JP4825589B2 - バイオマス発電施設にて発生する熱利用方法 - Google Patents

バイオマス発電施設にて発生する熱利用方法 Download PDF

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Description

本発明は、バイオマス発電施設にて発生する高温の燃焼ガスの保有熱量を利用し、併設するアスファルトプラントのバーナの燃焼用空気を加熱するようにしたバイオマス発電施設にて発生する熱利用方法に関する。
最近、廃木材や間伐材などの木質系のバイオマスを適当なサイズに破砕・粉砕した後、これを例えば、間接加熱式のガス化炉にて無酸素或いは低酸素状態で熱分解することで水素やメタンなどを含んだ可燃性ガスと炭化物を生成し、生成した可燃性ガスを燃焼させ、その際に生じる高温の燃焼ガスを発電用ボイラに供給することで蒸気タービンを駆動させて発電を行うようにしたバイオマス発電施設が実用化されつつある。なお、生成された炭化物は、例えば、ガス化炉用の燃料としたり活性炭などとして有効利用されている(特許文献1)。
ところで、アスファルトプラント工場においては、道路舗装材を製造する各種設備が設置されており、使用されるエネルギーは主として骨材加熱に使用されるA重油または都市ガスなどの化石燃料と、プラント稼働に使用される電力である。このアスファルトプラント工場においても地球温暖化防止のためのCO(二酸化炭素)の排出量抑制が命題となっており、CO排出量を削減する義務がある。アスファルトプラントのCO排出量はアスファルト混合物生産量の原単位から概算すると、燃料で約25kg−CO/トン、電力で約5kg−CO/トンであり、燃料によるCO排出量が大部分を占めている。
現在、アスファルトプラントに使用されている燃料の発熱量から見た有効熱の効率は80%程度であり、ドライヤの排ガス温度が100〜120℃となっていてこれ以上に排ガス温度を下げることは結露の問題があり、加熱効率を高めることが限界に達していて抜本的なCO削減の方法は極めて困難な状況にある。
特開2004−339360号公報
そこで、本発明者らはバイオマス発電施設に着目し、バイオマス発電施設にて発電を行う際に発生する高温の燃焼ガスが有する高い保有熱量を利用し、アスファルトプラントのドライヤのバーナへ供給する燃焼用空気を予め加熱するようにすれば、バーナ燃焼時の燃料使用量を減らしてもバーナからの熱風温度を十分に維持することができ、COの削減が図れるのではないかと考えた。
本発明は上記の点に鑑み、バイオマス発電施設から発生する高温の燃焼ガスを利用してアスファルトプラントのバーナの燃焼用空気を加熱し、バーナの燃料使用量を減らしてCOの削減を図るようにしたバイオマス発電施設にて発生する熱利用方法を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1記載のバイオマス発電施設にて発生する熱利用方法は、バイオマスを熱分解して可燃性ガスと炭化物を生成するガス化炉と、該ガス化炉で生成した炭化物を貯留する炭化物貯留ホッパと、前記ガス化炉にて生成した可燃性ガスを燃焼させて高温の燃焼ガスを発生させるガス燃焼室と、前記炭化物貯留ホッパ内に貯留する炭化物を燃焼させて高温の燃焼ガスを発生させる炭化物燃焼室と、前記ガス燃焼室と炭化物燃焼室にて発生させた燃焼ガスを供給して高温の蒸気を発生させる発電用ボイラと、発生させた蒸気にて駆動させて発電を行う蒸気タービンと、前記ガス燃焼室と炭化物燃焼室からの燃焼ガスの一部を常温の清浄空気と熱交換させる熱交換器とを備えたバイオマス発電施設と、アスファルト混合物を製造するアスファルトプラントとを併設し、前記熱交換器にて高温となった清浄空気をアスファルトプラントに設置されるドライヤのバーナに燃焼用空気として供給する燃焼用空気供給ダクトを配設し、該燃焼用空気供給ダクトの途中には、開閉自在の遮断ダンパーを有した緊急放出口を配設し、バーナの燃焼を停止したときには前記遮断ダンパーを開放制御して供給される燃焼用空気を外部に放出するようにしたことを特徴としている。
また、請求項2記載のバイオマス発電施設にて発生する熱利用方法は、前記燃焼用空気供給ダクトの途中には、外気をダクト内に導入させるための常時開放状態とした外気導入口を配設し、バイオマス発電施設から供給されるバーナ燃焼用空気の不足分を前記外気導入口から導入するようにしたことを特徴としている。
また、請求項3記載のバイオマス発電施設にて発生する熱利用方法は、前記燃焼用空気供給ダクトを介してバーナに供給する高温の燃焼用空気量は、バーナ空気比を1.3〜1.8となるように制御するようにしたことを特徴としている。
以上のように本発明に係る請求項1記載のバイオマス発電施設にて発生する熱利用方法によれば、バイオマス発電施設の熱交換器にて高温となった清浄空気をアスファルトプラントに設置されるドライヤのバーナに燃焼用空気として供給する燃焼用空気供給ダクトの途中には、開閉自在の遮断ダンパーを有した緊急放出口を配設し、バーナの燃焼を停止したときには前記遮断ダンパーを開放制御して供給される燃焼用空気を外部に放出するようにしたので、バーナ燃焼停止時の行き場を失った燃焼用空気を外部に放出しながらバイオマス発電施設の熱交換器を冷却させることで熱交換器に熱損傷を与えることもなく、これによってバイオマス発電施設にて発生させる高温清浄ガスをアスファルトプラントのバーナの燃焼用空気として利用することができ、バーナの燃料使用量を減らせてCO2の削減を図ることができる。
また、請求項2記載のバイオマス発電施設にて発生する熱利用方法によれば、前記燃焼用空気供給ダクトの途中には、外気をダクト内に導入させるための常時開放状態とした外気導入口を配設し、バイオマス発電施設から供給されるバーナ燃焼用空気の不足分を前記外気導入口から導入するようにしたので、バイオマス発電施設側の運転停止時、或いは運転開始直後などで、十分な量の燃焼用空気を送ることができないような場合でも外気導入口より外気を適宜導入させ、アスファルトプラントのバーナへ供給する燃焼用空気量を安定して確保できる。
また、請求項3記載のバイオマス発電施設にて発生する熱利用方法によれば、、前記燃焼用空気供給ダクトを介してバーナに供給する高温の燃焼用空気量は、バーナ空気比を1.3〜1.8となるように制御するようにしたので、通常時のバーナ空気比1.3程度よりも高くて供給する燃焼用空気の保有熱量が増大し、バーナの燃料使用量をより一層減少させてCOの削減を図ることができる。
本発明のバイオマス発電施設にて発生する熱利用方法にあっては、バイオマス発電施設とアスファルトプラントとを並べて設置する。前記バイオマス発電施設は、例えば、廃木材や間伐材などの木質系のバイオマスを予め取り扱いやすい大きさに破砕処理する破砕機と、該破砕機にて破砕処理したバイオマスを無酸素または低酸素状態で熱分解処理して水素やメタンなどを豊富に含む可燃性ガスと炭化物とを生成するガス化炉と、該ガス化炉にて生成した可燃性ガスを燃焼させて高温(約1100℃)の燃焼ガスを発生させるガス燃焼室と、ガス化炉にて生成した炭化物を粉砕処理する粉砕機と、該粉砕機にて粉砕処理した炭化物を一時的に貯留する炭化物貯留ホッパと、該炭化物貯留ホッパから供給される粉粒状の炭化物を燃焼させて可燃性ガスを燃焼させた場合と同程度の高温の燃焼ガスを発生させる炭化物燃焼室と、前記ガス燃焼室及び炭化物燃焼室から排出される高温の燃焼ガスが有する保有熱を利用して高温の蒸気を発生させる発電用ボイラと、該発電用ボイラにて発生させた蒸気にて駆動させて発電を行う蒸気タービンとを主体に構成している。
また、前記ガス燃焼室と炭化物燃焼室にて発生する燃焼ガスを合流させてから発電用ボイラに供給する燃焼ガス供給ダクトには燃焼ガス分岐ダクトを分岐して配設すると共に、該燃焼ガス分岐ダクトには燃焼ガス分岐ダクト内を流下する高温の燃焼ガスと常温の清浄空気(外気)とを熱交換させ、清浄空気を所定温度、例えば500〜600℃程度まで加熱させる熱交換器を配設している。更に、前記熱交換器により高温とした清浄空気を併設したアスファルトプラントに設置されているドライヤのバーナに燃焼用空気として供給する燃焼用空気供給ダクトを配設している。
そして、併設したアスファルトプラントが非稼働状態のときは、バイオマス発電施設においては破砕機で破砕処理したバイオマスをガス化炉へ定量供給し、熱分解して可燃性ガスと炭化物とを生成していき、このうち可燃性ガスはガス燃焼室で燃焼させ、その際に生じる高温の燃焼ガスを全て発電用ボイラへと供給して燃焼ガスが有する保有熱を専ら発電のためだけに利用する。このとき、ガス化炉にて生成される炭化物は順次粉砕処理をした後、燃焼させずに炭化物貯留ホッパへ貯留していく。
一方、アスファルトプラントが稼動状態となると、それまで炭化物貯留ホッパに貯留してきた粉体状の炭化物を順次払い出して炭化物燃焼室へと供給して燃焼させ、その際に生じる高温の燃焼ガスを可燃性ガスを燃焼して生じる燃焼ガスに合流させ、燃焼ガスの総量を増大させて燃焼ガスの保有熱量を十分に高める。そして、ガス量の増大した燃焼ガスのうち、可燃性ガスの燃焼により生じる燃焼ガス量相当分、即ち発電に必要とされる燃焼ガス量分は発電用ボイラに供給して発電に利用する一方、炭化物の燃焼により生じる燃焼ガス量相当分、即ち発電には余剰な燃焼ガス量分は燃焼ガス分岐ダクト側へ導き、熱交換器にて常温の清浄空気と熱交換させて清浄空気を加熱昇温する。このとき、発電用ボイラには発電に必要とされる一定のガス量が変わらず供給されるため、発電用ボイラではガス量の急激な変動による負荷が掛かるおそれもなく安定した発電を行うことができる。
そして、熱交換により高温とした清浄空気は、燃焼用空気供給ダクトを介して併設したアスファルトプラントのドライヤのバーナに供給し、バーナではこの高温の清浄空気を燃焼用空気として用いる。これによって、バーナからの熱風温度を低下させることなく燃料使用量を通常時よりも抑えた状態で燃焼することができる。また、このときバーナでは空気比を通常時よりも若干高め、例えば、通常1.3程度の空気比を1.7〜1.8程度として燃焼を行うように制御すれば、高温の燃焼用空気の有する保有熱量を有効利用でき、バーナの燃料使用量をより一層抑えられる。
このように、バイオマス発電施設にて発生する高温の燃焼ガスの有する高い保有熱量を発電に支障がないように上手く利用し、アスファルトプラントのドライヤのバーナに供給する燃焼用空気を加熱昇温するようにしたので、ドライヤのバーナでは熱風温度を低下させることなく燃料使用量を抑えることができ、その結果、COの削減と燃料費の節約が可能となる。また、間欠運転の多いアスファルトプラントに比べてバイオマス発電施設は連続運転が多いため、アスファルトプラントの非稼働時にはガス化炉で生成される炭化物を燃焼させることなく貯留し続け、アスファルトプラント稼動時には貯留してきた炭化物を積極的に燃焼させてその燃焼ガスの保有熱を利用するようにしたことで、生成された炭化物も有効に利用できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図中の1はバイオマスを利用して発電を行うバイオマス発電施設であって、例えば、廃木材や間伐材などの木質系のバイオマスを回収して一時的に貯留しておくためのバイオマス貯留ホッパ2を配設していると共に、該バイオマス貯留ホッパ2の下流にはこのバイオマスを取り扱いやすいチップ状に破砕処理する破砕機3を配設している。
前記破砕機3の下流にはチップ状に破砕処理したバイオマスを無酸素または低酸素状態で熱分解処理し、可燃性ガスと炭化物とを生成するガス化炉4を配設している。前記ガス化炉4は間接加熱式のキルン構造をしており、外筒5と、該外筒5内に貫通させた円筒状の内筒6とから成る。前記外筒5は基台7に固定している一方、内筒6は基台7に回転自在に傾斜支持し、駆動装置(図示せず)にて所定の速度で回転させるようにしていると共に、後述するガス燃焼室10にて発生させた高温(約1100℃前後)の熱風を外筒5内に送り込むようにしており、前記破砕機3より払い出してスクリュコンベヤ8を介して内筒6内に順次投入するバイオマスを無酸素または低酸素状態で間接的に加熱していき、熱分解させて水素やメタン、一酸化炭素などを豊富に含んだ可燃性ガスと炭化物とを生成できるようにしている。
9はガス化炉4にて生成した可燃性ガス中に含まれる粉塵を除塵処理するサイクロンであり、該サイクロン9の下流には除塵処理した可燃性ガスを燃焼させて高温(約1100℃前後)の燃焼ガスを発生させるガス燃焼室10を配設している。
11はガス化炉4にて生成した炭化物を粉砕処理する粉砕機であり、該粉砕機11の下流には粉砕処理した炭化物を貯留しておく炭化物貯留ホッパ12を配設していると共に、該炭化物貯留ホッパ12の下流には炭化物貯留ホッパ12から払い出して供給する粉粒状の炭化物を燃焼させ、前記可燃性ガスを燃焼させた場合と同程度の高温(約1100℃前後)の燃焼ガスを発生させる炭化物燃焼室13を配設している。
14は発電用ボイラであって、前記ガス燃焼室10と炭化物燃焼室13にて発生させた高温の燃焼ガスを燃焼ガス供給ダクト15を介して一旦合流させてから前記発電用ボイラ14に供給し、燃焼ガスが有する保有熱を利用して高温の蒸気を発生させるようにしていると共に、この高温の蒸気にて駆動させて発電を行う蒸気タービン16を備えている。
17は前記発電用ボイラ14から排出される排ガスを導出する排気ダクトであって、その途中には排ガス温度を低下させる減温塔18や、排ガス中の粉塵を除塵処理するバグフィルタ19、排ガスに対して散水を行って排ガス中の灰分やタール分などのダストを除去処理する洗煙塔20、及び排ガスに対してアンモニアを噴霧して排ガス中の窒素酸化物を除去処理する脱硝反応塔21などの各種排ガス処理装置を介在させており、排気ダクト17終端側に備えた排風機22にて排ガスを吸引して前記各種排ガス処理装置を経由させて清浄化してから煙突23より大気中に放出するようにしている。
また、前記発電用ボイラ14へ燃焼ガスを供給する燃焼ガス供給ダクト15の途中には、燃焼ガス供給ダクト15内を流下する燃焼ガスの一部を分流させて前記ガス化炉4の外筒5内に熱源として供給すると共に、外筒5から排気される燃焼ガスをガス燃焼室10へ再び戻して循環させる燃焼ガス循環ダクト24を配管しており、発電用の高温の燃焼ガスの一部をガス化炉4におけるバイオマスの熱分解用の熱源として無駄なく利用するようにしている。
更に、前記燃焼ガス供給ダクト15の途中には燃焼ガス分岐ダクト25を連結していると共に、該燃焼ガス分岐ダクト25の途中には燃焼ガス分岐ダクト25側へ流下した高温の燃焼ガスと常温の清浄空気(外気)とを熱交換させる熱交換器26を配設しており、清浄空気を加熱昇温させるようにしている。また、前記燃焼ガス分岐ダクト25の他端部は発電用ボイラ14下流側の排気ダクト17に連結しており、熱交換によって温度の低下した燃焼ガスを発電用ボイラ14から排出される排ガスと合流させるようにしている。
上記バイオマス発電施設1の近傍にはアスファルト混合物を製造するアスファルトプラント27を併設している。28は前記アスファルトプラント27に設置される骨材加熱用のドライヤであって、内周部に多数の掻き上げ羽根(図示せず)を周設した円筒状のドラム29を基台30上に回転自在に傾斜支持し、駆動装置(図示せず)により所定の速度で回転させるようにしており、ドラム29の一端部のホットホッパ31に配設したバーナ32よりドラム29内に熱風を送り込む一方、他端部のコールドホッパ33に連結した排気煙道34の末端に配設した排風機35にて排ガスを吸引してドラム29内を通過する高温ガス流を維持すると共に、集塵機36を経由させて清浄化した排ガスを煙突37より大気中へ放出している。
そして、粒度別に骨材を貯蔵している骨材ホッパ群(図示せず)から骨材を所定量ずつ払い出し、払い出した骨材をベルトコンベヤ38を介してドラム29内に送り込み、掻き上げ羽根で掻き上げながらドラム29内を転動流下させる間に高温ガス流と接触させ、所望温度まで昇温させてホットホッパ31に配設した排出部39から排出している。
ドラム29より排出された加熱骨材は垂直搬送装置であるバケットエレベータ40によってプラント本体41上部まで持ち上げられ、バケットエレベータ40の排出シュート42を滑り落ちてプラント本体41最上部の振動篩43に流れ込み、ここで粒度別に篩い分けられて骨材貯蔵ビン44の各区画室に貯蔵される。
骨材貯蔵ビン44の各区画室の下端にはそれぞれ骨材排出用の排出ゲート(図示せず)を備えており、その下位には重量検出器にて支持する骨材計量槽45を配設すると共に、石粉貯蔵ビン46のスクリューフィーダ47にて供給される石粉を計量する石粉計量槽48、アスファルトを計量するアスファルト計量槽49を配設し、更にその下位にはミキサ50を配設しており、所定量の各材料を上記各計量槽にて計量し、ミキサ50にて混合調整して所望のアスファルト混合物を製造している。
51はバイオマス発電施設1側からアスファルトプラント27側へバーナ32の燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給ダクトであって、その一端部をバイオマス発電施設1の燃焼ガス分岐ダクト25に介した熱交換器26に連結していると共に、他端部をアスファルトプラント27に設置されるドライヤ28のバーナ32に連結しており、空気供給用ファン52にて外部から取り込んだ常温の清浄空気(外気)と燃焼ガス分岐ダクト25内を流下する高温(約1100℃前後)の燃焼ガスとを熱交換器26により熱交換させ、清浄空気を約500〜600℃程度まで昇温させてから排風機53により燃焼用空気供給ダクト51を介してバーナ32へと供給するようにしている。
そして、バーナ32では供給されてくる高温の清浄空気を燃焼用空気として用いることにより、熱風温度を低下させることなく燃料使用量を通常時よりも抑えた状態で燃焼を行えるようにしている。
また、このときバーナ32では空気比を通常時よりも若干高めて、例えば、通常1.3程度としている空気比を1.7〜1.8程度(より好ましくは1.77)まで高めて燃焼を行うように制御すれば、高温の燃焼用空気が有する保有熱量を有効に利用できてバーナ32の燃料使用量をより一層抑えることができる。
また、前記燃焼用空気供給ダクト51の途中には、外気をダクト内に導入させるための外気導入口54を常時開放状態として備えており、例えば、バイオマス発電施設1側が運転停止時、或いは運転開始直後などで、十分な量の燃焼用空気を送ることができないような場合でも前記外気導入口54よりダクト内に外気を適宜導入させ、アスファルトプラント27のバーナ32へ供給する燃焼用空気量を安定して確保できるようにしている。
55は燃焼用空気供給ダクト51内を流下する燃焼用空気を外部へ緊急放出するための緊急放出口であって、遮断ダンパー56によって開閉自在としている。そして、通常時は閉鎖している一方、例えば、燃焼用空気供給中にアスファルトプラント27の稼動が止まってバーナ32の燃焼を停止したような場合には、行き場を失った燃焼用空気の圧によって発電用ボイラ14に負荷が掛かりかねないため、このようなときには前記遮断ダンパー56を開放させてダクト内の燃焼用空気を緊急放出できるようにしている。
57は燃焼用空気供給ダクト51の途中から分岐させてドライヤ28のホットホッパ31に連結した熱風供給ダクトであって、その途中に開度調整自在とした熱風ダンパー58を備えており、前記したように、バーナ32の空気比を通常時よりも高めた場合にはバーナ32への空気量が多くなり過ぎて良好な燃焼が維持できなくなるおそれがあるため、例えば、通常時の空気比1.3相当分の清浄空気はそのまま燃焼用空気としてバーナ32に供給する一方、残りの空気比0.4〜0.5相当分の清浄空気は熱風供給ダクト57を介して熱風空気としてドライヤ28内に供給させ、両方を合わせて空気比1.7〜1.8を実現するようにしている。なお、空気比1.7〜1.8程度でバーナ32の燃焼を行っても良好な燃焼が維持できるようであれば、前記熱風供給ダクト57は必ずしも備える必要はない。
次に、上記構成のバイオマス発電施設1にて発生する熱利用方法について説明する。先ず、アスファルトプラント27が非稼働状態のときは、バイオマス発電施設1のバイオマス貯留ホッパ2に貯留していた廃木材や間伐材などのバイオマスを破砕機3に供給し、取り扱いやすいようにチップ状に破砕処理する。そして、ガス化炉4の外筒5内に高温の燃焼ガスを送り込みながら、チップ状のバイオマスをガス化炉4の内筒6内に定量供給していき、バイオマスを無酸素、或いは低酸素状態にて間接加熱して熱分解させ、水素やメタンなどを豊富に含んだ可燃性ガスと炭化物を生成していく。そして、生成した可燃性ガスはガス燃焼室10にて燃焼させ、その際に生じる高温の燃焼ガスを全て発電用ボイラ14へ供給し、発生する高温の蒸気にて蒸気タービン16を駆動して発電を行う。また、生成した炭化物は粉砕機11にて逐次粉砕処理した後、燃焼させることなく炭化物貯留ホッパ12へ貯留していく。
そして、アスファルトプラント27が稼動状態となると、それまで炭化物貯留ホッパ12に貯留してきた炭化物を炭化物燃焼室13へ定量供給して燃焼させ、その際に生じる高温の燃焼ガスを、可燃性ガスを燃焼させて生じる燃焼ガスに合流させることにより、燃焼ガスの総量を増大させて燃焼ガスが有する保有熱量を十分に高める。そして、ガス量の増大した燃焼ガスのうち、可燃性ガスの燃焼により生じる燃焼ガス量相当分、即ち発電に必要とされる燃焼ガス量分は発電用ボイラ14に供給して発電に利用する一方、炭化物の燃焼により生じる燃焼ガス量相当分、即ち発電には余剰な燃焼ガス量分は燃焼ガス分岐ダクト25側へ導き、この高温の燃焼ガスと常温の清浄空気(外気)とを熱交換器26にて熱交換させて清浄空気を加熱昇温する。このとき、発電用ボイラ14には発電に必要とされる一定の燃焼ガス量が変わらずに供給され続けるため、発電用ボイラ14ではガス量の急激な変動による負荷が掛かるおそれもなく安定した発電を行うことができる。
そして、高温とした清浄空気を燃焼用空気供給ダクト51を介してアスファルトプラント27のドライヤ28のバーナ32に供給し、バーナ32ではこの高温の清浄空気を燃焼用空気として用いることにより熱風温度を低下させることなく燃料使用量を抑えた状態で燃焼を行っていくことができる。
このように、バイオマス発電施設1にて発生する高温の燃焼ガスが有する高い保有熱量を発電には支障がないように利用し、併設したアスファルトプラント27のドライヤ28のバーナ32に供給する燃焼用空気を高温に加熱昇温するようにしたので、ドライヤ28のバーナ32では熱風温度を低下させることなく燃料使用量を抑えた燃焼が可能となり、COの排出量の削減と共に燃費も節約できる。また、アスファルトプラント27の非稼働時にはバイオマス発電施設1のガス化炉4で生成される炭化物を燃焼させることなく貯留し続ける一方、アスファルトプラント27稼動時になればそれまで貯留してきた炭化物を積極的に燃焼させて使用するので、生成する炭化物も有効に利用できる。
なお、本実施例においてはアスファルトプラント27が非稼働時にはバイオマス発電施設1では炭化物を燃焼させずに貯留のみ行うようにしているが、例えば、発電量を増加させたいときなど必要に応じて適宜炭化物を燃焼させて燃焼ガス量を増加させるようにしても良い。
また、バーナ32に高温の燃焼用空気を供給する場合、空気比を通常時よりも高めて、例えば、通常1.3程度の空気比を1.7〜1.8程度まで高めて燃焼を行うように制御すれば、高温の燃焼用空気が有する保有熱量を有効利用できてバーナ32の燃料使用量をより一層抑えることができて好ましい。因みに、本発明者らが行った試算によれば、本発明を採用することによりアスファルトプラントにおける燃料使用量を約20%程度削減することができる。
また、本実施例においては、バイオマス発電施設1に新規骨材を加熱するドライヤを備えたアスファルトプラントを併設した例で説明したが、何らこれに限定するものでなく、アスファルト舗装廃材を加熱する廃材再生用ドライヤも併設しておれば、廃材再生用ドライヤのバーナにも高温の燃焼用空気を供給して熱の有効利用を図れることは勿論のことである。
本発明に係る、バイオマス発電施設にて発生する熱利用方法の一実施例を示す説明図である。
符号の説明
1…バイオマス発電施設 4…ガス化炉
10…ガス燃焼室 11…粉砕機
12…炭化物貯留ホッパ 13…炭化物燃焼室
14…発電用ボイラ 15…燃焼ガス供給ダクト
16…蒸気タービン 25…燃焼ガス分岐ダクト
26…熱交換器 27…アスファルトプラント
28…ドライヤ 32…バーナ
41…プラント本体 51…燃焼用空気供給ダクト
57…熱風供給ダクト

Claims (3)

  1. バイオマスを熱分解して可燃性ガスと炭化物を生成するガス化炉と、該ガス化炉で生成した炭化物を貯留する炭化物貯留ホッパと、前記ガス化炉にて生成した可燃性ガスを燃焼させて高温の燃焼ガスを発生させるガス燃焼室と、前記炭化物貯留ホッパ内に貯留する炭化物を燃焼させて高温の燃焼ガスを発生させる炭化物燃焼室と、前記ガス燃焼室と炭化物燃焼室にて発生させた燃焼ガスを供給して高温の蒸気を発生させる発電用ボイラと、発生させた蒸気にて駆動させて発電を行う蒸気タービンと、前記ガス燃焼室と炭化物燃焼室からの燃焼ガスの一部を常温の清浄空気と熱交換させる熱交換器とを備えたバイオマス発電施設と、アスファルト混合物を製造するアスファルトプラントとを併設し、前記熱交換器にて高温となった清浄空気をアスファルトプラントに設置されるドライヤのバーナに燃焼用空気として供給する燃焼用空気供給ダクトを配設し、該燃焼用空気供給ダクトの途中には、開閉自在の遮断ダンパーを有した緊急放出口を配設し、バーナの燃焼を停止したときには前記遮断ダンパーを開放制御して供給される燃焼用空気を外部に放出するようにしたことを特徴とするバイオマス発電施設にて発生する熱利用方法。
  2. 前記燃焼用空気供給ダクトの途中には、外気をダクト内に導入させるための常時開放状態とした外気導入口を配設し、バイオマス発電施設から供給されるバーナ燃焼用空気の不足分を前記外気導入口から導入するようにしたことを特徴とする請求項1記載のバイオマス発電施設にて発生する熱利用方法。
  3. 前記燃焼用空気供給ダクトを介してバーナに供給する高温の燃焼用空気量は、バーナ空気比を1.3〜1.8となるように制御するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のバイオマス発電施設にて発生する熱利用方法。
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