JP4825326B2 - 車両のブレーキ装置 - Google Patents

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本発明は、必要な制動力を回生制動および液圧制動で発生する第1車輪と、必要な制動力を液圧制動で発生する第2車輪とを備えた車両のブレーキ装置に関する。
運転者のブレーキペダルの踏込み操作によりマスタシリンダで発生した液圧を、ハウジングに摺動自在に嵌合する摺動部材の背面に同軸に当接するピストンの背面に作用させ、そのピストンの背面に作用する圧力と摺動部材の前面に作用する反力とのバランスによる摺動部材の前後移動により、増幅された液圧を各車輪のブレーキ装置に供給するものが、下記特許文献1により公知である。
特許第2858171号公報
ところで、回生制動および液圧制動の両方が可能な第1車輪と、液圧制動のみが可能な第2車輪とを備えた車両において、第1車輪および第2車輪が共通の液圧供給源が発生するブレーキ液圧で液圧制動されるように構成されていると、第1車輪の制動力の一部あるいは全部が回生制動により分担された場合に、その回生制動力の分だけ前記液圧供給源が発生するブレーキ液圧を減少させるため、前記ブレーキ液圧のみで制動される第2車輪が必要な制動力を発生できなくなり、第1、第2車輪のトータルの制動力が減少してしまう可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、回生制動および液圧制動が可能な車輪が回生制動を行うときに、液圧制動のみが可能な車輪の制動力の減少を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、必要な制動力を回生制動および液圧制動で発生する第1車輪と、必要な制動力を液圧制動で発生する第2車輪とを備えた車両のブレーキ装置において、運転者の制動操作により前記第2車輪へのブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと、電気的に制御可能なアクチュエータにより前記第1車輪へのブレーキ液圧を発生する電気的液圧発生手段と、前記マスタシリンダの発生液圧を前記電気的液圧発生手段を経て前記第1車輪側に伝達可能とすべく前記マスタシリンダ及び前記電気的液圧発生手段間を連通させる液路と、その液路を開閉し得る常開型遮断弁とを備え、前記回生制動のときは、前記遮断弁が閉じられると共に、該回生制動に応じて前記電気的液圧発生手段が制御されることを特徴とする車両のブレーキ装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれは、請求項1の前記特徴に加えて、前記液路の、前記常開型遮断弁よりも上流側から分岐した分岐液路が、前記第2車輪のブレーキホイールシリンダに連通していることを特徴とする車両のブレーキ装置が提案される。
尚、実施の形態の左右の前輪WFL,WFRは本発明の第1車輪に対応し、実施の形態の左右の後輪WRL,WRRは本発明の第2車輪に対応する。
本発明によれば、必要な制動力を回生制動および液圧制動で発生する第1車輪のブレーキ液圧を、電気的に制御可能なアクチュエータで作動する電気的液圧発生手段により発生させ、必要な制動力を液圧制動で発生する第2車輪のブレーキ液圧を、運転者の制動操作で作動するマスタシリンダにより発生させるので、第1車輪の制動力の一部あるいは全部が回生制動により負担されていて電気的液圧発生手段が発生するブレーキ液圧が減少している場合でも、電気的液圧発生手段とは別個に運転者の制動操作により作動するマスタシリンダが発生するブレーキ液圧は減少しないので、第1車輪の回生制動中に第2車輪が必要な制動力を発生できなくなる事態を回避することができる。しかも第2車輪は必ずマスタシリンダが発生したブレーキ液圧で液圧制動されるので、マスタシリンダにストロークシミュレータを接続する必要がなくなって部品点数およびコストの削減が可能になる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明の実施の形態を示すもので、図1はハイブリッド車両の全体構成を示す図、図2は車両用ブレーキ装置の正常時の液圧回路図、図3は図2に対応するABS作動時の液圧回路図である。
図1に示すように、ハイブリッド車両は駆動輪である左右の前輪WFL,WFRおよび従動輪である左右の後輪WRL,WRRを備えており、エンジンE、モータ・ジェネレータMおよびトランスミッションTが接続された前輪WFL,WFRは、エンジンEの駆動輪および/またはモータ・ジェネレータMの駆動力で駆動され、モータ・ジェネレータMの回生制動力で制動される。更に、左前輪WFLおよび右後輪WRRはディスクブレーキ装置14,15によりそれぞれ制動され、右前輪WFRおよび左後輪WRLはディスクブレーキ装置18,19によりそれぞれ制動される。
図2に示すように、タンデム型のマスタシリンダ11は、運転者がブレーキペダル12を踏む踏力に応じたブレーキ液圧を出力する二つの第1液圧室13A,13Bを備えており、一方の第1液圧室13Aは液路Pa,Pb,Pc,Pdを介して例えば左前輪WFLのディスクブレーキ装置14のホイールシリンダ16に接続されるとともに、他方の第1液圧室13Bは液路Qa,Qb,Qc,Qdを介して右前輪WFRのディスクブレーキ装置18のホイールシリンダ20に接続される。
液路Pa,Pb間に常開型電磁弁である遮断弁22Aが配置され、液路Qa,Qb間に常開型電磁弁である遮断弁22Bが配置され、液路Pb,Qbと液路Pc,Qcとの間にモータシリンダ23が配置される。
一方の第1液圧室13Aから延びる前記液路Paから分岐する液路Pe,Pfの末端に右後輪WRRのディスクブレーキ装置15のホイールシリンダ17が接続されるとともに、他方の第1液圧室13Bから延びる前記液路Qaから分岐する液路Qe,Qfの末端に左後輪WRLのディスクブレーキ装置19のホイールシリンダ21が接続される。そして液路Pc,Pe;Qc,Qeと液路Pd,Pf;Qd,Qfとの間にABS装置24が配置される。
モータシリンダ23のアクチュエータ31は、電動モータ32の出力軸に設けた駆動ベベルギヤ33と、駆動ベベルギヤ33に噛合する従動ベベルギヤ34と、従動ベベルギヤ34により作動するボールねじ機構35とを備える。モータシリンダ23のシリンダ本体36の内部に一対のリターンスプリング37A,37Bで後退方向に付勢された一対のピストン38A,38Bが摺動自在に配置されており、ピストン38A,38Bの前面に一対の第2液圧室39A,39Bが区画される。一方の第2液圧室39Aはポート40A,41Aを介して液路Pb,Pcに連通し、他方の第2液圧室39Bはポート40B,41Bを介して液路Qb,Qcに連通する。
しかして、電動モータ32を一方向に駆動すると、駆動ベベルギヤ33、従動ベベルギヤ34およびボールねじ機構35を介して一対のピストン38A,38Bが前進し、液路Pb,Qbに連なるポート40A,40Bが閉塞された瞬間に第2液圧室39A,39Bにブレーキ液圧を発生させ、そのブレーキ液圧をポート41A,41Bを介して液路Pc,Qcに出力することができる。
ABS装置24の構造は周知のもので、左前輪WFLおよび右後輪WRRのディスクブレーキ装置14,15の系統と、右前輪WFRおよび左後輪WRLのディスクブレーキ装置18,19の系統とに同じ構造のものが設けられる。その代表として左前輪WFLおよび右後輪WRRのディスクブレーキ装置14,15の系統について説明すると、液路Pc,Peと液路Pd,Pfとの間に一対の常開型電磁弁よりなるインバルブ42,42が配置され、インバルブ42,42の下流側の液路Pd,Pfとリザーバ43との間に常閉型電磁弁よりなるアウトバルブ44,44が配置される。リザーバ43と液路Pcとの間に、一対のチェックバルブ45,46に挟まれた液圧ポンプ47が配置されており、この液圧ポンプ47は電動モータ48により駆動される。
遮断弁22A,22B、モータシリンダ23およびABS装置24の作動を制御する不図示の電子制御ユニットには、マスタシリンダ11が発生するブレーキ液圧を検出する液圧センサSaと、ディスクブレーキ装置18,19に伝達されるブレーキ液圧を検出する液圧センサSbと、各車輪の車輪速を検出する車輪速センサSc…とが接続される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用について説明する。
システムが正常に機能する正常時には、図2に示すように、常開型電磁弁よりなる遮断弁22A,22Bが消磁されて開弁する。この状態で液路Paに設けた液圧センサSaが運転者によるブレーキペダル12の踏み込みを検出すると、モータシリンダ23のアクチュエータ31が作動して一対のピストン38A,38Bが前進することで、一対の第2液圧室39A,39Bにブレーキ液圧が発生する。このブレーキ液圧はABS装置24の開弁したインバルブ42…を介してディスクブレーキ装置14,18のホイールシリンダ16,20伝達され、左右の前輪WFL,WFRを制動する。
モータシリンダ23のピストン38A,38Bが僅かに前進すると、ポート40A,40Bが閉塞されて液路Pb,Qbと第2液圧室39A,39Bとの連通が遮断されるため、マスタシリンダ11が発生したブレーキ液圧は左右の前輪WFL,WFRのディスクブレーキ装置14,18に伝達されることはない。
そして液路Pcに設けた液圧センサSbで検出したモータシリンダ23によるブレーキ液圧が、液路Paに設けた液圧センサSaで検出したマスタシリンダ11によるブレーキ液圧に応じた大きさになるように、モータシリンダ23のアクチュエータ31の作動を制御することで、運転者がブレーキペダル12に入力する踏力に応じた制動力を前輪WFL,WFRディスクブレーキ装置14,18に発生させることができる。
これと同時に、マスタシリンダ11の一方の第1液室13Aに発生したブレーキ液圧は液路Pe,Pfを介して右後輪WRRのディスクブレーキ装置15を作動させ、マスタシリンダ11の他方の第1液室13Bに発生したブレーキ液圧は液路Qe,Qfを介して左後輪WRLのディスクブレーキ装置19を作動させる。このように、マスタシリンダ11が発生したブレーキ液圧で左右の後輪WRR,WRLのディスクブレーキ装置15,19を作動させるので、ストロークシミュレータを設けることなくブレーキペダル12をストロークさせて通常のペダルフィーリングを得ることがき、部品点数およびコストの削減が可能になる。
上述した制動中に、車輪速センサSc…の出力に基づいて左右何れかの前輪WFL,WFRのスリップ率が増加してロック傾向になったことが検出されると、常開型電磁弁よりなる遮断弁22A,22Bを励磁して閉弁するとともにモータシリンダ23を作動状態に維持し、この状態でABS装置24を作動させて前輪WFL,WFRのロックを防止する。
即ち、左右何れかの前輪WFL,WFRがロック傾向になると、その車輪のディスクブレーキ装置14,18のホイールシリンダ16,20に連なるインバルブ42を閉弁してモータシリンダ23からのブレーキ液圧の伝達を遮断した状態で、アウトバルブ44を開弁してホイールシリンダのブレーキ液圧をリザーバ43に逃がす減圧作用と、それに続いてアウトバルブ44を閉弁してホイールシリンダのブレーキ液圧を保持する保持作用とを行うことで、車輪がロックしないように制動力を低下させる。
その結果、車輪速度が回復してスリップ率が低下すると、インバルブ42を開弁してホイールシリンダのブレーキ液圧が増加させる増圧作用を行うことで、車輪の制動力を増加させる。この増圧作用により車輪が再びロック傾向になると、前記減圧、保持、増圧を再び実行し、その繰り返しにより車輪のロックを抑制しながら最大限の制動力を発生させることができる。その間にリザーバ43に流入したブレーキ液は、液圧ポンプ47により上流側の液路Pc,Qcに戻される。
上述したABS制御を実行している間、遮断弁22A,22Bが閉弁状態に維持されることで、ABS装置24の作動による液圧変化がキックバックとなってマスタシリンダ11からブレーキペダル12に伝達されるのを防止することができる。
尚、制動中に車輪速センサSc…の出力に基づいて左右何れかの後輪WRL,WRRのスリップ率が増加してロック傾向になったことが検出されると、遮断弁22A,22Bは図1の開弁状態のまま、上述と同様にABS装置24を作動させて後輪WRL,WRRのロックを防止する。
ABS装置24は4個の車輪の制動力を個別に制御する機能を有するため、このABS装置24を利用して制動力の左右配分によるヨーモーメントの制御を行うことで、車両の旋回性能や直進安定性能を高めることができる。即ち、旋回内輪の制動力を旋回外輪の制動力よりも大きくして旋回性能を高めたり、旋回外輪の制動力を旋回内輪の制動力よりも大きくして直進安定性能を高めたりすることができる。このような制動力の左右配分によるヨーモーメントの制御を行うとき、ブレーキペダル12が踏まれている場合には、ABS装置24の作動によるキックバックを抑制するために遮断弁22A,22Bは閉弁される。ブレーキペダル12が踏まれていない場合には、キックバックの問題は発生しないために遮断弁22A,22Bは開弁状態に維持される。
またブレーキペダル12が踏まれた状態で回生制動が可能であると判断されると、モータシリンダ23の作動を停止し、モータ・ジェネレータMに接続された左右の前輪WFL,WFRを回生制動することで、車体の運動エネルギーを電気エネルギーとしてバッテリに回収することができる。回生制動の実行中は作動を停止したモータシリンダ23のポート40A,40Bが開放しているため、マスタシリンダ11が発生したブレーキ液圧が前輪WFL,WFRのディスクブレーキ装置14,18に伝達されないように、遮断弁22A,22Bは図3に示す閉弁状態に切り換えられる。
バッテリが満充電状態になって前輪WFL,WFRが必要とする制動力を回生制動力だけで賄えなくなった場合には、モータシリンダ23が作動して不足分の制動力が液圧制動により補われる。このように、回生制動を液圧制動に優先して使用することで、エネルギーの回収効率を最大限に高めることができる。
回生制動の実行中に前輪WFL,WFRが液圧制動力がゼロになったり減少したりした場合でも、マスタシリンダ11が発生するブレーキ液圧で制動される後輪WRF,WRRの制動力は影響を受けることがなく、回生制動の実行あるいは非実行に関わらずに後輪WRF,WRRが必要とする制動力を液圧制動により発生することができる。
従来の如く、前輪WFL,WFRおよび後輪WRF,WRRの両方をモータシリンダ23が発生するブレーキ液圧で制動するものでは、回生制動の実行に伴ってモータシリンダ23が発生するブレーキ液圧がゼロになったり減少したりした場合に、後輪WRF,WRRは必要な制動力を発生することができなくなる。
尚、回生制動の実行中に何れかの車輪がロック傾向になった場合には、回生制御が中止されてABS制御に移行する。
さて、電源の失陥等によりモータシリンダ23が作動不能になると、前輪WFL,WFRはモータシリンダ23が発生するブレーキ液圧に代えて、マスタシリンダ11が発生するブレーキ液圧による制動が行われる。
電源が失陥すると、図に示すように、常開型電磁弁よりなる遮断弁22A,22Bは自動的に弁し、常開型電磁弁よりなるインバルブ42…は自動的に開弁し、常閉型電磁弁よりなるアウトバルブ44…は自動的に閉弁する。この状態では、マスタシリンダ11の第1液圧室13A,13Bにおいて発生したブレーキ液圧は、遮断弁22A,22B、モータシリンダ23の第2液圧室39A,39Bおよびインバルブ42…を通過して前輪WFL,WFRのディスクブレーキ装置14,18のホイールシリンダ16,20を作動させ、支障なく制動力を発生させることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態の液圧回路は遮断弁22A,22Bを備えているが、ABS制御や制動力の左右配分によるヨーコントロール制御時のキックバックを許容するのであれば、遮断弁22A,22Bを廃止して部品点数およびコストを削減することができる。
また実施の形態では前輪WFL,WFRを回生制動および液圧制動が可能な車輪とし、後輪WRF,WRRを液圧制動のみが可能な車輪としているが、その関係を逆にすることができる。
また実施の形態ではエンジンEおよびモータ・ジェネレータMを走行用駆動源とする車両を例示したが、本発明はモータ・ジェネレータのみを走行用駆動源とする車両に対しても適用することができる。
ハイブリッド車両の全体構成を示す図 車両用ブレーキ装置の正常時の液圧回路図 図2に対応するABS作動時の液圧回路図
11 マスタシリンダ
17,21 ブレーキホイールシリンダ
22A,22B 常開型遮断弁
23 モータシリンダ(電気的液圧発生手段)
31 アクチュエータ
Pa,Pb,Qa,Qb 液路
Pe,Qe 分岐液路
WFL 左前輪(第1車輪)
WFR 右前輪(第1車輪)
WRL 左後輪(第2車輪)
WRR 右後輪(第2車輪)

Claims (2)

  1. 必要な制動力を回生制動および液圧制動で発生する第1車輪(WFL,WFR)と、必要な制動力を液圧制動で発生する第2車輪(WRL,WRR)とを備えた車両のブレーキ装置において、
    運転者の制動操作により前記第2車輪(WRL,WRR)へのブレーキ液圧を発生するマスタシリンダ(11)と、電気的に制御可能なアクチュエータ(31)により前記第1車輪(WFL,WFR)へのブレーキ液圧を発生する電気的液圧発生手段(23)と、前記マスタシリンダ(11)の発生液圧を前記電気的液圧発生手段(23)を経て前記第1車輪(WFL,WFR)側に伝達可能とすべく前記マスタシリンダ(11)及び前記電気的液圧発生手段(23)間を連通させる液路(Pa,Pb,Qa,Qb)と、その液路(Pa,Pb,Qa,Qb)を開閉し得る常開型遮断弁(22A,22B)とを備え、
    前記回生制動のときは、前記遮断弁(22A,22B)が閉じられると共に、該回生制動に応じて前記電気的液圧発生手段(23)が制御されることを特徴とする車両のブレーキ装置。
  2. 前記液路(Pa,Pb,Qa,Qb)の、前記常開型遮断弁(22A,22B)よりも上流側から分岐した分岐液路(Pe,Qe)が、前記第2車輪(WRL,WRR)のブレーキホイールシリンダ(17,21)に連通していることを特徴とする、請求項1に記載の車両のブレーキ装置。
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