JP2008181366A - タッチパネル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来のタッチパネル装置は、上側電極41における周縁部をクッション16を介してフロントケース11の内面に押し付けて保持するように構成しているので、防水性を充分に確保することが困難であった。
【解決手段】 タッチパネル4の下側電極42上の周縁部に額縁状の領域を残して上側電極41を対向支持する構成とし、上記額縁状の領域を上記表面ケース11の内面に接着させるように構成した。これにより、タッチパネル4と表面ケース11とは密閉構造で取り付けられることになり、防塵性、防水性が確実になる。
【選択図】 図2
【解決手段】 タッチパネル4の下側電極42上の周縁部に額縁状の領域を残して上側電極41を対向支持する構成とし、上記額縁状の領域を上記表面ケース11の内面に接着させるように構成した。これにより、タッチパネル4と表面ケース11とは密閉構造で取り付けられることになり、防塵性、防水性が確実になる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、携帯電話機等の携帯機器に入力装置として用いられるタッチパネル装置に関するものであり、特にタッチパネルの取り付け構造に関するものである。
タッチパネルは、従来から広く使用されてきたキー入力装置に替わる入力装置として注目されており、既に多くの適用例がある。一般に、透明性を有するタッチパネルは画像を表示するLCD等の表示装置上に密着して配置され、ユーザはタッチパネルを通して表示装置に表示された画像を見ながらタッチパネル上をタッチ操作するように構成されている。携帯機器に装着されるタッチパネルは、表面ケースに設けられた表示窓に内側から装着され、弾性部材を介してその周縁部が表面ケース内側に押し付けられて取り付けられる。
この種のタッチパネルの取り付け構造は、例えば、特許文献1等に記載されているが、その取り付け構造を携帯電話機に適用したものを図5〜図7に基づいて説明する。図5は折り畳み型携帯電話機の外観を示した斜視図であり、下側筐体1と上側筐体2はヒンジ部3で回動自在に連結されている。下側筐体1の表面ケースには略中央に表示窓が形成されており、その内側にタッチパネル4が装着されている。また、下側筐体1の反ヒンジ部3側端部には所定の機能がそれぞれ割り付けられた3つの機能キー5と送話音を集音するマイク6とが設けられている。
一方、上側筐体2の表面ケースには略中央に表示窓が形成されており、その内側に画像を表示するLCD7が装着されている。また、上側筐体2の反ヒンジ部3側端部には受信した音声信号を音声出力するスピーカ8と小型のカメラ9とが設けられている。
ユーザが携帯電話機を使用する場合、機能キー5を操作して所望のアプリケーションを起動するか、タッチパネル4をタッチ操作してアプリケーションを起動したり、各種の機能を実行させたりする。LCD7にはタッチパネル4及び機能キー5の操作に応じた画像が表示され、ユーザはLCD7の表示を確認しながら携帯電話機を操作する。
図6は、図5におけるA−A線における断面図であり、図7は図6におけるB部の拡大図である。即ち、図6は下側筐体1の断面図であり、該下側筐体1は表面ケースとしてのフロントケース11及びリアケース12からなる。リアケース12には充電可能な電池(図示せず)を収容する電池収容部10があり、電池カバー13がリアケース12に着脱可能に設けられている。下側筐体1内には上記タッチパネル4及び該タッチパネル4を下側から照光するLCD等からなる表示装置14を筐体内に保持するホルダー15が設けられている。また、図7に明確に示されているようにタッチパネル4とフロントケース11内面との間及びタッチパネル4と表示装置14との間には弾性部材からなるクッション16、17が介在されている。
ここで、タッチパネル4は図7に示されているように上側電極41及び下側電極42からなり、両者は僅かな隙間を形成して対向配置されるように接着剤43で接着されている。さらに、上側電極41は実際には透明ポリエステルフィルム等からなる支持フィルムの一方の面にITO等の透明な可動電極が蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング等により所定のパターンに形成されている。下側電極42も実際には透明ガラス板や透明プラスチック板等からなる支持板の一方の面にITO等の透明な固定電極が蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング等により所定のパターンに形成されている。そして、対向する可動電極と固定電極との僅かな隙間には絶縁性のスペーサが適宜の間隔で設けられている。
即ち、タッチパネル4は、ホルダー15により保持されるが、タッチパネル4の上側電極41における周縁部はクッション16を介してフロントケース11の内面に押し付けられて保持されている。これは、上側電極41の周縁部には所定パターンの可動電極に給電するために導電層が形成されており、この導電層にフロントケース11を介して外部応力が加わったり、タッチパネル4の操作等により局部的な応力が加わったりしないように衝撃を緩和するためである。
従来のタッチパネル装置は、上側電極41における周縁部をクッション16を介してフロントケース11の内面に押し付けて保持するように構成しているので、防水性を充分に確保することが困難であり、また、タッチパネル4の操作時にクッション16が変形することから防塵性が劣化してしまう問題点があった。
本発明は、上記のような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、防水性、防塵性を充分に確保できるようにした構成のタッチパネル装置を得ることを目的としている。
本発明に係るタッチパネル装置は、下側電極と、該下側電極上の周縁部に額縁状の領域を残し、僅かな隙間を形成して上記下側電極上に対向支持された上側電極とからなるタッチパネル、上記上側電極上に表示窓が形成された表面ケース、上記額縁状の領域を上記表面ケースの内面に接着させる接着層、ホルダーに収容され、上記タッチパネルを上記下側電極側から照光する表示装置、この表示装置の縁部上に配置され、上記タッチパネルの下側電極を支持する弾性部材から構成されたものである。
本発明によれば、下側電極上の周縁部に額縁状の領域を残して上側電極を対向支持するものとし、上記額縁状の領域を上記表面ケースの内面に接着させるように構成したので、防水性及び防塵性を充分に確保することができる効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて詳述する。図1は図6と同様に携帯電話機の下側筐体1を断面で示した断面図、図2は図1におけるB部の拡大図である。図1及び図2において、タッチパネル4は上側電極41と下側電極42とからなっており、上側電極41は下側電極42上の周縁部に額縁状の領域を残して接着剤で下側電極42に接着されることにより、対向配置されている。下側電極42の額縁状の領域には両面テープ18が接着されており、フロントケース11の内面に下側電極42を貼り付けている。即ち、従来のタッチパネル装置はタッチパネル4とフロントケース11の内面との間にクッション16を挿入して圧縮構造で防塵構造としていたが、この実施の形態では両面テープで貼り付けることにより、密閉構造で防塵及び防水する構造になっている。
図3にタッチパネル4を上側電極41側から見た平面図を示す。下側電極42の縁部に額縁状に形成された領域には両面テープ18が貼り付けられており、その内側領域に上側電極41が下側電極42と対向して設けている。また、図4にこの実施の形態における部品の展開図を示す。
次に、図4により各部品の配置関係を説明する。即ち、ホルダー15内には表示装置14が収容されて保持される。表示装置14の上面縁部には額縁状のクッション17が設けられ、そのクッション17上にタッチパネル4が配置される。タッチパネル4の下側電極42上にはその縁部領域に額縁状の両面テープ18が貼られ、フロントケース11の内面に貼り付けられる。
このように構成することにより、本発明の実施の形態によれば、両面テープ18でフロントケース11とタッチパネル4との間を密閉構造で接着しているので、防塵性及び防水性を充分に確保することができる。また、両面テープ18によりフロントケース11内面に貼り付けられる下側電極42の額縁状の領域には電極に給電するために導電層が形成されていないので、強固に接着したとしても不具合を生じない。
ここで、タッチパネル4を想像以上の力で操作した場合、両面テープ18が剥がれる方向に応力がかかることになる。この実施の形態では、ホルダー15のリブ15aが図2に示すように下側電極42の下面に近接するように延出しているので、想像以上の応力が加わったとしても、下側電極42がリブ15aに当接し、それ以上の変位を阻止することができるようになっている。
なお、上記の実施の形態では下側電極42を両面テープ18でフロントケース11内面に接着するものとしているが、その他の接着材料を用いても良く、要は、接着層により密閉構造で接着できるものであれば良い。また、上記実施の形態では、本発明を入力装置としてタッチパネルを用いた携帯電話機に適用した形態を説明したが、その他の携帯機器に対しても適用可能であることは言うまでもない。
本発明は、入力装置としてタッチパネルを用いた携帯電話機等の携帯機器に適用することができる。
4 タッチパネル 41 上側電極 42 下側電極 11 フロントケース 12 リアケース 14 表示装置 15 ホルダー 17 クッション 18 両面テープ
Claims (3)
- 下側電極と、該下側電極上の周縁部に額縁状の領域を残し、僅かな隙間を形成して上記下側電極上に対向支持された上側電極とからなるタッチパネル、
上記上側電極上に表示窓が形成された表面ケース、
上記額縁状の領域を上記表面ケースの内面に接着させる接着層、
ホルダに収容され、上記タッチパネルを上記下側電極側から照光する表示装置、
この表示装置の縁部上に配置され、上記タッチパネルの下側電極を支持する弾性部材を備えたことを特徴とするタッチパネル装置。 - 下側電極と、該下側電極上の周縁部に額縁状の領域を残し、僅かな隙間を形成して上記下側電極上に対向支持された上側電極とからなるタッチパネル、
上記上側電極上に表示窓が形成された表面ケース、
上記額縁状の領域を上記表面ケースの内面に接着させる接着層、
ホルダに収容され、上記タッチパネルを上記下側電極側から照光する表示装置、
この表示装置の縁部上に配置され、上記タッチパネルの下側電極を支持する弾性部材を備え、
上記ホルダは上記下側電極近傍まで延出したリブが形成されていることを特徴とするタッチパネル装置。 - 接着層は額縁上の領域を表面ケースの内面に接着させる両面テープであることを特徴とする請求項1又は2記載のタッチパネル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007014736A JP2008181366A (ja) | 2007-01-25 | 2007-01-25 | タッチパネル装置 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010097592A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Kotatsu Kokusai Denshi Kofun Yugenkoshi | タッチ式ハンドヘルド電子装置 |
JP2013524331A (ja) * | 2010-03-31 | 2013-06-17 | ヴァレオ システム テルミク | ヒューマンマシンインタフェース |
US8624126B2 (en) | 2009-11-17 | 2014-01-07 | Fujitsu Limited | Portable device |
JP2014532585A (ja) * | 2011-11-03 | 2014-12-08 | ヴァレオ システム テルミク | 自動車用制御表示モジュール |
JP2015125562A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 凸版印刷株式会社 | タッチ式情報入力画像表示装置及び情報機器 |
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2007
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