間間隔を生活代謝の時間帯と判断する手段とを設けるものとした。
例えば、30秒毎に、歩行と判断された振動数より歩行速度を算出する。算出された歩行速度が60歩/1分未満であった場合、前回歩行速度を算出してから今回歩行速度を算出するまでの間(30秒間)の所定時間間隔毎(例えば、62.5ms毎)の各時間間隔内の上側振子センサの状態をチェックし、上側振子センサのON状態の継続が認められなかった時間間隔を生活代謝の時間帯と判断する。
本発明(第1発明)において、振子の振動は、歩行によるものと歩行以外によるものとに分けて判断される。使用者が静止している場合、振子は振動せず、下側振子センサはOFF状態を続け、上側振子センサはON状態を続ける。
そこで、請求項3に係る発明(第3発明)では、歩行判断手段によって歩行と判断された振動数より歩行速度を定期的に算出する歩行速度算出手段と、歩行速度算出手段によって算出された歩行速度が所定値未満であった場合、前回歩行速度を算出してから今回歩行速度を算出するまでの間の所定時間間隔毎のその時間間隔内の第2の可動接点の第2の固定接点に対する接点の状態に基づいて、第2の可動接点の第2の固定接点に対する接触の継続が認められた時間間隔を安静代謝の時間帯と判断する手段とを設けるものとした。
例えば、30秒毎に、歩行と判断された振動数より歩行速度を算出する。算出された歩行速度が60歩/1分未満であった場合、前回歩行速度を算出してから今回歩行速度を算出するまでの間(30秒間)の所定時間間隔毎(例えば、62.5ms毎)の各時間間隔内の上側振子センサの状態をチェックし、上側振子センサのON状態の継続が認められた時間間隔を安静代謝の時間帯と判断する。
なお、生活振動によって下側振子センサがONとされた場合、突発的な衝撃により下側振子センサが短時間の間に複数回ONを繰り返すことがある。この場合、その時間中に、安静状態でないにも拘わらず、上側振子センサがON状態を継続する時間間隔が生じることがある。第2発明では、この下側振子センサがONとされた後の短時間の間の上側振子センサがON状態を継続する時間間隔が生活代謝の時間帯に含まれない。第3発明では、安静代謝の時間帯に含まれてしまう。
そこで、請求項4に係る発明(第4発明)では、歩行速度算出手段によって算出された歩行速度が所定値未満であった場合、前回歩行速度を算出してから今回歩行速度を算出するまでの間の所定時間間隔毎のその時間間隔内の第1の可動接点の第1固定接点に対する接点の状態に基づいて、第1の可動接点の第1の固定接点に対する接触が確認された時間間隔から連続する所定数の時間間隔を生活代謝の時間帯と判断する手段を設けるものとした。
例えば、下側振子センサがONとされた場合、突発的な衝撃により上側振子センサがON/OFFを繰り返す虞れがある時間を250ms程度とみなし、下側振子センサのONが確認された時間間隔から250msに相当する連続する4個の時間間隔(1つの時間間隔を62.5msとした場合)を生活代謝の時間帯と判断する。これにより、第2発明では、下側振子センサがONとされた後の短時間(250ms)の間の上側振子センサがON状態を継続する時間間隔が生活代謝の時間帯に含まれ、第3発明では、安静代謝の時間帯から除かれる。
本発明によれば、振子の上下に可動接点を設けた2接点タイプとし、振子の上下動に伴い、第1の可動接点が第1の固定接点に接触した後、第2の可動接点が第2の固定接点に接触してからの時間を計測するようにし、第2の可動接点が第2の固定接点に接触してからの計測時間に基づいて振子の振動が歩行によるものか歩行以外によるものかを判断するようにしたので、振子の振動を歩行と歩行以外によるものとに区別し、高精度で歩数を測定することが可能となる。また、運動代謝や生活代謝、安静代謝などを明確に区別し、総代謝量を正確に測定することが可能となる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態を示す振子式歩数計の概略図である。同図において、図18と同一符号は図18を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この実施の形態では、振子1の錘1−2の下部だけではなく上部にも導電材料よりなる接触部(可動接点)1−22を設けており、この可動接点1−22に対応する上昇位置に基板7を設け、この基板7上に接点8−1と接点8−2とからなる固定接点8を形成している。
図示状態は、不動作時の状態を示しており、アーム部1−1に設けられたバネ2によって、振子1が重力に抗して上方に付勢されている。これにより、振子1に上方への復帰習性が与えられ、下側の可動接点(第1の可動接点)1−21が下側の固定接点(第1の固定接点)4から離間し、上側の可動接点(第2の可動接点)1−22が上側の固定接点(第2の固定接点)8に接触した状態に保持されている。
第1の固定接点4の接点4−1,4−2はラインL1,L2を介して電気回路部9に接続されている。第2の固定接点8の接点8−1,8−2はラインL3,L4を介して電気回路部9に接続されている。第1の可動接点1−21と第1の固定接点4との対は下側振子センサS1を構成し、第2の可動接点1−22と第2の固定接点8との対は上側振子センサS2を構成している。電気回路部9は電池6からの電源電圧Vcの供給を受けて動作する。
図2に電気回路部9の概略を示す。電気回路部9は、マイクロコンピュータ9−1と、液晶表示装置(LCD)9−2と、モード切替スイッチ9−3と、メモリスイッチ9−4とを備えている。マイクロコンピュータ9−1は、CPU9A、RAM9B、ROM9C、タイマ9D、バッファ9Eなどを備えている。
CPU9Aは、下側振子センサS1,上側振子センサS2,モード切替スイッチ9−3,メモリスイッチ9−4などからの各種入力情報を得て、RAM9Bにアクセスしながら、ROM9Cに格納されたプログラムに従って動作し、各種設定情報や処理情報をLCD9−2に表示する。ROM9Cには、本実施の形態特有のプログラムとして、歩数計数プログラムと、総代謝量演算プログラムが格納されている。
〔歩数の計数〕
この振子式歩数計では、次のようにして振子1の振動が歩行によるものか歩行以外によるものかが判断され、歩行による振動数が「歩数」として、歩行以外による振動数が「生活振動数」として、歩行による振動数と歩行以外による振動数とを合わせた振動数が「全振動数」として計数され、LCD9−2に表示される。この「全振動数」、「歩数」、「生活振動数」の計数は、ROM9Cに格納された歩数計数プログラムに従ってCPU9Aが実行する
以下、この歩数計数プログラムに従ってCPU9Aが実行する処理動作について、図3および図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、図3のフローチャートにおいて、カウンタAは全振動数カウンタ、図4のフローチャートにおいて、カウンタBは歩数カウンタ、カウンタCは歩数以外の振動数カウンタ(生活振動数カウンタ)であり、マイクロコンピュータ9内にソフト的に作られる。Dは状態数、trは基準時間を示し、状態数Dの初期値は0、基準時間trは1000msとされている。本実施の形態では、60歩/1分を歩行/歩行以外の判断基準とし、基準時間trを1000msとして定めている。
使用者が歩くと、その上下振動に伴い振子1が上下方向に揺動し、アーム部1−1の先端に設けられた錘1−2が上下動する。錘1−2の下部には第1の可動接点1−21が、錘1−2の上部には第2の可動接点1−22が設けられており、錘1−2が上下動すると、第2の可動接点1−22が第2の固定接点8から離れ、第1の可動接点1−21が第1の固定接点4に接触し、第1の可動接点1−21が第1の固定接点4から離れ、第2の可動接点1−22が第2の固定接点8に接触するという動作が繰り返される。すなわち、上側振子センサS2のOFF、下側振子センサS1のON、下側振子センサS1のOFF、上側振子センサS2のONが繰り返される。
CPU9Aは、下側振子センサS1および上側振子センサS2からの信号を入力とし、上側振子センサS2がONとなると(図3:ステップ101のYES)、タイマ9Dの計時をスタートし(ステップ102)、下側振子センサS1がONとなると(ステップ103のYES)、タイマ9Dの計時をストップする(ステップ104)。そして、カウンタAのカウント値を1アップし(ステップ105)、タイマ9Dによって計時された時間(タイマ値TM)を上側振子センサS2がONとされてから下側振子センサS1がONとされるまでの計測時間tBFとしてバッファ9Eに保存し(ステップ106)、タイマ9Dをゼロクリアする(ステップ107)。以下、上側振子センサS2がONとなる毎に、同様の動作を繰り返す。
これにより、振子1が上下動する毎に、下側振子センサS1がONとなった時点でタイマ9Dがゼロクリアされ、この後、上側振子センサS2がONとなってから次に下側振子センサS1がONとなるまでの時間がタイマ9Dによって計時され、このタイマ9Dによって計時された時間(タイマ値TM)が計測時間tBFとしてバッファ9Eに更新・保存され、カウンタAのカウント値が1アップされて行く。
〔例1:連続歩行、全振動数「4」、歩数「4」、生活振動数「0」〕
図5に振子1の振動とその振動に伴う状態数D、カウンタA(全振動数カウンタ)、カウンタB(歩数カウンタ)、カウンタC(生活振動数カウンタ)のカウント値の変化を例1として示す。
図5(a)は、振子1の上下方向の移動位置の変化を示し、上限位置LAにおいて上側振子センサS2がONとされ、下限位置LBにおいて下側振子センサS1がONとされる。図5(b)は状態数Dの変化、図5(c)はカウンタAのカウント値の変化、図5(d)はカウンタBのカウント値の変化、図5(e)はカウンタCのカウント値の変化を示す。
今、t0時点にあり、状態数Dが初期値0とされているものとする。また、カウンタA,B,Cのカウント値が何れも0とされているものとする。また、タイマ9Dがゼロクリアされているものとする。この状態において、CPU9Aは、上側振子センサS2のONを確認すると(ステップ101のYES)、タイマ9Dの計時を開始する(ステップ102)。
そして、t1時点において、下側振子センサS1がONとなると(ステップ103のYES)、タイマ9Dの計時をストップし(ステップ104)、カウンタAのカウント値を1アップする(ステップ105)。また、この時のタイマ値TM1を1回目の計測時間tBF1としてバッファ9Eに更新・保存し(ステップ106)、タイマ9Dをゼロクリアする(ステップ107)。
CPU9Aは、計測時間tBF1をバッファ9Eに更新・保存すると(図4:ステップ202のYES)、その計測時間tBF1の長短に拘わらず、状態数DをD=1とする(ステップ203)。そして、次の上側振子センサS2のON後(図5に示すt2時点)、基準時間tr(1000ms)が経過する前に次のバッファ更新が行われれば(ステップ204のYES)、ステップ207へ進み、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければ(ステップ204のNO)、ステップ205へ進む。この例では、500ms経過した時点で次のバッファ更新が行われているので(図5に示すt3時点、tBF2=500ms)、ステップ207へ進む。
ステップ207では状態数DをD=2とする。そして、次の上側振子センサS2のON後(図5に示すt4時点)、基準時間trが経過する前に次のバッファ更新が行われれば(ステップ208のYES)、ステップ211へ進み、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければ(ステップ208のNO)、ステップ209へ進む。この例では、460ms経過した時点で次のバッファ更新が行われているので(図5に示すt5時点、tBF3=460ms)、ステップ211へ進む。
ステップ211では状態数DをD=3とする。状態数DがD=3となると、すなわち上側振子センサS2がONとされてから下側振子センサS1がONとされるまでの時間が基準時間trよりも短い連続する2回の振動を確認すると、CPU9Aは連続歩行と判断し、歩き始めの最初の下側振子センサS1のONを含む連続する3回の下側振子センサS1のONを歩数とみなし、カウンタBのカウント値を3アップする(ステップ212)。ここで、始めて、歩数が「3」としてカウントされる。この場合、歩き始めの最初の下側振子センサS1のONも歩数としてカウントしているので、歩き始めの最初の1歩がきちんと歩数としてカウントされ、精度の高い歩数の計数が行われる。
そして、CPU9Aは、次のバッファ更新が行われると、その時の計測時間tBF4をチェックし(ステップ213)、この計測時間tBF4が基準時間tr未満であれば(ステップ213のYES)、ステップ214へ進み、基準時間tr以上であれば(ステップ213のNO)、ステップ203へ進む。この例では、500ms経過した時点で次のバッファ更新が行われているので(図5に示すt7時点、tBF4=500ms)、ステップ214へ進む。ステップ214ではカウンタBのカウント値を1アップする。
これにより、カウンタBのカウント値が4とされ、歩数が「4」としてカウントされる。この時、カウンタAのカウント値は4、カウンタCのカウント値は0とされている。したがって、図5のt7時点では、全振動数「4」、歩数「4」、生活振動数「0」としてLCD9−2に表示される。
〔例2:連続歩行からの停止、全振動数「4」、歩数「3」、生活振動数「1」〕
図6に例2のタイムチャートを示す。この例2において、3回目の計測時間tBF3が得られるまでは、図5に示した例1と同じであるので、その処理動作の説明は省略する。CPU9Aは、3回目の計測時間tBF3がバッファ9Eに更新・保存されると(図6に示すt5時点、ステップ208のYES)、状態数DをD=3とし(ステップ211)、カウンタBのカウント値を3アップする(ステップ212)。
そして、次のバッファ更新が行われると、その時の計測時間tBF4をチェックし(ステップ213)、この計測時間tBF4が基準時間tr未満であれば(ステップ213のYES)、ステップ214へ進み、基準時間tr以上であれば(ステップ213のNO)、ステップ203へ進む。この例において、tBF4は1000ms以上であり、基準時間tr以上であるので、ステップ203へ進んでD=1とする(図6に示す時点t7)。
そして、次の上側振子センサS2のON後(図6に示すt8時点)、基準時間trが経過する前に次のバッファ更新が行われれば(ステップ204のYES)、ステップ207へ進み、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければ(ステップ204のNO)、ステップ205へ進む。この例では、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行われないので、基準時間trが経過した時点で(図6に示す時点t9)、カウンタCのカウント値を1アップし(ステップ205)、状態数DをD=0とする(ステップ206)。
これにより、カウンタCのカウント値が1とされ、生活振動数が「1」としてカウントされる。この時、カウンタAのカウント値は4、カウンタBのカウント値は3とされている。しがたって、図6のt9時点では、全振動数「4」、歩数「3」、生活振動数「1」としてLCD9−2に表示される。
〔例3:一時停止後の連続歩行、全振動数「5」、歩数「4」、生活振動数「1」〕
図7に例3のタイムチャートを示す。この例3において、1回目の計測時間tBF1が得られるまでは、図5に示した例1と同じであるので、その処理動作の説明は省略する。CPU9Aは、1回目の計測時間tBF1がバッファ9Eに更新・保存されると(図7に示すt1時点:ステップ202)、状態数DをD=1とする(ステップ203)。
そして、次の上側振子センサS2のON後(図7に示すt2時点)、基準時間trが経過する前に次のバッファ更新が行われれば(ステップ204のYES)、ステップ207へ進み、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければ(ステップ204のNO)、ステップ205へ進む。
この例では、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行われないので、基準時間trが経過した時点で(図7に示す時点t3)、カウンタCのカウント値を1アップし(ステップ205)、状態数DをD=0とする(ステップ206)。これにより、カウンタCのカウント値が1とされ、生活振動数が「1」としてカウントされる。
その後、CPU9Aは、バッファ9Eに2回目の計測時間tBF2が更新・保存されると(図7に示すt4時点:ステップ202のYES)、状態数DをD=1とする(ステップ203)。そして、次の上側振子センサS2のON後(図7に示すt5時点)、基準時間trが経過する前に次のバッファ更新が行われればステップ207へ進み(ステップ204のYES)、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければステップ205へ進む(ステップ204のNO)。この例では、500ms経過した時点で次のバッファ更新が行われているので(図7に示すt6時点:tBF3=500ms)、ステップ207へ進む。
ステップ207では状態数DをD=2とする。そして、次の上側振子センサS2のON後(図7に示すt7時点)、基準時間trが経過する前に次のバッファ更新が行われれば(ステップ208のYES)、ステップ211へ進み、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければ(ステップ208のNO)、ステップ209へ進む。この例では、500ms経過した時点で次のバッファ更新が行われているので(図7に示すt8時点、tBF4=500ms)、状態数DをD=3とし(ステップ211)、カウンタBのカウント値を3アップする(ステップ221)。ここで、始めて、歩数が「3」としてカウントされる。
そして、CPU9Aは、次のバッファ更新が行われると、その時の計測時間tBF5をチェックし、この計測時間tBF5が基準時間tr未満であれば(ステップ213のYES)、ステップ214へ進み、基準時間tr以上であれば(ステップ213のNO)、ステップ203へ進む。この例では、500ms経過した時点で次のバッファ更新が行われているので(図7に示すt10時点、tBF5=500ms)、ステップ214へ進む。ステップ214ではカウンタBのカウント値を1アップする。
これにより、カウンタBのカウント値が4とされ、歩数が「4」としてカウントされる。この時、カウンタAのカウント値は5、カウンタCのカウント値は1とされている。したがって、図7のt10時点では、全振動数「5」、歩数「4」、生活振動数「1」としてLCD9−2に表示される。
〔例4:一時停止の繰り返し、全振動数「4」、歩数「0」、生活振動数「4」〕
図8に例4のタイムチャートを示す。この例4において、2回目の計測時間tBF2が得られるまでは、図5に示した例1と同じであるので、その処理動作の説明は省略する。CPU9Aは、2回目の計測時間tBF2がバッファ9Eに更新・保存されると(図8に示すt3時点、ステップ204のYES)、状態数DをD=2とする(ステップ207)。
そして、次の上側振子センサS2のON後(図8に示すt4時点)、基準時間trが経過する前に次のバッファ更新が行われれば(ステップ208のYES)、ステップ211へ進み、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければ(ステップ208のNO)、ステップ209へ進む。
この例では、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行われないので、基準時間trが経過した時点で(図8に示す時点t5)、カウンタCのカウント値を2アップし(ステップ209)、状態数DをD=0とする(ステップ210)。これにより、カウンタCのカウント値が2とされ、生活振動数が「2」としてカウントされる。
そして、下側振子センサS1がONとなり(図8に示すt6時点)、バッファ9Eに3回目の計測時間tBF3が更新・保存されると(ステップ202のYES)、状態数DをD=1とする(ステップ203)。
次の上側振子センサS2のON後(図8に示すt7時点)、基準時間trが経過する前に次のバッファ更新が行われればステップ207へ進み(ステップ204のYES)、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければステップ205へ進む(ステップ204のNO)。この例では、500ms経過した時点で次のバッファ更新が行われているので(図8に示すt8時点、tBF4=500ms)、ステップ207へ進む。
ステップ207では状態数DをD=2とする。そして、次の上側振子センサS2のON後(図8に示すt9時点)、基準時間trが経過する前に次のバッファ更新が行われれば(ステップ208のYES)、ステップ211へ進み、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければ(ステップ208のNO)、ステップ209へ進む。
この例では、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行われないので、基準時間trが経過した時点で(図8に示す時点t10)、カウンタCのカウント値を2アップし(ステップ209)、状態数DをD=0とする(ステップ210)。
これにより、カウンタCのカウント値が4とされ、生活振動数が「4」としてカウントされる。この時、カウンタAのカウント値は4、カウンタBのカウント値は0とされている。したがって、図8のt10時点では、全振動数「4」、歩数「0」、生活振動数「4」としてLCD9−2に表示される。
〔例5:突発的な振動、全振動数「4」、歩数「0」、生活振動数「4」〕
図9に例5のタイムチャートを示す。この例5において、2回目の計測時間tBF2が得られるまでは、図7に示した例3と同じであるので、その処理動作の説明は省略する。
CPU9Aは、バッファ9Eに2回目の計測時間tBF2が更新・保存されると(図9に示すt4時点:ステップ202のYES)、状態数DをD=1とする(ステップ203)。そして、次の上側振子センサS2のON後(図9に示すt5時点)、基準時間trが経過する前に次のバッファ更新が行われればステップ207へ進み(ステップ204のYES)、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければステップ205へ進む(ステップ204のNO)。
この例では、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行われないので、基準時間trが経過した時点で(図9に示す時点t6)、カウンタCのカウント値を1アップし(ステップ205)、状態数DをD=0とする(ステップ206)。これにより、カウンタCのカウント値が2とされ、生活振動数が「2」としてカウントされる。
その後、CPU9Aは、バッファ9Eに3回目の計測時間tBF3が更新・保存されると(図9に示すt7時点:ステップ202のYES)、状態数DをD=1とする(ステップ203)。そして、次の上側振子センサS2のON後(図9に示すt8時点)、基準時間trが経過する前に次のバッファ更新が行われればステップ207へ進み(ステップ204のYES)、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければステップ205へ進む(ステップ204のNO)。この例では、500ms経過した時点で次のバッファ更新が行われているので(図9に示すt9時点)、ステップ207へ進む。
ステップ207では状態数DをD=2とする。そして、次の上側振子センサS2のON後(図9に示すt10時点)、基準時間trが経過する前に次のバッファ更新が行われれば(ステップ208のYES)、ステップ211へ進み、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければ(ステップ208のNO)、ステップ209へ進む。
この例では、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行われないので、基準時間trが経過した時点で(図9に示す時点t11)、カウンタCのカウント値を2アップし(ステップ209)、状態数DをD=0とする(ステップ210)。
これにより、カウンタCのカウント値が4とされ、生活振動数が「4」としてカウントされる。この時、カウンタAのカウント値は4、カウンタBのカウント値は0とされている。したがって、図9のt11時点では、全振動数「4」、歩数「0」、生活振動数「4」としてLCD9−2に表示される。
〔例6:突発的な振動、全振動数「4」、歩数「0」、生活振動数「4」〕
図10に例6のタイムチャートを示す。この例6において、3回目の計測時間tBF3が得られるまでは、図8に示した例4と同じであるので、その処理動作の説明は省略する。CPU9Aは、3回目の計測時間tBF3がバッファ9Eに更新・保存されると(図10に示すt6時点、ステップ202のYES)、状態数DをD=1とする(ステップ203)。
そして、次の上側振子センサS2のON後(図10に示すt7時点)、基準時間trが経過する前に次のバッファ更新が行われれば(ステップ204のYES)、ステップ207へ進み、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければ(ステップ204のNO)、ステップ205へ進む。
この例では、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行われないので、基準時間trが経過した時点で(図10に示す時点t8)、カウンタCのカウント値を1アップし(ステップ205)、状態数DをD=0とする(ステップ206)。これにより、カウンタCのカウント値が3とされ、生活振動数が「3」としてカウントされる。
その後、CPU9Aは、下側振子センサS1がONとなり(図10に示すt9時点)、バッファ9Eに4回目の計測時間tBF4が更新・保存されると(ステップ202のYES)、状態数DをD=1とする(ステップ203)。
そして、次の上側振子センサS2のON後(図10に示すt10時点)、基準時間trが経過する前に次のバッファ更新が行われればステップ207へ進み(ステップ204のYES)、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行わなければステップ205へ進む(ステップ204のNO)。
この例では、基準時間trが経過しても次のバッファ更新が行われないので、基準時間trが経過した時点で(図10に示す時点t11)、カウンタCのカウント値を1アップし(ステップ205)、状態数DをD=0とする(ステップ206)。
これにより、カウンタCのカウント値が4とされ、生活振動数が「4」としてカウントされる。この時、カウンタAのカウント値は4、カウンタBのカウント値は0とされている。したがって、図10のt11時点では、全振動数「4」、歩数「0」、生活振動数「4」としてLCD9−2に表示される。
上述した例1〜6からも分かるように、本実施の形態では、60歩/1分を歩行/歩行以外の判断基準として基準時間trを1000msとして定め、基本ルールとして、上側振子センサS2がONしてから基準時間tr内に下側振子センサS1がONとなれば歩行による振動とみなし、上側振子センサがONしてから基準時間trが経過しても下側振子センサS1がONとならなければ歩行以外による振動とみなすことにより、歩行による振動と歩行以外による振動(生活振動)とを明確に区別し、高精度で歩数を計数することができるようになる。
また、静止状態からの振動に対しては特殊ルールを設け、上側振子センサS2がONしてから基準時間tr内に下側振子センサS1がONとなっても直ちに歩行とはみなさず、その状態が2回続いたときに初めて歩行(連続歩行)とみなすことにより、単独で生じる生活振動(着席したり、起立したり、交通機関の進行、停止あるいは突発的な振動など)が歩行と見誤ってカウントされることがなく、きちんと生活振動としてカウントされるものとなり、これによっても高精度で歩数の計数が行われるものとなる。
〔総代謝量の演算〕
この振子式歩数計では、次のようにして運動代謝量、生活代謝量、安静代謝量、睡眠代謝量および食事誘発性作用量が求められ、この運動代謝量、生活代謝量、安静代謝量、睡眠代謝量および食事誘発性作用量の総和として1日の総代謝量(TMR)が演算される。この総代謝量の演算は、当日就寝時間〜翌日就寝時間の24時間を対象とし、ROM9Cに格納された総代謝量演算プログラムに従ってCPU9Aが実行する。
この例では、就寝時間を23:00、起床時間を6:00とし、23:00〜6:00までの時間帯を睡眠時間帯とする。本実施の形態において、就寝時間や起床時間は、モードスイッチ9−3やメモリスイッチ9−4を操作することにより、マイクロコンピュータ9に自由に設定することが可能である。また、総代謝量の演算に必要なデータとして、年齢、性別、体重、活動量(軽運動、中運動、重運動、超重運動)などのデータについても、マイクロコンピュータ9に予め設定しておく。
以下、この総代謝量演算プログラムに従ってCPU9Aが実行する処理動作について、図11および図12に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、これらのフローチャートにおいて、カウンタDは生活代謝カウンタ、カウンタEは安静代謝カウンタであり、マイクロコンピュータ9内にソフト的に作られる。また、図11に示したフローチャートの処理動作は16Hz(62.5ms)毎に行われ、図12に示したフローチャートの処理動作は30秒毎に行われる。
CPU9Aは、当日の就寝時間となると、翌日の就寝時間までの24時間を対象とする1日の総代謝量の演算を開始する。この総代謝量の演算の開始にあたって、CPU9Aは、データとして与えられている年齢・性別・体重から、図13に区分して示す基礎代謝量計算式に従って基礎代謝量(BMR)を演算し、この演算したBMRを86400(60×60×24)で割ることによって1秒当たりのBMR(BMRSS)を算出する。また、データとして与えられている活動量(軽運動、中運動、重運動、超重運動)から、図14に示す区分に従って生活活動強度(K)を求める。そして、この求めたBMRSSおよび生活活動強度(K)を、これからの総代謝量の演算で使用する係数として記憶する。
〔62.5ms毎の安静代謝、生活代謝の判断〕
CPU9Aは、62.5ms毎にその62.5msの時間間隔内の上側振子センサS2の状態に基づいて、上振子センサS2のON状態の継続が認められなかった時間間隔を生活代謝の時間帯であると判断し、生活代謝カウンタDのカウント値を1アップし、上側振子センサS2のON状態の継続が認められた時間間隔を安静代謝の時間帯であると判断し、安静代謝カウンタEのカウント値を1アップする。但し、下側振子センサS1がONとされた場合、上側振子センサS2がONに復帰するまでの時間を250ms程度とみなし、下側振子センサのONが確認された時間間隔から250msに相当する連続する4個の時間間隔を生活代謝の時間帯(マスク時間)と判断し、この時間帯の各時間間隔については上側振子センサS2のONが継続されていても生活代謝カウンタDのカウント値を1アップする。
なお、マスク時間の間は、下側振子センサS1のONによる歩数の計数は行わない。すなわち、突発的な衝撃により下側振子センサS1が短時間の間に複数回ONを繰り返すことがあり、これを歩数として認識しないようにマスク時間を設け、一度下側振子センサS1がONになった状態から設定マスク時間内に複数回下側振子センサS1がONとなっても歩数の計数を行わないようにする。
CPU9Aは、上述した処理動作を図11に示すフローチャートに従って、62.5ms毎に繰り返す。図15に下側振子センサS1および上振子センサS2のON/OFFの変化を例示する。この例では、最初の62.5msの時間間隔TB1内で下側振子センサS1がOFFからON、上側振子センサS2がONからOFFに変化している。この時間間隔TB1はマスク時間とされてはいない。したがって、CPU9Aは、ステップ301のNOに応じてステップ302へ進み、上側振子センサS2のON状態が継続されなかったことを確認し(ステップ302のNO)、生活代謝カウンタDのカウント値を1アップする(ステップ303)。
また、時間間隔TB1内では下側振子センサS1がONに変化していることから(ステップ304のYES)、この下側振子センサS1のONが確認された時間間隔TB1から250msに相当する連続する4個の時間間隔TB2〜TB5をマスク時間(生活代謝の時間帯)とし(ステップ305)、生活代謝カウンタDのカウント値を4アップする(ステップ306)。
CPU9Aは、時間間隔TB2〜TB5についてはマスク時間とされていることから(ステップ301のYES)、上側振子センサS2のON/OFF状態についてはチェックしない。したがって、1回目の下側振子センサS1がONした後、次の62.5msの間に上側振子センサS2がONとなっても、ONとなった後にOFFになっても、或いは再度下側振子センサS1がONになっても、時間間隔TB2〜TB5の250msの間は、生活代謝カウンタDや安静代謝カウンタEのカウントアップは行われない。
次の時間間隔TB6については、マスク時間とされていないので(ステップ301のNO)、上側振子センサS2のON/OFF状態についてチェックする(ステップ302)。この場合、時間間隔TB6では、上側振子センサS2がON状態を継続しているので(ステップ302のYES)、安静代謝カウンタEのカウント値を1アップする(ステップ307)。
次の時間間隔TB7についても、マスク時間とされていないので(ステップ301のNO)、上側振子センサS2のON/OFF状態についてチェックする(ステップ302)。この場合、時間間隔TB7では、上側振子センサS2がON状態を継続していないので(ステップ302のNO)、生活代謝カウンタDのカウント値を1アップする(ステップ303)。なお、この時間間隔TB7内では、下側振子センサS1がONに変化していないので(ステップ304のNO)、マスク時間は設定しない。
〔30秒毎の代謝量の演算〕
CPU9Aは、62.5ms毎の安静代謝、生活代謝の判断を行いながら30秒が経過する毎に、図12に示したフローチャートに従って代謝量の演算を行う。この代謝量の演算では、先ず、歩数計数プログラムによって計数された30秒間の歩数より、1分当たりの歩数(歩行ピッチ)を歩行速度として算出する(ステップ401)。すなわち、30秒が経過する毎に、その30秒間の歩行と判断された振動数より、1分当たりの歩数(歩行ピッチ)を算出し、この1分当たりの歩数を歩行速度として求める。本発明において、歩行速度の定義には、歩行ピッチも含まれる。
そして、この歩行速度が60歩/分以上であるか否かをチェックし(ステップ402)、60歩/分以上であれば(ステップ402のYES)、その30秒間を歩行の時間帯と判断し、60歩/分未満であれば(ステップ402のNO)、その30秒間を歩行以外の時間帯と判断する。この場合、睡眠時間帯でも歩行速度が60歩/分以上であれば、歩行の時間帯と判断される。
〔運動代謝量の算出、累積〕
CPU9Aは、今回の30秒間を歩行の時間帯であると判断すると(ステップ402のYES)、図16に示す歩行速度と運動強度との関係に従って運動強度(METS)を求める(ステップ403)。そして、この求めたMETSおよびBMRSSを下記(1)式に代入し、運動時間を30秒として、その30秒間の運動代謝量を求める(ステップ404)。そして、この求めた30秒間の運動代謝量を累積し、累積運動代謝量を得る(ステップ405)。
運動代謝量=BMRSS×METS×運動時間(秒) ・・・・(1)
〔生活代謝量、安静代謝量の算出、累積〕
CPU9Aは、今回の30秒間を歩行以外の時間帯であると判断すると(ステップ402のNO)、その30秒間が睡眠時間帯(この例では、23:00〜6:00)に属するか否かをチェックする(ステップ406)。
睡眠時間帯に属さない場合(ステップ406のNO)、CPU9Aは、生活代謝カウンタDのカウント値を読み出し(ステップ407)、この生活代謝カウンタDのカウント値から活動時間を算出する(ステップ408)。そして、この算出した活動時間、生活活動強度(K)およびBMRSSを下記(2)式に代入し、その30秒間の生活代謝量を求める(ステップ409)。そして、この求めた30秒間の生活代謝量を累積し、累積生活代謝量を得る(ステップ410)。
生活代謝量=BMRSS×生活活動強度(K)×活動時間(秒) ・・・・(2)
次に、安静代謝カウンタEのカウント値を読み出し(ステップ411)、この安静代謝カウンタEのカウント値から安静時間を算出する(ステップ412)。そして、この算出した安静時間およびBMRSSを下記(3)式に代入し、その30秒間の安静代謝量を求める(ステップ413)。そして、この求めた30秒間の安静代謝量を累積し、累積安定代謝量を得る(ステップ414)。
安静代謝量=BMRSS×1.2×安静時間(秒) ・・・・(3)
〔睡眠代謝量の算出、累積〕
CPU9Aは、今回の30秒間が睡眠時間帯に属していれば(ステップ406のYES)、BMRSSを下記(4)式に代入し、睡眠時間を30秒として、その30秒間の睡眠代謝量を求める(ステップ415)。そして、この求めた30秒間の睡眠代謝量を累積し、累積睡眠代謝量を得る(ステップ416)。
睡眠代謝量=BMRSS×0.95×睡眠時間(秒) ・・・・(4)
〔現在の総代謝量の算出〕
CPU9Aは、このようにして30秒毎に、今回の30秒間が歩行の時間帯であれば運動代謝量を求め、今回の30秒間が歩行以外の時間帯でありかつ睡眠時間帯に属していなければ生活代謝量および安静代謝量を求め、今回の30秒間が歩行以外の時間帯でありかつ睡眠時間帯に属していれば睡眠代謝量を求める。この運動代謝量、生活代謝量、安静代謝量、睡眠代謝量は、30秒毎に累積され、累積運動代謝量、累積生活代謝量、累積安静代謝量、累積睡眠代謝量として求められる。CPU9Aは、毎回、この累積運動代謝量、累積生活代謝量、累積安静代謝量、累積睡眠代謝量を合計し、現在の総代謝量を求める(ステップ417)。この後、生活代謝カウンタD、安静代謝カウンタEをゼロリセットし(ステップ417)、次の30秒に備える。
〔食事誘発性作用量の加算〕
CPU9Aは、翌日の就寝時間の2時間前になると、現在の総代謝量に食事誘発性作用量を加算する。食事誘発性作用量は、一般的に3食でBMRの10%であるとし、下記(5)式によって求める。
食事誘発性作用量=BMR×0.1 ・・・・(5)
〔1日の総代謝量(TMR)〕
CPU9Aは、翌日の就寝時間となると、食事誘発性作用量が加算された現在の総代謝量を当日の総代謝量(1日の総代謝量)とし、それまでの累積運動代謝量、累積生活代謝量、累積安静代謝量、累積睡眠代謝量、食事誘発性作用量と合わせて、データベースに保存する。
このようにして、本実施の形態では、下側振子センサS1および上側振子センサS2のON/OFF状態から、運動代謝量、生活代謝量、安静代謝量、睡眠代謝量を明確に区別して測定することが可能となり、この明確に区別して測定される運動代謝量、生活代謝量、安静代謝量、睡眠代謝量を食事誘発性作用量に加えることによって、総代謝量を正確に測定することができるようになる。また、運動代謝量は正確に計測された歩数から算出され、生活代謝量や安静代謝量は62.5ms毎に判断される安静代謝の時間帯や生活代謝の時間帯から算出されるので、高精度で総代謝量を求めることができるようになる。
なお、データベースに保存された1日の総代謝量、累積運動代謝量、累積生活代謝量、累積安静代謝量、累積睡眠代謝量、食事誘発性作用量は、モード切替スイッチ9−3やメモリスイッチ9−4を操作することによってLCD9−2上に選択的に表示させることが可能であり、他の日のデータと見比べることも可能である。
〔摂取カロリー〕
上述では、歩数の計数、総代謝量の演算について述べたが、本実施の形態の振子式歩数計は摂取カロリーの算出機能も備えている。この場合、マイクロコンピュータ9には、性別などのデータと合わせて、食事量(多い、普通、少ない)についても設定しておく。CPU9Aは、摂取カロリーの表示モードとされると、設定されている性別と食事量とから、その人の1日の摂取カロリーの目安を図17に示すテーブルから読み出し、LCD9−2に表示する。なお、食事量の増減により、摂取カロリーも増減するので、ADDモードにて摂取カロリーは任意に増減できるものとする。また、摂取カロリーから1日の総代謝量を差し引いて、その値を表示するようにしてもよい(「摂取カロリー」−「総代謝量」が零或いはマイナスになればダイエットとなる)。
なお、基礎代謝量を基軸にしている歩数計として、圧電素子を使用したものがある。この圧電素子を使用した歩数計は、アナログ信号検出のため、回路上でアナログデジタル変換(A/Dコンバータ使用)や、ボタン電池等を使用するために波形のレンジが小さい。このため、増幅回路を使用しなければならず、増幅回路やA/Dコンバータ、それに付随するパーツを要するために、その分コストアップに繋がる。また、消費電流も大きいため、電池寿命が非常に短命となる。これに対し、本実施の形態の歩数計は、振子式であるため、信号はデジタル信号であり、圧電素子タイプのようにA/Dコンバータや増幅回路を必要とせず、安価となり、消費電流も小さく、電池寿命も長命となる。
本発明の一実施の形態を示す振子式歩数計の概略図である。 この振子式歩数計における電気回路部の概略を示すブロック図である。 歩数計数プログラムに従ってCPU9が実行する処理動作(上側振子センサONから下側振子センサONまでの時間の計測動作)を示すフローチャートである。 歩数計数プログラムに従ってCPU9が実行する処理動作(全振動数、歩数、生活振動数のカウント動作)を示すフローチャートである。 振子の振動とその振動に伴う状態数D、全振動数カウンタA、歩数カウンタB、生活振動数カウンタCのカウント値の変化を示すタイムチャート(例1)である。 振子の振動とその振動に伴う状態数D、全振動数カウンタA、歩数カウンタB、生活振動数カウンタCのカウント値の変化を示すタイムチャート(例2)である。 振子の振動とその振動に伴う状態数D、全振動数カウンタA、歩数カウンタB、生活振動数カウンタCのカウント値の変化を示すタイムチャート(例3)である。 振子の振動とその振動に伴う状態数D、全振動数カウンタA、歩数カウンタB、生活振動数カウンタCのカウント値の変化を示すタイムチャート(例4)である。 振子の振動とその振動に伴う状態数D、全振動数カウンタA、歩数カウンタB、生活振動数カウンタCのカウント値の変化を示すタイムチャート(例5)である。 振子の振動とその振動に伴う状態数D、全振動数カウンタA、歩数カウンタB、生活振動数カウンタCのカウント値の変化を示すタイムチャート(例6)である。 総代謝量演算プログラムに従ってCPUが実行する処理動作(生活代謝カウンタ、安静代謝カウンタのカウント動作)を示すフローチャートである。 総代謝量演算プログラムに従ってCPUが実行する処理動作(30秒毎の運動代謝量、生活代謝量、安静代謝量、睡眠代謝量の算出動作、累積運動代謝量、累積生活代謝量、累積安静代謝量、累積睡眠代謝量の算出動作、現在の総代謝量の算出動作)を示すフローチャートである。 年齢別の基礎代謝量計算式を示す図である。 日常生活からみた生活活動強度の区分を示す図である。 下側振子センサS1および上振子センサS2のON/OFFの変化に対して62.5ms毎に判断される生活代謝、安静代謝の時間帯を説明する図である。 歩行速度と運動強度(METS)との関係を示す図である。 一般的な1日の摂取カロリーの目安を示す図である。 従来の振子式歩数計の概略を示す図である。 この振子式歩数計における接点が設けられた基板の平面図である。
符号の説明
1…振子、1−1…アーム部、1−2…錘、1−21…第1の可動接、1−21…第2の可動接点、2…バネ、3…基板、4…第1の固定接点、4−1,4−2…接点、6…電池、7…基板、8…第2の固定接点、8−1,8−2…接点、9…電気回路部、S1…下側振子センサ、S2…上側振子センサ、9−1…マイクロコンピュータ、9−2…LCD、9−3…モード切替スイッチ、9−4…メモリスイッチ、9A…CPU、9B…RAM、9C9…ROM、9D…タイマ、9E…バッファ。

Claims (4)

  1. 上下動自在に設けられた振子と、
    この振子の下部および上部にそれぞれ設けられた第1、第2の可動接点と、
    これらの可動接点にそれぞれ対応して形成された第1、第2の固定接点と、
    前記振子に上方への復帰習性を付与し、前記第1の可動接点を前記第1の固定接点から離間させ、前記第2の可動接点を前記第2の固定接点に接触させる付勢手段と、
    前記振子の上下動に伴い、前記第1の可動接点が前記第1の固定接点に接触した後、前記第2の可動接点が前記第2の固定接点に接触してからの時間を計測する時間計測手段と、
    前記第2の可動接点が前記第2の固定接点に接触してからの計測時間に基づいて前記振子の振動が歩行によるものか歩行以外によるものかを判断する歩行判断手段と
    を備えたことを特徴とする振子式歩行検出器。
  2. 請求項1に記載された振子式歩行検出器において、
    前記歩行判断手段によって歩行と判断された振動数より歩行速度を定期的に算出する歩行速度算出手段と、
    前記歩行速度算出手段によって算出された歩行速度が所定値未満であった場合、前回歩行速度を算出してから今回歩行速度を算出するまでの間の所定時間間隔毎のその時間間隔内の前記第2の可動接点の前記第2の固定接点に対する接点の状態に基づいて、前記第2の可動接点の前記第2の固定接点に対する接触の継続が認められなかった時間間隔を生活代謝の時間帯と判断する手段とを
    を備えたことを特徴とする振子式歩行検出器。
  3. 請求項1に記載された振子式歩行検出器において、
    前記歩行判断手段によって歩行と判断された振動数より歩行速度を定期的に算出する歩行速度算出手段と、
    前記歩行速度算出手段によって算出された歩行速度が所定値未満であった場合、前回歩行速度を算出してから今回歩行速度を算出するまでの間の所定時間間隔毎のその時間間隔内の前記第2の可動接点の前記第2の固定接点に対する接点の状態に基づいて、前記第2の可動接点の前記第2の固定接点に対する接触の継続が認められた時間間隔を安静代謝の時間帯と判断する手段と
    を備えたことを特徴とする振子式歩行検出器。
  4. 請求項2又は3に記載された振子式歩行検出器において、
    前記歩行速度算出手段によって算出された歩行速度が所定値未満であった場合、前回歩行速度を算出してから今回歩行速度を算出するまでの間の所定時間間隔毎のその時間間隔内の前記第1の可動接点の前記第1の固定接点に対する接点の状態に基づいて、前記第1の可動接点の前記第1の固定接点に対する接触が確認された時間間隔から連続する所定数の時間間隔を生活代謝の時間帯と判断する手段
    を備えたことを特徴とする振子式歩行検出器。
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