JP4826143B2 - 衝突荷重の計測システム及び計測方法 - Google Patents

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本発明は、衝突荷重の計測システム及び計測方法に関し、更に詳しくは、車両の衝突実験において衝突荷重の大きさ及び荷重分布を測定する衝突荷重計測システム、及びその計測方法に関する。
従来から、車両の衝突安全性を向上させたり、車両開発に伴う設計強度を検証する目的で、車両を前面衝突させて、衝突による荷重の大きさや荷重分布を計測することが行われている(例えば、特許文献1参照)。この計測には、一般的に、正方形の受圧面を有する単位ロードセルを複数並設したマルチロードセルを用いる方法が広く採用されている。
特開2002−340728号公報
しかしながら、前記従来例では、前記マルチロードセルを構成する単位ロードセルの受圧面の大きさが、車体の構造部材に比較して大きいため、衝突による荷重分布をコンター部によって高精度に検証することが困難であった。その結果、複数の同一車種の車両で計測を行っても、衝突実験時の各種条件のバラツキに伴う衝突位置の僅かなずれによって、荷重分布位置が異なるおそれがあった。
また、この検出精度を向上させるためには、それぞれの単位ロードセルを小型化する方法も考えられるが、計測容量や配線の取り回し等の関係で、単位ロードセルの受圧面の大きさは、例えば60mm×60mmの寸法までしか小さくすることができないという現状があり、更なる検出精度の向上が望まれている。
そこで、本発明は、車両の衝突実験における衝突荷重の大きさ及び、その衝突荷重の分布形状を高い精度で検出することができる衝突荷重の計測システム及び計測方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明に係る衝突荷重の計測システムは、被験車両を衝突させて、衝突による荷重値及び荷重分布を計測する衝突荷重の計測システムにおいて、前記荷重値を検出する荷重検出手段と、荷重分布を検出する荷重分布検出手段とが荷重入力方向に対して直列に配置され、前記荷重検出手段及び荷重分布検出手段で検出されたそれぞれの荷重値に基づいて、荷重分布の検出値を較正するように構成すると共に、所定時刻における前記荷重分布の検出値の較正は、前記所定時刻に、前記荷重検出手段により検出された荷重値と、荷重分布検出手段により検出された荷重値との比率に基づいて行われることを特徴としている。

また、本発明に係る衝突荷重の計測方法は、被験車両を衝突させて、衝突による荷重値及び荷重分布を計測する衝突荷重の計測方法において、荷重検出手段によって第1荷重値を検出する工程と、荷重分布検出手段によって、第2荷重値及び荷重分布を検出する工程と、所定時刻における前記第1荷重値と第2荷重値との比率を算出する工程と、この比率に応じて、前記所定時刻における荷重分布の検出値を較正する工程とを含んでいる。
本発明に係る衝突荷重の計測システムによれば、荷重検出手段で衝突荷重値を計測し、荷重分布検出手段で荷重分布を計測し、かつ、前記荷重検出手段及び荷重分布検出手段で検出されたそれぞれの荷重値に基づいて、荷重分布の検出値を較正することにより、衝突荷重の大きさの検出精度を向上させつつ、荷重分布位置の検出精度も向上させることができる。
また、本発明に係る衝突荷重の計測方法によれば、簡単な較正方法によって、衝突荷重の大きさ及び荷重分布位置の検出精度の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1は、本発明の実施形態による衝突荷重の計測システムを用いた衝突実験を示す側面図である。
図1の左側には、本発明の実施形態による衝突荷重の計測システム1が配置されており、この計測システム1は床面3に固定された支持台5に取り付けられている。この計測システム1に対し、同図の右側に示した被験車両6を前面衝突させることによって、衝突による荷重値と荷重分布を計測する。
前記計測システム1は、図2に示すように、衝突による荷重値を検出する荷重検出手段であるロードセル7と、該ロードセル7の表面側に設けられ、荷重分布のコンター図を検出する荷重分布検出手段であるシート状圧力検出装置9とを備えている。そして、後述するように、前記ロードセル7及びシート状圧力検出装置9で検出されたそれぞれの荷重値に基づいて、シート状圧力検出装置9の荷重分布のコンター図を較正する。
前記ロードセル7は、複数の単位ロードセル11を上下及び左右に並設して較正されたマルチロードセルであり、車両の衝突荷重の大きさを高い精度で検出することができる。
図3は図2の計測システムを構成するシート状圧力検出装置を示す一部断面斜視図、図4は図3のA−A線による断面図、図5は図4のB部を拡大した断面図である。
図3,4に示すように、このシート状圧力検出装置9は、互いに板厚方向に離間して配置される一対のシート材13,15と、これらシート材13,15のうちの後側に配置されたシート材13の裏面(前面)に配置された複数の行電極17と、前側に配置されたシート材15の裏面(後面)に、前記行電極17に直交した状態で配置された複数の列電極19とを備えている。
前記シート材13,15は、前側及び後側ともに、薄いポリエチレンテレフタレート(PET)からなるシートである。ただし、ポリエチレンテレフタレート以外の樹脂も好適に用いることができる。
また、後側のシート材13の裏面(前面)に設けられた行電極17は、それぞれ上下方向に沿って延びる細長い電極であり、内部に銀21が配置され、この銀21の周囲には感圧導電性インク23が薄膜形成されている。そして、それぞれの行電極17は、互いに左右方向に一定間隔をおいて配置されている。
また、前側のシート材15の裏面(後面)に設けられた列電極19は、左右方向に沿って延びる細長い電極であり、前記行電極17と同様に、内部に銀21が配置され、この銀21の周囲には感圧導電性インク23が薄膜形成されている。そして、それぞれの列電極19は、互いに上下方向に前記行電極17と同じ間隔をおいて配置されている。
従って、これらの行電極17及び列電極19を前側から見ると、両電極が互いに直交して配置されて格子状の配列になっている。
また、行電極17及び列電極19同士が交差する交差部は、検出点25となっており、通常状態の無負荷時には行電極17及び列電極19同士が離れているため、両電極間には、電流が流れていない。なお、シート状圧力検出装置9の内部には、非導電性流体27が封入されている。
ここで、図5に示すように、前記前側のシート材15に荷重が加わると、これら行電極17及び列電極19同士が交差部25において当接することにより導通される。そして、これらの行電極17及び列電極19には、図外の導通線が接続されており、データ処理装置(図示せず)に繋がっているため、荷重を加えると、その荷重の大きさに応じた電流が前記導通線を介してデータ処理装置に流れるように構成されている。また、荷重を除去すると、非導電性流体27の封入圧力によって前記両電極17,19は互いに離れるため、導通されなくなる。
なお、本発明の実施形態による衝突荷重の計測方法は、荷重検出手段であるロードセル7によって第1荷重値を検出する工程と、荷重分布検出手段であるシート状圧力検出装置9によって、第2荷重値及び荷重分布を検出する工程と、前記第1荷重値の最大値に対する第2荷重値の最大値の比率を算出する工程と、この比率に応じて、シート状圧力検出装置9の荷重分布のコンター図を較正する工程とを含んでいる。
以下、この衝突荷重の計測方法を検証実験を通して説明する。
まず、この検証実験には、図6に示す計測システム1及び台車を用いている。
計測システム1は、床面3に設置された支持台5と、該支持台に設けられたロードセル7と、該ロードセル7の端部に固定されたシート状圧力検出装置9とから構成されている。一方、実際の衝突実験に用いる被験車両6の代わりに台車29を用い、該台車29の前端には、計測システム1側に突出する負荷子31が設けられている。この負荷子31の先端面31aは、矩形状に形成されている。そして、台車29の図6の矢印方向(左方向)に走行させ、負荷子31の先端面31aをシート状圧力検出装置9に突き当てることにより、この負荷子31の先端面31aが当たった部分の衝突荷重の大きさ、及びその衝突荷重分布を示すコンター図を作成した実験内容である。
図7は、検証実験において、ロードセル7で検出された荷重値を経過時間ごとに示したグラフである。縦軸は衝突荷重の大きさを示し、横軸は経過時間を示している。
ロードセル7で検出された荷重値39は、時刻がT(l)のときに第1荷重値である最大値F(l)を示した。一方、シート状圧力検出装置9で検出された荷重値41は、時刻がT(s)のときに第2荷重値である最大値F(s)を示した。ここで、T(l)はT(s)と同一時刻である。
図8は、検証実験において、シート状圧力検出装置で検出された荷重分布のコンター図である。
図8において、矩形状の太い破線33は、単位ロードセル11の輪郭を示しており、この単位ロードセル11のほぼ中央部分に、負荷子31の先端面31aを当接させた。この負荷子31の先端面31aの輪郭35を太い実線で示し、シート状圧力検出装置9で検出された荷重分布のコンター図37を細い実線で示した。このコンター図の最も外側の線と負荷子31の先端面31aの輪郭とは、ほぼ一致しており、シート状圧力検出装置9で検出された荷重分布のコンター図の精度が非常に高いことが判る。
次に、図9を用いて、荷重分布のコンター図を較正する較正方法を説明する。
図9(a)に示すように、ロードセル7において、最大荷重発生時T(l)で第1荷重値である荷重F(l)を検出し、シート状圧力検出装置9においては、最大荷重発生時T(s)で第2荷重値である荷重F(s)を検出した。ここで、最大荷重発生時T(l)は最大荷重発生時T(s)と同一時刻である。
よって、同一時刻であるT(l)=T(s)における前記第1荷重値と第2荷重値との比率Rを算出すると、R=F(l)/F(s)となる。
そして、図9(b)に示すように、シート状圧力検出装置9で荷重分布を検出して、時刻T(l)=T(s)におけるコンター図が描かれる。
このコンター図は、衝突荷重の分布範囲は高い精度であるが、衝突荷重値はロードセル7に比較して精度が劣っており、差違dが発生している。よって、このコンター図に示す荷重値の全体に、前記比率Rを掛けて較正する。
具体的には、例えば、コンター図のうち最も高い荷重値(P5〜P6)に比率Rを掛けて、較正後の荷重値(P5’〜P6’)=(P5〜P6)×Rとする。また、同様に、二番目に高い荷重値(P4〜P5)に比率Rを掛けて、較正後の荷重値(P4’〜P5’)=(P4〜P5)×Rとする。このように、コンター図における全ての荷重値に較正を施すことにより、荷重分布範囲及び荷重値の双方が非常に高い精度を有するコンター図が得られる。なお、本検証実験では、最大荷重値F(l),F(s)を示す時刻T(l),T(s)においてのデータを用いたが、これに限定されず、それぞれの検証実験における最も精度の高い荷重値を示す所定時刻におけるデータを用いることが好ましい。
なお、これまでは、台車29による検証実験による荷重分布の較正方法を説明したが、以下に説明する解析シミュレーションによっても、この荷重分布の較正方法が高精度であることが判る。
図10は解析シミュレーションによって得られた本発明例についての荷重分布のコンター図、図11は解析シミュレーションによって得られた比較例、即ち、従来のマルチロードセルで得られた荷重分布のコンター図である。
これらの図から明らかなように、図11に示す従来のロードセルで得られたコンター図に比較して、図10に示すロードセル7とシート状圧力検出装置9とを組み合わせた本発明例に係る計測システム1で得られたコンター図の方が、より精度の高い荷重分布を示している。
次に、図12及び図13を用いて、2つの変形例に係る衝突荷重の計測システムを説明する。
図12に示す計測システム43は、前記実施形態による計測システム1に対し、シート状圧力検出装置9の表面に板状の保護部材45を取り付けたものである。これによって、計測システム43に衝突させる被験対象物の形状や衝突荷重の大きさによっては、シート状圧力検出装置9が損傷するおそれがある場合でも、シート状圧力検出装置9を損傷から確実に保護することができる。
また、図13に示す計測システム47は、シート状圧力検出装置9の表面にハニカム状の保護部材49を配設したものである。このハニカム状の保護部材49は、板状の保護部材45よりも更に確実にシート状圧力検出装置9を損傷から保護する。
なお、前記実施形態においては、シート状圧力検出装置9は、行電極17と列電極19とを互いに接触させるタイプのものを用いたが、このほかに、例えば感圧紙を用いたものでも良い。
以下に、本発明の実施形態による作用効果を説明する。
(1)車両を衝突させた際における荷重値を検出するロードセル7(荷重検出手段)と、荷重分布を検出するシート状圧力検出装置9(荷重分布検出手段)とが荷重入力方向に対して直列に配置され、前記荷重検出手段及び荷重分布検出手段で検出されたそれぞれの荷重値に基づいて、荷重分布の検出値を較正するように構成している。
このように、ロードセル7で衝突荷重値を計測し、シート状圧力検出装置9で荷重分布を計測し、かつ、前記ロードセル7及びシート状圧力検出装置9で検出されたそれぞれの荷重値に基づいて、荷重分布の検出値を較正するすることにより、衝突荷重の大きさの検出精度を向上させつつ、荷重分布位置の検出精度も向上させることができる。
(2)所定時刻における前記荷重分布の検出値の較正は、前記所定時刻に、前記ロードセル7により検出された荷重値と、シート状圧力検出装置9により検出された荷重値との比率に基づいて行われるため、簡単な較正方法によって、衝突荷重の大きさ及び荷重分布位置の検出精度の向上を図ることができる。
(3)前記荷重検出手段はロードセル7であり、前記分布検出手段は複数の検出点を有するシート状圧力検出装置9であるため、比較的簡単な構造の装置を用いて、精度の高い衝突荷重の大きさ及び荷重分布位置の検出精度を高めることができる。
また、必要とする検出精度に併せて、検出点の数を適宜調製することができる。この検出点については、一般的に、受圧面の大きさを12mm×12mm程度にまで小さくすれば、十分な位置分解能を得ることができるが、本実施形態によれば、10mm×10mm程度にすることが可能になる。
(4)前記シート状圧力検出装置9は、互いに板厚方向に離間して配置される一対のシート材13,15と、これらシート材13,15のうちの一方のシート材13の裏面に配置された複数の行電極17と、他方のシート材15の裏面に、前記行電極17に直交した状態で配置された複数の列電極19とを備え、これら行電極17及び列電極19の交差部25を検出点とし、前記シート材13,15に荷重が加わると、これら行電極17及び列電極19同士が交差部25において当接して導通するように構成している。
このため、行電極17と列電極19との交差部25を簡単に増やすことができ、所望の検出精度を得ることができる。
(5)被験車両を衝突させて、衝突による荷重値及び荷重分布を計測する衝突荷重の計測方法において、ロードセル7(荷重検出手段)によって第1荷重値を検出する工程と、シート状圧力検出装置9(荷重分布検出手段)によって、第2荷重値及び荷重分布を検出する工程と、所定時刻における前記第1荷重値と第2荷重値との比率を算出する工程と、この比率に応じて、前記所定時刻における荷重分布の検出値を較正する工程とを含んでなる。
このように、簡単な較正方法によって、衝突荷重の大きさ及び荷重分布位置の検出精度の向上を図ることができる。
本発明の実施形態による衝突荷重の計測システムを用いた衝突実験を示す側面図である。 本発明の実施形態による衝突荷重の計測システムを側方から見た概略図である。 図2の計測システムを構成するシート状圧力検出装置を示す一部断面斜視図である。 図3のA−A線による断面図である。 図4のB部を拡大した断面図である。 本発明の実施形態についての検証実験の概要を示す側面図である。 検証実験において、ロードセルで検出された荷重を経過時間ごとに示したグラフである。 検証実験において、シート状圧力検出装置で検出された荷重分布のコンター図である。 検証実験において荷重分布のコンター図を較正する較正方法を示しており、(a)はロードセルとシート状圧力検出装置とで検出された荷重を経過時間ごとに示したグラフであり、(b)は最大荷重発生時においてシート状圧力検出装置で検出された荷重分布のコンター図の拡大図である。 解析シミュレーションによって得られた、本発明例についての荷重分布のコンター図である。 解析シミュレーションによって得られた、比較例についての荷重分布のコンター図である。 変形例に係る衝突荷重の計測システムを側方から見た概略図である。 別の変形例に係る衝突荷重の計測システムを側方から見た概略図である。
符号の説明
R…比率
1…計測システム
6…被験車両
7…ロードセル(荷重検出手段)
9…シート状圧力検出装置(荷重分布検出手段)
13,15…シート材
17…行電極
19…列電極
25…交差部(検出点)

Claims (4)

  1. 被験車両を衝突させて、衝突による荷重値及び荷重分布を計測する衝突荷重の計測システムにおいて、
    前記荷重値を検出する荷重検出手段と、荷重分布を検出する荷重分布検出手段とが荷重入力方向に対して直列に配置され、前記荷重検出手段及び荷重分布検出手段で検出されたそれぞれの荷重値に基づいて、荷重分布の検出値を較正するように構成すると共に、
    所定時刻における前記荷重分布の検出値の較正は、前記所定時刻に、前記荷重検出手段により検出された荷重値と、荷重分布検出手段により検出された荷重値との比率に基づいて行われることを特徴とする衝突荷重の計測システム。
  2. 前記荷重検出手段はロードセルであり、前記荷重分布検出手段は複数の検出点を有するシート状圧力検出装置であることを特徴とする請求項1に記載の衝突荷重の計測システム。
  3. 前記シート状圧力検出装置は、互いに板厚方向に離間して配置される一対のシート材と、これらシート材のうちの一方のシート材の裏面に配置された複数の行電極と、他方のシート材の裏面に、前記行電極に直交した状態で配置された複数の列電極とを備え、これら行電極及び列電極の交差部を検出点とし、前記シート材に荷重が加わると、これら行電極及び列電極同士が交差部において当接して導通するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の衝突荷重の計測システム。
  4. 被験車両を衝突させて、衝突による荷重値及び荷重分布を計測する衝突荷重の計測方法において、
    荷重検出手段によって第1荷重値を検出する工程と、荷重分布検出手段によって、第2荷重値及び荷重分布を検出する工程と、所定時刻における前記第1荷重値と第2荷重値との比率を算出する工程と、この比率に応じて、前記所定時刻における荷重分布の検出値を較正する工程とを含んでなる衝突荷重の計測方法。
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