JPH11128210A - 動物の運動量管理装置及び運動量管理システム並びに動物の運動量管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

動物の運動量管理装置及び運動量管理システム並びに動物の運動量管理プログラムを記録した記録媒体

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JPH11128210A
JPH11128210A JP9296073A JP29607397A JPH11128210A JP H11128210 A JPH11128210 A JP H11128210A JP 9296073 A JP9296073 A JP 9296073A JP 29607397 A JP29607397 A JP 29607397A JP H11128210 A JPH11128210 A JP H11128210A
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animal
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JP9296073A
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Takashi Bando
高志 板東
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Bio Oriented Technology Research Advancement Institution
Panasonic Electric Works Co Ltd
Sasaki Co Ltd
Original Assignee
Bio Oriented Technology Research Advancement Institution
Sasaki Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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    • A61DVETERINARY INSTRUMENTS, IMPLEMENTS, TOOLS, OR METHODS
    • A61D17/00Devices for indicating trouble during labour of animals ; Methods or instruments for detecting pregnancy-related states of animals
    • A61D17/002Devices for indicating trouble during labour of animals ; Methods or instruments for detecting pregnancy-related states of animals for detecting period of heat of animals, i.e. for detecting oestrus

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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発情等の運動量の異常を高精度で正確に判断
できる動物の運動量管理装置、及び運動量管理システ
ム、並びに動物の運動量管理プログラムを記録した記録
媒体を提供する。 【解決手段】 歩行数でもって運動量を管理する動物2
の運動量管理装置であって、動物2の歩行数をカウント
してカウントデータを出力するカウントセンサ11と、
一日を複数個に区分した各基準時刻から過去にさかのぼ
った所定の基準時刻間のカウントデータが積算された各
積算カウントデータを出力する積算カウンタ12と、各
積算カウントデータを過去の所定日数間における各積算
カウントデータの平均値又はその平均値と標準偏差に正
の係数を乗じた数値との和で除した相対比を演算する相
対比演算部13と、相対比が予め設定した設定値と比較
して大きいとき警報信号を出力する出力部14とを備え
た構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動物の歩行数でも
って運動量を管理する動物の運動量管理装置、及びその
運動量管理装置を用いた運動量管理システム、並びに動
物の運動量管理プログラムを記録した記録媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の運動量管理装置として、
動物の足に装着されて歩行時の振動を検知しカウントし
て、累積された累積カウント値を所定時間毎に出力する
振動検知機と、出力された複数の累積カウント値が時系
列で記述されたカウントデータを記憶するカウントデー
タメモリと、カウントデータを解析する解析部とを備え
た構成のものが存在する。
【0003】さらに詳しくは、動物の歩行数、つまり運
動量は累積カウント値の積算値で表され、その歩行数は
発情時に2割以上も増えることが確認されているので、
歩行数の時間的推移から発情の有無を把握できる。ま
た、一定時間の間累積カウント値がカウントデータに記
述されないとき、又は累積カウント値の積算値が低下し
たとき、動物の病気や事故が考えられる。従って、カウ
ントデータは動物の病気や発情等の健康状態を反映する
ものと考えられ、その健康状態の管理手段としての応用
が提案されている。
【0004】また、米国特許4247758号、及び米
国特許4618861号では動物の運動量と歩行数との
明確な相関関係への言及はないが、動物の首に装着して
運動量を計測する運動量管理装置が提案されている。
【0005】また、出願人は歩行数をカウントするセン
サ部が背骨に対する脚の反対側の体表面に装着されて、
動物の歩行状態、又は走行状態における運動量を検出す
る運動量管理装置を、特願平9−229033号、及び
特願平9−229034号にて提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の運動量
管理装置では、累積カウント値が時系列で記述されたカ
ウントデータから歩行数を推測して、動物の病気や発情
等の健康状態を管理することができる。
【0007】しかしながら、従来例のいづれもは、動物
の運動量が累積カウント値の積算値で表されるので、動
物が発情したとき、その発情は発情時の積算値と通常時
の積算値との比較で判断せざるを得ず明確な判断基準を
持たないので、判定者によって判断が異なり、発情時期
の正確な判断を誤る場合があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、動物の発情等の運動量の
異常を高精度で正確に判断できる動物の運動量管理装
置、及び運動量管理システム、並びに動物の運動量管理
プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の動物の運動量管理装置は、装着
された動物の歩行数でもって運動量を管理する動物の運
動量管理装置であって、動物の歩行数をカウントしてカ
ウントデータを出力するカウントセンサと、一日を複数
個に区分した各基準時刻から過去にさかのぼった所定の
基準時刻間のカウントデータが積算された各積算カウン
トデータを出力する積算カウンタ手段と、各積算カウン
トデータを過去の所定日数間における各積算カウントデ
ータの平均値又はその平均値と標準偏差に正の係数を乗
じた数値との和で除した相対比を演算する相対比演算手
段と、相対比が予め設定した設定値と比較して大きいと
き警報信号を出力する出力手段とを備えた構成にしてあ
る。
【0010】請求項2記載の動物の運動量管理装置は、
請求項1記載のものにおいて、前記出力手段は前記設定
値と比較して大きい前記相対比が当該前記基準時刻を起
点として連続して検出されたとき、前記警報信号を出力
するよう形成された構成にしてある。
【0011】請求項3記載の動物の運動量管理システム
は、請求項1又は請求項2記載の運動量管理装置を用い
た運動量管理システムにおいて、動物の歩行数をカウン
トしてカウントデータを出力するカウントセンサと、一
日を複数個に区分した各基準時刻から過去にさかのぼっ
た所定の基準時刻間のカウントデータが積算された各積
算カウントデータを出力する積算カウンタ手段と、各積
算カウントデータを過去の所定日数間における各積算カ
ウントデータの平均値又はその平均値と標準偏差に正の
係数を乗じた数値との和で除した相対比を演算する相対
比演算手段と、相対比が予め設定した設定値と比較して
大きいとき警報信号を出力する出力手段とを備え、複数
の動物に装着される運動量管理装置と、識別符号が付さ
れた複数の動物に装着されて警報信号と各動物の識別符
号とを有した送信データを無線で送信する送信装置と、
各送信装置からの送信データを受信する受信装置とを設
けた構成にしてある。
【0012】請求項4記載の記録媒体は、動物の歩行数
でもって運動量を管理する動物の運動量管理プログラム
が記録された記録媒体において、一日を複数個に区分し
た各基準時刻から過去にさかのぼった所定の基準時刻間
のカウントデータが積算された積算カウントデータを出
力させ、積算カウントデータを過去の所定日数間におけ
る積算カウントデータの平均値又はその平均値と標準偏
差に正の係数を乗じた数値との和で除した相対比を演算
させ、相対比が予め設定した設定値と比較して大きいと
き警報信号を出力させる動物の運動量管理プログラムが
記録された構成にしてある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図4に基づいて以下に説明する。運動量計測装置1は、
カウントセンサ11と、積算カウンタ12と、相対比演
算部13と、出力部14とを備えて構成される。
【0014】カウントセンサ11は、半導体素子からな
り、プリント基板(図示せず)に実装されて、ハウジン
グ(図示せず)に収容される。図2に示すように、重り
部11aと、重り部11aに加速度が印加されることに
よって撓むよう一端を重り部11aに接続した撓み部1
1bと、撓み部11bの撓みに基づいて加速度を電気信
号に変換するよう撓み部11bに形成されたセンサ部1
1cと、重り部11aの外周縁を空間を設けて外囲して
撓み部11bの他端を支持する支持部11dとを設けて
いる。
【0015】そして、後述する動物2の首輪21に装着
されて、センサ部11cが水平前後方向、つまり歩行方
向であるX軸方向の加速度を検知して、その加速度に基
づいて動物2の歩行数をカウントしてカウントデータを
出力する。
【0016】積算カウンタ12は、回路により、カウン
トセンサ11から出力されたカウントデータを記憶する
記憶メモリ(図示せず)と接続される。そして、1日を
0時、1時、2時、、、23時からなる24個に区分さ
れた、すなわち一日を複数個に区分された各基準時刻m
が設定されて、その各基準時刻mを起点として過去にさ
かのぼった所定の基準時刻間、すなわち過去6時間のカ
ウントデータを積算して、その積算された各積算カウン
トデータAm(m≦23の自然数)を出力する。
【0017】相対比演算部13は、マイクロコンピュー
タにより、過去の所定日数間、すなわち過去60日間に
おける各積算カウントデータAmの平均値μm、及び標準
偏差σmを演算するとともに、各積算カウントデータAm
を、平均値μmと標準偏差σmに正の係数を乗じた数値で
ある3σmとの和で除した相対比Rmを演算する(Rm=Am/
μm+3σm)。
【0018】出力部14は、マイクロコンピュータに設
けられ、相対比演算部13で演算された相対比Rmが予め
設定した設定値である1と比較して大きく、すなわちAm
/(μm+3σm)≧1であって、かつ当該基準時刻mを起点
として3時間連続したとき、警報信号を出力する。
【0019】動物2は、牧場に放牧された複数の牛であ
り、各動物2を識別する識別符号がそれぞれに付され
て、カウントセンサ11と、積算カウンタ12と、相対
比演算部13と、出力部14とを内蔵した運動量計測装
置1(内部図示せず)を、カウントセンサ11が水平前
後方向の加速度を効率的に検知できるよう、首輪21に
装着する。
【0020】この運動量計測装置1の動作を説明する。
カウントセンサ11は動物2が歩行したとき、印加され
た加速度を検知して加速度データ11eを出力する。時
系列で記憶された加速度データ11eの一例を図3に示
す。加速度は動物2が歩行状態又は走行状態の時、時間
の経過と共に周期的に変化して、一周期が、すなわち山
と山又は谷と谷とが一歩に対応するとともに、走行状態
の時、歩行状態と比較して一周期の所要時間が短くな
る。また、動物2が静止状態(例えば、佇立、睡眠中
等)の時加速度変化がなく一定となる。このように加速
度データ11eによって、動物2の歩行状態、走行状
態、又は静止状態を把握できるとともに、周期数つまり
歩数をカウントすることによって運動量を計測する。
【0021】次いで、積算カウンタ12が各基準時刻m
を起点として過去6時間分のカウントデータを積算して
各積算カウントデータAmを出力し、相対比演算部13が
各積算カウントデータAmを、その各積算カウントデータ
Amの平均値μmと3σmとの和で除した相対比Rmを演算す
る。そして、各積算カウントデータAmを平均値μmと標
準偏差σmとの関連で表した図4に示すように、出力部
14は相対比Rmが予め設定した設定値である1と比較し
て大きく、かつ当該基準時刻mを起点として3時間連続
したとき、警報信号を出力する。
【0022】そして、放牧された動物2の管理者は、警
報信号によって動物2が発情期であることを正確に判断
するとともに、歩行数が極端に減少したり、低レベルで
長期間推移するとき病気等の可能性があると判断して、
動物2の健康状態を管理する。
【0023】かかる第1実施形態の動物2の運動量管理
装置1にあっては、上記したように、カウントセンサ1
1が動物2の歩行数をカウントしてカウントデータを出
力し、積算カウンタ12が各基準時刻mから過去にさか
のぼった6時間のカウントデータを積算して各積算カウ
ントデータAmを出力し、相対比演算部13が各積算カウ
ントデータAmを、60日間における各積算カウントデー
タAmの平均値μmと3σmとの和で除した相対比Rmを演算
し、相対比Rmが1と比較して大きいとき出力部14が警
報信号を出力するから、動物2の歩行数の変化が高精度
で検知されるので、放牧された家畜類等の動物2が発情
期であることを高精度で発見し管理して、家畜を合理的
に生産できるとともに、家畜飼養管理の省力化を行うこ
とができる。
【0024】また、1と比較して大きい相対比Rmが当該
基準時刻mを起点として3時間連続したとき、出力部1
4が警報信号を出力するから、動物2の発情期をさらに
高精度で誤ることなく発見することができる。
【0025】なお、第1実施形態では、各積算カウント
データAmを、過去の60日間における各積算カウントデ
ータAmの平均値μmと標準偏差σmに正の係数を乗じた数
値との和で除して相対比Rmとしたが、その相対比Rmを各
積算カウントデータAmの平均値μmで除したものとして
もよく(Rm=Am/3μm)、限定されない。
【0026】また、第1実施形態では、相対比Rmが設定
値である1と比較して大きく、かつ当該基準時刻mを起
点として3時間連続したとき、出力部14が警報信号を
出力したが、連続しなくても相対比Rmが設定値である1
と比較して大きいとき、警報信号を出力してもよく、限
定されない。
【0027】また、第1実施形態では、各基準時刻mを
一日を24個に区分したものとしたが、4個又は6個等
に区分したものとしてもよく、さらに、過去にさかのぼ
った所定の基準時刻間を6時間としてカウントデータを
積算したが、6時間に限定されるものではない。
【0028】また、第1実施形態では、各積算カウント
データAmの平均値μmと標準偏差σmを演算するとき、そ
の各積算カウントデータAmの日数を60日に、相対比Rm
の異常を検知する設定値を1にそれぞれ設定したが、そ
れらの数値に限定されるものではなく、他の数値であっ
てもよい。
【0029】また、第1実施形態では、半導体素子から
なるカウントセンサ11を使用して水平方向の加速度を
検知したが、半導体素子ではない他の種類の、例えば振
動センサ等のカウントセンサ11を用いて歩行数をカウ
ントしてもよく、限定されない。
【0030】本発明の第2実施形態を図5に基づいて以
下に説明する。なお、第2実施形態では第1実施形態と
異なる機能について述べることとし、第1実施形態と実
質的に同一機能を有する部材については、同一符号を付
して説明を省略する。
【0031】運動量管理システムは、運動量計測装置1
と、送信装置3と、受信装置4とを有して構成され、ま
た、PHSの複数の基地局(図示せず)が牧場に設置さ
れている。
【0032】送信装置3は、PHS端末機でもって形成
され、各動物2に装着されて、出力部14が出力した警
報信号と各動物2の識別符号とを有した送信データを、
無線で所定時間毎に送信する。受信装置4は、動物2か
ら離れた管理センタ4aに設置されて、パーソナルコン
ピュータ41と接続されて、送信装置3からの送信デー
タを受信し解析して、その結果を表示画面41aに表示
して管理者に通報する。
【0033】かかる第2実施形態の運動量管理システム
にあっては、上記したように、運動量管理装置及び送信
装置3が識別符号を付した複数の動物2に装着されると
ともに、各送信装置3が出力部14から出力された警報
信号と、動物2の識別符号とを有した送信データを無線
で送信するから、受信装置4が各送信装置3からの送信
データを一括して受信して、発情等の各動物2の健康状
態を離れた場所で集中的に管理することができる。
【0034】なお、第2実施形態では、送信装置3をP
HSでもって形成したが、警報信号と各動物2の識別符
号とを送信できる無線送信手段であればよく、これに限
定されるものではない。
【0035】本発明の第3実施形態を図6に基づいて以
下に説明する。なお、第3実施形態では第2実施形態と
異なる機能について述べることとし、第2実施形態と実
質的に同一機能を有する部材については、同一符号を付
して説明を省略する。
【0036】運動量管理システムは、運動量計測装置1
と、送信装置3と、受信装置4とを有して構成される。
ただし、運動量計測装置1は積算カウントデータAmを出
力する積算カウンタ12と、相対比Rmを演算する相対比
演算部13と、警報信号を出力する出力部14とを備え
ていない。
【0037】記録媒体5は、フロッピィディスクによ
り、動物の運動量管理プログラムが記録されて、その運
動量管理プログラムがパーソナルコンピュータ41のハ
ードディスクにインストールされる。すなわち、パーソ
ナルコンピュータ41は、一日を24個に区分した各基
準時刻mから過去にさかのぼった6時間のカウントデー
タが積算された積算カウントデータAmを出力させ、積算
カウントデータAmを60日間における積算カウントデー
タAmの平均値μmと標準偏差σmに正の係数を乗じた数値
との和で除した相対比Rmを演算させ、予め設定した設定
値である1と比較して大きい相対比Rmが、当該基準時刻
mを起点として3時間連続したとき警報信号を出力させ
る運動量管理プログラムがインストールされる。
【0038】この運動量計測システムの動作を説明す
る。運動量計測装置1はカウントセンサ11が動物2の
歩行数をカウントしてカウントデータを出力し、送信装
置3は30分毎に累積されたカウントデータと、各動物
2の識別符号とを有した送信データを無線で送信する。
パーソナルコンピュータは、記録媒体5に記録されたプ
ログラムに基づいて、相対比Rmを演算して、その相対比
Rmが設定値である1と比較して大きく、かつ3時間連続
したとき警報信号を出力して、警報画面を表示画面に表
示する。
【0039】かかる第3実施形態の記録媒体にあって
は、上記したように、各基準時刻mから過去にさかのぼ
った6時間のカウントデータが積算された積算カウント
データAmを出力させ、積算カウントデータAmを過去の6
0日間における積算カウントデータAmの平均値μmと標
準偏差σmに正の係数を乗じた数値との和で除した相対
比Rmを演算させ、相対比Rmが予め設定した設定値である
1と比較して大きくかつ3時間連続したとき、警報信号
を出力させる運動量管理プログラムが記録されているか
ら、動物2の歩行数の変化が高精度で検知されるので、
放牧された家畜類等の動物が発情期であることを高精度
で発見し管理して、家畜を合理的に生産できるととも
に、家畜飼養管理の省力化を行うことができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の運動量管理装置は、カウ
ントセンサが動物の歩行数をカウントしてカウントデー
タを出力し、積算カウンタが各基準時刻から過去にさか
のぼった所定の基準時刻間のカウントデータを積算して
各積算カウントデータを出力し、相対比演算部が各積算
カウントデータを所定日数間における各積算カウントデ
ータの平均値、又はその平均値と標準偏差に正の係数を
乗じた数値との和で除した相対比を演算し、相対比が設
定値と比較して大きいとき出力部が警報信号を出力する
から、動物の歩行数の変化が高精度で検知されるので、
放牧された家畜類等の動物が発情期であることを高精度
で発見し管理して、家畜を合理的に生産できるととも
に、家畜飼養管理の省力化を行うことができる。
【0041】請求項2記載の運動量管理装置は、請求項
1記載のものの効果に加えて、設定値と比較して大きい
相対比が当該基準時刻を起点として連続して検出された
とき、出力部が警報信号を出力するから、動物の発情期
をさらに高精度で誤ることなく発見することができる。
【0042】請求項3記載の運動量管理システムは、請
求項1又は請求項2記載の運動量管理装置を用いたもの
であれば、運動量管理装置及び送信装置が識別符号を付
した複数の動物に装着されるとともに、各送信装置が出
力部から出力された警報信号と、動物の識別符号とを有
した送信データを無線で送信するから、受信装置が各送
信装置からの送信データを一括して受信して、発情等の
各動物の健康状態を離れた場所で集中的に管理すること
ができる。
【0043】請求項4記載の記録媒体は、各基準時刻か
ら過去にさかのぼった所定の基準時刻間のカウントデー
タが積算された積算カウントデータを出力させ、積算カ
ウントデータを過去の所定日数間における積算カウント
データの平均値又はその平均値と標準偏差に正の係数を
乗じた数値との和で除した相対比を演算させ、相対比が
予め設定した設定値と比較して大きいとき警報信号を出
力させる運動量管理プログラムが記録されているから、
動物の歩行数の変化が高精度で検知されるので、放牧さ
れた家畜類等の動物が発情期であることを高精度で発見
し管理して、家畜を合理的に生産できるとともに、家畜
飼養管理の省力化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】同上のカウントセンサ(加速度センサ)の断面
図である。
【図3】同上の加速度データの説明図である。
【図4】同上の各積算カウントデータを平均値と標準偏
差との関連で表した時間経過図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す構成斜視図であ
る。
【図6】本発明の第3実施形態を示す構成斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 運動量管理装置 11 カウントセンサ 12 積算カウンタ m 基準時刻 Am 積算カウントデータ 13 相対比演算部 μm 平均値 σm 標準偏差 Rm 相対比 14 出力部 2 動物 3 送信装置 4 受信装置 5 記録媒体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】積算カウンタ12は、回路により、カウン
トセンサ11から出力されたカウントデータを記憶する
記憶メモリ(図示せず)と接続される。そして、1日を
0時、1時、2時、、、23時からなる24個に区分さ
れた、すなわち一日を複数個に区分された各基準時刻m
が設定されて、その各基準時刻mを起点として過去にさ
かのぼった所定の基準時刻間、すなわち過去6時間のカ
ウントデータを積算して、その積算された各積算カウン
トデータAm(m≦23の負でない整数)を出力する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A63B 71/06 A63B 71/06 J G06M 7/00 G06M 7/00 H G08C 17/00 G08C 17/00 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着された動物の歩行数でもって運動量
    を管理する動物の運動量管理装置であって、動物の歩行
    数をカウントしてカウントデータを出力するカウントセ
    ンサと、一日を複数個に区分した各基準時刻から過去に
    さかのぼった所定の基準時刻間のカウントデータが積算
    された各積算カウントデータを出力する積算カウンタ手
    段と、各積算カウントデータを過去の所定日数間におけ
    る各積算カウントデータの平均値又はその平均値と標準
    偏差に正の係数を乗じた数値との和で除した相対比を演
    算する相対比演算手段と、相対比が予め設定した設定値
    と比較して大きいとき警報信号を出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする動物の運動量管理装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、前記設定値と比較して
    大きい前記相対比が当該前記基準時刻を起点として連続
    して検出されたとき、前記警報信号を出力するよう形成
    されたことを特徴とする請求項1記載の動物の運動量管
    理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の運動量管理
    装置を用いた運動量管理システムであって、動物の歩行
    数をカウントしてカウントデータを出力するカウントセ
    ンサと、一日を複数個に区分した各基準時刻から過去に
    さかのぼった所定の基準時刻間のカウントデータが積算
    された各積算カウントデータを出力する積算カウンタ手
    段と、各積算カウントデータを過去の所定日数間におけ
    る各積算カウントデータの平均値又はその平均値と標準
    偏差に正の係数を乗じた数値との和で除した相対比を演
    算する相対比演算手段と、相対比が予め設定した設定値
    と比較して大きいとき警報信号を出力する出力手段とを
    備え、複数の動物に装着される運動量管理装置と、 識別符号が付された複数の動物に装着されて、警報信号
    と各動物の識別符号とを有した送信データを無線で送信
    する送信装置と、 各送信装置からの送信データを受信する受信装置と、を
    設けたことを特徴とする動物の運動量管理システム。
  4. 【請求項4】 動物の歩行数でもって運動量を管理する
    動物の運動量管理プログラムが記録された記録媒体であ
    って、一日を複数個に区分した各基準時刻から過去にさ
    かのぼった所定の基準時刻間のカウントデータが積算さ
    れた積算カウントデータを出力させ、積算カウントデー
    タを過去の所定日数間における積算カウントデータの平
    均値又はその平均値と標準偏差に正の係数を乗じた数値
    との和で除した相対比を演算させ、相対比が予め設定し
    た設定値と比較して大きいとき警報信号を出力させるこ
    とを特徴とする動物の運動量管理プログラムが記録され
    た記録媒体。
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