JP4827063B2 - 雀球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、雀球遊技機に係り、詳しくは、複数の入球口に入球させて上がり役を完成させるように遊技する雀球遊技機に関する。
従来、各種遊技部品が配置された遊技盤の下部に、麻雀牌の図柄を付した所定数の入球口を備え、メダル投入口に遊技メダル(以下、単に「メダル」とも言う)が投入された後、例えば1ゲーム当たり14個の遊技球が遊技盤上に打ち出されて各遊技球が何れかの入球口に入球した際、当該入球口に対応する麻雀牌の図柄が、上記遊技盤上に配置された画像表示装置に表示されるように機能(手動配牌機能)する雀球遊技機が存在する。
そして近年、メダル投入口に投入された遊技メダルを検出スイッチに基づいて検出した後、麻雀牌の図柄を画像表示装置に適宜の組合せで自動的に表示する機能(自動配牌機能)を備えた雀球遊技機も知られている(特許文献1参照)。この雀球遊技機では、画像表示装置に表示される手牌のうちから不要な牌(不要牌)が切り捨てられた際、1個の遊技球を再度打ち出しし得る状態となり、これら切り捨て操作(捨て牌操作)及び再打ち出し操作が所定回数以内にて繰り返し行われ、所定の上がり役が完成した時点で得点が計算され、その得点に応じた数の遊技メダルが払い出される。
このような雀球遊技機では一般に、1ゲーム中に打ち出し可能な遊技球が残っている状態で聴牌(テンパイ)した場合、遊技者がその時点で和了しても良いと判断して立直(リーチ)ボタンを押圧操作したとき、その聴牌状態の手牌図柄が変更不能にされると共に、上がり役として立直役が付加されて、上がり牌(待ち牌)を引いて和了するまで、或いは遊技球を使い果たして流局となるまで、ゲームが続行される。
ところで、このような雀球遊技機にあって、ビッグ役等の特別役を引いた場合に、次ゲーム以降の所定回数分のゲームが遊技者にとって有利になるように遊技が進行するように構成されたものが知られている(特許文献2参照)。すなわち、該雀球遊技機では、例えばビッグ役が成立した場合に、次ゲーム以降から例えば13ゲーム(当該ゲームを含め14ゲーム)の間、遊技領域に設けられたアタッカー作動通過口(可変入球口作動口)の入球センサが継続してオンとなり、特別遊技が14ゲーム(つまり14ラウンド)継続するビッグゲームの権利が生じる。この際、アタッカー作動通過口に遊技球が入球するとアタッカーが開放し、遊技者が、自摸牌の図柄を自由に選択する操作を行い得る状態になる。つまり、捨て牌の枚数(同じ牌が4枚まで)等の制限以外、遊技者が自由に好みの牌の図柄を選択して入手し、交換したのと同じようにし得る状態になる。
しかし、特許文献2に記載の雀球遊技機にあって、装飾性を向上する等の目的から、例えばアタッカー(可変入球口)の直上方にアタッカー作動通過口を配置することが本発明者によって考えられているが、その場合には以下のような問題が生じる虞がある。すなわち、アタッカー作動通過口を遊技球が通過した場合、これに応答してアタッカーが若干時間をおいて開放するが、アタッカーの直上方にアタッカー作動通過口が位置していると、アタッカー作動通過口を通過した遊技球は、アタッカーが開放する前に落下し、直後に開放するアタッカーに入球することはできない。雀球遊技機にあっては、1ゲームで使用可能な遊技球の個数が決められているため、1球の重み(価値)がパチンコ機のような弾球遊技機に比して大きく、従って、1球といえども無駄にすることなく有効利用することが切望される。
例えば、雀球遊技機ではない所謂第3種パチンコ遊技機において、以下のようなものが存在する(特許文献3参照)。すなわち、該特許文献3に記載の遊技機(パチンコ機)では、遊技盤面にチューリップ式役物を備え、該チューリップ式役物の斜め上方に始動ゲートを備え、かつチューリップ式役物の右下方に作動ゲートを備えている。そして、遊技球が、始動ゲートを通過した後に作動ゲートに入球すると、これに連動してチューリップ式役物が開放する。更に、当該開放したチューリップ式役物に、後続する遊技球が入球すると、賞球と共に該チューリップ式役物が閉止するように構成される。
特開平7−39620号公報 特開2006−20959号公報 特開平10−314390号公報
ここで、上記引用文献3の構成をもとに、上述した雀球遊技機におけるアタッカーとアタッカー作動通過口との関係を考える。つまり、例えばチューリップ式役物がその上方の始動ゲートへの入球に連動して開放するものすると、該チューリップ式役物が始動ゲートの遊技球通過に連動して瞬間的に開放しない限りは、始動ゲートを通過した当該遊技球を該チューリップ式役物に入球させることはできない。しかし、上記雀球遊技機にあって、アタッカー作動通過口への入球に応答して瞬間的にアタッカーを開放するように構成することは、雀球遊技に係るプログラム等、ソフト的部分に変更を余儀なくされるため、変更工程が煩雑であり、できる限り構成のみの簡便な変更によって上記問題を解消できるような手法の実現が切望される。
そこで本発明は、可変入球口の直上方に可変入球口作動口を配置した場合であっても、可変入球口作動口を通過した遊技球を、開放した可変入球口に高い確率で入球させ得るように構成し、もって上述した課題を解決した雀球遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図5参照)、遊技領域(2a)に、複数の牌種からなる麻雀牌の図柄に対応する複数の入球口(11c、11d、11e、…)と、和了した際の上がり役が特別役(例えばビッグ役)である場合に開放して後続ゲーム中に自摸牌の選択を自由にするための可変入球口(9)と、を備え、前記遊技領域(2a)に打ち出した遊技球により、手牌図柄の組合せを予め設定した複数の上がり役のうちの少なくとも1つを成立させて和了するように遊技する雀球遊技機(1)において、
前記特別役で和了した際に遊技球の入球が有効となり、該入球に対応して前記可変入球口(9)を開放する可変入球口作動口(10)を、前記可変入球口(9)の直上方に配置し、かつ、
前記可変入球口作動口(10)に、受け入れた遊技球を前記可変入球口(9)に遅延して落下させる遅延落下部(10a)を設けてなる、
ことを特徴とする雀球遊技機(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図5参照)、前記遅延落下部が、前記遊技領域(2a)の左右幅方向の一側に突出して、通過する遊技球(Ba)の落下を遅延させる湾曲舌状部(10a)である、
請求項1記載の雀球遊技機(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図5参照)、前記可変入球口(9)及び前記可変入球口作動口(10)の双方が、前記遊技領域(2a)に固定された装飾プレート(101a)に一体的に設けられてなる、
請求項1又は2記載の雀球遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、可変入球口の直上方に配置された可変入球口作動口が、受け入れた遊技球を可変入球口に遅延して落下させる遅延落下部を有するので、可変入球口作動口を通過した遊技球を、開放した可変入球口に高い確率で入球させることができ、従って、1ゲームで使用可能な遊技球の個数が決められていて1球の重み(価値)が大きい雀球遊技機にあって、1球といえども無駄にすることなく有効利用することができる。
請求項2に係る本発明によると、遅延落下部が、遊技領域の左右幅方向の一側に突出して、通過する遊技球の落下を遅延させる湾曲舌状部であるので、簡単な構成からなるものでありながら、可変入球口作動口を通過した遊技球を充分に遅延した後に落下させることができる。
請求項3に係る本発明によると、可変入球口及び可変入球口作動口の双方が装飾プレートに一体的に設けられるので、遊技盤への装着工程を簡略化できると共に、例えば、可変入球口作動口をキャラクタの頭部とし、可変入球口を横長に形成してキャラクタの乗り物とし、装飾プレートにキャラクタの胴体や乗り物の車輪等を描くことで、雀球遊技機に付与した一連のテーマに属する意匠性を持たせることができる。更に、可変入球口及び可変入球口作動口の双方が一体的に設けられるので、可変入球口と可変入球口作動口とが別個に配置される場合に比して、相互の配置関係の精度を向上させることができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施の形態として、遊技場等に設置される雀球遊技機について図1ないし図5を参照して説明する。なお、図1は本実施形態における雀球遊技機を示す斜視図、図2は図1における遊技盤面部を抜粋して示す斜視図、図3は図1における操作パネルの構成を示す正面図、図4は図1における画像表示装置に表示する画面例を説明するための図、図5はアタッカーとアタッカー作動通過口を一体化したサブアッシー等を示す正面図である。
本実施の形態では、27種の牌の図柄を各4個、計108個の牌を使用して遊技を行う雀球遊技機1を例に挙げて説明する。この27種の牌の図柄は、例えば、萬子が「一萬」〜「九萬」の9種、筒子が「一筒」〜「九筒」の9種、索子が「一索」と「九索」の2種、字牌が「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」の7種である。従って、萬子と筒子が数牌となり、索子の「一索」と「九索」は、順子を形成することができないので字牌に含めている。これにより、本実施形態における牌種とは、上記の「萬子」、「筒子」、「字牌」の3種を示すことになる。
なお、上記した2種の数牌は、例えば、萬子を「一萬」〜「九萬」の9種類の図柄、索子を「一索」〜「九索」の9種類の図柄から構成し、字牌は筒子の「一筒」と「九筒」、及び「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」から構成される麻雀牌の図柄を有する雀球遊技機にすることも可能である。また例えば、索子を「一索」〜「九索」の9種類の図柄、筒子を「一筒」〜「九筒」の9種類の図柄から構成し、字牌は筒子の「一萬」と「九萬」、及び「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」から構成される麻雀牌の図柄を有する雀球遊技機にすることも可能である。
図1は、本実施形態における雀球遊技機1の全体を示す斜視図である。同図に示すように、本雀球遊技機1は遊技機本体1aを備えてなり、該遊技機本体1aの前面部は、基本的には遊技盤面部(遊技領域)2a、操作パネル3、操作パネル3の下方に設けられた遊技球発射レバー4、メダル受け皿5、音声や効果音(以下、一括して音声という)を出力する音声出力装置であるスピーカー6、ランプ装置7等から構成される。上記遊技盤面部2aは、図2に示す遊技盤2に設けられた遊技エリアである。なお、符号1bは、遊技機本体1aに対して開閉可能に支持された前扉を示す。
図1及び図2に示すように、遊技盤面部2aの略中央部には、所要の演出表示を行うための液晶表示装置等の画像表示装置38を開口部13から露出した状態のセンター飾り12が配置され、該センター飾り12の上方には表示部37が配置され、センター飾り12の左右下方には入球口11a,11bが配置されている。センター飾り12の右方には、遊技球が通過可能なアタッカー作動通過口(可変入球口作動口)10が配置され、該アタッカー作動通過口10の直下方には、アタッカー9が配置されている。このアタッカー9は、和了した際の上がり役が特別役(例えばビッグ役)である場合に開放して後続ゲーム中に自摸牌の選択を自由にするための可変入球口を構成している。また、アタッカー作動通過口10は、特別役で和了した際に遊技球の入球が有効となって、該入球に対応してアタッカー9を開放させる。
遊技盤面部2aにおける入球口11c〜11e、…とステージSとの間には、入球口11c〜11e、…の直ぐ上方にて各入球口の入球幅を規制するための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。センター飾り12は、開口部13の上部に演出装置40を有し、該開口部13の下部にステージSを有している。なお、遊技盤面部2aには、風車(図示せず)や上記とは別の障害釘(図示せず)が設けられている。
ステージSの下方に複数個(本実施形態では25個)配列された上記入球口11c、11d、11e、…は、一索及び九索を除いた牌の図柄25種(図柄は図示せず)に対応して、25個が設けられている。また、入球口11a,11bにはそれぞれ「一索」と「九索」が表示されており、また入球口11cには「一萬」、入球口11dには「二萬」、入球口11eには「三萬」というように、所要の麻雀牌図柄が順次表示されている。
一方、操作パネル3には、図3に示すように、液晶表示装置等からなる画像表示部14、メダル投入口15、及び各種の操作ボタンが設けられている。この各種の操作ボタンとして、13個のボタンが横方向に並設された捨て牌ボタン16a、16b、…、16m、自摸牌捨てボタン17、リーチボタン18、牌選択右シフトボタン19、牌選択左シフトボタン20、自摸牌決定ボタン21、払い出しボタン22、遊技終了ボタン23、遊技開始ボタン24、及びリジェクト(REJECT)ボタン25が配置されている。なお、遊技者がこれらの各ボタン、例えば自摸牌決定ボタン21を操作すると、自摸牌決定信号が発生し、この信号が、マイクロコンピュータから構成される制御部102(図1参照)に入力される。そして、制御部102に搭載されているソフトウエア(プログラム)は、入力された信号ごとに、ゲームを進行させるために予め設定された処理を実行するようになっている。
画像表示部14には、その表示面に種々の表示部が設定され、遊技者に対してゲームの進行に応じて必要な情報や画像及び演出用画像をこの表示部に表示するようにしている。例えば、図4に示すように、表示面の上部横方向には、遊技メダル貯留枚数表示部26、残り遊技球数表示部27、風牌表示部28、表ドラ表示部29、裏ドラ表示部30、上がり牌表示部31、特別遊技のうち、ビッグゲームの権利を得ることができる上がり役を示すビッグゲーム上がり役表示部32、更に、チャンスゲームの権利を得ることができる上がり役を示すチャンスゲーム上がり役表示部33、捨て牌の図柄を表示する捨て牌表示部34が設けられ、ゲームの進行に応じて牌の図柄、演出画像、数値等が表示される。なお、上述した、ビッグゲームの権利を得ることができる上がり役及びチャンスゲームの権利を得ることができる上がり役を、以下「特別役」と称すると共に、該特別役以外の上がり役を「通常役」と称する。
更に、画像表示部14の表示面の下部横方向には、13個の手牌の図柄を表示する手牌表示部35、及び自摸した牌の図柄を表示する自摸牌表示部36が設けられている。なお、手牌表示部35及び自摸牌表示部36に表示している各図柄の下部には、捨て牌ボタン16a、16b、…、に対応するボタン名(A、B、C、D、E、・・・)が表示されている。また、表示される麻雀牌の図柄はカラーで表示される。
ここで、図5を参照して、アタッカー9とアタッカー作動通過口10を一体化したサブアッシー101の構造について説明する。
すなわち、サブアッシー101は、遊技盤面部2aに固定された装飾プレート101aと、該装飾プレート101aの下部に固定されたアタッカー9と、該アタッカー9の直上方に固定されたアタッカー作動通過口10と、を一体的に有している。
アタッカー作動通過口10は、遊技球1個を余裕をもって通過させ得るように上下方向に開口しており、遊技盤面部2aに打ち出され、該開口から受け入れた遊技球Baを、湾曲舌状部10aの湾曲形状に沿わせてから落下させることで、所定時間だけ遅延させる。この湾曲舌状部10aは、アタッカー9に遅延して落下させる遅延落下部を構成しており、遊技盤面部2aの左右幅方向の一側(本実施形態では左側)に突出して、通過する遊技球Baの落下を遅延させるようになっている。
装飾プレート101aは、プラスチック等の成型品からなり、横長の長方形状のアタッカー9が開閉自在に装着され、該アタッカー9の左方には車輪状造形物101bが装飾プレート101aと一体に成形されている。また、アタッカー作動通過口10は、所定キャラクタの頭部を模っており、上記開口を有する部位10bが頭部、湾曲舌状部10aが顎部とされている。更に、アタッカー9の右方には、後方に放射される模様101cが設けられており、従って、湾曲舌状部10aを顎とするキャラクタが乗った、アタッカー9を車体とし且つ車輪状造形物101bを車輪とするオートバイが、図5の左方に疾走する状態が意匠的に表現されている。
つまり、サブアッシー101では、アタッカー9及びアタッカー作動通過口10が装飾プレート101aに一体的に設けられているので、遊技盤面部2aへの装着工程を簡略化できると共に、雀球遊技機1に付与した一連のテーマに属する意匠性(装飾性)を持たせることができる。更に、アタッカー9及びアタッカー作動通過口10の双方が一体的に設けられるので、これらが別個に配置される場合に比して、アタッカー9及びアタッカー作動通過口10の相互の配置関係の精度を向上させることができる。
また、本実施形態の雀球遊技機1は、上記制御部102に、以下のような操作支援手段103、特別遊技制御手段104、特別遊技継続制御手段105、及び特別遊技中自摸牌選択手段106を有している。
操作支援手段103は、遊技者に対して、画像表示部14の画面と対話方式によりゲーム進行に関する操作を支援するためのものであり、例えば「自摸を行ってください」、「捨て牌を選んでください」等の表示を画像表示部14の画面上に行って、遊技者の操作を支援する。
特別遊技制御手段104は、特別役が成立した場合、アタッカー作動通過口10に設けられた入球センサ(図示せず)をオンし、アタッカー9の開放の契機となるアタッカー作動通過口10への入球の有効/無効を判定する。つまり、該特別遊技制御手段104が、アタッカー作動通過口10への入球の有効を判定すると、アタッカー9が開放されて自由選択自摸が可能となる特別遊技の権利が生じ、特別遊技が開始制御される。
特別遊技継続制御手段105は、ビッグ役が成立した場合、次ゲーム以降から例えば13ゲーム(当該ゲームを含め14ゲーム)の間、継続させてアタッカー作動通過口10に設けられた入球センサ(図示せず)をオンさせる。つまり、該特別遊技継続制御手段105が、アタッカー作動通過口10への入球の有効を次ゲーム以降から13ゲームの間継続させると、特別遊技が当該ゲーム(役成立時に進行中のゲーム)を含めて14ゲーム(つまり14ラウンド)継続するビッグゲームの権利が生じた状態となる。
特別遊技中自摸牌選択手段106は、特別遊技の権利を獲得したゲームにおいて、アタッカー9に遊技球が入球した信号が入力されると、遊技者に対して、自摸する牌の図柄を自由選択する操作を行わせる。つまり、本雀球遊技機1では、例えば捨て牌の枚数(同じ牌が4枚まで)等の制限以外、遊技者が自由に好みの牌の図柄を選択して入手し、交換したのと同じようにする。
続いて、上述した雀球遊技機1の遊技手順とこの手順に伴う各処理の概要について説明する。
1ゲームは、遊技者がメダル投入口15へメダルを投入して、遊技開始ボタン24を押圧し、14個の手牌が配牌されることによりスタートする。そして、遊技者が捨て牌ボタン16a、16b、…、等の各種の操作ボタンやセンサから発生する入力信号及び制御信号に基づいて、1ゲームが進行して行くことになる。
つまり、遊技者がメダル投入口15にメダルを投入し、遊技開始ボタン24を押圧すると、1ゲームの遊技が開始できる状態になり、引き続き、ゲームを開始するために必要な14個の配牌の図柄が自動的に決められ、図4に示すような牌の図柄の画像が、画像表示部14の手牌表示部35と自摸牌表示部36に表示される。更に、図4に示すような表ドラ及び裏ドラの牌の図柄の画像が、画像表示部14の表ドラ表示部29と裏ドラ表示部30に表示され、ビッグ役及びチャンス役がビッグゲーム上がり役表示部32と、チャンスゲーム上がり役表示部33とにそれぞれ表示される。そして、遊技の開始条件が整ったことが画面表示又は音声で遊技者に報知される。
この状態において、遊技者は、手牌表示部35と自摸牌表示部36に表示されている牌の図柄から、捨て牌を選択する操作を行う。遊技者は、捨てる牌の図柄を決定すると、この捨て牌の図柄に対応する捨て牌ボタン16a、16b、16c、…、或いは自摸牌捨てボタン17のいずれか1つを選択(オン)してこの牌を捨てる。すると、遊技球が遊技球発射位置に1球送られ、遊技球発射レバー4の操作で遊技盤面2内に遊技球を発射できる状態になる。
遊技者が遊技球を発射し、この遊技球が入球口11a、11b、11c、…の何れかに入球すると、該入球に対応する牌(自摸牌)の図柄が自摸牌表示部36に表示される。この牌を自摸ったことで和了(アガリ)しない場合、遊技者は、14個の手牌の中から不要と思われる1個の牌を捨てる捨て牌操作を行う。そして、遊技者は、このような操作を順次実行していき、所望の上がり役が聴牌(テンパイ)したと判断した時点で、リーチボタン18を操作してリーチをかけ、或いはリーチをかけずに、1ゲーム中で発射可能な遊技球数が尽きるまで上がり牌を自摸る操作を続ける。
以上の本実施形態では、アタッカー9の直上方にアタッカー作動通過口10が配置され、かつ、アタッカー作動通過口10が、受け入れた遊技球をアタッカー9に遅延して落下させる湾曲舌状部10aを有するので、アタッカー作動通過口10を通過した遊技球Baを、開放したアタッカー9に高い確率で入球させることができる。
つまり、湾曲舌状部10aが、遊技盤面部2aの一側に突出して、通過する遊技球Baの落下を遅延させるので、簡単な構成からなるものでありながら、アタッカー作動通過口10を通過した遊技球Baを充分に遅延した後に落下させることができる。これにより、1ゲームで使用可能な遊技球の個数が決められていて1球の重み(価値)が大きい雀球遊技機1にあって、1球といえども無駄にすることなく有効利用することができる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の雀球遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した雀球遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
本発明の実施形態における雀球遊技機を示す斜視図である。 図1における遊技盤面部を抜粋して示す斜視図である。 図1における操作パネルの構成を示す正面図である。 図1における画像表示装置に表示する画面例を説明するための図である。 アタッカーとアタッカー作動通過口を一体化したサブアッシー等を示す正面図である。
符号の説明
1 雀球遊技機
2a 遊技領域
9 可変入球口(アタッカー)
10 可変入球口作動口(アタッカー作動通過口)
10a 遅延落下部(湾曲舌状部)
11c、11d、11e、… 入球口
101a 装飾プレート

Claims (3)

  1. 遊技領域に、複数の牌種からなる麻雀牌の図柄に対応する複数の入球口と、和了した際の上がり役が特別役である場合に開放して後続ゲーム中に自摸牌の選択を自由にするための可変入球口と、を備え、前記遊技領域に打ち出した遊技球により、手牌図柄の組合せを予め設定した複数の上がり役のうちの少なくとも1つを成立させて和了するように遊技する雀球遊技機において、
    前記特別役で和了した際に遊技球の入球が有効となり、該入球に対応して前記可変入球口を開放する可変入球口作動口を、前記可変入球口の直上方に配置し、かつ、
    前記可変入球口作動口に、受け入れた遊技球を前記可変入球口に遅延して落下させる遅延落下部を設けてなる、
    ことを特徴とする雀球遊技機。
  2. 前記遅延落下部は、前記遊技領域の左右幅方向の一側に突出して、通過する遊技球の落下を遅延させる湾曲舌状部である、
    請求項1記載の雀球遊技機。
  3. 前記可変入球口及び前記可変入球口作動口の双方が、前記遊技領域に固定された装飾プレートに一体的に設けられてなる、
    請求項1又は2記載の雀球遊技機。
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