JP4823191B2 - チェン - Google Patents

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本発明は、外リンクプレートと内リンクプレートとの間に配置されるオイルシールを備えたチェンに関するものである。
図7は、特許文献1に係る従来のチェン4の一部を示す平面図である。このチェン4は、交互に連結される複数のピンリンク6と複数のブシュリンク8とを備えて構成されている。チェン4のピンリンク6のそれぞれは、一対のピンリンクプレート10(外リンクプレートに相当)、及び2本のピン12を備えている。また、チェン4のブシュリンク8のそれぞれは、図7及び図8に示すように、一対のブシュリンクプレート20(内リンクプレートに相当)、2本のブシュ22、及び2個のローラ24を備えている。
ピンリンク6のピン12は、図8に示すように、その長さ中間部分が、ブシュリンク8の筒状のブシュ22の内周に回転可能に嵌合しており、このブシュ22の両端からその長さ方向の両外側に突出したピン12の長さ部分が、互いに対向する一対のピンリンクプレート10のそれぞれに形成されたピン用孔14に嵌合している。
また、ピンリンク6のピン12は、その長さ方向の両端部12a,12bのそれぞれが、一対のピンリンクプレート10のそれぞれの外側に突出している。このピン12の一方の端部12aは、他の長さ部分よりも若干太く形成されていることによりピン用孔14から抜けないようになっている。また、ピン12の他方の端部12bには、その軸線と交差する方向に貫通する抜止めピン15が打ち込まれて、やはりピン用孔14からピン12が抜けないようになっている。
また、ピン12は、その長さ中間部分の周部に、このピン12の長さ方向に一定の長さでくぼんだ溝状に形成された、油溜り部16を有している。この油溜り部16は、ピン12の長さ方向と直角方向に伸びる管路17aを介して、ピン12の軸線上を通る管路17bに連通している。管路17bは、ピン12の端部12a側においてのみ開口するように形成されており、この管路17bの開口端は給油時にのみ開く給油用ニップル18で通常時は閉止されている。
給油用ニップル18は、通常時においては、ピン12の端部12aにおいて管路17bの入口部を包み込むように外部から装着される蓋19に覆われて保護されている。給油作業は蓋19を取り外して行なわれ、給油用ニップル18を通って外部から注入されたグリース等の油は、管路17b,17aを通り、油溜り部16に到達する。油溜り部16内に溜まった油は、ピン12とブシュ22との間の隙間を伝って広がり、このピン12とブシュ22との間の円周方向の相対回転動作を潤滑するようになっている。
ブシュリンク8のブシュリンクプレート20には、上記ピンリンクプレート10のピン用孔14より大きなブシュ用孔26が形成されている。ブシュリンク8のブシュ22は、その長さ中間部分において、その外側のローラー24が回転可能に嵌合しており、このローラー24の両端からその長さ方向の両外側に突出したブシュ22の長さ部分のそれぞれが、一対のブシュリンクプレート20のそれぞれのブシュ用孔26に嵌合(貫通)して、互いに回転不能に固定されている。ブシュ22は、その長さ方向両端部のそれぞれが、一対のブシュリンクプレート20それぞれの外側に突出している。
また、チェン4のブシュリンク8のブシュリンクプレート20と、ピンリンク6のピンリンクプレート10との間には、ブシュ22の端部に嵌合する環状のオイルシール28が配置されている。
このオイルシール28は、図9に示すように、環状の外側シールリング30と、やはり環状であって外側シールリング30の半径内方側に配置される内側シールリング32を備えている。これら外側シールリング30と内側シールリング32のそれぞれは、鋼鉄製の剛体である。
外側シールリング30のピンリンクプレート10側の面は、そのピンリンクプレート10のブシュリンクプレート20側の面に直接接触するように配置され、内側シールリング32のブシュリンクプレート20側の面は、そのブシュリンクプレート20のピンリンクプレート10側の面に直接接触し、かつ、内側シールリング32の内周面がブシュ22に嵌合して配置されている。
また、オイルシール28の外側シールリング30は、ブシュリンクプレート20側に環状に開口する溝34を有していて、この溝34内には、環状であってブシュリンクプレート20側の部分がそのブシュリンクプレート20に摺接し、弾性素材が用いられているブシュリンク側弾性リング36を保持するようになっている。また、外側シールリング30と内側シールリング32との間には、環状であって弾性素材が用いられている介装弾性リング38が挟まれて設けられている。
また、オイルシール28は、ブシュ22に嵌合し、弾性素材が用いられている環状のVリング40を備えている。このVリング40は、その先端部がピンリンク6のピンリンクプレート10に摺接するリップ部42を有している。
このVリング40のリップ部42は、その断面形状が、半径方向の外側に向かうにしたがってその先端部がピンリンク6のピンリンクプレート10に近づいていくように斜め方向に伸びるように形成されることにより、その先端部がピンリンクプレート10に摺接するようになっている。
従来のチェン4は、このように構成されていることにより、そのオイルシール28が、ピンリンクプレート10とブシュリンクプレート20との間でシール機能を発揮するようになっていた。
すなわち、このチェン4のオイルシール28は、ピンリンクプレート10とブシュ22の端面との間の隙間を封止していることにより、外部から粉塵等の粒子が、このピンリンクプレート10とブシュ22の端面との間の隙間を通って、ピン12とブシュ22との間の隙間に侵入するのを防止すると共に、ピンリンクプレート10とブシュ22との間の隙間に介在する油溜り部16からの油が、ピンリンクプレート10とブシュ22の端面との間の隙間を通って外部に漏れ出て行くのをせき止め、一応油が外部に流出するのを防止するようになっていた。
また、チェン4においては逆に、その給油用ニップル18からグリース等の新しい油が供給された場合には、ピン12とブシュ22との間の摺動により発生した摩耗粉を含有する古い油が、新しい油に押し出されて外部に排出されて行くようになっていた。
すなわちこのような古い油は、ピンリンクプレート10とブシュ22の端面との間の隙間を通った後、オイルシール28におけるVリング40のリップ部42とピンリンクプレート10との間、及び外側シールリング30と内側シールリング32のそれぞれと介装弾性リング38との間、並びにブシュリンク側弾性リング36とブシュリンクプレート20との間を通って、徐々に外部に排出されるようになっていた。
特許第3349103号公報
しかしながら、上記特許文献1に係る従来のチェン4においては、そのオイルシール28の介装弾性リング38とVリング40の劣化が著しいため、オイルシール28のシール機能が、オイルシール28以外の他の部材の機能よりも早期に低下してしまうという問題があった。
つまり、チェン4は、図7に示すような直線方向に走行している状態から不図示のスプロケットに巻き付く際、並びにこのように不図示のスプロケットに巻き付いた状態から元の直線方向に走行する状態に戻る際に、互いに連結されたピンリンク6とブシュリンク8が互いに回動して、ピンリンクプレート10とブシュリンクプレート20が互いに屈曲動作を行なうようになっている。
このような屈曲動作時において、図9に示すオイルシール28の外側シールリング30は、ピンリンクプレート10との間の摩擦力により、このピンリンクプレート10に追従してほぼ一体的に回動し、内側シールリング32及びVリング40は、ブシュリンクプレート20及びブシュ22と一体的に回動するようになっている。
これにより、ピンリンク6とブシュリンク8とが互いに回動動作を行なうたびに、オイルシール28の介装弾性リング38は、その外周側において外側シールリング30との間に円周方向に摩擦力を受けると共に、その内周側において内側シールリング32との間にも円周方向に摩擦力を受けるが、これらの摩擦力はピンリンク6とブシュリンク8とが互いに回動動作を行なうたびに互いに反対方向の摩擦力を受けるようになる。
このような互いに反対方向に働く摩擦力により、介装弾性リング38はひどい場合には、その円周方向における一部の長さ部分が、互いに隣り合う他の長さ部分に折り重なったり、円周方向に波打ったりするように変形してしまうことがあった。また、介装弾性リング38は、このようなひどい変形が生じる前であっても、そのシール機能が早期に著しく損なわれることが多かった。
また、ピンリンク6とブシュリンク8とが互いに回動動作を行なうたびに、オイルシール28のVリング40は、そのリップ部42の先端部だけが、ピンリンクプレート10からVリング40全体の回動方向とは反対方向の摩擦力を受けるようになるので、このリップ部42の先端部が破損しやすかった。
このため、上記特許文献1に係る従来のチェン4においては、介装弾性リング38及びVリング40の劣化が著しくなることにより、オイルシール28のシール機能の低下時期が、他の部材の機能の低下時期より著しく速くなってしまうという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、オイルシールのシール機能が他の部材の機能に比べて著しく早期に低下してしまうことを防止することができるチェンを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明によるチェンは、
互いに対向して離れて配置される一対の内リンクプレートと、
前記一対の内リンクプレートの両端部それぞれの外側に、自らの両端部それぞれが突出するよう貫通する筒状のブシュと、
前記ブシュの筒状内側に同軸上に嵌合するピンと、
前記一対の内リンクプレート及び前記ブシュの両外側で前記内リンクプレートに対向して配置され、前記ピンの両端部のそれぞれが貫通する一対の外リンクプレートと、
前記ブシュの両端部のそれぞれに嵌合し、前記内リンクプレートと前記外リンクプレートとの間に配置される環状のオイルシールとを備え、
前記オイルシールが、
前記内リンクプレート側と反対側の面が前記外リンクプレートに対向し、前記外リンクプレートが前記内リンクプレートに対して相対回転した際に前記外リンクプレートとほぼ一体的に回動すると共に、前記内リンクプレート側に環状に開口する内リンク側溝、及び前記ブシュ側に環状に開口するブシュ側溝が形成された、単一のシールリングと、
前記内リンク側溝に保持されて前記内リンクプレートに摺接する内リンク側弾性リングと、
前記ブシュ側溝に保持されて前記ブシュに摺接するブシュ側弾性リングとを有することを特徴とするものである。
また、本発明によるチェンは、前記シールリングの前記外リンクプレート側の面に半径方向に伸びる溝状の油路を有することを特徴とするものである。
また、本発明によるチェンは、
前記シールリングが、
前記外リンクプレート側の面に環状に開口する外リンク側溝と、
前記外リンク側溝に保持されて前記外リンクプレートに摺接する外リンク側弾性リングとを有することを特徴とするものである。
また、本発明によるチェンは、
リンクプレートの一端部が前記内リンクプレートを構成し、他端部が前記外リンクプレートを構成し、これらの内・外リンクプレートの互いに隣接する端部同士が傾斜した部分により連結されて一体となっているオフセットリンクプレートに用いられたことを特徴とするものである。
このような本発明のチェンによれば、
互いに対向して離れて配置される一対の内リンクプレートと、
前記一対の内リンクプレートの両端部それぞれの外側に、自らの両端部それぞれが突出するよう貫通する筒状のブシュと、
前記ブシュの筒状内側に同軸上に嵌合するピンと、
前記一対の内リンクプレート及び前記ブシュの両外側で前記内リンクプレートに対向して配置され、前記ピンの両端部のそれぞれが貫通する一対の外リンクプレートと、
前記ブシュの両端部のそれぞれに嵌合し、前記内リンクプレートと前記外リンクプレートとの間に配置される環状のオイルシールとを備え、
前記オイルシールが、
前記内リンクプレート側に環状に開口する内リンク側溝、及び前記ブシュ側に環状に開口するブシュ側溝が形成され、前記内リンクプレートと反対側の面が外リンクプレートに対向するシールリングと、
前記内リンク側溝に保持されて前記内リンクプレートに摺接する内リンク側弾性リングと、
前記ブシュ側溝に保持されて前記ブシュに摺接するブシュ側弾性リングとを有することにより、
前記オイルシールのシール機能が他の部材の機能に比べて著しく早期に低下してしまうことを防止することができる。
また、本発明のチェンによれば、
前記シールリングの前記外リンクプレート側の面に半径方向に伸びる溝状の油路を有することにより、
給油作業時等に、摩耗粉等を含有する古い油が確実に排出されるようにすることができる。
また、本発明のチェンによれば、
前記シールリングが、
前記外リンクプレート側の面に環状に開口する外リンク側溝と、
前記外リンク側溝に保持されて前記外リンクプレートに摺接する外リンク側弾性リングとを有することにより、
粉塵等の粒子が、前記油路を通って外部から侵入してくるのを確実に防止することができる。
また、本発明のチェンによれば、
リンクプレートの一端部が前記内リンクプレートを構成し、他端部が前記外リンクプレートを構成し、これらの内・外リンクプレートの互いに隣接する端部同士が傾斜した部分により連結されて一体となっているオフセットリンクプレートに用いられたことにより、
オフセットリンク型式のチェンにおいても、オイルシールのシール機能が他の部材の機能に比べて著しく早期に低下してしまうことを防止することができる。
以下、本発明に係るチェンを実施するための最良の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図3は、本発明の第1の実施の形態に係るチェン50について説明するために参照する図である。従来と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、従来と同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係るチェン50は、前記特許文献1に係るチェン4のオイルシール28と構成が全く異なるオイルシール52を備えている。このチェン50のオイルシール52は、前記特許文献1に係るチェン4における外側シールリング30及び内側シールリング32を有するオイルシール28の代わりに、鋼鉄製であって、図2及び図3に示すように、環状に形成される単一のシールリング54を備えている。
このシールリング54は、図2に示すように、その内周面がブシュ22の端部に緩く嵌合し、ピンリンクプレート10とブシュリンクプレート20との間に配置されている。シールリング54は、そのピンリンクプレート10側の面が単一の平面となっていて、この面がピンリンクプレート10に直接接触している。
また、シールリング54には、図2及び図3に示すように、ブシュリンクプレート20側に環状に開口して、互いに径が異なる、外側ブシュリンク側溝62(内リンク側溝)、及び外側ブシュリンク側溝62より径が小さい内側ブシュリンク側溝64(内リンク側溝)が同心円状に形成されている。また、シールリング54には、その内周面に開口して円周方向に連続する、環状のブシュ側溝66が形成されている。
また、チェン50のオイルシール52は、図2に示すように、そのシールリング54の外側及び内側ブシュリンク側溝62及び64のそれぞれに保持されて、ブシュリンクプレート20にそれぞれ摺接する、環状の外側弾性リング56及び内側弾性リング58を備えている。
また、チェン50のオイルシール52は、そのシールリング54のブシュ側溝66に保持されてブシュ22外周面の円周方向に摺接する、環状のブシュ側弾性リング60を備えている。
オイルシール52のシールリング54における外側ブシュリンク側溝62は、その溝の深さが、外側弾性リング56の太さを表す断面の径の寸法よりも若干浅くなるように設定されている。また、内側ブシュリンク側溝64及びブシュ側溝66のそれぞれも、その溝の深さが、これらに対応する内側弾性リング58及びブシュ側弾性リング60それぞれの、太さを表す断面の径の寸法よりも若干浅くなるように設定されている。
これにより、オイルシール52のシールリング54自体は、ブシュリンクプレート20及びブシュ22に直接接触しないようになっている。したがって、オイルシール52のシールリング54は、ピンリンクプレート10とブシュリンクプレート20が互いに屈曲動作を行なう際には、直接接触するピンリンクプレート10に摩擦力により追従して、このピンリンクプレート10とほぼ一体的に回動するようになっている。
また、シールリング54における外側ブシュリンク側溝62は、その溝幅が、外側弾性リング56の太さを表す断面の径の寸法とほぼ同じ寸法に設定されている。また、内側ブシュリンク側溝64及びブシュ側溝66のそれぞれも、その溝幅が、これらに対応する内側弾性リング58及びブシュ側弾性リング60のそれぞれの、太さを表す断面の径の寸法とほぼ同じ寸法に設定されている。
チェン50は、給油作業により、蓋19が外部に外されて、給油用ニップル18から新しいグリス等の油が供給された場合には、ピン12とブシュ22との間の摺動により発生した摩耗粉を含有する古い油が、新しい油に押し出され、ピンリンクプレート10とブシュ22の端面との間の隙間を通った後、ブシュ22の外周面とシールリング54の内周面との間、及びシールリング54とブシュリンクプレート20との間を通って、徐々に外部に排出されるようになっている。
このような本実施の形態に係るチェン50によれば、以下のような理由により、そのオイルシール52における、外側弾性リング56、内側弾性リング58、及びブシュ側弾性リング60のそれぞれの劣化を防止することができるので、オイルシール52のシール機能が他の部材の機能に比べて著しく早期に低下してしまうことを防止することができる。
すなわち、外側弾性リング56に着目してみると、ピンリンクプレート10とブシュリンクプレート20とが互いに屈曲動作を行なう際には、外側弾性リング56には、シールリング54との間に生じる摩擦力と、ブシュリンクプレート20との間に生じる摩擦力が作用するので、これらの摩擦力は互いに反対方向に作用して外側弾性リング56を変形させようとする。
しかしながら、外側弾性リング56は、その太さを表す断面形状の全周囲が、外側ブシュリンク側溝62及びブシュリンクプレート20で囲まれているので、互いに反対方向に作用する摩擦力を受けても、その断面形状においてつぶれる方向と直角方向に広がったり、円周方向に波打ったりする変形が阻止されるようになっている。
内側弾性リング58及びブシュ側弾性リング60においても同様に、それらの太さを表す断面形状の全周囲が、内側ブシュリンク側溝64及びブシュリンクプレート20、並びにブシュ側溝66及びブシュ22で囲まれているので、互いに反対方向に作用する摩擦力を受けても、その断面形状においてつぶれる方向と直角方向に広がったり、円周方向に波打ったりする変形が阻止されるようになっている。
このため、本実施の形態に係るチェン50は、そのオイルシール52における外側及び内側弾性リング56及び58、並びにブシュ側弾性リング60のそれぞれが容易に劣化するのを防止することができるようになっている。したがって、本実施の形態に係るチェン50によれば、そのオイルシール52のシール機能が他の部材の機能に比べて著しく早期に低下してしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態に係るチェン50によれば、以下のような理由からも、そのオイルシール52のシール機能が他の部材の機能に比べて著しく早期に低下してしまうことを防止することができる。
すなわち、前記特許文献1に係る従来のチェン4では、そのオイルシール28(図9参照)の外側シールリング30と内側シールリング32との、2つのシールリングの間を通って外部から粉塵等の粒子が侵入するのを防止するために、オイルシール28は介装リング38を備える必要があったのに対して、本実施の形態に係るチェン50は、図2に示すように、単一のシールリング54だけを備えるようになっているので、前述したような特許文献1における2つのシールリング間に配置される、劣化し易い介装リング38に相当するものを備えなくともよい構造になっている。
また、本実施の形態に係るチェン50では、そのオイルシール52が、前記特許文献1に係るチェン4のオイルシール28に用いたようなVリング40(図9参照)を用いない構造になっているので、かかるVリング40(のリップ部42)が破損するような問題は生じないようになっている。
このように、本実施の形態に係るチェン50は、前記特許文献1に係るチェン4のオイルシール28における介装リング38及びVリング40のような、早期に劣化してしまう部材を備えない構造になっているので、本実施の形態に係るチェン50によれば、そのオイルシール52のシール機能が他の部材の機能に比べて著しく早期に低下してしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態に係るチェン50によれば、チェン50は、ピン12とブシュ22との間の隙間に介在する油が外部に漏れ出てその量が不足したり、外部から粉塵等の粒子が侵入するのを長期にわたって防止することができるので、チェン50全体の耐久使用期限と比較考量して、定期的な給油作業の時間的間隔を長くすることができる。
次に、図4及び図5は、本発明の第2の実施の形態に係るチェン70について説明するために参照する図である。前記第1の実施の形態に係るチェン50と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
本実施の形態に係るチェン70は、図4に示すように、前記第1の実施の形態に係るチェン50のオイルシール52の代わりに、オイルシール72を備えている。このオイルシール72は、シールリング74を備えている。
すなわちオイルシール72は、前記第1の実施の形態に係るチェン50のオイルシール52の構成に加えて、そのシールリング74には、図4及び図5に示すように、ピンリンクプレート10側に環状に開口するピンリンク側溝76が形成されている。また、シールリング74には、ピンリンクプレート10側に開口し、内周面から外周面にわたって半径方向に伸びる4本の溝状の油路78が90度間隔で形成されている。
また、チェン70のオイルシール72は、図4に示すように、そのシールリング74の外リンク側溝76に保持されてピンリンクプレート10に摺接する、環状のピンリンク側弾性リング80を備えている。
シールリング74のピンリンク側溝76は、その深さが、ピンリンク側弾性リング80の太さを表す断面の径の寸法よりも若干浅くなるように設定されている。これにより、ピンリンク側弾性リング80は、若干つぶれるように変形し、その弾性力により確実にピンリンクプレート10に摺接するようになっている。
また、このようなピンリンク側弾性リング80の弾性力は、シールリング74をピンリンクプレート10から離れさせるように作用しようとするが、このピンリンク側弾性リング80の弾性力よりも、ブシュリンクプレート20側の第1及び第2の内リンク側弾性リング56,58の2本分の弾性力の方が勝っているので、シールリング74のピンリンク側溝76以外の周囲の面は、ピンリンクプレート10に接触して離れないようになっている。
また、シールリング74のピンリンク側溝76は、その溝幅が、ピンリンク側弾性リング80の太さを表す断面の径の寸法とほぼ同じ寸法となるように設定されている。
このような本実施の形態に係るチェン70によれば、前記第1の実施の形態と同様に、そのオイルシール52のシール機能が他の部材の機能に比べて著しく早期に低下してしまうことを防止することができる他、以下のような効果を有している。
すなわち、本実施の形態に係るチェン70によれば、そのオイルシール72のシール機能が前記第1の実施の形態よりも飛躍的に向上しているために、給油作業時において給油用ニップル18から供給される新しい油に押し出される古い油が、ブシュ22の外周面とシールリング74の内周面との間、及びシールリング74とブシュリンクプレート20との間を通りにくくなるかもしれないが、古い油は、油路78を通ることにより外部に排出されることが可能になっている。
但し、本実施の形態に係るチェン70によれば、ピンリンク側溝76内のピンリンク側弾性リング80を備えているので、粉塵等の粒子が油路78を通って外部から容易に侵入したり、通常時にピン12とブシュ22との間の隙間に介在する油が容易に外部に漏れ出たりすることを防止することができるようになっている。
次に、図6は、本発明の第3の実施の形態に係るチェン90について説明するために参照する図である。前記第1の実施の形態に係るチェン50と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。また、本実施の形態に係るチェン90は、説明の便宜上、図6中において矢印Sで示す直線方向に走行するようになっているものとする。
本実施の形態に係るチェン90は、前記第1の実施の形態に係るチェン50の、交互に連結されるピンリンク6及びブシュリンク8の代わりに、図6に示すように、ピンリンク6及びブシュリンク8それぞれの一端部が長さ中央部で互いに連結されて一体となったオフセットリンク92を備えて構成されている。
このチェン90のオフセットリンク92のそれぞれは、一対のオフセットリンクプレート94を備えている。この一対のオフセットリンクプレート94のそれぞれは、その長さ方向(図6中左右方向)の中央の一定長さ部分が傾斜するよう曲げて形成されているので、互いに対向する方向(図6中上下方向)の間隔が、図中左方側より図中右方側の方が狭くなるように形成されている。
そして、チェン90のオフセットリンク92は、この一対のオフセットリンクプレート94のそれぞれが、このように傾斜するよう曲げて形成される長さ部分よりも図中左方側(前方側)の長さ部分、及び、図中右方側(後方側)の長さ部分のそれぞれにおいて、互いに平行となるように形成されている。
また、オフセットリンク92の一対のオフセットリンクプレート94は、図中矢印Sで示すその進行方向のほぼ前方半分が、前記第1の実施の形態に係るチェン50の一対のピンリンクプレート10,10間と同様の間隔に構成され、そのほぼ後方半分が前記ブシュリンク8の一対のブシュリンクプレート20,20間と同様の間隔に構成されている。
これにより、チェン90のオフセットリンク92の前方半分のそれぞれは、そのピン12が、チェン90の進行方向前方に配置されている別個のオフセットリンク92の後方半分のブシュ22に嵌合して次々と連結するようになっている。
また、チェン90のオフセットリンク92のそれぞれは、その一対のオフセットリンクプレート94の進行方向前側の平行部分(外リンクプレートに相当)と、進行方向前方に配置されている別個のオフセットリンク92におけるオフセットリンクプレート94の後側の平行部分(内リンクプレートに相当)との間に、前記第1の実施の形態に係るチェン50のオイルシール52と同様の、オイルシール52を備えている。
このような本実施の形態に係るチェン90によれば、オフセットリンク型式のチェンにおいても、前記第1の実施の形態と同様に、そのオイルシール52のシール機能が他の部材の機能に比べて著しく早期に低下してしまうことを防止することができる。
なお、前記第1の実施の形態に係るチェン50においては、そのピンリンク6のピン12に、給油用の管路17a,17b及び給油用ニップル18を設けていたが、上述した通り、そのオイルシール52のシール機能が早期に低下してしまうことを防止するようになっているので、チェン50は、そのピンリンク6のピン12に、必ずしも給油用の管路17a,17b及び給油用ニップル18を設けないようにすることもできる。
また、前記第2の実施の形態に係るチェン70においては、そのシールリング74にピンリンク側溝76が形成され、このピンリンク側溝76にピンリンク側弾性リング80が保持されるようになっていたが、ピンリンク側溝76及びピンリンク側弾性リング80を備えないで、油路78のみを残すようになっていてもよい。
また、前記第3の実施の形態に係るチェン90においては、前記第1の実施の形態に係るチェン50のオイルシール52と同様のオイルシール52を備えるようになっていたが、前記第2の実施の形態に係るチェン70のオイルシール72と同様のオイルシール72を備えるようになっていてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るチェン50を示す平面図である。 図1に示すチェン50のA−A線矢視のピン12の端部12a側拡大半断面図である。 図2中のシールリング54のB−B線矢視の全体図である。 本発明の第2の実施の形態に係るチェン70のピン12の端部12a側拡大半断面図である。 図4中のシールリング74のC−C線矢視の全体図である。 本発明の第3の実施の形態に係るチェン90を示す平面図である。 従来のチェン4を示す平面図である。 図7に示す従来のチェン4のD−D線矢視断面図である。 図8に示す従来のチェン4のピン12の端部12a側拡大半断面図である。
符号の説明
4 チェン
6 ピンリンク
8 ブシュリンク
10 ピンリンクプレート
12 ピン
12a,12b 端部
14 ピン用孔
15 抜止めピン
16 油溜り部
17a,17b 管路
18 給油用ニップル
19 蓋
20 ブシュリンクプレート
22 ブシュ
24 ローラ
26 ブシュ用孔
28 オイルシール
30 外側シールリング
32 内側シールリング
34 溝
36 ブシュリンク側弾性リング
38 介装弾性リング
40 Vリング
42 リップ部
50 チェン
52 オイルシール
54 シールリング
56 外側弾性リング
58 内側弾性リング
60 ブシュ側弾性リング
62 外側ブシュリンク側溝
64 内側ブシュリンク側溝
66 ブシュ側溝
70 チェン
72 オイルシール
74 シールリング
76 ピンリンク側溝
78 油路
80 ピンリンク側弾性リング
90 チェン
92 オフセットリンク
94 オフセットリンクプレート

Claims (4)

  1. 互いに対向して離れて配置される一対の内リンクプレートと、
    前記一対の内リンクプレートの両端部それぞれの外側に、自らの両端部それぞれが突出するよう貫通する筒状のブシュと、
    前記ブシュの筒状内側に同軸上に嵌合するピンと、
    前記一対の内リンクプレート及び前記ブシュの両外側で前記内リンクプレートに対向して配置され、前記ピンの両端部のそれぞれが貫通する一対の外リンクプレートと、
    前記ブシュの両端部のそれぞれに嵌合し、前記内リンクプレートと前記外リンクプレートとの間に配置される環状のオイルシールとを備え、
    前記オイルシールが、
    前記内リンクプレート側と反対側の面が前記外リンクプレートに対向し、前記外リンクプレートが前記内リンクプレートに対して相対回転した際に前記外リンクプレートとほぼ一体的に回動すると共に、前記内リンクプレート側に環状に開口する内リンク側溝、及び前記ブシュ側に環状に開口するブシュ側溝が形成された、単一のシールリングと、
    前記内リンク側溝に保持されて前記内リンクプレートに摺接する内リンク側弾性リングと、
    前記ブシュ側溝に保持されて前記ブシュに摺接するブシュ側弾性リングと
    を有することを特徴とするチェン。
  2. 前記シールリングの前記外リンクプレート側の面に半径方向に伸びる溝状の油路を有することを特徴とする請求項1に記載のチェン。
  3. 前記シールリングが、
    前記外リンクプレート側の面に環状に開口する外リンク側溝と、
    前記外リンク側溝に保持されて前記外リンクプレートに摺接する外リンク側弾性リングとを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のチェン。
  4. リンクプレートの一端部が前記内リンクプレートを構成し、他端部が前記外リンクプレートを構成し、これらの内・外リンクプレートの互いに隣接する端部同士が傾斜した部分により連結されて一体となっているオフセットリンクプレートに用いられたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のチェン。
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