JP4890863B2 - 排水マス - Google Patents

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Description

本発明は排水マスに関する。より詳細には、屋内等で生じた排水支流を、屋外等に流れる排水本流に合流させるのに用いることができる排水マスに関する。
従来、屋内等で生じた排水支流を屋外等に配管された排水本流に合流させるのに排水マスが用いられる。該排水マスには、前記排水本流が流れる排水本管を接続するための一対の本管接続部と、前記排水支流が流れる排水枝管を接続するための枝管接続部とが備えられる。
従来、前記枝管接続部を備えた排水マスにおいて、枝管接続部が回動自在に構成され、これによって排水枝管との接続位置の自由度を大きくしたものが提供されている(特許文献1、2)。
また前記枝管接続部を備えた排水マスにおいて、枝管接続部を、排水本流方向に対して直角方向ではなく、斜め方向に突出して構成することで、接続用間隙の狭いところでも排水枝管の接続ができるようにした排水マスが提供されている(特許文献3)。
実開平3−93890号公報 実開平6−18791号公報 特開平6−129001号公報
ところが上記特許文献1、2の排水マスでは、何れも排水本流の流れ方向に対して直角方向に突出する枝管接続部の突出量(文献1の技管15や文献2のソケット部13の突出量)が大きく、このために排水支流を排水マスに接続するために必要な接続用間隙が大きくなり、狭い間隙スペースでのコンパクトな接続ができないという問題があった。
また上記特許文献1、2の排水マスでは、文献1のエルボ体16や文献2のベント管15の屈曲が大きく、且つ管径が一定であるため、排水支流から排水マスへの流入が非常に窮屈な状態で急激に行われることとなり、結果として排水マス内へのスムーズな流入が確保し難いという問題や排水枝管から排水マスに入った排水が排水本流上流側へ逆流しやすくなる問題があった。
一方、上記特許文献3の排水マスの場合は、排水支流の排水マスへの接続に必要な接続用間隙が少なくてすむ利点はあるものの、斜めに構成された枝管接続部の存在によって排水マスに左右の区別ができ、左右兼用排水マスとして使用することができない問題があった。このことは、左右の別を取り違えて排水マスを用意すると、配管接続施工ができず、また左右2種類の排水マスを製造、在庫しておかなければならないという問題を含んでいた。
そこで本発明は上記従来技術の問題を解決し、排水支流の排水マスへの接続に位置的自由度が大きく、且つ排水支流から排水マスへの流入をスムーズに行うことができ、また排水枝管を排水マスに接続するのに狭い間隙スペースでの接続が可能となる排水マスの提供を課題とする。
上記課題を達成するための本発明の排水マスは、インバート部を構成したマス本体の側部に、上流側及び下流側の排水本管を前記インバート部の両端に接続するための一対の本管接続部を突出して設け、また前記マス本体の側部に排水枝管を前記インバート部の途中に接続するための枝管接続部を設け、更に前記マス本体の上部には点検筒を受け入れるための点検筒受筒部を上向きに突出して設けてなる排水マスであって、前記枝管接続部は、前記マス本体の側部に構成した嵌合用環状雌部と、該嵌合用環状雌部に対して基端開口部外周に形成した嵌合用環状雄部で直接的に且つ回動自在に嵌合されるエルボ状管とからなり、且つ該エルボ状管は先端開口部から湾曲部を経てその曲率半径を増大させるように滑らかに拡管しながら前記基端開口部に至る構成とし、
前記枝管接続部の嵌合用環状雌部は、該嵌合用環状雌部の環状壁の上辺部分を、点検筒受筒部を利用して該点検筒受筒部の下側部を内側へ凹ませてなる内向き段部として構成すると共に、嵌合用環状雌部の残りの環状壁を、前記点検筒受筒部の径を超えない突出寸法でマス本体から突出させて構成したことを第1の特徴としている。
また本発明の排水マスは、上記第1の特徴に加えて、一対の本管接続部はその中心軸を共通にすると共に、点検筒受筒部の中心軸が鉛直状態にあるときに、前記本管接続部の中心軸と枝管接続部の嵌合用環状雌部の中心軸がそれぞれ水平状態となり、且つ本管接続部の中心軸と点検筒受筒の中心軸とを含む平面と、嵌合用環状雌部の中心軸と点検筒受筒部の中心軸とを含む平面とが直角状態となるように構成して、マス本体に一対の本管接続部と、点検筒受筒部と、枝管接続部とを設けたことを第2の特徴としている。
請求項1に記載の排水マスによれば、排水マスの枝管接続部は、マス本体の側部に構成した嵌合用環状雌部にエルボ状管を回動自在に嵌合しているので、エルボ状管の回動の各位置で排水枝管との接続が可能であり、排水枝管の排水マスへの接続の位置的自由度を大きくすることができる。
またマス本体の側部に構成した嵌合用環状雌部にエルボ状管を直接的に嵌合して構成しているので、余分な介在接続部材をなくすことができ、マス本体から突出する枝管接続部の突出量を少なくすることが可能となる。
特に請求項1に記載の排水マスによれば、枝管接続部を構成するエルボ状管は、その先端開口部から湾曲部を経てその曲率半径を増大するように滑らかに拡管して基端開口部に至るようになされているので、排水枝管からエルボ管に入った排水は、その流れをマス本体に向けて湾曲させられながらも、次第にその湾曲程度が減じされることとなり、急激な流れ方向の変更に伴う乱流の発生を予防することができる。しかもエルボ管は基端開口部に向けて次第に拡管されているので、排水の流れを、湾曲部で詰まらせるようなことなく管内面に沿ってスムーズに流してマス本体内のインバート部に流れ込ませることができる。
更に請求項1に記載の排水マスによれば、排水マスの枝管接続部を構成する嵌合用環状雌部は、その環状壁の上辺部分を、点検筒受筒部を利用した内向き段部で構成するようにしており、環状壁の残りも、前記点検筒受筒部よりも側方に出ないようにして構成しているので、エルボ状管も含めた枝管接続部の側方への突出寸法を少なく抑えることができる。よって排水枝管を排水マスに接続するのに必要な接続用間隙が、狭い間隙スペースで可能となる。
請求項2に記載の排水マスによれば、上記請求項1に記載の構成による効果に加えて、マス本体に設けられる一対の本管接続部の中心軸が共通とされると共に、該本管接続部の中心軸と点検筒受筒の中心軸とを含む平面と、嵌合用環状雌部の中心軸と点検筒受筒部の中心軸とを含む平面とが直角となるため、点検筒受筒部の中心軸を中心として、180度回転させることで、前記嵌合用環状雌部の位置を本管接続部の中心軸に対して左右対称の状態にすることができる。従ってこのような排水マスを用いれば、排水本管の左右の何れの側においても、兼用して排水枝管を接続することができる。
以下の図面を参照して、本発明の実施形態に係る排水マスについて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る排水マスの使用状態を示す斜視図、図2は本実施形態に係る排水マスの斜視図、図3は本実施形態に係る排水マスの正面図、図4は本実施形態に係る排水マスの左側面図、図5は本実施形態に係る排水マスの平面図、図6はエルボ状管を水平方向に回動させた状態での排水マスの平面図、図7は図3のA−A断面図、図8は図3のB−B断面図、図9は変形例を示す排水マスの正面図である。
図1を参照して、排水マス1に対して、上部に点検筒2が取り付けられている。また排水マス1に対して、上流側の排水本管3、下流側の排水本管4がそれぞれ接続されている。更に排水マス1に対して排水枝管5が接続されている。
前記排水本管3、4には排水本流が流れる。また前記排水枝管5には屋内等で生じた排水支流が流れ、該排水支流は屋外等に施設された排水マス1内で排水本流に合流される。
前記排水マス1は、図2〜図8を参照して、マス本体10と、該マス本体10の側部に設けられる一対の本管接続部20、20と、同じくマス本体10の側部に設けられる枝管接続部30と、マス本体10の上部に設けられる点検筒受筒部40とからなる。
今、排水マス1を地面に対して鉛直方向に点検筒受筒部40が立設するように配置した場合、前記本管接続部20、20は地面に水平に配置され、また前記枝管接続部30はその基端がマス本体10側部にあって地面に水平に開口する。
前記マス本体10にはその内部にインバート部11が設けられており、上流側の排水本管3から受け入れた排水を、インバート部11を介して下流側の排水本管4に接続して流下させる。
前記一対の本管接続部20、20は、それぞれ排水本管3、4と接続するために設けられたものである。一対の本管接続部20、20は、マス本体10の側部において、相互に180度反対位置にあってそれぞれ突出した状態に構成されている。即ち、一対の本管接続部20、20は同一中心軸X(図5参照)上にあって、相互に反対方向にマス本体10の側部から突出する形で設けられている。
一対の本管接続部20、20は前記マス本体10のインバート部11の両端にそれぞれ接続する。これによって排水の本流、即ち排水本流が、上流側の排水本管3から本管接続部20、マス本体10のインバート部11、他方の本管接続部20を経て下流側の排水本管4へと流れる。
前記枝管接続部30は、マス本体10の側部のうち、前記一対の本管接続部20、20の丁度中間位置に設けられる。そして枝管接続部30の基端側でマス本体10のインバート部11の途中に側方から接続し、また先端側で排水枝管5と接続する。これによって、排水の支流、即ち排水支流が、排水枝管5から枝管接続部30を経てマス本体10のインバート部11に合流し、更に下流側の本管接続部20を経て下流側の排水本管4へと流れる。
前記点検筒受筒部40は、前記マス本体10の上部に上向きに一体に突出して設けられている。この点検筒受筒部40はマス本体10のインバート部11に上方から接続して、点検筒2を取り付けたときに、点検筒3を介して上方からインバート部11が見えるようにしている。点検筒受筒部40はその中心軸Zが前記一対の本管接続部20、20の中心軸Xと同一面上にあり且つ直角に交わるようにされている。別の言い方をすれば、点検筒受筒部40はマス本体10の丁度中央の真上の位置に設けられる。勿論、この点検筒受筒部40はマス本体10の真上の位置からから少しずれた位置(本管接続部20の中心軸Xからずれた位置)にあっても可能である。
点検筒受筒部40の筒外径Dは、前記マス本体10の幅W(より詳しくはマス本体10の前記本管接続部20の中心軸Xに対する直角方向の寸法幅W)よりも大径にしている(図4参照)。これによって、マス本体10の側部のうち前記枝管接続部30が設けられる側部12a(図4参照)は、その上方にある点検筒受筒部40に対して(D−W)/2の寸法だけ内側へ奥まった状態となる。
枝管接続部30は、嵌合用環状雌部31と該嵌合用環状雌部31に直接的に且つ回動自在に嵌合されるエルボ状管32から構成される。
前記嵌合用環状雌部31は、その中心軸Y(図4、図5、図7参照)と前記点検用受筒部40の中心軸Zとを含む平面が、前記一対の本管接続部20、20の中心軸Xと点検筒受筒部40の中心軸Zとを含む平面に対して直角となるようにして構成している。これによって、鉛直状態に配した点検筒受筒部40の中心軸Zを中心にして180度回転させると、嵌合用環状雌部31の位置が、本管接続部20、20の中心軸Xを基準にして左右対称の位置にくる。従ってこの排水マス1の場合、本管接続部20、20に対して左右の何れの側にある排水枝管5とも接続することができる。
嵌合用環状雌部31は、該嵌合用環状雌部31を構成する環状壁の上辺部分31aを、前記点検筒受筒部40の下側部を利用して構成している。即ち、点検筒受筒部40の下側部を内側に凹ませてなる内向き段部41に構成し、これを嵌合用環状雌部31の一部にしている。
前記該嵌合用環状雌部31の前記上辺部分31aを除く環状壁の残りの部分は、マス本体10の側部12aから突出して構成している。この場合において、マス本体10の側部12aからの突出寸法は点検筒受筒部40の径を超えないように、即ち点検筒受筒部40よりも側方に出っ張らないようにしている。
またエルボ状管32は、先端開口部32aから湾曲部32bを経て、その曲率半径を増大させるように滑らかに拡管しながら基端開口部32cに至る構成としている。より具体的には、エルボ状管32の基端開口部32cの径を排水本管3、4と同じ径として、例えば直径100mmとし、先端開口部32aの径を直径75mmとすることができる。先端開口部32a側の半部は同径で、残りの半部(湾曲部32bの半ば以下)は基端開口部32cまで徐々に拡径する。
エルボ状管32の基端開口部32cの径の上限を排水本管3、4の径とした理由は、枝管接続部30の位置が高くならないようにするためである。枝管接続部30の位置があまり高くなると、低い位置での排水枝管5の接続ができず、排水枝管5のその先での配管に制約が生じる。
前記先端開口部32aは嵌合用環状雌部31の中心軸Yに対して直角方向に開口する。
また前記湾曲部32bは、湾曲の外側部、即ち内部を流れる排水がその勢いで当りやすい外側部の曲率半径を滑らかに増大することで、屈曲部における排水の流れの乱流化を防止すると共に、流路拡大による屈曲部での実質的な流路面積を確保して、スムーズな排水の流れを確保する機能を果たす。
前記エルボ状管32は、その基端開口部32aの外周に嵌合用環状雄部32dが構成され、該嵌合用環状雄部32dが前記嵌合用環状雌部31に直接的に且つ回動自在に嵌合されるようにしている。前記嵌合はOリング33等により水密に嵌合されると共に、簡単に脱落しないように抜け止め手段等が施されている。
エルボ状管32が、前記点検筒受筒部40の外径よりも内方へ奥まった位置に構成される嵌合用環状雌部31に対して、直接的に内嵌合されるように構成したことで、枝管接続部30の側方への突出寸法を最小限に抑えることが可能となり、排水枝管5との接続を狭い接続間隙において行うことが可能となる。
上記のように、点検筒受筒部40の下側部を利用して、嵌合用環状雌部31を構成することで、枝管接続部30の取り付けスペースを稼ぐことができ、本管接続部20の中心軸Xから側方にずらさなくても、枝管接続部30の取り付けスペースを確保することが可能となった。よって点検筒受筒部40の位置(点検筒2の位置)を、中心軸Xの真上に配置することができ、排水マス1の左右対称性を保つことが可能となり、排水枝管5の取り付けにおいて左右兼用の排水マス1の提供を確保した。
図2〜図7はエルボ状管32を上向き位置に回動配置した状態を示す。これに対して図8はエルボ状管32を横向き位置(水平位置)に回動配置した状態を示す。エルボ状管32は排水枝管5との接続に適した角度に回動調節することができる。
前記マス本体10のインバート部11のうち、枝管接続部30が接続されるインバート部分11a(図7参照)の底は、接続部からインバート部分11aの中心に向けて多少の勾配をつけ、枝管接続部30に設けられた勾配に滑らかに接続している。これによって排水枝管5から枝管接続部30を通ってマス本体10のインバート部分11aの中心に向けての排水のスムーズな流れを確保して、排水本流との合流を行わせている。
図9は排水マスの変形例を示す正面図である。この変形例では、本管接続部20のうち、上流側の排水本管3と接続する上流用本管接続部20aと下流側の排水本管4と接続する下流用本管接続部20bとで、段差をつけている。即ち、上流用本管接続部20aと下流用本管接続部20bとで、高さを変えるようにすることで、排水マス1を介して上流からの排水を下流側へスムーズに流れるようにすると共に、逆流防止を確実にしたものである。上流用本管接続部20aと下流用本管接続部20bとで段差をつける場合には、マス本体10のインバート部11において、その途中で段差ないし勾配をつける。
その他の構成は、上記図2〜図8で示した排水マスの構成と同じである。
上流用本管接続部20aと下流用本管接続部20bとで段差をつけた場合には、排水マス1の対称性が崩れ、排水枝管5を左右の位置で兼用して取り付けることはできない。
本発明の実施形態に係る排水マスの使用状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る排水マスの斜視図である。 本実施形態に係る排水マスの正面図である。 本実施形態に係る排水マスの左側面図である。 本実施形態に係る排水マスの平面図である。 エルボ状管を水平方向に回動させた状態での排水マスの平面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 変形例を示す排水マスの正面図である。
符号の説明
1 排水マス
2 点検筒
3 排水本管
4 排水本管
5 排水枝管
10 マス本体
11 インバート部
12a 枝管接続部が設けられる側部
20 本管接続部
20a 上流用本管接続部
20b 下流用本管接続部
30 枝管接続部
31 嵌合用環状雌部
31a 上辺部分
32 エルボ状管
32a 先端開口部
32b 湾曲部
32c 基端開口部
32d 嵌合用環状雄部
33 Oリング
40 点検筒受筒部
41 内向き段部
X 本管接続部の中心軸
Y 嵌合用環状雌部の中心軸
Z 点検筒受筒部の中心軸
D 点検筒受筒部の筒外径
W マス本体の幅

Claims (2)

  1. インバート部を構成したマス本体の側部に、上流側及び下流側の排水本管を前記インバート部の両端に接続するための一対の本管接続部を突出して設け、また前記マス本体の側部に排水枝管を前記インバート部の途中に接続するための枝管接続部を設け、更に前記マス本体の上部には点検筒を受け入れるための点検筒受筒部を上向きに突出して設けてなる排水マスであって、
    前記枝管接続部は、前記マス本体の側部に構成した嵌合用環状雌部と、該嵌合用環状雌部に対して基端開口部外周に形成した嵌合用環状雄部で直接的に且つ回動自在に嵌合されるエルボ状管とからなり、且つ該エルボ状管は先端開口部から湾曲部を経てその曲率半径を増大させるように滑らかに拡管しながら前記基端開口部に至る構成とし、
    前記枝管接続部の嵌合用環状雌部は、該嵌合用環状雌部の環状壁の上辺部分を、点検筒受筒部を利用して該点検筒受筒部の下側部を内側へ凹ませてなる内向き段部として構成すると共に、嵌合用環状雌部の残りの環状壁を、前記点検筒受筒部の径を超えない突出寸法でマス本体から突出させて構成したことを特徴とする排水マス。
  2. 一対の本管接続部はその中心軸を共通にすると共に、点検筒受筒部の中心軸が鉛直状態にあるときに、前記本管接続部の中心軸と枝管接続部の嵌合用環状雌部の中心軸がそれぞれ水平状態となり、且つ本管接続部の中心軸と点検筒受筒の中心軸とを含む平面と、嵌合用環状雌部の中心軸と点検筒受筒部の中心軸とを含む平面とが直角状態となるように構成して、マス本体に一対の本管接続部と、点検筒受筒部と、枝管接続部とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の排水マス。
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