JP2012001266A - 詰替え容器およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材とシーラント層を少なくとも有する1枚の積層体を、容器上辺においてシーラント層を内側にして折り曲げて、折り曲げ部と本体表面積層体と本体裏面積層体を形成し、サイドシール部と底シール部によって周縁をシールしてなる詰替え容器であって、前記折り曲げ部の前端は、注出ノズルシール部および抜き加工部シール部と共に、注出ノズルを形成しており、該注出ノズルの先端は、開封予定線に沿って切り離すことにより注出口を形成するものであり、前記折り曲げ部の後端は、該折り曲げ部と、前記サイドシール部と、これらのそれぞれに交わる気室形成シール部を3辺とする独立気室を形成したことを特徴とする詰替え容器である。
【選択図】図1
Description
能を発揮するため、片手でも容易に保持することが可能であり、注出時のハンドリング性が向上した。
体と本体裏面積層体を形成する工程と、サイドシール部を形成する工程と、気室形成シール部を形成して、前記折り曲げ部と、前記サイドシール部と、気室形成シール部を3辺とする独立気室を形成する工程と、前記独立気室内に空気追い出しシール部を設け、空気追い出しシール部によって追い出された空気が溜まった、空気の膨らみを形成する工程とを少なくともこの順序に有することを特徴とする請求項3または4に記載の詰替え容器の製造方法である。
図1は、本発明に係る詰替え容器の一実施態様を示した模式図である。また図2(1)は、図1のA−A’断面を示した断面模式図である。また(2)は、詰替え容器を構成する積層体の層構成を示した断面模式図である。また(3)は、図1のB−B’断面を示した断面模式図である。
この実施態様においては、基材とシーラント層を少なくとも有する1枚の積層体を、シーラント層を外側にして折り曲げて底テープ4とし、本体表面積層体2と本体裏面積層体3の間に挿入して周縁をシールしてなるスタンディングパウチ形状としたものである。このような形状の場合、内容物を充填する充填用開口部をサイドシール部に設けることができないため、折り曲げ部6の中央部を切り開いて、充填用開口部としてある。図3に示した実施態様では、充填用開口部は、シールされて充填シール部41となっている。このように、容器の天部に充填用の開口部が存在すると、内容物の充填操作がやり易くなる利点がある。
番に3回に分けて設けることにより、より効果的に空気を追いやることができる。
以下実施例に基づいて、本発明に係る詰替え容器についてさらに具体的に説明する。
<積層体の構成>
PET(東レ社製P60、12μm)/印刷層/接着剤層(東洋モートン社製TM272、3g/m2(dry))/ONY(ユニチカ社製ONMB、15μm)/接着剤層(同上)/LLDPE(タマポリ社製MZ433C、150μm)
底テープとして以下の構成からなる積層体を使用した。
<積層体の構成>
ONY(ユニチカ社製ONM、25μm)/LLDPE(東セロ社製TUX−FCS、130μm)
まず約560mm巾にスリットした積層体の中央部を折り曲げて折り曲げ部を形成すると共に、約90mm巾にスリットして中央部で折り曲げた底テープを挿入し、サイドシール部ならびに底シール部を形成した。次に気室形成シール部7を底面からの角度が約60°となるように形成し、独立気室を形成した。次に3本の平行線からなる空気追い出しシール部9を三段階に形成し、抜き加工を行って図3に示した形状のスタンディングパウチを得た。
こうして得られた詰替え容器に液体洗剤を900g充填し、充填開口部をヒートシールして評価用試験体とした。
<比較例>
2・・・本体表面積層体
3・・・本体裏面積層体
4・・・底テープ
6・・・折り曲げ部
6a・・・折り曲げ部前端
6b・・・折り曲げ部後端
7・・・気室形成シール部
8・・・独立気室
9・・・空気追い出しシール部
10・・・空気による膨らみ
11・・・基材
12・・・シーラント層
13・・・トップシール部
14・・・サイドシール部
15・・・底シール部
16・・・注出ノズルシール部
17・・・注出ノズル先端シール部
18・・・抜き加工部
19・・・抜き加工部シール部
31・・・注出口
32・・・注出ノズル
33・・・開封つまみ
34・・・開封予定線
35・・・V字切欠き
41・・・充填シール部
Claims (6)
- 基材とシーラント層を少なくとも有する1枚の積層体を、容器上辺においてシーラント層を内側にして折り曲げて、折り曲げ部と本体表面積層体と本体裏面積層体を形成し、サイドシール部と底シール部によって周縁をシールしてなる詰替え容器であって、前記折り曲げ部の前端は、注出ノズルシール部および抜き加工部シール部と共に、内容物を注出するための注出ノズルを形成しており、該注出ノズルの先端は注出ノズル先端シール部によってシールされており、開封予定線に沿って切り離すことにより注出口を形成するものであり、前記折り曲げ部の後端は、該折り曲げ部と、前記サイドシール部と、これらのそれぞれに交わる気室形成シール部を3辺とする独立気室を形成したことを特徴とする詰替え容器。
- 基材とシーラント層を少なくとも有する1枚の積層体を、シーラント層を外側にして折り曲げて底テープとし、前記本体表面積層体と本体裏面積層体の間に挿入して周縁をシールしてなるスタンディングパウチ形状としたことを特徴とする請求項1に記載の詰替え容器。
- 前記独立気室内に空気追い出しシール部を設け、空気追い出しシール部によって追い出された空気が溜まった、空気の膨らみを形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の詰替え容器。
- 前記空気追い出しシール部は、複数本の平行線からなることを特徴とする請求項3に記載の詰替え容器。
- 基材とシーラント層を少なくとも有する1枚の積層体を、容器上辺においてシーラント層を内側にして折り曲げて、折り曲げ部と本体表面積層体と本体裏面積層体を形成する工程と、サイドシール部を形成する工程と、気室形成シール部を形成して、前記折り曲げ部と、前記サイドシール部と、気室形成シール部を3辺とする独立気室を形成する工程とを少なくともこの順序に有することを特徴とする請求項1または2に記載の詰替え容器の製造方法。
- 基材とシーラント層を少なくとも有する1枚の積層体を、容器上辺においてシーラント層を内側にして折り曲げて、折り曲げ部と本体表面積層体と本体裏面積層体を形成する工程と、サイドシール部を形成する工程と、気室形成シール部を形成して、前記折り曲げ部と、前記サイドシール部と、気室形成シール部を3辺とする独立気室を形成する工程と、前記独立気室内に空気追い出しシール部を設け、空気追い出しシール部によって追い出された空気が溜まった、空気の膨らみを形成する工程とを少なくともこの順序に有することを特徴とする請求項3または4に記載の詰替え容器の製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015006904A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
JP2015051786A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 凸版印刷株式会社 | 自立性包装袋 |
JP2015054706A (ja) * | 2013-09-11 | 2015-03-23 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
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2010
- 2010-06-21 JP JP2010140496A patent/JP5516121B2/ja active Active
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