JP4826518B2 - 集水器の落し口回転カバー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、集水器の底部の落し口に丸形継手部材又は角形継手部材を選択自在に取付ける落し口回転カバーに関し、特に角形継手部材を容易に正確な取付位置に接続可能とする集水器の落し口回転カバー構造の技術に関する。
従来、集水器の落し口と継手の連結構造は連結が確実且つ容易にできる構成が求められていた。
このような集水器の落し口と継手の連結構造として特許文献1の構成が知られている。特許文献1によれば、図7(a)に示すように、集水器51は合成樹脂等で形成された角形で、下部に円筒状の排水筒52を下垂し、排水筒52の上方の外周に円環状の凹溝60が全周に亘って形成される。この凹溝60の下方には全周に亘って長径と短径を備えるカム部59が設けられる。
カム部59は溝66の内周側に設けられ長円状に形成され、溝66の外周側が規制部65である。接続環54は集水器51に連続し角形に形成され排水筒52の外周に配置される。また、接続環54の上部に一対の突片61が内方に向けて突設され、突片61を凹溝60に嵌合して突片61を凹溝60の底に摺接させて接続環54が回転自在に装着される。
接続環54の下部には内周に向けて突出する縁部62が設けられ、縁部62の内周に一対の弾性片55が対称になるように突設される。弾性片55に係止部57が内方に突出するように設けられ、弾性片55の上端を溝66に挿入してカム部59に当接される。そして、継手56の上端に突出して設けられる被係止部58が係止部57に係止される。
ここで、集水器51に継手56を挿入して接続する場合には、図7(b)に示すように、まず、接続環54を回転させてカム部59の長径側と弾性片55を当接させて弾性片55を外側に撓み変形させる。この状態で継手56の上部を接続環54と排水筒52の間に挿入して係止部57と被係止部58を対応させる。そして、接続環54を継手56と一緒に回転して弾性片55とカム部59の短径側を対応させることにより弾性片55を垂直に復帰させて係止部57と被係止部58を係止することができる。
特開平2−243861号公報
ところが、上記特許文献1の構成では、集水器51に継手56を接続する際に、接続環54を回転させて弾性片55を外側に撓み変形させた状態から弾性片55を垂直に復帰しても、集水器51と継手56の軸芯が一致しない場合には被係止部58に係止部57が乗り上げてしまって確実に係止されない場合があった。
そこで、本発明は、上記の事実に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、集水器の落し口と継手の連結が確実且つ容易にできる集水器の落し口回転カバー構造を提供する。
請求項1の発明は、集水器の底部に開口する落し口に丸形継手部材又は角形継手部材を選択自在に取付ける落し口回転カバーを備えた集水器の落し口回転カバー構造であって、前記落し口回転カバーは、内側円筒部とこの内側円筒部の外側に前記角形継手部材と相似断面形状をもつ外側角筒部とがそれぞれ上部を連結バーで連結されて成る二重筒構造で、前記外側角筒部の内周面にリング部材が立設され、このリング部材の内周端部は前記内側円筒部に沿って円環状の挿入隙間を形成するとともに前記リング部材の上面を抉って前記角形継手部材用の引掛凹部が形成され、前記角形継手部材の上端部に係止フックが突設され、前記角形継手部材の上端部を前記落し口回転カバーの下面に押付ける位置で前記係止フックが前記挿入隙間に挿入して前記引掛凹部と係合するに、前記外側角筒部の内周面に前記角形継手部材を挿入案内するガイド片が前記引掛凹部の突出長さと同じ高さに突設されることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の集水器の落し口回転カバー構造であって、前記外側角筒部は断面略矩形形状で前記ガイド片は前記外側角筒部の各側面に少なくとも一組設けられることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、このリング部材の内周端部は前記内側円筒部に沿って円環状の挿入隙間を形成するとともに前記リング部材の上面を抉って前記角形継手部材用の引掛凹部が形成され、前記角形継手部材の上端部に係止フックが突設される。そして、前記角形継手部材の上端部を前記落し口回転カバーの下面に押付ける位置で前記係止フックが前記挿入隙間に挿入して前記引掛凹部と係合する際に、前記外側角筒部の内周面に前記角形継手部材を挿入案内するガイド片が前記引掛凹部の突出長さと同じ高さに突設される。
このため、このガイド片によって前記角形継手部材と前記外側角筒部の互いの軸芯が一致するとともに互いが軸芯回りに位相ずれすることがないので、前記角形継手部材の上端部を前記引掛凹部と係合する位置まで容易にガイドできて、前記角形継手部材の上端部と前記引掛凹部を確実に係合することができる。また、前記角形継手部材の係止フックを前記引掛凹部の位置まで位置微調整を必要とせずに容易且つ確実にガイドできる。
請求項2記載の発明によれば、前記外側角筒部は断面略矩形形状で前記ガイド片は前記外側角筒部の各側面に少なくとも一組設けられるので、前記外側角筒部は前記ガイド片によって四側面が均等にガイドされるので、請求項1の効果と同様の効果が得られる。
<集水器の落し口回転カバー構造の構成>
以下に、本発明の実施形態を〜図6に基づいて説明する。図1、図2(a)、(b)に示すように、本発明の集水器の落し口回転カバー構造は、集水器1に角形継手部材3を確実且つ容易に取付けるための落し口回転カバー4の構造である。
集水器1は一側面1aを建物の壁1bに沿って取付けられ、エルボ管1c等で一側面1aから集水器1に集められた雨水は角形継手部材3を介して図示しない竪樋に排水される。集水器1の底部には落し口2が開口され、この落し口2に丸形継手部材又は角形継手部材を選択自在に取付けるための落し口回転カバー4を備える。
角形継手部材3の上端部3aの外周部に一対の係止フック13が突設され、係止フック13が図1の矢印Pのように落し口回転カバー4に挿入されて係止される。
ここで、集水器1と角形継手部材3と落し口回転カバー4の外形断面形状はそれぞれ相似形で、矩形断面の四隅が角取りされて成る八角形状である。
落し口回転カバー4は、内側円筒部6とこの内側円筒部6の外側に角形継手部材3と相似断面形状をもつ外側角筒部5とがそれぞれ上部を連結バー9で連結されて成る二重筒構造である。外側角筒部5は四側面22と四隅側面23から成り、連結バー9は下面9aが同一水平面となるように外側角筒部5の各隅側面23に配置される。
外側角筒部5の内周面にリング部材7が立設され、このリング部材7の内周縁7aと内側円筒部6との間に円環状の挿入隙間8が形成される。
外側角筒部5の対向する一対の隅側面23に面するリング部材7には、挿入隙間8と連続する凹状のリブ挿通孔10が形成される。この一対のリブ挿通孔10は連結バー9の下方位置に一致して配置される。
リング部材7の内周縁7aには、リング部材7の上面7bを抉って引掛凹部11が外側角筒部5の四側面22の内側中央寄りに形成され、このうちの一対の対向する引掛凹部11に角形継手部材3の一対の係止フック13が係止される。
そして、外側角筒部5の各側面22の内面に角形継手部材3を挿入案内するガイド片30が二組毎突設される。
図3(a)、(b)、(c)に示すように、集水器1に落し口回転カバー4を取付ける場合には、落し口2に内側円筒部6を嵌め込んで落し口回転カバー4を回転させることにより、内側円筒部6に設けられた内周面の嵌合凸部20が落し口2の外周面の嵌合凹部21に凹凸嵌合して取付けることができる。
そして、図4、図5、図6に示すように、角形継手部材3の上端部3aを落し口回転カバー4の内側円筒部6の下面に押付けることで、角形継手部材3の一対の係止フック13が挿入隙間8に挿入してリング部材7の引掛凹部11に係止することができる。
ここで、上記、外側角筒部5に角形継手部材3を挿入案内するガイド片30が外側角筒部5の各側面22に二組突設され、このガイド片30は下部に角形継手部材3を挿入容易とするため傾斜部30aを備え、外側角筒部5の内部方向へのガイド片30の突出高さSは引掛凹部11の突出長さS1と同じ高さに形成される。このため、角形継手部材3の係止フック13を引掛凹部11の位置まで位置微調整を必要とせずに容易且つ確実にガイドできる。
なお、図示しない丸形継手部材の落し口回転カバー4への係止の方法は、丸形継手部材をリング部材7の挿入隙間8に挿入して回転し、丸形継手部材に備える図示しない突起リブがリング部材7の上面7bに乗り上がることにより係止される。
集水器1と角形継手部材3の材質は、軽量化や耐腐食性を考慮して硬質塩化ビニール樹脂等の合成樹脂、或いは耐腐食性金属としてステンレス、銅等が用いられる。また、金属性芯材の周囲に樹脂を被覆した構成でもよい。
<集水器の落し口回転カバー構造の作用>
外側角筒部5の内周面に角形継手部材3を挿入案内するガイド片30が外側角筒部5の各側面に二組突設され、ガイド片30の挿入方向への高さの略半分以上に亘って角形継手部材3を挿入容易とするため直線の傾斜部30aを備え、外側角筒部5からのガイド片30の突出高さSは引掛凹部11の突出長さS1とは同じに形成される。
このため、角形継手部材3の係止フック13を引掛凹部11の位置まで容易且つ正確にガイドできるのでワンタッチで確実に係止することができる。さらに、係止された状態の角形継手部材3はガイド片30によって四側面が保持されているので、ガタツキなく連結することができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明したが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
たとえば、外側角筒部の内周面に角形継手部材を挿入案内するガイド片が外側角筒部の各側面に一組突設される構成でも同様の効果が得られる。
ガイド片30の下部の傾斜部30aは曲線で形成しても構わない。また、傾斜部30aはガイド片30の高さ全域に亘って形成してもよい。
本発明の実施形態における、雨水用の集水器1と角形継手部材3の組付け前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態における、(a)は図1のA−A斜視図、(b)は図1のB−B斜視図である。 本発明の実施形態における、(a)は集水器1の落し口2に落し口回転カバー4を取付ける前の状態を示す斜視図、(b)は落し口2に落し口回転カバー4の取付け直前の状態を示す断面図、(c)は落し口2に落し口回転カバー4を取付けた状態を示す断面図である。 本発明の実施形態における、落し口回転カバー4に角形継手部材3を装着した状態を示す一部断面斜視図である。 本発明の実施形態における、図4の“C”詳細図である。 本発明の実施形態における、外側角筒部5の各側面に突設されたガイド片30の配置図である。 従来の集水器51と継手56の接続構造を示す、(a)は接続完了の状態を示す断面図、(b)は接続するために集水器51に継手56を挿入した直後の状態を示す断面図である。
符号の説明
1 集水器
2 落し口
3 角形継手部材
3a 上端部
4 落し口回転カバー
5 外側角筒部
7 リング部材
7a 内周縁
7b 上面
11 引掛凹部
13 係止フック
22 四側面
30 ガイド片

Claims (2)

  1. 集水器の底部に開口する落し口に丸形継手部材又は角形継手部材を選択自在に取付ける落し口回転カバーを備えた集水器の落し口回転カバー構造であって、
    前記落し口回転カバーは、内側円筒部とこの内側円筒部の外側に前記角形継手部材と相似断面形状をもつ外側角筒部とがそれぞれ上部を連結バーで連結されて成る二重筒構造で、
    前記外側角筒部の内周面にリング部材が立設され、このリング部材の内周端部は前記内側円筒部に沿って円環状の挿入隙間を形成するとともに前記リング部材の上面を抉って前記角形継手部材用の引掛凹部が形成され、
    前記角形継手部材の上端部に係止フックが突設され、前記角形継手部材の上端部を前記落し口回転カバーの下面に押付ける位置で前記係止フックが前記挿入隙間に挿入して前記引掛凹部と係合するに、前記外側角筒部の内周面に前記角形継手部材を挿入案内するガイド片が前記引掛凹部の突出長さと同じ高さに突設されることを特徴とする集水器の落し口回転カバー構造。
  2. 請求項1に記載の集水器の落し口回転カバー構造であって、前記外側角筒部は断面略矩形形状で前記ガイド片は前記外側角筒部の各側面に少なくとも一組設けられることを特徴とする集水器の落し口回転カバー構造。
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