JP4824433B2 - 圧縮可能なシート状物の梱包方法 - Google Patents

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本発明は、シート状物、特にプラスチック気泡シーのカット製品のようなシート状物を複数枚積層して梱包する際に、容易に減容化することができる圧縮可能なシート状物の梱包方法に関する。
プラスチック気泡シート(以下「シート状物」と略称する。)、すなわち、ポリエチレンのようなプラスチック材料のフィルムを真空成形して多数の突起を有するキャップフィルムを得、そのキャップの底面に平坦なプラスチックのバックフィルムを貼り合わせ、多数の密閉された空気室を形成してなる成形品が、緩衝包装をはじめとするさまざまな分野で使用されている。
例えば、図2に示されるような、プラスチックフィルムに多数の凸部を設けたキャップフィルム6と、平坦なバックフィルム7とを貼り合わせ、凸部に空気を封入してなるプラスチック気泡シート状物が使用されている。また、同種の材料として緩衝機能は気泡シートほど高くないが、簡易に製造できるものとして、プラスチック発泡シートがある。以下の記述においては、これらをシート状物で代表させる。
シート状物は、連続的に製造されるので、素材としては長尺製品を巻き取った形態のものとして提供される。また、気泡シート、発泡シート等のシート状物の出荷形態としては、巻物状の他に顧客の要望に応じ、裁断、製袋したものを結束梱包したものも存在する。若干の用途に関しては、巻き取りを繰り出して適宜の寸法・形状に裁断した、「カット品」と呼ばれる製品または半製品が用意され、多くの場合、自動包装機などで使用される。従って、カット品は、複数枚を積層して結束した形で輸送・保管・使用されるのが通常である。同様な取り扱いは、気泡シートで中〜小型の袋を形成した場合にも行なわれる。気泡シート製の袋は、そのまま使用されるほか、紙の封筒にこれを内張りした緩衝封筒の製造にも使用される。以下の記述においては、袋もカット品の用語で代表させる。また、以下の記述においては、カット品もシート状物に含まれるものとする。
カット品の結束梱包は、これまで、適宜の枚数を積層したものを、紐で結ぶことによって行われていた。結び方は、製品の形状・寸法に応じて、十文字結び、二の字結びなど、さまざまである。紐で結ぶ作業自体は、自動結束機によれば能率よく実施できるものの、紐の当たった部分がくびれたりしてカット品に曲がり癖がつきやすい、という問題がある。これがひどくなると、カット品の緩衝性能が低下したり、美観が損なわれたりするから、そうしたことのない結束方法が求められていた。また更に従来の気泡シート、発泡シート等のシート状物の出荷形態においては、容積が大きくかさ張ることから、輸送手段としても、保管手段においてもコストアップなどのリスクが大きいといった問題が生じていた。
したがって、本発明はかかる従来技術の課題を解決するため、鋭意検討した結果なされたものであり、空気袋を用いて梱包後内部空気を吸引する手法を用いることで、梱包物の減容化が達成できることを見出し、完成したものである。
本発明によれば、圧縮可能なシート状物の梱包方法であって、一端に気密性を備えた開口部と、内部の空気を吸引排出できる空気排出弁とを有する空気袋を用い、前記圧縮可能なシート状物を該空気袋により梱包後、該空気排出弁により該空気袋の内部空気を排出することにより減容化するとともに、前記圧縮可能なシート状物が気泡シートであるシート状物の梱包方法が提供される
本発明の梱包方法によれば、シート状物の積層体を梱包し内部空気を吸引することにより、梱包物全体の容積を減らすことができるため、輸送時や保管時の作業効率を向上させることができ、輸送及び保管コストを削減することができるという効果がある。
次に、本発明を実施するための実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明は、これらに何ら限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々の変更、修正、改良を加え得るものであることは言うまでもない。
図1は、本発明に係る圧縮可能なシート状物の梱包方法の一例を概略的に示す説明図である。図1において、空気袋1は、空気が入っていない状態で略四角形を呈するもので、その一端部(一辺)に、密封したとき気密性を有する開閉可能な開口部2を有しており、積層したシート状物3を開口部2から収納する。空気袋1は、積層するシート状物3の形状や大きさ、厚み、積層数等に応じて所望のサイズや形状の物を使用することができる。
積層したシート状物3を空気袋1に収納した後、開口部2を密封する。密封された空気袋1の内部より、空気排出手段5を用い、空気袋1に設けた空気排出弁4を介して空気を排出して、空気袋1を含めた梱包物全体の容積を減容化する。空気排出手段5は、真空ポンプ等を用いるが、シート状物3の材質等に応じて減容化容積率を適宜調整できる物を使用することが好ましい。
本発明で用いる気泡シートなどのシート状物3としては、上記したように、例えば、図2に示すような、プラスチックフィルムに多数の凸部を設けたキャップフィルム6と、平坦なバックフィルム7とを貼り合わせ、凸部に空気を封入してなるプラスチック製の気泡シートが挙げられる。
更に、本発明で用いるシート状物3の材質としては、任意のプラスチックが使用できるが、加工性やコストなどの点で、常用のポリエチレン、ポリプロピレン、あるいはEVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)が好適である。
空気袋1としては、市販のものが使用できるが、例えば、プラスチック製シートからなり、上記したような、空気が入っていない状態で略四角形を呈し、その一辺に開閉可能な開口部2を有し、かつ内部の空気を吸引排出できる空気排出弁4を有するものが好ましく使用できる。開口部2は、密封したとき充分な気密性を有するものであることが好ましい。
また、図3〜図4に示すように、空気袋1の端部近傍に、空気袋1を横断してノッチ(V字形の切り込み)8を設けることにより、シート状物3を空気袋1から取出すこと(開梱)を容易に行うことができる。
図5は、本発明に係る圧縮可能なシート状物の梱包方法の他の例を概略的に示す説明図である。
この例においては、クランプ10及びシールバー12を備えた密閉室13を有し、該密閉室13が吸引ポンプなどの空気吸引・排出手段11に連結した空気排出装置を用いている。積層したシート状物3を空気袋1内に収納した後、空気袋1の開口部14をクランプ10にて固定し、空気吸引・排出手段11により空気袋1内の空気を吸引排出した後、シールバー12にて空気袋1の開口部14をシールする。この例では、空気袋1に空気排出弁4を設ける必要がないため、コスト的に安価になり、大量に使用する際に好適である。
次に、本発明者が本発明の梱包方法について、各種のシート状物を用いて実験したところ、表1に示すような減容化後容積比率のときが、梱包を解いたときの復元状態、緩衝性能が好ましいことが判明した。表1に示す減容化後の容積比率よりも減容化を大きくする(さらに圧縮する)場合には、気泡シートなどのシート状物自体が変形してしまい、梱包を解いたときに元の状態まで戻らなくなる。その結果、シート状物の緩衝性能が低下する。
Figure 0004824433
なお、表1において、減容化後の容積比率に幅があるのは、気泡シートなら粒の大きさ、フィルムの厚み、発泡シートなら発泡倍率によってばらつきを生じるためである。
本発明のシート状物の梱包方法によれば、輸送時や保管時の作業効率を向上させることができ、輸送及び保管コストを削減することができるため、産業上極めて利用価値が高いものである。
本発明に係る圧縮可能なシート状物の梱包方法の一例を概略的に示す説明図である。 シート状物の一例である気泡シートを示す模式図である。 本発明に用いる空気袋の一例を示す説明図である。 本発明に用いる空気袋の他の例を示す説明図である。 本発明に係るシート状物の梱包方法の他の例を概略的に示す説明図である。
符号の説明
1:空気袋、2:開口部、3:積層したシート状物、4:空気排出弁、5:空気排出手段、6:キャップフィルム、7:バックフィルム、8:ノッチ、10:クランプ、11:空気吸引・排出手段、12:シールバー、13:密閉室、14:開口部。

Claims (1)

  1. 圧縮可能なシート状物の梱包方法であって、
    一端に気密性を備えた開口部と、内部の空気を吸引排出できる空気排出弁とを有する空気袋を用い、
    前記圧縮可能なシート状物を該空気袋により梱包後、該空気排出弁により該空気袋の内部空気を排出することにより減容化するとともに、前記圧縮可能なシート状物が気泡シートであるシート状物の梱包方法。
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