JP4826618B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁継電器に関するものである。
従来より、図6に示すように、電磁石1により接点の開閉を行う電磁継電器が提供されている。電磁石1は、筐体3内に収容され、励磁コイル14が巻回された鉄芯11と、L字状に形成され磁路を形成する継鉄13と、板状に形成され一端部が継鉄13の端部に当接し他端部が鉄芯11に対向する接極子12とを有し、ヒンジ形に形成されている。
ヒンジ形の電磁石1においては、接極子12が鉄芯11に衝突することで衝突音が生じるという問題がある。この問題に対して、特許文献1には、鉄芯に対向する接極子の端部と鉄芯との間に板ばねを配設し、板ばねの弾性力により接極子と鉄芯との衝突における衝撃を緩和して衝突音を低減する技術が開示されている。
ところで、図6に示す電磁継電器では、接点は、固定接点21と、板ばねである可動ばね40および可動ばね40に固着された可動接点22とで形成されている。可動接点22は、可動ばね40の一端部に貫設された取付孔42aを貫通する形で可動ばね40に固着され、可動ばね40の厚み方向の両側に露出している。また、可動ばね40は、接極子12に取り付けられるとともに他端部が継鉄13に固着されている。
固定接点21は、可動ばね40の厚み方向において可動接点22に対向して配設されている。また、可動ばね40を挟んで固定接点21の反対側には、可動接点22に当接するダミー端子26が筐体3の壁に取り付けられている。
励磁コイル14が通電されると、接極子12の端部が鉄芯11に吸引され、接極子12とともに可動ばね40が変位して可動接点22が固定接点21に接触して接点が閉じる。励磁コイル14への通電が停止すると、可動ばね40の弾性力により可動接点22が固定接点21から離れるとともに可動接点22がダミー端子26に衝突する。すなわち、ダミー端子26は、可動接点22と固定接点21との離間寸法(接点ギャップ)を決める機能と、可動接点22を受け止めて静止させる機能とを有している。
特開2002−245917号公報
図6に示す電磁継電器では、可動接点22がダミー端子26に衝突するから、接極子12と鉄芯11との衝突による衝突音とは別に、衝突音が生じるという問題がある。また、ダミー端子26の分だけ部品点数が多くなるという問題もある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、衝突音を低減して静音化できるとともに部品点数を減らすことができる電磁継電器を提供することにある。
請求項1の発明は、励磁コイルが巻回された鉄芯と、前記鉄芯の一端部に接続する接続片と前記鉄芯に沿うとともに磁路を形成できる範囲内で前記鉄芯から離間する磁路片とを有する継鉄と、前記継鉄の前記磁路片の先端部が当接する部位と前記鉄芯に対向して前記鉄芯に吸引される部位とを有する接極子と、前記接極子が接触する部位と定位置に固定される固定端部とを有する基部を備え前記鉄芯に吸引された前記接極子から受ける力により変位するとともに前記固定端部を支点として変形して弾性力を生じる可動ばねと、前記可動ばねとともに接点を形成し変位した前記可動ばねに接触する固定接点と、前記鉄芯による吸引が停止すると弾性力により前記固定接点から離れる前記可動ばねを受け止める受け部材とを備え、前記可動ばねは、前記受け部材に衝突する部位である受けばねを備え、前記受けばねは、前記基部から前記受け部材側に延設される支持部と、前記支持部から前記基部に沿う向きに延設され端部において前記受け部材に衝突する衝突片とを備え、前記受け部材との衝突方向に弾性を有しており、前記衝突片の端部は、前記基部側に折り返され、折り返された部位において前記受け部材に衝突することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1に記載の発明において、前記受けばねは、前記基部における前記固定端部とは反対側の端部に形成されることを特徴とする。
請求項1の発明の構成によれば、受けばねは、受け部材との衝突方向に弾性を有するから、受け部材と可動ばねとの衝突の際の衝撃を緩和して衝突音を低減することができ、受け部材に取り付けたダミー端子で可動ばねを受け止める従来構成よりも、静音化することができるという利点がある。また、受けばねは、可動ばねの基部から延設されて形成されるから、上記従来構成よりも、ダミー端子の分だけ部品点数を少なくできるという利点がある。
また、前記受けばねは、前記基部から前記受け部材側に延設される支持部と、支持部から基部に沿う向きに延設され端部において受け部材に衝突する衝突片とを備えるから、支持部と衝突片とによる弾性で受け部材との衝突における衝撃を緩和することができ、また、衝突片の端部は、基部側に折り返され、折り返された部位において受け部材に衝突するから、折り返した部分によっても受け部材との衝突における衝撃を緩和することができるとともに、受けばねによって受け部材が削られることがないという利点がある。
請求項の発明の構成によれば、前記受けばねは、前記基部における変形の支点となる固定端部とは反対側の端部に形成されるから、受けばねを固定端部に近い部位に形成する場合よりも受けばねの変位量が大きくなり、受けばねを固定端部に近い部位に形成した場合よりも、受けばねの寸法誤差による可動ばねと固定接点との離間寸法(接点ギャップ)への影響を少なくすることができ、受けばねの形成が容易になるという利点がある。
(実施形態1)
本実施形態では、図1に示すように、電磁石1により接点の開閉を行う電磁継電器を例示する。電磁石1は、鉄芯11と、継鉄13と、接極子12とを備え、筐体3内に収容される。筐体3は、一端に開口を備えるカバー31と、カバー31の開口を閉塞するベース32とを備える。ベース32は、合成樹脂材料で形成される。
鉄芯11は、円柱状に形成され、周方向に沿って励磁コイル14が巻回される。励磁コイル14は、コイル端子25に接続されて通電される。
継鉄13は、鉄芯11の中心軸方向(図における上下方向)の一端部(図における上端部)に接続する接続片13aと、鉄芯11の中心軸方向に沿って鉄芯11から離間する磁路片13bとを備えるL字状に形成され、磁路片13bの先端(図における下端)が鉄芯11の他端部(図における下端部)から離間する。
接極子12は、板状に形成され、一端部(図における右端部)が継鉄13の磁路片13bの先端部に鉄芯11の中心軸方向において当接し、他端部(図における左端部)が鉄芯11の中心軸方向において鉄芯11の端部に対向する。すなわち、電磁石1は、ヒンジ形に形成されている。
接点は、固定接点21と、導電性の板ばねである可動ばね40および可動ばね40に固着された可動接点22とで形成される。可動ばね40は、基部42と受けばね41とを備える(受けばね41については後述する)。基部42は、鉄芯11の中心軸方向を厚み方向として接極子12に取り付けられる。
可動ばね40の基部42の一端部(図における左端部)には、可動接点22を取り付けるための取付孔42aが貫設され、他端部である固定端部42bは継鉄13に固着される。可動接点22は、取付孔42aを貫通する形で固着され、基部42の厚み方向の両側に露出する。
継鉄13には可動接点端子23が固着され、可動ばね40と可動接点端子23とは、継鉄13を介して電気的に接続する。
固定接点21は、固定接点端子24に接続されるとともに、可動接点22における鉄芯11側(図における上側)に配設されて、可動接点22に対向する。
可動ばね40の受けばね41は、可動ばね40の基部42における可動接点22が設けられた端部から延設されて形成される。具体的に説明すると、受けばね41は、図2に示すように、取付孔42aが設けられた端部における幅方向の端から可動接点22を挟んで固定接点21の反対側に向かって延設される支持部41aと、基部42の厚み方向(図における上下方向)において基部42に沿う衝突片41bとを備える。衝突片41bは、図1に示すように、筐体3を形成するベース32に端部が当接する。
したがって、受けばね41の衝突片41bと基部との間の高さ寸法により可動接点22と固定接点21との離間寸法(接点ギャップ)が決まる。
本実施形態では、上述のように、受けばね41は、基部42における固定端部42bの反対側の端部に設けられ、固定端部42bに近い場所に設けられた場合よりも変位量が大きい。したがって、接点ギャップは、固定端部42bに近い場所に設けられた場合よりも受けばね41の高さ寸法における寸法誤差の影響を受けにくく、受けばね42の形成が容易になる。
また、衝突片41bは、図2に示すように、基部42の厚み方向における基部42の外形線で囲まれる領域内に収まるように形成される。
次に、図1を参照して、動作について説明する。励磁コイル14が通電されると、接極子12の一端部は、鉄芯11に吸引される。接極子12が鉄芯11に吸引されると、接極子12とともに可動ばね40が変位して可動接点22が固定接点21に接触し、接点が閉じる。また、可動ばね40の基部42は、固定端部42bを支点に変形し、基部42に弾性力が生じる。
励磁コイル14への通電が停止すると、基部42に生じた弾性力により可動接点22は固定接点21から離れ、接点が開く。また、受けばね41が、受けばね41の受け部材であるベース32の壁面に衝突し、可動ばね40はベース32に受け止められる。
受けばね41とベース32との衝突における衝撃は、支持部41aと衝突片41bとの弾性により緩和される。したがって、ベース32上にダミー端子を配設して可動接点22をダミー端子で受け止める従来構成に比べ、衝突音が低減し、静音化することができる。
また、受けばね41は、可動ばね40から延設されるから、上記従来構成に比べダミー端子が不要な分だけ部品点数が少なくなる。
さらに、衝突片41bは、上述のように、基部42の厚み方向における基部42の外形線で囲まれる領域内に収まるように形成されるから、従来構成の可動ばね40に受けばね41を形成しても、受けばね41が他部材と干渉することがない。
なお、図3および図4に示すように、衝突片41bの一端(左端)を基部42に沿って延設し、延設した部位の先端を基部42側に折り曲げ、折り曲げた部位においてベース32の壁に衝突させると、折り曲げた部位における弾性によってもベース32との衝突における衝撃を緩和できることになり、折り曲げを有さない場合よりも、さらに静音化することができる。また、折り曲げた部位においてベース32に衝突させるから、衝突片41bによりベース32が削られて成形粉が発生するということがない。
また、図5(a),(b)に示すように、受けばね41は、基部42における固定端部の反対側の端部の先端(図5(a)における左端)から延設することもできる。
実施形態1の断面図である。 同上の可動ばねの斜視図である。 同上の別形態の可動ばねを表す図であって筐体を取り外した状態の斜視図である。 同上の別形態の可動ばねの斜視図である。 同上のさらに別形態の可動ばねの斜視図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
11 鉄芯
12 接極子
13 継鉄
21 固定接点
40 可動ばね
41 受けばね
41a 支持部
41b 衝突片
42 基部

Claims (2)

  1. 励磁コイルが巻回された鉄芯と、前記鉄芯の一端部に接続する接続片と前記鉄芯に沿うとともに磁路を形成できる範囲内で前記鉄芯から離間する磁路片とを有する継鉄と、前記継鉄の前記磁路片の先端部が当接する部位と前記鉄芯に対向して前記鉄芯に吸引される部位とを有する接極子と、前記接極子が接触する部位と定位置に固定される固定端部とを有する基部を備え前記鉄芯に吸引された前記接極子から受ける力により変位するとともに前記固定端部を支点として変形して弾性力を生じる可動ばねと、前記可動ばねとともに接点を形成し変位した前記可動ばねに接触する固定接点と、前記鉄芯による吸引が停止すると弾性力により前記固定接点から離れる前記可動ばねを受け止める受け部材とを備え、
    前記可動ばねは、前記受け部材に衝突する部位である受けばねを備え、
    前記受けばねは、前記基部から前記受け部材側に延設される支持部と、前記支持部から前記基部に沿う向きに延設され端部において前記受け部材に衝突する衝突片とを備え、前記受け部材との衝突方向に弾性を有しており、前記衝突片の端部は、前記基部側に折り返され、折り返された部位において前記受け部材に衝突することを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記受けばねは、前記基部における前記固定端部とは反対側の端部に形成されることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
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