JP4826576B2 - 電子機器、及び、配線シートの積層構造 - Google Patents

電子機器、及び、配線シートの積層構造 Download PDF

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Description

本発明は、複数のプッシュスイッチを備えた電子機器、及び、配線シートの積層構造に関する。
近年、デジタルカメラ、携帯電話機、電子辞書、PDA(Personal Digital Assistance)といった電子機器においては、FPC(Flexible Printed Circuit)と呼ばれる可撓性シート状の配線シートを採用することにより、薄型化が進んでいる。また、このFPCには非常に小型な能動素子や受動素子が設けられることもあり、プッシュスイッチが設けられたFPCは電子機器の入力デバイスに用いられる。
上記の如く、プッシュスイッチが設けられたFPCを用いた電子機器において、より薄型化を狙った技術として、特許文献1に記載する技術が知られている。
特開平10−145476号公報
ところで、複数のプッシュスイッチが設けられたFPCをその形状が異なる他のFPC上に重ねた場合、これらプッシュスイッチの下側にFPCが存在する箇所と存在しない箇所とで、下側の厚みが不均一となり、これらプッシュスイッチ間でクリック感やスイッチ検出に支障が生じる危惧があった。
そこで、本発明は、配線シートが積層されたその上に複数のプッシュスイッチを設けても、クリック感やスイッチ検出に支障が生じることのない構造を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の第1の側面によれば、
シャーシと、
前記シャーシに敷設された第1の配線シートと、
前記第1の配線シートの周囲において前記シャーシに敷設され、前記第1の配線シートとほぼ等しい厚さのシートと、
前記第1の配線シート上及び前記シート上にわたって敷設された第2の配線シートと、
前記第2の配線シートのうち前記第1の配線シート上に敷設された部分に設けられた第1のプッシュスイッチと、
前記第2の配線シートのうち前記シート上に敷設された部分に設けられた第2のプッシュスイッチと、
を備えることを特徴とする電子機器が提供される。
好ましくは、前記シートは、前記シャーシ上において、前記第2の配線シートと前記第1の配線シートとが重ならない領域に敷設される。
好ましくは、前記シートは、前記シャーシ及び前記第2の配線シートを粘着させるための両面粘着シートである。
好ましくは、前記シャーシは少なくとも前記第1の配線シートを備えるディスプレイパネルと前記第2の配線シートとを併設する面積を有する。
本発明の第2の側面によれば、
シャーシと、
前記シャーシに敷設された第1の配線シートと、
前記第1の配線シートの周囲において前記シャーシに敷設され、前記第1の配線シートとほぼ等しい厚さのシートと、
前記第1の配線シート上及び前記シート上にわたって敷設された第2の配線シートと、
前記第2の配線シートのうち前記第1の配線シート上に敷設された部分に設けられた第1のプッシュスイッチと、
前記第2の配線シートのうち前記シート上に敷設された部分に設けられた第2のプッシュスイッチと、
を備えることを特徴とする配線シートの積層構造が提供される。
本発明によれば、配線シートが積層されたその上に複数のプッシュスイッチを設けても、クリック感やスイッチ検出に支障が生じることのない構造を提供することができる。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は電子機器1の背面図であり、図2は電子機器1を分解して示した分解斜視図である。
電子機器1の筐体は前面ケース2と、背面ケース3とを有する。前面ケース2の背面側が凹んだ状態に設けられ、これにより前面ケース2が背面側で開口した箱状に設けられている。背面ケース3は前面ケース2の背面側にはり合わせられ、前面ケース2の背面側開口が背面ケース3によって塞がれ、背面ケース3と前面ケース2が例えばネジ、爪又は接着剤により接合され、これにより電子機器1の筐体が構成されている。
電子機器1の筐体には、支持部材であるシャーシ7が収容されている。シャーシ7に各種の電子部品、回路基板等が搭載された状態でこれらが筐体に収容されている。シャーシ7の背面側にはディスプレイパネル5が搭載され、ディスプレイパネル5の表示面がカバー6によって覆われている。背面ケース3には、表示画面用の開口4が形成され、ディスプレイパネル5の表示面が開口4に向いた状態でカバー6が開口4に嵌め込まれている。
シャーシ7の背面であって開口4から外れた部分、すなわち、ディスプレイパネル5が敷設されている箇所に併設して、第1の配線シートである配線シート8が敷設されている。配線シート8は、いわゆるFPC(Flexible Printed Circuit)であって、可撓性を有する。つまり、配線シート8は樹脂層を積層したものであり、それら層間に配線がパターニングされている。この配線シート8がディスプレイパネル5に接続され、ディスプレイパネル5に対する信号の送受のために配線シート8が用いられる。なお、配線シート8は粘着材によりシャーシ7に貼着された状態であってもよいし、配線シート8がシャーシ7に単に当接した状態であってもよい。
シャーシ7の背面であって開口4から外れた部分に、両面粘着シート10,11が敷設されている。両面粘着シート10,11がその粘着力によりシャーシ7に貼着されている。両面粘着シート10,11が配線シート8の周辺に配置され、配線シート8が両面粘着シート10,11に重なっていない。
図3は前面ケース2を取り外した状態の電子機器1を示した背面図であり、図4は図3に示されたIV−IVに沿った面の矢視断面図である。図4に示すように、シャーシ7の背面のうち、両面粘着シート10,11及び配線シート8が設けられている部分は平坦な面となっている。両面粘着シート10,11及び配線シート8の厚さがほぼ等しい。
配線シート8には、第2の配線シートであるスイッチ付配線シート12が重ねられている。図3に示すように、スイッチ付配線シート12の外形は配線シート8の外形と異なり、スイッチ付配線シート12の一部が配線シート8からはみ出ている。スイッチ付配線シート12のうち配線シート8からはみ出た部分が両面粘着シート10,11に重ねられている。こうして両面粘着シート10,11は、シャーシ7上において、スイッチ付配線シート12と配線シート8とが重ならない領域に敷設されている。また、シャーシ7の背面の一部にディスプレイパネル5が設けられ、シャーシ7の背面の別の部分に配線シート8及び両面粘着シート10,11が敷設され、スイッチ付配線シート12が配線シート8上と両面粘着シート10,11上にわたって敷設されているので、シャーシ7は少なくともディスプレイパネル5とスイッチ付配線シート12とを併設する面積を有する。
両面粘着シート10,11及び配線シート8の厚さが等しいので、両面粘着シート10,11及び配線シート8が段差を有さず、ほぼ面一となっている。両面粘着シート10,11は、その粘着力により、シャーシ7に貼着されている面とは異なる面でスイッチ付配線シート12に粘着されている。そのため、両面粘着シート10,11は、シャーシ7とスイッチ付配線シート12の間に強固に挟持されることとなり、シャーシ7と配線シート8との段差を確実に無くすことができる。
スイッチ付配線シート12は樹脂層を積層したものであり、それら層間に配線がパターニングされている。更に、スイッチ付配線シート12には薄型のプッシュスイッチ13〜22が設けられている。プッシュスイッチ13〜22は自動復帰型のプッシュスイッチであり、具体的には例えばドームスイッチである。ドームスイッチとはスイッチ付配線シート12にパターニングされた接点をドーム状の弾性膜で覆ったものであり、弾性膜が押されることで弾性膜と接点が接触し、その押しが解除されると、弾性膜がドーム状に復元してその弾性膜が接点から離れる。
プッシュスイッチ13〜22のうちプッシュスイッチ13,14が両面粘着シート10上にあり、プッシュスイッチ15,18〜22が配線シート8上にあり、プッシュスイッチ16,17が両面粘着シート11上にある。なお、プッシュスイッチ15,18〜22が第1のプッシュスイッチであり、プッシュスイッチ13,14,16,17が第2のプッシュスイッチである。
図2に示すように、スイッチ付配線シート12にはキーシート32が張られた状態で搭載されている。キーシート32にはキートップ33〜39が設けられている。キートップ33〜38はプッシュスイッチ13〜18にそれぞれ対応し、キートップ39がプッシュスイッチ19〜22の上に設けられている。
図1、図2に示すように、背面ケース3にはキー孔53〜58が形成され、キートップ33〜37がキー孔53〜57にそれぞれ挿入され、キートップ38,39がキー孔58に挿入されている。
この電子機器1においては、ユーザが指でキートップ33〜39を押すと、キートップ33〜39に対応したプッシュスイッチ13〜22が押される。ユーザがキートップ33〜39から指を離すと、プッシュスイッチ13〜22が復帰し、キートップ33〜39も元に戻る。
スイッチ付配線シート12が等しい厚さの配線シート8及び両面粘着シート10,11に重ねられているので、プッシュスイッチ13〜22を同程度の押し量でオン・オフすることができる。そのため、プッシュスイッチ13〜22の何れでもクリック感を均一にすることができる。
それゆえ、スイッチ付配線シート12を配線シート8に直接重ねることができるので、配線シート8とスイッチ付配線シート12の間に剛性の支持板金を介在させなくても済み、支持板金の分だけ電子機器1の薄型化を図ることができる。
なお、上記実施形態では、プッシュスイッチ13〜22がドームスイッチであるが、それに限るものではない。例えば、スイッチ付配線シート12が、相対向した二枚のフィルムと、二枚のフィルムの間に挟持されるとともにプッシュスイッチ13〜22に対応する部分に開口が形成されたスペーサと、各開口内において一方のフィルムに形成された可動接点と、各開口内において他方のフィルムに形成された固定接点とを有するものであってもよい。こうすれば、各開口部分がプッシュスイッチ13〜22になる(例えば、特開平10−145476号公報参照)。
また、上記実施形態では、電子機器1がデジタルカメラであったが、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話機、腕時計、PDA(Personal Digital Assistance)、電子手帳、携帯型無線機、その他の電子機器にも本発明を適用しても良い。
電子機器を示した背面図である。 電子機器を示した分解斜視図である。 背面ケースを外した状態の電子機器を示した背面図である。 図3のIV−IVに沿った面の矢視概略断面図である。
符号の説明
1 電子機器
7 シャーシ
8 配線シート
10 両面粘着シート
11 両面粘着シート
12 スイッチ付配線シート
13〜22 スイッチ

Claims (5)

  1. シャーシと、
    前記シャーシに敷設された第1の配線シートと、
    前記第1の配線シートの周囲において前記シャーシに敷設され、前記第1の配線シートとほぼ等しい厚さのシートと、
    前記第1の配線シート上及び前記シート上にわたって敷設された第2の配線シートと、
    前記第2の配線シートのうち前記第1の配線シート上に敷設された部分に設けられた第1のプッシュスイッチと、
    前記第2の配線シートのうち前記シート上に敷設された部分に設けられた第2のプッシュスイッチと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記シートは、前記シャーシ上において、前記第2の配線シートと前記第1の配線シートとが重ならない領域に敷設されることを特徴とする、請求項1記載の電子機器。
  3. 前記シートは、前記シャーシ及び前記第2の配線シートを粘着させるための両面粘着シートであることを特徴とする、請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 前記シャーシは少なくとも前記第1の配線シートを備えるディスプレイパネルと前記第2の配線シートとを併設する面積を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子機器。
  5. シャーシと、
    前記シャーシに敷設された第1の配線シートと、
    前記第1の配線シートの周囲において前記シャーシに敷設され、前記第1の配線シートとほぼ等しい厚さのシートと、
    前記第1の配線シート上及び前記シート上にわたって敷設された第2の配線シートと、
    前記第2の配線シートのうち前記第1の配線シート上に敷設された部分に設けられた第1のプッシュスイッチと、
    前記第2の配線シートのうち前記シート上に敷設された部分に設けられた第2のプッシュスイッチと、
    を備えることを特徴とする配線シートの積層構造。
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