JP4827549B2 - 計画発注システム - Google Patents

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Description

本発明は、生産計画の精度を向上させるための計画発注システムに関する。
製品の販売においては、機会損失を少なくするために需要者のニーズに応じた生産計画を立案することによるタイムリーな供給が必要となるが、反面、生産計画を誤ると在庫が増加して損失が発生する。そのため需要変動等に即応可能な生産計画の管理が行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−50163号公報
特に、自動車のような単価の高い製品においては、精度の高い生産計画が重要であるが、輸出する場合には、実際に商品を生産する一次供給者(自動車メーカー)から輸出先の二次供給者(現地の販売業者にその製品を納入する自動車メーカーの現地法人)まで輸送等を行うときのタイムラグが大きくなり、需要変動に合わせて生産計画を調整することは困難である。一方、顧客に製品を販売する販売業者は機会損失を減少させるために、実際よりは多くの需要計画を立てるため、結果として輸出先の二次供給者における在庫が増加してしまうという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、生産計画の精度を向上させることができる計画発注システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る計画発注システムは、販売業者が製品を顧客に販売するために、この販売業者に製品を供給する二次供給者に対して発注する発注計画数であって、販売業者が二次供給者に対して顧客への販売を約束する製品の発注数である販売確定発注数、および、販売業者が二次供給者に対してキャンセルすることができる製品の発注数であるキャンセル可能発注数からなる発注計画数(例えば、実施形態における発注情報41)を入力する販売業者発注手段と、販売業者発注手段により入力された発注計画数を管理する発注データ記憶手段と、二次供給者に製品を供給する一次供給者の生産システムに、発注計画数を需要予測情報として送信する生産依頼手段と、生産システムにおいて需要予測情報に基づいて決定された製品の出荷情報を受信する出荷情報受信手段と、発注計画数を、製品毎に発注製品情報として管理する引当データ記憶手段と、発注データ記憶手段から発注計画数を取り出し、引当データ記憶手段に発注製品情報として記憶するとともに、発注製品情報に出荷情報を引き当てる引当手段とを有し、この引当手段が、発注製品情報のうち、販売確定発注数に対応する発注製品情報に対して優先的に出荷情報を引き当てるように構成される。
さらに、発注製品情報が、販売業者において顧客との売買契約が成立したことを示すフラグ(例えば、実施形態における見積番号カラム86)を有して構成され、引当手段が、フラグにより売買契約が成立していると判断される発注製品情報に対して優先的に出荷情報を引き当てるように構成される。
た、発注データ記憶手段が、販売業者が発注をキャンセルしたキャンセル数および発注した総数を記憶するように構成され、販売業者毎に、発注データ記憶手段に記憶された所定期間のキャンセル数を所定期間の発注した総数で除算したキャンセル率を算出するキャンセル率算出手段を有し、引当手段が、フラグにより売買契約が成立していないと判断される発注製品情報であって、キャンセル率算出手段により算出されたキャンセル率が低い販売業者の発注製品情報に対して優先的に出荷情報を引き当てるように構成される。
なお、本発明に係る計画発注システムは、販売業者発注手段により入力されるキャンセル可能発注数を制限する発注数制限手段であって、販売業者の販売実績に応じて制限を緩和するように構成された発注数制限手段を有することが好ましい。
本発明に係る計画発注システムを以上のように構成すると、販売業者が販売計画数を二次供給者に提出するときに、全体の販売計画数に対して販売業者がキャンセルできない発注数(販売確定発注数)を設定できるようにすることにより、一次供給者は精度の高い需要予測に基づいて製品を生産して供給することができるとともに、二次供給者は在庫を減らして損失に対するリスクを少なくすることができる。また、生産予定の製品を販売業者からの発注に引き当てるときに、計画された発注の内、キャンセルできない発注が優先されるため、販売業者も確実に顧客に販売することができる。
また、販売業者が計画した台数のうちキャンセルした台数をキャンセル率として算出し、顧客との売買契約が成立していない発注の引き当てに対してはこのキャンセル率の低い順に優先して引き当てるように構成することにより、販売業者が販売台数を増やすことに対するモチベーションを高くすることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1を用いて本発明に係る計画発注システムの構成について説明する。この計画発注システム1は、例えば我が国にある一次供給者(例えば自動車メーカーの工場)10で生産した製品である乗用車を海外の二次供給者(例えば自動車メーカーの現地法人)20に輸出し、そこから現地の販売業者(例えば販売代理店)30にその乗用車を納品して海外の顧客に供給する流通システムに適用されるものである。
計画発注システム1は、販売業者30の発注計画である発注情報41を発注データ記憶手段28に管理する販売業者発注手段21、この発注データ28から需要予測情報42を読み出して一次供給者10に送信する生産依頼手段21、および、一次供給者10から二次供給者20に納品される乗用車の出荷情報43を受信する出荷情報受信手段23、および、この出荷情報43を販売業者30からの上記発注情報41に基づく発注に引き当てて引当データ記憶手段29に管理する引当手段24を有する計画サーバ2と、二次供給者20の計画サーバ2から送信される需要予測情報42を受信して発注数データ35として管理する受信手段31、この需要予測情報42に基づいて一次供給者10における乗用車の生産計画を立てて生産計画データ36として管理する生産計画作成手段32、この生産計画に基づいて出荷予定の乗用車の情報を出荷情報43として作成する出荷情報作成手段33、および、作成された出荷情報43を計画サーバ2に送信する出荷情報送信手段34を有する生産システム3とから構成されている。なお、計画サーバ2と生産システム3とはネットワークを介して接続されており、販売業者30は、端末装置4からネットワークを介して計画サーバ2にアクセス可能に構成されている。
上述のように、一次供給者10の工場で生産した乗用車を海外に輸出する場合は、生産から現地に輸送するまでにタイムラグが発生するため、ある程度需要を予測して生産計画を立てている。そのような生産計画のために、二次供給者20は、販売業者30に対して将来の販売台数の計画を提出するように求める。この求めに対して販売業者30は、端末装置4を用いて販売業者発注手段21により、例えば、3ヶ月先のある月に購入する予定の台数を入力し、発注情報41として計画サーバ2に入力し、計画サーバ2はこの発注情報41を発注データ記憶手段28に記憶する。発注データ記憶手段28に記憶された発注情報41は、図2に示すようなデータ構造を有しており、販売店カラム71、計画年月カラム72、車種カラム73、販売確定発注数カラム74、キャンセル可能発注数カラム75、合計計画発注数カラム76、および、キャンセル数カラム77から構成される。
図2において、例えば、レコード78は、販売業者Aが、2005年10月に車種V1を合計10台購入する計画を端末装置4から入力したデータであることを示している。このとき、販売確定発注数カラム74の情報は、合計計画発注数カラム76に記憶された発注台数(この場合10台)のうち、この販売業者Aが二次供給者20に対して、キャンセルすることなく、必ず顧客に販売する(必ず、販売業者Aが二次供給者20から購入する)ことを約束する台数を示すものである(図2のレコード78の場合は、0台)。また、キャンセル可能発注数カラム75は、合計計画発注数カラム76に記憶された発注台数のうち、販売業者Aが二次供給者20に対して、キャンセルすることができる台数を示す物である(図2のレコード78の場合は、10台)。これら情報は、毎月、販売業者30毎に入力されて記憶されるように構成されている。
このように、購入計画のうち、販売業者30で責任を持って販売する(発注をキャンセルしない)ことを約束する台数を決定させることにより、一次供給者10は精度の高い需要予測に基づいて乗用車(製品)を生産することができるとともに、二次供給者20は在庫を減らして損失に対するリスクを少なくすることができる。なお、各購入年月において、最終的に販売業者30が二次供給者20に対してキャンセルした台数はキャンセル数カラム77に記憶される。このとき、販売業者30は、キャンセル可能発注数(合計計画数は販売確定発注数とキャンセル可能発注数の和)を超えてキャンセルすることはできない。
計画サーバ2の生産依頼手段22は、全ての販売業者30からの発注情報41を受信すると、発注データ記憶手段28に記憶された情報を需要予測情報42として一次供給者10の生産システム3に送信する。なお、実際の流通システムにおいては、二次供給者20から一次供給者10に対して、一旦、需要予測情報42を送信した後、もう一度、この需要予測情報42に基づいて二次供給者20から一次供給者10に対して正式な生産依頼が行われるが、ここではその処理は省略する(すなわち、需要予測情報42に基づいて二次供給者20から一次供給者10に対して製品が生産依頼されたものとして説明を行う)。
次に、一次供給者10の生産システム3から通知される出荷情報43を、二次供給者20において販売業者30からの発注に引き当てるための引当手段24の処理について説明する。一次供給者10は、需要予測情報(二次供給者20からの発注)42に基づいて乗用車の最終的な生産計画を決定すると、図3に示すように、二次供給者20に輸出される乗用車全ての車体番号44と生産予定日45から構成される出荷情報43を送信する。一方、発注データ記憶手段28に記憶されている発注情報41は、引当手段24により、図4に示すデータ構造を有する引当データ記憶手段29に変換されて1台ずつ管理される。ここで、引当データ記憶手段29は、タイプカラム81、販売店カラム82、オーダー日カラム83、生産予定日カラム84、車体番号カラム85、および、見積番号カラム86から構成される。
この引当データ記憶手段29において、タイプカラム81には、販売業者30からの発注の種類が記憶される。ここで発注の種類とは、上述の販売確定発注、販売確定発注以外の計画された発注(すなわち、キャンセル可能発注)だけでなく、上述の計画された台数を超えて顧客との販売契約が成立したときに随時必要に応じて販売業者30から二次供給者20に対して出される発注に分かれる。なお、以降の説明ではそれぞれ、「販売確定発注P1」、「キャンセル可能計画発注P0」、および、「随時発注A」として説明する。
発注データ記憶手段28に記憶された発注情報41は、1台ずつそのタイプ(発注の種類)と発注した販売業者の情報がタイプカラム81と販売店カラム82に記憶されて引当データ記憶手段29に発注製品情報として管理される(発注情報41は、発注台数として管理されているため、引当データ記憶手段に1台ずつ管理し、このレコードを「発注製品情報」と呼ぶ)。なお、引き当てが行われる前に、既に、販売業者30において顧客との販売契約が完了した乗用車については、引当データ記憶手段29の当該レコードの見積番号カラム85にその見積番号が記憶される(販売業者30の端末装置4から入力される)とともに、その契約日(オーダー日)がオーダー日カラム83に記憶される。また、随時発注Aのデータは、上述の計画の入力とは別に、必要に応じて販売業者30の端末装置4から入力され、その情報が引当データ記憶手段29に記憶される。このとき、発注された年月日(すなわち、契約日)がオーダー日カラム83に合わせて記憶される。
それでは、引当手段24が、一次供給者10から送信された出荷情報43を引当データ記憶手段29に記憶された発注製品情報に引き当てる処理について図5を用いて説明する。引当手段24により、引き当て処理が開始されると、まず、引当データ記憶手段29からタイプカラム81の内容が「販売確定発注P1」であり、且つ、見積番号カラム86に見積番号が記憶されている(即ち、顧客が付いている)レコードを抽出する(ステップS100)。抽出されたレコードの中に複数の販売業者30のレコードが含まれる場合は、優先順位を付けるために、オーダー日カラム83に記憶されたオーダー日の早い順に抽出されたレコードを並べ替え(ステップS101)、並べられた順に出荷情報43の乗用車のデータを割り当てる(ステップS102)。このステップS102において、割り当てられた乗用車のデータの生産予定日45と車体番号44が、対応する引当データ記憶手段29のレコードの生産予定日カラム83と車体番号カラム85に記憶される。
出荷情報43にまだ引き当てられていないデータが残っている場合は(ステップS103)、引当データ記憶手段29からタイプカラム81の内容が「キャンセル可能計画発注P0」であり、且つ、見積り番号カラム86に見積り番号が記憶されている(顧客が付いている)レコードを抽出する(ステップS104)。そして、抽出されたレコードをオーダー日カラム83の順に並べ替え(ステップS105)、並べられた順に出荷情報43の乗用車のデータを割り当てる(ステップS106)。このステップS106においても、割り当てられた乗用車のデータの生産予定日45と車体番号44が、対応する引当データ記憶手段29のレコードの生産予定日カラム83と車体番号カラム85に記憶される。
同様に、出荷情報43にまだ引き当てられていないデータが残っている場合は(ステップS111)、引当データ記憶手段29からタイプカラム81の内容が「随時発注A」であり、且つ、見積番号カラム85に見積番号が記憶されている(顧客が付いている)レコードを抽出する(ステップS108)。そして、抽出されたレコードをオーダー日カラム83の順に並べ替え(ステップS109)、並べられた順に出荷情報43の乗用車のデータを割り当てる(ステップS110)。このステップS110においても、割り当てられた乗用車のデータの生産予定日45と車体番号44が、対応する引当データ記憶手段29のレコードの生産予定日カラム83と車体番号カラム85に記憶される。
さらに出荷情報43にまだ引き当てられていないデータが残っている場合は(ステップS111)、引当データ記憶手段29からタイプカラム81の内容が「販売確定発注P1」であり、且つ、見積番号カラム86に見積番号が記憶されていない(即ち、顧客が付いていない)レコードを抽出する(ステップS112)。そして、販売業者30毎にキャンセル率計算手段25でキャンセル率を算出し、抽出されたレコードをキャンセル率の低い順に、販売業者30毎に並べ替える(ステップS113)。上述のように、販売確定発注P1以外の計画された発注P0は販売業者30の判断によりキャンセルすることができ、キャンセル率は、次式(1)により求められる。
キャンセル率
= 所定の期間のキャンセル台数 / 所定の期間の合計発注台数 (1)
所定の期間とは、例えば、前月より前24ヶ月が対象となりこの期間のキャンセル率が計算される。そして、並べられた順に出荷情報43の乗用車のデータを割り当てる(ステップS114)。このステップS114においても、割り当てられた乗用車のデータの生産予定日45と車体番号44が、対応する引当データ記憶手段29のレコードの生産予定日カラム83と車体番号カラム85に記憶される。
同様に、さらに出荷情報43にまだ引き当てられていないデータが残っている場合は(ステップS115)、引当データ記憶手段29からタイプカラム81の内容が「キャンセル可能計画発注P0」であり、且つ、見積番号カラム86に見積番号が記憶されていない(即ち、顧客が付いていない)レコードを抽出する(ステップS116)。そして、抽出されたレコードを上述のキャンセル率計算手段25で算出されたキャンセル率の低い販売業者30の順に並べ替え(ステップS117)、並べられた順に出荷情報43の乗用車のデータを割り当てる(ステップS118)。このステップS118においても、割り当てられた乗用車のデータの生産予定日45と車体番号44が、対応する引当データ記憶手段29のレコードの生産予定日カラム83と車体番号カラム85に記憶される。
そして、最後に、引当データ記憶手段29にまだ引き当てられていないデータ(販売業者30から二次供給者20に発注された情報であって、車体番号等が記憶されていないレコード)が残っている場合には、その台数を、翌月の発注台数(二次供給者20から一次供給者10に対して発注される台数であって、この実施例の場合は、翌月の需要予測情報42)に加算し、逆に、出荷情報43にまだ引き当てられていないデータが残っている場合には、二次供給者20の在庫として管理する(ステップS119)。なお、一般的に顧客と契約のできていない随時発注Aは無いが、二次供給者20に在庫として管理されている場合は、販売業者30からのこのような随時発注Aに、二次供給者20の在庫を引き当てることができる。
このように、出荷情報43の引き当てを行う際に、複数の販売業者30からの要求に対して、顧客付でない発注に対してキャンセル率で優先順位を付けることにより、販売業者30は確実に顧客に納車するためには、計画および随時に関わりなく、発注台数(販売台数)を増やすことでキャンセル数を下げて引き当てられる優先順位を上げることができる。このキャンセル率について、説明を簡単にするために図6に3ヶ月分のキャンセル率の推移を示す。この例のように、最初の月(2005年10月)は100%のキャンセル率であっても、式(1)のように計算することにより、以降の月において、発注数を増やすことによりキャンセル率を下げることができ、販売業者30が販売台数を増やすことに対するモチベーションを高くすることができる。
なお、販売業者発注手段21において、販売業者30が発注情報41を入力する際に、この販売業者30の過去の販売実績(例えば、販売台数やキャンセル率)により入力できるキャンセル可能発注数を制限する発注数制限手段27を設けることができる。この発注数制限手段27は、販売業者30の販売実績に応じて係数Aを決定し、入力することができるキャンセル可能発注数の上限を次式のように制限するものである。
キャンセル可能発注数の上限 = 販売確定発注数 × A
但し、0≦ A ≦ 1
ここで、係数Aは、例えば、過去24ヶ月の販売台数の合計から図7(a)に示すような関係で求めるか、若しくは、過去24ヶ月のキャンセル率から図7(b)に示すような関係で求めることができる。図7(b)の場合は、例えば、キャンセル率が30%である場合には係数Aは0.7となる(すなわち、販売確定発注数を10台として入力した場合、キャンセル可能発注数は最大7台まで入力することができる)。このようにキャンセル可能発注数を制限することにより、キャンセルされる発注を減らすとともに、販売業者30の販売意欲を高めることができる。
このように、引当手段24により引き当てられた結果、すなわち、引当データ記憶手段29の内容は、販売業者30が、引当状況確認手段26により、端末装置4を用いて確認することができる。
以上説明した本発明の実施形態において達成される主要な効果を整理すれば次のようになる。第1に、販売業者30が発注計画数を二次供給者20に提出するときに、全体の発注計画数に対して販売業者30がキャンセルできない発注数(販売確定発注P1)を設定できるようにすることにより、一次供給者10は精度の高い需要予測に基づいて乗用車を生産することができるとともに、二次供給者20は在庫を減らして損失に対するリスクを少なくすることができる。また、生産予定の乗用車を販売業者30からの発注に引き当てるときに、計画された発注の内、キャンセルできない発注P1が優先されるため、販売業者30も確実に顧客に販売することができる。
また、第2に、販売業者30が計画した台数のうちキャンセルした台数をキャンセル率として算出し、顧客が付いていない発注の引き当てに対してはこのキャンセル率の低い順に優先して引き当てるように構成することにより、販売業者30が販売台数を増やすことに対するモチベーションを高くすることができる。
本発明に係る発注計画システムの構成を示すブロック図である。 計画データの構造を示すデータ構造図である。 出荷情報の構造を示すデータ構造図である。 引き当てデータの構造を示すデータ構造図である。 引き当て処理を示すフローチャートである。 キャンセル率を説明するための説明図である。 キャンセル可能発注数を制限する係数の決定方法を説明する図であり、(a)は、販売台数に応じて決定する場合であり、(b)は、キャンセル率に応じて決定する場合である。
符号の説明
1 計画発注システム
3 生産システム
4 端末装置(計画入力手段)
7 計画データ(発注数記憶手段)
8 引当データ(発注製品情報)
10 一次供給者
20 二次供給者
21 販売業者発注手段
22 生産依頼手段
23 出荷情報受信手段
24 引当手段
25 キャンセル率計算手段
27 発注数計算手段
28 発注データ記憶手段
29 引当データ記憶手段
30 販売業者
41 発注情報(発注計画数)
42 需要予測情報
43 出荷情報

Claims (2)

  1. 販売業者が製品を顧客に販売するために、前記販売業者に前記製品を供給する二次供給者に対して発注する発注計画数であって、前記販売業者が前記二次供給者に対して顧客への販売を約束する前記製品の発注数である販売確定発注数、および、前記販売業者が前記二次供給者に対してキャンセルすることができる前記製品の発注数であるキャンセル可能発注数からなる発注計画数を入力する販売業者発注手段と、
    前記販売業者発注手段により入力された前記発注計画数を管理する発注データ記憶手段と、
    前記二次供給者に前記製品を供給する一次供給者の生産システムに、前記発注計画数を需要予測情報として送信する生産依頼手段と、
    前記生産システムにおいて前記需要予測情報に基づいて決定された前記製品の出荷情報を受信する出荷情報受信手段と、
    前記発注計画数を、前記製品毎に発注製品情報として管理する引当データ記憶手段と、
    前記発注データ記憶手段から前記発注計画数を取り出し、前記引当データ記憶手段に前記発注製品情報として記憶するとともに、前記発注製品情報に前記出荷情報を引き当てる引当手段とを有し、
    前記引当手段が、前記発注製品情報のうち、前記販売確定発注数に対応する前記発注製品情報に対して優先的に前記出荷情報を引き当てるように構成され、
    前記発注製品情報が、前記販売業者において顧客との売買契約が成立したことを示すフラグを有して構成され、
    前記引当手段が、前記フラグにより前記売買契約が成立していると判断される前記発注製品情報に対して優先的に前記出荷情報を引き当てるように構成され、
    前記発注データ記憶手段が、前記販売業者が発注をキャンセルしたキャンセル数および発注した総数を記憶するように構成され、
    前記販売業者毎に、前記発注データ記憶手段に記憶された所定期間の前記キャンセル数を前記所定期間の前記発注した総数で除算したキャンセル率を算出するキャンセル率算出手段を有し、
    前記引当手段が、前記フラグにより前記売買契約が成立してないと判断される前記発注製品情報であって、前記キャンセル率算出手段により算出された前記キャンセル率が低い前記販売業者の前記発注製品情報に対して優先的に前記出荷情報を引き当てるように構成されたことを特徴とする計画発注システム。
  2. 前記販売業者発注手段により入力される前記キャンセル可能発注数を制限する発注数制限手段であって、前記販売業者の販売実績に応じて前記制限を緩和するように構成された発注数制限手段を有することを特徴とする請求項1に記載の計画発注システム。
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